JP3150898U - 簡易連結具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ランドセルやかばんなどの肩ベルトに取付ける連結金具などを安全確実に連結すること。【解決手段】金属材からなるフランジ部の中央垂直方向に樹立した挿入軸部の先端から後端方向に向かって円錐状に拡径した斜面部の最大径の周囲に肉厚な喰込刃部を連設した複数の鍔部を一定間隔で一体に設けて形成した一対の圧入ピン3を並行に位置し、前記一対の圧入ピン3のフランジ部にそれぞれ合成樹脂材からなる保護頭部9を被せて一体に形成してなる連結雄体2と、前記連結雄体2の各圧入ピン3が嵌挿する筒孔を有した合成樹脂材からなる一対の連結筒13を前記圧入ピン3と同間隔で並行に位置し、該一対の連結筒の下端に前記連結雄体2の保護頭部9と相似形に形成した合成樹脂材からなる係止鍔部14を設けて一体に形成した連結雌体12とからなることを特徴とする。【選択図】図11

Description

本考案は、ランドセルやリュックサックまたは旅行かばんなどに取付ける肩ベルト(上下ベルト)に取付けた連結金具を留める連結具の改良に関する。
従来、ランドセルやリュックサックまたはかばんなどに取付けられている肩ベルトは、肩から脇の下に回す長尺な上ベルトと、一端をランドセルやリュックサックの底面に連結し、他端を前記上ベルトと長さ調節可能に連結する短尺な下ベルトとにより形成されている。
前記下ベルト60は、図14に示すごとく、一端にランドセルやリュックサックの底面に取付ける連結金具61、他端には上ベルトの長さを調節する調節金具63がそれぞれ取付けられ、これらの連結金具の脱落を防止するため、下ベルト60の両端を金属製のリベットやはとめなどの連結具65を使用して固定している。また、上ベルトの先端にはランドセルやリュックサックの上端中央に連結するための連結環を連結具(図示せず)で取付けている。
前記連結具65のうち、リベットは、フランジ部の中央に樹立させた軸部を被連結部材に設けた孔に挿通し、反対側に突出した軸部の先端を叩いて変形させることにより連結固定している。はとめは、雌雄一対の部品からなり、フランジ部の中央に樹立させた軸部を有する雄片と前記雄片の軸部先端を受ける皿状の雌片とからなり、被連結部材に設けた孔に雄片の軸部を挿通し、孔の反対側の突出した軸部の先端に雌片を被せ、該雄片のフランジ部と雌片とを冶具で圧着することにより軸部の先端をかしめて連結固定されている。
実用新案登録第3114386号公報 実用新案登録第3124906号公報
しかし、ランドセルやリュックサックまたはかばんなどに連結具が取付けられる皮革部分は、経年変化により伸びて薄くなったり、腰がなくなり柔らかくなる性質を有している。特に肩ベルトなどに使用する皮革部材は硬くて丈夫な素材を使用して形成しているが、肩ベルトは全体が帯状でねじれやすいこと、重いランドセルやリュックサックの荷重が加わるとベルトが伸びやすいことなどから、前記連結具で留めた連結部分が弛んだり、つぶしたリベットの頭部が抜けたりするおそれがある。特に、はとめによる連結部分は、肩ベルトの負荷やねじれ現象などにより連結部分が弛んだり、はとめ自体が劣化しやすく、はとめに軸方向の衝撃が加わるとかしめ部分が広がって弛み、雄片の頭部が雌片から脱け落ちるおそれがある。
また、前記したランドセルやリュックサックまたはかばんなどに使用される連結具は金属材により形成されているため重く、ランドセルには多数の連結具が使用されていることからランドセル全体が重くなると共に、肩ベルトの表面に金属材からなる連結具が目立つと違和感が生じ、ランドセルの見映えが悪いなどの多くの問題点を有している。
本考案が解決しようとする課題は、ランドセルやリュックサックまたはかばんなどの肩ベルトに取付ける付属部品である連結金具を連結する場合、リベットやはとめなどの金属製の連結具を使用することなく、軽量で外部からの衝撃に強く、ワンタッチで安全確実に連結でき、また、連結具を肩ベルトと同一色にすることにより外観に違和感がなく見映えのよい連結具を提供することを目的とするものである。
