JP3150210B2 - 眼鏡枠形状の差異の判定方法 - Google Patents
眼鏡枠形状の差異の判定方法Info
- Publication number
- JP3150210B2 JP3150210B2 JP25501992A JP25501992A JP3150210B2 JP 3150210 B2 JP3150210 B2 JP 3150210B2 JP 25501992 A JP25501992 A JP 25501992A JP 25501992 A JP25501992 A JP 25501992A JP 3150210 B2 JP3150210 B2 JP 3150210B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- shape
- frame
- spectacle
- spectacle frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Eyeglasses (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Description
異の判定方法に関する。
ンズや眼鏡フレームに関する情報に基づき、眼鏡レンズ
の加工側が、ヤゲン形状を含めた所望のレンズ形状を演
算し、その結果に基づき、ヤゲン加工を含めたレンズ加
工が可能であるか否かの可否情報を、さらにはヤゲン加
工形状を含めた眼鏡レンズの仕上がり予想形状を、発注
側に返信し、発注側は、送信された可否情報または仕上
がり予想形状を画面表示し、ヤゲン加工を含めたレンズ
加工が可能であるか否かを確認し、あるいは仕上がり予
想形状を確認し、この確認に基づき、最適なヤゲンが設
けられた眼鏡レンズを決定して発注するようにした眼鏡
レンズの供給システムが、本願出願人により提案されて
いる(特願平4−165912号)。
は、左右の眼鏡枠形状の差異のバランス判定を行う必要
がある。一般に、左右の眼鏡枠形状は同一であることが
美観上好ましいが、通常若干の差異がある。そこで、眼
鏡枠の左右のバランスをとるために、従来、左右の眼鏡
枠形状の差異を目視により判定して左右いずれか一方の
眼鏡枠形状を選び、その選ばれた方の眼鏡枠形状をその
まま双方の眼鏡枠形状として使用して眼鏡レンズの加工
を行い、他方の眼鏡枠形状を変形した上で眼鏡レンズを
枠入れすることが行われていた(例えば、特公平3−2
5298号公報)
法では、目視により左右の眼鏡枠形状の差異を判定して
いるため、判定者による判定結果に個人差があり、正確
かつ安定した差異判定が行われていなかった。
のであり、左右の眼鏡枠形状の差異を定量化し、定量的
な差異判定基準を設けることにより、正確かつ安定した
差異判定を行うことを可能にした眼鏡枠形状の差異の判
定方法を提供することを目的とする。
決するために、左右の眼鏡枠形状の差異の判定方法であ
って、左右の眼鏡枠形状の重ね合わせの基準となる各重
心位置を算出し、前記左右眼鏡枠形状を前記重心位置で
重ね合わせ、一方の眼鏡枠形状を前記重心位置を通る軸
を中心として回転させ、前記重心位置を中心とした各動
径方向における左右の眼鏡枠間の距離の総和を算出し、
前記総和が最小になったときの前記距離の総和値及び回
転角を求め、前記総和値と予め設定された総和許容値及
び前記回転角と予め設定された許容回転角とを比較して
前記左右の眼鏡枠形状の差異のバランス判定を行うこと
を特徴とする眼鏡枠形状の差異の判定方法が、提供され
る。
ね合わせの基準となる各重心位置を算出する。つぎに、
左右眼鏡枠形状をその重心位置で重ね合わせ、重心を通
る軸を中心として回転させる。
における左右の眼鏡枠間の距離の総和を算出する。
離の総和値とそのときの回転角を求め、予め設定された
総和許容値及び許容回転角とを比較して前記左右の眼鏡
枠形状の差異のバランス判定を行う。
量化され、定量的な差異判定基準を設けることにより、
正確かつ安定した差異判定を行うことが可能になる。
明する。図2は、本発明の眼鏡枠形状同形化方法が実施
される眼鏡レンズの供給システムの全体構成図である。
発注側である眼鏡店100とレンズ加工側であるレンズ
メーカの工場200とは公衆通信回線300で接続され
ている。図では眼鏡店を1つしか示さないが、実際には
複数の眼鏡店が工場200に接続される。
ンピュータ101およびフレーム形状測定器102が設
置される。端末コンピュータ101はキーボード入力装
置やCRT画面表示装置を備えるとともに、公衆通信回
線300に接続されている。端末コンピュータ101へ
は、フレーム形状測定器102から眼鏡フレーム実測値
が入力され、端末コンピュータ101で計算処理が行わ
れるとともに、キーボード入力装置から眼鏡レンズ情
報、処方値等が入力される。そして端末コンピュータ1
01の出力データは、公衆通信回線300を介して工場
200のメインフレーム201にオンラインで転送され
る。なお、端末コンピュータ101とメインフレーム2
01との間に、中継局を設けるようにしてもよい。ま
た、端末コンピュータ101の設置場所については眼鏡
店100に限定されるものではない。
計プログラム、ヤゲン加工設計プログラム等を備え、入
力されたデータに基づき、ヤゲン形状を含めたレンズ形
状を演算し、その演算結果を、公衆通信回線300を介
して端末コンピュータ101に戻して画面表示装置に表
示させるとともに、その演算結果を工場200の各端末
コンピュータ210,220,230,240,250
にLAN202を介して送るようにする。
(カーブジェネレータ)211と砂掛け研磨機212と
が接続され、端末コンピュータ210は、メインフレー
ム201から送られた演算結果に従い、荒擦り機211
と砂掛け研磨機212とを制御して、予め表面が加工さ
れたレンズの裏面の曲面仕上げを行う。
タ221と肉厚計222とが接続され、端末コンピュー
タ220は、レンズメータ221と肉厚計222とで得
られた測定値と、メインフレーム201から送られた演
算結果とを比較して、レンズ裏面の曲面仕上げが完了し
たレンズの受入れ検査を行うとともに、合格レンズには
光学中心を示すマーク(3点マーク)を施す。
1と画像処理機232とが接続され、端末コンピュータ
230は、メインフレーム201から送られた演算結果
に従い、レンズの縁摺りおよびヤゲン加工をする際にレ
ンズをブロック(保持)すべきブロッキング位置を決定
し、またブロッキング位置マークを施すことに使用され
る。このブロッキング位置マークに従い、ブロック用の
治工具がレンズに固定される。
センタからなるNC制御のレンズ研削装置241とチャ
ックインタロック242とが接続され、端末コンピュー
タ240は、メインフレーム201から送られた演算結
果に従い、レンズの縁摺り加工およびヤゲン加工を行
う。
の形状測定器251が接続され、端末コンピュータ25
0は、この形状測定器251が測定したヤゲン加工済の
レンズの周長および形状を、メインフレーム201から
送られた演算結果と比較して加工の合否判定を行う。
レンズが供給されるまでの処理の流れを、以下、図3お
よび図4を参照して説明する。なお、この処理の流れに
は、「問い合わせ」と「注文」との2種類があり、「問
い合わせ」は、ヤゲン加工を含めたレンズ加工の完了時
のレンズ予想形状を報知するように、眼鏡店100が工
場200に求めることであり、また、「注文」は、縁摺
