JP3150659U - バッグ - Google Patents
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Abstract
【課題】使用しない時にはベルトをバッグの内部に収納でき、かつ平に折り畳むことが可能なバッグを提供すること。【解決手段】布等の柔軟性素材からなる袋の開口部の近傍に設けられた、中空のハトメを用いた2個の孔に柔軟性のある平型紐の両端を外側から通し、袋の内部にて平型紐の端部にハトメを用いた孔の直径よりも外径が大きいハトメを装着して、平型紐が孔から抜けないようにした。紐は1本であり、孔は袋を平に広げた場合に開口部の両方の端部近傍にそれぞれ1個づつ配置されていてもよい。紐をバッグの内部に引き込んで収納でき、バッグを薄く平に折り畳むことが出来る。バッグ本体や紐の構造が簡単であり、ハトメは全て同一部品を採用可能であるので、部品の種類も少なく製造が容易で安価に出来る。【選択図】図1
Description
本考案は、バッグに関するものであり、特に布などの柔軟性素材からなり、折り畳み可能なバッグに関するものである。
従来、布製や革製など柔軟な素材を用いたショルダーバッグのベルト(肩紐)はバッグ本体の開口部の周囲に縫合されたり、金具によって着脱可能に固着されていた。下記の特許文献1にはベルト3が固着されたバッグが開示されている。
上記したような従来のショルダーバッグにおけるベルトの構造においては、バッグを折り畳んだ場合に平になり難く、かさばると共に、ベルトがバッグ本体の外部に露出しているのできれいに収納できないという問題点があった。本考案は、上記した従来例の問題点を解決し、使用しない時にはベルトをバッグの内部に収納でき、かつ平に折り畳むことが可能なバッグを提供することにある。
本考案のバッグは、柔軟性素材からなる袋の開口部の近傍に設けられた、中空のハトメを用いた2個の孔に柔軟性のある平型紐の両端を外側から通し、前記袋の内部にて前記平型紐の端部に前記ハトメを用いた孔の直径よりも外径が大きいハトメを装着して、前記平型紐が前記孔から抜けないようにしたことを主要な特徴とする。
また、上記したバッグにおいて、前記紐は1本であり、前記孔は前記袋を平に広げた場合に開口部の両方の端部近傍にそれぞれ1個づつ配置されている点にも特徴がある。また、上記したバッグにおいて、前記紐は2本であり、前記孔は前記袋を平に広げた場合に開口部近傍の両方の面ににそれぞれ2個づつ配置されている点にも特徴がある。
また、上記したバッグにおいて、前記袋の内部にて前記平型紐の少なくとも1つの端部において、端部に加えて端部から所定の長さの位置にも前記ハトメを用いた孔よりも直径が大きいハトメを装着した点にも特徴がある。
また、上記したバッグにおいて、前記ハトメの形状は全て同一であり、前記袋の形状は長方形であり、前記長方形の一辺には前記開口部が設けられ、前記開口部の近傍には素材を所定の幅で折り返して縫合した折り返し部が設けられ、前記開口部と隣接する2辺の前記折り返し部11を除く部分には素材を所定の幅で折り畳んだまち部を備えた点にも特徴がある。
本考案のバッグは上記したような構成によって以下のような効果を奏する。
(1)使用しない時にはベルト(肩紐あるいは取っ手の紐)をバッグの内部に引き込んで収納でき、かつ使用する金属部品はハトメのみであるのでバッグを薄く平に折り畳むことが出来る。
(2)バッグ本体やベルトの構造が簡単であり、本体に装着して紐を通すハトメと紐に装着するストッパー用のハトメは同一部品を採用可能であるので、部品の種類も少なく製造が容易で安価に出来る。
(1)使用しない時にはベルト(肩紐あるいは取っ手の紐)をバッグの内部に引き込んで収納でき、かつ使用する金属部品はハトメのみであるのでバッグを薄く平に折り畳むことが出来る。
(2)バッグ本体やベルトの構造が簡単であり、本体に装着して紐を通すハトメと紐に装着するストッパー用のハトメは同一部品を採用可能であるので、部品の種類も少なく製造が容易で安価に出来る。
(3)紐の端部のストッパー用のハトメを鍵、携帯電話、防犯ブザー、アクセサリー等をバッグにつないでおくリングとして利用出来、鍵、携帯電話、防犯ブザー、アクセサリー等を容易に取り出すことが出来ると共に、これらのものがバッグから抜き取られることを防止出来る。
(4)更に、バッグの内側においてストッパーのハトメの先に更に紐を延長し、端部に小物連結用のハトメを装着することにより、鍵、携帯電話、防犯ブザー、アクセサリー等をより下方に収納可能であり、かつ取り出しは容易で、これらのものをバッグから外さずに使用することが容易となる。
