JP3148642U - 靴中底体 - Google Patents
靴中底体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3148642U JP3148642U JP2008008624U JP2008008624U JP3148642U JP 3148642 U JP3148642 U JP 3148642U JP 2008008624 U JP2008008624 U JP 2008008624U JP 2008008624 U JP2008008624 U JP 2008008624U JP 3148642 U JP3148642 U JP 3148642U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line
- resin layer
- center
- parallel
- shoe midsole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
Description
また一方、用途に適合した靴の選択が重要で、膝や足首或いは腰と言った部位の障害と運動効果に大きな影響を与える事も合せ知られるようになって来ている。
また、用途に合った靴を選択する重要性と共に、最近は特に、靴中底体に関する注目が高まってきている。つまり、靴中底体が、歩行或いは立位における姿勢や疲労、膝や足首或いは腰と言った部位の障害発生と密接な関連があり、これらに大いに影響を与える事が知られるようになった。
一方、身体の成長量の大きい欧米人は成長に伴って下腿部が長くなり、下腿部の筋活動レベルが上がる傾向が見られ、そのためアキレス腱の負荷が過大になりがちで、この問題を解決するため踵を高く保持された靴が使用されてきたと言われている。
しかしながら、伝統的に下駄,草履、草鞋や足半(あしなか、草履の一種)などに慣れ親しんで来た大多数の日本人にとっては、そもそも踵を高く保持する心要は無く、踵を高く保持する靴を使用することで、かえって下腿部の筋活動レベルが低下し、起立時及び運動時の姿勢制御能力や衝撃吸収能力が低下し、運動能力の低下や運動器障害の増加を招いていると出願人は思考した。
(1)形状が左右対称な靴中底体であって、踵部の中心と第二趾部の中心とを結ぶ直線をA線、最先端で前記A線と直角に交差するB線、小趾球部の中心から前記A線方向への垂線をC線、踵部中心と前記A線と直角に交差するE線、該E線と前記C線との略中間で、且つ前記A線と直角に交差するD線、最後端で前記A線と直角に交差する線をF線とし、
靴中底体の外縁線と前記D線との少なくとも交点付近を通る直線で、且つこのD線との角度Gが0度から50度の範囲内である(ハ)線、この(ハ)線と平行に後方向の踵部上方に(ニ)線を、該(ニ)線と平行に最後端には(ホ)線を、前記(ハ)線と平行で、母趾球部及び小趾球部の上方に(ロ)線、この(ロ)線と平行な最先端の線を(イ)線とし、踵部後方から指先の前方まで足裏全体をカバーするか、或いは前記(ニ)線から後方部が欠落した平面的形状の特徴を有する靴中底体としている。
(ハ)線から(ニ)線までは傾斜面を呈し、以降、(ホ)線まで欠落した状態を呈するか、
(ハ)線から(ニ)線までは傾斜面を呈し、該所から後方は、薄厚状態を呈するか、又は、
(ハ)線から(ニ)線までは湾曲状の曲線を呈し、以降、(ホ)線まで薄厚状態を呈するか、
(ハ)線から最後端の(ホ)まで湾曲状の曲線を呈するか、
(ハ)線から(ニ)線までは湾曲状の曲線を呈し、該所から以降、(ホ)線まで欠落した状態を呈する側面的形状の特徴を有する靴中底体としている。
踵部中心と第二趾部の中心とを結ぶ直線のA線と直角に交差する直線のD線と、靴中底体の外縁線と前記D線との少なくとも交点又はその付近を通る直線で、且つD線と0度から50度の範囲内で描かれる(ハ)線から最後端の(ホ)線まで、平面的な傾斜面を呈するか、
(ハ)線から(ニ)線までは傾斜面を呈し、以降(ホ)線まで欠落状態を呈するか、
(ハ)線から(ニ)線までは傾斜面を呈し、以降(ホ)線まで薄厚状態を呈するか、又は、
(ハ)線から(ニ)線までは湾曲状の曲線を呈し、以降(ホ)線まで薄厚状態を呈するか、
(ハ)線から最後端の(ホ)まで湾曲状の曲線を呈するか、
(ハ)線から(ニ)線までは湾曲状の曲線を呈し、以降、欠落状態を呈する側面的形状の特徴を有して形成されているので、後方部は踵部に近づくほど高さが低くなっている。
このことによって、草鞋の一種である足半(あしなか)に近い状態となり、足関節のアライメントが多くの日本人にとって適正な位置に保持されるようになる。
以って足と靴の一体感を増し、外踝と靴の履き口部ラインをはじめとした足と靴の各部との干渉を減少させる。
