JP3151493B2 - 水草刈取作業船 - Google Patents

水草刈取作業船

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JP3151493B2 JP05585491A JP5585491A JP3151493B2 JP 3151493 B2 JP3151493 B2 JP 3151493B2 JP 05585491 A JP05585491 A JP 05585491A JP 5585491 A JP5585491 A JP 5585491A JP 3151493 B2 JP3151493 B2 JP 3151493B2
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  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パドルホイルを設ける
船体前部水草刈取機によって水中の水草を刈取る水草
刈取作業船に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭61−19423号公報、
または特開平1−125411号公報に示す如く、船体
前側に設ける水草刈取機の引揚げコンベア前半部と刈刃
を水没させ、刈刃によって切断した水草を引揚げコンベ
アによって船体上に収集させる技術がある
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、船体
推進速度を変更して作業能率を向上させるとき、刈刃及
び引揚げコンベアの駆動速度を早くする必要があるが、
刈刃の水中での水草切断状況並びに引揚げコンベア送り
始端部での水中での取込み状況を船上の作業者に よって
容易に目視し得ず、作業者の誤認操作によって刈刃及び
引揚げコンベアの駆動速度を不足させたり必要以上に高
速にする等の不具合があり、水草収集作業速度の設定範
囲の拡大並びに駆動力損失及び振動等の低減を容易に図
り得ないと共に、船体を後進させるとき、刈刃及び引揚
げコンベアを停止させることによって駆動出力及び振動
等を低減させることができるが、船体の排水作用によっ
て船体前部に渦巻流が発生して水草が刈刃及び引揚げコ
ンベア送り始端側の水没部分に巻着し、前進作業再開初
期の再作動時の駆動負荷が過負荷になったり、切断され
た水草が引揚げコンベア取込み範囲外に流出する等の不
具合がある
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、パド
ルホイルによって推進させる船体前側に設ける水草刈取
機の引揚げコンベア前半部と刈刃を水没させ、刈刃によ
って切断した水草を引揚げコンベアによって船体上に収
集させる水草刈取作業船において、パドルホイルの前進
速度を検出するセンサの検出結果に基づき、同一駆動力
で駆動する刈刃及び引揚げコンベアの駆動速度を自動的
に変更させると共に、パドルホイルの前進速度が一定以
下になる低速前進状態、並びにパドルホイルの後進また
は旋回駆動状態を検出して刈刃と引揚げコンベアの駆動
速度を略一定低速度に自動的に保つように構成したもの
で、船体推進速度の変更操作だけで刈刃及び引揚げコン
ベアの駆動速度が自動的に変化して適正速度に維持さ
れ、作業者の目視による確認を行えない刈刃などの水中
作業を適正に行わせ得、水草収集作業速度の設定範囲の
拡大並びに駆動力損失及び振動等の低減を容易に図り得
ると共に、船体の後進または旋回によって刈刃及び引揚
げコンベアが自動的に低速駆動され、水草収集作業途中
での船体の方向転換によって刈刃及び引揚げコンベアの
水没部分に多くの未刈り水草が滞留巻着する不具合をな
くし得、前進作業を再開するとき、過負荷運転を容易に
防止し得、また切断された水草が引揚げコンベア取込み
範囲外に流出するのを容易に防止し得、群生場所での水
草の切断及び引揚げ作業性の向上などを容易に図り得る
ものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は油圧回路図、図2は全体の側面図、図3は
同平面図であり、同図中(1)は左右両側に配設される
中空構造のフロート状船体、(2)は前記船体(1)の
中央部両側に装備する左右の推進用パドルホイル、
(3)は船体(1)の前部に装備して水中に繁殖する藻
など水草を刈取る水草刈取機、(4)は前記刈取機
(3)にあって刈刃(5)でもって刈取られた水草を船
体(1)の前部上方に引揚げる引揚げコンベア、(6)
は引揚げコンベア(4)の送り終端の下方に送り始端を
入り込ませて引揚げられた水草を船体(1)の前後略中
央位置まで搬送する前部搬送コンベア、(7)は前部搬
送コンベア(6)の送り終端に送り始端を臨ませ且つ送
り終端を船体(1)後方に延設させる後部搬送コンベ
ア、(8)は前記船体(1)の略中央に固設してエンジ
ン(9)及び運転席(10)及び運転操作部(11)な
どを装備させる運転台であり、パドルホイル(2)の回
転による船体(1)の推進中刈刃(5)で刈取った水草
を各コンベア(4)(6)(7)でもって後方に引揚げ
搬送するように構成している。
【0006】前記刈取機(3)は、底面を前記引揚げコ
ンベア(4)で、また左右側壁を網体(12)を有する
側板(13)で形成して、全体に樋状に形成すると共
に、この前端面に水平刈刃(5a)と左右の垂直刈刃
(5b)を配設して、この内側に形状の水草取入口(1
4)を開口させている。そして船体(1)に支点軸(1
5)及び昇降シリンダ(16)を介してリフトリンク
(17)を昇降自在に支持させて、刈取機(3)を図2
の実線で示す作業位置と仮想線に示す格納位置に適宜昇
降動作可能に設けている。
【0007】また、後部搬送コンベア(7)を支持する
後部コンベア側板(18)の前後略中間の固定部材(1
9)を船体(1)の後端面に昇降シリンダ(20)を介
して連結させていて、図2の仮想線に示す如く、シリン
ダ(20)操作でもって側板(18)と一体に搬送コン
ベア(7)の送り終端部を上昇状態とさせるとき、別の
運搬船などへの積み替えを可能とさせるように構成して
いる。
【0008】さらに、後部搬送コンベア(7)の搬送速
度(V2)は前部搬送コンベア(6)の搬送速度(V
1)より遅く(V1>V2)設けて、前部搬送コンベア
(6)より後部搬送コンベア(7)に水草が受継ぎされ
る際その速度差でもって水草が圧縮される状態とさせて
より多くの水草が後部搬送コンベア(7)上に積載され
るように構成している。
【0009】またさらに、前記左右側板(13)外側の
前端最下位置に左右の前照灯(21)を取付けて、運転
席(10)からの水草の発見などを容易且つ確実なもの
とさせるように構成している。
【0010】図4にも示す如く、船体(1)後方部に設
けるバランス用のウエイト収納部(22)の収納蓋(2
3)を作業船乗降用の渡し板に兼用させたもので、船体
(1)のウエイト収納口(22a)近傍の固定ブラケッ
ト(24)にガイド孔(25)を介して収納蓋(23)
の基端支点軸(26)を係合取付けして、通常作業時に
は、同図仮想線に示す如く収納口(22a)を蓋(2
3)で閉塞する一方、作業船乗降時にあっては陸岸や桟
橋(27)間に蓋(23)を回動させ掛け渡して、該蓋
(23)裏面の縞目形成面(23a)を渡し板として活
用してこの乗降時の安全性向上を図るように構成してい
る。
【0011】また、船体(1)の前後左右外側には4つ
の水平制御フロート(28)を装備させるもので、船体
(1)に固設するシリンダ取付板(29)に、ピストン
ロッド(30)先端に前記フロート(28)を固定支持
するフロート上下制御シリンダ(31)を固定取付けし
て、前記の運転操作部(11)に設置する水平センサ
(32)が船体(1)の前後左右傾きを検出するとき、
前記シリンダ(31)を適宜制御動作させ、フロート
(28)を水中に出し入れさせて、船体(1)の水平維
持を図って常に安定した状態での作業を可能とするよう
