JP3149472B2 - 走査露光装置および物体の移動測定装置 - Google Patents
走査露光装置および物体の移動測定装置Info
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- G03F9/00—Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
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- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70216—Mask projection systems
- G03F7/70358—Scanning exposure, i.e. relative movement of patterned beam and workpiece during imaging
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マスク上のパターンを
感光基板上に投影露光する際、マスクと感光基板とを投
影光学系に対して同時に走査する走査露光装置に関する
ものである。また本発明は、移動物体の速度、位置など
を測定する装置に関する。
感光基板上に投影露光する際、マスクと感光基板とを投
影光学系に対して同時に走査する走査露光装置に関する
ものである。また本発明は、移動物体の速度、位置など
を測定する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】(走査露光装置の第1の従来例)従来の
走査露光装置として、等倍の反射投影光学系を備え、マ
スクを保持するマスクステージと感光基板(ウエハ)を
保持する基板ステージとを共通の移動コラムに結合し
て、同一速度で走査露光する方式が知られている。この
等倍の反射投影光学系は、屈折素子(レンズ)を用いな
いために広い露光波長域に渡って色収差が良好であり、
光源(水銀ランプ)からの輝線スペクトルの2本以上
(例えばg線とh線等)を同時に使って露光強度を高
め、高速な走査露光を可能としている。しかしながら反
射投影系では、S(サジタル)像面とM(メリジオナ
ル)像面の双方の非点収差をともに零にする点が、反射
投影系の光軸から一定距離の像高位置近傍に制限される
ため、マスクを照明する露光光の形状は幅の狭い輪帯の
一部分、いわゆる円弧スリット状になっている。このよ
うな等倍の走査露光装置(ミラープロジェクションアラ
イナー)では、ウエハ上に投影されるマスクのパターン
像が鏡像関係にならないようにすると、マスクとウエハ
とを一体の移動コラム上にアライメントした状態で保持
させた後は移動コラムが円弧状スリット照明光の幅方向
に一次元走査を行なうことで露光が完了する。当然のこ
とながら、ウエハ上に投影されたマスクパターン像が鏡
像関係になるような等倍投影系では、マスクステージと
ウエハステージとを互いに逆方向に同一速度で移動させ
る必要がある。
走査露光装置として、等倍の反射投影光学系を備え、マ
スクを保持するマスクステージと感光基板(ウエハ)を
保持する基板ステージとを共通の移動コラムに結合し
て、同一速度で走査露光する方式が知られている。この
等倍の反射投影光学系は、屈折素子(レンズ)を用いな
いために広い露光波長域に渡って色収差が良好であり、
光源(水銀ランプ)からの輝線スペクトルの2本以上
(例えばg線とh線等)を同時に使って露光強度を高
め、高速な走査露光を可能としている。しかしながら反
射投影系では、S(サジタル)像面とM(メリジオナ
ル)像面の双方の非点収差をともに零にする点が、反射
投影系の光軸から一定距離の像高位置近傍に制限される
ため、マスクを照明する露光光の形状は幅の狭い輪帯の
一部分、いわゆる円弧スリット状になっている。このよ
うな等倍の走査露光装置(ミラープロジェクションアラ
イナー)では、ウエハ上に投影されるマスクのパターン
像が鏡像関係にならないようにすると、マスクとウエハ
とを一体の移動コラム上にアライメントした状態で保持
させた後は移動コラムが円弧状スリット照明光の幅方向
に一次元走査を行なうことで露光が完了する。当然のこ
とながら、ウエハ上に投影されたマスクパターン像が鏡
像関係になるような等倍投影系では、マスクステージと
ウエハステージとを互いに逆方向に同一速度で移動させ
る必要がある。
【0003】(走査露光装置の第2の従来技術)さらに
従来の走査露光方式として、屈折素子を組み込んで投影
倍率を拡大、または縮小にした状態でマスクステージと
感光基板のステージとの両方を倍率に応じた速度比で相
対走査するものも知られている。この場合、投影光学系
は反射素子と屈折素子とを組み合せたもの、あるいは屈
折素子のみで構成されたものが使われ、反射素子と屈折
素子とを組み合せた縮小投影光学系の一例としては、特
開昭63−163319号公報に開示されたものがあ
る。そしてこの投影光学系を用いた走査露光装置がパー
キン・エルマー社からステップ&スキャン方式のアライ
ナー(商品名Micrascan 1system)として発表されてい
る。
従来の走査露光方式として、屈折素子を組み込んで投影
倍率を拡大、または縮小にした状態でマスクステージと
感光基板のステージとの両方を倍率に応じた速度比で相
対走査するものも知られている。この場合、投影光学系
は反射素子と屈折素子とを組み合せたもの、あるいは屈
折素子のみで構成されたものが使われ、反射素子と屈折
素子とを組み合せた縮小投影光学系の一例としては、特
開昭63−163319号公報に開示されたものがあ
る。そしてこの投影光学系を用いた走査露光装置がパー
キン・エルマー社からステップ&スキャン方式のアライ
ナー(商品名Micrascan 1system)として発表されてい
る。
【0004】(走査露光装置の第3の従来技術)また、
フルフィールド投影が可能な縮小投影光学系を用いて、
ステップ&スキャン露光を行なう1つの方法も、特開平
2−229423号に開示されている。
フルフィールド投影が可能な縮小投影光学系を用いて、
ステップ&スキャン露光を行なう1つの方法も、特開平
2−229423号に開示されている。
【0005】(走査露光装置のポイント)以上のような
スキャン方式の露光装置のうち、投影倍率が等倍以外の
装置では、マスクステージとウエハステージとを倍率に
応じた速度比で精密に走査移動させる必要があるととも
に、走査中に生ずるマスクパターンとウエハ上のパター
ンとの整合状態からのずれも許容範囲内に押え込んでお
く必要がある。許容できる整合ずれは、ウエハ上の最小
パターン線幅から概略的に規定されるが、例えば0.8μ
m程度の線幅のパターンをウエハ上に作るとなると、そ
の1/5〜1/10以下のずれ量しか許容されない。従
って、走査露光中においては、マスクとウエハとの相対
的な位置ずれを常にモニターできることが望ましい。
スキャン方式の露光装置のうち、投影倍率が等倍以外の
装置では、マスクステージとウエハステージとを倍率に
応じた速度比で精密に走査移動させる必要があるととも
に、走査中に生ずるマスクパターンとウエハ上のパター
ンとの整合状態からのずれも許容範囲内に押え込んでお
く必要がある。許容できる整合ずれは、ウエハ上の最小
パターン線幅から概略的に規定されるが、例えば0.8μ
m程度の線幅のパターンをウエハ上に作るとなると、そ
の1/5〜1/10以下のずれ量しか許容されない。従
って、走査露光中においては、マスクとウエハとの相対
的な位置ずれを常にモニターできることが望ましい。
【0006】(走査中の位置ずれモニタ付き走査露光装
置の従来例)その1つの従来例として、特開昭63−4
1023号公報に開示されたように、マスク(レチク
ル)に形成されたハの字状の複数のレチクルマークと、
ウエハに形成されたハの字状の複数のウエハターゲット
とを、走査露光の直前、もしくは走査露光中に次々と検
出して、レチクルとウエハとの相対位置関係(倍率エラ
ーや回転エラーも含む)を補正する方式が知られてい
る。
置の従来例)その1つの従来例として、特開昭63−4
1023号公報に開示されたように、マスク(レチク
ル)に形成されたハの字状の複数のレチクルマークと、
ウエハに形成されたハの字状の複数のウエハターゲット
とを、走査露光の直前、もしくは走査露光中に次々と検
出して、レチクルとウエハとの相対位置関係(倍率エラ
ーや回転エラーも含む)を補正する方式が知られてい
る。
【0007】上記、特開昭63−41023号公報に開
示された方式は、図15に簡単に示したように、レチク
ルRの周辺に形成された複数のハの字マーク群RM1 、
RM2 、RM3 と、ウエハW上のショット領域SAの周
辺に形成された複数のハの字マーク群WM1 、WM2 、
WM3とを、ハの字に配置したスリット状の照明光束A
ILの照射のもとで、次々に相対走査する。図15にお
いて投影光学系PLは説明を簡単にするため等倍で図示
し、レチクルRとウエハWとは矢印のように互いに逆方
向に走査移動する。このとき、照明光束AILの照射に
よってレチクルマークRM1 、RM2 、RM3 とウエハ
マークWM1 、WM2 、WM3 から反射された正反射
光、もしくは散乱光の光量変化は図16に示すように、
時間軸上で規定される。
示された方式は、図15に簡単に示したように、レチク
ルRの周辺に形成された複数のハの字マーク群RM1 、
RM2 、RM3 と、ウエハW上のショット領域SAの周
辺に形成された複数のハの字マーク群WM1 、WM2 、
WM3とを、ハの字に配置したスリット状の照明光束A
ILの照射のもとで、次々に相対走査する。図15にお
いて投影光学系PLは説明を簡単にするため等倍で図示
し、レチクルRとウエハWとは矢印のように互いに逆方
向に走査移動する。このとき、照明光束AILの照射に
よってレチクルマークRM1 、RM2 、RM3 とウエハ
マークWM1 、WM2 、WM3 から反射された正反射
光、もしくは散乱光の光量変化は図16に示すように、
時間軸上で規定される。
【0008】図16(A)はレチクルマークからの反射
光を光電検出して得られる信号波形の一例を表し、図1
6(B)はウエハマークからの散乱光を光電検出して得
られる信号波形の一例を表す。レチクルRとウエハWの
アライメントは、レチクル信号波形中のパルスP1 がウ
エハ信号波形中の1対のパルスP2 、P3 と時間的に整
合し、引き続きレチクル信号波形中のパルスP4 、P7
がそれぞれウエハ信号波形中の1対のパルスP5 、P6
、およびパルスP8 、P9 と時間的に整合するよう
に、レチクルR、ウエハWの走査速度と相対位置を調整
することによって達成される。ただし、実際に走査露光
を行なっている間に各マークを始めて検出するとなる
と、走査露光の開始時点では精密なアライメントが達成
されていないことになる。
光を光電検出して得られる信号波形の一例を表し、図1
6(B)はウエハマークからの散乱光を光電検出して得
られる信号波形の一例を表す。レチクルRとウエハWの
アライメントは、レチクル信号波形中のパルスP1 がウ
エハ信号波形中の1対のパルスP2 、P3 と時間的に整
合し、引き続きレチクル信号波形中のパルスP4 、P7
がそれぞれウエハ信号波形中の1対のパルスP5 、P6
、およびパルスP8 、P9 と時間的に整合するよう
に、レチクルR、ウエハWの走査速度と相対位置を調整
することによって達成される。ただし、実際に走査露光
を行なっている間に各マークを始めて検出するとなる
と、走査露光の開始時点では精密なアライメントが達成
されていないことになる。
【0009】そこで実際の露光開始前に図15に示した
ように予備走査を行ない、レチクル信号波形中の各パル
スP1 、P4 、P7 の各位置を平均した位置と、ウエハ
信号波形中の各パルスP2 、P3 、P5 、P6 、P8 、
P9 の各位置を平均した位置とを求め、両平均位置の差
から走査露光方向のアライメント誤差ΔXがわかる。ま
たパルスP1 〜P6 の各位置から次式を算出すると、走
査方向と直交する方向のアライメント誤差ΔYがわか
る。 ΔY=((P5 +P6 )−(P2 +P3 ))−(P4 −P1 )
ように予備走査を行ない、レチクル信号波形中の各パル
スP1 、P4 、P7 の各位置を平均した位置と、ウエハ
信号波形中の各パルスP2 、P3 、P5 、P6 、P8 、
P9 の各位置を平均した位置とを求め、両平均位置の差
から走査露光方向のアライメント誤差ΔXがわかる。ま
たパルスP1 〜P6 の各位置から次式を算出すると、走
査方向と直交する方向のアライメント誤差ΔYがわか
る。 ΔY=((P5 +P6 )−(P2 +P3 ))−(P4 −P1 )
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では、
非常に細いスリット状の照明光束AILが各アライメン
トマークを横切った時だけ、各信号波形が得られるた
め、高いアライメント精度を得るには複数個のマークの
位置を検出して、その平均値を求める等の処理が不可欠
になる。従って予備的なアライメントのための走査を行
なった後、露光用の本走査を行なうことになる。これで
はスループットが犠牲になってしまうという問題を避け
られない。また上記従来のマーク形状では、例え1ケ所
のマーク検出での精度が十分であっても、マークの大き
さは走査方向に関して極めて狭い幅寸法しか有していな
いため、アライメント信号波形中の各パルスは時間的に
断続的なものになり、信号波形中でパルスが発生しない
期間では、実質的にアライメント誤差の検出を行なって
いないことになる。このため、走査方向に並んだ複数の
マークの各間の部分では、レチクルRやウエハWを移動
させる走査ステージの位置を計測するレーザ干渉計の計
測値を頼りにすることになる。
非常に細いスリット状の照明光束AILが各アライメン
トマークを横切った時だけ、各信号波形が得られるた
め、高いアライメント精度を得るには複数個のマークの
位置を検出して、その平均値を求める等の処理が不可欠
になる。従って予備的なアライメントのための走査を行
なった後、露光用の本走査を行なうことになる。これで
はスループットが犠牲になってしまうという問題を避け
られない。また上記従来のマーク形状では、例え1ケ所
のマーク検出での精度が十分であっても、マークの大き
さは走査方向に関して極めて狭い幅寸法しか有していな
いため、アライメント信号波形中の各パルスは時間的に
断続的なものになり、信号波形中でパルスが発生しない
期間では、実質的にアライメント誤差の検出を行なって
いないことになる。このため、走査方向に並んだ複数の
マークの各間の部分では、レチクルRやウエハWを移動
させる走査ステージの位置を計測するレーザ干渉計の計
測値を頼りにすることになる。
【0011】本発明の目的は、互に逆方向に走査して露
光する際、走査ステージの位置計測値を用いることなく
走査中にほぼ間断なく、かつ走査方向に影響を受けずに
干渉縞アライメントを可能にした走査露光装置を提供す
ることにある。また本発明の目的は、移動物体の位置、
速度等を精度よく測定できる装置を提供することにあ
る。
光する際、走査ステージの位置計測値を用いることなく
走査中にほぼ間断なく、かつ走査方向に影響を受けずに
干渉縞アライメントを可能にした走査露光装置を提供す
ることにある。また本発明の目的は、移動物体の位置、
速度等を精度よく測定できる装置を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を達成するための手段】(1)請求項1の発明
は、照明光に対してマスクと基板とをそれぞれ相対移動
し、前記マスクを介して前記照明光で前記基板を走査露
光する装置において、前記走査露光中、前記基板上の格
子マークにコヒーレントビームを照射するとともに、前
記格子マークから発生する2つの回折光を干渉させて受
