JP3151480U - 捕虫器の吊持装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】捕虫器の消耗品交換や清掃等を容易に行うことのできる吊持装置を提供する。【解決手段】天井に固定される枠体2と、捕虫器Aを吊持するためのワイヤー8a,8bを巻取・引出可能に保持し、枠体2に配設される自動巻取式のワイヤー巻取装置6と、捕虫器Aに電力を供給するための電気コード10を巻取・引出可能に保持し、枠体2に配設される自動巻取式のコード巻取装置7とにより吊持装置1を構成し、吊持された捕虫器Aを下方に引っ張ると、ワイヤー8a,8bと電気コード10が同時に引き出されて捕虫器Aが下降するようにした。かかる構成にあっては、作業者が高所に上ることなく、消耗品交換や清掃等の作業を行うことが可能となる。【選択図】図1
Description
本考案は、誘虫ランプを備えた捕虫器を天井から吊り下げるのに用いる吊持装置に関する。
天井から吊り下げられるハウジングに誘虫ランプを配設してなり、誘引された虫を粘着シートで捕まえたり、電撃で殺して捕獲したりする捕虫器が知られている(例えば特許文献1)。従来、こうした捕虫器は、ハウジングの上部に鎖を連結し、さらに鎖の上端を天井に打ち込んだヒートン等に連結することで、人の邪魔にならないように高所に吊り下げられていた。また、捕虫器の電力は、天井から垂れ下げた電気コードを介して供給していた。
前記捕虫器では、誘虫ランプ等の消耗品の交換作業や、捕獲した虫を除去する清掃作業などを定期的に行う必要がある。従来、かかる作業は、捕虫器が吊持された高所に作業者が上って作業していた。このため、作業に当たっては脚立が必須であり、安全確保のため脚立を押さえる人も必要であった。また、高所での作業は低所に比べて動きが制限されるため時間と手間を要し、道具や交換部品を高所に持って上がる手間や、道具や交換部品を落としてしまった時に拾い上げる手間も煩雑であった。
本考案は、かかる現状に鑑みてなされたものであり、捕虫器の消耗品交換や清掃を容易に行うことのできる捕虫器の吊持装置の提供を目的とする。
本考案は、ハウジングに誘虫ランプを配設してなる捕虫器を吊持する捕虫器の吊持装置であって、天井に固定される枠体と、捕虫器を吊持するためのワイヤーを巻取・引出可能に保持し、前記枠体に配設される自動巻取式のワイヤー巻取装置と、捕虫器に電力を供給するための電気コードを巻取・引出可能に保持し、前記枠体に配設される自動巻取式のコード巻取装置とを備え、吊持した捕虫器が下方に引っ張られると、ワイヤー巻取装置からワイヤーが引き出されるとともに、コード巻取装置から電気コードが引き出され、吊持した捕虫器が下降することを特徴とする捕虫器の吊持装置である。
かかる構成にあっては、高所に吊り下げられた捕虫器を手や鉤付き棒などで引張れば、ワイヤーと電気コードが同時に引き出されることとなり、吊持された捕虫器を高所から低所へ引き下げることができる。したがって、かかる吊持装置によれば、作業者は高所に上ることなく、高所に吊持された捕虫器を一時的に下降させることができ、消耗品交換や清掃等の作業を低所で行うことが可能となる。また、作業終了後は、ワイヤー巻取装置の自動巻取りによって、作業者は高所に上ることなく捕虫器を上昇させることができる。この時、電気コードも同時にコード巻取装置に巻き取らせるようにすれば、捕虫器が上昇しても電気コードが弛むことがない。
本考案の捕虫器の吊持装置にあって、前記ワイヤー巻取装置は、ワイヤーを巻回するリールと、ワイヤーを巻き取る方向に該リールを付勢するぜんまいとをケーシングに収容してなり、さらに、前記リールの、前記ぜんまいの付勢方向への回転を阻止する制動状態と、該付勢方向への回転を許容する解除状態とに変換される制動機構とを備えるものであり、前記制動機構は、ワイヤーが長く引き出された時に制動状態に変換され、ワイヤーが軽く引き出された時に解除状態に変換されるものであることが提案される。
かかる構成にあっては、ワイヤー巻取装置の制動機構によって捕虫器を任意の高さに留めることが可能となる。また、この制動機構は捕虫器の引下げ操作によって制動状態と解除状態に変換できるため、作業者は低所からでも捕虫器の高さを調整可能となる。
