JPH07113313B2 - 避難梯子 - Google Patents

避難梯子

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JPH07113313B2
JPH07113313B2 JP4077048A JP7704892A JPH07113313B2 JP H07113313 B2 JPH07113313 B2 JP H07113313B2 JP 4077048 A JP4077048 A JP 4077048A JP 7704892 A JP7704892 A JP 7704892A JP H07113313 B2 JPH07113313 B2 JP H07113313B2
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ladder
rod
vertical
chain
vertical rods
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JP4077048A
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Inventor
嘉造 堤
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嘉造 堤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高層ビル等の窓から脱出
するための避難梯子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の避難梯子(縄梯子)は2条の紐に
複数の踏杆を架設するに過ぎないものであった。
【0003】このような梯子では2条の紐が壁面に接す
るため踏杆を踏み難く、かつ手でつかみ難く、つかむと
手が壁に当って擦傷を生じ、円滑安全に退避し難いとい
う問題があった。
【0004】又上記2条の紐の上端を窓の内側に掛ける
ものが無いため緊急に際し困惑し、フックを設けて室内
の固定物に引掛けても2条の紐は窓の敷居(下縁)から
下方に懸垂させるに過ぎず、窓の敷居(下縁)から身体
を外側に出す際、窓にはつかみ物が無いので恐怖心が発
生し、安心して窓の外に出ることが困難であるという問
題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は外壁に懸垂し
た梯子の踏杆を踏み易く、踏杆を手で把持しても手が壁
面に擦るおそれがなく安全性の高い避難梯子を得ること
ができ、かつ高い窓から身体を安心して外側に出して安
全に上記梯子で退避し得る梯子を得ることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は2条のチエンの上端を接続し、該紐間に複数
の左右方向踏杆を架設して梯子を形成し、該踏杆の両端
に後向に突出する間隔保持具を設け、該保持具の前部を
上記紐に介在させたリンクとなし、かつ上記踏杆の長さ
が梯子の垂下方向に行くに従って順次長く形成され、か
上記梯子を両端にフランジを設けた巻取ドラムに巻取
自在に形成してなり、かつ2個の縦杆の上下端を接続
し、下端に支持板を設け、該支持板の後端に下向止板を
設け、上記縦杆間に前端に上向係止部を設けた前後上下
方向摺動調節杆を挿通し、該縦杆の中程に設けた前方突
起に上記チエンの上端部を着脱自在に接続可能にした避
難梯子踏杆に横長材を用いた上記発明記載の避難梯子に
よって構成される。
【0007】
【作用】本発明では高所の窓12の下縁上面に支持板9
を載せ、下向止板9’を該下縁の室内側面に当て、縦杆
8、8の上部を該窓12の上縁の室内側面に当てて支持
し、上向係止部10’を上縁の外壁面に接し、調節杆1
0の室内側に座金14を介してナット15で締付けて縦
杆8、8を窓12の中央部に止着する。
【0008】そして上記縦杆8、8の中程の前方突起1
1に2条の紐又はチエン1、1の上端部を接続して梯子
3を外壁面13に沿って懸垂させると紐又はチエン1、
1に介在させた接続リンク5、5を形成する間隔保持具
4が後方に突出し、外壁面13と紐又はチエン1、1と
の間に間隔tを保持する(図5)。そして上記リンク
5、5は紐又はチエン1、1の重量によって下方に牽引
されるため、上記保持具4は下方への回動が防止され
る。
【0009】緊急時には上記縦杆8、8を手で把持して
窓12の下縁上面に立ち、一方の足で最上段の踏杆2’
を踏み、手を上記縦杆8、8から紐又はチエン1、1の
上端部を把持し、順次他方の足を第2段の踏杆2’に降
ろし、さらに下方の踏杆2’を足で踏み、手で上方の踏
杆2’を把持して地上に降りることができる。
【0010】又上記梯子3を巻取ドラム7に巻取ると、
上記踏杆2’の長さが順次長くなっているため該ドラム
7に巻取られた紐又はチエン1、1の内幅も順次拡大し
複数の間隔保持具4、4の位置も外側にずれるから上記
ドラム7は嵩張ることなくフランジ6、6間に巻取られ
る。
【0011】
【実施例】2個のパイプによる平行縦杆8、8を僅かの
間隙cを介して直立させ、上端後面をパチ8’を溶着し
て接続し、下端下面を水平支持板9に溶着させて一体に
接続させる。支持板9は後部を下向に屈曲して止板9’
を形成し、縦杆8、8の中程の上記間隙cに縦方向の方
形小片による前方突起11を溶着し、該突起11に透孔
11’を穿設する。
【0012】間隙cには前後上下方向摺動調節杆10を
挿通し、その前端に上向係止部10’を屈曲形成し、後
端部に座金14を介して蝶ナット15を螺合し、上向係
止部10’と縦杆8、8の前面とによって窓12の上縁
の前後壁面を挟持し蝶ナット15を締付け、かつ上記支
持板9を窓12の下縁上面に支持し止板9’を下縁の後
壁面に接して上記縦杆8、8を窓12の中央部に上下方
向に固定することができる(図1、図2参照)。
【0013】2条の紐又はチエン1、1の上端を接続し
て短い1条の紐又はチエン1’となし、該紐又はチエン
1’の上端をシャックル16を介して上記前方突起11
の透孔11’に着脱自在に接続し、上記紐又はチエン
1’及び1、1を外壁面13に沿って垂下させる。
【0014】2条の垂下紐又はチエン1、1間には複数
の左右方向踏杆2’、2’を架設して梯子3を形成する
ものであって、該踏杆2’の両端に外壁面13に向って
後向に突出する間隔保持具4を設け、外壁面13と踏杆
2’との間に間隔t(図5参照)を介在させる。
【0015】上記保持具4は図示するように後端幅を細
く形成し、かつ前部をリンク5として上記紐又はチエン
1、1に介在させることにより該保持具4の前部に下方
に接続する紐又はチエン1、1の重量を印加することが
でき、それによって該リンク5を下向に牽引し、該リン
ク5の後部即ち上記保持具4の後端が下方に傾かないよ
うに保持することができる。
【0016】上記リンク5は短柵状プレート5’を上記
保持具4に添わせ紐又はチエン1、1の接続端部を該プ
レート5’と該保持具4の前部とに挟持し、ピン17で
かしめて接続するものである(図3、図5参照)。
【0017】又上記踏杆2’の長さLは垂下方向に行く
に従って順次若干長く形成され、それによって紐又はチ
エン1、1を巻取ドラム7に巻取る際上記保持具4と紐
又はチエン1、1との干渉又は保持具4、4相互の干渉
が少く巻取径を小となすことができる。勿論巻取ドラム
7の両端にはフランジ6、6を設けてある。上記踏杆
2’にはパイプ、アングル、板等の横長材2を用いるこ
とができる。
【0018】尚図中18で示すものは2条の紐又はチエ
ン1の上端接続ピン、19は縦杆8、8の中程溶着片で
ある。
【0019】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので2条
の紐又はチエン1、1による梯子3を外壁面13に垂下
するに当り、該紐又はチエン1、1に架設した踏杆2’
又は横長材2が後向に突出する間隔保持具4によって外
壁面13に接することがなく、かつ該保持具4が下向に
傾くおそれがなく踏杆2’又は横長材2が安定し、人の
下降が安全に行われるばかりでなく、巻取ドラム7にコ
ンパクトに上記梯子3を巻取り得て場所を取らず、かつ
該ドラム7のフランジ6、6が外壁面13に接して下降
して上記梯子3をもつれることなく迅速確実に垂下し得
効果がある。さらに梯子3の上端部を窓12の中央に
取付けて固定した縦杆8、8の中程の前方突起11に装
着して垂下し得て人は上記縦杆8、8を把持して身体を
外壁面13に乗り出し得て、迅速安全に外壁面13の梯
子3に乗り移り得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の避難梯子を示す斜視図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1A−A線による平面図である。
【図4】巻取ドラムによる梯子垂下状態の側面図であ
る。
【図5】図2の一部拡大側面図である。
【図6】図5の他の実施例である。
【符号の説明】
1 紐又はチエン 2 左右方向横長材 2’ 左右方向踏杆 3 梯子 4 間隔保持具 5 リンク 6 フランジ 7 巻取ドラム 8 縦杆 9 支持板 9’ 下向止板 10 前後上下方向摺動調節杆 10’ 上向係止部 11 前方突起

