JP6633449B2 - 腰部サポートベルト - Google Patents

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Description

本発明は腰部サポートベルト、特に腰を動かすことを前提としつつ腰部を保持する腰部サポートベルトに関する。
従来、腰痛ベルトとしては、広巾の内側ベルトと、一端が固定され他端が止脱自在の細巾の外側ベルトの二重構造としたもの(例えば、特許文献1参照)や、中央領域にステーを配置したもの(例えば、特許文献2参照)、あるいは当該二重構造とステーを併用したもの(例えば、特許文献3参照)が既に知られている。
一方、腰痛を持つ方の中で、原因となる症状が特定できる方はわずか15%しかいない。その他の85%は画像には映らない、すなわち原因を特定できない腰痛としてカテゴライズされ、治療においても漫然とした対症療法が行われているに過ぎない。
その「特定できない原因」の一つとして、改善されない痛みに対する脳へのストレスがあると言われている。痛みに対する恐怖心が腰を動かさないようにしてしまい、さらなる痛みを生み出すという悪循環が起こってしまうのが実状でもある。
現在その脳へのストレスに対する軽減対策として、腰に手を当てて後屈動作をする運動療法が提唱され始めており、当該運動療法の結果、実際に脳へのストレスが減り、腰の痛みが減少していく例も多数報告されている。
しかしながら、上記の如き従来の腰痛ベルトは、装着時腰が動かないようにすることを目的とし、2本のベルトやステーにより強く圧迫・固定してしまうものであったため、装着時腰の動きは困難で、当該運動療法のような作用効果はそもそも期待できない、と云う問題があった。
特開2003−290262号公報 特開2005−253831号公報 特開2011−130974号公報
本発明は、上記の如き従来の問題に鑑みてなされたものであり、装着により腰に手を当てたと同様な押圧状態が得られると共に、腰を無理なく動かすことができる腰部サポートベルトを提供することを課題としている。
本発明者は、上記の課題を解決すべく種々研究を重ねた結果、ベルト装着時腰椎の両側を押圧するパッド部を内側ベルトの一端部側内面に設けると共に、当該内側ベルト2本を左右対称に配置した状態で、その両端部において外側ベルトの内面に取り付け固定すれば、極めて良い結果が得られることを見い出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、一端部側内面に押圧パッド部を備えた2本の内側ベルトが、外側ベルトの内面に、当該押圧パッド部がベルト装着時腰椎の両側に位置するように、かつ左右対称に配置された状態で、当該内側ベルトの両端部においてそれぞれ取り付け固定されていることを特徴とする腰部サポートベルトにより上記課題を解決したものである。
本発明腰部サポートベルトを用いれば、内側ベルトを人体側にして腰部に巻回装着することにより、腰椎の両側に押圧パッド部が当接された状態が、その外方から外側ベルトにより被覆保持される。すなわち、当該内側ベルトの押圧パッド部は外側ベルトには接合固定されていないので、内側ベルトにより一旦腰椎の両側に当接された後、内側ベルトの両端部において連結一体化された一本の外側ベルトによって被覆保持される状態となるため、止脱自在の自由端による締め付け固定のような、過度な圧迫・固定作用とはならないので、腰に手を当てたと同様な程良い押圧状態が得られると共に、安心して、また無理なく腰を動かすことができる。
その結果、前述の腰に手を当てた運動療法と同様な作用効果が奏され、本発明腰部サポートベルトは、特に腰痛患者のリハビリ用として好適である。
本発明腰部サポートベルトの内面側説明図。 本発明腰部サポートベルトの外面側説明図。 図1のA−A線断面説明図。 内外ベルトの非接合部を示す要部拡大断面説明図。
以下本発明の実施の形態を図面と共に説明する。
図1〜図4において、10,20は内側ベルトで、腰部への巻回装着時人体側となるものである。内側ベルト10,20の材質はその種の如何を問わないが、伸縮性を有するのが装着性及び腰の可動性の点で望ましい。
この2本の内側ベルト10,20は、その一端部側内面に押圧パッド部11,21をそれぞれ備えている。この押圧パッド部11,21の内側ベルト10,20への取り付け方法は特に限定されないが、例えば内側ベルト10,20への縫合による固着一体化や内側ベルト10,20の内面側に形成したポケット部への遊び動可能な収容封止等が挙げられる。押圧パッド部11,21の材質もその種類の如何を問わないが、特に弾力性、復元性に秀でたものが手に似た押圧感覚を得る上で望ましく、例えばEVA樹脂、ウレタン樹脂等が好適なものとして挙げられる。押圧パッド部11,21の形態としては、押圧作用が得られるものであれば特に限定されないが、手の平の外形状を呈した板状体で、厚さが0.5〜1.5cm程度のものが、より手に似た押圧感覚を得る上で望ましい。
また、2本の内側ベルト10,20は、少なくとも押圧パッド部11,21外においては当該押圧パッド部11,21より細身巾となっているのが程良い押圧作用と腰椎の両側において手に似た押圧感覚を得る上で望ましい。
30は外側ベルトで、腰部への巻回装着時、押圧パッド部11,21を備えた内側ベルト10,20をその外方向から被覆保持するものであって、前合せ止着可能にその両端部の内面と外面は止脱自在の面ファスナー部31,32となっている。外側ベルト30は一体成形体であっても、複数パーツの連結体であっても良い。外側ベルト30の材質もその種類の如何を問わないが、少なくとも面ファスナー部31,32を除いて伸縮性を有するものが装着性及び腰の可動性の点で望ましい。
また、外側ベルト30は、押圧パッド部11,21及び内側ベルト10,20を完全に被覆するベルト巾を有しているものが、内側ベルト10,20を含め、腰部を外方から全体的に固定保持し得る点でより望ましい。
また、当該外側ベルト30は、2つの押圧パッド部11,21の間、すなわち押圧パッド間部33において当該押圧パッド部11,21より細身巾となっているものが、無理のない腰の可動性を得る上で望ましい。
また、当該押圧パッド間部33における外側ベルト30の内面に、ベルト装着時腰椎を押圧するパッド部34を更に備えているものが、背部からの腹圧上昇作用により腰痛が緩和される点で望ましい。
また、当該外側ベルト30は、その一端部側の内面に、ベルト装着時腹部を押圧するパッド部35を更に備えているものが、腹圧の上昇により正しい姿勢が維持され、腰痛が緩和される点で望ましい。
この外側ベルト30の内面に、2本の内側ベルト10,20が、その押圧パッド部11,21がベルト装着時腰椎の両側に位置するように略逆ハの字状に、かつたるみなく左右対称に配置されている。また、この配置状態において当該2本の内側ベルト10,20は、その両端部10a,10b,20a,20bが外側ベルト30の内面にそれぞれ取り付け固定されている。すなわち、押圧パッド部10,20自体は外側ベルト30に接合固定されていないと共に、図4に示されるように内側ベルト10,20の両端部は何れも止脱自在の自由端とはなっていない。
従って、斯かる本発明腰部サポートベルトを腰部に巻回装着すれば、押圧パッド部11,21を備えた内側ベルト10,20が外方から外側ベルト30で覆われた状態となるので、止脱自在の自由端による締め付け固定による過度な圧迫・固定ではなく、腰に手を当てたと同様な程良い押圧状態が得られると共に、安心して、また無理なく腰を動かすことができる。
10,20:内側ベルト
10a,10b:内側ベルトの端部
20a,20b:内側ベルトの端部
11,21:押圧パッド部
30:外側ベルト
31,32:面ファスナー部
33:押圧パッド間部
34:腰椎パッド部
35:腹部パッド部

