JP3148371U - 磁石付き装身具 - Google Patents

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Abstract

【課題】磁力が身体に及ぼす効果をより効果的に発揮し得る磁石付き装身具を提供する。【解決手段】磁石が取り付けられた2つの磁石部2A、2Bと、身体に密着させて巻き付けるバンド部3とを備えた磁石付き装身具であって、上記2つの磁石部は、装着した際に上記磁石20の磁極面の極性が互いに引き合い且つ上記磁石部同士が身体を介して対峙するよう配置されるとともに、上記磁石は、磁束密度を100〜230ミリテスラとし、上記磁石部が上記弾性部をして身体に密着固定されることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、手首或いは足首などに装着する磁石付き装身具であって、磁石が取り付けられた2つの磁石部と、身体に密着させて巻き付けられるバンド部とを備えた磁石付き装身具に関する。
従来より、磁力を利用して身体の血行をよくし、肩のこりなどの身体の不調を緩和する磁気バンド、磁気ネックレス、磁気リングが健康器具、装身具などとして広く知られている。これらによれば、湿布薬或いは塗り薬とは違って匂いや刺激がなく、半永久的に使い続けることができるメリットがある。
下記特許文献1には、軸芯方向に沿って1又は2以上の磁性体を配置し、その周囲を肉厚の金属類で被覆してリング部分を形成したリング状磁気装身具が記載されている。これによれば、貴金属類が持つ装飾性を備えた装身具でありながら、製造が簡単で錆が発生するおそれがなく、指や手首などの周囲に磁気を作用させ、血行をよくすることができるとされている。
下記特許文献2には、リング型異方性磁石を備えた弾性素材からなるブレスレットが記載されており、手首の所定の位置に磁石のN極、S極が配置されるように装着すれば、生活習慣や体調不良によって生じた背骨や骨盤の歪みが矯正され、美容と健康管理に役立つものとすることができるとされている。
特開2000−334049号公報 特開2004−313688号公報
このように磁石を用いたものは、上記以外にも多種見られるが、使用者にとって血行の促進、体調不良の改善を実感できるものとするためには、より改善が求められるところであった。発明者が種々試みたところによれば、磁束密度が100〜230ミリテスラの2つのリング型磁石を身体に密着固定し、磁極面の極性が互いに引き合い且つ該磁石を身体を介して対峙するよう配置させると、血行促進、身体の歪みの矯正などに対してより効果を発揮することがわかった。
しかしながら、手首や足首などに装着する装身具として、使用者に不快感を感じさせることなく、磁石を身体を介して対峙するよう配置し且つ、身体に密着固定させるのは難しく、ましてやそれにファッション性を備えたものとなると更に難しいものであった。上記特許文献1に記載のものは、磁性体が肉厚の装飾性金属類で被覆されているので、装飾性のある装身具を構成することはできるが、身体に密着固定させて装着させることはできないものであった。
上記特許文献2に記載のものは、磁石の磁極面をどのように配置するかについては開示されているが、ブレスレットの構成については、弾性素材からなる点以外に開示されておらず、また磁束密度についてもどの程度のものとするかは記載されていないものであった。
本考案は、磁力が身体に及ぼす効果をより効果的に発揮し得る磁石付き装身具を提供するものである。
本考案に係る磁石付き装身具は、磁石が取り付けられた2つの磁石部と、身体に密着させて巻き付けられるバンド部とを備えた磁石付き装身具であって、上記2つの磁石部は、リング型からなり身体に装着した際に上記磁石の磁極面の極性が互いに引き合い且つ上記磁石部同士が該身体を介して対峙するよう配置されるとともに、上記磁石は、磁束密度を100〜230ミリテスラとし、上記磁石部が上記弾性部をして身体に密着固定されることを特徴とする。ここで1ミリテスラは10ガウスであり、磁束密度をガウスであらわすと1000ガウス〜2300ガウスである。
本考案においては、上記磁石は、リング型のネオジム磁石からなるものとすることができる。また、いずれか一方の上記磁石部は、上記バンド部に取付固定されており、他方の上記磁石部は、上記磁石部同士が身体を介して対峙して配置されるよう移動可能に取付られているものとすることができる。
