JP5329178B2 - 使い捨ておむつ - Google Patents

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本発明は、ウエスト立体ギャザーを備えた使い捨ておむつに関する。
従来より、ウエスト開口部からの排泄物の漏れを防止するために、ウエスト立体ギャザーを備えた使い捨ておむつが知られている。例えば、特許文献1には、ウエスト立体ギャザーを備えた展開型の使い捨ておむつが開示されている。また、特許文献2には、ウエスト立体ギャザーを備えたパンツ型の使い捨ておむつが開示されている。
しかし、特許文献1及び特許文献2に記載の使い捨ておむつにおいては、何れも、ウエスト立体ギャザーの起立端の近傍に、剛性の高い吸収体が配されており、ウエスト立体ギャザーが有効に起立せず、ウエスト開口部からの排泄物の漏れを効果的に防止できない場合があった。
特開2002−102279号公報 特開平4−354948号公報
したがって、本発明の目的は、ウエスト立体ギャザーを有効に起立させるとともに、ウエスト開口部からの排泄物の漏れを効果的に防止できる吸収性物品を提供することにある。
本発明は、液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、これらシート間に配された吸収体とを備え、背側部と腹側部と股下部とに区分された使い捨ておむつであって、少なくとも前記背側部に、幅方向に配された弾性部材を有するウエスト立体ギャザーが、幅方向に配され且つ前記股下部に向かう延出部を設けて形成されており、前記吸収体は、前記ウエスト立体ギャザーが配された前記背側部における長手方向の端部に凹状の切り欠き部を有している使い捨ておむつを提供するものである。
本発明の吸収性物品によれば、ウエスト立体ギャザーが有効に起立するとともに、ウエスト開口部からの排泄物の漏れが効果的に防止できる。
以下、本発明の使い捨ておむつであるパンツ型使い捨ておむつの好ましい第1実施形態について、図1〜図3に基づいて説明する。
第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aは、液透過性の表面シート2と、液不透過性の裏面シート3と、これらシート間に配された吸収体4とを備え、背側部Aと腹側部Bと股下部Cとに区分されている。第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aは、少なくとも背側部Aに、幅方向(以下「X方向」という。X方向:使い捨ておむつ1Aの長手方向に延びる中心線CLに垂直な方向をいう。)に配された弾性部材71を有するウエスト立体ギャザー7が、幅方向(X方向)に配され且つ股下部Cに向かう延出部72を設けて形成されている。第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aは、吸収体4が、ウエスト立体ギャザー7が配された背側部Aにおける長手方向(以下「Y方向」という。Y方向:中心線CLに平行な方向をいう。)の端部41に凹状の切り欠き部を有している。
第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aは、図1に示すように、中心線CLに対して左右対称に形成されている。従って以下の説明では、左右対称な部分については、主に、右側について説明する。
第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aについて、詳述すると、本実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1A(以下、「おむつ1A」ともいう。)は、図1〜図3に示すように、吸収体4を含む本体5と、本体5の非肌当接面側に位置して該本体5と接着固定された外包材6とを備えている。外包材6は、図1に示すように、その長手方向(Y方向)に、背側部A、股下部C及び腹側部Bを有しており、外包材6における背側部Aの両側縁部6a,6aと腹側部Bの両側縁6b,6bとが、それぞれ、接合されて一対のサイドシール部(不図示)を形成することにより、ウエスト開口部(不図示)及び一対のレッグ開口部(不図示)を有するパンツ型の使い捨ておむつ1Aが形成される。外包材6の背側部Aは、おむつ1Aの装着時に、装着者の背側に配される部位であり、腹側部Bは、装着者の腹側に配される部位であり、股下部Cは、装着者の股間部に配される部位である。
