JP3149759B2 - ラッチ回路 - Google Patents
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- H03K19/08—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices
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- H03K3/00—Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
- H03K3/02—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
- H03K3/353—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of field-effect transistors with internal or external positive feedback
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- H03K3/356069—Bistable circuits using additional transistors in the feedback circuit
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- H03K3/356034—Bistable circuits using additional transistors in the input circuit the input circuit having a differential configuration
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラッチ回路に関
し、特に低振幅信号を入力とするラッチ回路に関する。
し、特に低振幅信号を入力とするラッチ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】高速動作を主たる目的とした半導体論理
回路では、ECL(Emitter CoupledLogic)論理レベル
に代表される低振幅信号が用いられるが、その信号を入
力としたラッチ回路では、バイポーラトランジスタ素子
(以下「BipTr」と略記する)を用いた回路が従来
から用いられている。また、最近では、高速性と同様に
高集積性を向上させるためにMOSトランジスタ素子
(以下「MOSTr」と略記する)とバイポーラトラン
ジスタ素子を組み合わせたBiCMOS技術が用いられ
てきている。
回路では、ECL(Emitter CoupledLogic)論理レベル
に代表される低振幅信号が用いられるが、その信号を入
力としたラッチ回路では、バイポーラトランジスタ素子
(以下「BipTr」と略記する)を用いた回路が従来
から用いられている。また、最近では、高速性と同様に
高集積性を向上させるためにMOSトランジスタ素子
(以下「MOSTr」と略記する)とバイポーラトラン
ジスタ素子を組み合わせたBiCMOS技術が用いられ
てきている。
【0003】このBiCMOS技術を使ったラッチ回路
の例を図7を参照して説明する。
の例を図7を参照して説明する。
【0004】図7を参照して、相補型入力信号EIN、
EIN ̄(但し、記号 ̄は反転を意味する)をベース入
力としエミッタが共通接続されたBipTr Q21、
Q22のコレクタを、一端が最高電源電位(VCC)に
接続された抵抗R21、R22の他端にそれぞれ接続す
ると共に、エミッタフォロワ回路を構成するBipTr
Q23、Q24のベースに接続する。
EIN ̄(但し、記号 ̄は反転を意味する)をベース入
力としエミッタが共通接続されたBipTr Q21、
Q22のコレクタを、一端が最高電源電位(VCC)に
接続された抵抗R21、R22の他端にそれぞれ接続す
ると共に、エミッタフォロワ回路を構成するBipTr
Q23、Q24のベースに接続する。
【0005】BipTr Q23、Q24のエミッタに
は電流源I21、I22がそれぞれ接続されると共に出
力信号EOUT ̄、EOUTとされ、さらにBipTr
Q23、Q24のエミッタ電位はBipTr Q2
6、Q25のベースにそれぞれ入力される。
は電流源I21、I22がそれぞれ接続されると共に出
力信号EOUT ̄、EOUTとされ、さらにBipTr
Q23、Q24のエミッタ電位はBipTr Q2
6、Q25のベースにそれぞれ入力される。
【0006】BipTr Q25とQ21、及びQ26
とQ22のコレクタはそれぞれ共通接続される。Bip
Tr Q21、Q22から成るカレントスイッチの共通
エミッタをBiPTr Q27のコレクタに接続し、B
ipTr Q25、Q26から成るカレントスイッチの
共通エミッタをBipTr Q28のコレクタに接続
し、このBipTr Q27、Q28から成るカレント
スイッチの共通エミッタに電流源I23を接続し、ベー
スにはラッチ切換信号ECLK ̄、ECLKを入力して
いる。
とQ22のコレクタはそれぞれ共通接続される。Bip
Tr Q21、Q22から成るカレントスイッチの共通
エミッタをBiPTr Q27のコレクタに接続し、B
ipTr Q25、Q26から成るカレントスイッチの
共通エミッタをBipTr Q28のコレクタに接続
し、このBipTr Q27、Q28から成るカレント
スイッチの共通エミッタに電流源I23を接続し、ベー
スにはラッチ切換信号ECLK ̄、ECLKを入力して
いる。
【0007】次に、図7に示す回路の動作について説明
する。
する。
【0008】ラッチ切換信号ECLK ̄がハイレベル、
ECLKがロウレベルの時、BipTr Q27がオン
し、BipTr Q28がオフとなり、BipTr Q
25、Q26からなるカレントスイッチはオフとなり、
電流源I23の電流はBipTr Q21、Q22から
なるカレントスイッチに供給される。
ECLKがロウレベルの時、BipTr Q27がオン
し、BipTr Q28がオフとなり、BipTr Q
25、Q26からなるカレントスイッチはオフとなり、
電流源I23の電流はBipTr Q21、Q22から
なるカレントスイッチに供給される。
【0009】この時、データ入力EIN、EIN ̄が入
力されると、BipTr Q21またはQ22のうちハ
イレベル信号がベース入力とされる一方がオン(導通)