光し、前記格子マークの位置情報に応じた検出信号を出
力するアライメント光学系と、前記基板の移動による前
記検出信号の変動を補償するように、前記基板の走査露
光条件に応じて前記アライメント光学系による前記格子
マークの検出条件を決定する制御手段とを備えたことを
特徴とする。 (2)請求項2の発明は、請求項1に記載の走査露光装
置において、前記照明光が照射される前記マスク上のパ
ターンの一部を前記基板上に投影する投影光学系を更に
備え、前記アライメント光学系は、前記投影光学系を介
して前記基板上の格子マークを検出することを特徴とす
る。 (3)請求項3の発明は、請求項2に記載の走査露光装
置において、前記アライメント光学系は、前記マスク上
の格子マークにコヒーレントビームを照射し、前記マス
ク上の格子マークと前記基板上の格子マークとをそれぞ
れ検出することを特徴とする。 (4)請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか一項
に記載の走査露光装置において、前記走査露光中、前記
検出信号がほぼ連続して得られるように、前記マスクの
原画パターンの走査露光範囲のほぼ全域に渡って前記格
子マークを形成することを特徴とする。 (5)請求項5の発明は、請求項4に記載の走査露光装
置において、前記格子マークは、前記走査露光の方向に
沿って配列される複数の格子要素からなる第1格子を含
むことを特徴とする。 (6)請求項6の発明は、請求項5に記載の走査露光装
置において、前記アライメント光学系は、前記格子マー
ク上に周波数が異なる2本のビームを照射し、前記制御
手段は、前記走査露光条件に応じて前記2本のビームの
周波数差を調整する周波数調整器を有することを特徴と
する。 (7)請求項7の発明は、請求項6に記載の走査露光装
置において、前記走査露光条件は、前記走査露光の方向
を含み、前記周波数調整器は、前記方向の正負によら
ず、常に前記検出信号の周波数が前記2本のビームの周
波数差以上となるように、前記周波数差の極性を反転さ
せることを特徴とする。 (8)請求項8の発明は、請求項5に記載の走査露光装
置において、前記格子マークは、前記走査露光の方向と
直交する方向に沿って配列される複数の格子要素からな
る第2格子を含むことを特徴とする。 (9)請求項9の発明は、請求項1〜8のいずれか一項
に記載の走査露光装置において、前記走査露光中、前記
マスクと前記基板との相対位置ずれ量が所定値以下に維
持されるように、前記アライメント光学系から得られる
検出信号に基づいて、前記マスクと前記基板とを相対移
動する駆動手段を更に備えることを特徴とする。 (10)請求項10の発明は、請求項9に記載の走査露
光装置において、前記走査露光中、前記マスクと前記基
板との相対回転誤差を検出する検出手段を更に備え、前
記駆動手段は、前記照明光の照射領域の中心を回転中心
として前記マスクと前記感光基板とを相対回転させるこ
とを特徴とする。 (11)請求項11の発明は、請求項10に記載の走査
露光装置において、前記検出手段は、前記アライメント
光学系から得られる検出信号に基づいて前記相対回転誤
差を検出することを特徴とする。 (12)請求項12の発明は、請求項9〜11のいずれ
か一項に記載の走査露光装置において、前記駆動手段
は、前記マスクを保持するマスクステージと、前記基板
を保持する基板ステージとを有し、前記走査露光中、前
記マスクステージと前記基板ステージとの一方を定速制
御するとともに、前記検出信号に基づいて前記マスクス
テージと前記基板ステージとの他方をサーボ制御するこ
とを特徴とする。 (13)請求項13の発明は、請求項1〜12のいずれ
か一項に記載の走査露光装置において、前記アライメン
ト光学系によって検出される基準マーク板と、前記アラ
イメント光学系とは別に設けられ、前記マスク上のマー
クを検出するマーク検出系とを更に備え、前記アライメ
ント光学系及び前記マーク検出系による前記基準マーク
板の検出によって前記アライメント光学系のベースライ
ン量を決定することを特徴とする。 (14)請求項14の発明は、請求項1〜13のいずれ
か一項に記載の走査露光装置において、前記照明光が照
射される前記マスク上のパターンの一部を前記基板上に
投影する投影光学系を更に備え、前記投影光学系はテレ
セントリックな縮小系であることを特徴とする。 (15)請求項15の発明は、請求項14に記載の走査
露光装置において、前記マスクに前記照明光を照射する
とともに、前記マスク上での前記照明光の照射領域を、
前記投影光学系の視野内でその光軸を含むように規定す
る照明光学系を更に備えることを特徴とする。 (16)請求項16の発明は、請求項15に記載の走査
露光装置において、前記照明光学系は、前記照射領域を
前記走査露光の方向と直交する方向に延びる矩形状に規
定する絞り部材を含むことを特徴とする。 (17)請求項17の発明は、請求項16に記載の走査
露光装置において、前記絞り部材は、前記照射領域の中
心が前記投影光学系の光軸とほぼ一致するように配置さ
れることを特徴とする。 (18)請求項18の発明は、所定方向に沿って往復移
動する物体上に形成され、前記所定方向に配列される複
数の格子要素からなる回折格子に、前記物体の表面と直
交する方向に関して対称的に傾いた2本のコヒーレント
なビームを照射するとともに、前記回折格子から発生す
る2つの回折光を干渉させて受光し、前記物体の移動量
又は位置情報を測定する装置において、前記2本のビー
ムに所定の周波数差を与える周波数変調手段と、前記所
定方向に移動する前記物体の向きに応じて、前記2本の
ビームの周波数に関する設定条件を変更する設定手段と
を備えたことを特徴とする。 (19)請求項19の発明は、請求項18に記載の物体
測定装置において、前記設定手段は、前記所定方向に移
動する前記物体の向きによらず、前記2つの回折光を受
光して得られる検出信号の周波数が常に前記2本のビー
ムの周波数差以上となるように、前記周波数差の極性を
切り換えることを特徴とする。
は、照明光に対してマスクと基板とをそれぞれ相対移動
し、前記マスクを介して前記照明光で前記基板を走査露
光する装置において、前記走査露光中、前記基板上の格
子マークにコヒーレントビームを照射するとともに、前
記格子マークから発生する2つの回折光を干渉させて受
光し、前記格子マークの位置情報に応じた検出信号を出
力するアライメント光学系と、前記基板の移動による前
記検出信号の変動を補償するように、前記基板の走査露
光条件に応じて前記アライメント光学系による前記格子
マークの検出条件を決定する制御手段とを備えたことを
特徴とする。 (2)請求項2の発明は、請求項1に記載の走査露光装
置において、前記照明光が照射される前記マスク上のパ
ターンの一部を前記基板上に投影する投影光学系を更に
備え、前記アライメント光学系は、前記投影光学系を介
して前記基板上の格子マークを検出することを特徴とす
る。 (3)請求項3の発明は、請求項2に記載の走査露光装
置において、前記アライメント光学系は、前記マスク上
の格子マークにコヒーレントビームを照射し、前記マス
ク上の格子マークと前記基板上の格子マークとをそれぞ
れ検出することを特徴とする。 (4)請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか一項
に記載の走査露光装置において、前記走査露光中、前記
検出信号がほぼ連続して得られるように、前記マスクの
原画パターンの走査露光範囲のほぼ全域に渡って前記格
子マークを形成することを特徴とする。 (5)請求項5の発明は、請求項4に記載の走査露光装
置において、前記格子マークは、前記走査露光の方向に
沿って配列される複数の格子要素からなる第1格子を含
むことを特徴とする。 (6)請求項6の発明は、請求項5に記載の走査露光装
置において、前記アライメント光学系は、前記格子マー
ク上に周波数が異なる2本のビームを照射し、前記制御
手段は、前記走査露光条件に応じて前記2本のビームの
周波数差を調整する周波数調整器を有することを特徴と
する。 (7)請求項7の発明は、請求項6に記載の走査露光装
置において、前記走査露光条件は、前記走査露光の方向
を含み、前記周波数調整器は、前記方向の正負によら
ず、常に前記検出信号の周波数が前記2本のビームの周
波数差以上となるように、前記周波数差の極性を反転さ
せることを特徴とする。 (8)請求項8の発明は、請求項5に記載の走査露光装
置において、前記格子マークは、前記走査露光の方向と
直交する方向に沿って配列される複数の格子要素からな
る第2格子を含むことを特徴とする。 (9)請求項9の発明は、請求項1〜8のいずれか一項
に記載の走査露光装置において、前記走査露光中、前記
マスクと前記基板との相対位置ずれ量が所定値以下に維
持されるように、前記アライメント光学系から得られる
検出信号に基づいて、前記マスクと前記基板とを相対移
動する駆動手段を更に備えることを特徴とする。 (10)請求項10の発明は、請求項9に記載の走査露
光装置において、前記走査露光中、前記マスクと前記基
板との相対回転誤差を検出する検出手段を更に備え、前
記駆動手段は、前記照明光の照射領域の中心を回転中心
として前記マスクと前記感光基板とを相対回転させるこ
とを特徴とする。 (11)請求項11の発明は、請求項10に記載の走査
露光装置において、前記検出手段は、前記アライメント
光学系から得られる検出信号に基づいて前記相対回転誤
差を検出することを特徴とする。 (12)請求項12の発明は、請求項9〜11のいずれ
か一項に記載の走査露光装置において、前記駆動手段
は、前記マスクを保持するマスクステージと、前記基板
を保持する基板ステージとを有し、前記走査露光中、前
記マスクステージと前記基板ステージとの一方を定速制
御するとともに、前記検出信号に基づいて前記マスクス
テージと前記基板ステージとの他方をサーボ制御するこ
とを特徴とする。 (13)請求項13の発明は、請求項1〜12のいずれ
か一項に記載の走査露光装置において、前記アライメン
ト光学系によって検出される基準マーク板と、前記アラ
イメント光学系とは別に設けられ、前記マスク上のマー
クを検出するマーク検出系とを更に備え、前記アライメ
ント光学系及び前記マーク検出系による前記基準マーク
板の検出によって前記アライメント光学系のベースライ
ン量を決定することを特徴とする。 (14)請求項14の発明は、請求項1〜13のいずれ
か一項に記載の走査露光装置において、前記照明光が照
射される前記マスク上のパターンの一部を前記基板上に
投影する投影光学系を更に備え、前記投影光学系はテレ
セントリックな縮小系であることを特徴とする。 (15)請求項15の発明は、請求項14に記載の走査
露光装置において、前記マスクに前記照明光を照射する
とともに、前記マスク上での前記照明光の照射領域を、
前記投影光学系の視野内でその光軸を含むように規定す
る照明光学系を更に備えることを特徴とする。 (16)請求項16の発明は、請求項15に記載の走査
露光装置において、前記照明光学系は、前記照射領域を
前記走査露光の方向と直交する方向に延びる矩形状に規
定する絞り部材を含むことを特徴とする。 (17)請求項17の発明は、請求項16に記載の走査
露光装置において、前記絞り部材は、前記照射領域の中
心が前記投影光学系の光軸とほぼ一致するように配置さ
れることを特徴とする。 (18)請求項18の発明は、所定方向に沿って往復移
動する物体上に形成され、前記所定方向に配列される複
数の格子要素からなる回折格子に、前記物体の表面と直
交する方向に関して対称的に傾いた2本のコヒーレント
なビームを照射するとともに、前記回折格子から発生す
る2つの回折光を干渉させて受光し、前記物体の移動量
又は位置情報を測定する装置において、前記2本のビー
ムに所定の周波数差を与える周波数変調手段と、前記所
定方向に移動する前記物体の向きに応じて、前記2本の
ビームの周波数に関する設定条件を変更する設定手段と
を備えたことを特徴とする。 (19)請求項19の発明は、請求項18に記載の物体
測定装置において、前記設定手段は、前記所定方向に移
動する前記物体の向きによらず、前記2つの回折光を受
光して得られる検出信号の周波数が常に前記2本のビー
ムの周波数差以上となるように、前記周波数差の極性を
切り換えることを特徴とする。
【0013】
【実施例】実施例を説明する前に、図1(A)により実
施例の原理的な走査露光装置を説明する。 (1)走査露光装置は、投影光学系(PL)を挾んでマ
スク(R)と感光基板(W)とを結像関係に配置し、マ
スクステージ(510)と基板ステージ(520)とを
投影倍率に応じた速度比で同時に第1方向(例えばX方
向)に相対移動させて、マスク(R)の原画パターンを
感光基板(W)上のショット領域に走査露光する装置に
関するものである。 (2)図1(A)において、マスク(R)には、第1方
向(X方向)に沿って一定ピッチで配列された複数の格
子要素から成るマスク格子(RM)が、原画パターンの
走査範囲に渡って設けられている。また、感光基板
(W)には、マスク格子(RM)に対応した基板格子
(WM)が同様に設けられている。 (3)さらに、第1方向に関して対称的に傾いた2本の
コヒーレントなビーム(BL1,BL2)がマスク格子
(RM)と基板格子(WM)のそれぞれを照射するよう
に、それら2本のビーム(BL1,BL2)をマスク
(R)および投影光学系(PL)を介して感光基板
(W)に向けるビーム照射手段501と、ビーム照射手
段501から射出される2本のビーム(BL1,BL
2)に一定の周波数差を与える周波数変調手段502
と、2本のビーム(BL1,BL2)の照射によってマ
スク格子(RM)から同一方向に生じる2つの回折光に
よって形成された干渉光を光電検出し、周波数差とマス
ク(R)の走査速度とに応じた周波数の第1の交流信号
を出力する第1光電検出器503と、2本のビーム(B
L1,BL2)の照射によって基板格子(W)から同一
方向に生じる2つの回折光によって形成された干渉光を
光電検出し、周波数差と基板(W)の走査速度とに応じ
た周波数の第2の交流信号を出力する第2光電検出器5
04と、第1交流信号と第2交流信号とを比較し、マス
ク(R)と基板(W)との相対走査中における位置ずれ
を検出する位置ずれ検出手段505と、この位置ずれ検
出手段505で検出された位置ずれに応じてマスクステ
ージ510と基板ステージ520を駆動制御する駆動手
段506と、マスク(R)の走査方向が第1方向の正方
向であるか負方向であるかに応じて、ビーム照射手段5
01からの2本のビーム(BL1,BL2)の周波数差
の極性を反転させるように切換える切換手段507とを
有し、第1交流信号、第2交流信号の周波数がマスク
(R)の走査方向の正負によらず、常に2本のビーム
(BL1,BL2)の周波数差以上になるように構成す
る。
施例の原理的な走査露光装置を説明する。 (1)走査露光装置は、投影光学系(PL)を挾んでマ
スク(R)と感光基板(W)とを結像関係に配置し、マ
スクステージ(510)と基板ステージ(520)とを
投影倍率に応じた速度比で同時に第1方向(例えばX方
向)に相対移動させて、マスク(R)の原画パターンを
感光基板(W)上のショット領域に走査露光する装置に
関するものである。 (2)図1(A)において、マスク(R)には、第1方
向(X方向)に沿って一定ピッチで配列された複数の格
子要素から成るマスク格子(RM)が、原画パターンの
走査範囲に渡って設けられている。また、感光基板
(W)には、マスク格子(RM)に対応した基板格子
(WM)が同様に設けられている。 (3)さらに、第1方向に関して対称的に傾いた2本の
コヒーレントなビーム(BL1,BL2)がマスク格子
(RM)と基板格子(WM)のそれぞれを照射するよう
に、それら2本のビーム(BL1,BL2)をマスク
(R)および投影光学系(PL)を介して感光基板
(W)に向けるビーム照射手段501と、ビーム照射手
