JP3149927B2 - Lofarグラム表示方法および装置 - Google Patents

Lofarグラム表示方法および装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周波数分析方式パ
ッシブソーナーにおける、LOFARグラムデータ(L
OFAR:Low Frequency Analyzing and Recording)
を表示する方式に関する。
【0002】
【従来の技術】周波数分析方式パッシブソーナーでは、
例えば特開平2−205790号公報あるいは特開平5
−273326号公報に記載されているように、受信信
号の周波数分析結果をLOFAR表示と呼ばれる記録方
式で記録紙やCRT表示画面上に表示する手段が採用さ
れている。
【0003】このLOFAR表示は、例えば横軸を周波
数軸とし、縦軸を経過時間とする周波数対経過時間の表
示座標上に、分析結果である周波数スペクトルを表示す
る。この場合の信号強度は、CRT画面上で輝度情報と
して表示される。
【0004】この従来の周波数分析方式パッシブソーナ
ーにおけるLOFAR表示処理系は、図5に示されてい
るように、周波数分析処理されたデータを蓄積する分析
データメモリ1と、表示処理部31およびCRT31を
有する表示装置3によって構成されている。分析データ
メモリ1は、表示装置3からデータ要求を受信すると、
蓄積していた周波数分析処理されたデータを表示装置3
に送信し、CRT31上にLOFARグラムとして表示
する。なお、受信データの周波数を分析する周波数分析
手段は、例えば、上記公報に記載されているように公知
の手段により実現することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来のCRTにL
OFARグラムを表示する方式は操作性が良く、省力化
することが可能であるが、周波数が安定した微弱な出力
レベルの信号の探知能力については、記録紙上にLOF
ARグラムを記録する方式のものより劣るという問題が
ある。
【0006】その理由は、記録紙にLOFARグラムを
記録する方式の場合、記録紙を斜めから見ることによる
視覚による積分効果を得られることにより、周波数の安
定した微弱な出力レベルの信号を視認することが可能と
なるが、CRTにLOFARグラムを表示する方式の場
合は、この視覚による積分効果が得られないことによ
る。その結果、分析能力が同等であっても、表示方式の
違いによりCRTにLOFARグラムを表示する方式の
探知能力が、記録紙にLOFARグラムを記録する方式
ものより劣ってしまうことになる。
【0007】本発明の目的は、CRTによるLOFAR
グラム表示に対して、この視覚による探知能力の差を補
う手段を設けることにより、記録紙による表示と同等の
視認性を有するCRT表示手段を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、周波数分析方
式パッシブソーナーにおいて、CRTに解析結果である
LOFARグラムを出力する方式のソーナーに対して、
視覚による積分効果と同等の効果を得るために、CRT
に出力されるLOFARグラムに時間軸方向の圧縮処理
を施すことにより、周波数の安定した微弱な出力レベル
の信号の探知能力を向上させることを特徴としている。
また、オペレータは、この時間軸方向の圧縮処理を実施
するか否かを適宜選択することができる。
【0009】時間軸方向の圧縮処理がオペレータにより
選択された場合、周波数分析処理されたデータを蓄積し
ている分析データメモリから時間軸の圧縮比に応じた分
析データが時間軸圧縮処理部に取り込まれる。時間軸圧
縮処理部は、取り込んだデータを時間軸方向に積分処理
等による圧縮処理を行い、1ライン分のグラムデータに
変換してCRT表示装置に出力する。
【0010】このようにして、本願発明では、CRTに
表示されるLOFARグラムを時間軸方向に積分処理す
ることによる時間軸圧縮処理により、周波数の安定した
微弱な出力レベルの信号が平均化され、CRT上では、
輝度が同じでドットが連続するラインとして表示される
ので、雑音の表示と区別しやすくなり、従来CRTの表
示上で視認することが困難であった周波数の安定した微
弱な出力レベルの信号も容易に視認することができるよ
うになる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態を示
