JP3285105B2 - ステージ駆動方法、及び走査露光方法 - Google Patents

ステージ駆動方法、及び走査露光方法

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JP3285105B2
JP3285105B2 JP7604593A JP7604593A JP3285105B2 JP 3285105 B2 JP3285105 B2 JP 3285105B2 JP 7604593 A JP7604593 A JP 7604593A JP 7604593 A JP7604593 A JP 7604593A JP 3285105 B2 JP3285105 B2 JP 3285105B2
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    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70216Mask projection systems
    • G03F7/70358Scanning exposure, i.e. relative movement of patterned beam and workpiece during imaging

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  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばスリットスキャ
ン露光方式の投影露光装置でレチクル側のステージを走
査方向に駆動する場合に適用して好適なステージ駆動方
、及び走査露光方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子、液晶表示素子又は薄膜磁気
ヘッド等をフォトリソグラフィ工程で製造する際に、フ
ォトマスク又はレチクル(以下、「レチクル」と総称す
る)のパターンを感光材が塗布された基板(ウエハ、ガ
ラスプレート等)上に転写する投影露光装置が使用され
ている。従来の投影露光装置としては、ウエハの各ショ
ット領域を順次投影光学系の露光フィールド内に移動さ
せて、各ショット領域に順次レチクルのパターン像を露
光するというステップ・アンド・リピート方式の縮小投
影型露光装置(ステッパー)が多く使用されていた。
【0003】これに対して近年、半導体素子等において
はパターンが微細化しているため、投影光学系の解像力
を高めることが求められている。解像力を高めるための
手法には、露光光の波長の短波長化、又は投影光学系の
開口数の増大等の手法があるが、何れの手法を用いる場
合でも、従来例と同じ程度の露光フィールドを確保しよ
うとすると、露光フィールドの全面で結像性能(ディス
トーション、像面湾曲等)を所定の精度に維持すること
が困難になってきている。そこで現在見直されているの
が、所謂スリットスキャン露光方式の投影露光装置であ
る。
【0004】このスリットスキャン露光方式の投影露光
装置では、矩形状又は円弧状等の照明領域(以下、「ス
リット状の照明領域」という)に対してレチクル及びウ
エハを相対的に同期して走査しながら、そのレチクルの
パターンがウエハ上に露光される。従って、ステッパー
方式と同じ面積のパターンをウエハ上に露光するとすれ
ば、スリットスキャン露光方式では、ステッパー方式に
比べて投影光学系の露光フィールドを小さくすることが
でき、露光フィールド内での結像性能の精度が向上する
可能性がある。
【0005】また、従来のレチクルの大きさの主流は6
インチサイズであり、投影光学系の投影倍率の主流は1
/5倍であったが、半導体素子等の回路パターンの大面
積化により、倍率1/5倍のもとでのレチクルの大きさ
は6インチサイズでは間に合わなくなっている。そのた
め、投影光学系の投影倍率を例えば1/4倍に変更した
投影露光装置を設計する必要がある。そして、このよう
な被転写パターンの大面積化に応えるためにも、スリッ
トスキャン露光方式が有利である。
【0006】図10(a)は、本出願人の先願に係るス
リットスキャン露光方式の投影露光装置のレチクル側の
ステージを示し、この図10(a)において、レチクル
12はy方向に走査されると共に、x方向にも微動自在
なレチクル微小駆動ステージ11上に保持されている。
y方向が、スリットスキャン露光時のレチクルとウエハ
との相対的な走査方向である。また、レチクル微小駆動
ステージ11のy方向の端部にはコーナーキューブより
なる移動鏡21y1及び21y2が固定され、図示省略
された干渉計からのレーザービームLRy1及びLRy
2がそれぞれ移動鏡21y1及び21y2で反射された
後、固定鏡38及び39で反射されて入射方向に戻され
ている。それらレーザービームLRy1及びLRy2に
よる計測値を平均化することにより、レチクル微小駆動
ステージ11のy座標が求められ、それら計測値の差分
よりレチクル微小駆動ステージ11の回転角が求められ
る。
【0007】また、レチクル微小駆動ステージ11のx
方向の端部には、反射面がy方向にほぼ平行なx軸用の
移動鏡21xが固定されており、図示省略されたx軸用
の干渉計からのレーザービームLRxが移動鏡21xで
反射され、そのレーザービームLRxによりレチクル微
小駆動ステージ11のx方向の座標が計測されている。
仮に移動鏡21xの反射面がy軸に完全に平行な直線7
0に平行であるとすると、そのレーザービームLRxに
より計測されたx座標を一定値に維持した状態でレチク
ル微小駆動ステージ11をy方向に走査することによ
り、レチクル12のパターンが歪み無くウエハ上に露光
されるはずである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き本出願人の
先願に係る投影露光装置において、レチクル微小駆動ス
テージ11上に搭載された移動鏡21xの反射面に、図
10(a)の実線で示すようにx方向に最大でΔxの曲
がりが存在する場合、レチクル12の走査に伴い、干渉
計からのレーザービームLRxの反射面の位置を破線で
示す直線70の位置に維持するように制御される。従っ
て、レチクル微小駆動ステージ11は、移動鏡21xの
曲がりと逆の方向に曲がった軌跡に沿って駆動される。
その結果、図10(b)に示すように、ウエハの各ショ
ット領域78には、そのレチクル微小駆動ステージ11
の移動の軌跡の曲率に応じたショット内歪みを持つこと
になる。但し、図10(c)に示すように、そのショッ