段501から射出される2本のビーム(BL1,BL
2)に一定の周波数差を与える周波数変調手段502
と、2本のビーム(BL1,BL2)の照射によってマ
スク格子(RM)から同一方向に生じる2つの回折光に
よって形成された干渉光を光電検出し、周波数差とマス
ク(R)の走査速度とに応じた周波数の第1の交流信号
を出力する第1光電検出器503と、2本のビーム(B
L1,BL2)の照射によって基板格子(W)から同一
方向に生じる2つの回折光によって形成された干渉光を
光電検出し、周波数差と基板(W)の走査速度とに応じ
た周波数の第2の交流信号を出力する第2光電検出器5
04と、第1交流信号と第2交流信号とを比較し、マス
ク(R)と基板(W)との相対走査中における位置ずれ
を検出する位置ずれ検出手段505と、この位置ずれ検
出手段505で検出された位置ずれに応じてマスクステ
ージ510と基板ステージ520を駆動制御する駆動手
段506と、マスク(R)の走査方向が第1方向の正方
向であるか負方向であるかに応じて、ビーム照射手段5
01からの2本のビーム(BL1,BL2)の周波数差
の極性を反転させるように切換える切換手段507とを
有し、第1交流信号、第2交流信号の周波数がマスク
(R)の走査方向の正負によらず、常に2本のビーム
(BL1,BL2)の周波数差以上になるように構成す
る。
【0014】図1(A)の装置では、走査露光装置に干
渉縞アライメント法を適用する時、マスク(R)の走査
方向に応じて、マスク格子(RM)と基板格子(WM)
にそれぞれ入射されるビーム(BL1,BL2)の周波
数差の極性が切換えられる。その結果、マスク格子(R
M)に対応する第1交流信号と、基板格子(WM)に対
応する第2交流信号の各周波数がマスク(R)の走査方
向の正負によらず、常に2本のビーム(BL1,BL
2)の周波数差以上になる。したがって、マスク走査方
向や走査速度が制限されなくなり、スループットが向上
する。
渉縞アライメント法を適用する時、マスク(R)の走査
方向に応じて、マスク格子(RM)と基板格子(WM)
にそれぞれ入射されるビーム(BL1,BL2)の周波
数差の極性が切換えられる。その結果、マスク格子(R
M)に対応する第1交流信号と、基板格子(WM)に対
応する第2交流信号の各周波数がマスク(R)の走査方
向の正負によらず、常に2本のビーム(BL1,BL
2)の周波数差以上になる。したがって、マスク走査方
向や走査速度が制限されなくなり、スループットが向上
する。
【0015】実施例の原理的な物体測定装置を図1
(B)により説明する。 (1)第1方向に沿って往復移動する物体601上に
は、この第1方向に沿って一定ピッチで配列された複数
の格子要素からなる回折格子602が設けられ、この回
折格子上の同一部分に2本のコヒーレントなビーム60
3,604を第1方向に関して対称的に傾けて同時に照
射し、回折格子602から同一方向に生じる2つの回折
光によって形成される干渉光を光電検出器605で検出
して得られた交流信号に基づいて、物体601の移動量
または移動位置を測定する。 (2)回折格子602を照射する2本のビーム603,
604に所定の周波数差を与える周波数変調手段606
と、物体601の往復移動の方向性によって2本のビー
ムの周波数差の極性を切換える切換手段607とを備
え、光電検出器605で得られる信号の周波数を、物体
601の往復移動の方向性にかかわらず、常に周波数差
以上にするように構成したものである。 (3)図1(B)に示す装置では、回折格子602に入
射される2本のビーム603,604の周波数差の極性
は、物体の移動方向に応じて切換えられる。この結果、
光電検出器605で得られる各ビームに対応する周波数
が、物体の移動方向にかかわらず常に周波数差以上にな
る。したがって、物体の移動方向によって位置や速度が
測定できなくなったり、その精度が低下するといった問
題が解消される。
(B)により説明する。 (1)第1方向に沿って往復移動する物体601上に
は、この第1方向に沿って一定ピッチで配列された複数
の格子要素からなる回折格子602が設けられ、この回
折格子上の同一部分に2本のコヒーレントなビーム60
3,604を第1方向に関して対称的に傾けて同時に照
射し、回折格子602から同一方向に生じる2つの回折
光によって形成される干渉光を光電検出器605で検出
して得られた交流信号に基づいて、物体601の移動量
または移動位置を測定する。 (2)回折格子602を照射する2本のビーム603,
604に所定の周波数差を与える周波数変調手段606
と、物体601の往復移動の方向性によって2本のビー
ムの周波数差の極性を切換える切換手段607とを備
え、光電検出器605で得られる信号の周波数を、物体
601の往復移動の方向性にかかわらず、常に周波数差
以上にするように構成したものである。 (3)図1(B)に示す装置では、回折格子602に入
射される2本のビーム603,604の周波数差の極性
は、物体の移動方向に応じて切換えられる。この結果、
光電検出器605で得られる各ビームに対応する周波数
が、物体の移動方向にかかわらず常に周波数差以上にな
る。したがって、物体の移動方向によって位置や速度が
測定できなくなったり、その精度が低下するといった問
題が解消される。
【0016】
【実施例】−第1の実施例− (全体構成)図2は本発明の第1の実施例によるステッ
プ&スキャン露光装置の構成を示し、図3はスキャン露
光時の様子を模式的に示した斜視図である。図2におい
て、投影光学系PLは、一例として従来の屈折素子のみ
で構成されたフルフィールドタイプの1/5縮小投影レ
ンズであり、レチクルR側とウエハW側がともにテレセ
ントリックになっている。
プ&スキャン露光装置の構成を示し、図3はスキャン露
光時の様子を模式的に示した斜視図である。図2におい
て、投影光学系PLは、一例として従来の屈折素子のみ
で構成されたフルフィールドタイプの1/5縮小投影レ
ンズであり、レチクルR側とウエハW側がともにテレセ
ントリックになっている。
【0017】露光用光源からの照明光は、フライアイレ
ンズ等によって均一な照度分布になって照明視野絞りと
してのレチクルブラインド1を照射する。ブラインド1
には、レチクルR上をスリット状に照明するためのスリ
ット開口が設けられる。このスリット開口の長手方向は
レチクルR、ウエハWの走査方向、例えばX方向と直交
したY方向に一致している。ブラインド1のスリット開
口を通った照明光は、レンズ系2、ミラー3、コンデン
サーレンズ4、およびダイクロイックミラー(またはビ
ームスプリッター)5を介してレチクルRに達する。こ
こでブラインド1はレンズ系2、コンデンサーレンズ4
の合成系に関してレチクルRのパターン面(投影レンズ
PLと対向した面)と共役に配置され、レチクルRには
スリット開口の像が結像される。またスリット開口の中
心は投影レンズPL、および照明光学系(レンズ系2、
コンデンサーレンズ4等)の光軸AXに一致しているも
のとする。
ンズ等によって均一な照度分布になって照明視野絞りと
してのレチクルブラインド1を照射する。ブラインド1
には、レチクルR上をスリット状に照明するためのスリ
ット開口が設けられる。このスリット開口の長手方向は
レチクルR、ウエハWの走査方向、例えばX方向と直交
したY方向に一致している。ブラインド1のスリット開
口を通った照明光は、レンズ系2、ミラー3、コンデン
サーレンズ4、およびダイクロイックミラー(またはビ
ームスプリッター)5を介してレチクルRに達する。こ
こでブラインド1はレンズ系2、コンデンサーレンズ4
の合成系に関してレチクルRのパターン面(投影レンズ
PLと対向した面)と共役に配置され、レチクルRには
スリット開口の像が結像される。またスリット開口の中
心は投影レンズPL、および照明光学系(レンズ系2、
コンデンサーレンズ4等)の光軸AXに一致しているも
のとする。
【0018】レチクルRは少なくともX方向に大きく移
動可能なレチクルステージ6上に吸着保持される。レチ
クルステージ6はコラム7上をモータ8によってX方向
に走査移動する。もちろん、レチクルRのアライメント
のためにはY方向とθ方向の微動機構も必要であるが、
ここではその図示、および説明を省略する。レチクルR
のスリット照明領域内に存在するパターンの像は投影レ
ンズPLによってウエハW上に結像投影される。ウエハ
Wは2次元(X、Y方向)に大きく移動するウエハステ
ージ9上に載置され、このステージ9はモータ10によ
って駆動される。レーザ干渉計11はウエハステージ9
の座標位置の変化を遂次計測するとともに、ウエハステ
ージ9のX方向、およびY方向の移動速度に関するスピ
ード信号も出力する。駆動制御部12はレーザ干渉計1
1からの位置情報やスピード信号に基づいてモータ10
を最適な駆動パターンで制御する。本実施例ではウエハ
ステージ9のX方向の移動によって走査露光を行ない、
Y方向の移動をステッピングに使うものとするが、その
逆であってもよいことは言うまでもない。なお、図2に
は示してないが、レチクルステージ6はレーザ干渉計に
よって座標位置、回転(ヨーイング)誤差等が計測され
ているものとする。
動可能なレチクルステージ6上に吸着保持される。レチ
クルステージ6はコラム7上をモータ8によってX方向
に走査移動する。もちろん、レチクルRのアライメント
のためにはY方向とθ方向の微動機構も必要であるが、
ここではその図示、および説明を省略する。レチクルR
のスリット照明領域内に存在するパターンの像は投影レ
ンズPLによってウエハW上に結像投影される。ウエハ
Wは2次元(X、Y方向)に大きく移動するウエハステ
ージ9上に載置され、このステージ9はモータ10によ
って駆動される。レーザ干渉計11はウエハステージ9
の座標位置の変化を遂次計測するとともに、ウエハステ
ージ9のX方向、およびY方向の移動速度に関するスピ
ード信号も出力する。駆動制御部12はレーザ干渉計1
1からの位置情報やスピード信号に基づいてモータ10
を最適な駆動パターンで制御する。本実施例ではウエハ
ステージ9のX方向の移動によって走査露光を行ない、
Y方向の移動をステッピングに使うものとするが、その
逆であってもよいことは言うまでもない。なお、図2に
は示してないが、レチクルステージ6はレーザ干渉計に
よって座標位置、回転(ヨーイング)誤差等が計測され
ているものとする。
【0019】次に図3を参照して、レチクルRとウエハ
Wに形成されたアライメントマークの配置の一例を説明
する。図3に示したように、レチクルRとウエハWはX
方向に沿って互いに逆方向に走査移動されることから、
レチクルR上のパターン領域PAの周辺のX方向に伸び
たストリートライン領域内に、複数の格子要素をX方向
に一定ピッチで走査範囲に渡って配列した格子マークR
Ma、RMbが設けられる。格子マークRMa、RMb
はパターン領域PAを挾んでY方向に離して設けられる
が、その格子ピッチのX方向の位置関係は一致している
ものとする。
Wに形成されたアライメントマークの配置の一例を説明
する。図3に示したように、レチクルRとウエハWはX
方向に沿って互いに逆方向に走査移動されることから、
レチクルR上のパターン領域PAの周辺のX方向に伸び
たストリートライン領域内に、複数の格子要素をX方向
に一定ピッチで走査範囲に渡って配列した格子マークR
Ma、RMbが設けられる。格子マークRMa、RMb
はパターン領域PAを挾んでY方向に離して設けられる
が、その格子ピッチのX方向の位置関係は一致している
ものとする。
【0020】一方、ウエハW上には複数のパターン(シ
ョット)領域SAが形成され、各ショット領域SAの周
辺には、レチクルRの格子マークRMaと対応したスト
リートライン領域の位置に、同様の格子マークWMaが
形成され、格子マークRMbと対応したストリートライ
ン領域の位置に同様の格子マークWMbが形成される。
ョット)領域SAが形成され、各ショット領域SAの周
辺には、レチクルRの格子マークRMaと対応したスト
リートライン領域の位置に、同様の格子マークWMaが
形成され、格子マークRMbと対応したストリートライ
ン領域の位置に同様の格子マークWMbが形成される。
【0021】レチクルRの格子マークRMaとウエハW
の格子マークWMaとのX方向の相対位置ずれは、光軸
AXaを有するアライメント光学系を介して検出され、
レチクルRの格子マークRMbとウエハWの格子マーク
WMbとのX方向の相対位置ずれは、光軸AXbを有す
るアライメント光学系を介して検出される。これら光軸
AXa、AXbはいずれも投影レンズPLの瞳面EPの
中心で光軸AXと交差する。
の格子マークWMaとのX方向の相対位置ずれは、光軸
AXaを有するアライメント光学系を介して検出され、
レチクルRの格子マークRMbとウエハWの格子マーク
WMbとのX方向の相対位置ずれは、光軸AXbを有す
るアライメント光学系を介して検出される。これら光軸
AXa、AXbはいずれも投影レンズPLの瞳面EPの
中心で光軸AXと交差する。
【0022】ここで再び図2を参照してアライメント
系、および制御系について説明する。本実施例では、レ
チクルR、ウエハWの各格子マークのピッチ方向の位置
ずれを検出するのに好適な干渉縞アライメント法を採用
する。この干渉縞アライメント法の一例は、例えば特開
昭63−283129号公報、特開平2−227602
号公報等に開示されているので、ここでは簡単に説明す
る。
系、および制御系について説明する。本実施例では、レ
チクルR、ウエハWの各格子マークのピッチ方向の位置
ずれを検出するのに好適な干渉縞アライメント法を採用
する。この干渉縞アライメント法の一例は、例えば特開
昭63−283129号公報、特開平2−227602
号公報等に開示されているので、ここでは簡単に説明す
る。
【0023】(一般的な干渉縞アライメント法)Ne−
Ne、He−Cd、またはArイオン等のレーザ光源2
0からのコヒーレントな直線偏光レーザは2光束化周波
数シフタ部21に入射され、周波数差Δfを有する2つ
のビームBL1、BL2 が作られる。周波数差Δfは、
アライメントマークからの光を受光する光電検出器の周
波数応答性によって上限が決まり、半導体センサーでは
実用的には100kHz以下、例えば50kHz程度がよ
い。ただし、光電子増倍管(フォトマルチプライヤ)を
使う場合等は比較的高い周波数にすることができる。こ
の2光束化周波数シフタ部21の詳細は後述する。
Ne、He−Cd、またはArイオン等のレーザ光源2
0からのコヒーレントな直線偏光レーザは2光束化周波
数シフタ部21に入射され、周波数差Δfを有する2つ
のビームBL1、BL2 が作られる。周波数差Δfは、
アライメントマークからの光を受光する光電検出器の周
波数応答性によって上限が決まり、半導体センサーでは
実用的には100kHz以下、例えば50kHz程度がよ
い。ただし、光電子増倍管(フォトマルチプライヤ)を
使う場合等は比較的高い周波数にすることができる。こ
の2光束化周波数シフタ部21の詳細は後述する。
【0024】2つのビームBL1 、BL2 は送光光学系
22を介して複数のアライメント光学系(上述した光軸
AXa,AXbを有する)へ分配される。図2では1つ
のアライメント光学系を構成する対物レンズ23と先端
ミラー24とを示す。そして対物レンズ23の光軸が図
3に示した光軸AXa、AXbのいずれか一方に相当す
る。2つのビームBL1 、BL2 は対物レンズ23の光
軸から対称に偏心して対物レンズ23に入射し、ミラー
24とダイクロイックミラー5を介して対物レンズ23
の焦点位置に存在するレチクルRのパターン面で互いに
平行光束となって交差する。この交差によってレチクル
Rの格子マークRMa、またはRMb上に1次元の干渉
縞が作られる。そしてレチクルRの透明部を透過した2
本のビームは投影レンズPLを介してウエハW上の格子
マークWMa、またはWMb上で交差して1次元の干渉