上記課題を達成するため本考案は、金属材からなるフランジ部4の中央垂直方向に樹立した挿入軸部5の先端から後端方向に向かって円錐状に拡径した斜面部7の最大径の周囲に肉厚な喰込刃部8を設けた複数の鍔部6を一定間隔で一体に設けて形成した一対の圧入ピン3を並行に位置し、前記一対の圧入ピン3のフランジ部4にそれぞれ合成樹脂材からなる保護頭部9を被せて一体に形成してなる連結雄体2と、前記連結雄体2の各圧入ピン3が嵌挿する筒孔15を有した合成樹脂材からなる一対の連結筒13を前記圧入ピン3と同間隔で並行に位置し、該一対の連結筒の下端に前記連結雄体2の保護頭部9と相似形に形成した合成樹脂材からなる係止鍔部14を設けて一体に形成した連結雌体12とからなり、前記連結雌体の連結筒13を被連結材に設けた連結孔33の下面側から挿通させ、被連結材の表面側から前記連結雄体の圧入ピン3を連結雌体の連結筒13に圧着させて、圧入ピンの挿入軸部5を連結筒13に圧入係止させ、該圧入ピンの引き抜き方向の力に対して前記鍔部6の喰込刃部8を連結筒13の内壁面に喰い込ませるようにして固着させることを特徴とする。また、前記連結雌体12を構成する一対の連結筒13は、それぞれ筒孔15の上端開口部16の内径を前記圧入ピン3の鍔部6に設けた喰込刃部8が挿通可能な大径に形成し、奥側内壁面18をテーパー状の斜面部17を介して前記圧入ピン3の挿入軸部5とほぼ同径に狭めて形成すると共に、前記筒孔15の深さを前記連結雄体2の圧入ピン3の挿入軸部5の長さよりやや長く形成したことを特徴とする。さらには、前記連結雄体2の合成樹脂材からなる保護頭部9と、合成樹脂材からなる連結雌体12を、被連結材30の表面皮地31と同一色に着色して形成したことを特徴とする。
本考案の簡易連結具は、被連結物30の連結孔33に連結雌体12の連結筒13を挿通し、該連結筒の筒孔15に連結雄体2の圧入ピン3の先端をそれぞれ合わせて連結雄体2と連結雌体12を圧着することにより、圧入ピン3を連結筒13にワンタッチで圧入係止することができ、引き抜き方向の力に対し、喰込刃部8が内壁面18に喰い込むことにより連結雄体2の離脱を防止することができ、また、連結雄体2の保護頭部9と連結雌体12とを合成樹脂材により形成したことにより部品の軽量化と、着色の容易性から連結具1を被連結物30と同一色に形成することにより一体化させ、連結具1の違和感を無くすことができるという利点がある。
本考案に係る簡易連結具を使用して連結した下部ベルトの平面図である。 本考案に係る簡易連結具を使用して連結した上部ベルトの一部破断した平面図である。 連結雄体の正面図である。 連結雄体の平面図である。 連結雄体の底面図である。 挿通軸部に設けた鍔部の要部拡大断面図である。 連結雌体の正面図である。 連結雌体の平面図である。 図7のA―A線拡大断面図である。 簡易連結具で被連結物を連結する前の状態を説明図である。 被連結物を簡易連結具で連結した状態を示す断面図である。 連結金具を連結具で連結した要部拡大断面図である。 挿通軸部の鍔部の喰合状態を示す要部拡大断面図である。 従来の下部ベルトの平面図である。
本考案の実施の形態を図面に基づいて説明すると、図1は本考案に係る簡易連結具を使用して形成した下部ベルトの平面図、図2は本考案に係る簡易連結具を取付けた上部ベルトの一部破断した平面図、図3は連結雄体の正面図、図4は連結雄体の平面図、図5は連結雄体の底面図、図6は図3の要部拡大図、図7は連結雌体の正面図、図8は連結雌体の平面図、図9は図7のA―A線拡大断面図である。簡易連結具1は、それぞれ合成樹脂材からなる雌雄一対の連結雄体2と連結雌体12とからなり、連結雄体2の下面には金属材により形成した一対の圧入ピン3を並行に取付け、連結雌体12の上面には前記圧入ピン3と嵌合する一対の連結筒13を並行に設けてある。