ト内歪みは、ウエハ5の全てのショット領域79で共通
である。この場合、そのショット内歪みの特性が、露光
装置毎に異なると、ウエハ上の異なる層(レイア)間で
のマッチング誤差を引き起こす原因となる。
【0009】本発明は斯かる点に鑑み、スリットスキャ
ン露光方式において、レチクル(マスク)側のステージ
に設けられた移動鏡に曲がりが存在しても、ショット内
歪みが生じないような方法を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による第1のステ
ージ駆動方法は、所定の走査方向に伸びた案内部が形成
されたマスクガイド(9)と、マスクガイド(9)にそ
の走査方向に摺動自在に載置されたマスクステージ(1
0,11)と、このマスクステージに取り付けられたそ
の走査方向にほぼ平行な反射面を有する移動鏡(21
x)と、この移動鏡に計測用ビームを照射することによ
りマスクステージ(10,11)のその走査方向に垂直
な方向への座標を求める計測手段と、その走査方向とほ
ぼ平行な方向に移動自在な基板ステージ(2)とを有
し、照明光で所定形状の照明領域(32)を照明し、所
定形状の照明領域(32)に対してその走査方向にマス
クステージ(10,11)を介して転写用のパターンが
形成されたマスク(12)を走査し、マスク(12)の
走査と同期して所定形状の照明領域(32)に対して基
板ステージ(2)を介して基板(5)を走査することに
より、マスク(12)上のパターンを順次基板(5)上
に露光する露光装置の、マスクステージ(10,12)
の駆動方法であって、マスクステージ(10,11)上
に計測用マーク(28c)が形成されたマスクを載置す
る第1工程を有する。
【0011】更に、本発明は、所定形状の照明領域(3
2)に対して固定された基準位置と計測用マーク(28
c)との位置ずれ量を計測した状態で、マスクステージ
(10,11)をその走査方向に走査して、その計測手
段によりマスクステージ(10,11)のその走査方向
と直交する方向の座標を計測することにより、移動鏡
(21x)の曲がり量を求める第2工程とを有し、所定
形状の照明領域(32)に対してその走査方向にマスク
ステージ(10,11)を介して転写用のマスク(1
2)を走査する際に、その第2工程で求められた移動鏡
(21x)の曲がり量を補正するようにそのマスクステ
ージをその走査方向に垂直な方向に動かすものである。
【0012】この場合、その第2工程において、計測用
マーク(28c)を基準として移動鏡(21x)の曲が
り量を求めるようにしても良い。また、その第2工程に
おいて、計測用マーク(28c)をその基準位置に合わ
せた状態でマスクステージ(10,11)をその走査方
向に走査し、その計測手段により求めたマスクステージ
(10,11)のその走査方向と直交する方向の座標よ
り移動鏡(21x)の曲がり量を求めるようにしても良
い。
【0013】また、本発明による第2のステージ駆動方
法は、所定の走査方向に伸びた案内部が形成されたマス
クガイド(9)と、このマスクガイドにその走査方向に
摺動自在に載置されたマスクステージ(10,11)
と、このマスクステージに取り付けられたその走査方向
にほぼ平行な反射面を有する移動鏡(21x)と、この
移動鏡に計測用ビームを照射することによりマスクステ
ージ(10,11)のその走査方向に垂直な方向への座
標を求める計測手段と、その走査方向とほぼ平行な方向
に移動自在な基板ステージ(2)とを有し、照明光で所
定形状の照明領域(32)を照明し、所定形状の照明領
域(32)に対してその走査方向にマスクステージ(1
0,11)を介して転写用のパターンが形成されたマス
ク(12)を走査し、マスク(12)の走査と同期して
所定形状の照明領域(32)に対して基板ステージ
(2)を介して基板(5)を走査することにより、マス
ク(12)上のパターンを順次基板(5)上に露光する
露光装置の、マスクステージ(10,11)の駆動方法
であって、マスクガイド(9)を基準としてマスクステ
ージ(10,11)をその走査方向に走査して、その計
測手段によりマスクステージ(10,11)のその走査
方向と直交する方向の座標を計測することにより、移動
鏡(21x)の曲がり量を求め、所定形状の照明領域
(32)に対してその走査方向にマスクステージ(1
0,11)を介して転写用のマスク(12)を走査する
際に、移動鏡(21x)の曲がり量を補正するようにマ
スクステージ(10,11)をその走査方向に垂直な方
向に動かすようにしたものである。また、本発明の第1
の走査露光方法は、露光ビームに対してマスク(12)
を所定方向に移動するとともに、該マスクの移動に同期
して基板(5)を移動することにより、マスクのパター
ンを用いて基板を走査露光する走査露光方法において、
基板(5)の走査露光中に、マスクを保持するマスクス
テージ(10,11)に設けられた所定方向に延びる反
射面(21x)を使って、その所定方向と直交する方向
のマスクステージの位置を計測し、その基板の走査露光
中に、その計測された位置とその反射面の曲がりとに応
じて、マスクステージの移動を制御するようにしたもの
である。また、本発明の第2の走査露光方法は、露光ビ
ームに対してマスク(12)を 所定方向に移動するとと
もに、該マスクの移動に同期して基板(5)を移動する
ことにより、マスクのパターンを用いて基板を走査露光
する走査露光方法において、マスクの位置を計測するた
めにマスクを保持するマスクステージ(10,11)に
設けられ、その所定方向とほぼ平行に形成された反射面
(21x)の曲がりに応じて、その走査露光により基板
上に形成されるショット領域に望ましくない歪みが生じ
ないよう、その走査露光中のマスク(12)と基板
(5)との位置関係を調整するようにしたものである。
さらに本発明の第3の走査露光方法は、露光ビームに対
してマスク(12)を所定方向に移動するとともに、該
マスクの移動に同期して基板(5)を移動することによ
り、マスクのパターンを用いて基板を走査露光する走査
露光方法において、マスク(12)の位置を計測するた
めにマスクを保持するマスクステージ(10,11)に
設けられ、その所定方向とほぼ平行に形成された反射面
(21x)の曲がりを計測するようにしたものである。
また、さらに本発明の第4の走査露光方法は、露光ビー
ムに対してマスク(12)を所定方向に移動するととも
に、該マスクの移動に同期して基板(5)を移動するこ
とにより、マスクのパターンを用いて基板を走査露光す
る走査露光方法において、その走査露光に先立って、そ