に構成している。
【0012】ところで、前記の各コンベア(4)(6)
(7)は何れも両側をチェンに連結させた網状ベルトで
形成し、各送り終端側に設けた油圧モータ(33)(3
4)(35)でもってこの駆動を行うと共に、前記パド
ルホイル(2)は昇降装置(36)を介して船体(1)
に支持高さ調節自在に支持させて、左右ホイル(2a)
(2b)に各別に設ける油圧モータ(37)(38)で
もってこの駆動を行うように構成している。
【0013】図1に示す如く、前記引揚げコンベア
(4)及び左右ホイル(2a)(2b)の各油圧モータ
(34)(37)(38)は、エンジン(9)でもって
駆動される可変容量形油圧ポンプ(39)(40)(4
1)に各油圧供給回路(42)(43)(44)を介し
接続させてそれぞれの回転速度を変速自在とさせるもの
で、ホイル用油圧供給回路(43)(44)には各ホイ
ル(2a)(2b)を正逆回転及び停止及び自由回転さ
せる油圧切換弁(45)(46)を、またコンベア用油
圧供給回路(42)には正逆回転及び停止させる油圧切
換弁(47)をそれぞれ備え、これら各切換弁(45)
(46)(47)の操作をパドル及びコンベア方向切換
レバー(48)(49)(50)でもって行うと共に、
前記コンベア(4)の駆動軸(4a)と刈刃(5)の刈
刃駆動軸(5a)とはチェン伝動機構(51)を介して
連動連結していて、これらコンベア(4)と刈刃(5)
とは常に駆動速度を同調させるように構成している。
【0014】そして図5に示す如く、各油圧ポンプ(3
9)(40)(41)の斜板(39a)(40a)(4
1a)を角度調節して供給油圧量の調整を行うサーボモ
ータである斜板角制御モータ(52)(53)(54)
に出力接続させる制御回路(55)を備えるもので、各
油圧供給回路(42)(43)(44)中に介設する各
流量センサ(56)(57)(58)と、各切換レバー
(48)(49)(50)での逆転操作を検出する逆転
検出スイッチ(59)(60)(61)と、船体(1)
の推進速度を設定操作する船速設定器(62)とを前記
制御回路(55)に入力接続させて、各センサ(56)
(57)(58)及びスイッチ(59)(60)(6
1)の検出動作に基づいて各制御モータ(52)(5
3)(54)を駆動制御して、パドルホイル(2)つま
り船速と引揚げコンベア(4)及び刈刃(5)との駆動
速度の適宜変速を行わしめるように構成している。
【0015】上記から明らかなように、パドルホイル
(2)によって推進させる船体(1)前側に設ける水草
刈取機(3)の引揚げコンベア(4)前半部と刈刃
(5)を水没させ、刈刃(5)によって切断した水草を
引揚げコンベア(4)によって船体(1)上に収集させ
る水草刈取作業船において、パドルホイル(2)の前進
速度を検出するセンサ(57)(58)の検出結果に基
づき、同一駆動力で駆動する刈刃(5)及び引揚げコン
ベア(4)の駆動速度を自動的に変更させると共に、パ
ドルホイル(2)の前進速度が一定以下になる低速前進
状態、並びにパドルホイル(2)の後進または旋回駆動
状態を検出して刈刃(5)と引揚げコンベア(4)の駆
動速度を略一定低速度に自動的に保つ。そして、船体
(1)推進速度の変更操作だけで刈刃(5)及び引揚げ
コンベア(4)の駆動速度が自動的に変化して適正速度
に維持され、作業者の目視による確認を行えない刈刃
(5)などの水中作業を適正に行わせ、水草収集作業速
度の設定範囲の拡大並びに駆動力損失及び振動等の低減
を図ると共に、船体(1)の後進または旋回によって刈
刃(5)及び引揚げコンベア(4)が自動的に低速駆動
され、水草収集作業途中での船体(1)の方向転換によ
って刈刃(5)及び引揚げコンベア(4)の水没部分に
多くの未刈り水草が滞留巻着する不具合をなくし、前進
作業を再開するとき、過負荷運転を防止し、また切断さ
れた水草が引揚げコンベア(4)取込み範囲外に流出す
るのを防止し、群生場所での水草の切断及び引揚げ作業
性の向上などを図る。