外包材6は、図1に示すように、その両側縁が、長手方向(Y方向)中央部において内方に括れた形状を有している。また、外包材6は、図2,図3に示すように、おむつの外面をなす外層シート61、外層シート61の内面側に配されている内層シート62及び両シート61,62間に配設固定された複数本のウエスト弾性部材63及び複数本のレッグ弾性部材64a,64bから形成されている。複数本の胴回り弾性部材63は、背側部A及び腹側部Bに設けられており、各胴回り弾性部材63は、伸長状態で、幅方向(X方向)に配設固定されている。複数本のレッグ弾性部材64a,64bは、図1に示すように、レッグ開口部となる周縁部に沿って配され、各レッグ弾性部材64a,64bは、伸長状態で、配設固定されている。
外包材6の外層シート61は、背側部A及び腹側部Bにおいて、図1,図2に示すように、外層シート61と内層シート62とによってウエスト弾性部材63を挟持固定する部位よりも更に長手方向(Y方向)に延出する長さを有し、外層シート61における内層シート62よりも延出した延出領域61a,61bが本体5側に折り返されている。内層シート62は、外層シート61の延出領域61a,61b以外の部分と同形である。
第1実施形態のおむつ1においては、背側部Aの外層シート61の延出領域61aは、ウエスト立体ギャザー7を形成する。ウエスト立体ギャザー7は、幅方向(X方向)に配され且つ股下部Cに向かう延出部72を設けて形成されている。具体的には、図2に示すように、外層シート61の延出領域61aが、股下部Cに向かって延出し、本体5の長手方向(Y方向)の端部近傍に至るまで、外包材6の内層シート62に固定され、ウエスト立体ギャザー7の固定部73が形成されている。固定部73を越えて股下部Cに向かって延出する外層シート61の端縁は、更に本体5向きに折り返される。この折り返された部分に、幅方向(X方向)に延びるウエスト立体ギャザー形成用の弾性部材71が、伸長状態で配設固定されることにより、ウエスト立体ギャザー7の延出部72が形成されている。ウエスト立体ギャザー7の延出部72の長手方向(Y方向)の長さ(l1)は、5mm〜50mmであることが好ましい。さらに、10mm〜30mmであることが好ましい。
本体5は、図1〜図3に示すように、液透過性の表面シート2、液不透過性(撥水性も含む)の裏面シート3及び両シート2、3間に介在された液保持性の吸収体4を有しており、実質的に縦長である。本体5は、外包材6の背側部Aから腹側部Bに跨って配設されており、本体5の長手方向(Y方向)両端部は、外包材6の長手方向(Y方向)両端部よりも長手方向(Y方向)内方に後退した位置にある。本体5は、接着剤、ヒートシール、超音波シール等による接合法によって外包材6の内層シート62に接合されている。
本体5の吸収体4は、図1に示すように、ウエスト立体ギャザー7が配された背側部Aにおける長手方向(Y方向)の端部41に凹状の切り欠き部42を有している。第1実施形態のおむつ1においては、切り欠き部42は、図1に示すように、吸収体4の幅方向(X方向)中央部に、1個形成されている。また、第1実施形態のおむつ1においては、切り欠き部42の底部42aが、図2に示すように、ウエスト立体ギャザー7の延出部72の縁端72aよりも股下部C寄りに形成されている。股下部C寄りに形成されているか否かの判断は、装着状態で判断するのではなく、図1に示すように、おむつ1を平面状に拡げ、展開した状態で判断する。
本体5の長手方向(Y方向)両側部には、図1,図3に示すように、液抵抗性又は撥水性で且つ通気性の素材から構成された側方カフス51,51が設けられている。各側方カフス51の自由端部近傍には、側方カフス形成用の弾性部材52が伸長状態で配設固定されている。側方カフス51は、おむつの装着時に自由端部側が起立し、本体5の幅方向(X方向)への排泄物の流出を阻止することができる。側方カフス51形成用シートは、おむつ1においては、本体5の幅方向(X方向)外側の所定幅の部分51aが、 吸収体4の非肌当接面側に巻き込まれて、吸収体4と裏面シート3との間に固定されているが、所定幅の部分51aが、裏面シート3と外包材6との間に固定されていてもよい。