の所定方向とほぼ平行な反射面(21x)が形成された
マスクを保持するマスクステージ(10,11)をその
所定方向に移動して、その所定方向の複数の位置で、そ
の所定方向と直交する方向におけるマスクステージの位
置を反射面を用いて干渉計(14x)により計測し、そ
の走査露光中に、その走査露光の前に干渉計によって計
測された位置に応じて、マスクステージ(10,11)
の移動を制御するようにしたものである。
【0014】
【作用】斯かる本発明の第1のステージ駆動方法におい
ては、基板(5)にマスク(12)のパターンを露光す
る前にマスクステージ(10、11)側の移動鏡(21
x)の曲がり量を計測する。即ち、マスクステージ(1
0、11)上に例えば走査方向に直線状に伸びた計測用
マーク(28c)が形成されたマスク(12)を載置
し、マスクステージ(10,11)を走査方向に走らせ
た状態で、且つ移動鏡(21x)からの反射ビームを用
いた計測手段の計測値を一定の値に維持した状態で、計
測用マーク(28c)と所定の基準位置とのずれ量を計
測する。これにより、計測用マーク(28c)を基準と
して、移動鏡(21x)の曲がり量が計測される。
【0015】そして、スリットスキャン露光方式でマス
ク(12)のパターンを基板(5)上に露光する際に
は、ソフトウェア的にその移動鏡(21x)の曲がり量
を補正することにより、基板(5)上のショット内歪み
が解消され、露光装置間でマッチングを行う場合も高精
度に各ショットを重ね合わせることができる。また、計
測用マーク(28c)をその基準位置に合わせた状態で
マスクステージ(10,11)をその走査方向に走査し
た場合には、移動鏡(21x)が計測用マーク(28
c)に沿って移動する。従って、その計測手段により求
めたマスクステージ(10,11)のその走査方向と直
交する方向の座標より、計測用マーク(28c)を基準
とした移動鏡(21x)の曲がり量が求められる。
【0016】また、第2のステージ駆動方法は、マスク
ガイド(9)の案内部のその走査方向への真直度が良好
であるものとして、その案内部を基準として移動鏡(2
1x)の曲がり量を求めるものである。即ち、単にマス
クステージ(10,11)をその走査方向へ走らせた状
態で、その計測手段により移動鏡(21x)からの反射
ビームを用いて計測を行うことにより、マスクガイド
(9)の案内部を基準とした移動鏡(21x)の曲がり
量が計測される。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき図面を参照し
て説明する。本実施例は、スリットスキャン露光方式の
投影露光装置でレチクルのパターンをウエハ上に露光す
る場合に、本発明を適用したものである。図1は本実施
例の投影露光装置を示し、この図1において、図示省略
された照明光学系からの露光光ELによる矩形の照明領
域(以下、「スリット状の照明領域」という)によりレ
チクル12上のパターンが照明され、そのパターンの像
が投影光学系8を介してウエハ5上に投影露光される。
この際に、露光光ELのスリット状の照明領域に対し
て、レチクル12が図1の紙面に対して前方向に一定速
度Vで走査されるのに同期して、ウエハ5は図1の紙面
に対して後方向に一定速度V/β(1/βは投影光学系
8の縮小倍率)で走査される。
【0018】レチクル12及びウエハ5の駆動系につい
て説明すると、レチクル支持台9上にY軸方向(図1の
紙面に垂直な方向)に駆動自在なレチクルY駆動ステー
ジ10が載置され、このレチクルY駆動ステージ10上
にレチクル微小駆動ステージ11が載置され、レチクル
微小駆動ステージ11上にレチクル12が真空チャック
等により保持されている。レチクル微小駆動ステージ1
1は、投影光学系8の光軸に垂直な面内で図1の紙面に
平行なX方向、Y方向及び回転方向(θ方向)にそれぞ
れ微小量だけ且つ高精度にレチクル12の位置制御を行
う。レチクル微小駆動ステージ11上には移動鏡21が
配置され、レチクル支持台9上に配置された干渉計14
によって、常時レチクル微小駆動ステージ11のX方
向、Y方向及びθ方向の位置がモニターされている。干
渉計14により得られた位置情報S1が主制御系22A
に供給されている。
【0019】一方、ウエハ支持台1上には、Y軸方向に
駆動自在なウエハY軸駆動ステージ2が載置され、その
上にX軸方向に駆動自在なウエハX軸駆動ステージ3が
載置され、その上にZθ軸駆動ステージ4が設けられ、
このZθ軸駆動ステージ4上にウエハ5が真空吸着によ
って保持されている。Zθ軸駆動ステージ4上にも移動
鏡7が固定され、外部に配置された干渉計13により、
Zθ軸駆動ステージ4のX方向、Y方向及びθ方向の位
置がモニターされ、干渉計13により得られた位置情報
も主制御系22Aに供給されている。主制御系22A
は、ウエハ駆動装置22B等を介してウエハY軸駆動ス
テージ2〜Zθ軸駆動ステージ4の位置決め動作を制御
すると共に、装置全体の動作を制御する。
【0020】また、後述するが、ウエハ側の干渉計13
によって計測される座標により規定されるウエハ座標系
と、レチクル側の干渉計14によって計測される座標に
より規定されるレチクル座標系の対応をとるために、Z
θ軸駆動ステージ4上のウエハ5の近傍に基準マーク板
6が固定されている。この基準マーク板6上には後述の
ように各種基準マークが形成されている。これらの基準
マークの中にはZθ軸駆動ステージ4側に導かれた照明
光により裏側から照明されている基準マーク、即ち発光
性の基準マークがある。
【0021】本例のレチクル12の上方には、基準マー
ク板6上の基準マークとレチクル12上のマークとを同
時に観察するためのレチクルアライメント顕微鏡19及
び20が装備されている。この場合、レチクル12から
の検出光をそれぞれレチクルアライメント顕微鏡19及
び20に導くための偏向ミラー15及び16が移動自在
に配置され、露光シーケンスが開始されると、主制御系
22Aからの指令のもとで、ミラー駆動装置17及び1
8によりそれぞれ偏向ミラー15及び16は待避され
る。更に、投影光学系8のY方向の側面部に、ウエハ5
上のアライメントマーク(ウエハマーク)を観察するた
めのオフ・アクシスのアライメント装置34が配置され
ている。
【0022】次に、レチクル12のアライメント及び後
述の移動鏡の曲がりの計測を行うための機構及び動作に
つき説明する。図2(a)はレチクル12上のアライメ
ントマーク(レチクルマーク)及び曲がり計測用マーク