従って、従来の靴中底体では休眠状態の足趾関連筋肉が、活性化されると共に足趾の動きが最適化され、それに連動する脚部の筋活動を適正化するとともに活性化する。その結果、下肢の血流及びリンパの還流が改善される。
つまり、靴の中で足趾の動きを最適化して、歩行或いは立位における体幹の姿勢の安定性を向上させ、疲労を和らげると共に膝や足首或いは腰と言った部位の障害発症を減少させ且つ、臀部、大腿部並びに下腿部及びその周辺筋の強化を図る靴中底体を提供するものである。
本考案は左右対称形の靴中底体であって、シリコーンゲル層か熱可塑性の混合樹脂層又は発砲樹脂層の単体、或いは、シリコーンゲル層と発砲樹脂層、発泡樹脂層と混合樹脂層、シリコーンゲル層と混合樹脂層、シリコーンゲル層と発砲樹脂層と混合樹脂層との複合層から形成されることが考えられるが、シリコーンゲルか熱可塑性の混合樹脂、或いは発砲樹脂の単体又はこれらの複合層で作られることが望ましく、図1及び図2で説明の平面的と図3から図8で説明の側面的に大きな特徴がある。
即ち、本考案の靴中底体1は、上記の異なる平面的特徴を有する二態形状の実施例で目的を達成しようとするものである。
尚、図中符号HはC線とE線間との長さを表し、D線はこのほぼ中間に位置している。
以上説明の(イ)(ロ)(ニ)(ホ)の各線は、全て(ハ)線と平行に描かれるので、後記説明の側面的特徴において、切断や平坦状及び傾斜面或いは湾曲状の曲線と言った側面的特徴の加工は全て(ハ)線と平行に行われる。
(ハ)線から母趾球部7及び小趾球部8の上方の(ロ)線にかけては、平坦状を呈しており、この間が全体的には靴中底体で最も高く(厚く)形成され、概ね4mmから15mm程度で形成されることが望ましく、(ロ)線から最先端部の(イ)線間は傾斜面を呈して形成される。
尚、図中符号20は基底体で、図示の全ての実施例で採用されているが、該基底体を用いずに靴中底体の本体のみで実施されることもあり、その作用効果に問題は無い。
踵部10の中心と第二趾部3の中心とを結ぶ直線をA線、最先端で前記A線と直角に交差するB線、小趾球部8の中心から前記A線への垂線をC線、踵部10の中心と前記A線と直角に交差する線のE線、このE線と前記C線との略中間で、且つ前記A線と直角に交差する線のD線、最後端で前記A線と直角に交差する線をF線としている。
この(ハ)線と平行に、踵部10の上方に(ニ)線を、この(ニ)線と平行に最後端には(ホ)線を、前記(ハ)線と平行に、母趾球部7及び小趾球部8の上方に(ロ)線を、この(ロ)線と平行な最先端の線を(イ)線とする。
図6の実施例では、(ハ)線から(ニ)線にかけて湾曲を呈する曲線で形成され、曲線はこの所で終了し、該所から(ホ)線にかけては薄厚状態の平坦状を呈している。
また、図7は(ハ)線から(ホ)線にかけて連続して湾曲を呈する曲線で形成されている。
図8の実施例では、(ハ)線から(ニ)線にかけては湾曲を呈する曲線で形成され、曲線はこの所で終了し、該所で切断状態を示していて該所から後方の踵部が欠落している。
即ち、本考案品の使用によって体幹の安定性を向上させ、歩行或いは立位のとき、通勤やウオーキング戚いは勤務中など、常時健康増進と大腿部並びに臀部や下腿部及びその周辺筋の強化を図ることができ、そのことで姿勢が正され、膝や足首或いは腰と言った部位の障害発生を減少させる外、特段製造上で問題となる点も無いことから、数多くの需要が見込まれ、産業上の利用可能性は頗る高い。
Claims (3)
- 形状が左右対称な靴中底体であって、踵部10の中心と第二趾部3の中心とを結ぶ直線をA線、最先端で該A線と直角に交差するB線、小趾球部8の中心から前記A線方向への垂線をC線、踵部10中心と前記A線と直角に交差するE線、該E線と前記C線との略中間で、且つ前記A線と直角に交差するD線、最後端で前記A線と直角に交差する線をF線とし、
靴中底体1の外縁線と前記D線との少なくとも交点付近を通る直線で、且つこのD線との角度Gが0度から50度の範囲内である(ハ)線、この(ハ)線と平行に、踵部10の上方に(ニ)線を、この(ニ)線と平行に最後端には(ホ)線を、前記(ハ)線と平行に、母趾球部7及び小趾球部8の上方に(ロ)線、この(ロ)線と平行な最先端の線を(イ)線とし、
踵部後方から指先の前方まで足裏全体をカバーするものか、或いは前記(ニ)線から後方部が欠落した平面的形状の特徴を有する靴中底体。 - (ハ)線から最後端の(ホ)まで傾斜面を呈するか、(ハ)線から(ニ)線までは傾斜面を呈し、以降、(ホ)線まで欠落した状態を呈するか、(ハ)線から(ニ)線までは傾斜面を呈し、以降は、薄厚状態を呈するか、