縞が作られる。
22を介して複数のアライメント光学系(上述した光軸
AXa,AXbを有する)へ分配される。図2では1つ
のアライメント光学系を構成する対物レンズ23と先端
ミラー24とを示す。そして対物レンズ23の光軸が図
3に示した光軸AXa、AXbのいずれか一方に相当す
る。2つのビームBL1 、BL2 は対物レンズ23の光
軸から対称に偏心して対物レンズ23に入射し、ミラー
24とダイクロイックミラー5を介して対物レンズ23
の焦点位置に存在するレチクルRのパターン面で互いに
平行光束となって交差する。この交差によってレチクル
Rの格子マークRMa、またはRMb上に1次元の干渉
縞が作られる。そしてレチクルRの透明部を透過した2
本のビームは投影レンズPLを介してウエハW上の格子
マークWMa、またはWMb上で交差して1次元の干渉
縞が作られる。
【0025】これら干渉縞は2本の送光ビーム間にΔf
の周波数差があることから、Δfに比列した速度で干渉
縞のピッチ方向に流れる。各格子マークのピッチ方向と
干渉縞のピッチ方向とが一致するように、2本の送光ビ
ームの入射方向を決定し、かつ格子マークのピッチと干
渉縞のピッチとが所定の関係(例えば整数比)になるよ
うに、2本の送光ビームの交差角を決定すると、各格子
マークからは、垂直方向に周波数差Δfと同じビート周
波数をもった干渉光が発生する。この干渉光はビート周
波数Δfで常時明暗を繰り返しており、格子マークと2
本の送光ビームの交差領域の相対位置がX方向に微少偏
位した状態にあったとしても、そのビート周波数Δfは
変化しない。
の周波数差があることから、Δfに比列した速度で干渉
縞のピッチ方向に流れる。各格子マークのピッチ方向と
干渉縞のピッチ方向とが一致するように、2本の送光ビ
ームの入射方向を決定し、かつ格子マークのピッチと干
渉縞のピッチとが所定の関係(例えば整数比)になるよ
うに、2本の送光ビームの交差角を決定すると、各格子
マークからは、垂直方向に周波数差Δfと同じビート周
波数をもった干渉光が発生する。この干渉光はビート周
波数Δfで常時明暗を繰り返しており、格子マークと2
本の送光ビームの交差領域の相対位置がX方向に微少偏
位した状態にあったとしても、そのビート周波数Δfは
変化しない。
【0026】これら格子マークからの干渉光はミラー
5、24、対物レンズ23を介して、光電検出ユニット
25に導びかれ、正弦波状の検出信号SR、SWが作ら
れる。信号SRはレチクルRの格子マークRMa、また
はRMbからの干渉光を光電検出して得られ、信号SW
はウエハWの格子マークWMa、またはWMbからの干
渉光を光電検出して得られたもので、レチクルRとウエ
ハWとが静止した状態では、どちらの信号の周波数もΔ
fである。ただしレチクルRの格子マークとウエハWの
格子マークとが、そのピッチ方向にずれているときは、
2つの信号SR、SWの間に位相差Δφが生じる。この
位相差Δφは位相差計測部27によって検出され、検出
された位相差に対応した位置ずれ量が算出される。検出
可能な位相差は、通常±180°の範囲であり、これは
格子マークのピッチをPg(μm)とすると、位置ずれ
量として±Pg/2(μm)、または±Pg/4(μ
m)に相当する。
5、24、対物レンズ23を介して、光電検出ユニット
25に導びかれ、正弦波状の検出信号SR、SWが作ら
れる。信号SRはレチクルRの格子マークRMa、また
はRMbからの干渉光を光電検出して得られ、信号SW
はウエハWの格子マークWMa、またはWMbからの干
渉光を光電検出して得られたもので、レチクルRとウエ
ハWとが静止した状態では、どちらの信号の周波数もΔ
fである。ただしレチクルRの格子マークとウエハWの
格子マークとが、そのピッチ方向にずれているときは、
2つの信号SR、SWの間に位相差Δφが生じる。この
位相差Δφは位相差計測部27によって検出され、検出
された位相差に対応した位置ずれ量が算出される。検出
可能な位相差は、通常±180°の範囲であり、これは
格子マークのピッチをPg(μm)とすると、位置ずれ
量として±Pg/2(μm)、または±Pg/4(μ
m)に相当する。
【0027】(走査露光装置に採用する干渉縞アライメ
ント法)主制御部30は、この位置ずれ量の値を入力
し、ウエハステージ9の駆動制御部12、またはレチク
ルステージ6の駆動制御部28に遂次補正値を出力す
る。先に述べた従来の干渉縞アライメント法では、主制
御系30は単にその位相差が所定値になるまでモータ
8、または10を駆動してレチクルステージ6、または
ウエハステージ9のいずれか一方を微動させるだけでよ
かった。しかしなから本実施例のように、レチクルRと
ウエハWの両方が高速移動するスキャン露光中にも、2
つの信号SRとSWの位相差を求めるとなると、別の問
題が生じてくる。それは、スキャン露光によって格子マ
ークが2本の送光ビームの交差領域に対してピッチ方向
に速度v(mm/s)で移動し続けることによって、光電
検出すべき格子マークからの干渉光がドップラー効果を
受け、検出信号SR、SWの周波数がΔfから大きく変
動してしまうことである。信号SR、SWの周波数fs
(kHz)は、格子マーク(ピッチPg)の移動速度をv
(mm/s)として次式で表わされる。 fs=Δf+2v/Pg(ただしビート周波数Δfは5
0kHz) 例えば速度vが−100mm/sであると、信号SR、S
Wの周波数fsはPg=8μmとして、25kHzになっ
てしまい、速度vが+100mm/sであると、周波数f
s は75kHzになる。
ント法)主制御部30は、この位置ずれ量の値を入力
し、ウエハステージ9の駆動制御部12、またはレチク
ルステージ6の駆動制御部28に遂次補正値を出力す
る。先に述べた従来の干渉縞アライメント法では、主制
御系30は単にその位相差が所定値になるまでモータ
8、または10を駆動してレチクルステージ6、または
ウエハステージ9のいずれか一方を微動させるだけでよ
かった。しかしなから本実施例のように、レチクルRと
ウエハWの両方が高速移動するスキャン露光中にも、2
つの信号SRとSWの位相差を求めるとなると、別の問
題が生じてくる。それは、スキャン露光によって格子マ
ークが2本の送光ビームの交差領域に対してピッチ方向
に速度v(mm/s)で移動し続けることによって、光電
検出すべき格子マークからの干渉光がドップラー効果を
受け、検出信号SR、SWの周波数がΔfから大きく変
動してしまうことである。信号SR、SWの周波数fs
(kHz)は、格子マーク(ピッチPg)の移動速度をv
(mm/s)として次式で表わされる。 fs=Δf+2v/Pg(ただしビート周波数Δfは5
0kHz) 例えば速度vが−100mm/sであると、信号SR、S
Wの周波数fsはPg=8μmとして、25kHzになっ
てしまい、速度vが+100mm/sであると、周波数f
s は75kHzになる。
【0028】そのため、このような方式を採用すると、
一般的にはレチクルステージ6、ウエハステージ9の走
査速度にはある制限が伴い、たとえば、周波数fs とし
て位相差計測上で問題とならない値が確保できるように
走査速度vを低めに設定したり、周波数fs が低くなる
ような走査方向(−X方向)はさけて、常に+X方向の
みに限定して走査露光を行なうようにする必要があり、
スループットの低下が避けられない。そこで、本発明に
係る走査露光装置では、レチクルRの移動方向に応じて
2つのビームBL1 、BL2の周波数差Δf(ビート周
波数に等しい)の極性を反転させ、レチクルRの走査方
向にかかわらず検出信号SR,SWの周波数がビート周
波数よりも、すなわち2つのビームの周波数差Δfより
高くなるようにする。
一般的にはレチクルステージ6、ウエハステージ9の走
査速度にはある制限が伴い、たとえば、周波数fs とし
て位相差計測上で問題とならない値が確保できるように
走査速度vを低めに設定したり、周波数fs が低くなる
ような走査方向(−X方向)はさけて、常に+X方向の
みに限定して走査露光を行なうようにする必要があり、
スループットの低下が避けられない。そこで、本発明に
係る走査露光装置では、レチクルRの移動方向に応じて
2つのビームBL1 、BL2の周波数差Δf(ビート周
波数に等しい)の極性を反転させ、レチクルRの走査方
向にかかわらず検出信号SR,SWの周波数がビート周
波数よりも、すなわち2つのビームの周波数差Δfより
高くなるようにする。
【0029】(2光束化周波数シフタ部21と切換部3
2)図4により、レチクルRの移動方向に応じて周波数
差Δfの極性を反転させる制御部について説明する。図
4において、2光束化周波数シフタ部21は、アライメ
ント用レーザ光源20からのレーザ光を分割するビーム
スプリッタ211と、ビームスプリッタ211で分割さ
れた一方のレーザ光が入射される音響光学素子212
と、ビームスプリッタ211で分割された他方のレーザ
光がミラー214を介して入射される音響光学素子21
3と、周波数f1およびf1とは異なる周波数f2の高
周波信号を出力する周波数シンセサイザ215とを有す
る。各音響光学素子212,213に入射されるアライ
メント光は、周波数シンセサイザ215から各音響光学
素子212,213に送られる高周波信号に応じて回折
する。
2)図4により、レチクルRの移動方向に応じて周波数
差Δfの極性を反転させる制御部について説明する。図
4において、2光束化周波数シフタ部21は、アライメ
ント用レーザ光源20からのレーザ光を分割するビーム
スプリッタ211と、ビームスプリッタ211で分割さ
れた一方のレーザ光が入射される音響光学素子212
と、ビームスプリッタ211で分割された他方のレーザ
光がミラー214を介して入射される音響光学素子21
3と、周波数f1およびf1とは異なる周波数f2の高
周波信号を出力する周波数シンセサイザ215とを有す
る。各音響光学素子212,213に入射されるアライ
メント光は、周波数シンセサイザ215から各音響光学
素子212,213に送られる高周波信号に応じて回折
する。
【0030】ここで、各音響光学素子212,213の
入射光の周波数をf0、音響光学素子212,214に
印加される高周波信号の周波数をそれぞれf1,f2と
すると、音響光学素子212で回折されて射出される+
1次回折光の周波数はf0+f1、音響光学素子213
で回折されて射出される+1次回折光の周波数はf0+
f21となる。そこで、各音響光学素子の出射側には+
1次回折光だけを取り出すアパーチャ216,217を
設け、アパーチャ217を通過したアライメント光をビ
ームスプリッタ218に直接に入射させ、アパーチャ2
16を通過したアライメント光をミラー219を介して
ビームスプリッタ218に入射させる。ビームスプリッ
タ218により、マスク格子およびウエハ格子上でそれ
ぞれ交差するアライメント光の交差角が規定される。
入射光の周波数をf0、音響光学素子212,214に
印加される高周波信号の周波数をそれぞれf1,f2と
すると、音響光学素子212で回折されて射出される+
1次回折光の周波数はf0+f1、音響光学素子213
で回折されて射出される+1次回折光の周波数はf0+
f21となる。そこで、各音響光学素子の出射側には+
1次回折光だけを取り出すアパーチャ216,217を
設け、アパーチャ217を通過したアライメント光をビ
ームスプリッタ218に直接に入射させ、アパーチャ2
16を通過したアライメント光をミラー219を介して
ビームスプリッタ218に入射させる。ビームスプリッ
タ218により、マスク格子およびウエハ格子上でそれ
ぞれ交差するアライメント光の交差角が規定される。
【0031】周波数シンセサイザ215と各音響光学素
子212,213との間には切換器220が設けられ、
切換器220の操作により、周波数シンセサイザ215
から出力される周波数f1の信号とf2の信号の各々が
択一的にいずれか一方の音響光学素子に各々印加され、
このようにして、音響光学素子212,213から射出
されるアライメント光の周波数差の極性が反転される。
この切換器221の切換えは、2光束化周波数シフタ部
21の外部に配置された切換駆動部32により切換えら
れる。この切換駆動部32にはレチクルRの走査方向切
換え信号が入力され、切換駆動部32は、この走査方向
切換え信号に応じて切換器220を切換える。
子212,213との間には切換器220が設けられ、
切換器220の操作により、周波数シンセサイザ215
から出力される周波数f1の信号とf2の信号の各々が
択一的にいずれか一方の音響光学素子に各々印加され、
このようにして、音響光学素子212,213から射出
されるアライメント光の周波数差の極性が反転される。
この切換器221の切換えは、2光束化周波数シフタ部
21の外部に配置された切換駆動部32により切換えら
れる。この切換駆動部32にはレチクルRの走査方向切
換え信号が入力され、切換駆動部32は、この走査方向
切換え信号に応じて切換器220を切換える。
【0032】たとえば、レチクルRがX方向の正方向
(図3の矢印方向)に走査される時に切換器220が図
4の位置に切換わっているとする。このとき、周波数シ
ンセサイザ215の2つの高周波信号の周波数f1,f
2がf1>f2とすると、音響光学素子212から射出
されるアライメント光の周波数と音響光学素子213か
ら射出されるアライメント光の周波数との差が上記検出
信号SR,SWの周波数より小さくなるように設定され
ている。ここで、切換駆動部32に入力されるレチクル
走査方向信号が負方向に切換わったとすると、切換器2
20は図示の位置から切換わり、音響光学素子212に
は周波数の低い高周波信号が、音響光学素子213には
周波数の高い高周波信号が印加される。その結果、各音
響光学素子212,213から射出されるアライメント
光の周波数差は、正方向走査と同様に検出信号SR,S
Wの周波数よりも小さくなる。このように、レチクルR
の走査方向に応じてビームBL1,BL21の周波数差
の極性を反転すると、走査速度や走査方向に制限を加え
る必要がなくなり、スループットを向上できる。
(図3の矢印方向)に走査される時に切換器220が図
4の位置に切換わっているとする。このとき、周波数シ
ンセサイザ215の2つの高周波信号の周波数f1,f
2がf1>f2とすると、音響光学素子212から射出
されるアライメント光の周波数と音響光学素子213か
ら射出されるアライメント光の周波数との差が上記検出
信号SR,SWの周波数より小さくなるように設定され
ている。ここで、切換駆動部32に入力されるレチクル
走査方向信号が負方向に切換わったとすると、切換器2
20は図示の位置から切換わり、音響光学素子212に
は周波数の低い高周波信号が、音響光学素子213には
周波数の高い高周波信号が印加される。その結果、各音
響光学素子212,213から射出されるアライメント
光の周波数差は、正方向走査と同様に検出信号SR,S
Wの周波数よりも小さくなる。このように、レチクルR
の走査方向に応じてビームBL1,BL21の周波数差
の極性を反転すると、走査速度や走査方向に制限を加え
る必要がなくなり、スループットを向上できる。
【0033】(主制御部30)次に、レチクルRとウエ
ハWの各ステージ6,9を駆動制御する主制御部30に
ついて説明する。本実施例の主制御部30は、より簡単
な走査中アライメント実現のために、まずウエハステー
ジ9を制御された一定速度で駆動するための速度および
位置のコントロール部300と、レチクルステージ6を
制御された一定速度で駆動するための速度および位置の
コントロール部302と、トラッキング走査コントロー
ル部304とを有する。
ハWの各ステージ6,9を駆動制御する主制御部30に
ついて説明する。本実施例の主制御部30は、より簡単
な走査中アライメント実現のために、まずウエハステー
ジ9を制御された一定速度で駆動するための速度および
位置のコントロール部300と、レチクルステージ6を