(4)更に、バッグの内側においてストッパーのハトメの先に更に紐を延長し、端部に小物連結用のハトメを装着することにより、鍵、携帯電話、防犯ブザー、アクセサリー等をより下方に収納可能であり、かつ取り出しは容易で、これらのものをバッグから外さずに使用することが容易となる。
以下に図面を参照して本考案の実施例について説明する。
図1は、本考案のバッグの構成を示す正面図、側面図および平面図である。バッグ10は、布、和紙、不織布、ビニール、革など柔軟性のある素材によって製造される袋状のバッグ本体10と、やはり柔軟性のある素材によって製造される肩紐12とからなる。本体10と肩紐12は同じ素材であってもよい。
本体10は内部が空の場合には長方形の薄いシート状であり、本体10の長方形の一辺は開口部16となっている。そして、開口部16の両側(両面)には本体10の素材を所定の幅で例えば3重に折り返して縫合することにより補強および形状維持を図った細長い長方形の形状の折り返し部11が設けられている。なお、必要に応じて折り返し部11の内部に芯材を内蔵してもよい。
本体10の長方形の一辺である開口部16と隣接する2辺の折り返し部11を除く部分には素材を所定の幅で折り畳んだまち部15が設けられている。但し、まち部15は無くてもよい。また、本体10の長方形の開口部16と対向する底辺にはまち部は設けない。
2面ある折り返し部11のそれぞれの面の一方の短辺の近傍には中空の大型のハトメ13、14が装着されている。2個のハトメ13、14は本体10の長方形の一辺である開口部16と隣接する2辺の近傍(開口部16の両端部近傍)に1個づつ配置される。そして、中空のハトメ13、14を用いた2個の孔に柔軟性のある平型紐12の両端が移動可能に外側から通され、内部に後述するストッパーが設けられている。
図2は、本考案のバッグの紐の取り付け部分の構成を示す平面図である。開口部16の両面の折り返し部11の一方の短辺の近傍には中空のハトメ13を用いた孔20が設けられ、この孔20に柔軟性のある平型の肩紐12の端部が移動可能に外側から通されている。ハトメ13としてはアルミニウムや真鍮等の金属製であり、孔の内面が滑らかな中空の大型のハトメを用いる。このようなハトメおよびハトメの装着器具は市販されている。
肩紐12は紐の端部22がバッグ本体10の内部に収納されるように孔20に通されており、肩紐12の幅はハトメ13よりも広くなっている。そして、バッグ本体10の内部にてハトメ13を用いた孔20の直径よりも外径が大きいストッパー用のハトメ21が平型の肩紐の端部22に装着されている。
孔用のハトメ13とストッパー用のハトメ21は同一形状のハトメであってもよい。肩紐12を引っ張ってもストッパー用のハトメ21が孔20に係止することによって肩紐12は孔20からは抜けない。
紐の端部のストッパー用のハトメ21はやはり中空であるので、鍵、携帯電話、防犯ブザー、アクセサリー等の小物をバッグに連結しておくリングとして利用することができる。ハトメ21に鍵、携帯電話、防犯ブザー、アクセサリー等の小物を連結することにより、これらの小物を容易に取り出すことが出来ると共に、これらの小物の紛失あるいはバッグから抜き取られることを防止することが出来る。
また、紐の端部22を引っ張ることにより、肩紐12を孔20を通して引き出すことが出来るので、鍵等の小物をバッグ本体10に連結したままで延長させることができ、小物の使用が容易となる。なお、肩紐12が長すぎる場合には、肩紐12をバッグ内部に引き出すことができるので、ハトメ21より内側にて結び目を作るか、あるいはバッグの外側の肩紐12と結ぶことによって肩紐12の長さを短く調節することができる。
図3は、本考案のバッグの紐を収納した場合の構成を示す正面図および側面図である。バッグ10を使用しない時には、図3に示すように、肩紐12Aをバッグ本体10の内部に引き込んで収納でき、外部に露出している肩紐12を例えば折り返し部11に巻き付けるように沿わせることにより、バッグ全体が長方形の薄いシート状になる。バッグに使用する金属部品は薄いハトメのみであるので、バッグ全体をを薄く平に折り畳むことが出来、折り畳んだ場合に肩紐が分離せず本体と一体となるので邪魔にならず、見栄えも良い。
本考案のバッグにおいては、バッグ本体やベルトの構造が簡単であり、本体に装着して紐を通すハトメ13、14と紐に装着するストッパー用のハトメ21は同一部品を採用可能であるので、材料としては布等の素材とハトメの2種類のみでも製造でき、材料の種類が少なく、製造が容易であり、かつ安価に製造することが出来る。