本考案の磁石付き装身具によれば、皮膚に刺激を感じることなく、手首や足首などに装着するだけで、人体の歪みを正常化し、その結果、肩こりや腰痛を緩和するだけでなく、筋力を向上させることができる。また本発明の磁石付き装身具は、身体に密着させて巻き付けられるバンド部で密着固定されるので、手首や足首などに適度にフィットした状態で装着することができる。
1ヶ月に亘るモニター結果によれば、本考案の磁石付き装身具を手首に装着すると、上半身・下半身のトレーニングデータの上昇、体脂肪率の減少と筋肉率の上昇が顕著に見られ、トレーニングの効果が増すことがわかった。
試作及び試着実験を繰り返し行った結果より、磁石はリング型からなるものが上述の効果を安定的に発揮し得、磁束密度は100〜230ミリテスラが好適であることがわかった。
磁束密度が100ミリテスラより小さい値の磁束密度を備えた磁石を用いた場合は、肩こり、腰痛などの緩和を感じるのに、個人差が大きく、筋力の向上という効果は期待できなかった。
磁束密度が230ミリテスラより大きい値の磁束密度を備えた磁石を用いた場合は、磁石部を介して身体に浸透する磁束密度が100ミリテスラ以上になってしまうおそれがあり、また磁束密度を大きくすることによる顕著な筋力の向上が期待できず、コストアップの懸念がある。
以下、本考案の実施の形態を図面を参照しながら、詳しく説明する。
図1は本考案に係る磁石付き装身具の一実施形態を示す全体斜視図、図2は同磁石付き装身具の側面図、図3は同磁石付き装身具を手首に装着した例を示す斜視図、図4(a)は同磁石付き装身具に用いられる磁石の全体斜視図、図4(b)は同磁石付き装身具の装着時の磁力線を模式的に示した説明図、図5〜図7は同磁石付き装身具の効果を証明するために種々測定結果をまとめた図、
図8は同磁石付き装身具の変形例を示しており、図8(a)は該磁石付き装身具の変形例の全体斜視図、図8(b)は同磁石付き装身具の平面図、図9(a)及び(b)は同磁石付きリング状装身具のさらに別の変形例の全体斜視図である。
図に示す磁石付き装身具1は、手首に装着するブレスレットタイプのものを示しており、シンプルなデザインからなるものなので、使用者の服装を問わずに使用できるものである。
磁石付き装身具1は、第1の磁石部2A及び第2の磁石部2Bと、細長状の帯体のバンド部3とを備えている。バンド部3は伸縮自在なゴム材、シリコン系樹脂材などの弾性を備えた素材からなる弾性部30と、磁石付き装身具1を装着する使用者の手首のサイズにあわせてサイズ調整ができるよう調整孔31aが形成された調整部31A、31Bとを備えている。調整部31A、31Bは、弾性部30の両端部に縫合されており、調整部31A、31Bのそれぞれには2つの調整孔31aが形成されている。バンド部3を弾性部30のみからなるものとすることもできるが(後記する図9(a)参照)、このように調整部31A、31Bを備えることにより、バンド部3が弾性部30のみからなる場合と比べて弾性部30の傷みを抑え、良好な伸縮状態を長く維持することができる。またバンド部3を弾性部30と調整部31A、31Bとからなるものとすれば、調整部31A、31Bのみからなる場合と比べて、身体に密着固定する際のフィット感に優れ、装着する際には弾性部30が伸び縮みするので、装着しやすいものとすることができる。調整部31A、31Bは弾性部30と別の素材から構成されており、特に限定されるものではないが、合成皮革、天然皮革など腕時計のバンドと同じ公知の素材を用いることができる。
第1の磁石部2Aは、帯状の磁石付き装身具1を環状体とするための連結金具となっており、カバー部21と、装着した際には肌に密着固定されるプレート部22とを備えており、手首に沿うよう緩やかに湾曲して形成されている。第1の磁石部2Aは、バンド部3の調整部31Aの片端部に取付固定されており、他方の第2の磁石部2Bは、磁石20同士が身体(この場合は手首)を介して対峙して配置されるよう移動可能に取付られている。第1の磁石部2A及び第2の磁石部2Bの素材は特に限定されるものではないが、磁石20が発する磁力を遮ることなく、金属材などの表面にメッキを施したものを用いることができる。