また、本考案の捕虫器の吊持装置にあって、前記ワイヤー巻取装置と前記コード巻取装置は一体化されて、前記枠体に取り付けられている構成が提案される。かかる構成にあっては、ワイヤー巻取装置とコード巻取装置の構造をコンパクトにすることができる。
また、本考案の捕虫器の吊持装置にあって、前記枠体は杆状をなし、一側に前記ワイヤー巻取装置が配設され、他側にワイヤーをかける滑車が配設されたものであり、前記ワイヤー巻取装置のリールには2本のワイヤーが巻回されており、該リールの回転によって各ワイヤーが同じ長さずつ巻き取られるよう構成されており、前記2本のワイヤーのうち1本は、ワイヤー巻取装置のケーシングから直接垂下しており、残り1本は、前記ケーシングから前記滑車を経由して、前記枠体の他側から垂下している構成が提案される。かかる構成にあっては、枠体の両側から垂下する2本のリールによって捕虫器を安定に吊持できる。また、2本のリールは同じ長さずつ巻き取られるため、捕虫器を昇降させる際に捕虫器が傾くことがない。
本考案の吊持装置によれば、手や鉤付き棒などで引っ張ることによって高所に吊り下げられた捕虫器を、高所に上ることなく引き下げることができ、作業者は高所に上ることなく捕虫器の消耗品交換や清掃を実施可能となる。また、作業終了後は、ワイヤー巻取装置にワイヤーを自動的に巻き取らせることによって、高所に上ることなく、捕虫器を高所まで適切に上昇させることができる。このため、本考案によれば、捕虫器の消耗品交換や清掃等の作業を簡単かつ迅速に行うことが可能となる。
本考案の実施形態を、以下の実施例に従って説明する。
図1は、本実施例の捕虫器の吊持装置1と、該吊持装置1に吊り下げられた捕虫器Aの斜視図であり、図2はそれらの正面図である。吊持装置1は、天井に固定される枠体2と、該枠体2に取り付けられた巻取ユニット3とを備えてなる。
枠体2は、捕虫器Aの幅より長尺な杆状のスチール製板片からなる。枠体2は、長尺方向に沿った複数の溝孔4を備えており、該溝孔4に固定用ネジを挿通することによって天井に固定される。
枠体2の下面には、一側に巻取ユニット3が取り付けられ、他側にはワイヤー8bを引っ掛ける滑車5が取り付けられる。
巻取ユニット3は、図1〜3に示すように、捕虫器Aを吊持するための2本のワイヤー8a,8bを巻取・引出可能に保持する自動巻取式のワイヤー巻取装置6と、捕虫器Aに電力を供給するための電気コード10を巻取・引出可能に保持する自動巻取式のコード巻取装置7とを、夫々のケーシング20,30を接合することにより一体化してなるものである。
ワイヤー巻取装置6は、図3に示すように、2本のワイヤー8a,8bを巻回するリール21をケーシング20に回転可能に収容してなるものである。各ワイヤー8a,8bの端部には、捕虫器Aと連結するための連結具9がそれぞれ配設される。この連結具9は、シャックルなどの既知の連結具を用いることができる。図1,2に示すように、一方のワイヤー8aは、ケーシング20の底部から外部に繰り出され、そのまま垂下している。また、他方のワイヤー8bは、ケーシング20の側部から繰り出され、前記滑車5を経由して枠体2の他側から垂下している。
ワイヤー巻取装置6は、リール21の内部にぜんまい22を具備している。ぜんまい22は、捕虫器Aを引き上げ得る強い力で、各ワイヤー8a,8bを巻き取る方向にリール21を付勢する。また、ワイヤー巻取装置6には、ぜんまい22の付勢方向(巻取方向)にリール21が回転するのを制動する制動機構が設けられている。この制動機構は、図3に示すように、リール21に傾動可能に装着された係止ピン24と、ケーシング20に形成された摺動溝25とで構成される。係止ピン24は摺動溝25に嵌合しており、係止ピン24の嵌合位置によって制動状態と解除状態に変換される。制動機構の制動状態では、係止ピン24が摺動溝25の端部と係合することによって、ぜんまい22の付勢方向へのリール21の回転が阻止される。一方、制動機構の解除状態にあっては、係止ピン24が摺動溝25のループ部分を摺動可能となることによって、ぜんまい22の付勢方向へのリール21の回転が許容される。制動状態と解除状態は、ぜんまい22の付勢方向と逆向きにリール21を回転することによって変換される。具体的には、リール21を付勢方向と逆向きに所定角度以上回転すると制動状態となり、リール21を付勢方向と逆向きにわずかに回転すると解除状態となる。かかる制動機構は、周知の制動機構によって実現されるため、詳細な説明は省略する。
