JP3150111B2 - 半導体回路 - Google Patents
半導体回路Info
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Description
し、特に、CATV用ハイブリッドIC(HIC)に用
いられる半導体回路に関する。
増幅器においては、映像品質の劣化を避けるために極め
て低歪の増幅作用が求められるとともに、屋外の厳しい
環境においても一定のレベル以上の性能を維持すること
が必要とされている。
得特性の変動を補償する回路等が用いられている。
構成する素子においては、ある一定の温度に対して温度
が上昇または下降していくにつれて歪みが増大するとい
う特性を有しているが、歪みの劣化を補償する回路はな
い。
する問題点に鑑みてなされたものであって、周囲温度が
変化した場合における歪みを補償することができる半導
体回路を提供することを目的とする。
に本発明は、交流信号を増幅して出力する増幅回路を有
する半導体回路において、前記増幅回路の入力側に設け
られ、前記増幅回路に対する入力電流を、予め決められ
た基準温度にて最小となるように制御する補償回路を有
することを特徴とする。
する入力電流を、周囲温度が前記基準温度よりも低くな
るにつれて増加させ、周囲温度が前記基準温度よりも高
くなるにつれても増加させることを特徴とする。
度特性を有して抵抗値が変化する第1の感温抵抗素子
と、前記第1の感温抵抗素子に直列に接続され、周囲温
度に応じて負の温度特性を有して抵抗値が変化する第2
の感温抵抗素子とを具備することを特徴とする。
に応じて抵抗値が変化する第3の感温抵抗素子を有する
ことを特徴とする。
度に応じて負の温度特性を有して抵抗値が変化する感温
抵抗素子であることを特徴とする。
位相の異なる2つの信号に分配する分配手段と、前記分
配手段にて分配された信号をそれぞれ増幅する第1及び
第2の増幅手段と、該第1及び第2の増幅手段にて増幅
された2つの信号を1つの信号に合成して出力する合成
手段とを有してなる半導体回路において、前記第1及び
第2の増幅手段の入力側に設けられ、前記第1及び第2
の増幅手段に対する入力電流を、予め決められた基準温
度にて最小となるように制御する補償回路を有すること
を特徴とする。
おいては、増幅回路から出力される信号の周囲温度によ
る歪みを補償するために、周囲温度に応じて正の温度特
性を有して抵抗値が変化する感温抵抗素子と、周囲温度
に応じて負の温度特性を有して抵抗値が変化する感温抵
抗素子とを組み合わせた補償回路が設けられているの
で、その組み合わせを、基準温度において流れる電流が
最小となるようにすれば、回路電流は、周囲温度が基準
温度よりも低くなるにつれて増加し、周囲温度が基準温
度よりも高くなるにつれても増加する。
流が増加すると減少し、回路電流が減少すると増大する
ので、周囲温度が変化した場合、回路電流の増加により
歪みが減少する。
を有する感温抵抗素子としてサーミスタを設けた場合
は、サーミスタの抵抗値が高くなるほどQ値が小さくな
り、サーミスタの抵抗値が低くなるほどQ値が大きくな
る。それにより、共振レベルを示すファクタであるQ値
は、周囲温度が上昇すると大きくなり、周囲温度が下が
ると小さくなる。ここで、半導体素子においては、周囲
温度が上昇するとゲインスロープの傾斜が緩やかとな
り、また、周囲温度が下がると利得が増加してゲインス
ロープ傾斜が急峻になるため、Q値の周囲温度に対する
変動とゲインスロープの周囲温度に対する利得特性の変
動とが互いに打ち消すように働き、それにより、周囲温
度が変化した場合においてもゲインスロープの傾斜特性
は一定となる。
いて図面を参照して説明する。
ては、ある一定の温度に対して温度が上昇または下降し
ていくにつれて歪みが増大するという特性を有している
が、歪み特性は、回路を流れる電流によっても変化す
る。すなわち、回路に流れる電流が減少すれば歪みは増
大し、回路に流れる電流が増加すれば歪みは減少する。
周囲温度に対する歪みの増大を抑制することができる。
温度に対する歪みの増大を抑制するための手段を説明す
るための図である。
ある一定の基準温度において最小とし、周囲温度が基準
温度よりも上昇または下降するにつれて増加させる。
度が上昇または下降していくにつれて歪みが増大する
が、ある一定の温度に対して温度が上昇または下降して