すブロック図である。本発明のLOFAR表示装置は、
周波数分析処理されたデータが蓄積される分析データメ
モリ1と、分析処理されたデータに対して時間軸方向に
圧縮処理を実施する時間軸圧縮処理部2と、分析結果を
表示する表示装置3により構成される。
【0012】図2は、時間軸圧縮処理部2の具体的な構
成を示すブロック図である。図2において、グラムデー
タメモリ20は、周波数分析処理されて分析データメモ
リ1に蓄積されているデータを時間軸の圧縮比に応じた
分取り込み、取り込んだデータをデータ変換部21に出
力する。データ変換部21は、データを時間毎の1ライ
ンずつ検索して周波数ポイント毎に分割し、分割したデ
ータを同一周波数毎にまとめたデータグループに変換
し、積分処理部22に出力する。
【0013】積分処理部22は、変換された同一周波数
毎のデータグループに対してそれぞれ積分処理を実施
し、同一周波数のデータグループを1ポイントデータと
して、データ編集部23に送る。データ編集部23は、
積分処理されたデータを元の形式の時間毎の1ライン分
のデータフォーマットに編集して出力すると共に、グラ
ムデータメモリ20に編集終了信号を送信する。編集終
了信号を受け取ったグラムデータメモリ20は、次の分
のデータを取り込み、以降同様の処理を繰り返し実施す
る。
【0014】次に本発明の動作について、図3を参照し
て説明する。オペレータによって表示装置3から時間軸
圧縮処理が選択されると、表示装置3は、時間軸圧縮処
理部2に対して時間軸圧縮処理開始信号を送信する。時
間軸圧縮処理開始信号を受信したグラムデータメモリ2
0は、分析データメモリ1にデータ要求信号を送信し、
圧縮比に応じた分の周波数分析されたデータを取り込
み、データ変換部21に取り込んだデータを送信する。
データを送信したグラムデータメモリ20は、データ編
集部23から編集終了信号を受信するまでは、待機状態
となる。
【0015】データ変換部21は、受信したデータを検
索して時間軸方向の1ラインずつ周波数ポイント毎に分
割することにより、取り込まれた全ラインのデータを周
波数ポイント毎のデータグループに変換して、積分処理
部22に送信する。積分処理部22は、受信した周波数
ポイント毎のデータグループについてそれぞれ積分処理
を行い、データ編集部23に送信する。データ編集部2
3は、受信したデータを時間軸1ライン分の周波数分析
データに編集し、表示装置3に出力すると同時にグラム
データメモリ20に編集終了信号を送信する。
【0016】編集終了信号を受信したグラムデータメモ
リ20は、次の分の周波数分析されたデータを取り込む
ためのデータ要求信号を分析データメモリ1に送信す
る。以降、1画面分の表示になるまで同様の動作を繰り
返し実施する。
【0017】なお、図2においては、時間軸方向の圧縮
処理を積分処理によって行っているが、この処理を、最
大値検出処理に換えることによっても同等の効果を得る
ことが出来る。最大値検出処理を行う場合の動作につい
て以下に説明する。
【0018】最大値検出処理は、数ライン分のグラムデ
ータを周波数ポイント毎に分割されたデータグループに
対して、各データグループ内でデータを比較し、最も大
きいデータを抽出する。この処理を各周波数ポイント毎
のデータグループについて実施し、抽出したデータをグ
ラムデータに再変換して送信することにより、数ライン
分のグラムデータを1ラインのグラムデータに圧縮す
る。
【0019】この処理を繰り返すことにより表示された
LOFARグラムは、各周波数の信号の輝度が高いデー
タとなり、周波数の安定した微弱な出力レベルの信号を
輝度の高いドットが連続したラインとして視認すること
が出来る。
【0020】また、単純間引き処理によって時間軸方向
の圧縮を行うこともできる。図4は、この間引き処理に
よる時間軸圧縮処理部2の構成を示すブロック図であ
る。時間軸圧縮処理がオペレータにより選択されると、
1画面分のグラムデータを蓄積したグラムデータメモリ
20から送信された数ライン分のグラムデータを間引き
処理部24が取り込み、各グラムデータの信号の平均レ
ベルを比較し、平均レベルの1番高いグラムデータを抽
出して、表示装置3に出力するものである。
【0021】例えば、グラムデータメモリ20から送信
された4ライン分のグラムデータを間引き処理部24が
