JP3148739U - 交通手段の磁気式足踏みクラッチ構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】本考案は、交通手段の磁気式足踏みクラッチ構造を提供す ること。【解決手段】少なくとも交通手段の足踏み板のプリセット位置に固定される一永久磁性体が備わっており、前記永久磁性体の材質は強磁性体(Ferromagnetism)であり、また、板体、少なくとも一永久磁性体及びユーザのフィットサポート連結部品を有する吸着連結座が備わっており、前記板体による頂面と底面が形成され、前記永久磁性体は、前記板体の底面のプリセット位置に固定され、そして、前記永久磁性体の材質は強磁性体(Ferromagnetism)で、それにより、交通手段の足踏み板の永久磁性体に対応し、磁性吸着結合状態が達成されることになり、前記ユーザフィットサポート連結部品は、前記板体の頂面に突出して設けられ、それにより、ユーザの足部又は靴体の外部に連結、固定されることになり、前記ユーザフィットサポート連結部品は位置固定状態と開放状態との切替が便利になるクイックリリース式位置固定部が設けられている。【選択図】図1
Description
本考案は交通手段に関わり、特に交通手段の一種で、磁気式足踏みクラッチ構造を持つオリジナル設計である。
本考案でいう交通手段は、主に自転車や車椅子等交通手段の踏み板結構を更に改善、突破したオリジナルものである。
まず、自転車の踏み板結構を見るが、一般タイプは、安心して利用できるものだが、その踏み板やクランクは、下向きに足踏みをする力のみに動かされるため、走行速度を向上することができないのであり、従来のもう一つのシャークマウス式又はクリップ式自転車の踏み板構造では、ユーザが足を上げたとき、前記踏み板に設けられた嵌めあい構造により、踏み板が動かされ、速度向上という長所があるが、しかし、そのような踏み板結構は使用の時、ユーザがそのクラッチの動きに慣れるまで、繰り返しの練習が可能だが、自転車が滑ったなどの緊急状況があった場合、すぐ反応できず、足部が踏み板間からすぐ取れないため、ひどい怪我を起こしたという可能性がある。
また、車椅子の踏み板結構では、一般タイプの場合、ユーザが足部を置くとき、固定した位置がなく、それにより、車椅子の利用者の足が置いた場所から離れ、地面に接触してしまう恐れがある。従来のもう一つの縄付き車椅子では、その踏み板はユーザの足を安定させる効果があるが、車椅子に乗ったとき、またはそこから降りるとき、縄を締めたり緩めたりしなければならないので、時間がかかるという欠点があった。
上述した従来の交通手段の踏み板結構の使用上に存在する問題点について、より理想で実用性のあるオリジナル構造を開発するのが、ユーザの望むことで、関連業者が努力して、研究開発、突破すべき目標と方法でもある。
それを鑑みて、本考案者は、関連製品の製造と設計に携わる経験を長年持っており、上述の目標について詳しく設計、慎重に評価したうえ、ようやく実用性のある本考案が得られたのである。
本考案は、交通手段の一種である磁気式足踏みクラッチ構造を提供することを目的とし、解決しようとする課題は、従来の走行速度の向上できない、足部が踏み板間からすぐ取れない、という問題点を改善、突破することである。
本考案の解決しようとする技術特徴として、少なくとも交通手段の足踏み板のプリセット位置に固定される一永久磁性体が備わっており、前記永久磁性体の材質は強磁性体(Ferromagnetism)で、前記強磁性体は、ネオジム−鉄−ホウ素(Nb−Fe−B)又はサマリウムのコバルト−鉄(SmCo−Fe)又はアルニコ−鉄(AlNiCo−Fe)の化学成分の組合せの何れかに該当するものであり、また、板体、少なくとも一永久磁性体及びユーザのフィットサポート連結部品を有する吸着連結座が備わっており、前記板体による頂面と底面が形成され、前記永久磁性体の材質は強磁性体(Ferromagnetism)で、前記強磁性体は、ネオジム−鉄−ホウ素(Nb−Fe−B)又はサマリウムのコバルト−鉄(SmCo−Fe)又はアルニコ−鉄(AlNiCo−Fe)の化学成分の組合せの何れかに該当するものであり、前記永久磁性体は、前記板体の底面のプリセット位置に固定され、それにより、交通手段の足踏み板の永久磁性体に対応し、磁性吸着結合状態が達成されることになり、前記ユーザフィットサポート連結部品は、前記板体の頂面に突出して設けられ、それにより、ユーザの足部又は靴体の外部に連結、固定されることになり、前記ユーザフィットサポート連結部は位置固定状態と開放状態との切替が便利になるクイックリリース式位置固定部が設けられていることを特徴とする前記交通手段の磁気式足踏みクラッチ構造であり、このようなオリジナル設計により、従来の技術に比較すれば、本効果は以下の効果がある。
