JP3149429U - 散水用作業機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】鉄筋コンクリート構造物の破砕等の作業時に使用する散水装置において、水の噴射状況を簡単に変向できる散水用作業機械を提供する。【解決手段】モバイルクレーン等、走行装置2のアーム4の先端に、散水ノズル6を設けると共に、その散水ノズルの近傍に、ノズル回転駆動装置を設け、当該ノズルの外筒部分を回転伝達機構を介して回転させて噴射口の形状を切り替えるようにすることで、散水ノズルから噴射される水の噴射状態をジェット状や霧状などに変化させる。また、操作性を向上させるために、有線・無線による遠隔装置を設けて、走行装置の運転席などから前駆ノズル回転駆動装置を操作することができるように構成する。【選択図】図1

Description

本考案は、主に建設作業機械におけるクラッシャーやブレーカ等の破砕機による破砕作業において、作業中に巻き上げられる粉塵を飛散しないようにする散水装置を装備した建設・土木用の作業機械に関するものである。
従来、散水装置を有する作業機械、若しくは、散水付き建設・土木作業機械としては、従来例1として、1台で破砕箇所やその周辺に、広範囲に散水することができるようにした作業機械が知られている(特許文献1参照)。これは、図3に示すように、下部走行体21の上部に上部旋回体22があり、その旋回体22の前側にブーム23、アーム24があって、アーム24の先端にアタッチメント25がある。このアタッチメント25は、給水源からの水を散水する複数の散水ノズル26,27を備えるもので、前記散水ノズル26,27のうち少なくとも一つは、運転席からの操作で揺動可能に構成し、他の散水ノズルの散水方向と別の方向へ散水可能にしているものである。また、従来例2として、図4に示すように、油圧ブレーカ28に用いる散水装置であり、水タンク29,30の水は水ポンプ31で散水部32へ送り、エアコンプレッサ33から散水部32へ空気を送り、この散水部32から水及び空気をチゼル34に向けて噴射するものが知られている(特許文献2参照)。
特開2006−144316号公報 特開2003−103192号公報
従来の建設用の破砕機等の作業機械における散水装置においては、従来例1,2のいずれも、散水用のホースを揺動させて噴射角度を変えることができると言うものである。しかしながらこれでは、散水装置の噴水口先の方向が変わるだけで、口先から水を拡散させたり、ジェット上に噴出させたり、霧状に噴射させたりと、水の噴射状態を変化させることができない。現状では、作業機械のアームを屈折させてアタッチメントを下に降ろして、作業員が散水装置のノズルを調整して、その後、アームを上げて作業を続行する、というように、粉塵の発生具合により破砕作業等が一々中断され作業能率が向上しないという課題がある。本考案に係る散水用作業機械は、このような課題を解決するために提案されたものである。
本考案に係る散水用作業機械の上記課題を解決して目的を達成するための要旨は、散水装置を作業機械のアーム先端部若しくはアタッチメントに設けて成る建設・土木用の作業機械において、前記アーム又はアタッチメントの一部に前記散水装置の噴射用ノズルをその噴射軸心廻りに回転させるノズル回転駆動装置が設けられていることである。
また、前記ノズル回転駆動装置の駆動を遠隔操作するために、作業機械の運転席や、作業機械の近傍から遠隔操作できる有線装置若しくは無線装置が設けられることを含むものである。
本考案の散水用作業機械によれば、散水装置のノズルが作業員等の指示により任意に回転し、噴射口から散水される水が連続的に若しくは断続的に、ジェット状に噴射されたり、霧状に噴射されたり、拡散して噴射されたりするものである。このように、塵埃等の飛散状態や破砕状態に応じて、噴射状態を容易に可変させることができる。こうして、破砕作業等を中断させることなく連続して作業を行えるので、作業能率が向上する。
また、作業員が遠隔操作によりノズル回転駆動装置を駆動させて、噴射装置の噴射状態を可変させることができるので作業性と操作性が良い。
本考案に係る散水用作業機械1の全体図である。 同本考案の散水用作業機械における、ノズル回転駆動装置2の詳細構造を示す一部拡大平面図である。 従来例1に係る散水装置を有する作業機械の全体側面図(A)と、一部拡大側面図(B)とである。 従来例2に係る散水装置付き作業機械の使用状態における全体側面図である。
