JP3150176U - バケット作業用補助装置 - Google Patents

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【課題】バケット作業用補助装置のテーブル棚の高さが調整でき、テーブル棚を使用しないときには折り畳むことができる操作性の優れたバケット作業用補助装置を提供すること。【解決手段】バケット作業用補助装置10は、バケットの側壁部の上縁部に取り付けるための取付固定部12と、この取付固定部12により取り付け固定した状態でバケットの内側に設置される補助装置本体部14と、この補助装置本体部14に取り付けられた状態で上下位置に調整が可能な上下移動体16と、この上下移動体16に設けられ共に上下移動が可能で、かつ垂下状態と略水平状態とを選択的に固定可能なテーブル棚18と、を有する。【選択図】図1

Description

本考案は、バケット作業用補助装置、特に電気通信用のケーブル工事等を行うためのバケット車のバケットに搭載し、主として光ファイバ融着機を載置するためのバケット作業用補助装置に関する。
電柱に架線された通信線の工事等は、通常、作業者が搭乗可能なバケット車を用いて行われる。図6は、そのバケット車の概略説明図である。バケット車50は、車体上に伸縮、起伏、旋回等の動作が可能な自在ブーム52が設けられており、この自在ブーム52の先端には、側壁部及び底部を有する箱状のバケット54が取り付けられている。作業者は、このバケット54に搭乗し、バケット内での作業のために種々の作業台を用いて各種の作業を行っている。
例えば、通信線の接続作業において、電柱56には通信線58が架線されており、クロージャー60には分岐器等が収容されている。通信線が光ファイバの場合、例えばその接続部はクロージャー60内に収容される。光ファイバの接続作業を行う場合には、バケット54にバケット作業用の載置台、融着機、その他必要な工具等を入れて、自在ブーム52の操作により、バケット54をクロージャー60に近づける。そして、バケット54内にバケット作業用補助装置を取り付け、作業に必要な冶具、例えば、光ファイバ融着機、ケーブル把持具等をバケット作業用の載置台にセットする。そして、クロージャー60を開いて光ファイバケーブルを引き出し、ケーブル把持具によって接続すべき光ファイバを把持し、融着機を用いて接続作業を行う。
上記のバケット54内で使用するバケット作業用の載置台等のバケット作業用補助装置については、種々の形態のものがあり、例えば、特許文献1〜5を挙げることができる。具体的に、特許文献1のバケット作業用補助装置は、上下に配設された二枚の載置板を柱体で一体に構成し、バケット内に掛着可能に構成したものである。特許文献2のバケット作業用補助装置は、バケットの上縁部にサポート部材を取り付け、テーブル棚(作業台)はこのサポート部材に移動自在に取り付けられており、作業時にバケット作業用補助装置のテーブル棚はバケットの外側方向に移動できるように構成されている。特許文献3のバケット作業用補助装置は、バケットの上面に脱着自在に設けられ、これに引出し、作業板等が取り付けられる構成を有している。特許文献4のバケット作業用補助装置は、バケットの対向する側壁間にレール式の取付台部を橋絡し、そのレール式取付台部のレール頭部にスライド移動自在なテーブル部(棚)を設けた構成になっている。特許文献5のバケット作業用補助装置は、バケットの上縁部に取付バイスにより固定され、取付バイスに固着した蝶番により、作業時はテーブル棚がバケット内に水平に支持され、作業後はバケットの外側に垂直に収納できる構成になっている。
実開平7−20018号公報 特開平7−237898号公報 特開平11−5695号公報 特開2001−346307号公報 特開2003−267674号公報
バケット車50によるバケット54の高さ調整は、自在ブーム52の操作によって行われるが、その操作によるバケット54の高さの微調整は容易ではない。したがって、作業対象の通信線等に近づきすぎたり、作業員の安全確保のため作業対象である通信線若しくはクロージャーに近接する位置までの接近が行われない場合もある。したがって、実際の作業を行う際の作業装置を載せる台などの高さを作業に適切な位置まで微調整することは事実上困難である。そして、上記各特許文献に開示されたバケット作業用補助装置でもテーブル棚の高さを任意に微調整することはできず、作業者によるしゃがんだり立ち上がったりの煩雑な調整に頼っているのが現状である。