取り込み、この中から信号平均レベルの一番高い1ライ
ンを抽出して出力する。この処理を繰り返すことによ
り、表示装置3に表示されるLOFARグラムの表示
は、時間軸圧縮処理を選択しなかった場合の表示と比較
すると時間軸方向に1/4に圧縮された信号レベルが高
い表示となり、周波数の安定した微弱な出力レベルの信
号が視認しやすくなる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、周波数分析結果画面の
表示上では視認することが困難であった周波数の安定し
た微弱な出力レベルの信号が時間軸方向の圧縮処理を行
うことにより、表示上で視認することが可能となる。
【0023】すなわち、通常の表示では、周波数の安定
した微弱な出力レベルの信号は低い輝度のドットで表示
されるうえに、そのレベルも時間により変化しているの
で輝度がばらつき、同じように輝度の低いドットで表示
される雑音との区別がつけにくくなるが、本発明によれ
ば、時間軸方向に積分することによる時間軸圧縮処理に
より、信号レベルが平均化されるため、表示上では同じ
輝度のドットが連続して表示されるためにラインとして
視認することが容易となり、雑音との区別がつけやすく
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】本発明における時間軸圧縮処理部の構成を示す
ブロック図である。
【図3】本発明の動作を説明するための図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図5】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 分析データメモリ 2 時間軸圧縮処理部 20 グラムデータメモリ 21 データ変換部 22 積分処理部 23 データ編集部 24 間引き処理部 3 表示装置 31 表示処理部 32 CRT
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 3/80 - 3/86 G01S 7/52 - 7/64 G01S 15/00 - 15/96

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LOFARグラムデータをCRTに表示
    する周波数分析方式パッシブソーナーにおいて、 周波数分析処理されたLOFARグラムデータを時間軸
    方向に圧縮処理して前記CRTに出力する時間軸圧縮処
    理手段を備え、 前記時間軸圧縮処理手段は、前記周波数分析処理された
    LOFARグラムデータを周波数ポイント毎に分割した
    データグループに変換し、該変換したデータグループそ
    れぞれについて積分処理を実施した結果をLOFARグ
    ラムデータに再編集する手段により構成されていること
    を特徴とするLOFARグラム表示装置。
  2. 【請求項2】 LOFARグラムデータをCRTに表示
    する周波数分析方式パッシブソーナーにおいて、 周波数分析処理されたLOFARグラムデータを時間軸
    方向に圧縮処理して前記CRTに出力する時間軸圧縮処
    理手段を備え、 前記時間軸圧縮処理手段は、前記周波数分析処理された
    LOFARグラムデータを周波数ポイント毎に分割した
    データグループに変換し、該変換したデータグループそ
    れぞれについて最大値を抽出し、該抽出した最大値を用
    いてLOFARグラムデータに再編集する手段により構
    成されていることを特徴とするLOFARグラム表示装
    置。
  3. 【請求項3】 LOFARグラムデータをCRTに表示
    する周波数分析方式パッシブソーナーにおいて、 周波数分析処理されたLOFARグラムデータを時間軸
    方向に圧縮処理して前記CRTに出力する時間軸圧縮処
    理手段を備え、 前記時間軸圧縮処理手段は、前記周波数分析処理された
    複数ラインのLOFARグラムデータについて、1ライ
    ンずつ信号の平均レベルを算出してそれぞれを比較し、
    該平均レベルが1番高いラインを抽出して出力する間引
    き処理手段により構成されていることを特徴とするLO
    FARグラム表示装置。
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