制御された一定速度で駆動するための速度および位置の
コントロール部302と、トラッキング走査コントロー
ル部304とを有する。
【0034】通常のレチクル単体の位置決め、いわゆる
レチクルアライメントや、ウエハ単体の位置合せ、いわ
ゆるウエハグローバルアライメント(またはEGA)の
場合、コントローラ部300、302は相互に関連する
ことなく、従来通りの機能を達成する。そしてスキャン
露光時には、コントローラ部300、302は相互に協
調してレチクルステージ6とウエハステージ9の相対位
置、および速度を制御する。この協調制御に関しては、
図15に示した従来の装置においても同様に実施されて
いる。
レチクルアライメントや、ウエハ単体の位置合せ、いわ
ゆるウエハグローバルアライメント(またはEGA)の
場合、コントローラ部300、302は相互に関連する
ことなく、従来通りの機能を達成する。そしてスキャン
露光時には、コントローラ部300、302は相互に協
調してレチクルステージ6とウエハステージ9の相対位
置、および速度を制御する。この協調制御に関しては、
図15に示した従来の装置においても同様に実施されて
いる。
【0035】本実施例では、さらにトラッキング走査コ
ントロール部304を設け、通常の協調制御とトラッキ
ング制御とを切り替えられるようにした。このトラッキ
ング制御は、位相差計測部27から遂次出力されるレチ
クルRとウエハWのX方向の位置ずれ量が常に一定の値
になるように、レチクルステージ6の駆動制御部28を
サーボ制御するとともに、ウエハステージ9は単に一定
速度で制御するというものである。もちろん、レチクル
ステージ6を定速制御とし、ウエハステージ9をトラッ
キング制御としてもよい。
ントロール部304を設け、通常の協調制御とトラッキ
ング制御とを切り替えられるようにした。このトラッキ
ング制御は、位相差計測部27から遂次出力されるレチ
クルRとウエハWのX方向の位置ずれ量が常に一定の値
になるように、レチクルステージ6の駆動制御部28を
サーボ制御するとともに、ウエハステージ9は単に一定
速度で制御するというものである。もちろん、レチクル
ステージ6を定速制御とし、ウエハステージ9をトラッ
キング制御としてもよい。
【0036】すなわち本実施例では、走査露光中に連続
して信号SR、SWが出力されること、換言するとレチ
クルRとウエハWとの相対位置ずれ量の変化が遂次検出
されることに着目して、レチクルとウエハのいずれか一
方は定速度で走査し、他方はその走査移動に追従するよ
うに制御する。
して信号SR、SWが出力されること、換言するとレチ
クルRとウエハWとの相対位置ずれ量の変化が遂次検出
されることに着目して、レチクルとウエハのいずれか一
方は定速度で走査し、他方はその走査移動に追従するよ
うに制御する。
【0037】なお、図2において基準検出系26は2本
のビームBL1 、BL2 のビート周波数Δfを検出する
もので、この検出信号は、周波数Δfの正弦波状の基準
信号SFとして位相差計測部27に入力され、位相差計
測部27は、基準信号SFと検出信号SRとの位相差か
らレチクルRの初期位置のずれを求めたり、基準信号S
Fと検出信号SWとの位相差からウエハWの初期位置の
ずれを求めたりすることができる。さらに位相差計測部
27には周波数変化を検出する回路が組み込まれてお
り、基準信号SFに対する検出信号SR、またはSWの
周波数変化を定量化することによって、レチクルステー
ジ6、またはウエハステージ9の速度変化を格子マーク
の移動から直接検出することが可能となっている。
のビームBL1 、BL2 のビート周波数Δfを検出する
もので、この検出信号は、周波数Δfの正弦波状の基準
信号SFとして位相差計測部27に入力され、位相差計
測部27は、基準信号SFと検出信号SRとの位相差か
らレチクルRの初期位置のずれを求めたり、基準信号S
Fと検出信号SWとの位相差からウエハWの初期位置の
ずれを求めたりすることができる。さらに位相差計測部
27には周波数変化を検出する回路が組み込まれてお
り、基準信号SFに対する検出信号SR、またはSWの
周波数変化を定量化することによって、レチクルステー
ジ6、またはウエハステージ9の速度変化を格子マーク
の移動から直接検出することが可能となっている。
【0038】(レチクルとウエハの相対回転誤差)本実
施例では図3に示すように、2組のアライメント系(光
軸AXaとAXb)が、パターン領域PAの両脇の格子
マークRMa、RMb、およびショット領域SAの両脇
の格子マークWMa、WMbを検出しているため、光軸
AXaを有するアライメント系のユニット(以後、アラ
イメントユニットXAとする)から得られる位置ずれ量
ΔXaと、光軸AXbを有するアライメント系のユニッ
ト(以後、アライメントユニットXBとする)から得ら
れる位置ずれ量ΔXbとの差を、例えばハードウェアに
よるデジタル減算回路で遂次算出するようにすれば、レ
チクルRとウエハW(1つのショット領域SA)との相
対回転誤差の変化が走査露光中にただちに求まる。
施例では図3に示すように、2組のアライメント系(光
軸AXaとAXb)が、パターン領域PAの両脇の格子
マークRMa、RMb、およびショット領域SAの両脇
の格子マークWMa、WMbを検出しているため、光軸
AXaを有するアライメント系のユニット(以後、アラ
イメントユニットXAとする)から得られる位置ずれ量
ΔXaと、光軸AXbを有するアライメント系のユニッ
ト(以後、アライメントユニットXBとする)から得ら
れる位置ずれ量ΔXbとの差を、例えばハードウェアに
よるデジタル減算回路で遂次算出するようにすれば、レ
チクルRとウエハW(1つのショット領域SA)との相
対回転誤差の変化が走査露光中にただちに求まる。
【0039】相対回転誤差も、パターン領域PAまたは
ショット領域SAのサイズや、最小線幅の値によって、
ある許容量が定められ、許容量を越える回転誤差が生じ
得るときは、レチクルステージ6を微小回転させるΔθ
機構にフィードバックして、走査露光中にリアルタイム
に回転誤差を補正していくことが望しい。この場合、Δ
θ機構の回転中心は、レチクルR上に投影されたブライ
ンド1のスリット開口像の中心と一致していることが好
ましい。
ショット領域SAのサイズや、最小線幅の値によって、
ある許容量が定められ、許容量を越える回転誤差が生じ
得るときは、レチクルステージ6を微小回転させるΔθ
機構にフィードバックして、走査露光中にリアルタイム
に回転誤差を補正していくことが望しい。この場合、Δ
θ機構の回転中心は、レチクルR上に投影されたブライ
ンド1のスリット開口像の中心と一致していることが好
ましい。
【0040】ここで、図2に示した装置中の送光光学系
22と光電検出ユニット25の具体的な一例を、図5を
参照して説明する。図5において、2本の送光ビームB
L1、BL2 は照明視野絞り40上で交差するととも
に、所定の大きさの照明領域に制限される。制限された
2本の送光ビームはレンズ系41、偏光ビームスプリッ
タ42、および1/4波長板43を介して対物レンズ2
3に入射する。この図5から明らかなように、絞り40
とレチクルRの格子マークRMaとは、レンズ系41と
対物レンズ23との合成系に関して互いに共役に配置さ
れる。そして2本の送光ビームBL1 、BL2 は、レン
ズ系41と対物レンズ23との間のフーリエ空間中のフ
ーリエ変換面(投影レンズPLの瞳EPと共役な面)で
それぞれビームウェストとなって収れんするとともに、
送光ビームBL1 、BL2 の各主光線はフーリエ空間内
で光軸AXaと平行に、かつ対称になる。
22と光電検出ユニット25の具体的な一例を、図5を
参照して説明する。図5において、2本の送光ビームB
L1、BL2 は照明視野絞り40上で交差するととも
に、所定の大きさの照明領域に制限される。制限された
2本の送光ビームはレンズ系41、偏光ビームスプリッ
タ42、および1/4波長板43を介して対物レンズ2
3に入射する。この図5から明らかなように、絞り40
とレチクルRの格子マークRMaとは、レンズ系41と
対物レンズ23との合成系に関して互いに共役に配置さ
れる。そして2本の送光ビームBL1 、BL2 は、レン
ズ系41と対物レンズ23との間のフーリエ空間中のフ
ーリエ変換面(投影レンズPLの瞳EPと共役な面)で
それぞれビームウェストとなって収れんするとともに、
送光ビームBL1 、BL2 の各主光線はフーリエ空間内
で光軸AXaと平行に、かつ対称になる。
【0041】2本の送光ビームBL1 、BL2 は偏光ビ
ームスプリッタ42をほぼ100%透過した後、1/4
波長板43で同一方向に回転する円偏光に変換され、対
物レンズ23を介して再び平行な2本のビームとなって
マークRMaの位置で交差する。マークRMaの配置に
ついては図4に示したが、実際にはウエハ側のマークW
Maに対して非計測方向(格子ピッチ方向と直交する方
向)に横ずれした関係にしておく。
ームスプリッタ42をほぼ100%透過した後、1/4
波長板43で同一方向に回転する円偏光に変換され、対
物レンズ23を介して再び平行な2本のビームとなって
マークRMaの位置で交差する。マークRMaの配置に
ついては図4に示したが、実際にはウエハ側のマークW
Maに対して非計測方向(格子ピッチ方向と直交する方
向)に横ずれした関係にしておく。
【0042】図6はレチクルR側でみた格子マークRM
a、WMaの関係を示し、矩形の領域ALxは絞り40
の開口像である。ここで格子マークRMa、WMaはラ
イン・アンド・スペースが1:1(デューティ50%)
であり、投影レンズPLの倍率を1/Mとすると、マー
クRMaのレチクルR上でのピッチGPrと、マークW
MaのウエハW上でのピッチGPwとは、GPr=M・
GPwの関係に定められる。スキャン露光時には、領域
ALxに対してマークRMa、WMaがレチクル面上で
同一方向(図6では+X方向)に同一速度vで移動す
る。図6に示すように格子マークRMaとWMaは、非
計測方向(ここではY方向)にアライメントが達成され
ているときに、一定の間隔DSを保つように予め横ずれ
して配置される。この間隔DSはY方向のアライメント
精度に依存して決められる。
a、WMaの関係を示し、矩形の領域ALxは絞り40
の開口像である。ここで格子マークRMa、WMaはラ
イン・アンド・スペースが1:1(デューティ50%)
であり、投影レンズPLの倍率を1/Mとすると、マー
クRMaのレチクルR上でのピッチGPrと、マークW
MaのウエハW上でのピッチGPwとは、GPr=M・
GPwの関係に定められる。スキャン露光時には、領域
ALxに対してマークRMa、WMaがレチクル面上で
同一方向(図6では+X方向)に同一速度vで移動す
る。図6に示すように格子マークRMaとWMaは、非
計測方向(ここではY方向)にアライメントが達成され
ているときに、一定の間隔DSを保つように予め横ずれ
して配置される。この間隔DSはY方向のアライメント
精度に依存して決められる。
【0043】図7は格子マークRMa、またはWMaが
ピッチ方向に速度+v、または−vで移動したときの様
子を示し、各格子マーク上に作られる干渉縞IFは速度
+Vfで流れているものとする。図7のように、格子マ
ークが速度+vで移動するときは、干渉縞IFの流れる
方向と一致しているため、格子マークから垂直に発生す
る±1次回折光の干渉光BTのビート周波数は2つのビ
ームBL1,BL2の周波数差Δfよりも低くなり、格子
マークが速度−vで移動するときは干渉縞IFの流れる
方向と逆方向になるため、ビート周波数はΔfよりも高
くなる。本例では、格子マークの移動方向にかかわら
ず、検出信号の周波数がΔfよりも常に高くなるよう
に、格子マークの移動方向に応じてビームBL1,BL2
の周波数を切換えている。
ピッチ方向に速度+v、または−vで移動したときの様
子を示し、各格子マーク上に作られる干渉縞IFは速度
+Vfで流れているものとする。図7のように、格子マ
ークが速度+vで移動するときは、干渉縞IFの流れる
方向と一致しているため、格子マークから垂直に発生す
る±1次回折光の干渉光BTのビート周波数は2つのビ
ームBL1,BL2の周波数差Δfよりも低くなり、格子
マークが速度−vで移動するときは干渉縞IFの流れる
方向と逆方向になるため、ビート周波数はΔfよりも高
くなる。本例では、格子マークの移動方向にかかわら
ず、検出信号の周波数がΔfよりも常に高くなるよう
に、格子マークの移動方向に応じてビームBL1,BL2
の周波数を切換えている。
【0044】ここで格子マークRMaについて考えてみ
ると、2つの送光ビームBL1 、BL2 の入射角θを光
軸AXaに関して対称に定めるとして次式の関係に設定
する。 sin θ=λ/GPr こうすると、格子マークRMaからの±1次回折光は垂
直方向に発生する。またこの条件のもとで、干渉縞IF
のピッチPifは、Pif=1/2・GPrの関係になる。
ると、2つの送光ビームBL1 、BL2 の入射角θを光
軸AXaに関して対称に定めるとして次式の関係に設定
する。 sin θ=λ/GPr こうすると、格子マークRMaからの±1次回折光は垂
直方向に発生する。またこの条件のもとで、干渉縞IF
のピッチPifは、Pif=1/2・GPrの関係になる。
【0045】このことから、送光ビームBL1 、BL2
の周波数差Δf(kHz)と格子マークの速度v(mm/
s)との関係およびドップラー効果により、干渉光BT
の明暗変化の周波数fs (kHz)は、先に説明した通
り、fs =Δf+2v/GPrになる。
の周波数差Δf(kHz)と格子マークの速度v(mm/
s)との関係およびドップラー効果により、干渉光BT
の明暗変化の周波数fs (kHz)は、先に説明した通
り、fs =Δf+2v/GPrになる。
【0046】図5に示すようにレチクルの格子マークR
Maからの干渉光BTrと、ウエハの格子マークWMa
からの干渉光BTwとは、対物レンズ23、1/4波長
板43、偏光ビームスプリッタ42を介して光軸AXa
上を戻り、レンズ系44に入射する。このレンズ系44
は逆フーリエ変換レンズとして作用し、格子マークRM
a、またはWMaと共役な面が作られる。レンズ系44
からの干渉光BTr、BTwはハーフミラー45で2つ
に分割され、遮光板46R、46Wに達する。この遮光
板46Rは、格子マークRMaと共役な位置に配置さ
れ、マークRMaからの干渉光BTrのみを通して、他
の干渉光BTwを遮光するような配置の開口APRを有
する。同様に、遮光板46Wは格子マークWMaと共役
な位置に配置され、マークWMaからの干渉光BTwの
みを通して、他の干渉光BTrを遮光するような配置の
開口APWを有する。
Maからの干渉光BTrと、ウエハの格子マークWMa
からの干渉光BTwとは、対物レンズ23、1/4波長
板43、偏光ビームスプリッタ42を介して光軸AXa
上を戻り、レンズ系44に入射する。このレンズ系44
は逆フーリエ変換レンズとして作用し、格子マークRM
a、またはWMaと共役な面が作られる。レンズ系44
からの干渉光BTr、BTwはハーフミラー45で2つ
に分割され、遮光板46R、46Wに達する。この遮光
板46Rは、格子マークRMaと共役な位置に配置さ
れ、マークRMaからの干渉光BTrのみを通して、他
の干渉光BTwを遮光するような配置の開口APRを有
する。同様に、遮光板46Wは格子マークWMaと共役
な位置に配置され、マークWMaからの干渉光BTwの
みを通して、他の干渉光BTrを遮光するような配置の
開口APWを有する。
【0047】光電センサー(フェトダイオード、フォト
マル等)47Rは開口APRからの干渉光BTrを受光
して信号SRを出力し、光電センサー47Wは開口AP
Wからの干渉光BTwを受光して信号SWを出力する。
これら信号SR、SWの処理については図2で説明した
通りである。