り加工前のレンズまたはヤゲン加工済のレンズを送るよ
うに、眼鏡店100が工場200に求めることである。
の流れを示すフローチャートである。図中、Sに続く数
字はステップ番号を表す。 〔S1〕眼鏡店100の端末コンピュータ101のレン
ズ注文問い合わせ処理プログラムが起動され、オーダエ
ントリ画面が画面表示装置に表示される。眼鏡店100
のオペレータは、オーダエントリ画面を見ながら、キー
ボード入力装置により、注文あるいは問い合わせの対象
となるレンズの種類の指定を行う。
は問い合わせをするレンズが、ヤゲン加工済のレンズな
のか、または縁摺り加工とヤゲン加工とが施されないレ
ンズなのかの指定、レンズの厚さを必要最小値になるよ
うに指定する加工指定、マイナスレンズのコバを目立た
なくする面取りをし、その部分の研磨仕上げをする加工
指定等を行う。
レームの情報、アイポイント位置を指定するレイアウト
情報、ヤゲンモード、ヤゲン位置およびヤゲン形状を入
力する。
ンを立てるかによって、「1:1」、「1:2」、「凸
ならい」、「フレームならい」、および「オートヤゲ
ン」のモードがあり、それらの中から選択して入力す
る。ここで例えば「凸ならい」とは、レンズ表面(前
面)に沿ってヤゲンを立てるモードである。
ならい」、「フレームならい」、および「オートヤゲ
ン」のときに限り有効であり、ヤゲン表面側底の位置を
レンズ表面からどれだけ裏面方向に位置させるかを指定
するもので、0.5mm単位で指定する。
対し、図2のフレーム形状測定機102によるフレーム
形状の測定が既に完了しているか否かを判別する。完了
していればステップS7へ進み、完了していなければス
テップS5へ進む。
ュータ101において、レンズ注文問い合わせ処理プロ
グラムからフレーム形状測定プログラムへ処理が渡され
る。そして、これから形状測定される眼鏡フレームに付
された測定番号を入力する。また、フレームの材質(メ
タル、プラスティック等)を指定し、さらに、フレーム
曲げの可不可の指定を行う。
ム形状測定器102に固定して測定を開始する。フレー
ム形状測定器102の構造の概略を、図5を参照して後
述するとともに、このステップS6の詳細内容を、図6
を参照して後述する。
定値に対して端末コンピュータ101において計算処理
が施され、その結果が端末コンピュータ101の画面表
示装置に表示される。なお、測定値に大きな乱れがあっ
たり、左右フレーム枠の形状に大きな差があったりした
場合には、その旨のエラーメッセージが画面表示装置に
表示される。
面表示装置に表示されたときには、そのエラーメッセー
ジの内容に応じて点検をし、再び測定を行う。 〔S7〕既にフレーム形状の測定が行われ、その結果が
記憶されている場合には、その記憶された測定値を読み
出すために、眼鏡フレームに付けた測定番号を入力す
る。
レームについての記憶されたフレーム形状情報を内部記
憶媒体から読み出す。以上のステップS1〜S8によ
り、眼鏡レンズ情報、眼鏡枠情報、処方値、レイアウト
情報、加工指示情報の内の少なくとも1つである加工条
件データが送信される。 〔S9〕「問い合わせ」か、「注文」かの指定をする。
ンズ情報、処方値、フレーム情報等のデータが、公衆通
信回線300を介して工場200のメインフレーム20
1に送られる。
びに工場200からの転送により眼鏡店100で行われ
る確認およびエラー表示のステップを示すフローチャー
トである。図中、Sに続く数字はステップ番号を表す。
01には眼鏡レンズ受注システムプログラム、眼鏡レン
ズ加工設計プログラム、およびヤゲン加工設計プログラ
ムが備えられている。レンズ情報、処方値、フレーム情
報、レイアウト情報、ヤゲン情報等のデータが、公衆通
信回線を介して送られると、眼鏡レンズ受注システムプ
ログラムを経て眼鏡レンズ加工設計プログラムが起動
し、レンズ加工設計演算が行われる。すなわち、ヤゲン
形状を含めた所望のレンズが演算される。
ないかを確認し、レンズの外径が不足している場合に
は、ボクシングシステムでの不足方向、不足量を算出
し、眼鏡店100の端末コンピュータ101に表示する
ために、眼鏡レンズ受注システムプログラムに処理を戻
す。
の表カーブの決定を行う。つぎにレンズの厚さの決定を
行い、レンズの厚さが決まったら、レンズの裏カーブ、
プリズム、プリズムベース方向を算出し、これにより、
縁摺り加工前のレンズの全体形状が決定する。
コバの厚さを調べて、必要なコバ厚さを下回る箇所がな
いかを確認する。もし、下回る箇所があれば、ボクシン
グシステムでの不足方向、不足量を算出し、眼鏡店10
0の端末コンピュータ101に表示するために、眼鏡レ
ンズ受注システムプログラムに処理を戻す。
ズ重量、最大および最小のコバ厚さとそれらの方向等を
算出する。そして、レンズの裏面加工のために必要とな
る、工場200の端末コンピュータ210に対する指示
値を算出する。
荒擦り機211、および砂掛け研磨機212によって、
縁摺り加工前のレンズ研磨加工が行われる場合に必要な
ものであり、算出された種々の値が次のステップに渡さ
れる。
前のレンズ研磨加工が行われない場合には、レンズの種
類と処方値とでレンズ外径、レンズ厚さ、表カーブ、裏
カーブが予め決まっており、かつ、それらのデータが記
憶されているから、それらの値を読み出して上記裏面加
工品と同様に、レンズの外形、コバ厚さが不足しないか
を確認し、次のステップに渡す。
では、眼鏡レンズ受注システムプログラムを経てヤゲン
加工設計プログラムが起動し、ヤゲン加工設計演算が行
なわれる。
形状の3次元データの補正を行い、眼鏡フレームの材質
に起因する眼鏡枠形状データの誤差を補正する。つぎ
に、眼鏡枠形状と眼鏡レンズとの位置関係をアイポイン
ト位置を基に3次元的に決める。
際に基準となる加工原点および回転軸である加工軸を決
め、この加工座標に今までのデータを座標変換する。そ
して、3次元のヤゲン先端形状(ヤゲン軌跡も含む)
を、指定されたヤゲンモードに応じて決定する。その
際、3次元ヤゲン先端形状をヤゲン周長を変えることな
く変形させることを前提とし、その予想される変形量を
算出する。ヤゲンモードがフレームならいのときやフレ
ーム曲げが不可のときには変形できないから、変形しな
いとヤゲンが立たない場合には、その旨のエラーコード
を出力する。
材質毎に設けられた変形の限界量と比較し、限界量を越
えていれば、その旨のエラーコードを出力する。なお、
3次元のヤゲン先端形状を変形させることにより、アイ
ポイント位置がずれるので、その誤差を補正するように
する。また、復元の誤差の補正も行う。これらの処理は
選択的に行うことができる。
演算を行う。 〔S13〕図3のステップS9での指定が「注文」なら
ばステップS15へ進み、一方、「問い合わせ」なら
ば、問い合わせの結果を公衆通信回線300を介して眼
鏡店100の端末コンピュータ101へ送り、ステップ
S14へ進む。
01から送られてきた、問い合わせに対する結果に基づ
き、端末コンピュータ101がヤゲン加工完了時のレン
ズの予想形状あるいはエラー状況を画面表示装置に表示
する。眼鏡店100のオペレータは、表示された内容に
よって、指定入力情報の変更や確認を行う。
テップS12での加工設計演算においてエラーが発生し
ていないならば、図2の端末コンピュータ101の画像
表示装置の画面に順次、レンズ厚さおよびレンズ重量を
表示するオーダエントリ着信画面、眼鏡フレームに指定