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2条のチエンの上端を接続し、該紐間に
    複数の左右方向踏杆を架設して梯子を形成し、該踏杆の
    両端に後向に突出する間隔保持具を設け、該保持具の前
    部を上記紐に介在させたリンクとなし、かつ上記踏杆の
    長さが梯子の垂下方向に行くに従って順次長く形成さ
    、かつ上記梯子を両端にフランジを設けた巻取ドラム
    に巻取自在に形成してなり、かつ2個の縦杆の上下端を
    接続し、下端に支持板を設け、該支持板の後端に下向止
    板を設け、上記縦杆間に前端に上向係止部を設けた前後
    上下方向摺動調節杆を挿通し、該縦杆の中程に設けた前
    方突起に上記チエンの上端部を着脱自在に接続可能にし
    た避難梯子
  2. 【請求項2】 踏杆に横長材を用いた請求項(1) 記載の
    避難梯子
JP4077048A 1992-03-31 1992-03-31 避難梯子 Expired - Lifetime JPH07113313B2 (ja)

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JP4077048A JPH07113313B2 (ja) 1992-03-31 1992-03-31 避難梯子

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JP4077048A JPH07113313B2 (ja) 1992-03-31 1992-03-31 避難梯子

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JPH05277199A JPH05277199A (ja) 1993-10-26
JPH07113313B2 true JPH07113313B2 (ja) 1995-12-06

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ID=13622899

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JPH048611U (ja) * 1990-05-11 1992-01-27

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