JP3150988U - ボトム下着 - Google Patents

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周次 大橋
周次 大橋
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株式会社南都衛材製作所
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Abstract

【課題】できるだけ吸水パッドの吸水保水容量を大きくし、しかもコストを低減できるようにしたボトム下着を提供することである。【解決手段】筒状胴部11とクロッチ部12から成るボトム下着10において、前記クロッチ部12の内面のほぼ全面にわたって吸水パッド20を取り付け、この吸水パッド20の外周縁を防水テープで封止したのである。【選択図】図1

Description

この考案は、ボトム下着、特に女性用失禁ショーツに好適なボトム下着に関する。
この種のボトム下着には、一般にクロッチ部に吸水性シートまたはパッドを設け、これによって尿等を吸収して尿漏れを防止するのが普通である。そのため、この吸水性パッドに実に様々な工夫がこらされているが、最大の目的は、ショーツ外部への尿漏れをいかにして防ぐかということである。そこで、吸水パッドをできるだけ大形にすることが考えられる。しかしながら、吸水パッドを大形にすれば、コストが上昇する問題がある。
この考案の課題は、できる限り吸水シートまたはパッドの保水容量を大きくし、しかもコストを安くできるようにすることである。
上記の課題を解決するために、この考案は、筒状胴部の下部に設けたクロッチ部に吸水パッドを取り付けたボトム下着において、前記吸水パッドをクロッチ部内面のほぼ全面にわたって設けたことを特徴とする。この吸水パッドは、吸水保水層の一面に透水層、他面に防水層を設け、外周全周を防水帯で取り囲んで封止した積層体より成り、前記透水層を股下部に対向させて前記防水帯をクロッチ部に固着したものである。また、この防水帯は、透水層の周縁に縫着した防水テープを前記防水層の周縁部に融着して形成されている。
前記クロッチ部の両側には、一対の脚挿入用開口が設けられ、この開口の周縁全周をパワーの比較的強い弾性帯によって縁取りし、この弾性帯のクロッチ部側縁に対向する部分で前記吸水パッドの防水帯と接続し吸水パッドを股下部にできるだけ密着させるようにしておくのがよい。この弾性帯の巾は約20mm〜30mmが好ましい。また、防水帯の巾は約5mm〜12mm程度がよい。
この考案によれば、以上のように、クロッチ部の全面に吸水パッドを設けたので、吸水保水容量が大きくなり、また吸水パッドの外周縁及び下面を防水層で被覆したので水分の遺漏を防止することができ、さらに吸水パッドの外周縁に防水帯を形成したので、熱融着等の簡単な手段だけで保水層を封止することができ、コストを削減することができる。
この考案のボトム下着の一例を示す正面図 同上の側面図 吸水パッドの表面の透水層を示す平面図 吸水パッドの透水層、吸水保水層、防水層の層構造を示す分解断面図 吸水パッドの断面図 吸水パッドをクロッチ部に固着した状態を示す平面図 同上の横断面図
以下、この考案の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1及び図2に示すように、ボトム下着10は、前身頃11aと後身頃11bを縫い目11cで筒状に縫合した胴部11と、前身頃11aと後身頃11bの下端縁を縫い目12a及び12bでそれぞれ接続するクロッチ部12より成り、胴部11の側面からクロッチ部12の側縁に延びる脚挿入用開口13a、13bが設けられ、開口13a、13bの周縁は、広巾の弾性帯14a、14bで縁取りされている。また、胴部11の上端の装着口周縁には、ゴム紐が挿入されたウエストバンド15が設けられている。
なお、前記弾性帯14a、14bは、人体の大腿部にぴったりと密着できるように、約20mm〜30mm(好ましくは約25mm)の巾を有する比較的強いパワーをもったポリウレタン弾性糸の編成布を2重に折り畳んだテープ状のものなどから成る。これによって後述する吸水パッド20の周縁を人体に密着させることができる。
前記クロッチ部12は、人体の股下部に対応し、その内面には、吸水パッド20がほぼ全面にわたって固着されている。この吸水パッド20の構造を図3〜図7に基づいて説明する。まず、吸水パッド20が直接人体に接する最内面には、図3に示すように、柔軟で接触感の良い透水性、吸水性のある編織布等から成る透水層21が設けられている。この透水層21は、縦長の略台形形状で、前記クロッチ部12とほぼ相似形になっており、その周縁には、熱融着可能な防水テープ22a、22b、22c、22d(テープ22と総称する)が縫着されている。図3中、点線は縫着線を示し、まず透水層21の前後縁に、細い縫い代でテープ22aと22bを縫い付けた後、その上から両側縁にテープ22cと22dを同様に縫い付ける。こうしてテープ22を縫い付けた全体の形状及びサイズをクロッチ部12とほぼ同一にしておく。テープ22の材料は、編織布に防水性を有する熱融着可能な合成樹脂を塗布したものなどがよい。また、透水層21からの突出巾Aは、全周にわたってほぼ同一にしておくのがよい。
次に、図4に示すように、前記透水層21とほぼ相似形で透水層21よりもサイズが大きく、テープ22を縫い付けたものよりもサイズが小さい吸水保水層23を防水層24との間に挟み、周縁部を巾Bで帯状に高周波融着する。この巾Bは、図5に示すように、保水層23が固定して収納される様に、保水層23の外周縁が丁度突き合せられる距離とする。
前記保水層23には、厚手の綿シート、不織布などの吸水性、保水性のできるだけ高いものを用いる。そして、できるだけサイズを大きくして保水容量を高める。一方、保水層23が吸収した水分が遺漏しないように、防水テープ22と防水層24との融着帯の巾Bを定めなければならない。この巾Bは、約5mm〜12mm程度が好ましく、約10mmあれば充分である。なお、防水層24の形状及びサイズは、図3に示す透水層21に防水テープ22を取り付けたものとほぼ同一にしておく。防水層24の材料には、編織布に防水性を有する熱融着性合成樹脂を塗布したものや合成樹脂フィルムなどが用いられる。勿論、前記防水テープ22と熱融着可能でなければならない。
出来上がった吸水パッド20は、ボトム下着のクロッチ部12とほぼ同形同サイズであり、外周全周に巾Bで熱融着された防水性融着帯が形成されている。これを図6及び図7に示すように、防水帯の周縁でクロッチ部12に縫着する。図示のように、このとき、同時に弾性帯14a、14bをクロッチ部12の生地と防水性融着帯との間に挟み込んでおくのがよい。これによって弾性帯14a、14bと吸水パッド20の側縁が全長にわたって連続することになる。また、縫い目12a、12b、12c、12d以外の部分は、クロッチ部12の生地と吸水パッド20は遊離している。なお、前記縫い目12a〜12dはロックミシンによる2重縫い目がよい。
このボトム下着の生地は、平編地のほか、柔らかい綿パイル・ニット地などを用いることができる。また、ボトム下着の形態は、丸編機を用いた筒状地によってクロッチ部の一端のみを接続したものや、図示のような平生地を立体裁断したものなどいずれでもよく、各種の女性用失禁ショーツ、パンプス等に適用することができる。
10 ボトム下着
11 胴部
11a 前身頃
11b 後身頃
12 クロッチ部
12a、12b、12c、12d 縫い目
13a、13b 開口
14a、14b 弾性帯
15 ウエストバンド
20 吸水パッド
21 透水層
22(22a、22b、22c、22d) 防水テープ
23 吸水保水層
24 防水層
A 突出巾
B 融着巾