かかるワイヤー巻取装置6にあっては、ぜんまい22の付勢力に抗してワイヤー8a,8bを引っ張ると、リール21がワイヤー8a,8bを繰り出す方向に回転し、ワイヤー8a,8bが同じ長さずつ引き出される。ワイヤー8a,8bを長く引き出した後に放した場合には、制動機構が制動状態であるため、リール21は巻取方向へ回転せず、ワイヤー8a,8bは引き出された状態で停止する。一方、ワイヤー8a,8bを軽く引き出してからワイヤー8a,8bを放した場合には、制動機構は解除状態となるため、ぜんまい22の付勢力によってリール21が連続回転し、引き出されたワイヤー8a,8bはリール21に同じ長さずつ自動的に巻き取られることとなる。
コード巻取装置7は、図3に示すように、ワイヤー巻取装置6と同様の構造を有している。すなわち、コンセント11を備えた電気コード10を巻回するリール31をケーシング30に回転可能に収容し、ケーシング30の底部から電気コード10を垂下させている。また、リール31は、ぜんまい32によって電気コード10を巻き取る方向に付勢される。また、コード巻取装置7には、リール31の巻取方向への回転を制動する制動機構が設けられている。この制動機構は、前記ワイヤー巻取装置6と同様に係止ピン34と摺動溝35とで構成されるものである。また、ケーシング30の外側には、外部電源に接続するためのプラグ13を備えた電気コード12が配設される。そして、ケーシング30の内部には、該電気コード12と、リール31に巻回された電気コード10とを電気的に接続する接触部36が配設される。
かかるコード巻取装置7にあっては、ぜんまい32の付勢力に抗して電気コード10を引っ張ると、リール31が電気コード10を繰り出す方向に回転し、電気コード10が引き出される。電気コード10を長く引き出した後に放した場合には、制動機構が制動状態であるため、引き出された電気コード10はその状態で停止する。一方、電気コード10を軽く引き出してから電気コード10を放した場合には、制動機構が解除状態となるため、ぜんまい32の付勢力によってリール31が連続回転し、引き出された電気コード10が自動的に巻き取られることとなる。かかるコード巻取装置7は、炊飯器等に用いられる周知のコード巻取装置と同様の構造であるため、詳細な説明は省略する。
捕虫器Aは、図1,2に示すように、誘虫ランプCと粘着シートDをハウジングB内に配設してなるものである。ハウジングBは、ステンレス板を幅広な箱型に組み付けてなり、前後方向に開口する誘引領域Fの内部に、誘虫ランプCと粘着シートDとが設けられる。ハウジングBの上部両側にはワイヤー連結部E,Eが設けられており、吊持装置1のワイヤー8a,8bの各連結具9をこのワイヤー連結部Eに連結することにより、捕虫器Aを天井から吊り下げるようになっている。
誘虫ランプCは、直管状蛍光灯により構成されており、誘引領域Fの両側上部に設けられたソケットG,Gに着脱可能に取り付けられる。ハウジングBの内部には、誘虫ランプCを点灯させるための点灯装置(図示省略)が配設される。ハウジングBの一側上部には先端にプラグJを備えた電気コードKが配設されており、該電気コードKを吊持装置1の電気コード10と接続することによって点灯装置に電力が供給される。
粘着シートDは、一面に粘着剤を配した帯状シートで構成され、両端に取り付けられた結合部材H,Hを、誘引領域Fの両側に形成されたシート取付溝(図示省略)に係合することにより幅方向に着脱可能に張設される。
次に、前記吊持装置1を用いた捕虫器Aの昇降操作について説明する。図4(a)は、捕虫器Aを、人の邪魔とならないように、天井Tから高所に吊り下げた状態を示す。かかる状態では、ワイヤー巻取装置6の制動機構は制動状態にあり、捕虫器Aは天井Tと平行に傾きのない状態で吊り下げられる。また、コード巻取装置7の制動機構も制動状態にあり、電気コード10は弛みのない状態で保持される。