されたレイアウト情報に従ってレンズがどのように配置
されるかを視覚的に表示するレイアウト確認図、フレー
ムに枠入れされて空間的に配置された左右のレンズを任
意の方向からみた立体図、レンズの形状や、コバとヤゲ
ンとの位置関係を詳しく表示したヤゲン確認図、左右両
方のレンズのコバ厚さとヤゲン位置とをヤゲンに沿って
展開した左右ヤゲンバランス図を表示する。
プS12での加工設計演算において、エラーが発生して
いるならば、図2の端末コンピュータ101の画面表示
装置に、エラーの内容に応じたメッセージが表示され
る。
「注文」ならば、このステップを実行し、図4のステッ
プS11およびステップS12での加工設計演算におい
てエラーが発生したか否かを判別する。エラーが発生し
ていれば、その結果を公衆通信回線300を介して眼鏡
店100の端末コンピュータ101へ送り、ステップS
17へ進む。一方、エラーが発生していなければ、その
結果を公衆通信回線300を介して眼鏡店100の端末
コンピュータ101へ送り、ステップS16へ進むとと
もに、ステップS18に進む。
タ101の画面表示装置に「注文を受け付けた」旨の表
示を行う。これにより、フレームに確実に枠入れ可能な
縁摺り加工前またはヤゲン加工後のレンズを発注できた
ことが確認できる。
計演算またはヤゲン加工設計演算においてエラーが発生
していて加工のできないレンズであるから、「注文を受
け付けられない」旨の表示を行う。
されていて、しかもレンズの加工設計演算またはヤゲン
の加工設計演算においてエラーが発生していなかった場
合には、工場200で、レンズ裏面の研磨加工、レンズ
の縁摺り加工、およびヤゲン加工等の実際の加工を行
う。
ズ加工設計演算結果が図2の端末コンピュータ210に
送られており、荒擦り機211と砂掛け研磨機212と
により、送られた演算結果に従い、レンズ裏面の曲面仕
上げを行う。さらに、図示がない装置により、染色や表
面処理が行われ、縁摺り加工前までの加工が行われる。
なお、こうした加工が完了している在庫レンズの使用が
指定されたときは、これらの加工工程はスキップされ
る。そして、縁摺り加工前まで加工された眼鏡レンズの
光学性能、外観性能の品質検査を行う。この検査には、
図2の端末コンピュータ220、レンズメータ221、
肉厚計222が利用され、光学中心を示す3点マークが
施される。なお、縁摺り加工前までのレンズを眼鏡店1
00から注文された場合には、上記品質検査を行った
後、そのレンズを眼鏡店100へ出荷する。
に基づき、図2の端末コンピュータ230、マーカ23
1、画像処理機232等により、レンズ保持用のブロッ
ク治工具をレンズの所定の位置に固定する。このブロッ
ク治工具に固定されたレンズを、図2のレンズ研削装置
241に装着する。
12のヤゲン加工設計演算と同様の演算を行い、3次元
ヤゲン先端形状を算出する。ただし、実際の加工では、
計算上で把握したレンズの位置と実際のレンズの位置と
に誤差が生じる場合があるので、加工座標への座標変換
が終了した時点で、この誤差の補正を行う。
形状を基に、所定の半径の砥石で研削加工する際の加工
座標上の3次元加工軌跡データを算出する。この算出さ
れた加工軌跡データが端末コンピュータ240を介して
NC制御のレンズ研削装置241に送られる。レンズ研
削装置241は、送られたデータに従い、レンズの縁摺
りおよびヤゲン加工を行う。
ゲン頂点の形状測定器251により、ヤゲン加工完了レ
ンズのヤゲン頂点の周長および形状を測定する。端末コ
ンピュータ250は、ステップS12の演算で求められ
た設計ヤゲン頂点周長と、形状測定器251により測定
された測定値とを比較し、それらの差が、例えば0.1
mm以内ならば合格品と判断する。また、ステップS1
2の演算により作成されたフレームの設計Aサイズ、設
計Bサイズと、形状測定器251により測定されたAサ
イズ、Bサイズとを比較し、それらの差が、例えば、
0.1mm以内ならば合格品と判断する。
上がりレンズを眼鏡店100へ出荷する。図5は、図3
のステップS6で行われる眼鏡フレームの形状測定に使
用されるフレーム形状測定器102の構造の概略を示す
斜視図である。なお、フレーム形状測定器については、
本出願人の出願になる特開平1−305308号公報に
詳細な開示があり、本実施例ではそのフレーム形状測定
器を用いる。
レーム保持手段によって所定位置に動かないように保持
された眼鏡フレームFの眼鏡枠Frの形状を測定する測
定部1を備えている。この測定部1はU字状の回転台2
を備え、この回転台2はその下端面に取り付けられたタ
イミングプーリ(図示せず)、タイミングベルト4およ
びタイミングプーリ5を介してモータ6によってΘ方向
に回転駆動される。この回転の角度は、回転台2に取り
付けられた上記図示のないタイミングプーリに、タイミ
ングベルト7とタイミングプーリ8とを介して接続され
たロータリエンコーダ9によって検出される。モータ6
とロータリエンコーダ9とは、本フレーム形状測定器の
基板10(図5では、測定器の他の部品を見易くするた
め、一部しか示していないが、実際には回転台2の下に
一面に存在する)に固定され、そして上記図示のないタ
イミングプーリおよび回転台2は図示していない軸受に
よって基板10に対して回転可能に軸承されている。
2と、これら両側板を連結する長方形の中央板13とか
らなっている。側板11と側板12との間には、2本の
スライドガイドシャフト14,15が平行に固定されて
いる。これらスライドガイドシャフト14,15に沿っ
て水平なスライド板16がE方向に滑動可能に案内され
ている。この案内のために、スライド板16はその下面
に、回転自在な3個のスライドガイドローラ17,1
8,19を備えている。この場合、一方のスライドガイ
ドシャフト14に2個のスライドガイドローラ17,1
8が接触し、他方のスライドガイドシャフト15に1個
のスライドガイドローラ19が接触し、これらのスライ
ドガイドローラ17,18,19はスライドガイドシャ
フト14,15を両側から挟むようにしてそれぞれスラ
イドガイドシャフト14,15に沿って転動する。
に定荷重ばね20が作用し、スライド板16は一方の側
板12の方へ引っ張られている。この定荷重ばね20は
ブッシング21に巻き取られ、軸22とブラケット23
とを介して側板12に固定されている。定荷重ばね20
の他端はスライド板16に取り付けられている。定荷重
ばね20は、後述のスタイラス30を眼鏡枠Frの内周
溝に押しつける作用がある。
位計測スケールとしての反射型のリニアエンコーダ24
で測定される。このリニアエンコーダ24は、回転台2
の側板11と側板12との間に延設されたスケール25
と、スライド板16に固定され、かつスケール25に沿
って移動する検出器26と、アンプ27と、このアンプ
27と検出器26とを接続するフレキシブルケーブル2
8とからなっている。アンプ27は側板12に固定され
たブラケット29に取り付けられている。
6はスケール25の面と一定の距離を保ちながら移動す
る。この移動に対応して、検出器26はパルス信号をフ
レキシブルケーブル28で接続されたアンプ27へ出力
する。アンプ27ではこの信号を増幅して、カウンタ
(図示せず)を経て移動量Rとして出力する。
イラス30が保持されている。このスタイラス30はス
ライド板16に固定されたスリーブ31の中ですべり軸
