JP3150872B2 - ガスアシスト射出成形用樹脂材料、及び中空成形品並びにその成形方法 - Google Patents

ガスアシスト射出成形用樹脂材料、及び中空成形品並びにその成形方法

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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスアシスト射出成形
(以下GAI成形と称する)用の樹脂材料及び、これを
用いるガスアシスト射出成形法並びに成形品に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】GAI
成形は、金型キャビティ内に溶融樹脂を射出充填すると
ともに、その射出途中又は射出充填完了後に、射出機の
先端に設けられたノズル、あるいは金型の一部に配置さ
れたニードルにより、窒素等の加圧ガスを金型キャビテ
ィ内の溶融樹脂中に注入し、成形品に中空部を形成する
成形方法であり、ひけやそりが発生されず軽量でしかも
安価に成形品を製造できる等の特徴から、最近特に注目
されている成形技術である。従来、このGAI成形の材
料としては、安価で取り扱いが容易であるという点を重
視して、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレ
ン、ABS、変性PPO等の樹脂が用いられているが、
近年では機械的強度、耐熱性、耐薬品性等に優れた樹脂
を用いたGAI成形品の要望が高まっており、このよう
な特性を有する樹脂の1つであるポリアセタール樹脂の
GAI成形が期待されている。しかしながら、通常のポ
リアセタール樹脂をGAI成形した場合、金型キャビテ
ィ内での溶融樹脂の流動性不良、あるいはガス圧入前の
溶融樹脂の流動変形等に伴い、成形品に多重しわ状のヘ
ジテーションマーク・湯じわ等の表面外観不良や偏肉等
が生じ易いという問題がある。本発明は、上記問題点に
鑑みてなされたものであり、表面外観が良好で偏肉の少
ないポリアセタール樹脂系GAI成形品及びこのための
樹脂材料並びに成形法を提供することを目的とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するため鋭意検討した結果、特定のレオロジー特性
を有するポリアセタール樹脂系樹脂材料を用いることが
極めて好適であり、これにより上記問題点が解消される
ことを見い出し本発明を完成するに至った。即ち、本発
明は、ポリアセタール樹脂を主成分として含有してな
り、190 ℃における動的粘性率η’が5×103 〜3×10
4poise(角速度10rad/s)、且つ動的弾性率G’が1×10
2 〜1×105 dyn/cm2 (角速度0.1rad/s)であることを
特徴とするガスアシスト射出成形(GAI成形)用の樹
脂材料に関するものである。
【0004】以下、本発明について詳細に説明する。本
発明において、GAI用材料は、ポリアセタール樹脂を
主成分とし、 190℃で測定される角速度10rad/s におけ
る動的粘性率η’が5×103 〜3×104poise、且つ角速
度0.1rad/sにおける動的弾性率G’が1×102 〜1×10
5dyn/cm2となるように調製されていることを特徴とする
ものであり、かかる樹脂材料を用いてGAI成形するこ
とにより、表面外観が良好で偏肉の少ないGAI成形品
の製造を可能としたものである。本発明の樹脂材料を規
定している角速度10rad/s における動的粘性率η’、お
よび、角速度 0.1rad/s における動的弾性率G’はいず
れも一般的なレオメータ(コーンプレート)を使用し、
測定された値である。樹脂材料の動的粘性率η’が5×
103poiseよりも小さい場合にはGAI成形におけるガス
の圧入が難しく、樹脂の破けなどを生じる場合もあり、
また、3×104 poise よりも大きい場合には金型キャビ
ティ内での樹脂の流動が著しく悪くなり易く、外観不良
・偏肉の原因となり、いずれの場合も好ましくない。一
方、樹脂材料の動的弾性率G’が1×102dyn/cm2よりも
小さい場合にはガス圧入前の溶融樹脂の流動変形が大き
くなり易く、外観不良・偏肉の原因となり、また1×10
5 dyn/cm2よりも大きい場合にはガス圧入時の吹き込み
成形性が極めて低下しいずれの場合も好ましくない。本
発明において、樹脂材料に要求される、かかる動的粘性
率η’および動的弾性率G’はいずれか一方だけを満足
するだけでは不十分であり、両者の要件をすべて満足す
るように調製することにより初めて目的を達成すること
ができる。
【0005】本発明においてGAI中空成形体の原料と