その一、走行速度が向上するという実用性、進歩性があること。
その二、交通手段の足踏み板と吸着連結座間からすぐに取れるという安全性
を持つ実用性、進歩性があること。
その一、走行速度が向上するという実用性、進歩性があること。
その二、交通手段の足踏み板と吸着連結座間からすぐに取れるという安全性
を持つ実用性、進歩性があること。
図1〜図3は、本考案における交通手段の磁気式足踏みクラッチ構造の好適な実施例であり、これらの実施例は説明のみに用いられるものであり、実用新案登録請求の際、それらの構造に制限されないとする。
少なくとも交通手段の足踏み板11のプリセット位置に固定される一永久磁性体10が備わっており、前記永久磁性体10の材質は強磁性体(Ferromagnetism)で、前記強磁性体は、ネオジム−鉄−ホウ素(Nb−Fe−B)又はサマリウムのコバルト−鉄(SmCo−Fe)又はアルニコ−鉄(AlNiCo−Fe)の化学成分の組合せの何れかに該当するものであり、
板体21、少なくとも一永久磁性体22及びユーザのフィットサポート連結部品23を有する吸着連結座20が備わっており、前記板体21による頂面211と底面212が形成され、前記永久磁性体22は前記板体21の底面212に設けられ、前記永久磁性体22の材質は強磁性体(Ferromagnetism)であり、前記強磁性体は、ネオジム−鉄−ホウ素(Nb−Fe−B)又はサマリウムのコバルト−鉄(SmCo−Fe)又はアルニコ−鉄(AlNiCo−Fe)の化学成分の組合せの何れかに該当するものであり、前記永久磁性体22は、前記板体21の底面212のプリセット位置に固定され、それにより、交通手段の足踏み板11の永久磁性体10に対応し、磁性吸着結合状態が達成されることになり、前記ユーザフィットサポート連結部品23は、前記板体21の頂面211に突出して設けられ、それにより、ユーザの足部又は靴体の外部に連結、固定されることになり、前記ユーザフィットサポート連結部品23は位置固定状態と開放状態との切替が便利になるクイックリリース式位置固定部24が設けられていることを特徴とする前記交通手段の磁気式足踏みクラッチ構造である。
板体21、少なくとも一永久磁性体22及びユーザのフィットサポート連結部品23を有する吸着連結座20が備わっており、前記板体21による頂面211と底面212が形成され、前記永久磁性体22は前記板体21の底面212に設けられ、前記永久磁性体22の材質は強磁性体(Ferromagnetism)であり、前記強磁性体は、ネオジム−鉄−ホウ素(Nb−Fe−B)又はサマリウムのコバルト−鉄(SmCo−Fe)又はアルニコ−鉄(AlNiCo−Fe)の化学成分の組合せの何れかに該当するものであり、前記永久磁性体22は、前記板体21の底面212のプリセット位置に固定され、それにより、交通手段の足踏み板11の永久磁性体10に対応し、磁性吸着結合状態が達成されることになり、前記ユーザフィットサポート連結部品23は、前記板体21の頂面211に突出して設けられ、それにより、ユーザの足部又は靴体の外部に連結、固定されることになり、前記ユーザフィットサポート連結部品23は位置固定状態と開放状態との切替が便利になるクイックリリース式位置固定部24が設けられていることを特徴とする前記交通手段の磁気式足踏みクラッチ構造である。
前記交通手段の足踏み板11と吸着連結座20の永久磁性体22は、その位置が対称して合わせるものでなければ、吸着機能が働かないのであり、また、前記吸着作用によるプリセット力で、ユーザが前記吸着連結座20と交通手段の足踏み板11との相対運動を制御することになり、その上、前記永久磁性体22の磁束量の変化により、上述の力の大きさを制御できるが、それがプリセット力を超えると、前記吸着連結座20と交通手段の足踏み板11がお互いに離れることになる。
前記ユーザフィットサポート連結部品23のクイックリリース式位置固定部24は、オスマジックテープ(登録商標)241とメスマジックテープ(登録商標)242からなるものであり、その他に、オスメスセットバックル、磁石、ゴムバンドの何れかでよい(図3参照)。
前記交通手段の足踏み板11に設けられた永久磁性体10の外部には、更に耐磨耗材料12が設けられている。