マル等)47Rは開口APRからの干渉光BTrを受光
して信号SRを出力し、光電センサー47Wは開口AP
Wからの干渉光BTwを受光して信号SWを出力する。
これら信号SR、SWの処理については図2で説明した
通りである。
【0048】以上、本実施例ではウエハステージ9を走
査露光中に定速制御するようにしたが、これは走査速度
の変動がショット領域SA内の露光量むらとなるからで
ある。またブラインド1は必ずしも、スリット開口に限
られず、投影レンズPLの円形のイメージフィールド内
に内包される正六角形、矩形、ひし形、または円弧状等
の開口であってもよい。
査露光中に定速制御するようにしたが、これは走査速度
の変動がショット領域SA内の露光量むらとなるからで
ある。またブラインド1は必ずしも、スリット開口に限
られず、投影レンズPLの円形のイメージフィールド内
に内包される正六角形、矩形、ひし形、または円弧状等
の開口であってもよい。
【0049】正六角形の開口を有するブラインドを用い
たステップ&スキャン方式の装置は、特開平2−229
423号公報に開示されており、そこに開示された装置
に本実施例のアライメント制御方式を組み込んでもよ
い。
たステップ&スキャン方式の装置は、特開平2−229
423号公報に開示されており、そこに開示された装置
に本実施例のアライメント制御方式を組み込んでもよ
い。
【0050】−第2の実施例− 次に本発明の第2の実施例について説明するが、ここで
は第1の実施例をそのまま使うとともに、さらに走査露
光中の2次元(X、Y方向)のアライメントを可能とす
るものである。
は第1の実施例をそのまま使うとともに、さらに走査露
光中の2次元(X、Y方向)のアライメントを可能とす
るものである。
【0051】走査露光をX方向とすると、それと直交す
るY方向についても同様の干渉縞アライメント法が利用
できるように、レチクルR上とウエハW上の格子マーク
の配置と構造を若干変更する。本実施例では、図2、図
5に示したTTR方式のアライメント系をX方向用とY
方向用とに2軸設けるようにし、レチクルとウエハの各
ストリートライン上にX方向用、Y方向用の格子マーク
を設ける。
るY方向についても同様の干渉縞アライメント法が利用
できるように、レチクルR上とウエハW上の格子マーク
の配置と構造を若干変更する。本実施例では、図2、図
5に示したTTR方式のアライメント系をX方向用とY
方向用とに2軸設けるようにし、レチクルとウエハの各
ストリートライン上にX方向用、Y方向用の格子マーク
を設ける。
【0052】図8は、レチクルR上の各マーク配置とア
ライメント系の対物レンズの配置を示し、レチクルRの
パターン領域PAの両脇でX方向、すなわち走査露光方
向に伸びるストリートライン領域内に、Y方向用の格子
マークRMYa、RMYbとX方向用の格子マークRM
Xa、RMXbとを設ける。これら格子マークは一例と
して図9に拡大して示すように配置され、Y方向用の格
子マークRMYaは数本のラインアンドスペースパター
ンをX方向に延設したもので、その隣りにX方向用の格
子マークRMXaが設けられる。このレチクルR上の格
子マークRMYaとRMXaの両側は透明部となってい
て、対応するウエハW上のY方向用の格子マークWMY
aとX方向用の格子マークWMXaとが位置する。
ライメント系の対物レンズの配置を示し、レチクルRの
パターン領域PAの両脇でX方向、すなわち走査露光方
向に伸びるストリートライン領域内に、Y方向用の格子
マークRMYa、RMYbとX方向用の格子マークRM
Xa、RMXbとを設ける。これら格子マークは一例と
して図9に拡大して示すように配置され、Y方向用の格
子マークRMYaは数本のラインアンドスペースパター
ンをX方向に延設したもので、その隣りにX方向用の格
子マークRMXaが設けられる。このレチクルR上の格
子マークRMYaとRMXaの両側は透明部となってい
て、対応するウエハW上のY方向用の格子マークWMY
aとX方向用の格子マークWMXaとが位置する。
【0053】本実施例では、これら格子マークのうちX
方向用の格子マークRMXa(WMXa)とRMXb
(WMXb)は、第1の実施例と同様にX方向用のアラ
イメント系の対物レンズ23Xa、23Xbを介して検
出され、Y方向用の格子マークRMYa(WMYa)と
マークRMYb(WMYb)は、Y方向用のアライメン
ト系の対物レンズ23Ya、23Ybを介して検出され
る。
方向用の格子マークRMXa(WMXa)とRMXb
(WMXb)は、第1の実施例と同様にX方向用のアラ
イメント系の対物レンズ23Xa、23Xbを介して検
出され、Y方向用の格子マークRMYa(WMYa)と
マークRMYb(WMYb)は、Y方向用のアライメン
ト系の対物レンズ23Ya、23Ybを介して検出され
る。
【0054】Y方向用のアライメント系は、基本的にX
方向用のアライメント系と同一の構成であり、異なる点
は2本のビームBL1 、BL2 のレチクルR(またはウ
エハW)に対する入射角がY−Z平面内で傾いているこ
とである。また、X方向用のアライメント系の内部の開
口絞り(46R、46W)はY方向用の格子マークRM
Ya、WMYa(RMYb、WMYb)からの干渉光を
も遮光するように設定され、Y方向用のアライメント系
の内部の開口絞りはX方向用の格子マークRMXa、W
MXa(RMXb、WMXb)からの干渉光をも遮光す
るように設定される。
方向用のアライメント系と同一の構成であり、異なる点
は2本のビームBL1 、BL2 のレチクルR(またはウ
エハW)に対する入射角がY−Z平面内で傾いているこ
とである。また、X方向用のアライメント系の内部の開
口絞り(46R、46W)はY方向用の格子マークRM
Ya、WMYa(RMYb、WMYb)からの干渉光を
も遮光するように設定され、Y方向用のアライメント系
の内部の開口絞りはX方向用の格子マークRMXa、W
MXa(RMXb、WMXb)からの干渉光をも遮光す
るように設定される。
【0055】ここでレチクルRとウエハWが相対的にX
方向に走査されると、レチクルR上のY方向用の格子マ
ークRMYaからの干渉光(ビート光)と、ウエハW上
のY方向用の格子マークWMYaからの干渉光(ビート
光)とを光電検出して得られる2つの信号の周波数は、
レチクルR、ウエハWのX方向の走査速度とは無関係
に、ほぼ一定(Δf)となる。ただし、Y方向のアライ
メント誤差量が時間的に急峻に変化するときは、それに
応じて進行の周波数も変化し得るが、この変化はほとん
ど無視し得る程度のもので、ほとんどの場合、Y方向の
アライメント誤差量は、2つの信号の位相差を検出する
だけでよい。このY方向の場合についても、アライメン
ト誤差量は遂次出力されるから、その誤差量が常に一定
値になるように、レチクルステージ6、またはウエハス
テージ9をY方向に微動させる。あるいは、走査露光中
に、Y方向のアライメント誤差信号に基づいて、レチク
ルステージ6、またはウエハステージ9のY方向用の駆
動系をサーボ(フィードバック)制御するようにしても
よい。
方向に走査されると、レチクルR上のY方向用の格子マ
ークRMYaからの干渉光(ビート光)と、ウエハW上
のY方向用の格子マークWMYaからの干渉光(ビート
光)とを光電検出して得られる2つの信号の周波数は、
レチクルR、ウエハWのX方向の走査速度とは無関係
に、ほぼ一定(Δf)となる。ただし、Y方向のアライ
メント誤差量が時間的に急峻に変化するときは、それに
応じて進行の周波数も変化し得るが、この変化はほとん
ど無視し得る程度のもので、ほとんどの場合、Y方向の
アライメント誤差量は、2つの信号の位相差を検出する
だけでよい。このY方向の場合についても、アライメン
ト誤差量は遂次出力されるから、その誤差量が常に一定
値になるように、レチクルステージ6、またはウエハス
テージ9をY方向に微動させる。あるいは、走査露光中
に、Y方向のアライメント誤差信号に基づいて、レチク
ルステージ6、またはウエハステージ9のY方向用の駆
動系をサーボ(フィードバック)制御するようにしても
よい。
【0056】本実施例では、走査露光方向にX方向用と
Y方向用の各アライメント系を並置したが、単一の対物
レンズを介してX方向とY方向のアライメントが可能な
ように、4本のビームを同時に入射するようにしてもよ
い。
Y方向用の各アライメント系を並置したが、単一の対物
レンズを介してX方向とY方向のアライメントが可能な
ように、4本のビームを同時に入射するようにしてもよ
い。
【0057】ところで、図2に示した装置では図示を省
略したが、レチクルRの上方には、露光光と同一波長の
照明光のもとでレチクルR上の格子マークとウエハステ
ージ9上の基準マークとを観察するTTR方式のアライ
メント系が設けられている。これは、図2、図5に示し
たアライメント系が露光光と異なる波長のビームBL1
、BL2 を使ったときのベースライン管理のために必
要となる。
略したが、レチクルRの上方には、露光光と同一波長の
照明光のもとでレチクルR上の格子マークとウエハステ
ージ9上の基準マークとを観察するTTR方式のアライ
メント系が設けられている。これは、図2、図5に示し
たアライメント系が露光光と異なる波長のビームBL1
、BL2 を使ったときのベースライン管理のために必
要となる。
【0058】このような、露光光と同一波長を使うTT
Rアライメント系は、例えば図10のように配置され
る。図10において、対物レンズ23、ミラー24は図
2中のものと同一のものであり、これらの他に光ファイ
バー62、ビームスプリッタ61、対物レンズ60、お
よび撮像素子63等から成るTTRアライメント系が設
けられ、ウエハステージ9上には基準マーク板FMが固
定される。光ファイバー62は露光光と同一波長の照明
光を射出し、ビームスプリッタ61で反射した照明光は
対物レンズ60を介してレチクルR上の格子マークを照
明する。レチクルRを透過した照明光は、投影レンズP
Lを介して基準マーク板FM上の格子マークを照射す
る。この基準マーク板FM上には、図10に示すように
対物レンズ23を介して同時に検出可能な位置に格子マ
ークが設けられている。
Rアライメント系は、例えば図10のように配置され
る。図10において、対物レンズ23、ミラー24は図
2中のものと同一のものであり、これらの他に光ファイ
バー62、ビームスプリッタ61、対物レンズ60、お
よび撮像素子63等から成るTTRアライメント系が設
けられ、ウエハステージ9上には基準マーク板FMが固
定される。光ファイバー62は露光光と同一波長の照明
光を射出し、ビームスプリッタ61で反射した照明光は
対物レンズ60を介してレチクルR上の格子マークを照
明する。レチクルRを透過した照明光は、投影レンズP
Lを介して基準マーク板FM上の格子マークを照射す
る。この基準マーク板FM上には、図10に示すように
対物レンズ23を介して同時に検出可能な位置に格子マ
ークが設けられている。
【0059】撮像素子63は、レチクルRの格子マーク
と基準マーク板FMの格子マークとの各像を撮像して、
両マークの位置ずれ量(ΔXe、ΔYe)を求めるため
に使われる。このとき同時に対物レンズ23を介して干
渉縞方式のアライメント系を作動させて、レチクルRの
格子マークと基準マーク板FMの格子マークとの相対位
置ずれ量(ΔXa、ΔYa)を求める。これによって、
ベースライン量は(ΔXa−ΔXe、ΔYa−ΔYe)
としてもとめられる。
と基準マーク板FMの格子マークとの各像を撮像して、
両マークの位置ずれ量(ΔXe、ΔYe)を求めるため
に使われる。このとき同時に対物レンズ23を介して干
渉縞方式のアライメント系を作動させて、レチクルRの
格子マークと基準マーク板FMの格子マークとの相対位
置ずれ量(ΔXa、ΔYa)を求める。これによって、
ベースライン量は(ΔXa−ΔXe、ΔYa−ΔYe)
としてもとめられる。
【0060】ただし、この場合、ウエハステージ9(基
準マーク板FM)を静止させておく必要があるので、一
般的にはレーザ干渉計11の計測値が一定値になるよう
に、ウエハステージ9をフィードバック制御しておく。
ところが、レーザ干渉計11のレーザ光路は、大気中に
開放された状態にあるので、わずかな空気ゆらぎによっ
て計測値が微妙に変動する。このため、上記のようなベ
ースライン計測にあたって、レーザ干渉計11の計測値
でウエハステージ9を静止させようとしても、空気ゆら
ぎによるドリフトが生じることになる。
準マーク板FM)を静止させておく必要があるので、一
般的にはレーザ干渉計11の計測値が一定値になるよう
に、ウエハステージ9をフィードバック制御しておく。
ところが、レーザ干渉計11のレーザ光路は、大気中に
開放された状態にあるので、わずかな空気ゆらぎによっ
て計測値が微妙に変動する。このため、上記のようなベ
ースライン計測にあたって、レーザ干渉計11の計測値
でウエハステージ9を静止させようとしても、空気ゆら
ぎによるドリフトが生じることになる。
【0061】ところが、図2、図5に示した干渉縞方式
のアライメント系はレチクルRと投影レンズPLの間、
および投影レンズPLとウエハWの間では空気中に露出
しているビーム部分がわずかであることから、たとえ空
気ゆらぎが生じても、それによる計測誤差はほとんど無
視できる。そこで、干渉縞方式のアライメント系を使っ
て、レチクルRと基準マーク板FMとをアライメントす
るように、レチクルステージ6、またはウエハステージ
9をフィードバック制御する。これによってレチクルR
と基準マーク板FMとの相対的な位置ずれは、別波長の
アライメント系(対物レンズ23)のもとでほぼ零に追
い込まれる。そして、その状態で撮像素子63を使って
レチクルRの格子マークと基準マーク板FMの格子マー
クとの位置ずれ量を求める。これによって求められたず
れ量がベースライン量(ΔXB、ΔYB)となる。この
ベースライン量(ΔXB、ΔYB)は、投影レンズPL
の色収差によって生じる固有値であって、レチクルR上
の格子マークの検出位置(投影レンズの像高点)が変わ
るたびにチェックされる。
のアライメント系はレチクルRと投影レンズPLの間、
および投影レンズPLとウエハWの間では空気中に露出
しているビーム部分がわずかであることから、たとえ空
気ゆらぎが生じても、それによる計測誤差はほとんど無
視できる。そこで、干渉縞方式のアライメント系を使っ
て、レチクルRと基準マーク板FMとをアライメントす
るように、レチクルステージ6、またはウエハステージ
9をフィードバック制御する。これによってレチクルR
と基準マーク板FMとの相対的な位置ずれは、別波長の
アライメント系(対物レンズ23)のもとでほぼ零に追
い込まれる。そして、その状態で撮像素子63を使って
レチクルRの格子マークと基準マーク板FMの格子マー
クとの位置ずれ量を求める。これによって求められたず
れ量がベースライン量(ΔXB、ΔYB)となる。この
ベースライン量(ΔXB、ΔYB)は、投影レンズPL
の色収差によって生じる固有値であって、レチクルR上
の格子マークの検出位置(投影レンズの像高点)が変わ
るたびにチェックされる。
【0062】このベースライン量(ΔXB、ΔYB)は
対物レンズ23を介して検出されるレチクルRとウエハ
Wとの相対位置ずれ量にオフセットとして加えられ、真
の重ね合わせ位置への補正として使われる。なお、対物
レンズ60を介して観察する位置は、レチクルR上の露
光用照明光の照射領域(スリット状)からはずれた位置
になるため、厳密に言えば、そのずれによって固有の誤
差が生じ得る。その誤差とは、主に投影レンズPLの露
光波長に起因して生じるディストーションによるもので
ある。しかしながら、投影レンズPLの投影視野内の各
点におけるディストーション量は、予め求めておくこと
ができるため、対物レンズ60の観察位置でのディスト
ーション量を装置固有のオフセット量として記憶してお
き、ベースライン計測値を、さらに補正するようにして
おくとよい。