して用いられる樹脂材料は、ポリアセタール樹脂を主成
分とし、上記レオロジー特性を満足するものであれば主
成分たるポリアセタール樹脂の分子構造および樹脂材料
の化学組成は特に限定されることはないが、その中でも
好ましいものとしては(1)ポリアセタール樹脂が分岐
または架橋構造を有するもの、(2)樹脂材料が、ポリ
アセタール樹脂とゴム状ポリマーのコアとガラス状ポリ
マーのシェルを有するコアシェルポリマーを含有してな
る組成物であるもの、(3)樹脂材料が、ポリアセター
ル樹脂と熱可塑性ポリウレタン樹脂を含有してなる組成
物であるもの、(4)樹脂材料が、ポリアセタール樹脂
と変性ポリオレフィンを含有してなる組成物であるもの
などが挙げられる。ここで上記(1)の分岐または架橋
構造を有するポリアセタール樹脂を得るための分岐また
は架橋を形成しうる成分としては、1分子中に少なくと
も1〜2個のエポキシ環を持つ単官能性あるいは多官能
性グリシジルエーテルを用いることが好ましく、例え
ば、エチレングリコールジグリシジルエーテル、プロピ
レングリコールジグリシジルエーテル、1,4 −ブタンジ
オールジグリシジルエーテル、ヘキサメチレングリコー
ルジグリシジルエーテル、レゾルシノールジグリシジル
エーテル、ビスフェノールAジグリシジルエーテル、ポ
リエチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリプロ
ピレングリコールジグリシジルエーテル、ポリブチレン
グリコールジグリシジルエーテル等が例示される。これ
らはポリアセタールの重合時に使用される。これらの分
岐または架橋形成成分の導入により前述のレオロジー要
件を満足するポリアセタール樹脂を得るためには、ポリ
アセタール樹脂に対してこれら導入成分残基が 0.005〜
0.2 重量%の範囲内となるように導入するのが好まし
い。分岐又は架橋構造を有するポリアセタール樹脂と共
に、樹脂材料のレオロジー特性を変化させ得る他の成分
を併用する場合においては、分岐又は架橋ポリアセター
ル樹脂に対するこのような制約はなく、樹脂材料として
規定のレオロジー樹脂となるよう、調製すればよい。ま
た、分岐又は架橋構造を有さないポリアセタール樹脂と
の併用も可能である。次に上記(2)〜(4)において
用いるポリアセタール樹脂としては、特に制約はなく、
その基本的な分子構造はホモポリマー及びコポリマーの
いずれを用いることも可能であるが、特にオキシメチレ
ンユニットを主たる構成単位としコモノマー成分を含む
コポリマーが好ましい。コモノマーとしては、エチレン
オキシド、プロピレンオキシド、1,3 −ジオキソラン、
1,4 −ブタンジオールホルマール、ジエチレングリコー
ルホルマール、トリオキセパン等が好ましくその導入量
はその反応性や重合条件等により異なり一義的に決定さ
れるものではないが、ポリアセタールに対し1種または
2種以上を合わせてその残基として 0.3〜20重量%の範
囲内である。
【0006】また、上記(1)の如き分岐又は架橋構造
を有するポリアセタール樹脂を用いることも可能であ
る。
【0007】また、上記(2)のゴム状ポリマーのコア
とガラス状ポリマーのシェルを有するコアシェルポリマ
ー成分は従来公知の方法にて調製するか、あるいは市販
品を用いることができる。これらの成分は、溶融混練等
により単にポリアセタール樹脂に配合しても、その一部
又は全部をポリアセタール樹脂と反応させてもよい。コ
アシェルポリマーとして、特に好ましいのは、共役ジエ
ンまたはアルキル基の炭素数が2〜8であるアルキルア
クリレートあるいはその混合物などの重合体がゴム状コ
アの主成分を形成し、メチルメタクリレートあるいはメ
チルメタクリレートと共重合可能な成分などの重合体が
ガラス状ポリマーのシェルの主成分を形成するものであ
り、更にコアとシェルの間や、コア中に第三成分的な中
間相を有しているものでもよい。市販品の典型例はロー
ン・アンド・ハース社のアクリロイド、呉羽化学工業
(株)のパラロイド、武田薬品工業(株)のスタフィロ
イド、鐘淵化学工業(株)のカネエース、三菱レーヨン
(株)のメタプレン等が挙げられる。ここで用いられる
ゴム状ポリマーのコアとガラス状ポリマーのシェルを有
するコアシェルポリマーの量はGAI用樹脂材料として
前述のレオロジー特性を満足する様に他の成分の有無、
及びその特性等を考慮して決定することが必要である
が、好ましい量を特定するならば、ポリアセタール樹脂
100重量部に対してゴム状ポリマーのコアとガラス状ポ
リマーのシェルを有するコアシェルポリマー1種または
2種以上を合わせて1〜50重量部である。
【0008】また、上記(3)の熱可塑性ポリウレタン
樹脂としては(a)4,4'−メチレンビス(フェニルイソ
シアネート)、1,6 −ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、2,4 −トリレンジイソシアネート、イソホロンジイ
ソシアネート及びその誘導体等のジイソシアネート化合
物等、(b)ポリアジピン酸エステルのジオール、ポリ
ラクトンのジオール、ポリ炭酸エステルのジオール、イ
ソシアネートポリ(テトラメチレンエーテル)グリコー
ル、ポリ(プロピレンオキシド)グリコール、プロピレ
ンオキシド−エチレンオキシド共重合体、テトラヒドロ
フラン−エチレンオキシド共重合体及びその誘導体等の
分子量 500〜5000の高分子量ポリオール等、および
(c)エチレングリコール、プロピレングリコール、1,
4 −ブタンジオール、1,6 −ヘキサンジオール、グリセ
リン、ハイドロキノンジエチロールエーテル、レゾルシ
ンジエチロールエーテル及びその誘導体等の分子量60〜
500 の低分子ポリオール及び/またはポリアミン等、の
3成分を主たる構成成分とする反応生成物が代表的なも
のであり、公知の方法で調製したもの或いは市販品が使
用できる。これらの成分は、溶融混練等により単にポリ
アセタール樹脂に配合しても、その一部又は全部をポリ
アセタール樹脂と反応させてもよい。ここで用いられる
熱可塑性ポリウレタン樹脂の量は、GAI用樹脂材料と
して前述のレオロジー特性を満足する様に他の成分の有
無、及びその特性等を考慮して決定することが必要であ
るが、好ましい量を特定するならば、ポリアセタール樹
脂100 重量部に対して熱可塑性ポリウレタン樹脂1種ま
たは2種以上を合わせて1〜50重量部である。また、更
にイソシアネート化合物を添加剤として用いることも可
能である。
【0009】また、上記(4)の変性ポリオレフィンと
は、オレフィンの単独重合体又は2種以上のオレフィン
の共重合体、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリメチルペンテン、エチレン−プロピレンランダム共
重合体、エチレン−α−オレフィン共重合体、プロピレ
ン−α−オレフィン共重合体等に、不飽和カルボン酸又
はその誘導体をグラフト重合して変性したもの、オレフ
ィンから選ばれた1種又は2種以上と不飽和カルボン酸
又はその誘導体から選ばれた1種又は2種以上を共重合
して変性したもの及びこれに更に不飽和カルボン酸又は
その誘導体をグラフト重合して変性したもの等である。
ここで、変性のため使用される不飽和カルボン酸として
は、例えばマレイン酸、フマル酸、イタコン酸、アクリ
ル酸、メタクリル酸等が挙げられる。また不飽和カルボ
ン酸の誘導体としては、これらの酸無水物、エステル、
アミド、イミド、金属塩等があり、その具体例として
は、無水マレイン酸、無水イタコン酸、アクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸
グリシジル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸グリシジル、マレイン酸モノエチルエ
ステル、マレイン酸ジエチルエステル、フマル酸モノメ
チルエステル、フマル酸ジメチルエステル、アクリルア
ミド、メタクリルアミド、マレイン酸モノアミド、マレ
イン酸ジアミド、フマル酸モノアミド、マレイミド、N
−ブチルマレイミド、メタクリル酸ナトリウム等を挙げ
ることができる。変性ポリオレフィンの具体例としては
無水マレイン酸変性ポリエチレン、無水マレイン酸変性
ポリプロピレン、無水マレイン酸変性−エチレン−プロ
ピレン共重合体等が例示される。これらの成分は、溶融
混練等により単にポリアセタール樹脂に配合しても、そ
の一部又は全部をポリアセタール樹脂と反応させてもよ
い。ここで用いられる変性ポリオレフィンの量は、GA
I用樹脂材料として前述のレオロジー特性を満足する様
に他の成分の有無、及びその特性等を考慮して決定する
ことが必要であるが、好ましい量を特定するならば、ポ
リアセタール樹脂100 重量部に対して変性ポリオレフィ
ン1種または2種以上を合わせて1〜50重量部である。
【0010】また、本発明のGAI用樹脂材料には本発
明の目的を阻害しない限り必要に応じ、一般的な添加
剤、例えば染料・顔料等の着色剤、滑剤、可塑剤、核
剤、離型剤、帯電防止剤、界面活性剤等の1種または2
種以上を配合して使用することができ、また、他の熱可
塑性樹脂、あるいは無機または有機の繊維状、粉粒状、
板状の充填剤を補助的に配合した組成物として使用する
こともできる。
【0011】本発明において、上記樹脂材料を用いてG
AI成形により中空成形品を製造するにあたっては、従
来公知のGAI成形に用いられる成形機を使用し、従来
公知の方法に準じて行えばよい。
【0012】
【発明の効果】本発明のポリアセタール樹脂を主成分と
するGAI用樹脂材料は、GAI成形時のキャビティ内
での溶融樹脂の流動性不良が抑制され、またガス圧入前
の溶融樹脂の流動変形等が無くなり、成形品に発生する
ヘジテーションマーク・湯じわ等の表面外観不良や偏肉
等を防止することができる。また、機械的強度や耐熱性
にも優れ、各種工業用途に好適である。
【0013】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが本発明はこれら実施例に限定されるものではない。 実施例1〜4、比較例1〜4 表1に示すように、 190℃における動的粘性率η’(角
速度10rad/s)、および、動的弾性率G’(角速度0.1rad
/s)がそれぞれ異なる樹脂材料を射出成形機のシリンダ
ー内で溶融し、金型キャビティ内に射出した。このとき
シリンダー、金型の温度はそれぞれ190 ℃、80℃に調整
し、樹脂の射出量はキャビティ容積の約75%とした。金
型キャビティ形状の概略は図1の通りである。樹脂射出
から1秒後に、圧力 150kg/cm2 の圧縮窒素ガスを金型
キャビティに配置したニードル(図示せず)から注入し
て樹脂を膨張させ、金型キャビティ内に転写せしめた。
しかる後、ガスによる圧縮状態を解散し、更に金型を冷
却して成形品を取り出した。成形品は表面外観(ヘジテ
ーションマーク・湯じわ)、偏肉の程度を観察し、優、
良、可、不可のランク付けをした。結果を表1に示す。
尚、表中で用いた略号は下記の通りである。 ・ポリアセタール ポリプラスチックス(株)製 ジュラコン ・コアシェルポリマー 武田薬品工業(株)製 スタフィロイド PO-0143 ・熱可塑性ポリウレタン 武田バーディシェウレタン工業(株)製 エラストラン
ET680L−10 ・変性ポリオレフィン 無水マレイン酸変性ポリエチレン ・MI メルトインデックス(190 ℃にて測定、単位はg/10mi
n )
【0014】
【表1】
【0015】* ガス注入時に吹き込み不良が発生
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例及び比較例で用いた金型のキャビティ
形状を示す略示図である。
【符号の説明】
1 … 金型 2 … S字形円柱体キャビティ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−100852(JP,A) 特開 平6−328490(JP,A) 特開 平6−302140(JP,A) 特開 平5−138678(JP,A) 特開 平3−170526(JP,A) 特開 平6−117517(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリアセタール樹脂を主成分として含有
    してなり、190 ℃における動的粘性率η’が5×103
    3×104poise(角速度10rad/s)、且つ動的弾性率G’が
    1×102 〜1×105 dyn/cm2 (角速度0.1rad/s)である
    ことを特徴とするガスアシスト射出成形用の樹脂材料。
  2. 【請求項2】 ポリアセタール樹脂が分岐または架橋構
    造を有するポリアセタール樹脂である請求項1記載の樹
    脂材料。
  3. 【請求項3】 ポリアセタール樹脂 100重量部に対し
    て、ゴム状ポリマーのコアとガラス状ポリマーのシェル
    を有するコアシェルポリマー1〜50重量部を含有してな
    る請求項1又は2記載の樹脂材料。
  4. 【請求項4】 ポリアセタール樹脂 100重量部に対して
    熱可塑性ポリウレタン樹脂1〜50重量部を含有してなる
    請求項1又は2記載の樹脂材料。
  5. 【請求項5】 ポリアセタール樹脂 100重量部に対し
    て、変性ポリオレフィン1〜50重量部を含有してなる請
    求項1又は2記載の樹脂材料。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れか1項記載の樹脂材
    料を用いてガスアシスト射出成形することを特徴とする
    中空部を有する成形品の成形方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5の何れか1項記載の樹脂材
    料からなり、ガスアシスト射出成形法により成形され
    た、中空部を有する成形品。
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