前記連結雄体2の圧入ピン3は、図3〜6に示すごとく、金属材で円盤状に形成したフランジ部4の中央垂直方向に挿入軸部5を一体に樹立し、該挿入軸部の先端からフランジ部方向にそれぞれ円錐状に拡径した鍔部5を一定間隔で複数設けてある。この鍔部5は、図6に示すごとく、それぞれ先端側を挿入軸部5と同径にし、フランジ部4方向を円錐状に拡径した斜面部7を設け、該斜面部の最大外径部周囲に肉厚な喰込刃部8を一体に形成してある。
前記連結雄体2は、図3に示すごとく、圧入ピン3を構成する挿入軸部5の直径を1〜2mm、好ましくは、1.5mmに形成し、喰込刃部8の直径を1.5〜2mm、好ましくは1.8mmに形成し、保護頭部9の下面から突出する挿入軸部5の長さXは、5〜8mm、好ましくは6mmに形成してある。また、連結雄体2に取付けた一対の圧入ピン3の間隔は、取付ける被連結物の幅によってそれぞれ相違し、通常10〜16mmの間隔で並行に位置し、被連結物が例えば、下部ベルト30の場合、12mmの間隔で形成し、上ベルトの場合は15mmの間隔で形成してある。しかし、上記寸法は実験例であり、この寸法に限るものではない。
前記挿入軸部5の鍔部6を構成する斜面部7の傾斜角度は、約3〜30度で、好ましくは5〜15度に形成したことにより、圧入ピン3の挿入軸部5を侵入させて連結筒13の筒孔15に圧入させると、斜面部7が内壁面18をスムースに押し広げながら侵入することができる。
前記圧入ピン3に引き抜き方向の力が作用した場合、図12、13に示すごとく、前記連結筒13の内壁面18に狭着されている鍔部5の喰込刃部8の後面は、挿入軸部5の軸心方向と直角方に形成してあるため、挿入軸部5に引き抜き方向の力が作用すると、喰込刃部8は復元力により狭められている内壁面18に喰い込んで圧入ピン3の離脱が防止される。前記喰込刃部8は肉厚に形成してあるため、引き抜き力に対して変形したり、割れたりせずに内壁面18に喰い込むので連結雄体2の圧入ピン3が抜けるおそれはない。
前記連結雄体2を構成する一対の圧入ピン3のフランジ部4に被せた合成樹脂材からなる保護頭部9は、前記フランジ部4の外周面を同心上で表面を湾曲させて半円状に形成した頭部を互いに連結してひょうたん型の一体に形成し、前記保護頭部9の底面側には、圧入ピン3の挿入軸部5と同心円上に、フランジ部4の周縁を一部露出させた凹溝部10を設けて連結雄体2の軽量化を図っている。また、保護頭部9に使用する合成樹脂材は、熱可塑性樹脂材で、好ましくは、軽くて耐屈曲疲労性を有するポリエステル樹脂材を使用する。
連結雄体2に取付けた一対の圧入ピン3に加わる引き抜き力は、例えば、一本の挿入軸部5の直径が1mmで、鍔部5を4段とした場合、約30kgの力に耐えることができる。したがって、挿入軸部5の直径を1.5mmと太くした場合、二本の圧入ピンを一体に取付けた連結体1は、70〜100kgの引き抜き力に耐えることができる。
前記連結雌体12は、図7、8に示すごとく、合成樹脂材からなる一対の連結筒13の下端に、前記連結雄体2の保護頭部9と相似形に形成した係止鍔部14を設けて一体に形成し、前記連結筒13の間隔は、連結雄体2に取付けた圧入ピン3の間隔と同一間隔に形成してある。
更に前記連結筒13の筒孔15の深さを、前記連結雄体2の圧入ピン3の挿入軸部5の長さXよりやや長く形成してある。前記筒孔15の深さを長くすることにより、連結雄体2の各圧入ピン3の間隔が同じで、挿入軸部5の長さが相違する他の連結雄体にも共用することができる。この連結雌体12に使用する合成樹脂材は熱可塑性樹脂材で、好ましくは、軽くて耐屈曲疲労性を有するポリエステル樹脂材を使用する。
前記連結筒13の筒孔15は、上方開口部16の径を前記圧入ピン3の鍔部6が挿入可能な大径に形成し、奥側を挿入軸部5とほぼ同径に狭めてテーパー状の斜面部17を設けて圧入される挿入軸部5の鍔部6を奥側にスムースに侵入させることができる。
