JP3151348U - 荷物用ハンドル - Google Patents
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Abstract
【課題】作業者が持ちやすく、荷物の運搬等がしやすい荷物用ハンドルを提供する。【解決手段】紐状部材11、12をそれぞれ取り付けるための2つの取り付け部1、1と、取り付け部1、1を互いに接続する支持部5と、取り付け部1、1にそれぞれの端部が接続された、作業者が把持するための円弧状の2つのグリップ部6、6とを備える。取り付け部1、1は孔2、2を有し、それぞれの取り付け部1、1は、一方の側部の外側に紐状部材11、12を固定するための凸部3、3を備える。【選択図】図2
Description
本考案は、作業者が荷物を運搬等する際に荷物を梱包した後、把持するための荷物用ハンドルに関するものである。
例えば、特許文献1に示された従来の荷物用ハンドルでは、グリップ部の両側に取り付け部を設けており、作業者が紐状部材を取り付け部に取り付けた後、グリップ部を把持するという使用方法となっている。
また、特許文献2に示された従来の荷物用ハンドルでは、グリップ部両側にくぼみ部を介して取り付け部を設けており、さらに、取り付け部は引っ掛け用舌片と鉤とを備える。この構成により、作業者が紐状部材を引っ掛け用舌片に巻きつけて、または、鉤に引っ掛けて取り付けた後、グリップ部を把持するという使用方法となっている。
また、特許文献2に示された従来の荷物用ハンドルでは、グリップ部両側にくぼみ部を介して取り付け部を設けており、さらに、取り付け部は引っ掛け用舌片と鉤とを備える。この構成により、作業者が紐状部材を引っ掛け用舌片に巻きつけて、または、鉤に引っ掛けて取り付けた後、グリップ部を把持するという使用方法となっている。
しかしながら、従来の荷物用ハンドルでは、作業者がグリップ部を把持して荷物を運搬等する際、グリップ部を比較的硬い材料で構成する必要があるので、そのため手が痛くなったりしがちであるという問題がある。また、グリップ部が非常に硬くても荷物が重い場合は、グリップ部が変形したり破損したりして作業者が持ちにくいという問題もある。
また、紐状部材を引っ掛け用舌片に巻きつけて取り付けるような構成では、直径が太いまたは硬い紐やバンド状の部材が取り付けられないという問題がある。また、鉤に引っ掛けて取り付けるような構成では、紐状部材が外れやすいなどの問題もある。
また、紐状部材を引っ掛け用舌片に巻きつけて取り付けるような構成では、直径が太いまたは硬い紐やバンド状の部材が取り付けられないという問題がある。また、鉤に引っ掛けて取り付けるような構成では、紐状部材が外れやすいなどの問題もある。
本考案は、上述した問題点に鑑み、作業者が持ちやすく、荷物の運搬等がしやすい荷物用ハンドルを提供することを目的としている。
本考案に係る荷物用ハンドルは、紐状部材をそれぞれ取り付けるための複数の取り付け部と、前記複数の取り付け部を互いに接続する支持部と、前記複数の取り付け部または前記支持部に両端部が接続された、把持するためのグリップ部と、を備えることを特徴とする。
このようにすることで、紐状部材を取り付け部に取り付けて荷物を梱包した後、支持部と分離していて持ちやすいグリップ部を作業者が把持することで、荷物の運搬等がしやすくなる。また、荷物の運搬等の際に取り付け部と支持部が変形しないので、荷物の破損や変形を防ぐことができる。
また、本考案に係る荷物用ハンドルは、紐状部材をそれぞれ取り付けるための複数の取り付け部と、把持するためのグリップ部と、前記取り付け部と前記グリップ部の端部とを接続するグリップ用ヒンジ部と、を備え、前記取り付け部は、内部に前記紐状部材を通すための孔を有し、前記グリップ部の反対側から前記孔の内方に突出した凸部と、前記凸部の両側であって、前記孔の周囲にそれぞれ設けられた取り付け用ヒンジ部と、を備えることを特徴とする。
このようにすることで、紐状部材で荷物を梱包した後、それぞれの取り付け用ヒンジ部を折り曲げて取り付け部と凸部との間に紐状部材を通した後、グリップ部を作業者が把持することで、グリップ用ヒンジ部が折れ曲がって、持ちやすくなり、荷物の運搬等がしやすくなる。また、使用していない時にはグリップ用ヒンジ部および取り付け用ヒンジ部が撓んでいない平板状の状態で保管や発送ができるので、保管スペースが小さくて済み、また、大量の発送でも容易に行うことができる。また、荷物に装着した平板状の状態で、さらにその上に荷物を安定的に重ねて積むことができる。