すなわち、具体的には、作業時にはバケット54がクロージャー60との位置関係において最適な位置に存しておらず、更にバケット作業用補助装置の載置台の高さの微調整ができないため、作業者は光ファイバを融着接続する際に、例えば、中腰での作業を強要され、その結果、接続作業が煩雑なものとなっていた。また、特許文献2のようにバケットの外側にバケット作業用補助装置の載置台部分が張り出すタイプのものは、載置台から載置物が落ちたときに、そのまま地上に落下してしまう危険性を有し、安全性の問題があった。更に、作業が終了したときに、設置したバケット作業用補助装置を撤去する作業を行わねばならず煩雑なものとなっていた。
本考案は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、バケット車による高所での作業を容易化することができ、作業の迅速化と的確化を達成することのできるバケット作業用補助装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載のバケット作業用補助装置は、
バケット車に取り付けられ側壁部と底部とを有するバケットで用いられ、作業用機器が載置されるバケット作業用補助装置において、前記バケットの側壁部の上縁部に取り付けるための取付固定部と、該取付固定部に設けられ、該取付固定部による取り付け固定状態で前記バケットの内側に位置する補助装置本体部と、該補助装置本体部に設けられ、設置高さ位置を上下に調整可能な上下移動体と、該上下移動体に設けられ、該上下移動体と共に上下移動が可能で、かつ垂下状態での固定と略水平状態での固定とを選択可能なテーブル棚と、を有することを特徴とする。
斯かる構成を採用することにより、テーブル棚の高さが調整可能になったことから、テーブル棚と作業対象との位置関係を最適な状態にすることができ、作業者は作業対象により近づいて最適な状態で作業を行うことが可能となる。特に光ファイバの融着接続の作業においては、作業者は楽な姿勢で作業できることから作業結果が良好となる。また、テーブル棚は垂下状態と略水平状態とを選択的に固定可能なので、作業が終了した後は折り畳むことにより、バケット内に広いスペースを確保することができる。更に、テーブル棚はバケット内に位置するので作業中にテーブル棚から物を落としてもバケット内に落ち、地上には落下しないので安全である。
請求項2に記載のバケット作業用補助装置は、請求項1に記載のバケット作業用補助装置において、
前記補助装置本体部は、枠部を有し、該枠部内で前記上下移動体が上下に摺動移動可能に設けられ、前記枠部には前記上下移動体を固定するためのラッチ機構が設けられたことを特徴とする。
したがって、テーブル棚の高さを調整する機構を簡単な構成で実現することができ、テーブル棚の上下移動がスムーズに行われることとなる。また、簡単な構成であるので、全体のコストを低く抑えることが可能である。
請求項3に記載のバケット作業用補助装置は、請求項1又は2に記載のバケット作業用補助装置において、
前記テーブル棚は、前記上下移動体の上縁部に設けられ、ヒンジにより垂下状態での固定と略水平状態での固定とを選択可能に構成されたことを特徴とする。したがって、ヒンジによりテーブル棚を垂下状態又は略水平状態に固定することが選択的に可能となり、作業が終了した後にテーブル棚を折り畳むことができるので使い勝手が良い。
請求項4に記載のバケット作業用補助装置は、請求項1〜3の何れか1項に記載のバケット作業用補助装置において、
前記テーブル棚は、搭載物の落下を防止するための垂直壁が縁部に設けられていることを特徴とする。したがって、テーブル棚から搭載物が落下することが防止され、作業が安全かつスムーズに行うことが可能である。
請求項5に記載のバケット作業用補助装置は、請求項1〜4の何れか1項に記載のバケット作業用補助装置において、前記テーブル棚の全面に複数個の穴が形成されたことを特徴とする。したがって、テーブル棚を軽量とすることが可能である。
本考案のバケット作業用補助装置によれば、バケットの側壁部の上縁部に取り付けるための取付固定部と、取付固定部により取り付け固定状態でバケットの内側に設置される補助装置本体部と、補助装置本体部に取り付けられ、取り付け状態で上下位置に調整が可能な上下移動体と、上下移動体に設けられ、上下移動体と共に上下移動が可能で、かつ垂下状態と略水平状態とを選択的に固定可能なテーブル棚と、を有するので、テーブル棚の高さを調整することができ操作性に優れている。したがって、作業品質が向上し、作業の安全性が確保される。