受によって上下方向(Z軸方向)に移動自在に、かつ回
転自在に軸承されている。スタイラス30は算盤玉状の
頭部32を持ち、この頭部32が定荷重ばね20の作用
により眼鏡枠Frの内周溝に接触し、回転台2の回転に
より眼鏡枠Frの内周溝に沿って転動する。
状に対応して半径方向に移動する。この半径方向の移動
量Rは前述のようにスリーブ31とスライド板16とを
介してリニアエンコーダ24で測定される。
ブに対応してZ軸方向に移動する。このZ軸方向の移動
量を検出するのが変位計測スケールとして形成されたZ
軸測定器33である。このZ軸測定器33は、スライド
板16に固定され、スタイラス30のZ軸方向への動き
を、スタイラス30の両側に配置された内蔵の電荷結合
素子(CCD)ラインイメージセンサと、光源である発
光ダイオード(LED)とにより、変位量Zとして検出
する。
形状測定器の作動を説明する。眼鏡フレームFを、図示
しない眼鏡フレーム保持手段に固定保持し、スタイラス
30の頭部32を眼鏡枠FrのV字形の内周溝に接触さ
せ、図示していない制御装置によりモータ6を回転させ
る。それにより、タイミングベルト4で連結された回転
台2が回転し、スタイラス30が眼鏡枠Frの内周溝に
接触しながら転動する。測定部1の回転は、タイミング
ベルト7で連結されたロータリエンコーダ9を回転し、
回転角(θ)として検出される。スタイラス30の半径
方向の移動量は、リニアエンコーダ24によってスライ
ド板16のE方向の移動量Rとして検出され、上下方向
の移動量はZ軸測定器33によってスタイラス30のZ
軸方向の移動量Zとして検出される。なお、これらの円
筒座標をなす値θ,R,Zは、連続して測定されるもの
でなく、回転角(θ)の所定増加量毎に間欠的に測定さ
れて、図2の端末コンピュータ101に入力されるもの
である。したがって、この入力座標値を以下、3次元測
定形状データ(Rn,θn,Zn)(n=1,2,3,
・・・,N)と表すことにする。Nが1回転での測定回
数を表す。
(n=1,2,3,・・・,N)等で表された点列およ
びベクトル等は、この添字nの数値の順に空間的に並ん
でおり、かつ、この添字nに対して周期がNである周期
的なデータを意味する。
持手段が、眼鏡フレームFを保持したまま所定量スライ
ド移動し、これによりスタイラス30が他方の眼鏡枠に
設定され、他方の眼鏡枠の形状測定が行われる。眼鏡フ
レーム保持手段の所定のスライド量は予め一定値に設定
されているので、この設定値と左右の眼鏡枠Frの測定
データとから両眼鏡枠の相対的な位置関係を知ることが
できる。この設定値を3次元的に表現して、以下、相対
的位置データ(δX,δY,δZ)とする。これらのデ
ータも図2の端末コンピュータ101に入力される。な
お、端末コンピュータ101には、各種定数、例えばス
タイラス30の半径SR、内周溝角度BA、内周溝幅B
W等が予め入力されている。
ンピュータ101における計算処理の手順を示すフロー
チャートであり、図3のステップS6内での処理内容に
相当する。図中、Sに続く数字はステップ番号を表す。
n,θn,Zn)は、厳密にはスタイラス30の頭部3
2の中心軸の軌跡を表すデータであり、眼鏡枠の内周溝
形状を示していないので、正確な眼鏡枠形状(内周溝の
形状)を得るためには、スタイラス30の先端部(内周
溝の底に接触する部分)が描く包絡線を求めねばならな
い(本実施例ではこの包絡線を求める計算をオフセット
計算と呼ぶ)。これを図7および図8を参照して説明す
る。
たスタイラス頭部の中心軸の軌跡41を3次元座標で表
したものであり、図8は、XY平面上に射影したスタイ
ラス頭部32の中心軸の軌跡41および片側の眼鏡枠の
内周溝形状43を示す図である。
る測定形状データ(Rn,θn,Zn)(n=1,2,
3,・・・,N)を、原点42を共有する直交座標値
(Xsn,Ysn,Zn)(n=1,2,3,・・・,
N)に変換する。
3は、スタイラス頭部32の中心軸の軌跡41を法線方
向にスタイラス30の半径SRだけ変形した形状である
点に着目し、内周溝形状43を算出する。すなわち、ス
タイラス頭部32の中心軸の軌跡41のj番面の点(X
sj,Ysj)における法線ベクトルを(SVxj,S
Vyj)とすれば、対応する内周溝形状43の直交座標
値(Xj,Yj)は、(Xsj,Ysj)に法線ベクト
ル(SVxj,SVyj)を加えることで得られる。こ
れをj=1からj=Nまで計算することで、内周溝形状
座標値(Xn,Yn)(n=1,2,3,・・・,N)
を算出する。なお、この内周溝形状のZ軸座標値Zn
は、直交座標値(Xsn,Ysn,Zn)のZnと等し
い。
定したとしても、スタイラスの形状が異なれば、スタイ
ラス頭部32の先端部の位置が変化して内周溝から離れ
てしまうことがあり得、その結果、ステップS601で
求めた内周溝形状が変化してしまう。また、スタイラス
頭部32の径方向は、機構上常に、フレーム形状測定器
102のZ軸方向に垂直な平面上にあるのに対して、眼
鏡枠はZ軸方向にも変化する形状を有しているため、内
周溝が、フレーム形状測定器102のZ軸方向に垂直な
平面に対して傾きを持つことがある。この場合にも、傾
きに応じてスタイラス頭部32の先端部の位置が変化す
る。本ステップは、以上のようなスタイラスの位置の変
化を考慮して、内周溝の底の周形状を求めるものであ
る。以下、図9〜図13を参照して説明する。
ス頭部32とを示す斜視図であり、図9は眼鏡枠形状が
Z軸方向に変化しないが、スタイラス先端が内周溝の底
に接触できない場合を示し、一方、図10は眼鏡枠形状
がZ軸方向に変化しているために、スタイラス先端が内
周溝の底に接触できない場合を示す。図11は図9に示
される内周溝44およびスタイラス頭部32のZX平面
図である。図12は図10に示される内周溝44および
スタイラス頭部32のXY平面図であり、図25は図1
0に示される円32dを通る平面図である。図13は眼
鏡枠とレンズヤゲンとのZX平面図である。
向に変化していない場合、スタイラス頭部32と内周溝
44との接触状態は、図11(A)〜(C)に示すよう
に、同一の内周溝形状であっても、スタイラス頭部32
の形状によって変化する。したがって、スタイラス頭部
32の先端部32aと内周溝44の底44aとの距離H
nを、内周溝角度BA、溝幅BW、スタイラス頭部32
の先端部の角度SA、スタイラス頭部32の幅SWから
求める。すなわち、図11(A)に示すような、SA≦
BAの場合、常にスタイラス頭部32の先端部32aが
内周溝44の底44aに接触しているので、Hn=0と
なる。また、図11(B)に示すような、SA>BA、
かつBW≧SWの場合、スタイラス頭部32の上端32
bおよび下端32cが内周溝44の壁面に接触するの
で、SWおよびSAから高さVbを求め、また、SWお
よびBAから高さTbを求め、下記式に基づき距離Hn
を求める。 Hn=Tb−Vb さらに、図11(C)に示すような、SA>BA、かつ
BW<SWの場合、スタイラス頭部32の側面が内周溝
44の上縁44b,44cに接するので、BWおよびS
Aから高さVcを求め、また、BWおよびBAから高さ
Tcを求め、下記式に基づき距離Hnを求める。 Hn=Tc−Vc
方向に変化している場合、スタイラス頭部32と内周溝
44の接触状態は、内周溝44がZ軸方向に垂直な平面
となす角度TAの変化によって変わる。この変化により
ステップS601で算出された内周溝形状座標値(X