【0016】本実施例は上記の如く構成するものにし
て、以下図6のフローチャート及び図7の出力線図を参
照して作用を説明する。各油圧ポンプ(39)(40)
(41)が駆動され、各供給回路(42)(43)(4
4)の流量センサ(56)(57)(58)が流量を検
出すると共に、各検出スイッチ(59)(60)(6
1)がオフの左右ホイル(2a)(2b)とコンベア
(4)の何れもが逆転駆動していないとき、設定される
所望の船速を得るように制御モータ(53)(54)の
駆動が行われるもので、この船速に対応する流量値に供
給回路(43)(44)の流量を調節するように前記モ
ータ(53)(54)でもってポンプ(40)(41)
の吐出量調整が行われて、所望の船速を保っての推進が
行われる。
【0017】そして図7に示す如く、斯る推進中船速が
一定値(N)以上のときには、船速に同調つまり比例さ
せた速度での引揚げコンベア(4)の駆動を行うもの
で、予め設定した船速とコンベア(4)の駆動速度との
関係から演算されるホイル用油圧供給回路(43)(4
4)の流量値とコンベア用油圧供給回路(42)の流量
値との比率を保つように制御モータ(52)の駆動が行
われて、船速に応じた速度でのコンベア(4)の駆動が
行われる。
【0018】また、船体(1)が停止・旋回・後進或い
は引揚げコンベア(4)が逆転駆動或いは船速が一定値
(N)以下の低速時など、流量センサ(57)(58)
からの流量検出信号が入力されないとき或いは逆転検出
スイッチ(59)(60)(61)の何れか一つがオフ
のとき或いは各センサ(57)(58)での検出流量値
が船速の一定値(N)に対応する流量値より以下の状態
下にあっては、引揚げコンベア(4)は低速且つ一定速
度での駆動が行われるものである。
【0019】このように船速の一定値(N)以上の推進
時にあっては、引揚げコンベア(4)と刈刃(5)とは
船速に略比例した速度での駆動が行われて、馬力ロスな
どのない常に適正な動力を得ての効率の良い作業が行わ
れ、低速推進時にあっては振動の発生も低減させること
ができる。
【0020】図8乃至図9は前記油圧ポンプ(39)
(40)(41)の油圧吐出量を機械的に制御する構成
例を示すもので、パドル用の油圧ポンプ(40)(4
1)の吐出量を調整する流量調整軸(63)(64)の
調整アーム(65)(66)間を調節ロッド(67)で
相互に連結させ、一方の軸(64)の揺動アーム(6
8)を変速ロッド(69)を介して無段変速レバー(7
0)に連動連結させると共に、コンベア用の油圧ポンプ
(39)の吐出量を調整する流量調整軸(71)の調整
アーム(72)の係合溝(72a)に、前記調整アーム
(66)側からの連結ロッド(73)先端を係脱自在に
連結させ、前記ロッド(73)のフック部材(74)に
下端横軸(75)を係止させる縦ロッド(76)上端
を、作業クラッチレバー(77)のレバーアーム(7
8)に連結させて、クラッチレバー(77)の切操作時
には調整アーム(72)の係合溝(72a)よりロッド
(73)を離脱させて調整アーム(72)を中立復帰さ
せ、この状態で変速レバー(70)操作を行うときパド
ル用の油圧ポンプ(40)(41)のみの駆動の変速を
行わしめる一方、クラッチレバー(77)の入操作にあ
って変速レバー(70)操作を行うとき一定リンク比で
パドル用の油圧ホンプ(40)とコンベア用の油圧ポン
プ(39)の駆動における同時の変速を行わしめるよう
に構成したもので、前述実施例と略同様の効果が機械的
手段によって簡単に得られるものである。
【0021】さらに図10乃至図11のものは、前記水
平刈刃(5a)後方で、引揚げコンベア(4)の送り始
端上方に水草細断用のディスクカッタ(79)(80)
を配設するもので、前記コンベア(4)の送り始端側の
コンベア軸(81)に大径のディスクカッタ(79)を
設けると共に、小径のディスクカッタ(80)をコンベ
ア軸(81)上方のカッタ軸(82)に設けて、前方の
刈刃(5a)によって刈取られた水草がコンベア(4)