本考案に係る荷物用ハンドルによれば、持ちやすいグリップ部を作業者が把持することで、荷物の運搬等がしやすくなる。
以下、本考案の実施形態につき、図面を参照しながら説明を行う。
図1は、本考案の実施例1に係る荷物用ハンドル10の斜視図である。荷物用ハンドル10は可撓性を有するPP(ポリプロピレン)樹脂製であり、紐状部材をそれぞれ取り付けるための2つの取り付け部1、1と、取り付け部1、1を互いに接続する平板状の支持部5と、取り付け部1、1にそれぞれの端部が接続された、作業者が把持するための円弧状の2つのグリップ部6、6とを備える。取り付け部1、1は平面形状が略長方形であり、内部に略長方形状の孔2、2を有する。それぞれの取り付け部1の一方の側部の外側にPP(ポリプロピレン)バンド等を固定するための凸部3、3が設置されている。グリップ部6、6は、作業者が把持する際に荷物が重い場合であっても手が痛くならないように十分な幅および長さを有している。
図2は、本考案の実施例1に係る荷物用ハンドル10の使用例を示す図である。それぞれの取り付け部1、1の孔2、2に下から荷物を梱包するバンド11、11の先端12、12を通し、凸部3、3を撓ませて孔2、2の上に移動させ、バンド11、11で凸部3、3を押さえて、バンド11、11の先端12、12を孔2、2の上から下に通して引っ張る。そうすると、凸部3、3の先端部4、4が取り付け部1、1に当たって止まり、バンド11、11が取り付け部1、1に固定される。この状態で、作業者がグリップ部6、6を把持し荷物を持ち上げて運搬等を行う。
以上のように、本考案の実施例1に係る荷物用ハンドル10によれば、バンド11、11を取り付け部1、1に取り付けて荷物を梱包した後、支持部5と分離していて持ちやすいグリップ部6、6を作業者が把持することで、荷物の重量が大きくても運搬等がしやすくなる。また、荷物の運搬等の際に取り付け部1、1と支持部5が変形しないので、荷物の破損や変形を防ぐことができる。
図3は、本考案の実施例2に係る荷物用ハンドル30の斜視図である。荷物用ハンドル30は可撓性を有するPP(ポリプロピレン)樹脂製であり、作業者が把持するための平板状のグリップ部26と、グリップ部26の両側に接続された、紐状部材をそれぞれ取り付けるための2つの取り付け部21、21とを備える。グリップ部26は、作業者が把持する際に荷物が重い場合であっても手が痛くならないように十分な幅および長さを有している。
取り付け部21、21とグリップ部26の端部とは、肉薄に形成されたグリップ用ヒンジ部25、25で接続されている。取り付け部21、21は平面形状が略長方形であり、内部に紐状部材を通すための略長方形状の孔22、22を有する。それぞれの取り付け部21、21の端部側(グリップ部26の反対側)の孔22、22の内側に、グリップ部26の方に向かって凸部23、23が設置されている。凸部23、23の両側の対称の位置であって、孔22、22の周囲の取り付け部21、21には、それぞれ肉薄に形成された取り付け用ヒンジ部24、24が設けられている。
図4は、本考案の実施例2に係る荷物用ハンドル30の使用例を示す図である。取り付け部21、21における取り付け用ヒンジ部24、24を折り曲げて、取り付け部21、21の下側から凸部23、23の上側を通るように荷物を梱包している紐31、31を通した後、取り付け用ヒンジ部24、24を元に戻し、それぞれの紐31、31を両側の取り付け部21、21に固定する。この状態で、作業者がグリップ部26を持って上げると、グリップ用ヒンジ部25、25が自然に適度に撓み、かつ、紐31、31が凸部23、23の付け根側に食い込んでいくので、取り付け部21、21にしっかりと固定される。したがって、作業者が楽に荷物の運搬等を行うことができる。
本考案の荷物用ハンドル30は、使用していない時にはグリップ用ヒンジ部25、25および取り付け用ヒンジ部24、24が撓んでいない平板状の状態で保管や発送ができるので、保管スペースが小さくて済み、また、大量の発送でも容易に行うことができる。また、荷物に装着した平板状の状態で、さらにその上に荷物を安定的に重ねて積むことができる。
以上のように、本考案の実施例2に係る荷物用ハンドル30によれば、紐31、31で荷物を梱包した後、それぞれの取り付け用ヒンジ部25、25を折り曲げて取り付け部21、21と凸部23、23との間に紐31、31を通し、グリップ部26を作業者が把持することで、グリップ用ヒンジ部25、25が折れ曲がって持ちやすくなり、荷物の重量が大きくても荷物の運搬等がしやすくなる。