対物レンズ23を介して検出されるレチクルRとウエハ
Wとの相対位置ずれ量にオフセットとして加えられ、真
の重ね合わせ位置への補正として使われる。なお、対物
レンズ60を介して観察する位置は、レチクルR上の露
光用照明光の照射領域(スリット状)からはずれた位置
になるため、厳密に言えば、そのずれによって固有の誤
差が生じ得る。その誤差とは、主に投影レンズPLの露
光波長に起因して生じるディストーションによるもので
ある。しかしながら、投影レンズPLの投影視野内の各
点におけるディストーション量は、予め求めておくこと
ができるため、対物レンズ60の観察位置でのディスト
ーション量を装置固有のオフセット量として記憶してお
き、ベースライン計測値を、さらに補正するようにして
おくとよい。
【0063】−第3の実施例− 図11は本発明の第3の実施例による格子マーク配置を
示し、特にウエハWのストリートライン内に形成する格
子マークを2次元格子にすることで省スペース化をはか
るものである。図11において、レチクルR上にはY方
向用の格子マークRMYaとX方向用の格子マークRM
XaとがY方向に一定の間隔をあけて設けられ、この間
隔部分(透明部分)にはウエハW上の2次元格子WMx
yが位置するように設定される。2次元格子WMxyは
微小な矩形ドットパターンをX方向とY方向の両方に所
定のピッチで配列したものである。実際のアライメント
時には、図8に示したようにX方向用のアライメント系
とY方向用のアライメント系とで位置を分離しておく方
がよい。
示し、特にウエハWのストリートライン内に形成する格
子マークを2次元格子にすることで省スペース化をはか
るものである。図11において、レチクルR上にはY方
向用の格子マークRMYaとX方向用の格子マークRM
XaとがY方向に一定の間隔をあけて設けられ、この間
隔部分(透明部分)にはウエハW上の2次元格子WMx
yが位置するように設定される。2次元格子WMxyは
微小な矩形ドットパターンをX方向とY方向の両方に所
定のピッチで配列したものである。実際のアライメント
時には、図8に示したようにX方向用のアライメント系
とY方向用のアライメント系とで位置を分離しておく方
がよい。
【0064】ただし、X方向アライメント用の2本のビ
ームとY方向アライメント用の2本のビームとを互いに
相補的な偏光状態にしておけば、2次元格子WMxyか
ら垂直に発生する干渉光を偏光特性で分離することがで
きるので、同一の対物レンズ23を介して4本のビーム
(X方向用の2本とY方向用の2本)を同時に格子マー
クへ照射することも可能である。
ームとY方向アライメント用の2本のビームとを互いに
相補的な偏光状態にしておけば、2次元格子WMxyか
ら垂直に発生する干渉光を偏光特性で分離することがで
きるので、同一の対物レンズ23を介して4本のビーム
(X方向用の2本とY方向用の2本)を同時に格子マー
クへ照射することも可能である。
【0065】このように、2次元格子WMxyをウエハ
上のショット領域に沿った走査方向全体に設けること
で、かなりの省スペース化がはかれるとともに、走査露
光中の2次元のアライメント補正が可能になる。ちなみ
にウエハ上の一般的なストリートライン領域は幅(図1
1のY方向の寸法)が70μm程度確保されている。2
次元格子WMxyの矩形ドットの寸法を4μm角(すな
わちピッチ8μm)とすると、Y方向には8個の矩形ド
ットが形成でき、これは実用上、ほぼ十分な計測精度が
期待できる。また図11中のレチクル側の格子マークR
MYa、RMXaもウエハ側と同様の2次元格子にする
ことも可能である。
上のショット領域に沿った走査方向全体に設けること
で、かなりの省スペース化がはかれるとともに、走査露
光中の2次元のアライメント補正が可能になる。ちなみ
にウエハ上の一般的なストリートライン領域は幅(図1
1のY方向の寸法)が70μm程度確保されている。2
次元格子WMxyの矩形ドットの寸法を4μm角(すな
わちピッチ8μm)とすると、Y方向には8個の矩形ド
ットが形成でき、これは実用上、ほぼ十分な計測精度が
期待できる。また図11中のレチクル側の格子マークR
MYa、RMXaもウエハ側と同様の2次元格子にする
ことも可能である。
【0066】−第4の実施例− 図12は、本発明の第4の実施例による格子マーク配置
を示し、レチクルRのパターン領域PAの外側の走査露
光方向に延びたストリートライン領域内に1次元、また
は2次元の格子マークRML1 〜RML4 、RMR1 〜
RMR3 をX方向に飛び飛びに設ける。ウエハW上にも
それらと対応した位置に1次元、または2次元の格子マ
ークをX方向に飛び飛びに設ける。
を示し、レチクルRのパターン領域PAの外側の走査露
光方向に延びたストリートライン領域内に1次元、また
は2次元の格子マークRML1 〜RML4 、RMR1 〜
RMR3 をX方向に飛び飛びに設ける。ウエハW上にも
それらと対応した位置に1次元、または2次元の格子マ
ークをX方向に飛び飛びに設ける。
【0067】これらマークRML1 〜RML4 とマーク
RMR1〜RMR3 とは、互いに入れ子状態で配置さ
れ、アライメント系の2本の対物レンズ23R、23L
がY方向に離れて並んでいるものとすると、X方向の走
査露光のときに対物レンズ23R、23Lのいずれか一
方が常に格子マークからの干渉光を入射できるように設
定されている。例えば図12の位置からレチクルRが左
右に移動すると、対物レンズ23Lを介して格子マーク
RML1 と、これに対応したウエハ上の格子マークとが
アライメントされ、対物レンズ23Lからの2本(また
は4本)の送光ビームの照射領域が格子マークRML1
からはずれる直前に、格子マークRMR1が対物レンズ
23Rからの送光ビームの照射点に達する。従って次の
サイクルでは、格子マークRMR1と、これに対応した
ウエハ上の格子マークとが対物レンズ23Rを介してア
ライメントされる。以下同様にして、走査露光の信号に
伴って対物レンズ23R、23Lを交互に切り換えてア
ライメントしていく。本実施例では、格子マークRML
1 からRMR1 への切り換えの際、対物レンズ23Lを
介して得られる干渉ビート光と、対物レンズ23Rを介
して得られる干渉ビート光とが、時間的にわずかの間だ
け同時に存在するように各マークを配置してある。
RMR1〜RMR3 とは、互いに入れ子状態で配置さ
れ、アライメント系の2本の対物レンズ23R、23L
がY方向に離れて並んでいるものとすると、X方向の走
査露光のときに対物レンズ23R、23Lのいずれか一
方が常に格子マークからの干渉光を入射できるように設
定されている。例えば図12の位置からレチクルRが左
右に移動すると、対物レンズ23Lを介して格子マーク
RML1 と、これに対応したウエハ上の格子マークとが
アライメントされ、対物レンズ23Lからの2本(また
は4本)の送光ビームの照射領域が格子マークRML1
からはずれる直前に、格子マークRMR1が対物レンズ
23Rからの送光ビームの照射点に達する。従って次の
サイクルでは、格子マークRMR1と、これに対応した
ウエハ上の格子マークとが対物レンズ23Rを介してア
ライメントされる。以下同様にして、走査露光の信号に
伴って対物レンズ23R、23Lを交互に切り換えてア
ライメントしていく。本実施例では、格子マークRML
1 からRMR1 への切り換えの際、対物レンズ23Lを
介して得られる干渉ビート光と、対物レンズ23Rを介
して得られる干渉ビート光とが、時間的にわずかの間だ
け同時に存在するように各マークを配置してある。
【0068】この実施例のように格子マークを配置する
と、X方向に関する格子マークと格子マークとの間に他
のマーク、例えばウエハのグローバルアライメント(E
GA)用のマークを配置することができる。
と、X方向に関する格子マークと格子マークとの間に他
のマーク、例えばウエハのグローバルアライメント(E
GA)用のマークを配置することができる。
【0069】−第5の実施例− 図13は、本発明の第5の実施例による投影露光装置の
構成を示し、図2の構成と異なる点はレチクルR(およ
びウエハW)の走査方向に複数のアライメント系の対物
レンズ23A、23B、23C、23Dを並べたことに
ある。レチクルR、およびウエハW上の格子マークの配
置は、先の図4、図8、図11、図12のいずれの方法
でかまわない。
構成を示し、図2の構成と異なる点はレチクルR(およ
びウエハW)の走査方向に複数のアライメント系の対物
レンズ23A、23B、23C、23Dを並べたことに
ある。レチクルR、およびウエハW上の格子マークの配
置は、先の図4、図8、図11、図12のいずれの方法
でかまわない。
【0070】この図13の場合、4つの対物レンズ23
A〜23Dはそれぞれ格子マーク上の異なる位置で発生
する干渉ビート光を入射して、レチクルRとウエハWの
走査移動中のアライメントを行なうが、走査位置によっ
ては、両脇の対物レンズ23A、23Dのいずれか一方
のみしか使えないこともある。そこで1つのアライメン
トシーケンスとして、例えばレチクルRが図13中の左
側から右側へ走査される場合は、レチクルRの走査位置
に応じて対物レンズ23A、対物レンズ23B…の順で
使用するアライメント系の数や位置を変えることもでき
る。また、図13のように複数のアライメント系が同時
に使えるときは、図12に示した格子マークRML1 〜
RML4 と格子マークRMR1 〜RMR3 とを入れ子の
関係にしなくても、ほぼ連続的にアライメントのための
信号を得ることができる。
A〜23Dはそれぞれ格子マーク上の異なる位置で発生
する干渉ビート光を入射して、レチクルRとウエハWの
走査移動中のアライメントを行なうが、走査位置によっ
ては、両脇の対物レンズ23A、23Dのいずれか一方
のみしか使えないこともある。そこで1つのアライメン
トシーケンスとして、例えばレチクルRが図13中の左
側から右側へ走査される場合は、レチクルRの走査位置
に応じて対物レンズ23A、対物レンズ23B…の順で
使用するアライメント系の数や位置を変えることもでき
る。また、図13のように複数のアライメント系が同時
に使えるときは、図12に示した格子マークRML1 〜
RML4 と格子マークRMR1 〜RMR3 とを入れ子の
関係にしなくても、ほぼ連続的にアライメントのための
信号を得ることができる。
【0071】そのためには、例えは対物レンズ23A〜
23Dの走査方向(X方向)の間隔と、格子マークRM
L1 〜RML4 のX方向の間隔とを異ならせておけばよ
い。なお、本発明による走査露光中アライメント方式
は、従来のステップ&スキャン方式の露光装置にもその
まま応用できるものである。
23Dの走査方向(X方向)の間隔と、格子マークRM
L1 〜RML4 のX方向の間隔とを異ならせておけばよ
い。なお、本発明による走査露光中アライメント方式
は、従来のステップ&スキャン方式の露光装置にもその
まま応用できるものである。
【0072】図14は、本発明に係る走査露光装置が適
用される反射屈折式露光装置の概略全体構成図である。
図2と同様な箇所には同一の符号を付して相違点だけを
簡単に説明すると、71,73は反射ミラー、72はレ
チクルステージ6の位置を計測する干渉計、74はレン
ズ、75はビームスプリッタ、76は凹面鏡、77は屈
折レンズ計である。送光光学系22から射出されるアラ
イメント光は、ミラー71、対物レンズ23を介してレ
チクルRのレチクル格子RMa,RMbに入射するとと
もに、レチクルRの透光部からミラー73、レンズ7
4、ビームスプリッタ75、凹面鏡76、屈折レンズ系
77を介してウエハW上のウエハ格子WMa,WMb
(不図示)に入射する。各格子で得られる干渉光の処理
や干渉光形成などの方式は上述した投影式露光装置で説
明したものと同様である。
用される反射屈折式露光装置の概略全体構成図である。
図2と同様な箇所には同一の符号を付して相違点だけを
簡単に説明すると、71,73は反射ミラー、72はレ
チクルステージ6の位置を計測する干渉計、74はレン
ズ、75はビームスプリッタ、76は凹面鏡、77は屈
折レンズ計である。送光光学系22から射出されるアラ
イメント光は、ミラー71、対物レンズ23を介してレ
チクルRのレチクル格子RMa,RMbに入射するとと
もに、レチクルRの透光部からミラー73、レンズ7
4、ビームスプリッタ75、凹面鏡76、屈折レンズ系
77を介してウエハW上のウエハ格子WMa,WMb
(不図示)に入射する。各格子で得られる干渉光の処理
や干渉光形成などの方式は上述した投影式露光装置で説
明したものと同様である。
【0073】また、以上では露光装置の干渉縞アライメ
ント法について説明したが、回折格子に周波数差のある
光を照射して干渉光のビート波を形成し、このビート波
に基づいて、移動する物体の位置や速度を計測する装置
にも本発明を適用できる。
ント法について説明したが、回折格子に周波数差のある
光を照射して干渉光のビート波を形成し、このビート波
に基づいて、移動する物体の位置や速度を計測する装置
にも本発明を適用できる。
【0074】この場合、次の様な構成がとられる。第1
方向に沿って往復移動する物体上には、この第1方向に
沿って一定ピッチで配列された複数の格子要素からなる
回折格子が設けられ、この回折格子上の同一部分に2本
のコーヒレントなビームが第1方向に関して対称的に傾
けて同時に照射される。この回折格子から同一方向に生
じる2つの回折光によって形成される干渉光を光電検出
器で検出する。光電検出器で得られる交流信号に基づい
て、物体の移動量または移動位置が測定される。そし
て、回折格子を照射する2本のビームに所定の周波数差
を与える周波数変調手段と、物体の往復移動の方向性に
よって2本のビームの周波数差の極性を切換える切換え
手段とが設けられる。光電検出器で得られる交流信号の
周波数が、物体の往復移動の方向性にかかわらず、常に
2本のビームの周波数差以上になるように構成される。
方向に沿って往復移動する物体上には、この第1方向に
沿って一定ピッチで配列された複数の格子要素からなる
回折格子が設けられ、この回折格子上の同一部分に2本
のコーヒレントなビームが第1方向に関して対称的に傾
けて同時に照射される。この回折格子から同一方向に生
じる2つの回折光によって形成される干渉光を光電検出
器で検出する。光電検出器で得られる交流信号に基づい
て、物体の移動量または移動位置が測定される。そし
て、回折格子を照射する2本のビームに所定の周波数差
を与える周波数変調手段と、物体の往復移動の方向性に
よって2本のビームの周波数差の極性を切換える切換え
手段とが設けられる。光電検出器で得られる交流信号の
周波数が、物体の往復移動の方向性にかかわらず、常に
2本のビームの周波数差以上になるように構成される。
【0075】
【発明の効果】(1)本発明による走査露光装置によれ
ば、照明光に対してマスクと基板とをそれぞれ相対移動
し、前記マスクを介して前記照明光で前記基板を走査露
光する装置において、前記走査露光中、前記基板上の格
子マークにコヒーレントビームを照射するとともに、前
記格子マークから発生する2つの回折光を干渉させて受
光し、前記格子マークの位置情報に応じた検出信号を出
力するアライメント光学系と、前記基板の移動による前
記検出信号の変動を補償するように、前記基板の走査露
光条件に応じて前記アライメント光学系による前記格子
マークの検出条件を決定する制御手段とを備えたことに
より、基板の走査露光条件(例えば基板の走査方向(向
き)など)が変更されても、その変更された走査露光条
件に応じてアライメント光学系の検出条件を決定できる
ので、走査露光条件に関係なくアライメント光学系によ
って基板の位置情報を常に精度良く検出することが可能
となる。これにより、走査露光中であっても基板の位置
制御、即ちマスクとのアライメントを高精度に行うこと
ができる。 (2)本発明による物体測定装置によれば、所定方向に