Claims (6)

  1. 筒状胴部とその下部に人体の股下部に対応するクロッチ部を有し、このクロッチ部の両側に脚挿入用開口を設け、前記クロッチ部内面に吸水パッドを取り付けたボトム下着において、前記吸水パッドは前記クロッチ部内面をほぼ全面にわたって拡がるように設けられたことを特徴とするボトム下着。
  2. 前記吸水パッドは、吸水保水層の一面に透水層、他面に防水層を設け、外周全周を防水帯で取り囲んで封止した積層体より成り、前記透水層を股下部に対向させて前記防水帯をクロッチ部に固着した請求項1に記載のボトム下着。
  3. 前記防水帯は、透水層の周縁に縫着した防水テープを前記防水層の周縁部に融着して形成した請求項2に記載のボトム下着。
  4. 前記脚挿入用開口の周縁全周はパワーの比較的強い弾性帯によって縁取りされ、この弾性帯はクロッチ部側縁に対応する部分で前記吸水パッドの防水帯と接続され、吸水パッドを股下部に密着させるようにした請求項2または3に記載のボトム下着。
  5. 前記防水帯の巾が約5mm〜12mmである請求項2〜4のいずれかに記載のボトム下着。
  6. 前記弾性帯の巾が約20mm〜30mmである請求項4に記載のボトム下着。
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