図4(a)のように高所に吊り下げられた捕虫器Aについて清掃や消耗品交換を行う場合には、手が届く場合は手で、又は手が届かない場合は鉤付き棒などを用いてハウジングBを下方に引っ張る。かかる操作により、図4(b)に示すように、ワイヤー巻取装置6からワイヤー8a,8bが引き出されるとともに、コード巻取装置7から電気コード10が引き出され、捕虫器Aを下降させることができる。そして、作業を容易に行い得る高さまで捕虫器Aを下降させた時点で操作を停止すれば、ワイヤー巻取装置6の制動機構は制動状態にあるため、捕虫器Aはその高さで停止する。なお、かかる捕虫器Aの下降操作の際には、ワイヤー巻取装置6から2本のワイヤー8a,8bが同じ長さ引き出されるため、捕虫器Aが傾くことがない。
図4(b)のように、捕虫器Aを下降させた状態で捕虫器Aの清掃や消耗品交換を行った後は、捕虫器Aを再び元の位置に復帰させる。具体的には、図5(c)に示すように、捕虫器Aを軽く引き下げて、ワイヤー8a,8b及び電気コード10を軽く引き出すことによって、ワイヤー巻取装置6及びコード巻取装置7の制動機構を解除状態とし、ワイヤー巻取装置6のぜんまい22の力によって捕虫器Aを上昇させる。この時、図5(d)に示すように、一旦、捕虫器Aを元の位置より高く上昇させてから、図5(e)のように元の位置まで引き下げることにより、ワイヤー巻取装置6及びコード巻取装置7の制動機構を制動状態にしてから捕虫器Aを元の高さで停止させる。かかる操作の際には、コード巻取装置7が電気コード10を自動的に巻き取るため、下降時に引き出された電気コード10が弛んで垂れ下がることがない。また、ワイヤー巻取装置6は2本のワイヤー8a,8bを同じ長さずつ巻き取るため、上昇中に捕虫器Aが傾くことがない。
このように、本実施例の吊持装置1によれば、高所に吊持した捕虫器Aを容易に低所に引き下げることができ、また、引き下げた捕虫器Aを高所に上昇させることができる。このため、作業者は、捕虫器Aの清掃や消耗品交換等の作業を高所に上らずに、低所において短時間で簡単に済ませることができる。
具体的には、従来のように、脚立に上って高所で作業を行う場合には、安全確保のため一人が脚立を押さえる必要があるが、低所であればかかる作業を一人で行える。また、脚立の上で作業する場合には、補修道具や交換部品を高所に持って上がらなければならず、補修道具や交換部品を落としてしまうと拾い上げる手間が煩雑であったが、低所で作業すればこうした手間も解消される。
また、本実施例の吊持装置によれば、任意の高さで捕虫器を吊り下げることができ、その際に電気コードが弛んで邪魔になることもない。このため、メンテナンス作業を行う場合だけでなく、捕虫器の使用位置を変更することにも使用できる。例えば、捕虫器は低所に設置した方が虫を捕獲し易いので、本実施例の吊持装置を用いて、人の往来のない時は捕虫器を低所に吊り下げて使用し、人の往来がある時は邪魔にならないよう高所で使用するといった使い方も可能となる。
また、本実施例の吊持装置1は、巻取ユニット3を枠体2に直接固定しているため、巻取ユニット3が重量であっても捕虫器Aの吊り下げに影響せず、捕虫器Aを安定に吊持できるという利点もある。
また、本実施例の吊持装置1では、2本のワイヤー8a,8bによって捕虫器Aを2箇所で吊り下げる構成であるため、捕虫器Aを安定に吊持できる。また、2本のワイヤー8a,8bは、同じリール21によって同じ長さずつ巻き取られるため、捕虫器Aを昇降する際に捕虫器Aが傾くことがない。また、ワイヤー8a,8bが2本であっても1つのワイヤー巻取装置6で済ませられるといった利点もある。
また、本実施例にあっては、ワイヤー巻取装置6とコード巻取装置7とが巻取ユニット3として一体化されて枠体2に取り付けられているため、構造がコンパクトで、容易に製造できるという利点がある。
なお、本考案の捕虫器の吊持装置は、前記実施例の形態に限らず本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えることができる。例えば、実施例で示した捕虫器は、粘着シートにより虫を捕獲するものであるが、本考案の吊持装置は、かかるタイプの捕虫器に限らず、例えば、電撃により虫を殺傷して捕獲するタイプの捕虫器も吊り下げることができる。また、ワイヤー巻取装置及びコード巻取装置は、実施例の構成に限らず、ワイヤーや電気コードを巻取・引出可能に保持する自動巻取式のものを広く採用できる。また、実施例におけるコード巻取装置7には制動機構が設けられていたが、プラグJをコンセント11から脱落しないようにロックする構成とすれば制動機構は不要である。