し、ロウレベル信号が入力される他方がオフ(非導通)
となり、負荷抵抗R21、R22のうちオン状態のBi
pTrに接続された抵抗の電位降下は増大してそのコレ
クタ電位はロウレベルとなり、オフ状態のBipTrに
接続された抵抗の電位降下は小(ないし零)となってそ
のコレクタ電位はハイレベルとなり、これによりBip
Tr Q21、Q22のコレクタ電位に電位差が発生
し、これをBipTr Q23とQ24のエミッタフォ
ロワで受けて出力EOUT ̄、EOUTの電位差として
出力する。
力されると、BipTr Q21またはQ22のうちハ
イレベル信号がベース入力とされる一方がオン(導通)
し、ロウレベル信号が入力される他方がオフ(非導通)
となり、負荷抵抗R21、R22のうちオン状態のBi
pTrに接続された抵抗の電位降下は増大してそのコレ
クタ電位はロウレベルとなり、オフ状態のBipTrに
接続された抵抗の電位降下は小(ないし零)となってそ
のコレクタ電位はハイレベルとなり、これによりBip
Tr Q21、Q22のコレクタ電位に電位差が発生
し、これをBipTr Q23とQ24のエミッタフォ
ロワで受けて出力EOUT ̄、EOUTの電位差として
出力する。
【0010】この状態がラッチ回路のスルー状態であ
り、一般的なECL論理バッファと同様な動作となる。
り、一般的なECL論理バッファと同様な動作となる。
【0011】ラッチ状態では、ラッチ切換信号ECLK
 ̄がロウレベル、ECLKがハイレベルとなり、Bip
Tr Q25、Q26のカレントスイッチがオンとな
り、データ入力側のBipTr Q21、Q22のカレ
ントスイッチはオフ状態となる。
 ̄がロウレベル、ECLKがハイレベルとなり、Bip
Tr Q25、Q26のカレントスイッチがオンとな
り、データ入力側のBipTr Q21、Q22のカレ
ントスイッチはオフ状態となる。
【0012】カレントスイッチを構成するBipTr
Q25、Q26のうち出力信号EOUTをベースに帰還
入力するBipTr Q25のコレクタはBipTr
Q21のコレクタと接続されて出力信号EOUT ̄をエ
ミッタから出力するエミッタフォロワ回路構成のBip
Tr Q23のベースに入力され、出力信号EOUT ̄
をベースに帰還入力するBipTr Q26のコレクタ
はBipTr Q22のコレクタと接続されて出力信号
EOUTをエミッタから出力するエミッタフォロワ回路
構成のBipTr Q24のベースに入力される。この
ため、コレクタ電位がロウレベル側のBipTr Q2
1又はQ22のコレクタに、コレクタを接続したBip
Tr Q25又はQ26がオンするので、ラッチ状態と
なりデータを保持することができる(例えばBipTr
Q21のコレクタ電位がロウレベルの時、BipTr
Q25がオンし、コレクタ電位はロウレベルに保持さ
れる)。
Q25、Q26のうち出力信号EOUTをベースに帰還
入力するBipTr Q25のコレクタはBipTr
Q21のコレクタと接続されて出力信号EOUT ̄をエ
ミッタから出力するエミッタフォロワ回路構成のBip
Tr Q23のベースに入力され、出力信号EOUT ̄
をベースに帰還入力するBipTr Q26のコレクタ
はBipTr Q22のコレクタと接続されて出力信号
EOUTをエミッタから出力するエミッタフォロワ回路
構成のBipTr Q24のベースに入力される。この
ため、コレクタ電位がロウレベル側のBipTr Q2
1又はQ22のコレクタに、コレクタを接続したBip
Tr Q25又はQ26がオンするので、ラッチ状態と
なりデータを保持することができる(例えばBipTr
Q21のコレクタ電位がロウレベルの時、BipTr
Q25がオンし、コレクタ電位はロウレベルに保持さ
れる)。
【0013】この種の回路構成としては、例えば文献
(ISSCC 1989年、Digest of Te
chnical Papers、第38〜39頁)等に
記載されている。
(ISSCC 1989年、Digest of Te
chnical Papers、第38〜39頁)等に
記載されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のECL
カレントスイッチを用いたラッチ回路では、その動作速
度を決める要因の一つに共通コレクタ端子の応答速度が
ある。この端子が高速に動作しないと、その後のエミッ
タフォロワで駆動能力を高くしても意味が無くなってし
まう(高速動作は達成できない)。
カレントスイッチを用いたラッチ回路では、その動作速
度を決める要因の一つに共通コレクタ端子の応答速度が
ある。この端子が高速に動作しないと、その後のエミッ
タフォロワで駆動能力を高くしても意味が無くなってし
まう(高速動作は達成できない)。
【0015】しかしながら、ラッチ用のカレントスイッ
チが接続されるためこの端子の容量が増加してしまい高
速化に対する阻害要因となっている。
チが接続されるためこの端子の容量が増加してしまい高
速化に対する阻害要因となっている。
【0016】さらに、BipTrは単体の素子面積が大
きいためBipTrを数多く用いた回路例では、ラッチ
回路全体で占める面積大きくなってしまうという問題点
もある。
きいためBipTrを数多く用いた回路例では、ラッチ
回路全体で占める面積大きくなってしまうという問題点
もある。
【0017】そして、ラッチ回路を2個使うレジスタ回
路を入出力に使用したクロックにより制御する同期式回
路や、データ入出力数を多くした他ビット化等の最近の
傾向を勘案した場合、チップ面積を決める大きな問題要
素になりつつある。
路を入出力に使用したクロックにより制御する同期式回
路や、データ入出力数を多くした他ビット化等の最近の
傾向を勘案した場合、チップ面積を決める大きな問題要
素になりつつある。
【0018】本発明は、上記問題点に鑑みて為されたも
のであって、低振幅入力信号を扱うラッチ回路において
スルー動作での高速性と使用面積の低減を達成するラッ
チ回路を提供することを目的とする。
のであって、低振幅入力信号を扱うラッチ回路において
スルー動作での高速性と使用面積の低減を達成するラッ
チ回路を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、スルー動作用のカレントスイッチとして
作用するバイポーラトランジスタ対からなる第1の差動
対と、ラッチ動作用のカレントスイッチとして作用する
MOSトランジスタ対からなる第2の差動対と、を備
え、前記第1の差動対をなすバイポーラトランジスタ対