n,Yn)に誤差が生じてしまうため、この誤差の補正
を行う必要がある。
2aの角度SAが内周溝角度BA以下であるときは、内
周溝44がZ軸方向に垂直な平面となす角TAの大きさ
に拘らず、スタイラス頭部32の先端部は必ず内周溝4
4の壁面に接触する。よって、スタイラス頭部32の先
端部と内周溝44の壁面との接触状態における誤差補正
のみを考えればよい。まず、内周溝角度BAと、角度T
Aとから、スタイラス頭部32の先端部32aを含む平
面(図10においてX軸およびY軸を含む平面)が内周
溝44に交差してできる2つの線分La,Lbがなす角
度βを求める。そして、スタイラス頭部32の先端部3
2aと内周溝44の底44aとの距離Hnを、角度βと
スタイラス頭部32の先端部32aの半径SRとから求
める。すなわち、まず図12(A),(B)に示すよう
に、スタイラス頭部32の先端部32aの半径SRの円
が、角度βで交差する2つの線分La,Lbに同時に接
するときの接点44dと接点44eとの間の距離SDW
を求める。また、内周溝44の上縁44b,44c間の
距離BDWを求める。なお、2つの線分La,Lbがス
タイラス頭部32の先端部32aの円に接しないときに
は、この円に接するようにこれらの線分を平行移動して
から距離SDWを求める。そして、図12(A)に示す
ようなBDW≧SDWの場合、スタイラス頭部32の先
端部32aが、接点44dと接点44eとにおいて内周
溝44の壁面に接しているので、SDWおよびSRから
高さVSaを求め、また、SDWおよびβから高さTS
aを求め、下記式に基づき距離Hnを求める。 Hn=TSa−VSa
SDWの場合、スタイラス頭部32の先端部32aが、
内周溝44の上縁44b,44cに接するので、BDW
およびSRから高さVSbを求め、また、BDWおよび
βから高さTSbを求め、下記式に基づき距離Hnを求
める。 Hn=TSb−VSb こうして求められた距離Hnを、眼鏡枠1周に亘って算
出し、それを補正量Hn(n=1,2,3,・・・,
N)とする。
aの角度SAが内周溝角度BAより大きいときには、内
周溝44がZ軸方向に垂直な平面となす角TAの大きさ
によっては、スタイラス頭部32の上端32bおよび下
端32cが内周溝44の壁面に接触してしまい、スタイ
ラス頭部32の先端部32aが必ずしも内周溝44の壁
面に接触しない。よって、スタイラス頭部32の上端3
2bおよび下端32cが内周溝44の壁面に接触する状
態も考慮して補正量Hn(n=1,2,3,・・・,
N)を求める。すなわち、まず、スタイラス頭部32の
先端部32aから上端32bおよび下端32cに至る間
のどの位置で内周溝44の壁面に接するのかを考える。
ここで、スタイラス頭部32の形状は上端方向と下端方
向とが対称であるので、以下ではスタイラス頭部32の
先端部32aから上端32bに至る間のみを考える。図
10に示すように、スタイラス頭部32の先端部32a
の円の中心をO1とし、この中心O1からZ軸方向へ距
離dだけ離れた点O2を中心とするスタイラス頭部32
の側面上の円32dが、内周溝44の壁面に接している
とする。この円32dを通る平面(図10でXY平面に
平行な面)を図25(A)に示す。図25(B)は図2
5(A)の一部拡大図である。図25において、まず、
内周溝44の底44aから円32dの中心O2までの水
平方向距離dsを求める。ここでは、内周溝44の壁面
線44a−44b,44a−44cがなす角β * の2等
分線の方向を垂直方向とし、この2等分線に直角な方向
を水平方向とする。dsは角度TAと距離dとから下記
式に基づき与えられる。 ds=d/tan TA つぎに、内周溝44の壁面線44a−44bと円32d
の中心O2を通る垂直線との交点を44a * とすると
き、内周溝44の底44aから点44a * までの垂直方
向距離ts(d)は、距離dsと角β * とから求まり、
この距離ts(d)はdをパラメータとする関数となっ
ている。ところで、点44a * を、図11,12におけ
る内周溝44の底44aと仮定すれば、図11,12を
参照して説明した距離Hnの算出と同様な方法により、
円32dの下端と点44a* との距離hn(d)を算出
することができる。ここで算出される距離hn(d)は
dをパラメータとする関数となっている。なお、図25
に記号(* )を添えて示される部分は、こうした仮定に
おける図11,12の対応部分を示している。さらにこ
こで、円32dの中心O2から内周溝44の底44aま
での垂直方向の距離TO(d)を下記式に基づき算出す
る。 TO(d)=sr(d)+hn(d)+ts(d) sr(d)は、dをパラメータとして表した円32dの
半径である。TO(d)はdをパラメータとする関数と
なっている。そして、円32dが、スタイラス頭部32
の先端部32a(d=0)からスタイラス頭部32の上
端32b(d=SW/2)まで変化するとしたときに、
距離TO(d)が最大となる距離dの値d0を求める。
この値d0の距離にある位置を中心とするスタイラス頭
部32の側面の円が、内周溝44の壁面に実際に接する
円である。このときの距離Hnは、下記式に基づき算出
される。 Hn=TO(d0)−SR なお、以上の図25を参照して説明したケースは、発生
が稀なケースであるので、計算処理速度を高めるために
省略するようにしてもよい。
は、測定した眼鏡枠にヤゲン加工後のレンズが嵌合した
と仮定した状態におけるヤゲンの先端軌跡の形状であ
る。ここでは、これをヤゲン先端軌跡形状と呼ぶことに
する。ヤゲン先端軌跡形状の位置55は、図13に示す
ように、内周溝角度BA、内周溝幅BW、およびヤゲン
頂角YAが決まれば、内周溝の底から一定の距離の位置
にある。この距離をヤゲン溝間距離BYと呼ぶことにす
る。ヤゲン先端軌跡形状を最終的な眼鏡枠形状として求
めるために、求めた補正量Hn(n=1,2,3,・・
・,N)からヤゲン溝間距離BYを引いたものを、新た
な補正Hn(n=1,2,3,・・・,N)とする。
示すように、内周溝形状座標値(Xn,Yn,Zn)を
XY平面に射影した形状の法線方向と等しいから、この
法線方向へ補正量Hnだけ変形した補正形状45を改め
て眼鏡枠形状座標値(Xn,Yn,Zn)(n=1,
2,3,・・・,N)とおく。
2は算盤玉状をなしているが、スタイラス頭部の形状が
Z軸方向に対して回転対称であり、回転対称軸を含む断
面形状が予め分かっていれば、スタイラス頭部と傾いた
内周溝44との接触状態を計算によって把握することが
でき、したがって、上記と同様に補正を行うことが可能
である。
た眼鏡枠形状座標値(Xn,Yn,Zn)(n=1,
2,3,・・・,N)から眼鏡枠形状(内周溝の底の周
形状)の周長FLNを算出する。眼鏡枠形状の周長FL
Nは、眼鏡枠形状の各点間の距離の総和として次式
(1)により算出される。
を1とする。
ーム形状測定器102に保持されて眼鏡枠の形状が測定
される際には、左右の眼鏡枠の正面方向はフレーム形状
測定器102のZ軸方向に対してそれぞれ傾いている。
この各傾きを把握するために、左右の眼鏡枠の正面方向
のベクトルを決定する。
鏡枠を正面方向に垂直な平面に射影した2次元形状が囲
む面積が最大となる方向であると定義することによっ
て、眼鏡枠の正面方向を把握する。この眼鏡枠の正面方
向の定義方法に関しては、具体的には種々の方法があ
る。