第1実施形態のおむつ1においては、図1〜図3に示すように、表面シート2及び裏面シート3の間にインジケーター8が配されている。第1実施形態のおむつ1においては、図1,図2に示すように、インジケーター8は、ウエスト立体ギャザー7の延出部72と重なる位置に形成され且つ吸収体4と重ならない位置に形成されている。第1実施形態のおむつ1においては、図1,図2に示すように、インジケーター8は、吸収体4の切り欠き部42に形成されている。具体的には、インジケーター8は、図1に示すように、長方形状のものであり、本体5の長手方向(Y方向)の端部近傍であって、幅方向(X方向)の中央部に配されている。インジケーター8は、図2に示すように、ウエスト立体ギャザー7の延出部72、いわゆるポケットの中に配されており、吸収体4と重ならないように、吸収体4の切り欠き部42に一部が延在するように、表面シート2及び裏面シート3の間に配されている。
第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aの形成材料について説明する。
表面シート2、裏面シート3、側方カフス51形成用シート、外層シート61及び内層シート62としては、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート2としては、液透過性の不織布や、開孔フィルム、これらの積層体等を用いることができ、裏面シート3としては、樹脂フィルムや樹脂フィルムと不織布の積層体等を用いることができる。側方カフス51形成用シートとしては、伸縮性のフィルム、不織布、織物またはそれらの積層シート等を用いることができる。外層シート61及び内層シート62としては、撥水性の不織布等を用いることができる。
吸収体4としては、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。例えば、吸収体4としては、パルプ等の繊維材料の繊維集合体又はこれに高吸収性ポリマーを担持させたものからを、ティッシュペーパーや透水性の不織布等の被覆材で包んでなるもの等を用いることができる。
側方カフス形成用の弾性部材52、ウエスト弾性部材63、レッグ弾性部材64a,64b及びウエスト立体ギャザー形成用の弾性部材71としては、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。例えば、天然ゴム、ポリウレタン、ポリスチレン−ポリイソプレン共重合体、ポリスチレン−ポリブタジエン共重合体、アクリル酸エチル−エチレン等のポリエチレン−αオレフィン共重合体等からなる伸縮性の材料等を用いることができる。
インジケーター8としては、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。例えば、裏面シート3とは別のフィルム若しくは不織布等のシート材又は裏面シート3に、排泄物と接触することにより発色、変色又は消色する色材を塗布したものを用いることができる。例えば、色材としては、pH指示薬と酸化化合物の混合物等を用いることができる。
次に上述した本発明の第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aを使用した際の作用効果について説明する。
第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aは、ウエスト開口部の周囲をサイド伸縮部が連続伸縮しているので、エスト立体ギャザー7の起立効果を発揮しやすい。
第1実施形態のおむつ1Aは、図1〜図3に示すように、ウエスト立体ギャザー7が配された背側部Aにおいて、吸収体4が、切り欠き部42を有しているので、吸収体4の剛性が押さえられ、ウエスト立体ギャザー7の襞が寄りやすく有効に起立し易い。また、ウエスト立体ギャザー7が吸収体にかかる部位に切り欠き部42があることにより、便を補足するポケットが形成される。ウエスト立体ギャザー7が有効に起立し、且つ、便を補足するポケットが形成されることにより、ウエスト開口部からの排泄物の漏れが効果的に防止できる。
また、第1実施形態のおむつ1Aは、図1〜図3に示すように、吸収体4の幅方向(X方向)中央部に、吸収体4が、切り欠き部42を有しているので、切り欠き部42を挟む両端には、吸収体4が存在している。そのため、吸収体4の長手方向(Y方向)の端部の両端からの排泄物の滲みだしを防止することができる。特に、第1実施形態のおむつ1Aは、図2に示すように、切り欠き部42の底部42aが、ウエスト立体ギャザー7の縁端72aよりも股下部C寄りに形成されているので、吸収体4の長手方向(Y方向)の端部からの排泄物の滲みだしを効果的に防止することができる。