のコレクタと前記第2の差動対をなすMOSトランジス
タ対のドレインとの各共通接続点をそれぞれ抵抗負荷素
子を介して電源に接続すると共に、前記各共通接続点か
ら直接に又は出力バッファを介して差動出力信号を取り
出し、前記差動出力信号を前記第2の差動対をなすMO
Sトランジスタ対のゲートに帰還入力し、ラッチ動作を
制御する信号に基づき、前記第1及び第2の差動対に対
してそれぞれ電流を供給する第1、第2の電流源トラン
ジスタを相補的にオン/オフ制御する、ことを特徴とす
るラッチ回路を提供する。
め、本発明は、スルー動作用のカレントスイッチとして
作用するバイポーラトランジスタ対からなる第1の差動
対と、ラッチ動作用のカレントスイッチとして作用する
MOSトランジスタ対からなる第2の差動対と、を備
え、前記第1の差動対をなすバイポーラトランジスタ対
のコレクタと前記第2の差動対をなすMOSトランジス
タ対のドレインとの各共通接続点をそれぞれ抵抗負荷素
子を介して電源に接続すると共に、前記各共通接続点か
ら直接に又は出力バッファを介して差動出力信号を取り
出し、前記差動出力信号を前記第2の差動対をなすMO
Sトランジスタ対のゲートに帰還入力し、ラッチ動作を
制御する信号に基づき、前記第1及び第2の差動対に対
してそれぞれ電流を供給する第1、第2の電流源トラン
ジスタを相補的にオン/オフ制御する、ことを特徴とす
るラッチ回路を提供する。
【0020】動作速度を決める素子としては、従来通り
のBipTr素子を用いるものとし、速度的に余り重要
でない素子はMOSTrを用いてラッチ回路を構成す
る。なお、高速性が要求される動作とは、スルー状態に
おける入力から出力までの遅延時間をいうものとする。
のBipTr素子を用いるものとし、速度的に余り重要
でない素子はMOSTrを用いてラッチ回路を構成す
る。なお、高速性が要求される動作とは、スルー状態に
おける入力から出力までの遅延時間をいうものとする。
【0021】つまり、スルー動作用にはBipTrカレ
ントスイッチを用いるが、ラッチ動作用のカレントスイ
ッチはMOSTrによる差動アンプに置き換える。
ントスイッチを用いるが、ラッチ動作用のカレントスイ
ッチはMOSTrによる差動アンプに置き換える。
【0022】さらに、これらカレントスイッチの電流切
換はそれぞれの電流源として接続したMOSのゲート信
号をオン、オフすることで実現する。
換はそれぞれの電流源として接続したMOSのゲート信
号をオン、オフすることで実現する。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0024】
【実施形態1】図1に、本発明の一実施形態に係るラッ
チ回路を示す。図1を参照して、本実施形態に係るラッ
チ回路は、入力信号EIN、EIN ̄をベース入力とし
たBipTr Q1、Q2のコレクタC1、C2を、一
端が高位側電源VCCに接続された抵抗R1、R2の他
端をそれぞれ接続すると共に、エミッタフォロワ回路を
構成するBipTr Q3、Q4のベースに接続する。
チ回路を示す。図1を参照して、本実施形態に係るラッ
チ回路は、入力信号EIN、EIN ̄をベース入力とし
たBipTr Q1、Q2のコレクタC1、C2を、一
端が高位側電源VCCに接続された抵抗R1、R2の他
端をそれぞれ接続すると共に、エミッタフォロワ回路を
構成するBipTr Q3、Q4のベースに接続する。
【0025】BipTr Q3、Q4のエミッタには電
流源I1、I2がそれぞれ接続され、また出力端子EO
UT ̄、EOUTに接続され、さらにBipTr Q
3、Q4のエミッタはMOSTr M2、M1のゲート
にそれぞれ入力される。
流源I1、I2がそれぞれ接続され、また出力端子EO
UT ̄、EOUTに接続され、さらにBipTr Q
3、Q4のエミッタはMOSTr M2、M1のゲート
にそれぞれ入力される。
【0026】そして、MOSTr M1、M2のドレイ
ンはそれぞれ負荷抵抗R1、R2に接続される共通節点
C1、C2に接続される。
ンはそれぞれ負荷抵抗R1、R2に接続される共通節点
C1、C2に接続される。
【0027】BipTr Q1、Q2から成るスルー動
作用カレントスイッチの共通エミッタにはMOSTr
M3が接続され、MOSTr M1、M2から成るラッ
チ動作用カレントスイッチの共通ソースにはMOSTr
M4が接続される。
作用カレントスイッチの共通エミッタにはMOSTr
M3が接続され、MOSTr M1、M2から成るラッ
チ動作用カレントスイッチの共通ソースにはMOSTr
M4が接続される。
【0028】このMOSTr M4、M3のゲートに
は、このラッチ回路の動作制御信号(クロック信号)C
LKと、このクロック信号CLKのインバータINVを
介した反転信号と、がそれぞれ入力される。
は、このラッチ回路の動作制御信号(クロック信号)C
LKと、このクロック信号CLKのインバータINVを
介した反転信号と、がそれぞれ入力される。
【0029】また、MOSTr M1、M2のうち出力
信号EOUTをゲートに帰還入力するMOSTr M1
のドレインは節点C1にてBipTr Q1のコレクタ
と接続されて出力信号EOUT ̄をエミッタから出力す
るエミッタフォロワ構成のBipTr Q3のベースに
入力され、出力信号EOUT ̄をゲートに帰還入力する
MOSTr M2のドレインは節点C2にてBipTr
Q2のコレクタと接続されて出力信号EOUTをエミ
ッタから出力するエミッタフォロワ構成のBipTr
Q4のベースに入力されている。
信号EOUTをゲートに帰還入力するMOSTr M1
のドレインは節点C1にてBipTr Q1のコレクタ
と接続されて出力信号EOUT ̄をエミッタから出力す
るエミッタフォロワ構成のBipTr Q3のベースに
入力され、出力信号EOUT ̄をゲートに帰還入力する
MOSTr M2のドレインは節点C2にてBipTr
Q2のコレクタと接続されて出力信号EOUTをエミ
ッタから出力するエミッタフォロワ構成のBipTr
Q4のベースに入力されている。
【0030】次に、本実施形態に係るラッチ回路の動作
を説明する。
を説明する。
【0031】ラッチ動作を制御する信号であるクロック
信号CLKがロウレベルの時、MOSTr M4がオフ
しMOSTr M3がオンとなりスルー動作状態とな
る。
信号CLKがロウレベルの時、MOSTr M4がオフ
しMOSTr M3がオンとなりスルー動作状態とな
る。
【0032】MOSTr M3のオン電流がBipTr
Q1、Q2のカレントスイッチに供給され、この時の