第1の磁石部2Aの大きさは特に限定されるものではないが、例えばおよそ長手方向が30.0mm〜50.0mm、幅方向が10.0mm〜15.0mm、厚みが4.5mm〜10.0mmの直方体からなるものを用いることができる。カバー部21は、バンド部3の両端部の調整部31A、31Bを収容できるように断面凹状になっており、カバー部21は、板状のプレート部22に被さるように取り付けられ、プレート部22と固着一体とされる。板状のプレート部22と凹状のカバー部21とにより第1の磁石部2Aの両端部にはバンド部3が受容する空間24が形成される(図2参照)。カバー部21の調整部31Aが挿入される側には、孔部21bが形成されており、該孔部21b(メス部材)に対応してプレート部22にはヒンジピン22b(オス部材)が形成されている。このように、孔部21bとヒンジピン22bとがヒンジ結合されることにより、ヒンジピン22bを軸としてカバー部21とプレート部22とが回動自在になっている(図1白抜矢印参照)。また、カバー部21の内壁面には、調整部31Aを固定する支持突起21aが形成されており、調整部31Aの調整孔31aを該支持突起21aに挿入して調整部31Aが第1の磁石部2Aに取付られる。またカバー部21には、プレート部22の自由端側(ヒンジピン22bが形成されていない側)の長手方向の縁部両側に形成された突部22cを受容し、突部22cと係合する凹み部21cが形成されている。該突部22cと凹み部とが係合することにより、カバー部21とヒンジ結合されていないプレート部22の自由端を固定保持し閉止状態とすることができる。
プレート部22の内側面(肌に密着しない面)には、調整部31Bを固定する支持突起22aが形成されており、調整部31Bの調整孔31aを該支持突起22aに挿入して調整部31Bが第1の磁石部2Aに取付けられ、磁石付き装身具1が環状体となる。
プレート部22の内側面には磁石20が取り付けられている。磁石20は、突出して設けられた円筒部22dに埋設されており、磁石20が円筒部22dから抜け出ないよう接着剤によって接着固定されている。
第2の磁石部2Bの大きさは特に限定されるものではないが、例えば長手方向が10.0mm〜15.0mm、幅方向が8.0mm〜12.0mm、厚みが4.5mm〜10.0mmの直方体からなるものを用いることができる。第2の磁石部2Bの長手方向の厚み内には、ベルト部3が通じるベルト孔23が形成され、ベルト孔23を挟んで両側に形成される孔壁のうち、肌に密着する側の孔壁23aには磁石20が埋設される空間を備えている(図2参照)。
図3に示すように、第2の磁石部2Bをつまめば、手首に磁石付き装身具1を装着した後も、第2の磁石部2Bを左右方向(図3矢印d方向参照)に動かすことができ、装着中に第2の磁石部2Bが動いても、磁石部20同士が手首を介して対峙して配置されるよう位置を調整することができる。
磁石20としては、磁束密度が100〜230ミリテスラ(1000ガウス〜2300ガウス)の永久磁石が用いられる。これによれば、手首などに磁石付き装身具1を装着するだけで、血行が促進され人体の歪みを正常化し、その結果、肩こりや腰痛を緩和するだけでなく、後記する実測データからも明らかなとおり、筋力を向上させることができる。
磁束密度が100ミリテスラ未満の場合は、上述の効果を使用者が実感できるものとすることができない。磁束密度が230ミリテスラを超える場合は、第1の磁石部1A及び第2の磁石部2Aを介して身体に浸透する磁束密度が100ミリテスラ以上になってしまうおそれがあり、また磁束密度を大きくすることによる顕著な筋力の向上が期待できない。更にかなりの高磁束密度を備えた磁石を用いる必要が生じ、コスト高の傾向となってしまう。
磁石20としては、上述の磁束密度を備えたものであれば、特に種類は限定するものではないが、例えば希土類磁石のネオジム磁石、プラセオジム磁石、プラチナ磁石、セリウム磁石、サマリウムコバルト磁石、ボンド磁石、異方性或いは等方性のフェライト磁石などを用いることができる。特にネオジム磁石によれば、小型であっても、強力な磁束密度を備えたものとすることができる。
磁石20の形状は中空部20aを備えたのリング型(図4(a)参照)とし、サイズは外径4.0mm〜10.0mm、内径1.8mm〜5.0mm、厚み0.5mm〜3.0mmなどからなるものを用いることができる。磁石20の大きさは上述のサイズに限定されるものではないが、上述の数値より大きいものとした場合は、皮膚への浸透距離が深くなるが、磁石20が大きくなるにともなって第1の磁石部2A及び第2の磁石部2Bが大きくなり、バンド部3も太くする必要が生じるため、デザインの自由度が狭まってしまう。
