JP3148374U - クレーン付き車両運搬車の荷台破損防止装置 - Google Patents
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Abstract
Description
また、通常、作業者は、荷台のスライド移動時には、荷台後方側での安全を目視によって常に確認しながら操作を行う。そのため、自車両の後方への荷台のスライド時に、上述のようなブームの回避操作をうっかり忘れて荷台をスライド操作してしまうと、荷台前方の鳥居側への注意が不十分となり、上記のような干渉問題が生じてしまうことになりかねない。
この荷台破損防止装置20は、図1に示すように、干渉検出部21、およびアンロード弁46、電磁切換弁46aを含むアンロード回路40を有して構成されている。電磁切換弁46aは、図2に示すように、干渉検出部21からの検出信号に基づいて、アンロード回路40をアンロードさせ、荷台2の後方へのスライド移動用のバルブ(後述の切換制御弁44)からの圧油をアンロードさせる。
また、鳥居3の上梁部3aには、荷台2を後方にスライド移動させたときに、クレーン10のブーム14の下面に当接するように配設された干渉保護部50が設けられている。この干渉保護部50は、鳥居3の上梁部3aにその上方に離間して並行に設けられた保護部材51と、この保護部材51の左右を支持する一対の支柱52とを有して構成されている。ここで、この一対の支柱52は、円筒コイルバネによって形成されており、保護部材51がクレーン10のブーム14に当接したときに弾性的に短縮するように構成されている(図4参照)。
そして、このリミットスイッチ22および保護部材51の下面51aの設置位置は、ブーム14が保護部材50に当接したときには、ブーム14が鳥居3との干渉を生じない範囲であって、支柱52が短縮可能な範囲(図3に示す距離Dであって例えば10mm)内にあるときに、リミットスイッチ22のアクチュエータ22aが保護部材51の下面51aに押された状態にあるように設置されている。また、ブーム14が保護部材51に当接していないときには、アクチュエータ22aと保護部材51の下面51a相互が離間している。つまり、リミットスイッチ22は、ブーム14が鳥居3との干渉を生じる範囲(距離D)内にないときは、保護部材51の下面51aからアクチュエータ22aが離間し、検出信号が出力されないようになっている。
いま、クレーン10のブーム14を荷台2側に向けた格納姿勢(図1参照)で、作業者が、操作レバー19によって荷台2の後退操作を行うと、図4に示すように、荷台2は、その鳥居3側を持ち上げて後傾されつつ、斜め後方にスライド移動を開始する。このとき、干渉保護部50の保護部材51がブーム14の下面に当接すると、保護部材51左右の支柱52が押されて短縮する。これにより、干渉検出部21(リミットスイッチ22)からの検出信号が電磁切換弁46aに送られる。電磁切換弁46aは、検出信号を受信し、図3に示すアンロード回路40のアンロード弁46を作動させ、コントロールバルブ18の切換制御弁44からの圧油をアンロードする。これにより、この荷台破損防止装置20によれば、荷台2を自車両の後方にスライド移動させる際に、ブーム14と鳥居3との干渉により破損が生じるという問題を未然に防ぐことができる。
このように、このクレーン付き車両運搬車1は、荷台2を後方にスライド移動させるときに、荷台2の前方に設けられた鳥居3が、クレーン10の格納姿勢時のブーム14に干渉することによる破損を防止する荷台破損防止装置20を備えているので、作業者のうっかりミス等による干渉により破損が生じるという問題を未然に防ぐことができる。
なお、本考案に係るクレーン付き車両運搬車の荷台破損防止装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能なことは勿論である。
さらに、上記実施形態のように、保護部材とブームとの当接によって短縮される支柱を設ければ、これがクッションとなってブームおよび鳥居の破損を防止する上でより好適である。また、保護部材とブームとの当接によって短縮される支柱として、上記実施形態では、円筒コイルばねを例に説明したが、これに限らず、オイルダンパ等を用いてもよい。
2 荷台
3 鳥居
4 運転席
5 シャーシフレーム
8 ウインチ
10 クレーン
11 基台部
12 アウトリガ
13 コラム
14 ブーム
15 (ブーム起伏用の)油圧シリンダ
16 フック
17 ウインチ用油圧モータ
18 コントロールバルブ
19 操作レバー
20 荷台破損防止装置
21 干渉検出部
22 リミットスイッチ
40 アンロード回路
41 油圧ポンプ
42 (荷台スライド移動用の)油圧シリンダ
44 切換制御弁
45 リリーフ弁
46 アンロード弁
46a 電磁切換弁
50 干渉保護部
51 保護部材
52 支柱
Claims (2)
- 車両を積載するために自車両の後方にスライド移動可能な荷台と、該荷台と運転席との間に架装される車両搭載型のクレーンとを有し、該クレーンのブームを前記荷台側に向けた姿勢で格納するクレーン付き車両運搬車に用いられ、前記荷台を後方にスライド移動させたときに、前記荷台の前方に設けられた鳥居が、前記クレーンの格納姿勢時のブームとの干渉により破損することを防止する荷台破損防止装置であって、
前記鳥居に設けられて前記鳥居と前記ブームとの干渉を検出する干渉検出部と、前記干渉検出部の検出信号に基づいて、前記荷台のスライド移動用の切換制御弁からの圧油をアンロードするアンロード回路とを備えることを特徴とするクレーン付き車両運搬車の荷台破損防止装置。 - 前記鳥居の上梁部には、前記荷台を後方にスライド移動させたときに、前記クレーンのブームに当接するように配設された干渉保護部が設けられ、当該干渉保護部は、前記鳥居の上梁部にその上方に離間して並行に設けられた保護部材と、該保護部材の左右を支持する一対の支柱とを有し、当該一対の支柱は、前記保護部材が前記クレーンのブームに当接したときに弾性的に短縮するように構成されており、
前記干渉検出部は、前記鳥居の上部に設けられたブーム当接感知器を有し、当該ブーム当接感知器は、前記保護部材の下面に対向して配置されるとともに、前記ブームと前記保護部材との当接により前記一対の支柱が短縮されたときに、前記保護部材下面に押されて前記検出信号を出力するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のクレーン付き車両運搬車の荷台破損防止装置。
Priority Applications (1)
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JP2008008315U JP3148374U (ja) | 2008-11-27 | 2008-11-27 | クレーン付き車両運搬車の荷台破損防止装置 |
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JP3148374U true JP3148374U (ja) | 2009-02-12 |
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JP (1) | JP3148374U (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010126300A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Furukawa Unic Corp | クレーン付き車両運搬車の荷台干渉防止装置 |
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2008
- 2008-11-27 JP JP2008008315U patent/JP3148374U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2010126300A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Furukawa Unic Corp | クレーン付き車両運搬車の荷台干渉防止装置 |
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