いくにつれて回路に流れる電流が増加するため、歪みが
減少し、歪みの変化が互いに相殺される。
温度が上昇または下降した場合において生じる歪みの増
大を抑制することができる。
流を制御する方法としてサーミスタを用いる方法があ
る。
の特性を説明するための図である。
サーミスタにおいては、周囲温度が上昇するにつれて抵
抗値が小さくなり、流れる電流が増加する。
る半導体回路に負の温度特性を有するサーミスタを用い
た場合、歪みが最も小さな温度よりも高い温度において
は、流れる電流の増加により歪みが減少する。
も低い温度においては、流れる電流の減少によりさらに
歪みが増大してしまう。
の特性を説明するための図である。
サーミスタにおいては、周囲温度が上昇するにつれて抵
抗値が大きくなり、流れる電流が減少する。
る半導体回路に正の温度特性を有するサーミスタを用い
た場合、歪みが最も小さな温度よりも低い温度において
は、流れる電流の増加により歪みが減少する。
も高い温度においては、流れる電流の減少によりさらに
歪みが増大してしまう。
導体回路の第1の実施の形態を示すブロック図である。
なお、本回路は、本発明の半導体回路の交流部分のみを
抜き出したものである。
入力端子に接続され、ドレイン端子が出力端子に接続さ
れたFETQ1と、FETQ1のゲート端子とゲートバ
イアス供給端子との間に接続された抵抗R1と、交流的
に高インピーダンスを有し、FETQ1のドレイン端子
とドレインバイアス供給端子との間に接続された高イン
ピーダンス回路10と、FETQ1のゲート端子と接地
間に直列に接続された抵抗R2及びサーミスタRt1,
Rt2と、FETQ1のソース端子と接地間に並列に接
続された抵抗R3及びキャパシタC1とから構成されて
いる。なお、サーミスタRt1は図2に示したような負
の温度特性を有する感温抵抗素子であり、また、サーミ
スタRt2は図3に示したような正の温度特性を有する
感温抵抗素子である。
サーミスタRt1と正の温度特性を有するサーミスタR
t2とを直列に接続した場合、基準温度付近における回
路電流値が最小となるようにサーミスタRt1とサーミ
スタRt2とを組み合わせれば、図1に示すように、予
め設定された基準温度において回路を流れる電流が最小
となり、基準温度に対して温度が上昇または下降してい
くにつれて回路を流れる電流が増加していく。
または下降していくにつれて歪みが減少するので、周囲
温度が変化した場合における歪みの増大が抑制または防
止される。
る歪み特性においては、−30℃〜100℃の温度内
で、30℃における歪み値に対して2〜3dB以内の劣
化に抑えなければならない。歪み特性は回路電流に比例
するが、その回路電流は周囲温度に比例して変化するた
め、周囲温度が上昇すると、歪み特性は2〜3dB以上
劣化してしまう。
値をとり、30℃から周囲温度が下がるにつれて回路電
流が増加し、かつ、30℃から周囲温度が上昇するにつ
れて回路電流が増加するように正の温度特性を有するサ
ーミスタと負の温度特性を有するサーミスタとを組み合
わせ、それにより、周囲温度が変化した場合における歪
み特性を周囲温度が30℃における歪み特性に対して劣
化量を小さく、あるいは劣化を防ぐ。
基準温度付近における回路電流値が最小となるように正
の温度特性を有するサーミスタと負の温度特性を有する
サーミスタとを組み合わせた場合の回路電流の温度特性
を示す図である。なお、図5においては、特性の基準と
なる温度を30℃に設定している。
ける回路電流が最小値をとり、30℃から周囲温度が下
がるにつれて増加し、かつ、30℃から周囲温度が上昇
するにつれて増加するようなV字形の特性となる。
導体回路の第2の実施の形態を示す回路図である。な
お、本回路は、本発明の半導体回路の交流部分のみを抜
き出したものである。
回路において、さらに、抵抗R1,R2の接続点と入力
端子との間にキャパシタC2が設けられ、また、抵抗R
1,R2の接続点とFETQ1のゲート端子との間に負
の温度特性を有するサーミスタRt3及びインダクタL
1が設けられているものである。
ては、周囲温度が上昇するとサーミスタRt3の抵抗値
が小さくなり、周囲温度が下がるとサーミスタRt3の
抵抗値が大きくなる。
レベルを示すファクタであるQ値は、サーミスタRt3
の抵抗値が大きくなるほど小さくなり、サーミスタRt