一例を示すもので、眼鏡枠形状座標値のほぼ中央に位置
する点G(例えば、眼鏡枠形状座標値のX,Y,Z各成
分の加重平均値として与えられる重心位置)を起点と
し、眼鏡枠形状の各座標値(Xn,Yn,Zn)(n=
1,2,3,・・・,N)を終点とするベクトルV
n (n=1,2,3,・・・,N)を示す斜視図であ
る。眼鏡枠の正面方向の単位ベクトルFVは、ベクトル
Vn (n=1,2,3,・・・,N)を用いて、次式
(2)により求めることができる。
ときi+1を1とする。
こともできる。本実施例では、この近似的方法を用いて
おり、この方法を図15を参照して説明する。
視図である。まず、ステップS602で補正された眼鏡
枠形状座標値(Xn,Yn,Zn)(n=1,2,3,
・・・,N)の中で、Xnが最大値になる眼鏡枠形状上
の点をA、Xnが最小値になる眼鏡枠形状上の点をB、
Ynが最大値になる眼鏡枠形状上の点をC、Ynが最小
値になる眼鏡枠形状上の点をDとする。つぎに、点Aか
ら点Bに至るベクトルをH、点Cから点Dに至るベクト
ルをVとする。そのとき、眼鏡枠の正面方向の単位ベク
トルFVは、2つのベクトルH,Vに垂直なベクトルで
あると定義し、そのベクトルFVを算出する。
の処理が、左右の眼鏡枠形状測定データに対して施され
たか否かを判別し、この答えが肯定(YES)ならばス
テップS606へ進み、否定(NO)ならばステップS
601へ戻る。
鏡枠形状座標値(Xn,Yn,Zn)(n=1,2,
3,・・・,N)はそれぞれ座標原点が異なるので、前
述の相対的位置データ(δX,δY,δZ)を用いて同
一の点を原点とする同一の座標の座標値にそれぞれ変換
する。これを図16を参照して説明する。
置された左右の眼鏡枠の斜視図である。まず、右の眼鏡
枠形状座標値(Xn,Yn,Zn)(n=1,2,3,
・・・,N)をX軸、Y軸、Z軸方向にそれぞれ、−δ
X/2,−δY/2,−δZ/2だけ平行移動した座標
値を算出して改めて右眼鏡枠形状座標値(Xrn,Yr
n,Zrn)(n=1,2,3,・・・,N)とすると
ともに、このときの正面方向単位ベクトルを改めてFV
rとする。
n,Zn)(n=1,2,3,・・・,N)をX軸、Y
軸、Z軸方向にそれぞれ、δX/2,δY/2,δZ/
2だけ平行移動した座標値を算出して改めて左眼鏡枠形
状座標値(Xln,Yln,Zln)(n=1,2,
3,・・・,N)とするとともに、このときの正面方向
単位ベクトルを改めてFVlとする。
右の眼鏡枠の正面方向単位ベクトルFVr,FVlから
眼鏡の正面方向を算出し、その正面方向がZ軸方向に一
致するように左右の眼鏡枠形状座標値(Xrn,Yr
n,Zrn),(Xln,Yln,Zln)および左右
の眼鏡枠の正面方向単位ベクトルFVr,FVlを回転
移動する。これを図17を参照して説明する。
クトルFVr,FVlおよび眼鏡の正面方向単位ベクト
ルFVMを示す斜視図である。本実施例では眼鏡装用
時、左右の眼鏡枠は眼鏡の平面(眼鏡の正面方向に垂直
な平面)に対して同一の傾きをなすものとして、眼鏡の
正面方向を、左右の眼鏡枠の正面方向単位ベクトルFV
r,FVlの和のベクトルの方向に定義する。すなわ
ち、この和のベクトルの単位ベクトルを、眼鏡の正面方
向単位ベクトルFVMとする。
するように、右の眼鏡枠形状座標値(Xrn,Yrn,
Zrn)(n=1,2,3,・・・,N)および左の眼
鏡枠形状座標値(Xln,Yln,Zln)(n=1,
2,3,・・・,N)ならびに左右の眼鏡枠の正面方向
単位ベクトルFVr,FVlを、原点を中心に回転移動
した新たな変換値を算出する。
た左右の眼鏡枠形状座標値(Xrn,Yrn,Zr
n),(Xln,Yln,Zln)から、XY平面内に
おける眼鏡のデータムラインとX軸方向とのなす角θd
を求め、データムラインがX軸方向に一致するように、
左右の眼鏡枠形状座標値(Xrn,Yrn,Zrn),
(Xln,Yln,Zln)および左右の眼鏡枠の正面
方向単位ベクトルFVr,FVlを変換する。すなわ
ち、まず、算出された眼鏡の正面方向に垂直な平面に左
右の眼鏡枠を射影した2次元形状を用い、左右の眼鏡枠
の上方に接する接線と同一方向の単位ベクトルと、左右
の眼鏡枠の下方に接する接線と同一方向の単位ベクトル
との和の方向を眼鏡のデータムライン方向として算出す
る。これを図18を参照して説明する。
垂直な平面)に射影された左右の眼鏡枠を示す平面図で
ある。まず、眼鏡の上方で左右の眼鏡枠形状に同時に接
する眼鏡上方接線L1がX軸方向となす角θaと、眼鏡
の下方で左右の眼鏡枠形状に同時に接する眼鏡下方接線
L2がX軸方向となす角θbとを求める。つぎに、眼鏡
のデータムライン46がX軸方向となす角θdは、これ
ら角θaと角θbとの中間の角度であるから、これらの
平均値を求め、この平均値を角θdとする。
に一致するように、ステップS607で変換された右の
眼鏡枠形状座標値(Xrn,Yrn,Zrn)(n=
1,2,3,・・・,N)および左の眼鏡枠形状座標値
(Xln,Yln,Zln)(n=1,2,3,・・
・,N)ならびに左右の眼鏡枠の正面方向単位ベクトル
FVr,FVlを、Z軸を回転軸として角θdだけ回転
移動した新たな変換値を再度算出する。
された左右の眼鏡枠形状座標値(Xrn,Yrn,Zr
n),(Xln,Yln,Zln)を基に、眼鏡枠間距
離を算出する。これを図19を参照して説明する。
枠の斜視図である。すなわち、右の眼鏡枠形状座標値
(Xrn,Yrn,Zrn)の中で、Xrnが最大値と
なる点Sと、左の眼鏡枠形状座標値(Xln,Yln,
Zln)の中で、Xlnが最小値となる点Tとを求め、
点Sから点Tに至るベクトルをZX平面に射影したベク
トルの長さDBLを求める。この長さDBLは鼻幅であ
り、この実施例では、眼鏡枠間距離を鼻幅DBLを用い
て表す。
された左右の眼鏡枠形状座標値(Xrn,Yrn,Zr
n),(Xln,Yln,Zln)および左右の眼鏡枠
の正面方向単位ベクトルFVr,FVlを基に、左右の
眼鏡枠形状のAサイズ、Bサイズおよび幾何学中心(フ
レームセンタ)座標を算出するとともに、これら左右の
眼鏡枠形状座標値(Xrn,Yrn,Zrn),(Xl
n,Yln,Zln)を、算出された各幾何学中心を原
点とし、左右の眼鏡枠の正面方向単位ベクトルFVr,
FVlをZ軸方向に一致させた座標値にそれぞれ変換す
る。これを図20を参照して説明する。なお、以降のス
テップS610〜S612では、特に左右を区別する必
要がないので、眼鏡枠形状座標値を(Xn,Yn,Z
n)(n=1,2,3,・・・,N)と、また眼鏡枠の
正面方向単位ベクトルをFVと表記して説明するが、こ
れらは左右のいずれをも表しているものである。
一致するように変換された後の眼鏡枠形状のXY平面図
である。すなわち、まず、眼鏡枠の正面方向単位ベクト
ルFVがZ軸方向に一致するように、眼鏡枠形状座標値
(Xn,Yn,Zn)(n=1,2,3,・・・,N)
を、原点を中心に回転移動する。この移動による変換後
の座標値(Xn,Yn,Zn)において、Xnの最大値
および最小値をXmax,Xminとし、Ynの最大値
および最小値をYmax,Yminとすれば、眼鏡枠形
状のAサイズ47は、XmaxとXminとの差の絶対
値として求められ、Bサイズ48は、YmaxとYmi
nとの差の絶対値として求められる。
(FCx,FCy)は下記式(3),(4)により求め