データ入力EIN、EIN ̄の電位差に従いBipTr
Q1またはQ2の一方がオンし、他方がオフとなる。
Q1、Q2のカレントスイッチに供給され、この時の
データ入力EIN、EIN ̄の電位差に従いBipTr
Q1またはQ2の一方がオンし、他方がオフとなる。
【0033】今、データ入力信号EINがハイレベル、
EIN ̄がロウレベルであるものとすると、BipTr
Q1がオンし抵抗R1に電流が流れ、節点C1の電位
をロウレベルに下げ、一方BipTr Q2はオフ状態
であるため抵抗R2における電圧降下は生ぜず、節点C
2の電位は電源電位VCCに上昇してハイレベルとな
る。
EIN ̄がロウレベルであるものとすると、BipTr
Q1がオンし抵抗R1に電流が流れ、節点C1の電位
をロウレベルに下げ、一方BipTr Q2はオフ状態
であるため抵抗R2における電圧降下は生ぜず、節点C
2の電位は電源電位VCCに上昇してハイレベルとな
る。
【0034】節点C1、C2の電位は、BipTr Q
3、Q4からなるエミッタフォロワで約0.8V電圧降
下され、出力信号EOUT ̄、EOUTがロウレベル、
ハイレベルとしてそれぞれ出力される。
3、Q4からなるエミッタフォロワで約0.8V電圧降
下され、出力信号EOUT ̄、EOUTがロウレベル、
ハイレベルとしてそれぞれ出力される。
【0035】このときの節点C1、C2の電位差をΔV
とすると、出力信号EOUT ̄、EOUTの電圧は次式
(1-a)、(1-b)のようになる。
とすると、出力信号EOUT ̄、EOUTの電圧は次式
(1-a)、(1-b)のようになる。
【0036】 EOUT=VCC−0.8V …(1-a) EOUT ̄=VCC−0.8V−ΔV …(1-b)
【0037】次に、クロック信号CLKがハイレベルに
なると、ラッチ動作状態となり、MOSTr M4がオ
ンし、MOSTr M3はオフとなり、MOSTr M
4のオン電流が差動対MOSTr M1、M2に供給さ
れる。その際、データ出力EOUTがハイレベル、EO
UT ̄がロウレベルのとき、MOSTr M1がオン
し、MOSTr M2がオフするため、抵抗R1への電
流供給は維持され、節点C1の電位はロウレベルのまま
とされ、節点C2の電位はハイレベルと変わらず、電位
関係は安定し、ラッチ状態となる。
なると、ラッチ動作状態となり、MOSTr M4がオ
ンし、MOSTr M3はオフとなり、MOSTr M
4のオン電流が差動対MOSTr M1、M2に供給さ
れる。その際、データ出力EOUTがハイレベル、EO
UT ̄がロウレベルのとき、MOSTr M1がオン
し、MOSTr M2がオフするため、抵抗R1への電
流供給は維持され、節点C1の電位はロウレベルのまま
とされ、節点C2の電位はハイレベルと変わらず、電位
関係は安定し、ラッチ状態となる。
【0038】ただし、安定にこのラッチ状態に入るため
には、従来のBipTrのカレントスイッチとは若干異
なる条件が必要とされる。
には、従来のBipTrのカレントスイッチとは若干異
なる条件が必要とされる。
【0039】それは差動対MOSTr M1、M2のゲ
ート入力であるデータ出力EOUT、EOUT ̄の電位
差ΔVをやや大きめに設定しなければならないことであ
り、MOS差動増幅器がBipTr増幅器に比べ、微少
電位差での能力に劣ること、差動対を構成する素子間で
の特性バラツキが大きいことが原因である。すなわち、
BipTrでのΔVが約0.2V以上なのに対し、MO
STrでは約0.4〜0.5V以上は必要となる。
ート入力であるデータ出力EOUT、EOUT ̄の電位
差ΔVをやや大きめに設定しなければならないことであ
り、MOS差動増幅器がBipTr増幅器に比べ、微少
電位差での能力に劣ること、差動対を構成する素子間で
の特性バラツキが大きいことが原因である。すなわち、
BipTrでのΔVが約0.2V以上なのに対し、MO
STrでは約0.4〜0.5V以上は必要となる。
【0040】しかしながら、出力として要求とされる電
位差は、次段以降の回路により決まるので、どうしても
0.2〜0.3V程度の低振幅が必要される場合を除い
て、多くの応用例に対して本実施形態のラッチ回路は適
応可能となる。
位差は、次段以降の回路により決まるので、どうしても
0.2〜0.3V程度の低振幅が必要される場合を除い
て、多くの応用例に対して本実施形態のラッチ回路は適
応可能となる。
【0041】高速に信号を伝達する必要があるのは、ス
ルー状態でのデータ入力EIN、EIN ̄からデータ出
力EOUT、EOUT ̄へのパスであり、この時の動作
速度はMOSTr M3、電流源I1、I2で設定され
る電流量が一定の条件では、出力負荷容量と節点C1、
C2の付加容量に強く依存する。
ルー状態でのデータ入力EIN、EIN ̄からデータ出
力EOUT、EOUT ̄へのパスであり、この時の動作
速度はMOSTr M3、電流源I1、I2で設定され
る電流量が一定の条件では、出力負荷容量と節点C1、
C2の付加容量に強く依存する。
【0042】出力負荷は比較的大きな値となるのが一般
的なので、これに合わせて見えるMOSTr M1、M
2のゲート入力容量はあまり影響はしない(これは従来
のラッチ回路のベース入力容量についても同様であ
る)。
的なので、これに合わせて見えるMOSTr M1、M
2のゲート入力容量はあまり影響はしない(これは従来
のラッチ回路のベース入力容量についても同様であ
る)。
【0043】これに対し、共通端子C1、C2の付加容
量は、BipTrのコレクタ端子、ベース端子と抵抗で
あり、回路を構成する素子により決まってくる。この中
で、コレクタ端子は面積が大きいために、これによるP
−N接合容量は大きく、端子C1、C2の負荷容量のほ
とんどを占めている。
量は、BipTrのコレクタ端子、ベース端子と抵抗で
あり、回路を構成する素子により決まってくる。この中
で、コレクタ端子は面積が大きいために、これによるP
−N接合容量は大きく、端子C1、C2の負荷容量のほ
とんどを占めている。
【0044】本実施形態においては、コレクタ端子が上
記従来回路の2個に比べ1個になるため、この節点C
1、C2の付加容量を低減するという作用効果を有す
る。
記従来回路の2個に比べ1個になるため、この節点C
1、C2の付加容量を低減するという作用効果を有す
る。
【0045】図6に、このBipTrとMOSTrの代
表的な断面構造を示す。BipTrのコレクタ領域はベ
ース、エミッタ拡散領域を包み込むように形成されてお