図例のように、手首に装着するものの場合、上述のサイズであれば、磁石20が小さく薄いので、嵩張ることがなく、装身具としてのファッション性を損なうことがなく、デザインの自由度を高めることができる。
尚、磁石20の大きさは磁石付き装身具1を装着する場所(手首の他、腕、足首或いは腰周りなど)に応じて設計され、これに限定されるものではない。
第1の磁石部2A及び第2の磁石部2Bには同じ磁石20が用いられており、図4(b)に示すように手首に装着した際に磁石20の磁極面の極性が互いに引き合うよう取付られている。
図4(b)には手首に装着した際のリング型磁石20の磁力線の向きを説明のため、模式的に示した図である。
図のようにリング型の磁石20を用いることにより、中空部20aの磁力線が密になり高磁場が形成される。よって円筒型の磁石と比べて磁気がより一層皮膚に浸透するので、体内の血行を促進するとともに、後記するように筋力を向上させる作用をもたらすことができる。
次に、磁石付き装身具1の装着手順の一例を説明する。
予め第2の磁石部2Bのベルト孔23にベルト部3を通しておく。ここで、第2の磁石部2Bの磁石20が取り付けられている側に目印を施せば、装着する向きを誤るおそれがないものとすることができる。バンド部3の調整部31Aを第1の磁石部2Aのカバー部21とプレート部22の間の空間24に挿入し、手首に密着固定されるように手首のサイズに合わせて調整孔31を支持突起21aに挿入して第1の磁石部2Aとバンド部3の調整部31Aとを接続する。これにより、第1の磁石部2Aはバンド部3に取付固定される。
次に、ベルト部3を手首に巻き付け、第1の磁石部2Aに固定されてない側の調整部31Bの調整孔31aをプレート部22の支持突起22aに挿入し、調整部31Bをプレート部22にひっかけた状態でカバー部21を閉じ、凹み部21cと突部22cとをパチンと音がなるまで押し当てて係合させれば、手首にぴったりと密着した状態で磁石付き装身具1を装着することができる。すなわち、バンド部3は第1の磁石部2Aの空間24を通じて挟み込まれた状態となる。そしてこのように磁石付き装身具1を手首に装着した後、第1の磁石部2Aと第2の磁石部2Bとが、手首を介して対峙して配置されるように第2の磁石部2Bの移動調整を行う(図3参照)。
磁石付き装身具1を装着する手首は、左手首、右手首を問わずに装着させることができる。上述のように、磁石20が所定の向きで第1の磁石部2A及び第2の磁石部に取り付けられており、取外しが容易な構造となっているので、はじめて装着する使用者であっても、容易に正しく装着することができる。
次に図5〜図7に示す試着データに基づき、図1に示す磁石付きリング状装身具1を装着したときの効果について説明する。
図5はボクシングをしている21歳、身長175cm、体重61.7kgの男性アスリート(Aさん)の、図6は空手をしている27歳、身長157cm、体重50.6kgの女性アスリート(Bさん)の計4回の様々な計測結果をそれぞれまとめ、表にしたものである。
磁石付きリング状装身具1を手首に装着した直後(第1回)、1週間後(第2回)、2週間後(第3回)、そして磁石付きリング状装身具1をはずしてから1週間後(第4回)のトレーニング前後に以下の計測を行った。
トレーニング前後に、体重、体脂肪率、体脂肪量、筋肉率、筋肉量、内臓脂肪指数、基礎代謝量を計測するとともに、上半身、下半身及び体幹を鍛えるトレーニングで最大パワー、スピードを計測した。ここで、トレーニングの最大パワーとスピードは、トレーニング動作時のパワー(W)とスピード(m/s)を計測できる専用機を用いて計測した数値である。
図5の計測結果から、Aさんは着用2週間後に、上半身、下半身のパワー、スピードが夫々アップし、体幹トレーニングにおいては筋持久力が着用2週間後に22.2パーセントアップした。特に下半身のスピードは着用直後に12.5パーセントアップし、着用2週間後には25パーセントの顕著な効果がみられた。体脂肪率、体脂肪量、内臓脂肪指数の減少がみられ、内臓脂肪指数においては着用2週間後に33.3パーセントの減少がみられた。
図6の計測結果から、Bさんは着用2週間後に、上半身、下半身のパワー、スピードが夫々アップし、体脂肪率、体脂肪量、内臓脂肪指数の減少がみられ、一般に女性は落としにくいといわれる体脂肪率が着用直後のトレーニングで8.62パーセント、着用2週間後に19.5パーセント減少した。また全体の筋肉量が着用2週間後に9.14パーセント上昇した。
