JP4829056B2 - 男性用吸収パッド - Google Patents

男性用吸収パッド Download PDF

Info

Publication number
JP4829056B2
JP4829056B2 JP2006253542A JP2006253542A JP4829056B2 JP 4829056 B2 JP4829056 B2 JP 4829056B2 JP 2006253542 A JP2006253542 A JP 2006253542A JP 2006253542 A JP2006253542 A JP 2006253542A JP 4829056 B2 JP4829056 B2 JP 4829056B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
sheet
underwear
absorber
top sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006253542A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008073119A (ja
Inventor
なぎさ 岩根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daio Paper Corp
Original Assignee
Daio Paper Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daio Paper Corp filed Critical Daio Paper Corp
Priority to JP2006253542A priority Critical patent/JP4829056B2/ja
Publication of JP2008073119A publication Critical patent/JP2008073119A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4829056B2 publication Critical patent/JP4829056B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Description

本発明は、男性用吸収パッドに関するものである。
成人男性の尿漏れに対処するための吸収性物品として、男性用吸収パッドが提案され、市販されている。具体的には、吸収体を内蔵する面状の吸収本体部の吸収面全体を内面側シートで覆い、内面側シートの所定部位に、吸収面と内面側シートとの間の陰茎挿入空間に通じる円形の陰茎挿入開口を形成したもの(特許文献1参照)や、吸収面の幅方向中央に対して一方側の部分および他方側の部分をそれぞれ別の内面側シートで被覆し、これら一対の内面側シート間のスリット状開口から吸収面と内面側シートとの間の陰茎挿入空間に陰茎を挿入するもの(特許文献2参照)が知られている。内面側シートは、陰茎を包み込み、尿を漏らさずに堰き止める機能を果たす。
かかる男性用吸収パッドは、吸収本体部の外面に設けられた粘着材層を介して下着の内面に貼り付けて使用される。排尿時には、下着に男性用吸収パッドを取り付けた状態で、図1に示されるように、(a)下着100のウエストゴム101を引き下げ、その上から陰茎を取り出す、(b)下着100の前開き部102を横に広げて開口させ、その開口から陰茎を取り出す、あるいは(c)下着100の脚開口の前部103を横に広げて開口させ、その開口から陰茎を取り出すようにする。この際、下着は概ね図1に矢印で示されるように伸縮される。
特表2002−509462号公報 特開2005−168967号公報
しかしながら、従来の男性用吸収パッドでは、吸収体を有する高剛性部分に下着が固定される結果、排尿時の性器の出し入れに伴う下着の伸縮が阻害され、性器の出し入れが困難であるという問題点があった。
そこで、本発明の主たる課題は、下着に固定できながらも、性器の出し入れに伴う下着の伸縮を阻害し難い男性用吸収パッドを提供することにある。
上記課題を解決した本発明は次記のとおりである。
<請求項1記載の発明>
装着状態で下着内面に面する下着側面、及びその反対面である身体側面を有する、面状の外側部分と、
この外側部分の身体側面に対面する下着側面、及びその反対面である身体側面を有し、外側部分に一体化された、面状の内側部分と、
前記外側部分の下着側面に設けられた、下着に固定される固定部とを備え、
前記内側部分の身体側面から見た状態で、前記外側部分の下側部分が前記内側部分により覆われており、かつ前記外側部分の上側部分が前記内側部分により覆われておらず、
前記内側部分の身体側面から見た状態で、前記内側部分の周縁部が上縁部を除いて前記外側部分の身体側面に一体化され、かつ前記内側部分の上縁部と前記外側部分との間の開口を通して、前記外側部分と内側部分との間の空間に性器が挿入されるように構成された、男性用吸収パッドであって、
前記外側部分の下着側面及び内側部分の身体側面は液不透過性バックシートにより形成されるとともに、前記外側部分の身体側面及び内側部分の下着側面は液透過性トップシートにより形成されており、