前記斜面部17の傾斜角度は、前記挿入軸5に設けた鍔部6の斜面部7と同一角度に形成することにより、連結筒13に圧入ピンを圧入する際、先端鍔部6の斜面部17と筒孔15の斜面部17とが当接して筒孔15の軸心と、圧入ピン3の軸心とを同一軸心上に位置させることができる。
連結筒13の筒孔15内に圧入させた圧入ピン3の挿入軸部5が最深部で停止すると、鍔部6の斜面部7で押し広げられた内壁面18の反発力によって挿入軸部5が圧着係止され、圧入ピン3の引き抜き方向の力が作用すると、挿入軸部5の軸心方向と直角方向に広がった鍔部6の喰込刃部8が内壁面18の複数個所に喰い込んで後退不可能に固着することができる。
前記連結雄体2の保護頭部9と連結雌体12を合成樹脂材で形成したことにより着色が容易となるため、連結具1を被連結材30の表面皮地31と同一色に着色して形成することにより、被連結材30に取付けた連結具1は表面皮地31と同化して違和感がなくなりランドセルの見映えをよくすることができる。
さらには連結具1の着色を、肩ベルトの表面皮地と同一色ではなく、表面皮地と反対色などにすることにより、逆に連結具を強調しておしゃれなワンポイントにすることもできる。さらにはまた、保護頭部9や係止鍔部14の形状を花柄や動物の形状にして被連結材30の表面にワンポイントのアクセアリーとして取付けることができるのは勿論である。
前記連結具1を構成する連結雄体2の圧入ピン3の長さや径、または並列した圧入ピンの間隔、および連結雌体12の連結筒13の長さや径、さらにはまたは並列した連結筒13の間隔は、取付ける被連結部材の厚さ、取付け箇所などにより強度が異なることから、それぞれの用途にあわせて形成したものを使用することができるのは勿論である。
以下、本考案の実施形態の作用について説明すると、連結具1を構成する連結雄体2と連結雌体12を使用して被連結材(上下ベルト)30、40に取付金具35や調節金具36などを取付ける場合、例えば、図1に示す下部ベルト30に取付金具35を取付ける場合、あらかじめ表面皮地31の一端を取付金具35に挿通してから折り返して裏面皮地32と重合し、この重合部分に設けた一対の連結孔33の下面側から連結雌体12の連結筒13を挿通する(図10)。
次いで、下部ベルト30の表面側から連結雄体2の圧入ピン3の先端を、連結筒13の開口部16に当てた後、連結雄体2と連結雌体12とを圧着して圧入ピン3の挿入軸部5を連結筒13の筒孔15に圧入して固着する(図11、12)。
連結筒13の開口部16は、挿入軸部5の鍔部6が挿入可能な広径に形成して斜面部17を設けてあるため、圧入ピン3の先端を開口部16から挿入したとき、鍔部6の斜面部17と、連結筒13の斜面部17とが同一角度に傾斜させてあるので、互いの斜面が当接すると筒孔15の軸心と、圧入ピン3の軸心とが同一軸心上に位置し、圧入ピン3の圧入時に挿入軸部5の軸心がズレたり曲がったりする圧入不良を防止することができる。
連結雄体2の圧入ピン3を連結筒13に圧入すると、斜面部7が先端方向を円錐状に形成してあるため挿入軸部5のつば部6が内壁面18を押し広げながらスムースに侵入し、圧入ピン3が停止すると内壁面18が押し広げられた反発力によって元の位置に戻る力が作用して挿入軸部5を圧着係止する。
次いで、圧入ピン3に引き抜き方向の力が作用すると、図13に示すごとく、圧入ピン3の周面には内壁面19の弾発力によって圧着されている鍔部5の喰込刃部8が肉厚に形成されて強度性を有するため、引き抜き方向の力に対して変形することなく内壁面18に喰い込んで係止して引き抜くことは困難である。この一対の圧入ピン3の引き抜き力に対し、挿入軸部5の直径をそれぞれ1.5mmとし、鍔部6を4段設けた場合、70〜100kgの引き抜き力に耐えることができる。