本発明に係る散水用作業機械1は、図1に示すように、走行装置のアームの先端に、散水ノズルを設けると共に、その散水ノズルの近傍に、ノズル回転駆動装置を設けることで、当該ノズルの外筒部分を回転伝達機構を介して回転させて噴射口の形状を切り替えるようにすることで、散水ノズルから噴射される水の噴射状態を変化させるものである。また、操作性を向上させるために、有線・無線による遠隔装置を設けて、走行装置の運転席などから前駆ノズル回転駆動装置を操作することができるようにする。
本考案に係る散水用作業機械1は建設・土木工事において例えば鉄筋コンクリート構造物を破砕したときに発生する粉塵などの飛散を抑えるために水を散水するものであり、図1に示すように、走行装置2を有した旋回体2aのブーム3とアーム4の先端部に、アタッチメント用の取付基部5aを介して散水用腕部5bが設けられている。
前記散水用腕部5bの先端部には、散水ノズル6が設けられている。この散水ノズル6には、前記散水用腕部5bに添えて若しくは中に挿通されて配設されるホース7がある。散水ノズル6は、上下、左右へ自在に回動する。
前記散水ノズル6は、前記散水用腕部5bの先端部にある金属製の取付框体部5cにノズル回転駆動装置12が設けられている。このノズル回転駆動装置12は、図2に示すように、前記取付框体5cの一部から延設される取付板5dに散水ノズル6が貫通孔に挿通させてナットで固定され、この散水ノズル6の外周部に当該散水ノズル6の軸心廻りに回転するギア9が設けられている。このギア9が回転すると、ノズルの外筒部8aが同時に同方向に同軸で回転する。
前記外筒部8aは、散水ノズル6の噴射口における中コマを回転させるものであり、これにより、噴射口に対する水の流れが変わって、連続的に若しくは断続的に、ジェット状に噴射されたり、霧状に噴射されたり、中空若しくは中実の同心円状に拡散して噴射されたりするものである。
前記ギア9は、ピニオンギア10と歯合している。このピニオンギア10は、前記取付框体部5cにおいて軸10aに回転自在に軸着されている。そして、このピニオンギア10を回転させるために、電動モーター11が設けられている。
この電動モーター11は、直流電源装置(DC24V バッテリー)13によって駆動される。更に、この直流電源装置13には、無線装置による遠隔操作の場合における受信装置が内部に設けられる。受信装置により、回転方向等のON・OFF信号を受信して、スイッチがON・OFFして、前記電動モーター11が正・逆方向に回転若しくは回転停止するものである。有線による遠隔操作の場合には、電気配線が電動モーター11に接続される。尚、この駆動原としてのモーターは、電動モーターの他、油圧モーターなども含まれるのは勿論である。
このように構成されてなるノズル回転駆動装置12により、コンクリート構造物等の破砕工事において、粉塵の飛散状態に応じて、遠隔操作により、散水ノズル6の外筒部8aを軸心a廻りに回転させて、噴射される水の状態を任意に、連続的に若しくは断続的に、可変させるものである。尚、散水ノズル6を回転させたり左右に回転させたりする場合に、前記直流電源装置13を電源とすることができる。また、その場合、前記電動モーター11を駆動源にして、切替装置により、取付框体5cを揺動させて、散水ノズル6をチルトさせるようにすることもできる。
本発明に係る散水用作業機械は、上記実施例で示した建設・土木の破砕工事の分野に限らず、建物の清浄作業や、農作物の散水作業、農薬散布等の分野にも提供することができるものである。
1 散水用作業機械、
2 走行装置、 2a 旋回体、
3 ブーム、
4 アーム、
5 取付基部、 5b 散水用腕部、
5c 取付框体、 5d 取付板、
6 散水ノズル、
7 ホース、
8a 外筒部、
9 ギア、
10 ピニオンギア、 10a 軸、
11 電動モーター、
12 ノズル回転駆動装置、
13 直流電源装置、
a 軸心。

Claims (2)

  1. 散水装置を作業機械のアーム先端部若しくはアタッチメントに設けて成る作業機械において、
    前記アーム又はアタッチメントの一部に、前記散水装置の噴射用ノズルの一部をその噴射ノズル軸心廻りに回転させて、噴射状態を連続的に若しくは断続的に可変させるノズル回転駆動装置が設けられていること、
    を特徴とする散水用作業機械。
  2. ノズル回転駆動装置の駆動を遠隔操作する有線装置若しくは無線装置が設けられること、
    を特徴とする請求項1に記載の散水用作業機械。
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