3の抵抗値が小さくなるほど大きくなるため、周囲温度
が上昇すると大きくなり、周囲温度が下がると小さくな
る。
いては、周囲温度が上昇するとゲインスロープの傾斜が
緩やかとなり、また、周囲温度が下がると利得が増加し
てゲインスロープ傾斜が急峻なものとなる。
ゲインスロープの周囲温度に対する利得特性の変動とが
互いに打ち消すように働き、それにより、周囲温度が変
化した場合においてもゲインスロープの傾斜特性は一定
となる。
タL1においては、FETQ1のゲート端子とサーミス
タRt3とを接続するボンディングワイヤあるいは導体
パターンによっても構成することができる。
導体回路の第3の実施の形態を示す回路図である。
された信号が2つの異なる信号に分配され、分配された
2つの信号が増幅回路12,13にてそれぞれ増幅さ
れ、増幅回路12,13にて増幅された信号が合成され
て出力される。
の異なる2つの信号に分配する分配手段として、キャパ
シタC34,C35を介して接地されたトランスT1が
設けられ、増幅回路12,13にて増幅された2つの信
号を1つの信号に合成する合成手段として、キャパシタ
C37を介して接地されたトランスT2が設けられてい
る。
FETQ11〜Q13と、2段目のFETとなるFET
Q11のゲート抵抗として互いに並列に接続されて設け
られたサーミスタRt11及び抵抗R13と、サーミス
タRt11及び抵抗R13とFETQ11のゲート端子
との間に設けられたインダクタL13と、増幅回路12
の入力となるFETQ12のゲート端子とドレイン端子
との間に直列に接続された抵抗R11,キャパシタC1
1及びサーミスタRt12と、FETQ12のドレイン
端子と所定電位との間に直列に接続された抵抗R12及
びキャパシタC12と、サーミスタRt11及び抵抗R
13とFETQ12のドレイン端子との間に接続された
キャパシタC13と、FETQ12のドレイン端子とF
ETQ11のソース端子との間に直列に接続されたイン
ダクタL11及び抵抗R17と、インダクタL11と抵
抗R17との接続点と所定電位との間に接続されたキャ
パシタC15と、FETQ12のドレイン端子とFET
Q13のドレイン端子との間に直列に接続された抵抗R
14,キャパシタC14及びサーミスタRt13と、F
ETQ13のゲート端子に接続された抵抗R16と、F
ETQ13のドレイン端子と増幅回路12の出力端子と
の間に互いに並列に接続されて設けられた抵抗R15、
インダクタL12及びキャパシタC16とから構成され
ており、FETQ11のドレイン端子とFETQ13の
ソース端子とが接続されている。
FETQ21〜Q23と、2段目のFETとなるFET
Q21のゲート抵抗として互いに並列に接続されて設け
られたサーミスタRt21及び抵抗R23と、サーミス
タRt21及び抵抗R23とFETQ21のゲート端子
との間に設けられたインダクタL23と、増幅回路13
の入力となるFETQ22のゲート端子とドレイン端子
との間に直列に接続された抵抗R21,キャパシタC2
1及びサーミスタRt22と、FETQ22のドレイン
端子と所定電位との間に直列に接続された抵抗R22及
びキャパシタC22と、サーミスタRt21及び抵抗R
23とFETQ22のドレイン端子との間に接続された
キャパシタC23と、FETQ22のドレイン端子とF
ETQ21のソース端子との間に直列に接続されたイン
ダクタL21及び抵抗R27と、インダクタL21と抵
抗R27との接続点と所定電位との間に接続されたキャ
パシタC25と、FETQ22のドレイン端子とFET
Q23のドレイン端子との間に直列に接続された抵抗R
24,キャパシタC24及びサーミスタRt23と、F
ETQ23のゲート端子に接続された抵抗R26と、F
ETQ23のドレイン端子と増幅回路13の出力端子と
の間に互いに並列に接続されて設けられた抵抗R25、
インダクタL22及びキャパシタC26とから構成され
ており、FETQ21のドレイン端子とFETQ23の
ソース端子とが接続されている。
Q23のゲート端子とは抵抗R16,R26を介して互
いに接続されている。
スT1と入力端子1との間に直列に接続されたキャパシ
タC33及びインダクタL31と、キャパシタC33と
インダクタL31との接続点と所定電位との間に直列に
接続されたキャパシタC31及び抵抗R31と、キャパ