図4は、本考案のバッグの実施例2の構成を示す正面図および側面図である。実施例1においては、肩紐が1本のショルダーバッグタイプのバッグについて開示したが、実施例2においては2本の手提げ紐35、36を備えたバッグ30について説明する。バッグ本体30において、実施例1のバッグ本体10との相違点は折り返し部11に設けられたハトメの位置および数のみである。
実施例2においては、開口部の両面の折り返し部38のそれぞれに2箇所のハトメ31、32が設けられている。ハトメ31、32は、折り返し部38の短辺(両端)と折り返し部38の中心との中間位置か、あるいは中間位置よりやや中心寄りの位置に設ける。そして、一方の折り返し部38に設けられた2個のハトメ31、32の孔に1本の手提げ紐35の両端を外側から通し、他方にも同様に1本の手提げ紐36の両端を外側から通す。
手提げ紐35、36の構造は実施例1と同一であり、手提げ紐35、36の端部がバッグ本体30の内部に収納されるようにハトメ31、32の孔に通されており、手提げ紐35、36の幅はハトメ31〜33よりも広くなっている。そして、バッグ本体30の内部にてハトメを用いた孔の直径よりも直径が大きいストッパー用のハトメが平型の紐の端部に装着されている。実施例2のバッグ30も実施例1のバッグ10と同様に手提げ紐35、36の端部を収納して平に折り畳むことが可能である。
図5は、本考案のバッグの紐の取り付け部分の他の構成を示す平面図である。図2に示す実施例1の紐の端部の構成においては、小物を連結することは可能であるが、バッグ使用時にはストッパー用のハトメ21は常にバッグの開口部の近傍にあり、例えばバッグを肩にかけたままで小物を取り出して使用することが困難である。
そこで、バッグ10(30)の内側においてストッパー用のハトメ21の先に更に紐40を延長し、紐40の端部に小物連結用のハトメ41を装着する。紐を延長する長さは任意であるが、例えば10〜20センチメートル程度であってもよい。
上記のような構成により、鍵、携帯電話、防犯ブザー、アクセサリー等の小物をバッグのより下方に収納可能であり、かつ取り出しは容易である。また、これらのものをバッグから外さずに使用することも容易となる。更に、図5に示すような構成は、実施例1あるいは実施例2の構成において紐を少し長くし、ストッパーと同じハトメを1個追加するだけで出来る。なお、図5の構成は実施例1あるいは2のいずれにも適用可能であり、紐の一端のみでもよいし紐の両端に適用してもよい。
本考案のバッグは汎用性のあるバッグとして各種用途に適用できる。
10…バッグ
11…折り返し部
12…肩ひも
13、14…ハトメ
15…まち部
11…折り返し部
12…肩ひも
13、14…ハトメ
15…まち部
Claims (5)
- 柔軟性素材からなる袋の開口部の近傍に設けられた、中空のハトメを用いた2個の孔に柔軟性のある平型紐の両端を外側から通し、前記袋の内部にて前記平型紐の端部に前記ハトメを用いた孔の直径よりも外径が大きいハトメを装着して、前記平型紐が前記孔から抜けないようにしたことを特徴とするバッグ。
- 前記紐は1本であり、前記孔は前記袋を平に広げた場合に開口部の両方の端部近傍にそれぞれ1個づつ配置されていることを特徴とする請求項1に記載のバッグ。
- 前記紐は2本であり、前記孔は前記袋を平に広げた場合に開口部近傍の両方の面ににそれぞれ2個づつ配置されていることを特徴とする請求項1に記載のバッグ。
- 前記袋の内部にて前記平型紐の少なくとも1つの端部において、端部に加えて端部から所定の長さの位置にも前記ハトメを用いた孔よりも直径が大きいハトメを装着したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のバッグ。
- 前記ハトメの形状は全て同一であり、前記袋の形状は長方形であり、前記長方形の一辺には前記開口部が設けられ、前記開口部の近傍には素材を所定の幅で折り返して縫合した折り返し部が設けられ、前記開口部と隣接する2辺の前記折り返し部11を除く部分には素材を所定の幅で折り畳んだまち部を備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のバッグ。
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2009
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