本考案のバケット作業用補助装置に係り、同図(a)はテーブル棚の高さを低くした場合、同図(b)はテーブル棚の高さを高くした場合の斜視図である。 本考案のバケット作業用補助装置に係り、同図(a)は図1(a)の背面斜視図、同図(b)は図1(a)の正面図である。 本考案のバケット作業用補助装置に係り、同図(a)はテーブル棚を収納した場合の斜視図、同図(b)は側面図である。 本考案のバケット作業用補助装置に係り、上下移動体を上下させる機構の説明図である。 本考案のバケット作業用補助装置をバケットに取り付けた様子を示す斜視図である。 バケット車に付いての概略説明図である。
本考案の実施の形態を、以下図面を参照しながら詳述する。図1(a)は、本考案のバケット作業用補助装置に係り、テーブル棚の高さを低くした場合(同図(a))とテーブル棚の高さを高くした場合の斜視図である。図2は、図1(a)に示すバケット作業用補助装置を背面から見た斜視図(同図(a))と図1(a)の正面図(同図(b))である。図3は、テーブル棚を折り畳んだ状態の前面斜視図(同図(a))と側面図(同図(b))である。
バケット作業用補助装置10は、バケットの側壁部の上縁部に取り付けるための取付固定部12と、この取付固定部12により取り付け固定した状態でバケットの内側に設置される補助装置本体部14と、この補助装置本体部14に取り付けられた状態で上下位置に調整が可能な上下移動体16と、この上下移動体16に設けられ共に上下移動が可能で、かつ垂下状態と略水平状態とを選択的に固定可能なテーブル棚18と、を有する。
補助装置本体部14は、所定の高さと幅と奥行きを有する箱体形状であり、上端部は開口しており、軽量のため前面部と背面部には開口部が形成されている。この箱体形状の補助装置本体部14に後述する上下移動体16が上下方向に移動可能に収容される。補助装置本体部14の背面部の上部には、以下に示すように取付固定部12が形成されている。
取付固定部12は、補助装置本体部14の背面部の上端から所定の幅で後方に延在する引掛部12aと、引掛部12aの先端から鉛直下方に所定の長さで補助装置本体部14の背面部と平行に延在する背板部12bと、バケットに引き掛けられた補助装置本体部14をバケットに固定するための固定ネジ部13とを有して構成されている。上記の引掛部12aと背板部12bは、補助装置本体部14の背面部の上端から連続して形成されており、この部分にバケットの上縁部が引き掛けられる。
固定ネジ部13は、背板部12bの中央部分に設けられており、ハンドル部13cと当接部13bとを有し、ハンドル部13cと当接部13bは雄ネジ部13aによって連結されている。ハンドル部13cを回転することにより、当接部13bと補助装置本体部14の背面部との間隔が調整できるように、上記の雄ネジ部13aと螺合する雌ネジ部13dが形成されている。当接部13bはゴム部材、樹脂等の柔らかい材料で形成されている。
バケットの上縁部に上記の引掛部12aと背板部12bを引き掛けた後、背板部12bに固着して設けられた固定ネジ部13により、バケットの上縁部が補助装置本体部14の背面部と固定ネジ部13の当接部13bとの間に挟持され、バケット作業用補助装置10が固定されることとなる。特殊な冶具等を用いない簡単な構成であるので、取り付け、取り外しが簡単であり、どんなバケットにも取り付けることが可能である。
補助装置本体部14の両側面には、複数の窓部14aが形成されている。これは、後述するラッチ機構30(上下移動体16を固定させるためのもの)を作動させるためのものである。テーブル棚18の高さの調整は、この窓部14aの間隔毎に行うことが可能である。本実施の形態では、窓部14aの間隔は5cmであり、高さの調整は5段階、すなわち図1(a)の状態からテーブル棚18を5、10、15、20cm高くすることが可能である。なお、これらの数値は例示であり、本考案はこれらに限定されない。また、補助装置本体部14の両側面の上部に存する正面視略台形状になっていない窓部14bもテーブル棚18の固定に用いられる。
上下移動体16は、補助装置本体部14に収容されて上下に摺動移動可能なように構成されており、所定の高さ、幅、奥行きを有する箱体形状であり、軽量のために前面部と背面部に開口部が形成されている。上下移動体16の底部には後述するラッチ機構30が左右にそれぞれ構成されており、これらにより、上下移動体16は、補助装置本体部14内で上下に摺動移動し、所定の位置で固定することが可能である。上縁部には後述するテーブル棚18がヒンジ20−1、20−2を介して取り付けられる。