でもって引揚げられるときこれらカッタ(79)(8
0)で細断することによって、引掛ることのない良好な
コンベア(4)による掻込を可能とさせてこの性能向上
を図るものである。
【0022】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、パドルホイル(2)によって推進させる船体(1)
前側に設ける水草刈取機(3)の引揚げコンベア(4)
前半部と刈刃(5)を水没させ、刈刃(5)によって切
断した水草を引揚げコンベア(4)によって船体(1)
上に収集させる水草刈取作業船において、パドルホイル
(2)の前進速度を検出するセンサ(57)(58)の
検出結果に基づき、同一駆動力で駆動する刈刃(5)及
び引揚げコンベア(4)の駆動速度を自動的に変更させ
ると共に、パドルホイル(2)の前進速度が一定以下に
なる低速前進状態、並びにパドルホイル(2)の後進ま
たは旋回駆動状態を検出して刈刃(5)と引揚げコンベ
ア(4)の駆動速度を略一定低速度に自動的に保つよう
に構成したも ので、船体(1)推進速度の変更操作だけ
で刈刃(5)及び引揚げコンベア(4)の駆動速度が自
動的に変化して適正速度に維持され、作業者の目視によ
る確認を行えない刈刃(5)などの水中作業を適正に行
わせることができ、水草収集作業速度の設定範囲の拡大
並びに駆動力損失及び振動等の低減を容易に図ることが
できると共に、船体(1)の後進または旋回によって刈
刃(5)及び引揚げコンベア(4)が自動的に低速駆動
され、水草収集作業途中での船体(1)の方向転換によ
って刈刃(5)及び引揚げコンベア(4)の水没部分に
多くの未刈り水草が滞留巻着する不具合をなくすことが
でき、前進作業を再開するとき、過負荷運転を容易に防
止でき、また切断された水草が引揚げコンベア(4)取
込み範囲外に流出するのを容易に防止でき、群生場所で
の水草の切断及び引揚げ作業性の向上などを容易に図
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧回路図。
【図2】作業船の全体側面図。
【図3】作業船の全体平面図。
【図4】船体における部分説明図。
【図5】制御回路図。
【図6】フローチャート。
【図7】出力線図。
【図8】油圧ポンプ部の変形構造例を示す側面説明図。
【図9】油圧ポンプ部の変形構造例を示す平面説明図。
【図10】引揚げコンベア部の他の変形構造例を示す側
面説明図。
【図11】引揚げコンベア部の他の変形構造例を示す正
面説明図。
【符号の説明】
(1) 船体 (2) パドルホイル (3) 水草刈取機 (4) コンベア (5) 刈刃(57) 左パドル流量センサ (58) 右パドル流量センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 44/00 B63B 35/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パドルホイル(2)によって推進させる
    船体(1)前側に設ける水草刈取機(3)の引揚げコン
    ベア(4)前半部と刈刃(5)を水没させ、刈刃(5)
    によって切断した水草を引揚げコンベア(4)によって
    船体(1)上に収集させる水草刈取作業船において、パ
    ドルホイル(2)の前進速度を検出するセンサ(57)
    (58)の検出結果に基づき、同一駆動力で駆動する刈
    刃(5)及び引揚げコンベア(4)の駆動速度を自動的
    に変更させると共に、パドルホイル(2)の前進速度が
    一定以下になる低速前進状態、並びにパドルホイル
    (2)の後進または旋回駆動状態を検出して刈刃(5)
    と引揚げコンベア(4)の駆動速度を略一定低速度に自
    動的に保つように構成したことを特徴とする水草刈取作
    業船。
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