前記内側部分の身体側面から見た状態で、前記外側部分の下側部分の下端部よりも上側は、前記液透過性トップシート及び液不透過性バックシートの間に吸収体が設けられていない低剛性部分とされており、かつこの低剛性部分の少なくとも上端部及び下端部に前記固定部が設けられており、
前記外側部分および内側部分のうち、前記低剛性部分を除く部分の一部または全部における前記液透過性トップシート及び液不透過性バックシートの間に吸収体が設けられている、
ことを特徴とする男性用吸収パッド。
(作用効果)
本発明では、吸収パッドを外側部分と内側部分とからなる二重構造とし、外側部分における下着に対する固定部に吸収体を設けていない。したがって、吸収体を有する高剛性部分に下着が固定されないため、下着の伸縮が阻害され難くなる。また、内側部分にも吸収体を設けることができるため、吸収量も十分に確保することができる。
また、本発明では、性器挿入空間が袋状(ポケット状)となり、尿を漏らさずに吸収することができるため好ましい。なお、本発明における方向に関する用語のうち、上下に関するものは、基本的にパッドを下着に装着した状態における上下を意味する。よって、本項記載の発明における「上縁部」とは、パッドを下着に装着した状態における上縁部を意味する。
<請求項2記載の発明>
前記内側部分の上下方向長さが前記外側部分の上下方向長さの40〜60%とされ、前記内側部分の幅が前記外側部分の幅の80〜100%とされた、請求項1記載の男性用吸収パッド。
<請求項3記載の発明>
前記外側部分の全体が、前記液透過性トップシート及び液不透過性バックシートの間に前記吸収体が設けられていない前記低剛性部分とされており、前記内側部分における前記液透過性トップシート及び液不透過性バックシートの間に前記吸収体が設けられている、請求項1または2記載の男性用吸収パッド。
(作用効果)
このように外側部分に全く吸収体が設けられていないと、より一層、下着の伸縮が阻害され難くなるため好ましい。
<請求項4記載の発明>
前記外側部分の下側部分の下端部における前記液透過性トップシート及び液不透過性バックシートの間、ならびに前記内側部分における前記液透過性トップシート及び液不透過性バックシートの間に吸収体が設けられている、請求項1または2記載の男性用吸収パッド。
(作用効果)
このように内側部分だけでなく、外側部分の下側部分にも吸収体を設けることによって、下着の伸縮を阻害せずに、吸収量を増加させることができる。なお、前述したとおり、上側部分および下側部分とは、パッドを下着に装着した状態における上側部分および下側部分を意味する。
<請求項5記載の発明>
液透過性トップシートと液不透過性バックシートとの間に吸収体を有する積層構造体の一方側を他方側に折り返し、一方側を前記内側部分とし、他方側を前記外側部分としてなり、
前記吸収体が前記内側部分にのみ存在するか、あるいは前記内側部分から前記折り返し部位を介して前記外側部分の下側部分の下端部まで延在されている、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の男性用吸収パッド。
(作用効果)
このように構成されていると製造が容易であるとともに、性器挿入空間の下端において外側部分と内側部分とが継ぎ目無く連続するため、吸収性能に優れる、尿が滲み出る心配が無いなどの利点がある。
<請求項6記載の発明>
前記内側部分は、前記外側部分に対向する液透過性の内側トップシートと、身体側に位置する液不透過性の内側バックシートと、これらの間に介在された内側吸収体とを有しており、
前記外側部分は、前記内側部分に対向し且つ前記内側トップシートとは別体のシートからなる液透過性の外側トップシートと、下着側に位置し且つ前記内側バックシートとは別体のシートからなる液不透過性の外側バックシートとを有し、かつトップシートとバックシートとの間の全体に吸収体が介在されていないか、あるいは下側部分におけるトップシートとバックシートとの間にのみ吸収体が介在されている、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の男性用吸収パッド。
(作用効果)
このように構成されていると、外側トップシートと内側トップシートのそれぞれに対して、肌触りの良い素材の選択が可能となる。また、外側バックシートに対して下着の伸縮を阻害しにくい素材の選択や、内側バックシートに対して肌触りの良い素材の選択が可能となる。
<請求項7記載の発明>
前記外側部分における下着側面のうち少なくとも前記固定部が伸縮部材により形成されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の男性用吸収パッド。
(作用効果)
このように構成されていると、固定部における下着の伸縮が阻害され難くなるため、より一層好ましいものとなる。
<請求項8記載の発明>
前記外側部分における下着側面のうち少なくとも上端部に、長手方向に沿うスリットが幅方向に間隔を空けて複数形成されるとともに、このスリットを有する部分の下着側面に液不透過性伸縮シートが貼り付けられ、この液不透過性伸縮シートの下着側面に前記固定部が設けられている、請求項1〜7のいずれか1項に記載の男性用吸収パッド。
(作用効果)