又は、(ハ)線から(ニ)線までは湾曲状の曲線を呈し、以降、(ホ)線まで薄厚状態を呈するか、(ハ)線から最後端の(ホ)まで湾曲状の曲線を呈するか、或いは(ハ)線から(ニ)線までは湾曲状の曲線を呈し、以降、(ホ)線まで欠落した状態を呈する側面的形状の特徴を有する請求項1記載の靴中底体。 - シリコーンゲル層か熱可塑性の混合樹脂層又は発砲樹脂層の単体か、或いは、シリコーンゲル層と発砲樹脂層、発泡樹脂層と混合樹脂層、シリコーンゲル層と混合樹脂層、シリコーンゲル層と発砲樹脂層と混合樹脂層との複合層から形成されることを特徴とする請求項1〜請求項2のいずれかに記載の靴中底体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008008624U JP3148642U (ja) | 2008-11-12 | 2008-11-12 | 靴中底体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008008624U JP3148642U (ja) | 2008-11-12 | 2008-11-12 | 靴中底体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3148642U true JP3148642U (ja) | 2009-02-26 |
Family
ID=54782173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008008624U Expired - Lifetime JP3148642U (ja) | 2008-11-12 | 2008-11-12 | 靴中底体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3148642U (ja) |
-
2008
- 2008-11-12 JP JP2008008624U patent/JP3148642U/ja not_active Expired - Lifetime
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20130291404A1 (en) | Recovery shoe | |
KR980008086A (ko) | 건강 증진용 신발 | |
MX2010009143A (es) | Conjunto de calzado estratificado con superficie inferior arqueada. | |
CN104366896A (zh) | 一种基于生物力学的童鞋鞋底 | |
KR101773939B1 (ko) | 충격 완화 기능을 구비하는 신발밑창 | |
JP2011524234A (ja) | ダイエット靴底及びこれを備えた履物 | |
JP6670128B2 (ja) | インソール | |
JP3149069U (ja) | 靴中底体 | |
JP3195381U (ja) | サンダル基板及びサンダル | |
KR20080105649A (ko) | 신발용 중창 및 허리쇠 | |
KR100798868B1 (ko) | 건강 신발 | |
JP3148642U (ja) | 靴中底体 | |
US20090282699A1 (en) | Total body insoles ˜ shoe inserts | |
JP3206800U (ja) | ハイヒールの圧力軽減靴底構造 | |
KR20110008409U (ko) | 구두 중창용 허리쇠 | |
JP2005160560A (ja) | 履物 | |
JP4592429B2 (ja) | 履物の本底及び履物 | |
US20120000093A1 (en) | Perfect Gait Shoe | |
KR100580291B1 (ko) | 기능성 신발 | |
JP2006247218A (ja) | 履物 | |
JP2009153990A (ja) | 靴底及び該靴底を備えた靴 | |
JP2008125693A (ja) | 歩行矯正用具 | |
JP4005946B2 (ja) | エクササイズシューズの靴底 | |
JP3181436U (ja) | ハイヒール | |
KR101091768B1 (ko) | 라커형 신발 밑창 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120204 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120204 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150204 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20170204 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |