JP3150660U - 棒状led照明灯 - Google Patents
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Abstract
【課題】連結しても見映えが良く、しかもバランスの良い照明効果が得られる棒状LED照明灯を提供する。【解決手段】LED光源を用いた棒状LED照明灯であって、一方の端部に、LED光源用導電体30と導通している下方突出接続端子60を備えた上側連結部106が形成されていると共に、他方の端部に、LED光源用導電体30と導通しており、かつ上側連結部106の下方突出接続端子60の嵌入時に当該接続端子と接触導通する、下方突出接続端子60と嵌脱自在の嵌合凹所を備えた下側連結部10cが形成されていることを特徴とする。【選択図】図4
Description
本考案は、LED光源を用いた棒状LED照明灯、特に商品陳列・インテリア用照明器具として好適な棒状LED照明灯に関する。
従来、LED光源を用いた照明器具としては、種々の形態のものが知られており、例えば、基板上に導電体を介して複数のLED光源を列状に配置し、ケースカバーで被覆した棒状(あるいは板状)のLED照明灯もその一つである(非特許文献1参照)。
このような棒状LED照明灯は、一般に工作機械等の盤内照明や保冷庫等の低温環境での照明に使用され、設置対照部位が長尺な場合には、当該棒状LED照明灯を適宜数連結して使用していた。
このような棒状LED照明灯は、一般に工作機械等の盤内照明や保冷庫等の低温環境での照明に使用され、設置対照部位が長尺な場合には、当該棒状LED照明灯を適宜数連結して使用していた。
しかしながら、斯かる従来の棒状LED照明灯の連結は、単に棒状LED照明灯から外部に引き出されたコード同士を接続して行なっていたに過ぎなかったため、工場等内における照明器具としてはともかく、商品を陳列する棚やショーケースあるいはインテリア照明器具としては、接続コードが露出し、見映えが悪いと共に、LED光源間の間隔が本体内における間隔に比し、コード接続部において当該露出しているコード分だけ長くなるため、等間隔でのLED光源発光が得られず、アンバランスな照明になると云う問題があり、実用性に欠けるのが実状であった。
"棒状LED光源"、岡谷電機産業株式会社〔平成21年2月26日検索〕、インターネット<URL:http:/www.okayaelec.co.jp>
本考案は、上記の如き従来の問題と実状に鑑みてなされたもので、連結しても見映えが良く、しかもバランスの良い照明効果が得られ、特に商品陳列・インテリア用照明器具として好適な棒状LED照明灯を提供することを課題としているものである。
本考案は、LED光源を用いた棒状LED照明灯であって、一方の端部に、LED光源用導電体と導通している下方突出接続端子を備えた上側連結部が形成されていると共に、他方の端部に、LED光源用導電体と導通しており、かつ上側連結部の下方突出接続端子の嵌入時に当該接続端子と接触導通する、下方突出接続端子と嵌脱自在の嵌合凹所を備えた下側連結部が形成されていることを特徴とする棒状LED照明灯により上記課題を解決したものである。
本考案棒状LED照明灯を用いれば、第1の棒状LED照明灯の上側連結部を第2の棒状LED照明灯の下側連結部に重ね合せ、下方突出接続端子を嵌合凹所に嵌入するだけで導通可能に連結されるので、極めて容易かつ確実に連結操作を行なうことができる。
しかも、従来のように接続コードが露出することがないので、見映えが良いと共に、上側連結部及び下側連結部の長さをLED光源間の間隔と略一致せしめれば、連結状態でもLED光源間の間隔が均一となるので、バランスの良い照明効果が得られる。
また、特に上側連結部と下側連結部を回動可能な態様で実施すれば、連結部で屈曲せしめることができるので、コーナー等如何なる箇所においても自在に設置することができる。
以上従って、本考案棒状LED照明灯は、特に商品陳列・インテリア用照明器具として好適で、実用性に優れる。
しかも、従来のように接続コードが露出することがないので、見映えが良いと共に、上側連結部及び下側連結部の長さをLED光源間の間隔と略一致せしめれば、連結状態でもLED光源間の間隔が均一となるので、バランスの良い照明効果が得られる。
また、特に上側連結部と下側連結部を回動可能な態様で実施すれば、連結部で屈曲せしめることができるので、コーナー等如何なる箇所においても自在に設置することができる。
以上従って、本考案棒状LED照明灯は、特に商品陳列・インテリア用照明器具として好適で、実用性に優れる。
以下本考案の実施の形態を図1〜5と共に説明する。
10は棒状LED照明灯で、図1に示されているように、本体部10aと;その一方の端部に形成された上側連結部10bと;その他方の端部に形成された下側連結部10cとから構成されている。
本体部10aは、図2及び図3に示されているように、アルミニウム等から成る放熱基板20と;該放熱基板20の上面に配設されたLED光源用導電体30と;該導電体30に接続して適宜数・適宜間隔で列状に配置されたLED光源40と;当該LED光源40及びLED光源用導電体30を被覆しつつ、放熱基板20の側部に取り付けられたカバー体50とによって構成されている。
上側連結部10bは、図1及び図2に示されているように、本体部10aの一方の上側端部から、カバー体50を一部突出せしめて形成されている。この上側連結部10bには、図2に示されているように、LED光源用導電体30から一対の導線31が引き出されていると共に、当該一対の導線31に接続導通せしめて一対の下方突出接続端子60が形設されている。
下側連結部10cは、図1及び図3に示されているように、本体部10aの他方の下側端部から、カバー体50,LED光源用導電体30及び放熱基板20を一部突出せしめて形成されている。この下側連結部10cには、図3及び図4に示されているように、上側連結部10bの下方突出接続端子60と嵌脱自在の嵌合凹所70が形設されていると共に、該嵌合凹所70の底面部にはLED光源用導電体30に接続導通している接触板32が、下方突出接続端子60の下端部と接触可能に設けられている。
嵌合凹所70は、単なる円溝であっても良いが、図5に示されているように、一対の下方突出接続端子60が当該凹所形状に沿ってスライド動し得るように、平面視弧状形の凹所を一対点対称に対向形設すれば棒状LED照明灯10を複数連結した場合、上側連結部10bと下側連結部10cが回動可能となる結果、図6に示すように棒状LED照明灯10を屈曲した状態でも連結することができるので、より有利である。
また、この場合、上側連結部10bの下方突出接続端子60が下側連結部10cの嵌合凹所70から脱離するのを防止すべく、両連結部の回動を保持しつつビス(図示省略)止めするのが望ましいので、図5及び図6に示されているように、上側連結部10bと下側連結部10cの中央部には、両連結部の回動を保持しつつビス止めするための連結孔部80を更に形設するのが、より有利である。
上側連結部10bと下側連結部10cの具体的な厚さは特に制限されないが、図4に示されているように、両者の重ね合せ連結時に本体部10aの厚さと略一致する厚さとなるように予め設定するのが、複数の棒状LED照明灯10の連結状態においても全体として均一な厚さとすることができるので、より有利である。
上側連結部10bと下側連結部10cの具体的な長さも特に制限されないが、LED光源40間の間隔に略一致せしめれば、両者の重ね合せ連結時に、当該連結部がLED光源間の間隔となり、バランスの良い照明効果が得られるので、より有利である。
10:棒状LED照明灯
10a:本体部
10b:上側連結部
10c:下側連結部
20:放熱基板
30:LED光源用導電体
31:導線
32:接触板
40:LED光源
50:カバー体
60:下方突出接続端子
70:嵌合凹所
80:連結孔部
10a:本体部
10b:上側連結部
10c:下側連結部
20:放熱基板
30:LED光源用導電体
31:導線
32:接触板
40:LED光源
50:カバー体
60:下方突出接続端子
70:嵌合凹所
80:連結孔部
Claims (6)
- LED光源を用いた棒状LED照明灯であって、一方の端部に、LED光源用導電体と導通している下方突出接続端子を備えた上側連結部が形成されていると共に、他方の端部に、LED光源用導電体と導通しており、かつ上側連結部の下方突出接続端子の嵌入時に当該接続端子と接触導通する、下方突出接続端子と嵌脱自在の嵌合凹所を備えた下側連結部が形成されていることを特徴とする棒状LED照明灯。
- 前記上側連結部と下側連結部の重ね合せ連結時の厚さが、本体部の厚さと略一致することを特徴とする請求項1記載の棒状LED照明灯。
- 前記上側連結部と下側連結部の長さがLED光源間の間隔と略一致していることを特徴とする請求項1又は2記載の棒状LED照明灯。
- 前記嵌合凹所の底面部に、LED光源用導電体と導通している接触板が、前記下方突出接続端子の下端部と接触可能に設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項記載の棒状LED照明灯。
- 前記嵌合凹所が、平面視弧状形を有し、かつ前記一対の下方突出接続端子が当該弧状形に沿ってスライド動可能なように点対称一対に形設されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項記載の棒状LED照明灯。
- 前記上側連結部と下側連結部が、両者の回動を保持しつつビス止めするための連結孔部を備えていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項記載の棒状LED照明灯。
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