り大きな領域となり、この容量値はコレクタN−epi
(エピタキシャル層)と基板P−subとの間、および
ベースのP領域との間の接合容量として表される(見え
てくる)。
表的な断面構造を示す。BipTrのコレクタ領域はベ
ース、エミッタ拡散領域を包み込むように形成されてお
り大きな領域となり、この容量値はコレクタN−epi
(エピタキシャル層)と基板P−subとの間、および
ベースのP領域との間の接合容量として表される(見え
てくる)。
【0046】これに対し、MOSTrのドレイン領域は
基板表面付近に形成したn+拡散層の小さな面積のみで
あり、これはMOSTrがゲート(G)下の基板表面付
近のみに形成されること、およびドレインの面積は表面
からの電気的コンタクトを取り出す領域としての目的が
強いことに起因している。
基板表面付近に形成したn+拡散層の小さな面積のみで
あり、これはMOSTrがゲート(G)下の基板表面付
近のみに形成されること、およびドレインの面積は表面
からの電気的コンタクトを取り出す領域としての目的が
強いことに起因している。
【0047】例えば設計ルールが0.6ミクロンクラス
のBiCMOS製造技術のラッチ回路に用いられるサイ
ズ(消費電流量を同一にしている)にて、二つの素子を
比較すると、BipTrのコレクタ容量は約120fF
であるのに対し、MOSTrのドレイン容量は約15f
Fであった。
のBiCMOS製造技術のラッチ回路に用いられるサイ
ズ(消費電流量を同一にしている)にて、二つの素子を
比較すると、BipTrのコレクタ容量は約120fF
であるのに対し、MOSTrのドレイン容量は約15f
Fであった。
【0048】この容量値の低下が、図1に示したラッチ
回路における節点C1、C2の応答速度の改善に働き、
約20%の遅延時間の改善を実現している。
回路における節点C1、C2の応答速度の改善に働き、
約20%の遅延時間の改善を実現している。
【0049】また、BipTrは素子全体の面積も大き
くなるので、MOSTrに置き換えることにより、ラッ
チ回路全体の面積を縮小することができる。面積が小さ
くなる理由は、上記したコレクタ、ドレイン領域の面積
の違いに起因するものである。
くなるので、MOSTrに置き換えることにより、ラッ
チ回路全体の面積を縮小することができる。面積が小さ
くなる理由は、上記したコレクタ、ドレイン領域の面積
の違いに起因するものである。
【0050】ラッチ回路全体で比較すると、上記従来の
ラッチ回路と比べ、約10〜30%は小さくすることが
可能になる。この面積縮小の効果は、各素子間の接続配
線長も短くするため、配線容量による信号の伝搬遅延も
改善できることになる。
ラッチ回路と比べ、約10〜30%は小さくすることが
可能になる。この面積縮小の効果は、各素子間の接続配
線長も短くするため、配線容量による信号の伝搬遅延も
改善できることになる。
【0051】
【実施形態2】次に、本発明の第2の実施形態を図2を
参照して説明する。図2に示すように、本実施形態で
は、前記第1の実施形態に係るラッチ回路における節点
C1、C2を入力としたエミッタフォロワ回路の代わり
に、節点C1、C2にレベル変換回路LCを接続し、振
幅をMOSTrの信号レベルまで広げた出力信号MOU
T、MOUT ̄を出力としている。本実施形態は、次段
回路(不図示)にてMOSTrレベルの信号を扱う場合
の回路となるが、この場合、ラッチ用のMOS差動対M
31、M32のゲートにフィードバックされる信号とし
て、出力信号MOUT、MOUT ̄が用いられる。この
場合は節点C1、C2の電位振幅差ΔVに依存せずに、
MOS差動対M31、M32のゲート電位差として大き
な値が確保されることになり、前記第1の実施形態で説
明した出力振幅差ΔVを大きめにするという条件が不要
とされる。
参照して説明する。図2に示すように、本実施形態で
は、前記第1の実施形態に係るラッチ回路における節点
C1、C2を入力としたエミッタフォロワ回路の代わり
に、節点C1、C2にレベル変換回路LCを接続し、振
幅をMOSTrの信号レベルまで広げた出力信号MOU
T、MOUT ̄を出力としている。本実施形態は、次段
回路(不図示)にてMOSTrレベルの信号を扱う場合
の回路となるが、この場合、ラッチ用のMOS差動対M
31、M32のゲートにフィードバックされる信号とし
て、出力信号MOUT、MOUT ̄が用いられる。この
場合は節点C1、C2の電位振幅差ΔVに依存せずに、
MOS差動対M31、M32のゲート電位差として大き
な値が確保されることになり、前記第1の実施形態で説
明した出力振幅差ΔVを大きめにするという条件が不要
とされる。
【0052】
【実施形態3】次に、本発明の第3の実施形態を図3を
参照して説明する。図3に示すように、本実施形態に係
るラッチ回路は、前記第1の実施形態に係るラッチ回路
のエミッタフォロワ回路において出力端子EOUT ̄、
EOUTと定電流源I41、I42との間に抵抗R4
3、R44をそれぞれ挿入し、抵抗R43、R44を通
して電圧降下した信号をラッチ用のMOS差動対M4
2、M41のゲートにそれぞれ入力している。
参照して説明する。図3に示すように、本実施形態に係
るラッチ回路は、前記第1の実施形態に係るラッチ回路
のエミッタフォロワ回路において出力端子EOUT ̄、
EOUTと定電流源I41、I42との間に抵抗R4
3、R44をそれぞれ挿入し、抵抗R43、R44を通
して電圧降下した信号をラッチ用のMOS差動対M4
2、M41のゲートにそれぞれ入力している。
【0053】このように抵抗によりMOS差動対M4
2、M41のゲート電圧を下げることにより、信号電位
差一定の条件ではMOS差動対M42、M41の増幅能
力を高くできる。
2、M41のゲート電圧を下げることにより、信号電位
差一定の条件ではMOS差動対M42、M41の増幅能
力を高くできる。
【0054】これは差動対を構成する二つのMOSTr
の能力(電流駆動能力)差が大きくなるためであり、こ
れにより、出力振幅ΔVを小さくすることも可能とな
る。しかしながら、ゲート電圧を下げすぎると、ラッチ
動作用の電流源M44のドレイン電圧が下がりすぎて電
流量が減少し、信号振幅自体を設計値より狭めてしま
う。このため、最適なゲート電圧となるように抵抗R4
3、R44の抵抗値が設定される。
の能力(電流駆動能力)差が大きくなるためであり、こ
れにより、出力振幅ΔVを小さくすることも可能とな
る。しかしながら、ゲート電圧を下げすぎると、ラッチ
動作用の電流源M44のドレイン電圧が下がりすぎて電