沿って往復移動する物体上に形成され、前記所定方向に
配列される複数の格子要素からなる回折格子に、前記物
体の表面と直交する方向に関して対称的に傾いた2本の
コヒーレントなビームを照射するとともに、前記回折格
子から発生する2つの回折光を干渉させて受光し、前記
物体の移動量又は位置情報を測定する装置において、前
記2本のビームに所定の周波数差を与える周波数変調手
段と、前記所定方向に移動する前記物体の向きに応じ
て、前記2本のビームの周波数に関する設定条件を変更
する設定手段とを備えたことにより、移動物体の位置、
速度等を精度よく測定できる。 (3)なお、以上説明したように実施例の走査露光装置
によれば、走査露光装置に干渉縞アライメント法を適用
する時、マスク格子と基板格子にそれぞれ入射されるビ
ームの周波数差の極性を、マスクの走査方向に応じて切
換えるようにしたので、マスク格子に対応する第1光電
検出器からの第1交流信号と、基板格子に対応する第2
光電検出器からの第2交流信号の各周波数がマスクの走
査方向の正負によらず、常に2本のビームの周波数差以
上になり、走査速度やマスクの移動方向の制限がなくな
り、スループットが向上する。 (4)また、実施例の物体測定装置によれば、回折格子
に入射される2本のビームの周波数差の極性を物体の移
動方向に応じて切換えるようにしたので、光電検出器で
得られる各ビームに対応する周波数が、物体の移動方向
にかかわらず常に周波数差以上になり、物体の移動方向
にかかわりなく、精度よく物体の位置などを測定でき
る。
ば、照明光に対してマスクと基板とをそれぞれ相対移動
し、前記マスクを介して前記照明光で前記基板を走査露
光する装置において、前記走査露光中、前記基板上の格
子マークにコヒーレントビームを照射するとともに、前
記格子マークから発生する2つの回折光を干渉させて受
光し、前記格子マークの位置情報に応じた検出信号を出
力するアライメント光学系と、前記基板の移動による前
記検出信号の変動を補償するように、前記基板の走査露
光条件に応じて前記アライメント光学系による前記格子
マークの検出条件を決定する制御手段とを備えたことに
より、基板の走査露光条件(例えば基板の走査方向(向
き)など)が変更されても、その変更された走査露光条
件に応じてアライメント光学系の検出条件を決定できる
ので、走査露光条件に関係なくアライメント光学系によ
って基板の位置情報を常に精度良く検出することが可能
となる。これにより、走査露光中であっても基板の位置
制御、即ちマスクとのアライメントを高精度に行うこと
ができる。 (2)本発明による物体測定装置によれば、所定方向に
沿って往復移動する物体上に形成され、前記所定方向に
配列される複数の格子要素からなる回折格子に、前記物
体の表面と直交する方向に関して対称的に傾いた2本の
コヒーレントなビームを照射するとともに、前記回折格
子から発生する2つの回折光を干渉させて受光し、前記
物体の移動量又は位置情報を測定する装置において、前
記2本のビームに所定の周波数差を与える周波数変調手
段と、前記所定方向に移動する前記物体の向きに応じ
て、前記2本のビームの周波数に関する設定条件を変更
する設定手段とを備えたことにより、移動物体の位置、
速度等を精度よく測定できる。 (3)なお、以上説明したように実施例の走査露光装置
によれば、走査露光装置に干渉縞アライメント法を適用
する時、マスク格子と基板格子にそれぞれ入射されるビ
ームの周波数差の極性を、マスクの走査方向に応じて切
換えるようにしたので、マスク格子に対応する第1光電
検出器からの第1交流信号と、基板格子に対応する第2
光電検出器からの第2交流信号の各周波数がマスクの走
査方向の正負によらず、常に2本のビームの周波数差以
上になり、走査速度やマスクの移動方向の制限がなくな
り、スループットが向上する。 (4)また、実施例の物体測定装置によれば、回折格子
に入射される2本のビームの周波数差の極性を物体の移
動方向に応じて切換えるようにしたので、光電検出器で
得られる各ビームに対応する周波数が、物体の移動方向
にかかわらず常に周波数差以上になり、物体の移動方向
にかかわりなく、精度よく物体の位置などを測定でき
る。
【図1】実施例の原理図
【図2】本発明の実施例による投影式走査露光装置の構
成を示す図、
成を示す図、
【図3】図2の装置によるアライメント方式を説明する
斜視図、
斜視図、
【図4】2光束化周波数シフタ部の詳細を説明するブロ
ック図
ック図
【図5】図2の装置のアライメント系の構成を示す図、
【図6】図2の装置で使用されるレチクルとウエハの各
格子マークの配置を示す図、
格子マークの配置を示す図、
【図7】図5のアライメント系の動作原理を説明する
図、
図、
【図8】第2の実施例によるマーク配置を有するレチク
ルの平面図、
ルの平面図、
【図9】図8のマーク配置を部分的に拡大して示す平面
図、
図、
【図10】ベースライン計測の方式を説明するための
図、
図、
【図11】第3の実施例によるマーク配置を説明する
図、
図、
【図12】第4の実施例にるマーク配置を説明する図、
【図13】第5の実施例による装置構成を説明する図。
【図14】本発明が適用可能な反射屈折式露光装置の一
例を示す斜視図
例を示す斜視図
【図15】従来のステップ&スキャン露光装置における
アライメント方式を説明する斜視図
アライメント方式を説明する斜視図
【図16】図15のアライメント方式で得られるアライ
メント用の信号波形を示す波形図
メント用の信号波形を示す波形図
R レチクル、 RMa、RMb、RMXa、RMYa、RMXb、RM
Yb レチクル格子マーク、 WMa、WMb、WMYa、WMXa、WMxy ウエ
ハ格子マーク、 W ウエハ PL 投影光学系 1 レチクルブラインド 6 レチクルステージ 8 レチクルステージ駆動モータ 9 ウエハステージ 10 ウエハステージ駆動モータ 11 レーザ干渉計 12 ウエハステージ駆動制御部 20 レーザ光源 21 2光束化周波数シフタ部 22 送光光学系 23 アライメント用対物レンズ 25 光電検出ユニット 27 位置ずれ量検出部 32 切換駆動部 212,213 音響光学素子 215 周波数シンセサイザ 216,217 アパーチャ 220 切換器
Yb レチクル格子マーク、 WMa、WMb、WMYa、WMXa、WMxy ウエ
ハ格子マーク、 W ウエハ PL 投影光学系 1 レチクルブラインド 6 レチクルステージ 8 レチクルステージ駆動モータ 9 ウエハステージ 10 ウエハステージ駆動モータ 11 レーザ干渉計 12 ウエハステージ駆動制御部 20 レーザ光源 21 2光束化周波数シフタ部 22 送光光学系 23 アライメント用対物レンズ 25 光電検出ユニット 27 位置ずれ量検出部 32 切換駆動部 212,213 音響光学素子 215 周波数シンセサイザ 216,217 アパーチャ 220 切換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−41023(JP,A) 特開 平2−297921(JP,A) 特開 平3−29312(JP,A) 特開 平4−307720(JP,A) 特開 平2−227602(JP,A) 特開 昭61−215905(JP,A) 特開 昭62−58628(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027
Claims (19)
- 【請求項1】照明光に対してマスクと基板とをそれぞれ
相対移動し、前記マスクを介して前記照明光で前記基板
を走査露光する装置において、 前記走査露光中、前記基板上の格子マークにコヒーレン
トビームを照射するとともに、前記格子マークから発生
する2つの回折光を干渉させて受光し、前記格子マーク
の位置情報に応じた検出信号を出力するアライメント光
学系と、 前記基板の移動による前記検出信号の変動を補償するよ
うに、前記基板の走査露光条件に応じて前記アライメン
ト光学系による前記格子マークの検出条件を決定する制
御手段とを備えたことを特徴とする走査露光装置。 - 【請求項2】前記照明光が照射される前記マスク上のパ
ターンの一部を前記基板上に投影する投影光学系を更に
備え、前記アライメント光学系は、前記投影光学系を介
して前記基板上の格子マークを検出することを特徴とす
る請求項1に記載の走査露光装置。 - 【請求項3】前記アライメント光学系は、前記マスク上
の格子マークにコヒーレントビームを照射し、前記マス
ク上の格子マークと前記基板上の格子マークとをそれぞ
れ検出することを特徴とする請求項2に記載の走査露光
装置。 - 【請求項4】前記走査露光中、前記検出信号がほぼ連続
して得られるように、前記マスクの原画パターンの走査
露光範囲のほぼ全域に渡って前記格子マークを形成する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の
走査露光装置。 - 【請求項5】前記格子マークは、前記走査露光の方向に
沿って配列される複数の格子要素からなる第1格子を含
むことを特徴とする請求項4に記載の走査露光装置。 - 【請求項6】前記アライメント光学系は、前記格子マー
ク上に周波数が異なる2本のビームを照射し、前記制御
手段は、前記走査露光条件に応じて前記2本のビームの
周波数差を調整する周波数調整器を有することを特徴と
する請求項5に記載の走査露光装置。 - 【請求項7】前記走査露光条件は、前記走査露光の方向
を含み、前記周波数調整器は、前記方向の正負によら
ず、常に前記検出信号の周波数が前記2本のビームの周
波数差以上となるように、前記周波数差の極性を反転さ
せることを特徴とする請求項6に記載の走査露光装置。 - 【請求項8】前記格子マークは、前記走査露光の方向と
直交する方向に沿って配列される複数の格子要素からな
る第2格子を含むことを特徴とする請求項5に記載の走
査露光装置。 - 【請求項9】前記走査露光中、前記マスクと前記基板と
の相対位置ずれ量が所定値以下に維持されるように、前
記アライメント光学系から得られる検出信号に基づい
て、前記マスクと前記基板とを相対移動する駆動手段を
更に備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一
項に記載の走査露光装置。 - 【請求項10】前記走査露光中、前記マスクと前記基板
との相対回転誤差を検出する検出手段を更に備え、前記
駆動手段は、前記照明光の照射領域の中心を回転中心と
して前記マスクと前記感光基板とを相対回転させること
を特徴とする請求項9に記載の走査露光装置。 - 【請求項11】前記検出手段は、前記アライメント光学
系から得られる検出信号に基づいて前記相対回転誤差を
検出することを特徴とする請求項10に記載の走査露光
装置。 - 【請求項12】前記駆動手段は、前記マスクを保持する
マスクステージと、前記基板を保持する基板ステージと
を有し、前記走査露光中、前記マスクステージと前記基
板ステージとの一方を定速制御するとともに、前記検出
信号に基づいて前記マスクステージと前記基板ステージ
との他方をサーボ制御することを特徴とする請求項9〜
11のいずれか一項に記載の走査露光装置。 - 【請求項13】前記アライメント光学系によって検出さ
れる基準マーク板と、前記アライメント光学系とは別に
設けられ、前記マスク上のマークを検出するマーク検出
系とを更に備え、前記アライメント光学系及び前記マー
ク検出系による前記基準マーク板の検出によって前記ア
ライメント光学系のベースライン量を決定することを特
徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の走査露
光装置。 - 【請求項14】前記照明光が照射される前記マスク上の
パターンの一部を前記基板上に投影する投影光学系を更
に備え、前記投影光学系はテレセントリックな縮小系で
あることを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に
記載の走査露光装置。 - 【請求項15】前記マスクに前記照明光を照射するとと
もに、前記マスク上での前記照明光の照射領域を、前記
投影光学系の視野内でその光軸を含むように規定する照
明光学系を更に備えることを特徴とする請求項14に記
載の走査露光装置。 - 【請求項16】前記照明光学系は、前記照射領域を前記
走査露光の方向と直交する方向に延びる矩形状に規定す
る絞り部材を含むことを特徴とする請求項15に記載の
走査露光装置。 - 【請求項17】前記絞り部材は、前記照射領域の中心が
前記投影光学系の光軸とほぼ一致するように配置される
ことを特徴とする請求項16に記載の走査露光装置。 - 【請求項18】所定方向に沿って往復移動する物体上に
形成され、前記所定方向に配列される複数の格子要素か
らなる回折格子に、前記物体の表面と直交する方向に関
して対称的に傾いた2本のコヒーレントなビームを照射
するとともに、前記回折格子から発生する2つの回折光
を干渉させて受光し、前記物体の移動量又は位置情報を
測定する装置において、 前記2本のビームに所定の周波数差を与える周波数変調
手段と、 前記所定方向に移動する前記物体の向きに応じて、前記
2本のビームの周波数に関する設定条件を変更する設定
手段とを備えたことを特徴とする物体測定装置。 - 【請求項19】前記設定手段は、前記所定方向に移動す
る前記物体の向きによらず、前記2つの回折光を受光し
て得られる検出信号の周波数が常に前記2本のビームの
周波数差以上となるように、前記周波数差の極性を切り
換えることを特徴とする請求項18に記載の物体測定装
置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24505491A JP3149472B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 走査露光装置および物体の移動測定装置 |
| US08/481,215 US5506684A (en) | 1991-04-04 | 1995-06-07 | Projection scanning exposure apparatus with synchronous mask/wafer alignment system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24505491A JP3149472B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 走査露光装置および物体の移動測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0562871A JPH0562871A (ja) | 1993-03-12 |
| JP3149472B2 true JP3149472B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=17127899
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24505491A Expired - Fee Related JP3149472B2 (ja) | 1991-04-04 | 1991-08-30 | 走査露光装置および物体の移動測定装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3149472B2 (ja) |
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- 1991-08-30 JP JP24505491A patent/JP3149472B2/ja not_active Expired - Fee Related
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