の配置を示し、図2(b)はレチクル上で投影光学系の
有効露光フィールドと共役な領域33R内での、スリッ
ト状の照明領域明32等を示す。走査方向をy方向とし
て、y方向に垂直な方向をx方向とする。図2(a)に
おいて、レチクル12上の中央部のパターン領域の周囲
には遮光部31が形成され、この遮光部31の外側に形
成されているマークは、曲がり計測用マーク27及び2
8と、ファインアライメントマーク29A〜29D及び
30A〜30Dとに分けられる。右辺側の曲がり計測用
マーク27は、走査方向であるy方向に沿って長い直線
パターン27cと、この直線状パターンの両端部に形成
された十字パターンとより形成され、左辺側の曲がり計
測用マーク28は、右辺側の曲がり計測用マーク27と
対称的に直線パターン28cを有するように構成されて
いる。但し、本例の曲がり計測用マーク27,28はレ
チクル12のおおまかなアライメント(ラフアライメン
ト)を行う場合のアライメントマーク、即ちラフサーチ
用アライメントマークとしても使用できるようになって
いる。
【0023】また、右辺側の遮光部31と曲がり計測用
マーク27の一方の十字パターンとの間に、y方向に近
接してファインアライメントマーク29A,29Bが形
成され、右辺側の遮光部31と曲がり計測用マーク27
の他方の十字パターンとの間に、y方向に近接してファ
インアライメントマーク29C,29Dが形成されてい
る。これらファインアライメントマーク29A〜29D
と対称的に左辺側にファインアライメントマーク30A
〜30Dが形成されており、これらファインアライメン
トマーク29A〜29D及び30A〜30Dは、それぞ
れ図2(c)に示すように、3本の直線状パターンをx
方向に所定間隔で2組配列すると共に、3本の直線状パ
ターンをy方向に所定間隔で2組配列したものである。
【0024】本例でレチクル12のラフアライメントを
行う際には、図2(a)の左辺側の曲がり計測用マーク
28の十字パターンを図1のレチクルアライメント顕微
鏡(以下、「RA顕微鏡」という)20で検出する。そ
の後、RA顕微鏡19の観察領域に曲がり計測用マーク
27の十字パターンを移動して、同様にそのアライメン
トマーク27の位置を検出する。但し、この場合、図1
の基準マーク板6のパターンの無い部分を投影光学系8
の露光フィールド内に移動して、そのパターンの無い部
分を底部から照明しておく。このように基準マーク板6
から射出される照明光により、それら曲がり計測用マー
ク27及び28を裏面側から照明する。
【0025】以上のシーケンスで、図1のRA顕微鏡1
9及び20に対する、曲がり計測用マーク27,28の
十字パターンの位置、即ちレチクル12とレチクル座標
系との位置関係を大まかに求めることができる。また、
RA顕微鏡19,20とウエハ座標系との大まかな対応
付けは、図1の基準マーク板6上の基準マークをRA顕
微鏡19及び20で計測することにより行うことができ
る。これにより、ファインアライメントマーク29A〜
29D及び30A〜30Dと、基準マーク板6上の基準
マークとが重ならない程度の、大まかなアライメント
(ラフアライメント)が終了する。
【0026】次に、移動鏡の曲がり計測及びファインア
ライメントのシーケンスについて説明するが、その前に
ウエハステージ及びレチクルステージの詳細な構成につ
き説明する。図3(a)はウエハステージの平面図であ
り、この図3(a)において、Zθ軸駆動ステージ4の
上にウエハ5及び基準マーク板6が配置されている。ま
た、Zθ軸駆動ステージ4上には、X軸用移動鏡7X及
びY軸用移動鏡7Yが固定され、ウエハ5上で図2
(b)のスリット状の照明領域32に対応するスリット
状の照明領域32Wが露光光で照明され、観察領域19
W及び20Wがそれぞれ図2(b)の観察領域19R及
び20Rと共役である。
【0027】移動鏡7Xには、X軸に平行で且つそれぞ
れ投影光学系の光軸及びアライメント装置34の基準点
を通る光路に沿って間隔ILのレーザービームLWX及
びLWofが照射され、移動鏡7Yには、Y軸に平行な光
路に沿って間隔ILの2本のレーザービームLWY1及
びLWY2が照射されている。露光時には、Zθ軸駆動
ステージ4のX座標として、レーザービームLWXを用
いる干渉計で計測された座標値が使用され、Y座標とし
てレーザービームLWY1及びLWY2をそれぞれ用い
る干渉計で計測された座標値Y1 及びY2 の平均値(Y
1+Y2)/2が用いられる。また、例えば座標値Y1
2 との差分からZθ軸駆動ステージ4の回転方向(θ
方向)の回転量が計測される。それらの座標に基づい
て、Zθ軸駆動ステージ4のXY平面の位置及び回転角
が制御される。
【0028】特に、走査方向であるY方向は2個の干渉
計の計測結果の平均値を用いて、走査時の傾き等による
精度劣化を防いでいる。また、オフ・アクシスのアライ
メント装置34を使用する場合のX軸方向の位置は、所
謂アッベ誤差が生じない様に、レーザービームLWof
使用する専用干渉計の計測値に基づいて制御する構成で
ある。
【0029】図3(b)は、レチクルステージの平面図
であり、この図3(b)において、レチクルY駆動ステ
ージ10上にレチクル微小駆動ステージ11が載置さ
れ、その上にレチクル12が保持されている。また、レ
チクル微小駆動ステージ11にはx軸用の移動鏡21x
及びy軸用の2個の移動鏡21y1,21y2が固定さ
れ、移動鏡21xにはx軸に平行にレーザービームLR
xが照射され、移動鏡21y1,21y2にはそれぞれ
y軸に平行にレーザービームLRy1,LRy2が照射
されている。
【0030】ウエハステージと同様に、レチクル微小駆
動ステージ11のy方向の座標は、レーザービームLR
y1及びLRy2を使用する2個の干渉計で計測された
座標値y1 及びy2 の平均値(y1+y2)/2が用いら
れる。また、x方向の座標は、レーザービームLRxを
使用する干渉計14xで計測された座標値が使用され
る。また、例えば座標値y1 とy2 との差分からレチク
ル微小駆動ステージ11の回転方向(θ方向)の回転量
が計測される。
【0031】この場合、走査方向であるy方向の移動鏡
21y1,21y2としてはコーナキューブ型の反射部
材が使用されており、移動鏡21y1,21y2で反射
されたレーザービームLRy1,LRy2はそれぞれ反
射ミラー39,38で反射されて戻されている。即ち、
そのレチクル用の干渉計はダブルパス干渉計であり、こ
れによって、レチクル微小駆動ステージ11の回転によ
るレーザービームの位置ずれが生じない構成になってい
