JP3149735B2 - ポンプ装置 - Google Patents
ポンプ装置Info
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- diameter portion
- end plate
- pressure tank
- packing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
- Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
更に詳細には電動ポンプ装置の圧力タンクに関するもの
である。
プ部を固着する特殊ボルトや吐出フランジを固着するた
めの袋ナット、更には圧力スイッチを固着する圧力管な
どを圧力タンクを構成するドラムに溶接し、その後この
ドラムの底側に配置される鏡板を溶接して構成されてい
る。
のため、圧力管や吐出フランジ固着部の吐出口に栓をし
た後に吐出内管挿入穴から塗料を入れて密閉して圧力タ
ンクを八方に回転させて内面に塗装膜を形成し、その後
残った塗料を吐出内管挿入穴から排出させている。
作業を終了するものである。
多く作業工程が複雑になる上に内面塗装の工程も煩雑と
なっている。
行うため品質管理が不十分であり、ロット毎に切断して
その品質管理を行うという大きな無駄も生じている。
去が不可能なために、腐食が促進されて寿命が短くなっ
ている。この他、内面塗装及び外面塗装共に廃液や排気
の公害問題がある。
は、塗料による塗装が必要ない耐腐食性材料で圧力タン
クを構成することが考えられる。
スを用いることが考えられるが、このステンレスを用い
た場合、ドラムと鏡板の接続部に小隙間が生じ、この小
隙間部分で隙間腐食が発生することである。
の回転軸がケーシング内に設けられた羽根車を回転させ
てポンプ作用を行うポンプ部と、前記ポンプ部から排出
される水が溜められる圧力タンクを有してなるポンプ装
置において、前記圧力タンクを開口部より奥側を小径部
にして段部を形成したステンレスよりなるドラムと外周
にパッキングを設けた合成樹脂よりなる鏡板とより構成
し、前記段部に前記鏡板を載置して前記ドラムの開口部
を前記鏡板にカーリング加工を施して前記パッキングと
前記ドラムの内周が水密的に接触するように一体化する
とともに、前記段部と前記パッキング間にアルミニウム
を配置し、さらに前記鏡板には、前記ドラムの小径部下
端面と前記鏡板の外径部上端面の当接点より低い位置
で、かつ前記ドラムの小径部内径より内側に凹み部を形
成したことにある。
ドラムを構成するステンレスより熱力学的に卑の材料で
あるアルミニウムを配置したため、ステンレスより先に
熱力学的に卑の材料であるアルミニウムが腐食されるよ
うになり、ステンレスの腐食を抑制できるようになる。
また、ドラムと鏡板の当接面より低位置の鏡板に凹み部
を形成したので、揚水中に含まれる異物等が当接面に滞
積しないために、異物によるドラムの電食や孔食の発生
を回避できる。
に説明する。
回転軸(図示せず)がケーシング2を貫通し、ケーシン
グ2内にて回転軸に羽根車(図示せず)が固着されてポ
ンプ室を形成しており、また、ケーシング2の上部には
分離室3が設けられている。ケーシング2の上流側に
は、逆止弁4及び吸込継手5が水密に固着され、吸込継
手5には水源からの配管を可能とすべく、市販のバルブ
ソケットが螺着可能な吸込フランジ6が固着されてい
る。
介して固着された特殊ボルト9とナット10によりポン
プ部40の電動機1,吸込継手5が圧力タンク7に固定
され、これらを覆うようにポンプカバー41が被せられ
ている。
されており、圧力タンク7の上部にパッキング8を介し
て固着された特殊ボルト9とナット10により遊びフラ
ンジ12を固定すると、圧力タンク7の吐出内管挿入穴
13から圧力タンク7内に配設された吐出内管14と吐
出継手11はパッキング15を介して水密に接続され
る。
し、その近傍に袋ナット17がパッキング18を介して
固着され、各水栓への配管を可能とすべく、市販のバル
ブソケットが螺着可能な吐出フランジ19をボルト20
にて固定している。
ク7内の圧力を感知してポンプの運転停止を行う圧力ス
イッチ21が、圧力タンク7にパッキング22を介して
固着された圧力管23に螺着されている。
定するためにパッキング8,18,22を介して特殊ボ
ルト9,袋ナット17,圧力管23をステンレスよりな
るドラム30に固着した後、パッキング31を装着した
合成樹脂製鏡板32をはめてドラム30の下端面をカー
リングによって一体化を図り、その後、鏡板32にアン
カーボルト固定用穴29を有する基礎固定用脚部33を
取り付けたものである。
部の詳細について図3に基づき説明する。
部34が形成され、更に開口部である大径部35の段が
形成されており、小径部34の内径Ddと鏡板32の外
径Dkとの関係はDd<Dkとされているが、好ましく
は鏡板32の外径Dkと大径部35の内径をほぼ同じに
して、鏡板32外径部が大径部35の内径部にピッタリ
はまり、しかも小径部34と大径部35の間に形成され
た段部に鏡板32の外径部が収まるように寸法が決めら
れるようにすると良い。
成された段部は鏡板32にドラム30の大径部35(開
口部)をカーリング加工(巻き締め)する時に鏡板32
の移動を阻止するために設けられており、パッキング3
1の装着部の上部でドラム30の小径部34下端面と鏡
板32の外径部上端面が当接している。
ング31の装着された鏡板32の外径部を覆うようにし
て大径部35の下端面が鏡板32の内側にカーリングさ
れて水密に一体化が図られている。
小径部34下端面と鏡板32の外径部上端面が当接して
いる間には、リング状のアルミニウム50を装着してい
る。ここで、このアルミニウムは必ずしもリング状でな
くても良く、例えば薄膜状のテープやアルミニウム蒸着
によっても良いのは言うまでもない。
鏡板32の外径部上端面の当接点より低い位置でドラム
30の小径部34内径より内側に凹み部36が設けられ
ている。
粒がドラム30の内壁に接触して孔食を生じるのを防ぐ
ための溜り部を形成するものである。
れており、基礎固定用脚部33がねじ38によって固定
されている。
施例を説明する。
板32はその形状が図2に示した合成樹脂性の鏡板32
とほぼ同じ形状を取るようにプレス加工されている。
部34の内径Ddと鏡板32の外径Dkとの関係はDd
<Dkとされ、好ましくは鏡板32の外径Dkと大径部