このように構成されていると、下着のウエストゴム等、下着の上部における胴回り方向の伸縮が阻害され難くなるため、より一層好ましいものとなる。なお、前述したとおり、上端部とは、パッドを下着に装着した状態における上端部を意味する。
以上のとおり、本発明によれば、下着に固定できながらも、性器の出し入れに伴う下着の伸縮を阻害し難い男性用吸収パッドとなる等の利点がもたらされる。
以下、本発明の一実施形態について添付図面を参照しながら詳説する。
図2は、本発明に係る男性用吸収パッドの例1を示し、図3はその3−3断面を示しており、また図4はその4−4断面を示している。この吸収パッド1は、下着内面に面する面状の外側部分10と、この外側部分10の身体側に一体化された面状の内側部分20とを備えている。外側部分10の形状は、面状である限り適宜の形状を採用することができ、例えば図示例のように、脚回りへのフィット性を考慮して下側(股間側)ほど幅が狭くなる逆さ台形状としたり、長方形状や楕円形状としたりすることができる。外側部分10の寸法は適宜定めることができ例えば長さは180〜250mm、幅は80〜160mm程度とすることができる。
内側部分20は外側部分10との間に性器挿入空間1sを形成するものであり、外側部分10における性器配置部位Xを覆いうるような寸法・形状を有しているものである。本実施形態では、性器配置部位X(適宜定めることができる)は外側部分10における長手方向中間の部位であって且つ幅方向中央の部位であり、内側部分20は外側部分10の下半分の全体を覆うように設けられており、外側部分10の上側部分は内側部分20により覆われていない。また、内側部分20の周縁部は上縁部を除いて外側部分10の身体側面に一体化されている。このように、内側部分20により外側部分10の下側部分を覆う場合、内側部分20の長さを外側部分10の40〜60%程度、幅を外側部分10の80〜100%程度とするのは一つの好ましい形態である。内側部分20の上縁部と外側部分10との間の開口は、性器挿入空間1sへの性器挿入口となる。
また、外側部分10を下着に固定するための固定部として、外側部分10の下着側面(外面)のほぼ全体にわたり粘着材層11が設けられ、この粘着材層11を覆うように剥離シート12が貼り付けられている。粘着材層11に代えて、メカニカルファスナーの雄材等を用いることもできる。粘着材層11の配置や大きさは適宜定めることができるが、下着の伸縮を阻害しないものが好ましい。例えば、粘着材層11は、下着が大きく伸縮する部位と重なる部位には可能な限り設けないのが好ましい。また粘着材層11を設ける場合、点状や線状の粘着材層11を可能な限り間隔を空けて設けるのが好ましい。
図5に、粘着材層11の各種形態を示した。図5(a)の例は、幅方向に沿う直線状の粘着材層11が長手方向に間隔を空けて複数列設けられるとともに、長手方向中間部に位置するものほど幅が短くされ、幅方向両側における粘着材層11を有しない部分が長手方向中間部においてより大きくなるように構成されているものである。この場合、下着の前開き部を横に広げたり、下着の脚開口の前部を横に広げたりする際の伸縮が阻害され難くなる等の利点がある。図5(b)は、(a)の粘着材層11の幅を極端に短くした例であり、ほぼ点状の粘着材層11が幅方向中央に沿って長手方向に間隔を空けて複数箇所設けられたものである。図5(c)は、(a)の粘着材層11の間隔を極端に広げて、長手方向両端部のみに幅方向に沿う直線状の粘着材層11をそれぞれ設けたものである。図5(d)は、(c)よりも更に幅方向の伸縮性を向上させるために、上端部の両側に点状の粘着材層11を設けるとともに、下端部の幅方向中央に点状の粘着材層11を設けるのみとしたものである。さらに図5(e)は、上端部のみに点状の粘着材層11を幅方向に間隔を空けて複数設けた参考例であり、パッド下側部分における下着の伸縮は殆ど阻害されず、またパッド上端部においても粘着材層11が幅方向に間隔を空けて設けられているため、単に直線状に連続させるよりは下着の伸縮を阻害しないものである。
特徴的には、図2〜図4に示す形態では、外側部分10の全体に吸収体30が設けられておらず、内側部分20内にのみ吸収体30が設けられている。これにより、下着が固定される外側部分10の剛性が低く抑えられ、下着の伸縮が阻害され難くなるとともに、内側部分20内の吸収体30により吸収性能が確保される。吸収性能を重視する場合には、図6に示すように、粘着材層11を外側部分10の上側部分のみに設け、吸収体30を内側部分20だけでなく外側部分10の下側部分の下端部(粘着材層11を有しない部分である)にも設けることができる。外側部分10の下側部分の下端部に吸収体30を設ける場合、吸収体30の寸法は適宜定めることができるが、長さは外側部分10の5%以上、幅は外側部分10の60〜95%程度とするのは一つの好ましい形態である。
断面構造について更に詳細に説明すると、外側部分10の内面(身体側面)の全体および内側部分20の外面(下着側面)の全体は液透過性トップシート31により形成されており、また、外側部分10の下着側面の全体および内側部分20の身体側面の全体は液不透過性シート32により形成されており、これらトップシート31と液不透過性シート32間における所定部位に吸収体30が介在されている。トップシート31及び液不透過性シート32は吸収体30に固定しないのが好ましい。