る。なお、x軸用の干渉計14xも、ダブルパス干渉計
とすることができる。また、ウエハステージ上と同様
に、レチクル12上にスリット状の照明領域32及びR
A顕微鏡19,20の観察領域19R,20Rが配置さ
れている。そして、観察領域19R及び20Rだけか
ら、レチクル12と図7(a)のZθ軸駆動ステージ4
を観察できる様になっている。この様にレチクル12と
Zθ軸駆動ステージ4との関係を計測して、移動鏡21
xの曲がり計測を行うと共に、露光時のアライメント精
度及びレチクル12とウエハ5との回転精度を向上させ
ことができる。
【0032】図4(a)は、図2(a)のレチクル12
を図3(a)の基準マーク板6上に投影して得られるレ
チクル像12Wを示し、この図4(a)において、図2
(a)のファインアライメントマーク29A〜29Dに
共役なマーク像29AW〜29DWと、ファインアライ
メントマーク30A〜30Dに共役なマーク像30AW
〜30DWとが示されている。更に、曲がり計測用マー
ク27,28と共役なマーク像27W,28Wも示され
ている。
【0033】図4(c)は、基準マーク板6上の基準マ
ークの配置を示し、この図4(c)の基準マーク板6上
には、図4(a)のマーク像27W,28WとX方向に
同じ間隔で基準マーク35E,36Eが形成されてい
る。基準マーク35Eは、図4(c)に示すように、X
方向に所定間隔で配置された2本の遮光部の直線パター
ンから構成され、基準マーク36Eも同じである。これ
ら基準マーク35E,36Eはそれぞれ裏面から露光光
と同じ波長の照明光で照明されている。
【0034】また、基準マーク板6上には、更に図4
(a)のマーク像29AW〜29DW及び30AW〜3
0DWとほぼ同一の配置でそれぞれ基準マーク35A〜
35D及び36A〜36Dが形成されている。これら基
準マークは基準マーク板6の裏面から、露光光と同じ波
長の照明光で照明されている。また、基準マーク板6上
には、基準マーク35A及び36Aの中点から走査方向
であるY方向に間隔ILだけ離れた位置に基準マーク3
7Aが形成されている。間隔ILは、図1における投影
光学系8の基準点とオフ・アクシスのアライメント装置
34の基準点との間隔であるベースライン量と等しい。
同様に、基準マーク35B及び36Bの中点、基準マー
ク35C及び36Cの中点及び基準マーク35D及び3
6Dの中点からそれぞれY方向に間隔ILだけ離れた位
置に、基準マーク37B,37C及び37Dが形成され
ている。
【0035】そして、ファインアライメントマーク29
A〜29Dと対応する基準マーク35A〜35Dとの位
置関係をRA顕微鏡19で計測し、ファインアライメン
トマーク30A〜30Dと対応する基準マーク36A〜
36Dとの位置関係をRA顕微鏡20で計測することに
より、レチクル12の最終的なアライメントが行われ
る。次に、移動鏡21xの曲がり計測時には、図4
(b)の基準マーク35E(又は35E)と図2(a)
のレチクル12側の曲がり計測用マーク27の直線パタ
ーン27c(又は直線パターン28c)との位置ずれ量
が、RA顕微鏡19(又はRA顕微鏡20)により検出
される。
【0036】この位置ずれ量の求め方につき説明するた
めに、図1のRA顕微鏡19等の構成を詳細に説明す
る。図5は、RA顕微鏡19及びこの照明系を示し、こ
の図5において、Zθ軸駆動ステージ4の外部より光フ
ァイバー44を介して露光光と同じ波長の照明光ELが
Zθ軸駆動ステージ4の内部に導かれている。光ファイ
バー44の代わりにレンズ系で露光光をリレーしても良
い。そのように導かれた照明光が、レンズ45A、ビー
ムスプリッター45B及びレンズ45Cを経て基準マー
ク板6上の基準マーク35A〜35Dを照明し、ビーム
スプリッター45Bを透過した照明光が、レンズ45
D、レンズ45E、ミラー45F及びレンズ45Gを経
て基準マーク板6上の基準マーク36A〜36Dを照明
している。
【0037】例えば基準マーク35Eを透過した光は、
投影光学系8を介して、レチクル12上の直線パターン
27c上にその基準マーク35Eの像を結像する。その
基準マーク35Eの像及び直線パターン27cからの光
が、偏向ミラー15、レンズ40A、レンズ40Bを経
てハーフミラー42に達し、ハーフミラー42で2分割
された光がそれぞれ2次元CCDよりなるx軸用の撮像
素子43X及びy軸用の撮像素子43Yの撮像面に入射
する。これら撮像素子の内の撮像素子43Xの撮像画面
43Xaには図6(a)に示すような、直線パターン2
7c及び基準マーク35Eの像35ERの像が投影され
る。この場合、x軸用の撮像素子43Xの撮像画面43
Xaの水平走査線の方向はx方向であり、y軸用の撮像
素子43Yの撮像画面の水平走査線の方向はy方向であ
る。
【0038】従って、撮像素子43Xの撮像信号S4X
の加算平均から基準マーク35Eの像35ERと直線パ
ターン27cとのx方向の位置ずれ量が求められる。こ
の撮像信号S4Xが信号処理装置41に供給されてい
る。撮像信号S4Xが、信号処理装置41内でアナログ
/デジタル変換によりデジタル信号として検出される。
それぞれの走査線上の画像データは、信号処理装置41
内で、X軸上で加算平均され、加算平均されたX軸の画
像信号S4Xは図6(b)に示されるようになる。これ
ら画像データはそれぞれ1次元画像処理信号として処理
される。なお、基準マーク板6(b)において、画像信
号S4Xの横軸は時間tであるが、予め撮像素子43X
の撮像画面の幅を計測しておくことにより、その横軸は
位置xともみなすことができる。
【0039】この様にして得られた信号を信号処理装置
41で演算処理すると、図6(a)のレチクル12の直
線パターン27cの像に対応するx方向の位置x3 、基
準マーク35Eの像35ERの左側のパターンに対応す
る位置x1 及びその像35ERの右側のパターンに対応
する位置x2 が求められる。そして、直線パターン27
cと基準マーク35Eとのx方向の相対的な位置ずれ量
Δxは、次のようになる。 Δx=x3-(x1+x2)/2 (1) このようにして、図2(a)の曲がり計測用マーク27
の直線パターン27cと図4(b)の基準マーク35E
の投影像とのx方向の位置ずれ量を求めることができ
る。同様に、RA顕微鏡20を用いて、図2(a)の曲
がり計測用マーク28の直線パターン28cと図4
(b)の基準マーク36Eの投影像とのx方向の位置ず
れ量を求めることができる。この位置ずれ量を用いて、
図3(b)のレチクルステージ側の移動鏡21xの反射