られる。 FCx=(Xmax+Xmin)/2 ・・・(3) FCy=(Ymax+Ymin)/2 ・・・(4) つぎに、眼鏡枠の正面方向単位ベクトルFVがZ軸方向
に一致するように、先に変換された眼鏡枠形状座標値
(Xn,Yn,Zn)(n=1,2,3,・・・,N)
を、幾何学中心(FCx,FCy)を原点とする座標値
に変換する。
n,Zn)(n=1,2,3,・・・,N)の2次元デ
ータ(Xn,Yn)(n=1,2,3,・・・,N)
を、幾何学中心(FCx,FCy)を原点とする極座標
値(Rn,θn)(n=1,2,3,・・・,N)に変
換する。
Rnの最大値を求め、それを2倍して有効径EDを算出
する。 〔S611〕ステップS610で求められた幾何学中心
を原点とする眼鏡枠形状座標値(Xn,Yn,Zn)
(n=1,2,3,・・・,N)は、近似的にトーリッ
ク面上の閉曲線にのっていると見做し、そのトーリック
面の方程式を求める。これを図21を参照して説明す
る。
ための眼鏡枠49の斜視図である。図中、トーリック面
の中心座標を(a,b,c)とし、またトーリック面の
回転対称軸方向単位ベクトルを(p,q,r)とし、こ
のトーリック面の中心座標(a,b,c)を含み回転対
称軸方向単位ベクトル(p,q,r)に垂直な平面で前
記トーリック面を切ったときにできる最大の円の半径を
ベース半径RBとし、また、トーリック面の中心座標
(a,b,c)を含み回転対称軸方向単位ベクトル
(p,q,r)に平行な平面で前記トーリック面を切っ
たときにできる円の半径をクロス半径RCとする。
めには、中心座標(a,b,c)、ベース半径RB、ク
ロス半径RC、回転対称軸方向単位ベクトル(p,q,
r)を変数とするトーリック面の方程式を、眼鏡枠形状
座標値(Xn,Yn,Zn)(n=1,2,3,・・
・,N)のデータを用いて最小2乗近似法によって解
き、これによって、中心座標(a,b,c)、ベース半
径RB、クロス半径RC、回転対称軸方向単位ベクトル
(p,q,r)を得るようにする。
度変換された眼鏡枠の正面方向単位ベクトルFVを用い
て、眼鏡枠の傾きTILTを算出する。これを図22を
参照して説明する。
レームPDの算出を説明する説明図であり、図22
(A)は眼鏡枠の傾きTILTの斜視図、図22(B)
は眼鏡フレームの平面図である。すなわち、図22
(A)に示すように、眼鏡枠の傾きTILTは、眼鏡枠
の正面方向単位ベクトルFVとYZ平面とのなす角とし
て算出する。
609で求めた鼻幅DBLと、ステップS610で求め
たAサイズとを基に、幾何学中心間の距離であるフレー
ムPDを算出する。すなわち、図22(B)に示すよう
に、Aサイズは左右の眼鏡枠で異なるので、右の眼鏡枠
のAサイズをAr、左の眼鏡枠のAサイズをAlとする
と、フレームPD(FPD)は次式(5)で算出され
る。
しいが、一般に若干の差異がある。そこで、左右の眼鏡
枠のバランスをとるために、左右の眼鏡枠形状を合わせ
るためのマージ処理を行う。このマージ処理の詳細を図
1を参照して説明する。
を示すフローチャートであり、図6のステップS613
内での処理内容に相当する。図中、Tに続く数字はステ
ップ番号を表す。
適宜、図23および図24を参照する。図23は左右の
眼鏡枠形状の差異量の検出を説明する斜視図であり、図
24は新たな眼鏡枠形状を示す斜視図である。図24
(B)は、図24(A)の部分52の拡大図である。
各幾何学中心を原点とする左右の眼鏡枠形状の直交座標
値(Xn,Yn,Zn)に基づき、左右の眼鏡枠形状の
各周長を算出する。
610で求めた各幾何学中心を原点とする左右の眼鏡枠
形状の直交座標値(Xn,Yn,Zn)に基づき、加重
平均値を算出し、左右それぞれの眼鏡枠形状の重心位置
を算出する。
値の符号を反転させた上で、図23に示すように、左右
の眼鏡枠形状の各重心位置が同一の点Gに位置するよう
にして、左の眼鏡枠形状51を右の眼鏡枠形状50に重
ね合わせる。ここで、点Gを中心とした各動径方向θi
における左右の眼鏡枠間距離Lθiの総和を算出し、こ
れを左右の眼鏡枠形状の差異量DEとする。
定の限界変形量を決めておく。 〔T4〕つぎに、図24(A)に示すように、右の眼鏡
枠形状50を固定し、左の眼鏡枠形状51を点Gを中心
に回転させ、差異量DEが最小となるようにする。そし
て、差異量DEが最小となったときの左の眼鏡枠形状
(以下、これを第2の左の眼鏡枠形状とする)53が、
先の眼鏡枠形状51から回転した回転角θsおよび回転
軸ベクトルAVを求める。
小の差異量を、予め設定された所定の回転角および差異
量と比較し、前者が後者よりも大きく(所定の基準値を
超えている)、左右眼鏡枠形状の差異が大きいならば、
左右の眼鏡枠形状を同形化してバランスをとることがで
きないと判定して、ステップT9へ進み、一方、前者が
後者よりも小さく差異が小さいならば、左右の眼鏡枠形
状の同形化を行なって、左右の眼鏡枠形状のバランスを
とるべく、ステップT6へ進む。
に、この第2の左の眼鏡枠形状53と右の眼鏡枠形状5
0との中間となる混合眼鏡枠形状54を算出する。すな
わち、各動径方向θiにおける左右の眼鏡枠位置の中点
Mを求める。また、混合眼鏡枠形状54の決定は、中点
を採用する以外にも、第2の左の眼鏡枠形状53および
右の眼鏡枠形状50のうちの対応する各部分の間の距離
を、所定の比率で分割された点の集合形状として算出し
てもよい。
に基づき、新たな左右の眼鏡枠形状を決定する。すなわ
ち、混合眼鏡枠形状54の座標値を求め、それを新たな
右の眼鏡枠形状座標値とし、かつ、混合眼鏡枠形状54
の座標値を、点Gを通る回転軸ベクトルAVを中心に回
転角θsだけ、先程とは逆方向へ回転させ、かつ、周長
比で割ったものを、新たな左の眼鏡枠形状座標値とす
る。
左右の眼鏡枠形状の各周長がステップT1で算出された
左右の眼鏡枠形状の周長に一致するように、ステップT
7で決定された新たな左右の眼鏡枠形状を相似形状にそ
れぞれ変形する。
転角θsは、左右の眼鏡枠形状のバランスの悪さを表す
値であるから、これらの値が所定の限界値を越えている
ときには、マージ処理を行わず、左右の眼鏡枠形状のバ
ランスが異常であることを示すエラーコードを出力する
ようにする。このエラーコードが出力されたときには、
目視により左右の眼鏡枠形状のうちの好ましい方を選
び、その選ばれた方の形状に他方の形状を合わせるよう
にする。
鏡枠形状が変化してしまっているので、ステップS61
0〜S612を再度実行する。以上の実施例では、3次
元形状におけるマージ処理を示したが、同様の方法でX
Y成分だけを使って2次元のマージ処理を行うようにし
てもよい。ただし、その場合には、眼鏡枠形状は、ステ
ップS611で求めたトーリック面上の形状であるとす
る。
眼鏡枠形状の重ね合わせの基準となる各重心位置を算出
し、左右眼鏡枠形状をその重心位置で重ね合わせ、重心
位置を通る軸を中心とした各動径方向における左右の眼
鏡枠間の距離の総和を算出し、その総和が最小になった
ときの前記距離の総和値及び回転角と予め設定された総
和許容値及び許容回転角とを比較して左右の眼鏡枠形状
の差異のバランス判定を行う。
量化され、定量的な差異判定基準を設けることにより、
正確かつ安定した差異判定を行うことが可能になる。ま
た、求められた前記距離の総和値及び回転角が、総和許
容値及び許容回転角より大きいときには、左右の眼鏡枠
形状の差異が大き過ぎ、左右の眼鏡枠形状を同形化して
バランスをとることができないと判定し、一方、求めら