流量が減少し、信号振幅自体を設計値より狭めてしま
う。このため、最適なゲート電圧となるように抵抗R4
3、R44の抵抗値が設定される。
【0055】
【実施形態4】次に、本発明の第4の実施形態を図4を
参照して説明する。図4を参照して、本実施形態に係る
ラッチ回路は、図1に示した前記第1の実施形態に係る
ラッチ回路におけるエミッタフォロワ回路を省略してお
り、前記第1の実施形態における節点C1、C2が出力
端子EOUT ̄、EOUTに接続されている。
参照して説明する。図4を参照して、本実施形態に係る
ラッチ回路は、図1に示した前記第1の実施形態に係る
ラッチ回路におけるエミッタフォロワ回路を省略してお
り、前記第1の実施形態における節点C1、C2が出力
端子EOUT ̄、EOUTに接続されている。
【0056】そして、ラッチ動作用のMOSTr差動対
M51、M52のゲートにはデータ出力EOUT、EO
UT ̄が入力されている。
M51、M52のゲートにはデータ出力EOUT、EO
UT ̄が入力されている。
【0057】本実施形態においては、BipTrによる
エミッタフォロワが省略されているため出力負荷容量が
大きい場合は不利だが、比較的低負荷ならば素子数の削
減および消費電流の削減が可能となる。
エミッタフォロワが省略されているため出力負荷容量が
大きい場合は不利だが、比較的低負荷ならば素子数の削
減および消費電流の削減が可能となる。
【0058】
【実施形態5】本発明の第5の実施例を図5を参照して
説明する。本実施形態は、図4を参照して説明した前記
第4の実施形態に係るラッチ回路ELを2個設け、これ
らのラッチ回路に対し制御信号CLKは共通に与え、二
つのラッチ回路のそれぞれに個別のデータ入力EIN
1、EIN1 ̄、およびEIN2、EIN2 ̄を入力
し、二つのラッチ回路はE1 ̄、E1、およびE2 ̄、
E2を出力する。
説明する。本実施形態は、図4を参照して説明した前記
第4の実施形態に係るラッチ回路ELを2個設け、これ
らのラッチ回路に対し制御信号CLKは共通に与え、二
つのラッチ回路のそれぞれに個別のデータ入力EIN
1、EIN1 ̄、およびEIN2、EIN2 ̄を入力
し、二つのラッチ回路はE1 ̄、E1、およびE2 ̄、
E2を出力する。
【0059】これら出力E1 ̄、E1、およびE2 ̄、
E2は、ダブルエミッタ型のBipTr Q61〜Q6
4からなるエミッタフォロワ回路にそれぞれ入力され、
正負の論理の組み合わせにより、ワイヤードORの論理
回路を構成し、エミッタフォロワ回路の出力がEOUT
1 ̄〜EOUT4 ̄とされ、入力信号の組み合わせによ
り4本の出力のうち1本のみをロウレベルとし、他の3
本をハイレベルとする。
E2は、ダブルエミッタ型のBipTr Q61〜Q6
4からなるエミッタフォロワ回路にそれぞれ入力され、
正負の論理の組み合わせにより、ワイヤードORの論理
回路を構成し、エミッタフォロワ回路の出力がEOUT
1 ̄〜EOUT4 ̄とされ、入力信号の組み合わせによ
り4本の出力のうち1本のみをロウレベルとし、他の3
本をハイレベルとする。
【0060】このデコーダ回路動作は、制御信号CLK
がロウの時のスルー状態における動きであり、制御信号
CLKがハイレベルでは入力信号がそれぞれのラッチ回
路でラッチされるためデコーダ出力も固定される。
がロウの時のスルー状態における動きであり、制御信号
CLKがハイレベルでは入力信号がそれぞれのラッチ回
路でラッチされるためデコーダ出力も固定される。
【0061】ワイヤードORの電流源はI61〜I64
の4個であり、従来のラッチ回路2個分と等しい。すな
わち、本実施形態によれば、消費する電流は増加させる
ことなくラッチ回路にデコーダ回路を組み込むことを可
能とするという作用効果を奏するものである。
の4個であり、従来のラッチ回路2個分と等しい。すな
わち、本実施形態によれば、消費する電流は増加させる
ことなくラッチ回路にデコーダ回路を組み込むことを可
能とするという作用効果を奏するものである。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
BipTrを用いた低振幅入力のラッチ回路において、
スルー動作用のカレントスイッチにはBipTr差動対
を用い、ラッチ動作用のカレントスイッチにはMOST
r差動対を用いることにより、それぞれの共通抵抗負荷
に接続している共通節点に付加される容量を削減するこ
とが可能となり、スルー状態での入力から出力エミッタ
フォロワを通した遅延時間にて、従来技術と比べ例えば
約20%もの高速化を達成することができる。
BipTrを用いた低振幅入力のラッチ回路において、
スルー動作用のカレントスイッチにはBipTr差動対
を用い、ラッチ動作用のカレントスイッチにはMOST
r差動対を用いることにより、それぞれの共通抵抗負荷
に接続している共通節点に付加される容量を削減するこ
とが可能となり、スルー状態での入力から出力エミッタ
フォロワを通した遅延時間にて、従来技術と比べ例えば
約20%もの高速化を達成することができる。
【0063】同時に、本発明によれば、ラッチ動作用の
カレントスイッチのBipTr素子をMOSTr素子に
置き換えたことによりレイアウト上の面積の削減も可能
となる。
カレントスイッチのBipTr素子をMOSTr素子に
置き換えたことによりレイアウト上の面積の削減も可能
となる。
【0064】さらに、本発明によれば、エミッタフォロ
ワを省略し、上記共通節点をラッチ用MOSTrのゲー
トに直接入力することにより、素子数の削減と消費電流
の削減が可能とされる。また、例えば、本発明に係るラ
ッチ回路をBipTrのワイヤードOR論理回路と組み
合わせることにより、消費電流の増大を抑えたラッチ付
きデコーダ回路が容易に構成できる。
ワを省略し、上記共通節点をラッチ用MOSTrのゲー
トに直接入力することにより、素子数の削減と消費電流
の削減が可能とされる。また、例えば、本発明に係るラ
ッチ回路をBipTrのワイヤードOR論理回路と組み
合わせることにより、消費電流の増大を抑えたラッチ付
きデコーダ回路が容易に構成できる。
【図1】本発明の第1の実施形態の構成を示す図であ
る。
る。
【図2】本発明の第2の実施形態の構成を示す図であ
る。
る。
【図3】本発明の第3の実施形態の構成を示す図であ
る。
る。
【図4】本発明の第4の実施形態の構成を示す図であ
る。
る。
【図5】本発明の第5の実施形態の構成を示す図であ
る。
る。
【図6】本発明を説明するための図であり、一般的なバ