面の曲がり量を計測する方法の例につき説明する。
【0040】移動鏡21xの曲がり計測の第1の方法
は、図2(a)の曲がり計測用マーク27の直線パター
ン27c(又は直線パターン28c)を基準とする方法
である。即ち、この場合、図5に示すように、RA顕微
鏡19で基準パターン35Eの像及び直線パターン27
cを観察して、両者のx方向の位置ずれ量Δxをモニタ
ーした状態で、且つ図3(b)において、レチクル側の
x軸用の干渉計14xの計測値が一定値に維持された状
態で、レチクル微小駆動ステージ11を走査方向である
y方向に移動させる。そして、y方向の多数の計測位置
i において、基準パターン35Eの像と直線パターン
27cとのx方向の位置ずれ量Δxi を求める。
【0041】図7(a)は計測位置yi に対して位置ず
れ量Δxi をプロットして得られた結果を示し、曲線7
0はy方向に真直な直線であり、曲線71は一連のサン
プル点(図7(a)で×印を付した点)を近似したもの
である。また、その曲線71のもとになる計測データに
おいて、直線70からの位置ずれ量Δx1 は、図7
(b)に示すように、撮像信号S4X中の基準パターン
35Eの像35ERの中点72と直線パターン27cと
のx方向の位置ずれ量として求められる。同様に、位置
ずれ量Δxn 及びΔxm は、それぞれ図7(c)及び
(d)の撮像信号から求められるものである。
【0042】y方向のサンプリング間隔は求める曲率
と、アライメントセンサーとしてのRA顕微鏡19の計
測精度で決定されるが、それぞれの相対的な位置ずれ量
Δxiは、移動鏡21xの曲がりに沿って×印の様に計
測される。そして、曲線71を求める際には、位置ずれ
量Δxi のばらつきに応じてフィルタリングをソフトウ
ェア的に実行する。その結果求められた曲線71に対応
する関数を位置yに関する2次曲線で近似して、例えば
そのy2 の項の係数Aを求め、スリットスキャン露光時
に、レチクル微小駆動ステージ11をy方向に走査する
際には、その移動鏡21xの曲がりを相殺するように、
y方向の位置に応じてレチクル微小駆動ステージ11を
x方向に微動する。これにより、ウエハ5の各ショット
領域に露光されるパターン像のショット内歪みが低減さ
れる。
【0043】なお、図7(a)において、曲線71をy
方向に適当な間隔で分割し、それぞれを一次近似してそ
の位置yの係数Bを求め、この係数Bに基づいてスリッ
トスキャン露光時に補正してもよい。また、画像のサン
プリングを行う際は、レチクル描画誤差を平均化するた
めに、撮像画面の走査線を全面で縦方向に加算平均を行
っても良いし、レチクル12を走査させながらサンプリ
ングを行い続けて平均化を行っても良い。
【0044】また、上述実施例では、x軸用の干渉計1
4xのx方向の計測値を一定値に維持してレチクル微小
駆動ステージ11をy方向に走査しているが、逆に図6
(a)において、基準マーク35の像35ERの中点に
直線パターン27cを設定した状態で、レチクル微小駆
動ステージ11をy方向に走査しても良い。この場合
は、RA顕微鏡19により計測される位置ずれ量Δxは
常に0であり、x軸用の干渉計14xによるx方向の計
測値がそのまま移動鏡21xの曲がり量を表す。
【0045】なお、投影露光装置においては、露光時に
レチクル12のパターン形成面に照射される露光光によ
り熱が蓄積されて、レチクルステージ(レチクル微小駆
動ステージ11)自身の温度変化が生じた場合に、移動
鏡21xの曲がりの状態が変化する可能性があるが、レ
チクルステージに温度センサー等を配置し、温度変化量
と曲がりの状態の変化との関係を予め計測しておき、補
正係数を変えられる様にしておけば、曲がりの状態の変
化に対応することができる。更に、移動鏡21xの曲が
り補正後に、別のレチクルを搭載して同様の計測をx軸
及びy軸に対して行うと、各位置でのレチクル描画誤差
が計測できる。レチクル描画誤差は隣接パターン部では
小さいので、曲がり計測用マークの近傍からパターン部
のレチクル描画誤差をほぼ同一誤差としてグループ化
し、スリットスキャン露光時に補正すれば、レチクル描
画誤差補正も可能となる。
【0046】次に、上述実施例では、曲がり計測用マー
クとして、図8(a)に示すような曲がり計測用マーク
27,28が使用され、例えば曲がり計測用マーク28
の直線パターン28c(図8(b)参照)が移動鏡の曲
がりの計測時の基準として使用されている。しかしなが
ら、その移動鏡の曲がりの計測時の基準としては、図8
(c)に示すような、y方向に伸びた直線パターンを所
定間隔でx方向に並べたマルチパターン73を使用して
も良い。このようなマルチパターン73を使用いて、各
直線パターンの計測結果をx方向に平均化することによ
り、より高精度に移動鏡の曲がり量を計測できる。ま
た、移動鏡の曲がりの計測時の基準として、図8(d)
に示すような、y方向に所定ピッチで形成されたライン
・アンド・スペースパターンをx方向に所定間隔で並べ
たマルチライン・アンド・スペースパターン74を使用
しても良い。このようなマルチライン・アンド・スペー
スパターン74は、例えばレチクル上に電子ビーム描画
装置等で形成するのが容易である。
【0047】また、上述実施例では、ウエハ側の基準マ
ーク板6上に形成された基準マーク35E,36Eを基
準として直線パターン27c,28cの位置ずれ量を求
めていたが、その基準マークをRA顕微鏡内に設けても
良い。図9は、内部に基準マークを備えたRA顕微鏡を
示し、この図9において、レチクル12の直線パターン
27cからの照明光は、ハーフミラー15で反射されて
レンズ40C及び49Dを介して、指標板75上に直線
パターン27cの像を結像する。指標板75上にはレチ
クル12上のx方向と共役な方向に所定間隔で配列され
た直線パターンよりなる指標マーク76が形成され、指
標板75を通過した照明光は、ミラー77、レンズ40
D及びレンズ40Eを経てハーフミラー42に達し、ハ
ーフミラー42で2分割された光がそれぞれx軸用の撮
像素子43X及びy軸用の撮像素子43Yの撮像面に入
射する。その他の構成は図5のRA顕微鏡19と同様で
ある。
【0048】図9のRA顕微鏡においては、指標マーク
76を基準として、直線パターン27cの位置ずれ量が
検出される。従って、移動鏡21xの曲がり計測時には
ウエハ側の基準マーク板6を使用する必要がない。ま
た、上述実施例では、曲がり計測用マーク27,28を
使用しているが、図3(b)において、レチクル微小駆
動ステージ11のy方向への移動の真直度が良好であれ