また、第1実施形態のおむつ1Aは、図1〜図3に示すように、ウエスト立体ギャザー7の延出部72と重なる位置であって、吸収体4と重ならない位置に、インジケーター8が配されている。そのため、吸収体4に吸収された排泄物の滲みだしによって、インジケーター8が反応することを抑え、ウエスト立体ギャザー7の延出部72により堰き止められた排泄物によって、インジケーター8が反応するので、おむつの交換時期を適切に判断することが可能となる。特に、第1実施形態のおむつ1Aは、図1,図2に示すように、インジケーター8が、吸収体4の切り欠き部42に形成されているので、おむつ1の外観からインジケーター8の変化を確認しやすく、おむつの交換を適切に行うことが可能となる。
次に、本発明の捨ておむつの第2実施形態の展開型の使い捨ておむつについて、図4に基づいて説明する。
第2実施形態の展開型の使い捨ておむつ1Bについては、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aと異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aと同様であり、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aの説明が適宜適用される。
第2実施形態の展開型の使い捨ておむつ1B(以下、「おむつ1B」ともいう。)は、図4に示すように、表面シート2と、裏面シート3と、これら両シート2,3間に介在された吸収体4とを有しており、背側部Aの左右両側には、連設された左右一対のファスニングテープ9,9が設けられており、腹側部Bの外面には、ファスニングテープ9を止着するターゲットテープ10が設けられている。おむつ1Bは、図4に示すように、その両側縁が、長手方向(Y方向)の中央部において内方に括れた形状を有しており、長手方向(Y方向)の両端部の幅が、長手方向(Y方向)中央部の幅よりも広くなっている。おむつ1Bは、おむつ1Bの内面をなす表面シート2と、おむつ1Aの外面をなす裏面シート3とを接合することにより一体化して形成されている。おむつ1Bの長手方向(Y方向)両側部には、図4に示すように、液抵抗性又は撥水性で且つ通気性の素材から構成された側方カフス51,51が設けられている。
おむつ1Bの裏面シート3は、図4に示すように、背側部A及び腹側部Bにおいて、表面シート2よりも更に長手方向(Y方向)に延出する長さを有し、裏面シート3における表面シート2よりも延出した延出領域3a,3bが表面シート2側に折り返されている。おむつ1Bにおいては、背側部Aの裏面シート3の延出領域3aが、ウエスト立体ギャザー7を形成する。
第2実施形態の展開型の使い捨ておむつ1Bの形成材料について説明する。
第2実施形態の展開型の使い捨ておむつ1Bについては、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aと異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aと同様である。
ファスニングテープ9としては、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができ、例えば、「マジックテープ(登録商標)」(クラレ社製)等を用いることができる。ターゲットテープ10としては、ファスニングテープ9のフック材と係合可能なループ材(メス部材)を特に制限なく用いることができる。
上述した本発明の第2実施形態の展開型の使い捨ておむつ1Bは、第1実施形態のパンツ型の使い捨ておむつ1Aと同様の効果が得られる。
本発明の使い捨ておむつは、上述の第1実施形態及び第2実施形態の使い捨ておむつ1A,1Bに何ら制限されるものではなく、適宜変更可能である。また、上述の第1実施形態及び第2実施形態の使い捨ておむつ1A,1Bにおける各構成要件は、本発明の趣旨を損なわない範囲で、適宜組み合わせて実施できる。
例えば、上述の第1実施形態及び第2実施形態の使い捨ておむつ1A,1Bにおいては、図1,図4に示すように、背側部Aの外層シート61の延出領域61a及び裏面シート3の延出領域3aだけがウエスト立体ギャザー7を形成しているが、背側部Aの延出領域61a,3aに加えて、腹側部Bの外層シート61の延出領域61b及び裏面シート3の延出領域3bもウエスト立体ギャザー7を形成していてもよい。
また、上述の第1実施形態の使い捨ておむつ1Aにおいては、図2に示すように、背側部Aの外層シート61の延出領域61aが、ウエスト立体ギャザー7を形成し、第2実施形態の使い捨ておむつ1Bにおいては、図4に示すように、背側部Aの裏面シート3の延出領域3aが、ウエスト立体ギャザー7を形成しているが、外層シート61又は裏面シート3とは別のウエスト立体ギャザー形成用シートを設けることによって、ウエスト立体ギャザー7を形成してもよい。ウエスト立体ギャザー形成用シートとしては、例えば、伸縮性のフィルム、不織布、織物またはそれらの積層シート等を用いることができる。