これら部品の素材としては、公知のものを適宜用いることができる。例えば、液透過性トップシート31としては、目付け17〜21g/m2程度の各種不織布の他、多数の孔を有する孔開きフィルム等を用いることができる。吸収体30としては、パルプ繊維の積繊体、セルロースアセテート等のフィラメントの集合体、あるいは不織布を基本とし、必要に応じて高吸収性ポリマーを混合、固着等してなるものを用いることができる。また、液不透過性シート32としては、ポリエチレンフィルム等からなる非通気性フィルムまたは通気性多孔質フィルムを単体で用いたり、その外面側(外側部分における下着側、および内側部分における身体側)に目付け15〜17g/m2程度の各種不織布(特に強度および柔軟性の両立の観点から、SMS不織布やSMMS不織布等の積層不織布が好適)を張り合わせたものを用いたりすることができる。特に外側部分10における素材として、伸縮性ポリシート等のように伸縮性に富む素材を用いると、粘着材11による固定部分における下着の伸縮が阻害され難くなるため好ましい。
また、図7及び図8に示すように、外側部分10における下着側面、すなわち液不透過性シート32のうち少なくとも上端部に、上下方向に沿うスリット32sを幅方向に間隔を空けて複数形成するとともに、このスリット32sを有する部分の下着側面に、別体のウレタンシート等の液不透過性伸縮シート13を貼り付け、その下着側面(外面)に粘着材層11を設けるのも好ましい。この場合、スリット32sの開閉により液不透過性シート32の上端部が大幅に伸縮するようになるとともに、スリット32sを通じた液漏れが液不透過性伸縮シート13により遮断されるようになる。特に図示形態のように、幅方向に配列されたスリット32sの列が、長手方向に間隔を空けて複数列設けられるとともに、各列のスリット32sの長手方向範囲が隣列のスリット32sの長手方向範囲と一部ラップするように、各列のスリット32sが互い違いに配置されていると好ましい。
他方、上述したような断面構造は、例えば液透過性トップシート31と液不透過性バックシート32との間に吸収体30を挟み、周縁部においてトップシート31及び液不透過性シート32をホットメルト接着剤やヒートシール、超音波シール等により接合して積層構造体を形成した後、この積層構造体の一方側を内側部分20とし、他方側を外側部分10として、トップシート31側面が重なるように折り返し、内側部分20のトップシート31における幅方向両側縁E,Eを、外側部分10のトップシート31に対してホットメルト接着剤やヒートシール、超音波シール等により接合することにより形成することができる。この場合、吸収体30を内側部分20にのみ設けることで図2〜4に示される形態となり、また内側部分20から折り返し部位を介して外側部分10まで延在させることにより図6に示される形態となる。これらの形態では、トップシート31およびバックシート32が、また図6の形態では吸収体30までもが、外側部分10から内側部分20まで連続する一体的な素材により形成することができる。つまり、性器挿入空間1sの下端部(装着状態)において外側部分10と内側部分20とが継ぎ目無く連続するため、吸収性能に優れる、尿が滲み出る心配が無いなどの利点がある。
また、図9に示すように、外側部分10および内側部分20を、別体のトップシート31、バックシート32、吸収体30によりそれぞれ別個に形成した後、外側部分10の身体側に内側部分20を一体化することもできる。この場合、外側部分10および内側部分20の各々は、周縁部においてトップシート及び液不透過性シートがホットメルト接着剤やヒートシール、超音波シール等により接合されて形成される。また、外側部分10および内側部分20の一体化に際しては、内側部分20のトップシート31における周縁部は上縁部を除いて外側部分10のトップシート31に対して、ホットメルト接着剤やヒートシール、超音波シール等により接合される。図9に示す形態は、外側部分10におけるトップシート31とバックシート32との間に内に吸収体30を有しない形態であるが、図6に示す形態に倣って、外側部分10の下側部分におけるトップシート31とバックシート32との間に吸収体を設けることもできる。このように構成されていると、外側トップシートと内側トップシートのそれぞれに対して、肌触りの良い素材の選択が可能となる。また、外側バックシートに対して下着の伸縮を阻害しにくい素材の選択や、内側バックシートに対して肌触りの良い素材の選択が可能となる。
本発明は、男性用吸収パッドに適用されるものである。
各種の排尿形態を示す下着の正面図である。 本発明に係る男性用吸収パッドの展開状態における身体側面の平面図である。 図2の3−3断面の概略図である。 図2の4−4断面の概略図である。 粘着材層の各種配置を示す平面図である。 他の例における、図2の3−3断面に相当する部分の概略図である。 別の吸収パッドの展開状態における下着側面の平面図である。 図7の8−8断面の概略図である。 さらに別の例における、図2の3−3断面に相当する部分の概略図である。
1…男性用吸収パッド、10…外側部分、20…内側部分、30…吸収体、31…トップシート、32…液不透過性シート。