ば、単にレチクル微小駆動ステージ11をy方向へ走ら
せた状態で、x軸用の干渉計14xでx方向の計測値を
モニターすると、その計測値がそのまま移動鏡21xの
曲がり量の計測値となる。なお、上記のステージ駆動方
法によれば、マスク(レチクル)に設けた計測用マーク
を基準として移動鏡の曲がり量を計測し、露光時にその
曲がり量を補正しているので、マスク側のマスクステー
ジ(レチクルY軸駆動ステージ10、レチクル微小駆動
ステージ11)に設けられた移動鏡(移動鏡21x)に
曲がりが存在しても、基板(ウエハ)側でショット内歪
みが生じない利点がある。また、上記のステージ駆動方
法によれば、マスクガイド(レチクル支持台9)を基準
として移動鏡の曲がり量を計測しているので、マスクガ
イドの真直度が良好な場合には、迅速且つ容易に移動鏡
の曲がり量を計測でき、露光時にその曲がり量を補正で
きる。なお、本発明は、上述実施例に限定されず、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取り得る。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、マスク側のステージに
設けられた移動鏡に曲がりが存在しても、基板側でショ
ット内歪みが生じない利点がある。
【0050】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の投影露光装置を示す構成図
である。
【図2】(a)はレチクル上の曲がり計測用マーク及び
アライメントマークの配置図、(b)は投影光学系の有
効視野と共役な領域でのアライメントマーク等を示す配
置図、(c)はファインアライメントマーク29A〜3
0Dを示す拡大図である。
【図3】(a)はウエハ側のステージの平面図、(b)
はレチクル側のステージの平面図である。
【図4】(a)はレチクル上のマーク配置を示す投影
図、(b)はは基準マーク板6上の基準マークの配置を
示す平面図、(c)は基準マーク35E(又は36E)
の一例を示す拡大図である。
【図5】レチクルアライメント顕微鏡19及び照明系の
構成を示す一部を切り欠いた構成図である。
【図6】(a)は図5の撮像素子で観察される画像を示
す図、(b)はその画像に対応するX方向の画像信号を
示す波形図である。
【図7】(a)は移動鏡の曲がり計測時の計測値を近似
する曲線を示す図、(b)〜(d)はそれぞれ図7
(a)の各部に対応する画像信号を示す波形図である。
【図8】(a)は実施例のレチクル12を示す平面図、
(b)は図8(a)中の曲がり計測用マーク28の直線
パターン28cを示す拡大図、(c)はその曲がり計測
用マークの他の例を示す拡大図、(d)はその曲がり計
測用マークの更に他の例を示す拡大図である。
【図9】レチクルアライメント顕微鏡の他の例を示す構
成図である。
【図10】(a)はスリットスキャン露光方式の投影露
光装置におけるレチクルステージ側の移動鏡の曲がりを
示す平面図、(b)は移動鏡の曲がりによりウエハ上に
形成されるショット領域に生じる歪みを示す拡大図、
(c)はウエハ上のショット領域の配列を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
4 Zθ軸駆動ステージ 5 ウエハ 6 基準マーク板 7 ウエハ側の移動鏡 8 投影光学系 11 レチクル微小駆動ステージ 12 レチクル 19,20 レチクルアライメント顕微鏡(RA顕微
鏡) 21 レチクル側の移動鏡 21x x軸用の移動鏡 27,28 曲がり計測用マーク 29A〜29D,30A〜30D ファインアライメン
トマーク 34 オフ・アクシスのアライメント装置 35E,36E 基準マーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 G03F 1/08 G03F 7/20 G03F 9/00

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の走査方向に伸びた案内部が形成さ
    れたマスクガイドと、該マスクガイドに前記走査方向に
    摺動自在に載置されたマスクステージと、該マスクステ
    ージに取り付けられた前記走査方向にほぼ平行な反射面
    を有する移動鏡と、該移動鏡に計測用ビームを照射する
    ことにより前記マスクステージの前記走査方向に垂直な
    方向への座標を求める計測手段と、前記走査方向とほぼ
    平行な方向に移動自在な基板ステージとを有し、 照明光で所定形状の照明領域を照明し、前記所定形状の
    照明領域に対して前記走査方向に前記マスクステージを
    介して転写用のパターンが形成されたマスクを走査し、
    該マスクの走査と同期して前記所定形状の照明領域に対
    して前記基板ステージを介して基板を走査することによ
    り、前記マスク上のパターンを順次前記基板上に露光す
    る露光装置の、前記マスクステージの駆動方法であっ
    て、 前記マスクステージ上に計測用マークが形成されたマス
    クを載置する第1工程と、 前記所定形状の照明領域に対して固定された基準位置と
    前記計測用マークとの位置ずれ量を計測した状態で、前
    記マスクステージを前記走査方向に走査して、前記計測
    手段により前記マスクステージの前記走査方向と直交す
    る方向の座標を計測することにより、前記移動鏡の曲が
    り量を求める第2工程とを有し、 前記所定形状の照明領域に対して前記走査方向に前記マ
    スクステージを介して転写用のマスクを走査する際に、
    前記第2工程で求められた前記移動鏡の曲がり量を補正
    するように前記マスクステージを前記走査方向に垂直な
    方向に動かすことを特徴とするステージ駆動方法。
  2. 【請求項2】 前記第2工程において、前記計測用マー
    クを基準として前記移動鏡の曲がり量を求めることを特
    徴とする請求項1に記載のステージ駆動方法。
  3. 【請求項3】 前記第2工程において、前記計測用マー
    クを前記基準位置に合わせた状態で前記マスクステージ
    を前記走査方向に走査し、前記計測手段により求めた前
    記マスクステージの前記走査方向と直交する方向の座標
    より前記移動鏡の曲がり量を求めることを特徴とする請
    求項2に記載のステージ駆動方法。
  4. 【請求項4】 所定の走査方向に伸びた案内部が形成さ