さらに、連結雄体2の保護頭部9の裏面と連結雌体12の係止鍔部14の裏面とで連結孔33付近の表面皮地31の上下両面を広く圧着することにより、経年変化によって表面皮地が伸びても連結具が脱落する虞がない。さらには、一度圧入した圧入ピン3は、挿入軸部5を切断しないかぎり引き抜くことはできないので、下部ベルト30または上ベルト40などに取付けた各種連結金具が使用中に脱落するおそれがなく安心して使用することができる。
連結雌体12は、連結筒13に設けた筒孔15の深さを、圧入ピン3の挿入軸部5の長さXよりやや長く形成したことにより、連結雄体2の各圧入ピン3の間隔が同じで、挿入軸部5の長さが相違する他の連結雄体にも共用することができる。
また、圧着時に、連結筒13の上端面と保護頭部9の下面とが当接停止することにより、圧入した圧入ピンのブレを防止し、さらには、所定の深さで圧入ピン3が止まるので、締めすぎなどによる保護頭部9や連結筒13の上端面の破損を防止して確実に連結することができる。
さらには、一対の圧入ピン3のフランジ部4に、軽くて耐屈曲疲労性を有するポリエステル樹脂材からなる保護頭部9を被せて一体化したことにより、軽量で強度性を有する連結具を提供でき、重い荷重と過酷な耐久力が要求される肩ベルトの連結具として最適であり、且つ、圧入ピン3を除く保護頭部9と連結雌体12を合成樹脂材により形成したことにより、着色の容易性と取付けたランドセルやかばんの軽量化を図ることができる。
1 連結具
2 連結雄体
3 圧入ピン
4 フランジ部
5 挿入軸部
6 鍔部
7 斜面部
8 喰込刃部
9 保護頭部
12 連結雌体
13 連結筒
14 係止鍔部
15 筒孔
16 開口部
18 内壁面
30 下部ベルト
31 表面皮地
32 裏面皮地
33 連結孔
35 連結金具
36 調節金具
40 上ベルト

Claims (3)

  1. 金属材からなるフランジ部(4)の中央垂直方向に樹立した挿入軸部(5)の先端から後端方向に向かって円錐状に拡径した斜面部(7)の最大径の周囲に肉厚な喰込刃部(8)を設けた複数の鍔部(6)を一定間隔で一体に設けて形成した一対の圧入ピン(3)を並行に位置し、前記一対の圧入ピン(3)のフランジ部(4)にそれぞれ合成樹脂材からなる保護頭部(9)を被せて一体に形成してなる連結雄体(2)と、
    前記連結雄体(2)の各圧入ピン(3)が嵌挿する筒孔(15)を有した合成樹脂材からなる一対の連結筒(13)を前記圧入ピン(3)と同間隔で並行に位置し、該一対の連結筒の下端に前記連結雄体(2)の保護頭部(9)と相似形に形成した合成樹脂材からなる係止鍔部(14)を設けて一体に形成した連結雌体(12)とからなり、
    前記連結雌体の連結筒(13)を被連結材に設けた連結孔(33)の下面側から挿通させ、被連結材(30)の表面側から前記連結雄体の圧入ピン(3)を連結雌体の連結筒(13)に圧着させて、圧入ピンの挿入軸部(5)を連結筒(13)に圧入係止させ、該圧入ピンの引き抜き方向の力に対して前記鍔部(6)の喰込刃部(8)を連結筒(13)の内壁面に喰い込ませるようにして固着させることを特徴とする簡易連結具。
  2. 前記連結雌体(12)を構成する一対の連結筒(13)は、それぞれ筒孔(15)の上端開口部(16)の内径を前記圧入ピン(3)の鍔部(6)に設けた喰込刃部(8)が挿通可能な大径に形成し、奥側内壁面(18)をテーパー状の斜面部(17)を介して前記圧入ピン(3)の挿入軸部(5)とほぼ同径に狭めて形成すると共に、前記筒孔(15)の深さを前記連結雄体(2)の圧入ピン(3)の挿入軸部(5)の長さよりやや長く形成したことを特徴とする請求項1記載の簡易連結具。
  3. 前記連結雄体(2)の合成樹脂材からなる保護頭部(9)と、合成樹脂材からなる連結雌体(12)を、被連結材(30)の表面皮地(31)と同一色に着色して形成したことを特徴とする請求項1または2記載の簡易連結具。
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