シタC33とインダクタL31との接続点と所定電位と
の間に接続されたキャパシタC32とが設けられてお
り、さらに、トランスT2の出力側には、トランスT2
と出力端子2との間に直列に接続されたインダクタL3
2及びキャパシタC39と、インダクタL32とキャパ
シタC39との接続点と所定電位との間に接続されたキ
ャパシタC38とが設けられている。
には、FETQ11のソース端子とFETQ21のソー
ス端子との間に接続された抵抗R41と、FETQ11
のゲート端子とFETQ21のゲート端子との間に直列
に接続された抵抗R39,R40と、抵抗R39と抵抗
R40との接続点とトランスT1との間に直列に接続さ
れた抵抗R33,R34と、抵抗R33とトランスT1
との接続点と所定電位との間に直列に接続された抵抗R
32及びサーミスタRt31,Rt32と、抵抗R3
9,R40の接続点と抵抗R34との接続点と所定電位
との間に接続された抵抗R35と、FETQ12のソー
ス端子とFETQ22のソース端子との間に接続された
抵抗R37と、FETQ12のソース端子と所定電位と
の間に接続された抵抗R36と、FETQ22のソース
端子と所定電位との間に接続された抵抗R38と、抵抗
R16と抵抗R26との接続点とトランスT2との間に
接続された抵抗R42,R43と、抵抗R42と抵抗R
43との接続点と所定電位との間に並列に接続された抵
抗R44及びキャパシタC40と、抵抗R42とトラン
スT2との接続点と所定電位との間に接続されたキャパ
シタC36とが設けられており、さらに、抵抗R33と
抵抗R34との接続点、並びに抵抗R42とトランスT
2との接続点は、電源電圧Vddが印加されている。
t31は、周囲温度に応じて負の温度特性を有して抵抗
値が変化する感温抵抗素子であり、サーミスタRt1
2,Rt13,Rt22,Rt23,Rt32は、周囲
温度に応じて正の温度特性を有して抵抗値が変化する感
温抵抗素子である。
ては、FETQ11,Q12のゲート電位を制御する抵
抗として、負の温度特性を有するサーミスタRt31と
正の温度特性を有するサーミスタRt32とが組み合わ
されているため、予め設定された基準温度において回路
を流れる電流が最小となり、基準温度に対して温度が上
昇または下降していくにつれて回路を流れる電流が増加
していく。
または下降していくにつれて歪みが減少するので、周囲
温度が変化した場合における歪みが補償される。
Q21のゲート抵抗として、負の温度特性を有するサー
ミスタRt11,Rt21がそれぞれ設けられている。
ンダクタL12及びキャパシタC16からなる共振回路
にて発生するゲインスロープの周囲温度に対する利得特
性の変動と、キャパシタC13、サーミスタRt11、
インダクタL13からなる回路におけるQ値の周囲温度
に対する変動とが互いに打ち消すように働き、それによ
り、周囲温度が変化した場合においても、増幅回路12
から出力されるゲインスロープの傾斜特性は一定とな
る。
インダクタL22及びキャパシタC26からなる共振回
路にて発生するゲインスロープの周囲温度に対する利得
特性の変動と、キャパシタC23、サーミスタRt2
1、インダクタL23からなる回路におけるQ値の周囲
温度に対する変動とが互いに打ち消すように働き、それ
により、周囲温度が変化した場合においても、増幅回路
13から出力されるゲインスロープの傾斜特性は一定と
なる。
が発生する共振回路を構成するインダクタL12及びキ
ャパシタC16、並びにインダクタL22及びキャパシ
タC26がそれぞれ帰還ループの外部に設けられてい
る。
においてしか生じず、インピーダンスの修正を容易に行
うことができる。
抗R26との接続点と抵抗R42との間に10〜100
Ωの抵抗値を有する抵抗R43が設けられ、かつ、抵抗
R42と抵抗R43との接続点と所定電位との間にキャ
パシタC40が設けられており、それらの回路定数が終
端条件に設定されている。
が生じた場合、該電位変動(波)が抵抗R43に吸収さ
れ、定在波が発生せず、それが原因となって生じる偶数
次歪み(主にCSO)の劣化を防ぐことができる。
増幅回路から出力される信号の周囲温度による歪みを補
償するするために、周囲温度に応じて正の温度特性を有
して抵抗値が変化する感温抵抗素子と、周囲温度に応じ
て負の温度特性を有して抵抗値が変化する感温抵抗素子
とを組み合わせた補償回路を設けたため、その組み合わ