前記吸着連結座20の永久磁性体22及び前記交通手段の足踏み板11の永久磁性体10は、相対して嵌め合うための凹部、凸部が設けられることにより、前記吸着連結座20と交通手段の足踏み板11との突き合い状態がより安定する(当該実施例の図面は省略)。
図2に示すように、前記交通手段の足踏み板11と吸着連結座20の永久磁性体10、22は複数のセットに設けられた場合、それぞれのセットの永久磁性体10、22の磁極は、異なった状態に設けられてもよいのである。例えば、前記交通手段の足踏み板11の永久磁性体10の磁性は上向きのN極で、もう一つの永久磁性体10Bは上向きのS極で、しかも、前記吸着連結座20の永久磁性体22、22Bの磁性 に合わせて、磁性吸着結合状態が達成される。
図4に示すように、前記交通手段の足踏み板11は車椅子の踏み板に応用される場合であり、前記永久磁性体10は車椅子の踏み板に設けられ、また、怪我した足部や靴体の外部を吸着連結座20に安定させてから、前記吸着連結座20と車椅子の踏み板の永久磁性体10とが磁性吸着結合状態となり、磁性吸着結合状態ということで、脱離も容易になり、けが人が車椅子に乗ったり降りたりすることが簡単になり、緊急状況があった場合でも、けが人の足が踏み板間からすぐ取れる。
上述の構造、組合せ設計により、本考案の使用状態について以下のように説明する。
上述の構造、組合せ設計により、本考案の使用状態について以下のように説明する。
図1、図3に示すように、まず、ユーザの足部や靴体の外部を、前記ユーザフィットサポート連結部品23のクイックリリース式位置固定部24で、前記吸着連結座20の板体21の頂面211に締め、前記交通手段の足踏み板11に近づくように固定させ、前記吸着連結座20の永久磁性体22が、前記板体21の底面212に設けられているため、前記交通手段の足踏み板11が自動的に使用側向きになり、そこで、同種磁石の排斥作用を利用して、前記吸着連結座20の永久磁性体22が前記交通手段の足踏み板11の永久磁性体10に自動的に吸着し、磁性吸着結合状態が達成される。
図5は、ユーザが乗った状態のイメージであり、前記ユーザが下向きに足踏みをすると、交通手段の足踏み板11、クランクが動かされることになり、ユーザが足部を上げたとき、前記交通手段の磁気式足踏みクラッチ構造により、前記交通手段の足踏み板11、クランク(図示W)が動かされ、走行速度が向上、体力が節約できる。
図5は、ユーザが乗った状態のイメージであり、前記ユーザが下向きに足踏みをすると、交通手段の足踏み板11、クランクが動かされることになり、ユーザが足部を上げたとき、前記交通手段の磁気式足踏みクラッチ構造により、前記交通手段の足踏み板11、クランク(図示W)が動かされ、走行速度が向上、体力が節約できる。
説明を付け加えておきたいのは、前記吸着連結座20と交通手段の足踏み板11は、セットで販売される場合のほかに、単独販売の前記吸着連結座20の場合でもよい。
本考案の長所:
その一、本考案に掲示した “交通手段の磁気式足踏みクラッチ構造”は、前記永久磁性体が前記吸着連結座板体の底面に設けられ、また、前記交通手段の足踏み板の永久磁性体とが磁性吸着結合状態となるオリジナル構造の組合せ設計により、ユーザが乗ったとき、下向きに足踏みをしたとき又は足部を上げたときにも、踏み板が動かされ、効率向上となり、更に、進行速度が向上すること。
本考案の長所:
その一、本考案に掲示した “交通手段の磁気式足踏みクラッチ構造”は、前記永久磁性体が前記吸着連結座板体の底面に設けられ、また、前記交通手段の足踏み板の永久磁性体とが磁性吸着結合状態となるオリジナル構造の組合せ設計により、ユーザが乗ったとき、下向きに足踏みをしたとき又は足部を上げたときにも、踏み板が動かされ、効率向上となり、更に、進行速度が向上すること。
その二、車椅子の踏み板結構の場合、けが人の足部や靴体の外部を吸着連結座に置いた後、車椅子の踏み板の永久磁性体とが磁性吸着結合状態となり、けが人の足部が地面に接触せずすむし、磁性吸着結合状態ということで、脱離も容易になり、けが人が車椅子に乗ったり降りたりすることが簡単になり、緊急状況があった場合でも、けが人の足が踏み板間からすぐ取れるから、ひどい怪我などを引き起こさず、安全性を持つ実用性、進歩性があること。