れた前記距離の総和値及び回転角が、総和許容値及び許
容回転角より小さいときには、左右の眼鏡枠形状の同形
化を行なって、左右の眼鏡枠形状のバランスをとる。
適正に変形することが行われ、左右のバランスのとれた
眼鏡枠を提供することが可能となる。
ーチャートであり、図6のステップS613内での処理
内容に相当する。
鏡レンズの供給システムの全体構成図である。
チャートである。
により眼鏡店で行われる確認およびエラー表示のステッ
プを示すフローチャートである。
である。
手順を示すフローチャートであり、図3のステップS6
内での処理内容に相当する。
頭部の中心軸の軌跡の斜視図である。
の軌跡および片側の眼鏡枠の内周溝形状を示す平面図で
ある。
る。
る。
のZX平面図である。
XY平面図である。
る。
起点とし、眼鏡枠形状の各座標値を終点とするベクトル
を示す斜視図である。
の眼鏡枠の斜視図である。
眼鏡の正面方向単位ベクトルを示す斜視図である。
平面図である。
ある。
に変換された後の眼鏡枠形状のXY平面図である。
の斜視図である。
明する説明図である。
斜視図である。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 左右の眼鏡枠形状の差異の判定方法であ
って、 左右の眼鏡枠形状の重ね合わせの基準となる各重心位置
を算出し、 前記左右眼鏡枠形状を前記重心位置で重ね合わせ、一方の眼鏡枠形状を前記重心位置を通る軸を中心として
回転させ、 前記重心位置を中心とした各動径方向における左右の眼
鏡枠間の距離の総和を算出し、 前記総和が最小になったときの前記距離の総和値及び回
転角を求め、 前記総和値と予め設定された総和許容値及び前記回転角
と予め設定された許容回転角とを比較して前記左右の眼
鏡枠形状の差異のバランス判定を行うことを特徴とする
眼鏡枠形状の差異の判定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25501992A JP3150210B2 (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 眼鏡枠形状の差異の判定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25501992A JP3150210B2 (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 眼鏡枠形状の差異の判定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06102475A JPH06102475A (ja) | 1994-04-15 |
JP3150210B2 true JP3150210B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=17273064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25501992A Expired - Lifetime JP3150210B2 (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 眼鏡枠形状の差異の判定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3150210B2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-24 JP JP25501992A patent/JP3150210B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06102475A (ja) | 1994-04-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5450335A (en) | Method of processing spectacle frame shape data | |
JP5043683B2 (ja) | 眼鏡レンズの供給システム | |
JP2982991B2 (ja) | 眼鏡レンズの供給システム | |
JP3075870B2 (ja) | ヤゲン付き眼鏡レンズの供給方法 | |
JP3548569B2 (ja) | 眼鏡レンズの供給システム | |
JP3095904B2 (ja) | 眼鏡枠形状同形化方法 | |
JP3150210B2 (ja) | 眼鏡枠形状の差異の判定方法 | |
JP2991868B2 (ja) | 眼鏡枠形状測定補正方法 | |
JP3486597B2 (ja) | 左右眼鏡枠形状重ね合わせ方法 | |
JP3154699B2 (ja) | 眼鏡のデータムライン算出方法 | |
JP2963822B2 (ja) | 眼鏡枠間距離算出方法 | |
JP2991867B2 (ja) | 眼鏡枠の傾き算出方法 | |
JP3548570B2 (ja) | 眼鏡レンズの供給システム | |
JP3154698B2 (ja) | 眼鏡枠の保持方向の算出方法 | |
JP3502383B2 (ja) | 眼鏡レンズの供給システム | |
JP2994870B2 (ja) | 眼鏡レンズヤゲン設定方法 | |
JP2000343395A (ja) | 眼鏡レンズの供給システム | |
JP3072202B2 (ja) | 眼鏡レンズ加工装置及び加工方法 | |
JP3208566B2 (ja) | 眼鏡レンズのヤゲン周長測定装置 | |
JPH0668214A (ja) | 眼鏡レンズの加工仕上がり予想画像表示方法 | |
JP2994868B2 (ja) | 眼鏡レンズヤゲン設定方法 | |
JP2994871B2 (ja) | 眼鏡レンズヤゲン設定方法 | |
JP3294825B2 (ja) | 眼鏡レンズの供給システム | |
JP3294823B2 (ja) | 眼鏡レンズの供給システム | |
JP3294822B2 (ja) | 眼鏡レンズの供給システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090119 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090119 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100119 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110119 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110119 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120119 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120119 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130119 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130119 Year of fee payment: 12 |