以上より、磁石付き装身具1を装着すると、上半身・下半身のトレーニングデータの上昇、体脂肪率の減少と筋肉率の上昇が顕著に見られ、トレーニングの効果が増すことがわかる。また1ヶ月に亘るモニター結果から、着用直後でも上述の効果が見られ、着用後1週間後よりも2週間後の方がパワー及びスピードの向上が見られるので、長く装着するとその効果が持続するということがわかる。更に磁石付きリング状装身具1をはずしてから1週間は、上半身と下半身のパワー及びスピードアップの効果が持続することもわかる。
図7は筋力が上昇していることを証明するデータを示しており、7名の成人に対して、握力、背筋力、垂直とび、20M走を測定した結果を表にまとめた図である。ここでは、磁石付き装身具1を装着した場合と未装着の場合とを比較して示しており、装着してから1分後、6日後、10日後の測定結果が記されている。
Cさんについては、10日後のデータはないが背筋力のみが22kg上昇している。
Dさんについては、握力、背筋力が未装着時に比べてともに上昇しており、特に背筋力が32kg上昇しており、これは7名の中でも一番の上昇率である。
Eさんについては、垂直とびが4cm上昇しており、背筋力が21kg上昇している。
Fさんについては、20M走が装着してから1分後及び10日後についてタイムが縮まっており、背筋力が15kg上昇している。
Gさんについては、20M走のタイムが軒並み縮まっており、背筋力が13kg上昇している。
Hさんについては、背筋力が10kg上昇している。
Iさんについては、背筋力が16kg上昇している他、垂直とびが12cm、20M走のタイムが若干縮まっている。
測定結果を分析すると、7名全員の背筋力の数値が上昇している点が目をひく。背筋力は測定の度に変動し難く、比較的安定した筋力と言われているため、筋力の上昇を測定するには極めて信憑性の高いデータといえる。これにより、磁石付き装身具1を装着した場合と未装着の場合では、筋力アップのトレーニングを一切していないにもかかわらず、ほとんどの人の筋力が上昇していることがわかる。
続いて図8、図9を参照しながら、磁石付き装身具1の変形例について説明する。上述の例と共通する部分には共通の符号を付し、その説明は割愛する。
図8(a)及び図8(b)に示す磁石付き装身具1は、綿、アクリル、ナイロン、ポリウレタンなどの混紡からなるタオル地のリストバンドタイプのものであり、スポーツなどをする際にも汗を吸い取るのに好適なデザインとなっている。
バンド部3は、上述の素材をニット状に編むことにより伸縮性を持たせたり、ゴム材を内蔵させて伸縮自在となっている。
バンド部3は図8(b)に示すように方形の布体からなり、その両端部はマジックテープ(登録商標)などを用いた面ファスナー40を備えた止着部4が設けられている。これによれば、手首のサイズに応じて止める位置を調整でき、肌に密着させた状態で装着することができる。
バンド部3には第1の磁石部2Aと第2の磁石部2Bが設けられており、第1の磁石部2Aと第2の磁石部2Bとには、100〜230ミリテスラの磁束密度を有する磁石20が取り付けられている。ここで用いられる磁石20は上述のものと同じであるので、説明は割愛する。
バンド部3を構成する布体は2重構造となっており、2重構造とするために、同じ大きさの布体を2枚重ねて縫合したものとしてもよいし、1枚の布体を折り重ねて2重構造とし、これを縫合したものとしてもよい。
第1の磁石部2Aと第2の磁石部2Bに取付られた磁石20が、手首に装着した際に肌に密着し露出されるようバンド部3には開口部32が形成されている。
第1の磁石部2Aと第2の磁石部2Bとは、磁石付き装身具1を手首に装着した際に、磁石20の磁極面の極性が互いに引き合い且つ第1の磁石部2Aと第2の磁石部2Bが手首を介して対峙する位置によう配置される位置に設けられている。
磁石20は、軟質の樹脂プレート6に接着剤によって接着固定されており、該樹脂プレート6は、2重構造の布体と布体の間で且つ磁石20が上記開口部32から露出するようにバンド部3に縫い付けられている。5は縫い目を示している。
なお、このタイプのものにおいても形状、構成は図例に限定されるものではなく、止着部4を備えていない筒状のバンド部3からなるものとしてもよい。