上述の実施例に掲示した内容は、本考案を具体的に説明するものであり、文中で特定な専門用語を用いて、説明してきたが、それを持って本考案の実用新案登録請求範囲を制限してはならず、この技術分野が分かる者は、本考案のコンセプトや考えを理解したうえ、その改造や変更などをしてそれと同等な効果を得たとしても、それらの改造や変更などは、すべて後述の実用新案登録請求の範囲に含まれるものとする。
10、10B 永久磁性体
11 交通手段の足踏み板
12 耐磨耗材料
20 吸着連結座
21 板体
211 頂面
212 底面
22、22B 永久磁性体
23 ユーザフィットサポート連結部品
24 クイックリリース式位置固定部
241 オスマジックテープ(登録商標)
242 メスマジックテープ(登録商標)
11 交通手段の足踏み板
12 耐磨耗材料
20 吸着連結座
21 板体
211 頂面
212 底面
22、22B 永久磁性体
23 ユーザフィットサポート連結部品
24 クイックリリース式位置固定部
241 オスマジックテープ(登録商標)
242 メスマジックテープ(登録商標)
Claims (5)
- 少なくとも交通手段の足踏み板11のプリセット位置に固定される一永久磁性体10が備わっており、前記永久磁性体10の材質は強磁性体(Ferromagnetism)で、前記強磁性体は、ネオジム−鉄−ホウ素(Nb−Fe−B)又はサマリウムのコバルト−鉄(SmCo−Fe)又はアルニコ−鉄(AlNiCo−Fe)の化学成分の組合せの何れかに該当するものであり、また、板体21、少なくとも一永久磁性体22及びユーザのフィットサポート連結部品23を有する吸着連結座20が備わっており、前記板体21による頂面211と底面212が形成され、前記永久磁性体22の材質は強磁性体(Ferromagnetism)で、前記強磁性体は、ネオジム−鉄−ホウ素(Nb−Fe−B)又はサマリウムのコバルト−鉄(SmCo−Fe)又はアルニコ−鉄(AlNiCo−Fe)の化学成分の組合せの何れかに該当するものであり、前記永久磁性体22は、前記板体21の底面212のプリセット位置に固定され、それにより、交通手段の足踏み板11の永久磁性体10に対応し、磁性吸着結合状態が達成されることになり、前記ユーザフィットサポート連結部品23は、前記板体21の頂面211に突出して設けられ、それにより、ユーザの足部又は靴体の外部に連結、固定されることになり、前記ユーザフィットサポート連結部品23は位置固定状態と開放状態との切替が便利になるクイックリリース式位置固定部24が設けられていることを特徴とする交通手段の磁気式足踏みクラッチ構造。
- 前記交通手段の足踏み板11に設けられた永久磁性体10の外部には、更に耐磨耗材料12が設けられることを特徴とする請求項1に記載の交通手段の磁気式足踏みクラッチ構造。
- 前記交通手段の足踏み板11と吸着連結座20の永久磁性体10、22は複数のセットに設けられた場合、それぞれのセットの永久磁性体10、22の磁極は、異なった状態に設けられてもよいことを特徴とする請求項1に記載の交通手段の磁気式足踏みクラッチ構造。
- 前記ユーザフィットサポート連結部品23のクイックリリース式位置固定部24は、オスメスセットマジックテープ(登録商標)241、242、オスメスセットバックル、磁石、ゴムバンドの何れかでよいことを特徴とする請求項1に記載の交通手段の磁気式足踏みクラッチ構造。
- 前記吸着連結座20の永久磁性体22及び前記交通手段の足踏み板11の永久磁性体10は、相対して嵌め合うための凹部、凸部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の交通手段の磁気式足踏みクラッチ構造。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008008724U JP3148739U (ja) | 2008-12-12 | 2008-12-12 | 交通手段の磁気式足踏みクラッチ構造 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR102181067B1 (ko) * | 2020-06-30 | 2020-11-19 | 김대현 | 페달 구조체 |
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2008
- 2008-12-12 JP JP2008008724U patent/JP3148739U/ja not_active Expired - Fee Related
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