1 吊持装置
2 枠体
3 巻取ユニット
5 滑車
6 ワイヤー巻取装置
7 コード巻取装置
8a,8b ワイヤー
10,12 電気コード
20 ケーシング
21 リール
22 ぜんまい
24 係止ピン
25 摺動溝
A 捕虫器
B ハウジング
C 誘虫ランプ
D 粘着シート
E ワイヤー連結部
K 電気コード
2 枠体
3 巻取ユニット
5 滑車
6 ワイヤー巻取装置
7 コード巻取装置
8a,8b ワイヤー
10,12 電気コード
20 ケーシング
21 リール
22 ぜんまい
24 係止ピン
25 摺動溝
A 捕虫器
B ハウジング
C 誘虫ランプ
D 粘着シート
E ワイヤー連結部
K 電気コード
Claims (4)
- ハウジングに誘虫ランプを配設してなる捕虫器を吊持する捕虫器の吊持装置であって、
天井に固定される枠体と、
捕虫器を吊持するためのワイヤーを巻取・引出可能に保持し、前記枠体に配設される自動巻取式のワイヤー巻取装置と、
捕虫器に電力を供給するための電気コードを巻取・引出可能に保持し、前記枠体に配設される自動巻取式のコード巻取装置とを備え、
吊持した捕虫器が下方に引っ張られると、ワイヤー巻取装置からワイヤーが引き出されるとともに、コード巻取装置から電気コードが引き出され、吊持した捕虫器が下降することを特徴とする捕虫器の吊持装置。 - 前記ワイヤー巻取装置は、ワイヤーを巻回するリールと、ワイヤーを巻き取る方向に該リールを付勢するぜんまいとをケーシングに収容してなり、さらに、前記リールの、前記ぜんまいの付勢方向への回転を阻止する制動状態と、該付勢方向への回転を許容する解除状態とに変換される制動機構とを備えるものであり、
前記制動機構は、ワイヤーが長く引き出された時に制動状態に変換され、ワイヤーが軽く引き出された時に解除状態に変換されるものであることを特徴とする請求項1記載の捕虫器の吊持装置。 - 前記ワイヤー巻取装置と前記コード巻取装置は一体化されて、前記枠体に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の捕虫器の吊持装置。
- 前記枠体は杆状をなし、一側に前記ワイヤー巻取装置が配設され、他側にワイヤーをかける滑車が配設されたものであり、
前記ワイヤー巻取装置のリールには2本のワイヤーが巻回されており、該リールの回転によって各ワイヤーが同じ長さずつ巻き取られるよう構成されており、
前記2本のワイヤーのうち1本は、ワイヤー巻取装置のケーシングから直接垂下しており、残り1本は、前記ケーシングから前記滑車を経由して、前記枠体の他側から垂下していることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の捕虫器の吊持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009002309U JP3151480U (ja) | 2009-04-13 | 2009-04-13 | 捕虫器の吊持装置 |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011160697A (ja) * | 2010-02-08 | 2011-08-25 | Lintec Corp | 捕虫器及びこれの操作方法 |
JP2011160699A (ja) * | 2010-02-08 | 2011-08-25 | Lintec Corp | 捕虫器の支持装置 |
JP2011160698A (ja) * | 2010-02-08 | 2011-08-25 | Lintec Corp | 捕虫器 |
JP2011160700A (ja) * | 2010-02-08 | 2011-08-25 | Lintec Corp | 捕虫器 |
CN105994225A (zh) * | 2016-06-30 | 2016-10-12 | 成都启立辰智科技有限公司 | 一种环保捕虫板悬挂支架 |
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2009
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