また、上述の第1実施形態及び第2実施形態の使い捨ておむつ1A,1Bにおいては、図1,図4に示すように、吸収体4の切り欠き部42が、吸収体4の幅方向(X方向)中央部に、1個形成されているが、中央部でなくてもよい。また、中央部に形成されたとしても、図5(a)に示すように、切り欠き部42を挟む、吸収体4の長手方向(Y方向)端部における両側が、長手方向(Y方向)外方に延びるにつれて先細り形状となっていてもよい。また、切り欠き部42は、1個だけでなく、図5(b)に示すように、複数個((図5(b)では2個))形成されていてもよい。
また、上述の第1実施形態及び第2実施形態の使い捨ておむつ1A,1Bにおいては、切り欠き部42の底部42aが、図2に示すように、ウエスト立体ギャザー7の縁端72aよりも股下部C寄りに形成されているが、ウエスト立体ギャザー7の縁端72aよりも股下部C寄りでなくてもよい。
また、上述の第1実施形態及び第2実施形態の使い捨ておむつ1A,1Bにおいては、図1,図4に示すように、インジケーター8が配されているが、配されてなくてもよい。また、配されていても、吸収体4の切り欠き部42に形成されてなくてもよい。例えば、インジケーター8は、腹側部Bから股下部Cを通り背側部Aに亘って連続しておむつの長手方向(Y方向)に形成されていてもよい。
また、上述の第1実施形態及び第2実施形態の使い捨ておむつ1A,1Bにおいては、図1,図4に示すように、長手方向(Y方向)に長いインジケーター8が吸収体4の切り欠き部42に形成されているが、吸収体4と重ならない位置に形成されていればよい。例えば、幅方向(X方向)に長いインジケーター8が吸収体4の切り欠き部42に形成されていてもよい。
図1は、本発明の第1実施形態であるパンツ型使い捨ておむつを展開して伸張した状態を示す展開平面図である。 図2は、図1のY1−Y1線断面図である。 図3は、図1のX1−X1線断面図である。 図4は、本発明の第2実施形態である展開型使い捨ておむつの伸張した状態を示す平面図である。 (a)及び(b)は、吸収体の切り欠き部のその他の形状を示す平面図である。
符号の説明
1A,1B 使い捨ておむつ
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
41 吸収体4の背側部Aにおける長手方向(Y方向)の端部
42 切り欠き部
42a 底部
5 本体
51 側方カフス
52 側方カフス形成用の弾性部材
6 外包材
61 外層シート
62 内層シート
63 ウエスト弾性部材
64a,64b レッグ弾性部材
7 ウエスト立体ギャザー
71 ウエスト立体ギャザー形成用の弾性部材
72 延出部
72a 端縁
73 固定部
8 インジケーター
9 ファスニングテープ
10 ターゲットテープ

Claims (4)

  1. 液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、これらシート間に配された吸収体とを備え、背側部と腹側部と股下部とに区分された使い捨ておむつであって、
    少なくとも前記背側部に、幅方向に配された弾性部材を有するウエスト立体ギャザーが、幅方向に配され且つ前記股下部に向かう延出部を設けて形成されており、
    前記吸収体は、前記ウエスト立体ギャザーが配された前記背側部における長手方向の端部に凹状の切り欠き部を有しており、
    前記吸収体の前記凹状の切り欠き部の底部が、前記ウエスト立体ギャザーの前記延出部の縁端よりも前記股下部寄りに形成されている使い捨ておむつ。
  2. 前記吸収体の前記凹状の切り欠き部が、該吸収体の幅方向中央部に形成されている請求項1に記載の使い捨ておむつ。
  3. 前記表面シート及び前記裏面シートの間にインジケーターが配されており、
    前記インジケーターは、前記ウエスト立体ギャザーの前記延出部と重なる位置に形成され且つ前記吸収体と重ならない位置に形成されている請求項1又は2に記載の使い捨ておむつ。
  4. 前記インジケーターが、前記凹状の切り欠き部に形成されている請求項に記載の使い捨ておむつ。
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