Claims (8)

  1. 一端部側内面に押圧パッド部を備えた2本の内側ベルトが、外側ベルトの内面に、当該押圧パッド部がベルト装着時腰椎の両側に位置するように、かつ左右対称に配置された状態で、当該内側ベルトの両端部においてそれぞれ取り付け固定されていることを特徴とする腰部サポートベルト。
  2. 前記押圧パッド部が、略逆ハの字状に配置されていることを特徴とする請求項1記載の腰部サポートベルト。
  3. 前記押圧パッド部の形態が、手の平の外形状を呈している板状体であることを特徴とする請求項1又は2記載の腰部サポートベルト。
  4. 前記外側ベルトが、押圧パッド部及び内側ベルトを完全に被覆するベルト巾を有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の腰部サポートベルト。
  5. 前記外側ベルトが、2つの押圧パッド部の間において当該押圧パッド部より細身巾となっていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項記載の腰部サポートベルト。
  6. 前記内側ベルトが、少なくとも押圧パッド部外において当該押圧パッド部より細身巾となっていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項記載の腰部サポートベルト。
  7. 前記外側ベルトが、2つの押圧パッド部の間における内面に腰椎パッド部を備えていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項記載の腰部サポートベルト。
  8. 前記外側ベルトが、その一端部側の内面に腹部パッド部を備えていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の腰部サポートベルト。
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