イポーラトランジスタとMOSトランジスタの断面構造
を示す図である。
イポーラトランジスタとMOSトランジスタの断面構造
を示す図である。
【図7】従来例を示すラッチ回路の接続を示す図であ
る。
る。
B ベース電極 C コレクタ電極 CLK、ECLK、ECLK ̄ ラッチ制御信号 D ドレイン電極 E エミッタ電極 EL ラッチ回路 EIN、EIN1、EIN2、EIN ̄、EIN1 ̄、
EIN2 ̄ 入力信号 EOUT、EOUT ̄、EOUT1 ̄〜EOUT4 ̄、
MOUT、MOUT出力信号 G ゲート電極 I1〜I64 定電流源 INV インバータ回路 M1〜M54 MOSトランジスタ P、P−Well、P−sub p型不純物拡散層 Q1〜Q64 バイポーラトランジスタ R1〜R44 抵抗 S ソース電極 SiO2 酸化シリコン絶縁層 n+、N−epi n型不純物拡散層
EIN2 ̄ 入力信号 EOUT、EOUT ̄、EOUT1 ̄〜EOUT4 ̄、
MOUT、MOUT出力信号 G ゲート電極 I1〜I64 定電流源 INV インバータ回路 M1〜M54 MOSトランジスタ P、P−Well、P−sub p型不純物拡散層 Q1〜Q64 バイポーラトランジスタ R1〜R44 抵抗 S ソース電極 SiO2 酸化シリコン絶縁層 n+、N−epi n型不純物拡散層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 3/286 H03F 3/45 H03K 3/356 H03K 19/01
Claims (7)
- 【請求項1】ベースを第1、及び第2のデータ入力端子
にそれぞれ接続すると共に、コレクタを第1、及び第2
の抵抗負荷素子にそれぞれ接続し、エミッタを共通接続
してなる第1、及び第2のバイポーラトランジスタから
なる第1の差動対と、前記第1、及び第2のバイポーラトランジスタ のコレク
タにドレインをそれぞれ接続し、ソースを共通接続して
なる第1、及び第2のMOSトランジスタからなる第2
の差動対と、前記第1のバイポーラトランジスタのコレクタと前記第
1のMOSトランジスタとの接続点、及び、前記第2の
バイポーラトランジスタのコレクタと前記第2のMOS
トランジスタとの接続点から、それぞれ、第1、及び第
2の出力信号を取り出すとともに、前記第1、及び第2
の出力信号を、それぞれ前記第2、及び第1のMOSト
ランジスタのゲートに入力し、 前記第1、及び第2の差動対にそれぞれ電流を供給する
第1、及び第2の電流源をオン・オフ制御する回路手段
と、 を含むことを特徴とするラッチ回路。 - 【請求項2】ベースを第1、及び第2のデータ入力端子
にそれぞれ接続すると共に、コレクタを第1、及び第2
の抵抗負荷素子にそれぞれ接続し、エミッタを共通接続
してなる第1、及び第2のバイポーラトランジスタから
なる第1の差動対と、前記第1、及び第2のバイポーラトランジスタ のコレク
タにドレインをそれぞれ接続し、ソースを共通接続して
なる第1、及び第2のMOSトランジスタからなる第2
の差動対と、前記第1のバイポーラトランジスタのコレクタと前記第
1のMOSトランジスタとの接続点、及び、前記第2の
バイポーラトランジスタのコレクタと前記第2のMOS
トランジスタとの接続点 を、それぞれベースに接続し、
エミッタから第1、及び第2の出力信号を取り出してな
るエミッタフォロワ構成の第3、及び第4のバイポーラ
トランジスタと、 前記第1、及び第2の差動対にそれぞれ電流を供給する
第1、及び第2の電流源をオン・オフ制御する回路手段
と、 を備え、 前記第3、及び第4のバイポーラトランジスタのエミッ
タを、前記第2、及び第1のMOSトランジスタのゲー
トにそれぞれ接続したことを特徴とするラッチ回路。 - 【請求項3】ベースを第1、及び第2のデータ入力端子
にそれぞれ接続すると共に、コレクタを第1、及び第2
の抵抗負荷素子にそれぞれ接続し、エミッタを共通接続
してなる第1、及び第2のバイポーラトランジスタから
なる第1の差動対と、前記第1、及び第2のバイポーラトランジスタのコレク
タにドレインをそれぞれ接続し、ソースを共通接続して
なる第1、及び第2のMOSトランジスタからなる第2
の差動対と 、前記第1のバイポーラトランジスタのコレクタと前記第
1のMOSトランジスタとの接続点電位、及び、前記第
2のバイポーラトランジスタのコレクタと前記第2のM
OSトランジスタとの接続点電位を、それぞれ第1、及
び第2の入力端から入力し、所定の振幅レベルにレベル
変換 するレベル変換手段と、前記第1、及び第2の差動対にそれぞれ電流を供給する
第1、及び第2の電流源をオン・オフ制御する回路手段
と 、を備え 、前記レベル変換手段の第1、及び第2の出力端から、第
1、及び第2の出力信号を取り出すと共に 、前記レベル
変換手段の前記第1、及び第2の出力端を、前記第2、
及び第1のMOSトランジスタのゲートにそれぞれ接続
したことを特徴とするラッチ回路。 - 【請求項4】前記第3、及び第4のバイポーラトランジ
スタのエミッタにそれぞれ第3、及び第4の抵抗素子を
接続し、前記第3、及び第4の抵抗素子により電圧降下
した信号を、前記第2、及び第1のMOSトランジスタ
のゲートにそれぞれ入力することを特徴とする請求項2
記載のラッチ回路。 - 【請求項5】ベースを第1、及び第2のデータ入力端子
にそれぞれ接続すると共に、コレクタを第1、及び第2
の抵抗負荷素子にそれぞれ接続し、エミッタを共通接続
してなる第1、及び第2のバイポーラトランジスタから
なる第1の差動対と、前記第1、及び第2のバイポーラトランジスタのコレク
タにドレインをそれぞれ接続し、ソースを共通接続して
なる第1、及び第2のMOSトランジスタからなる第2
の差動対と 、前記第1のバイポーラトランジスタのコレクタと前記第
1のMOSトランジスタとの接続点、及び、前記第2の
バイポーラトランジスタのコレクタと前記第2のMOS
トランジスタとの接続点を、それぞれ、第1、及び第2
の出力信号端子に接続し、且つ、前記第1、及び第2の
出力信号端子を、それぞれ、前記第2、及び第1のMO
Sトランジスタのゲートに接続し、 前記第1、及び第2の差動対にそれぞれ電流を供給する
第1、及び第2の電流源をオン・オフ制御する回路手段
と、 を含む ことを特徴とするラッチ回路。 - 【請求項6】請求項5記載のラッチ回路を複数備え、前
記複数のラッチ回路の出力をエミッタを共通に接続した
バイポーラトランジスタからなるワイヤードオア論理回
路を接続したことを特徴とするデコーダ機能付きラッチ