上下移動体16は、補助装置本体部14から抜け出ないように、抜け防止部である板状部材34が底部に取り付けられている。板状部材34は、上下移動体16の底部に設けられ、前後方向の後方向に厚みを有している。すなわち、この板状部材34が厚みを有するので、上下移動体16を上方に上げて行くと、補助装置本体部14の背面部に形成された開口部の上部内縁に当接し、それ以上は上方に移動できないようになっている。なお、上下移動体16の左右の枠部及び側面には、軽量のために開口穴16aが複数形成されている。
上下移動体16は、一番高くした状態から、後述するラッチ錠解除レバー30c、30cにより一番低くした状態に移動させることが可能になるが、一番下に移動させたときに物品等を挟むことのないように、補助装置本体部14の底部には突起部14cが形成されている。
テーブル棚18は、上下移動体16の上部にヒンジ20−1、20−2を介して取り付けられており、図1(a)に示すように作業を行うときには、テーブル棚18と上下移動体16は互いに垂直な状態となり、収納時には図3(a)に示すようにテーブル棚18と上下移動体16とは平行な状態となる。ヒンジ20−1、20−2は上下移動体16の上端に左右に離隔して2箇所に設けられており、上下移動体16とテーブル棚18が垂直又は平行な状態にあるときにはロックされてその状態を維持するように構成されている。
テーブル棚18の縁部には所定の高さの垂直壁18a、18b、18c、18dが設けられ、テーブル棚18に搭載した物品が落下しないように構成されている。特に、後部の垂直壁18aは前部の垂直壁18bよりも高さを高くして、使い勝手を良くしている。また、テーブル棚18には、垂直壁18a、18b、18c、18dを含め、多数の開口穴18eが形成され軽量化が図られている。実際の作業においては、このテーブル棚18にマグネットシート等が載置される。
図4は、上下移動体16のラッチ機構30の説明図である。ラッチ機構30は、上下移動体16の底部の左右にそれぞれ形成されており、突出部であるラッチ錠30a、ラッチ錠解除レバー30c、付勢バネ30bを有する。このラッチ機構30を作動させるために、補助装置本体部14の枠部(側面)に、窓部14aが形成されている。
ラッチ錠30aは、付勢バネ30bにより付勢されて、上下移動体16の側面から突出している。ラッチ錠30aの先端形状は、垂直断面視で1/4円状である。付勢バネ30bは、バネ固定部30eとバネ係止部30fとの間に収納されており、ラッチ錠30aとバネ係止部30fとラッチ錠解除レバー30cは一体で動くように構成されている。バネ固定部30eは、上下移動体16の底部にあって固定されている。
すなわち、ラッチ錠30aとバネ係止部30fとが形成されたラッチ錠本体部が、ラッチ解除レバー30cと接合部30dで接合されており、ラッチ錠解除レバー30cを矢印Aの方向に引くと、ラッチ錠30aもAの方向に移動しラッチ錠30aの先端部は上下移動体16の側面から突出しない状態となる。
補助装置本体部14の枠部(側面)には前述のように窓部14aが形成されている。この窓部14aは、補助装置本体部14の側面の一部に上下方向に平行な2本の切り込みを入れ、その部分を左右方向の外側に引き出して、正面視略台形状の突出部14a1を形成し、その正面視略台形状の突出部14a1の下半分をラッチ錠係止板14a2が覆うように構成されている。このような窓部14aは、補助装置本体部14の両側面の上下方向にそれぞれ4個形成されている。なお、窓部14bには、上下移動体16がそれ以上、上方に移動しないため、窓部14aに存するような正面視略台形状の突出部14a1は形成されていない。本実施の形態では、窓部14a、14bの間隔は前述のように5cmであるが、本考案はこれらの数値には限定されない。
テーブル棚18が所定の高さに位置している状態で、テーブル棚18を上方向に持ち上げると、ラッチ錠30aの垂直断面形状が1/4円状であり、突出部14a1が正面視略台形状であるため、ラッチ錠30aは付勢バネ30bの付勢力に抗して内側に移動することが可能であり、そのため上下移動体16が上部に位置する窓部14aにまで移動できることとなる。次の窓部14aに到達すると、下半分がラッチ錠係止板14a2で覆われた窓部14aにラッチ錠30aの先端部が付勢バネ30bの付勢力によって突出することにより、ラッチ錠30aはラッチ錠係止板14cに係止されて、テーブル棚18がその高さ位置で固定されることとなる。
テーブル棚18の高さを下げる場合には、2本のラッチ錠解除レバー30c、30cを中央側に同時に引き寄せ、所定の高さ位置までテーブル棚18を降ろせば良い。すなわち、ラッチ錠解除レバー30cを引くことによりラッチ錠30aが上下移動体16の内側に移動し、上下移動体16が上下に摺動移動することが可能となる。所定の位置まで降ろして、ラッチ錠解除レバー30cを解放すると、ラッチ錠30aの先端部が窓部14aに係止されて、テーブル棚18はその高さ位置で固定されることとなる。