35の内径をほぼ同じにして、鏡板32外径部が大径部
35の内径部にピッタリはまり、しかも小径部34と大
径部35の間に形成された段部に鏡板32の外径部が収
まるように寸法が決められている。
(開口部)をカーリング加工(巻き締め)する時に鏡板
32の移動を阻止するために小径部34と大径部35の
間に形成された段部も設けられており、パッキング31
の装着部の上部でドラム30の小径部34下端面と鏡板
32の外径部上端面が当接している。
ング31の装着された鏡板32の外径部を覆うようにし
て大径部35の下端面が鏡板32の内側にカーリングさ
れて水密に一体化が図られている。
小径部34下端面と鏡板の32外径部上端面が当接して
いる間には、リング状のアルミニウム50を装着してい
る。さらに、ドラム30の小径部34下端面と鏡板32
の外径部上端面の当接点より低い位置でドラム30の小
径部34内径より内側に凹み部36が設けられている。
付け用穴37は絞られて形成されており、パッキング2
4,25を介して基礎固定用脚部33がねじ38によっ
て固定されている。
合成樹脂製或いはステンレス製鏡板32をカーリング加
工により一体化する場合には、溶接作業が皆無となるう
えに内面塗装も外面塗装も廃止することが可能となり、
腐食が無く品質管理が容易で生産性に優れた圧力タンク
7を用いた長寿命のポンプ装置を得ることができる。ま
た、ドラム30の小径部34と大径部35の間の段部端
面と鏡板32の外径上端面を当接させることにより、カ
ーリング加工における上方向の大きな力を吸収できるた
め構成の簡単な設備にて製造できるうえに、精度の安定
した圧力タンク7を得ることができる。
ラム30と鏡板32によって生じるすきまに入った水は
粘性によってほとんど動くことが無く、ここに隙間腐食
が発生し易いが、ステンレスより熱力学的に卑の材料で
あるアルミニウム50が介在されているため、ドラム3
0や鏡板32のステンレスが侵食されずに、前記アルミ
ニウム50が侵食される。
触部のアルミニウムまでの長さを少なくとも20mm以内
に設定すれば効果がより維持されることが判明した。
ステンレスより熱力学的に卑の材料であれば良いし、前
述の接続部近傍であれば同様の効果は得られる。
低位置の鏡板32に設けた凹み部36があり、揚水中に
含まれる異物等が当接面に滞積しないために、異物によ
るドラム30の電食や孔食の発生を回避できるなど、耐
食性に十分配慮した圧力タンク7を得ることができる。
に電動機1やポンプ部を有する構造のポンプ装置につい
て述べているが、圧力タンク7の脇に電動機1やポンプ
部を有する構造のポンプ装置についても同様の効果が得
られるのはもちろんである。更には、図5に示す如くド
ラム30と鏡板32を溶接により一体化しても、同様の
効果は得られるが、前述したように溶接によってステン
レスの組成が変性しないように、温度管理を徹底するこ
とや、溶接後に熱処理を施すことが望ましい。
と鏡板の接続部近傍にドラムを構成するステンレスより
熱力学的に卑の材料であるアルミニウムを配置したた
め、ステンレスより先に熱力学的に卑の材料であるアル
ミニウムが腐食されるようになり、ステンレスの腐食を
抑制できるようになる。 また、ドラムと鏡板の当接面よ
り低位置の鏡板に凹み部を形成したので、揚水中に含ま
れる異物等が当接面に滞積しないために、異物によるド
ラムの電食や孔食の発生を回避できる。
である。
ステンレスとした図である。
よって構成した図である。
ドラム、31…パッキング、32…鏡板、34…小径
部、35…大径部、36…凹み部、40…ポンプ部、4
1…ポンプカバー、50…アルミニウム。
Claims (1)
- 【請求項1】電動機の回転軸がケーシング内に設けられ
た羽根車を回転させてポンプ作用を行うポンプ部と、前
記ポンプ部から排出される水が溜められる圧力タンクを
有してなるポンプ装置において、 前記圧力タンクを開口部より奥側を小径部にして段部を
形成したステンレスよりなるドラムと外周にパッキング
を設けた合成樹脂よりなる鏡板とより構成し、前記段部
に前記鏡板を載置して前記ドラムの開口部を前記鏡板に
カーリング加工を施して前記パッキングと前記ドラムの
内周が水密的に接触するように一体化するとともに、前
記段部と前記パッキング間にアルミニウムを配置し、さ
らに前記鏡板には、前記ドラムの小径部下端面と前記鏡
板の外径部上端面の当接点より低い位置で、かつ前記ド
ラムの小径部内径より内側に凹み部を形成したことを特
徴とするポンプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15739195A JP3149735B2 (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | ポンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15739195A JP3149735B2 (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | ポンプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH094590A JPH094590A (ja) | 1997-01-07 |
JP3149735B2 true JP3149735B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=15648616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15739195A Expired - Lifetime JP3149735B2 (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | ポンプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3149735B2 (ja) |
-
1995
- 1995-06-23 JP JP15739195A patent/JP3149735B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH094590A (ja) | 1997-01-07 |
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