図9(a)に示す磁石付きリング状装身具1は、図1に示すような調整部31A,31Bを備えず、バンド部3がリング状の伸縮性の高い弾性部30からなるタイプのものである。
第1の磁石部2A及び第2の磁石部2Bには、磁石20が組込まれており、バンド部3が通じるベルト孔23が形成されている。図9(a)に示すように予めこのベルト孔23にバンド部3が通じた状態とし、バンド部3に第1の磁石部2A及び第2の磁石部2Bを通した後、バンド部3はリング状に接合される。手首に装着する場合は、手首に装着後、第1の磁石部2Aと第2の磁石部2Bとが、手首を介して対峙して配置するように調整することができる(図9(a)矢印d参照)。
これによれば、簡易な構成でありながらも身体にフィットさせた状態で、磁石付きリング状装身具1を装着させることができる。
図9(b)に示す磁石付きリング状装身具1は、ベルト部3が必ずしも高い伸縮性を備えたものでなくてもいい例を示しており、図1に示すものとは、調整部の構成や第1の磁石部2A及び第2の磁石部2Bの形状、構成が異なるものである。
調整部31Cがリング状金具となっており、布製或いは皮製などからなるベルト部3は、その一方の片端部が調整部31Cに縫い付けられており、もう一方の片端部は調整部31Cを通じた後、折り返されて止着されるようになっている。ここではベルト部3の片端部が折り返されて止着されるようにマジックテープ(登録商標)などの面ファスナー40を備えた止着部4が設けられている。
第1の磁石部2Aは図1或いは図9(a)のようにバンド部3が通じるベルト孔23を備えており、磁石20が組込まれていることは上述と同様である。
第2の磁石部2Bはバンド部3に一体に縫合されており、第2の磁石部2Bの位置にあわせて第1の磁石部2Aの位置を調整するようになっている(図9(b)矢印d参照)。
これによれば伸縮性のないバンド部3であっても身体に密着させて巻き付けることができ、身体に適度にフィットした状態で装着することができる。
尚、磁石付き装身具1のデザインは上述の例に限定されるものではなく、第1の磁石部2A、第2の磁石部2Bの形状、構造も上述の例に限定されるものではない。例えば連結金具の機能を備えた第1の磁石部2Aは、ズボンのベルトや時計のベルトと同じ連結構造を採用することができ、ベルト部3としても汗吸収機能などを備えたものを用いることができる。
本考案に係る磁石付き装身具の一実施形態を示す全体斜視図である。 同磁石付き装身具の側面図である。 同磁石付き装身具を手首に装着した例を示す斜視図である。 (a)は同磁石付き装身具に用いられる磁石の全体斜視図、(b)は同磁石付き装身具の装着時の磁力線を模式的に示した説明図である。 同磁石付き装身具の効果を証明するために種々測定結果をまとめた図である。 同磁石付き装身具の効果を証明するために種々測定結果をまとめた図である。 同磁石付き装身具の効果を証明するために種々測定結果をまとめた図である。 同磁石付き装身具の変形例を示しており、(a)は該磁石付き装身具の変形例の全体斜視図、(b)は磁石付き装身具の平面図である。 (a)(b)は同磁石付きリング状装身具のさらに別の変形例の全体斜視図である。
符号の説明
1 磁石付き装身具
2A 第1の磁石部(磁石部)
2B 第2の磁石部(磁石部)
20 磁石
21 カバー部
22 プレート部
3 バンド部

Claims (3)

  1. 磁石が取り付けられた2つの磁石部と、身体に密着させて巻き付けられるバンド部とを備えた磁石付き装身具であって、
    上記2つの磁石部は、身体に装着した際に上記磁石の磁極面の極性が互いに引き合い且つ上記磁石部同士が該身体を介して対峙するよう配置されるとともに、
    上記磁石は、リング型からなり、磁束密度を100〜230ミリテスラとし、上記磁石部が上記弾性部をして身体に密着固定されることを特徴とする磁石付き装身具。
  2. 請求項1において、
    上記磁石は、ネオジム磁石からなることを特徴とする磁石付き装身具。
  3. 請求項1又は請求項2において、
    いずれか一方の上記磁石部は、上記バンド部に取付固定されており、他方の上記磁石部は、上記磁石部同士が身体を介して対峙して配置されるよう移動可能に取付けられていることを特徴とする磁石付き装身具。
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