また、図5に示すような本考案の荷物用ハンドル30の他の使用方法もある。1本のPP(ポリプロピレン)バンドのような紐状部材41を本考案の荷物用ハンドル30の長手方向に沿ってグリップ部26の下を通して、両側の孔22、22に通して取り付ける。この取り付け方法の場合でも、作業者がグリップ部26を持ち上げると、グリップ用ヒンジ部25、25が自然に適度に撓み、紐状部材41が外れることがないので、作業者が楽に荷物の運搬等を行うことができる。
本考案は、以上述べた実施形態に限定されることはなく、他にも種々の実施形態を採用することができる。例えば、取り付け部1、21、孔2、22、凸部3、23、支持部5、グリップ部6、26の形状は他の形状であってももちろん良い。また、本考案の実施例1に係る荷物用ハンドル10において、支持部5を複数本にして、グリップ部6を1本にする構成を採用してもよい。グリップ部6の両端を取り付け部1、1に接続する構成ではなく、支持部5の何れかの箇所に接続する構成をとってもよい。さらに、取り付け部1、1の構成は周知の別の構成であってよい。グリップ部26を1本ではなく複数本の構成にしても良く、中に孔を設けたり、手や指にフィットするような凹凸形状にしてもよい。
また、荷物用ハンドル10、30の材料としては、上記実施形態で用いたPP(ポリプロピレン)製に限らず他の可撓性を有するものであってよい。また、紐状部材としては、上記実施形態で用いた紐やPP(ポリプロピレン)バンドに限らず他のものであってももちろん装着することができる。
本考案は、作業者等が荷物の運搬等の際に使用する荷物用ハンドル等に利用可能である。
1、21 取り付け部
2、22 孔
3、23 凸部
4 先端部
5 支持部
6、26 グリップ部
10、30 荷物用ハンドル
11、41 バンド
12 バンドの先端
24 取り付け用ヒンジ部
25 グリップ用ヒンジ部
31 紐
2、22 孔
3、23 凸部
4 先端部
5 支持部
6、26 グリップ部
10、30 荷物用ハンドル
11、41 バンド
12 バンドの先端
24 取り付け用ヒンジ部
25 グリップ用ヒンジ部
31 紐
Claims (2)
- 紐状部材をそれぞれ取り付けるための複数の取り付け部と、
前記複数の取り付け部を互いに接続する支持部と、
前記複数の取り付け部または前記支持部に両端部が接続された、把持するためのグリップ部と、
を備えることを特徴とする荷物用ハンドル。 - 紐状部材をそれぞれ取り付けるための複数の取り付け部と、
把持するためのグリップ部と、
前記取り付け部と前記グリップ部の端部とを接続するグリップ用ヒンジ部と、を備え、
前記取り付け部は、内部に前記紐状部材を通すための孔を有し、前記グリップ部の反対側から前記孔の内方に突出した凸部と、前記凸部の両側であって、前記孔の周囲にそれぞれ設けられた取り付け用ヒンジ部と、
を備えることを特徴とする荷物用ハンドル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009002204U JP3151348U (ja) | 2009-04-08 | 2009-04-08 | 荷物用ハンドル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009002204U JP3151348U (ja) | 2009-04-08 | 2009-04-08 | 荷物用ハンドル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3151348U true JP3151348U (ja) | 2009-06-18 |
Family
ID=54855749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009002204U Expired - Fee Related JP3151348U (ja) | 2009-04-08 | 2009-04-08 | 荷物用ハンドル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3151348U (ja) |
-
2009
- 2009-04-08 JP JP2009002204U patent/JP3151348U/ja not_active Expired - Fee Related
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