Claims (8)

  1. 装着状態で下着内面に面する下着側面、及びその反対面である身体側面を有する、面状の外側部分と、
    この外側部分の身体側面に対面する下着側面、及びその反対面である身体側面を有し、外側部分に一体化された、面状の内側部分と、
    前記外側部分の下着側面に設けられた、下着に固定される固定部とを備え、
    前記内側部分の身体側面から見た状態で、前記外側部分の下側部分が前記内側部分により覆われており、かつ前記外側部分の上側部分が前記内側部分により覆われておらず、
    前記内側部分の身体側面から見た状態で、前記内側部分の周縁部が上縁部を除いて前記外側部分の身体側面に一体化され、かつ前記内側部分の上縁部と前記外側部分との間の開口を通して、前記外側部分と内側部分との間の空間に性器が挿入されるように構成された、男性用吸収パッドであって、
    前記外側部分の下着側面及び内側部分の身体側面は液不透過性バックシートにより形成されるとともに、前記外側部分の身体側面及び内側部分の下着側面は液透過性トップシートにより形成されており、
    前記内側部分の身体側面から見た状態で、前記外側部分の下側部分の下端部よりも上側は、前記液透過性トップシート及び液不透過性バックシートの間に吸収体が設けられていない低剛性部分とされており、かつこの低剛性部分の少なくとも上端部及び下端部に前記固定部が設けられており、
    前記外側部分および内側部分のうち、前記低剛性部分を除く部分の一部または全部における前記液透過性トップシート及び液不透過性バックシートの間に吸収体が設けられている、
    ことを特徴とする男性用吸収パッド。
  2. 前記内側部分の上下方向長さが前記外側部分の上下方向長さの40〜60%とされ、前記内側部分の幅が前記外側部分の幅の80〜100%とされた、請求項1記載の男性用吸収パッド。
  3. 前記外側部分の全体が、前記液透過性トップシート及び液不透過性バックシートの間に前記吸収体が設けられていない前記低剛性部分とされており、前記内側部分における前記液透過性トップシート及び液不透過性バックシートの間に前記吸収体が設けられている、請求項1または2記載の男性用吸収パッド。
  4. 前記外側部分の下側部分の下端部における前記液透過性トップシート及び液不透過性バックシートの間、ならびに前記内側部分における前記液透過性トップシート及び液不透過性バックシートの間に吸収体が設けられている、請求項1または2記載の男性用吸収パッド。
  5. 液透過性トップシートと液不透過性バックシートとの間に吸収体を有する積層構造体の一方側を他方側に折り返し、一方側を前記内側部分とし、他方側を前記外側部分としてなり、
    前記吸収体が前記内側部分にのみ存在するか、あるいは前記内側部分から前記折り返し部位を介して前記外側部分の下側部分の下端部まで延在されている、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の男性用吸収パッド。
  6. 前記内側部分は、前記外側部分に対向する液透過性の内側トップシートと、身体側に位置する液不透過性の内側バックシートと、これらの間に介在された内側吸収体とを有しており、
    前記外側部分は、前記内側部分に対向し且つ前記内側トップシートとは別体のシートからなる液透過性の外側トップシートと、下着側に位置し且つ前記内側バックシートとは別体のシートからなる液不透過性の外側バックシートとを有し、かつトップシートとバックシートとの間の全体に吸収体が介在されていないか、あるいは下側部分におけるトップシートとバックシートとの間にのみ吸収体が介在されている、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の男性用吸収パッド。
  7. 前記外側部分における下着側面のうち少なくとも前記固定部が伸縮部材により形成されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の男性用吸収パッド。
  8. 前記外側部分における下着側面のうち少なくとも上端部に、長手方向に沿うスリットが幅方向に間隔を空けて複数形成されるとともに、このスリットを有する部分の下着側面に液不透過性伸縮シートが貼り付けられ、この液不透過性伸縮シートの下着側面に前記固定部が設けられている、請求項1〜7のいずれか1項に記載の男性用吸収パッド。
JP2006253542A 2006-09-19 2006-09-19 男性用吸収パッド Active JP4829056B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006253542A JP4829056B2 (ja) 2006-09-19 2006-09-19 男性用吸収パッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006253542A JP4829056B2 (ja) 2006-09-19 2006-09-19 男性用吸収パッド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008073119A JP2008073119A (ja) 2008-04-03
JP4829056B2 true JP4829056B2 (ja) 2011-11-30