回路。 - 【請求項7】スルー動作用のカレントスイッチとして作
用するバイポーラトランジスタ対からなる第1の差動対
と、 ラッチ動作用のカレントスイッチとして作用するMOS
トランジスタ対からなる第2の差動対と、を備え、 前記第1の差動対をなすバイポーラトランジスタ対のコ
レクタと前記第2の差動対をなすMOSトランジスタ対
のドレインとの各共通接続点をそれぞれ抵抗負荷素子を
介して電源に接続すると共に、前記各共通接続点から直
接に又は出力バッファを介して差動出力信号を取り出
し、前記差動出力信号を前記第2の差動対をなすMOS
トランジスタ対のゲートに帰還入力し、 ラッチ動作を制御する信号に基づき、前記第1及び第2
の差動対に対してそれぞれ電流を供給する第1、第2の
電流源トランジスタを相補的にオン/オフ制御する、こ
とを特徴とするラッチ回路。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32362795A JP3149759B2 (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | ラッチ回路 |
DE69631406T DE69631406T2 (de) | 1995-11-17 | 1996-11-14 | Halteschaltung zum Empfangen von Signalen mit niedriger Amplitude |
EP96118278A EP0774836B1 (en) | 1995-11-17 | 1996-11-14 | Latch circuit for receiving small amplitude signals |
KR1019960054155A KR100242905B1 (ko) | 1995-11-17 | 1996-11-15 | 반도체 회로 |
US08/751,612 US5877642A (en) | 1995-11-17 | 1996-11-18 | Latch circuit for receiving small amplitude signals |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32362795A JP3149759B2 (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | ラッチ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09148893A JPH09148893A (ja) | 1997-06-06 |
JP3149759B2 true JP3149759B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=18156851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32362795A Expired - Fee Related JP3149759B2 (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | ラッチ回路 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5877642A (ja) |
EP (1) | EP0774836B1 (ja) |
JP (1) | JP3149759B2 (ja) |
KR (1) | KR100242905B1 (ja) |
DE (1) | DE69631406T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20230029592A (ko) | 2020-06-27 | 2023-03-03 | 야스히로 츠츠미 | 식칼 홀더 및 식칼 홀더 장치 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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GB9708865D0 (en) * | 1997-04-30 | 1997-06-25 | Phoenix Vlsi Consultants Ltd | ECL-CMOS converter |
US6100716A (en) * | 1998-09-17 | 2000-08-08 | Nortel Networks Corporation | Voltage excursion detection apparatus |
US7430171B2 (en) | 1998-11-19 | 2008-09-30 | Broadcom Corporation | Fibre channel arbitrated loop bufferless switch circuitry to increase bandwidth without significant increase in cost |
US6424194B1 (en) | 1999-06-28 | 2002-07-23 | Broadcom Corporation | Current-controlled CMOS logic family |
US6911855B2 (en) * | 1999-06-28 | 2005-06-28 | Broadcom Corporation | Current-controlled CMOS circuit using higher voltage supply in low voltage CMOS process |
US6340899B1 (en) | 2000-02-24 | 2002-01-22 | Broadcom Corporation | Current-controlled CMOS circuits with inductive broadbanding |
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US7295555B2 (en) | 2002-03-08 | 2007-11-13 | Broadcom Corporation | System and method for identifying upper layer protocol message boundaries |
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