    れたマスクガイドと、該マスクガイドに前記走査方向に
    摺動自在に載置されたマスクステージと、該マスクステ
    ージに取り付けられた前記走査方向にほぼ平行な反射面
    を有する移動鏡と、該移動鏡に計測用ビームを照射する
    ことにより前記マスクステージの前記走査方向に垂直な
    方向への座標を求める計測手段と、前記走査方向とほぼ
    平行な方向に移動自在な基板ステージとを有し、 照明光で所定形状の照明領域を照明し、前記所定形状の
    照明領域に対して前記走査方向に前記マスクステージを
    介して転写用のパターンが形成されたマスクを走査し、
    該マスクの走査と同期して前記所定形状の照明領域に対
    して前記基板ステージを介して基板を走査することによ
    り、前記マスク上のパターンを順次前記基板上に露光す
    る露光装置の、前記マスクステージの駆動方法であっ
    て、 前記マスクガイドを基準として前記マスクステージを前
    記走査方向に走査して、前記計測手段により前記マスク
    ステージの前記走査方向と直交する方向の座標を計測す
    ることにより、前記移動鏡の曲がり量を求め、 前記所定形状の照明領域に対して前記走査方向に前記マ
    スクステージを介して転写用のマスクを走査する際に、
    前記移動鏡の曲がり量を補正するように前記マスクステ
    ージを前記走査方向に垂直な方向に動かすことを特徴と
    するステージ駆動方法。
  5. 【請求項5】 露光ビームに対してマスクを所定方向に
    移動するとともに、該マスクの移動に同期して基板を移
    動することにより、前記マスクのパターンを用いて前記
    基板を走査露光する走査露光方法において、 前記基板の走査露光中に、前記マスクを保持するマスク
    ステージに設けられた前記所定方向に延びる反射面を使
    って、前記所定方向と直交する方向の前記マスクステー
    ジの位置を計測し、 前記基板の走査露光中に、前記計測された位置と前記反
    射面の曲がりとに応じて、前記マスクステージの移動を
    制御することを特徴とする走査露光方法。
  6. 【請求項6】 前記走査露光により前記基板上に形成さ
    れるショット領域に望ましくない歪みが生じないよう
    に、前記計測された位置と前記反射面の曲がりとに応じ
    て前記マスクステージの移動を制御することを特徴とす
    る請求項5に記載の走査露光方法。
  7. 【請求項7】 前記マスクステージは、前記所定方向と
    前記所定方向に直交する方向と回転方向とに移動可能で
    あることを特徴とする請求項5に記載の走査露光方法。
  8. 【請求項8】 前記基板の走査露光中に、前記計測され
    た位置と前記反射面の曲がりとに応じて、前記所定方向
    と直交する方向における前記マスクステージの位置を制
    御することを特徴とする請求項5に記載の走査露光方
    法。
  9. 【請求項9】 前記反射面とは別に前記マスクステージ
    に設けられたコーナーキューブ型の反射部材を使って、
    前記基板の走査露光中に、前記所定方向における前記マ
    スクステージの位置を計測することを特徴とする請求項
    5に記載の走査露光方法。
  10. 【請求項10】 露光ビームに対してマスクを所定方向
    に移動するとともに、該マスクの移動に同期して基板を
    移動することにより、前記マスクのパターンを用いて前
    記基板を走査露光する走査露光方法において、 前記マスクの位置を計測するために前記マスクを保持す
    るマスクステージに設けられ、前記所定方向とほぼ平行
    に形成された反射面の曲がりに応じて、前記走査露光に
    より前記基板上に形成されるショット領域に望ましくな
    い歪みが生じないよう前記走査露光中の前記マスクと前
    記基板との位置関係を調整することを特徴とする走査露
    光方法。
  11. 【請求項11】 露光ビームに対してマスクを所定方向
    に移動するとともに、該マスクの移動に同期して基板を
    移動することにより、前記マスクのパターンを用いて前
    記基板を走査露光する走査露光方法において、 前記マスクの位置を計測するために前記マスクを保持す
    るマスクステージに設けられ、前記所定方向とほぼ平行
    に形成された反射面の曲がりを計測することを特徴とす
    る走査露光方法。
  12. 【請求項12】 前記反射面の曲がりは、前記マスクス
    テージの案内部を形成するガイドを基準として計測され
    ることを特徴とする請求項11に記載の走査露光方法。
  13. 【請求項13】 前記マスクステージに温度センサを配
    置し、前記反射面の曲がりの変化に対応することを特徴
    とする請求項11に記載の走査露光方法。
  14. 【請求項14】 前記基板の走査露光中に、前記計測さ
    れた前記反射面の曲がりに応じて、前記マスクステージ
    の移動を制御することを特徴とする請求項11に記載の
    走査露光方法。
  15. 【請求項15】 露光ビームに対してマスクを所定方向
    に移動するとともに、該マスクの移動に同期して基板を
    移動することにより、前記マスクのパターンを用いて前
    記基板を走査露光する走査露光方法において、 前記走査露光に先立って、前記所定方向とほぼ平行な反
    射面が形成された前記マスクを保持するマスクステージ
    を前記所定方向に移動して、前記所定方向の複数の位置
    で、前記所定方向と直交する方向における前記マスクス
    テージの位置を前記反射面を用いて干渉計により計測
    し、 前記走査露光中に、前記走査露光の前に干渉計によって
    計測された位置に応じて、前記マスクステージの移動を
    制御することを特徴とする走査露光方法。
  16. 【請求項16】 前記走査露光の前に干渉計によって計
    測される位置は、前記反射面の曲がりに応じて変化する
    ことを特徴とする請求項15に記載の走査露光方法。
  17. 【請求項17】 前記走査露光により前記基板上に形成
    されるショット領域に望ましくない歪みが生じないよ
    う、前記マスクステージの移動を制御することを特徴と
    する請求項14〜16のいずれか一項に記載の走査露光
    方法。
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