図5は、本考案のバケット作業用補助装置10をバケット54に取り付けた様子を示す斜視図である。バケット車の自在ブームによりバケット54を或程度クロージャー60に近づけた後に、テーブル棚18の高さを調整して、クロージャー60とテーブル棚18との距離を最適な状態にすることができる。したがって、作業者は最適な状態で作業を開始することができる。特に、光ファイバ融着機(図示してない)をテーブル棚18に搭載して、作業者は最良の状態で作業を行うことができ、その結果、作業結果は良好である。作業が終了したらテーブル棚18を折り畳むことにより、作業員搭乗スペース70が広がり次の作業を容易に開始することが可能となる。
本実施の考案によれば、バケット作業用補助装置10は、バケットの側壁部の上縁部に取り付けるための取付固定部12と、この取付固定部12により取り付け固定した状態でバケットの内側に設置される補助装置本体部14と、この補助装置本体部14に取り付けられた状態で上下位置に調整が可能な上下移動体16と、この上下移動体16に設けられ共に上下移動が可能で、かつ垂下状態と略水平状態とを選択的に固定可能なテーブル棚18と、を有して構成されたので、テーブル棚18の高さを自由に調整することができ操作性に優れている。したがって、作業の効率、作業品質が向上することとなる。
なお、本考案は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、抜け防止部は板状部材により構成したが、上下移動体の底部から後部に向かって突出した柱状体であっても良い。
本考案のバケット作業用補助装置は、特に光ファイバの融着接続作業用に適しているが、その他にも作業時にテーブル棚の高さの調整を要する他の作業にも適用することが可能である。
10 バケット作業用補助装置
12 取付固定部
14 補助装置本体部
14a、14b 窓部
14a1 突出部
14a2 ラッチ錠係止板
14c 突起部
16 上下移動体
16a、18e 開口穴
18 テーブル棚
20−1、20−2 ヒンジ
30 ラッチ機構
30a ラッチ錠
30b 付勢バネ(付勢部材)
30c ラッチ錠解除レバー
30d 接続部
30e バネ固定部
30f バネ係止部
36 板状部材(抜け防止部)

Claims (5)

  1. バケット車に取り付けられ側壁部と底部とを有するバケットで用いられ、作業用機器が載置されるバケット作業用補助装置において、
    前記バケットの側壁部の上縁部に取り付けるための取付固定部と、
    該取付固定部に設けられ、該取付固定部による取り付け固定状態で前記バケットの内側に位置する補助装置本体部と、
    該補助装置本体部に設けられ、設置高さ位置を上下に調整可能な上下移動体と、
    該上下移動体に設けられ、該上下移動体と共に上下移動が可能で、かつ垂下状態での固定と略水平状態での固定とを選択可能なテーブル棚と、
    を有することを特徴とするバケット作業用補助装置。
  2. 前記補助装置本体部は、
    枠部を有し、該枠部内で前記上下移動体が上下に摺動移動可能に設けられ、
    前記枠部には前記上下移動体を固定するためのラッチ機構が設けられたことを特徴とする請求項1に記載のバケット作業用補助装置。
  3. 前記テーブル棚は、
    前記上下移動体の上縁部に設けられ、ヒンジにより垂下状態での固定と略水平状態での固定とを選択可能に構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のバケット作業用補助装置。
  4. 前記テーブル棚は、
    搭載物の落下を防止するための垂直壁が縁部に設けられたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のバケット作業用補助装置。
  5. 前記テーブル棚は、
    全面に複数個の穴が形成されたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のバケット作業用補助装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013180083A (ja) * 2012-03-02 2013-09-12 Chugoku Electric Power Co Inc:The 高所作業車用保護具

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