せを、基準温度において流れる電流が最小となるように
し、その他の温度で電流が増加することで、周囲温度が
変化した場合における歪みの増大を抑制または防止する
ことができる。
有する感温抵抗素子を用いた場合は、Q値の周囲温度に
対する変動とゲインスロープの周囲温度に対する利得特
性の変動とが互いに打ち消すように働き、それにより、
周囲温度が変化した場合におけるゲインスロープの傾斜
特性の変動を防止することができる。
歪みの増大を抑制するための手段を説明するための図で
ある。
するための図である。
するための図である。
ブロック図である。
における回路電流値が最小となるように正の温度特性を
有するサーミスタと負の温度特性を有するサーミスタと
を組み合わせた場合の回路電流の温度特性を示す図であ
る。
回路図である。
回路図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 交流信号を増幅して出力する増幅回路を
有する半導体回路において、前記増幅回路の入力側に設けられ、前記増幅回路に対す
る入力電流を、予め決められた基準温度にて最小となる
ように制御する 補償回路を有することを特徴とする半導
体回路。 - 【請求項2】 請求項1に記載の半導体回路において、 前記補償回路は、前記増幅回路に対する入力電流を、周
囲温度が前記基準温度よりも低くなるにつれて増加さ
せ、周囲温度が前記基準温度よりも高くなるにつれても
増加させることを特徴とする半導体回路。 - 【請求項3】 請求項2に記載の半導体回路において、 前記補償回路は、 周囲温度に応じて正の温度特性を有して抵抗値が変化す
る第1の感温抵抗素子と、前記第1の感温抵抗素子に直列に接続され、 周囲温度に
応じて負の温度特性を有して抵抗値が変化する第2の感
温抵抗素子とを具備することを特徴とする半導体回路。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
半導体回路において、 前記増幅回路の入力側に、周囲温度に応じて抵抗値が変
化する第3の感温抵抗素子を有することを特徴とする半
導体回路。 - 【請求項5】 請求項4に記載の半導体回路において、 前記第3の感温抵抗素子は、周囲温度に応じて負の温度
特性を有して抵抗値が変化する感温抵抗素子であること
を特徴とする半導体回路。 - 【請求項6】 入力端子を介して入力された信号を位相
の異なる2つの信号に分配する分配手段と、前記分配手
段にて分配された信号をそれぞれ増幅する第1及び第2
の増幅手段と、該第1及び第2の増幅手段にて増幅され
た2つの信号を1つの信号に合成して出力する合成手段
とを有してなる半導体回路において、前記第1及び第2の増幅手段の入力側に設けられ、前記
第1及び第2の増幅手 段に対する入力電流を、予め決め
られた基準温度にて最小となるように制御する 補償回路
を有することを特徴とする半導体回路。 - 【請求項7】 請求項6に記載の半導体回路において、 前記補償回路は、前記第1及び第2の増幅手段に対する
入力電流を、周囲温度が前記基準温度よりも低くなるに
つれて増加させ、周囲温度が前記基準温度よりも高くな
るにつれても増加させる ことを特徴とする半導体回路。 - 【請求項8】 請求項7に記載の半導体回路において、 前記補償回路は、 周囲温度に応じて正の温度特性を有して抵抗値が変化す
る第1の感温抵抗素子と、前記第1の感温抵抗素子に直列に接続され、 周囲温度に
応じて負の温度特性を有して抵抗値が変化する第2の感
温抵抗素子とを具備することを特徴とする半導体回路。
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JP9-326444 | 1997-11-27 | ||
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JPH11220333A JPH11220333A (ja) | 1999-08-10 |
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US20040145414A1 (en) | Differential amplifier |
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