Family

ID=39345814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006253542A Active JP4829056B2 (ja) 2006-09-19 2006-09-19 男性用吸収パッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4829056B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5452743B1 (ja) * 2013-02-12 2014-03-26 テル子 廣瀬 男性用排尿吸収パンツ
JP5953390B2 (ja) * 2015-03-25 2016-07-20 株式会社アート良幸 メンズナプキン、及び、メンズサニタリーショーツ
JP6205499B1 (ja) * 2016-06-02 2017-09-27 株式会社無有 尿取パッド

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0644527U (ja) * 1992-11-25 1994-06-14 株式会社ララ 吸尿袋
JP2002336285A (ja) * 2001-03-14 2002-11-26 Ota Eizai Kk 吸収パッド
JP4018902B2 (ja) * 2001-12-14 2007-12-05 王子製紙株式会社 吸収体製品とその製造方法およびその取り扱い方法ならびにこれに用いられる内袋とその製造方法およびこれを用いた下ばき
JP4025634B2 (ja) * 2002-12-03 2007-12-26 オオタ衛材株式会社 吸収パッドの製造方法
JP2005329202A (ja) * 2004-05-18 2005-12-02 Michiko Oku 男性軽失禁用尿吸収ふくろ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008073119A (ja) 2008-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4833646B2 (ja) 吸収性物品
AU2015304525B2 (en) Disposable diaper and cushion sheet
JP2012249941A (ja) 吸収性物品
JP5394151B2 (ja) 吸収性パッド
JP4814835B2 (ja) 体液吸収性物品
JP6737190B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP2006341061A (ja) 使い捨ておむつ
JP6089807B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP2021183279A (ja) 吸収性物品
JP4829056B2 (ja) 男性用吸収パッド
JP6922249B2 (ja) 吸収性物品
JP2021100723A (ja) 吸収性物品
JP4959436B2 (ja) 使い捨て吸収性物品
JP5793861B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP5329178B2 (ja) 使い捨ておむつ
TWI823849B (zh) 吸收性物品
JP6558285B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP6901854B2 (ja) 男性用吸収性物品
WO2017159292A1 (ja) 使い捨ておむつ
WO2017159294A1 (ja) 使い捨ておむつ
TW201904535A (zh) 吸尿墊片
JP5268555B2 (ja) 吸収性物品
JP2013135717A (ja) 使い捨ておむつ
JP2018196574A (ja) 吸収性物品
JP5460046B2 (ja) 吸収用補助パッド

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090826

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110318

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110520

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110719

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110819

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110915

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140922

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4829056

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140922

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250