JP3147931U - 防湿、防虫、防カビ一体型衣料保護剤入り容器 - Google Patents

Abstract

【課題】防湿剤、防虫剤、防カビ剤を一体化した衣料保護剤入り容器を提供する。【解決手段】防湿剤、防虫剤、防カビ剤の三つの衣料保護剤を一体化したことを特徴とする衣料保護剤入り容器であり、経済的にも管理の時間的労力負担を軽減するものである。防湿部分については吸湿溶液を適宜廃棄可能にする排水口を設け、防虫、防カビの効力期間まで使用可能としている。又、付属のハンガーを利用することにより吊り下げ使用も可能にしている。【選択図】図１

Description

本考案は、防湿剤（塩化カルシウム）、防虫剤（蒸散性ビレスロイド）、防カビ剤（チアベンダゾ−ル）を一体化し吸湿部分については、吸湿溶液を適宣廃棄可能にしたものである。

現在店舗では、防湿剤、防虫剤、防カビ剤を個々に販売している。

防湿剤、防虫剤、防カビ剤を別個に設置することは経済的負担が大きく管理の時間的労働負担が大きい。

１つの容器で防湿剤、防虫剤、防カビ剤を一体化することにより経済的負担、管理の時間的労働負担を軽減し前述の欠点を解決しようとするものである。

本考案は、防虫剤と防カビ剤については約６ヵ月程度の効力を有するものとするが、吸湿剤については衣料収納量の湿気が多い場合には防虫剤、防カビ剤の効力期間に吸湿容器のタンクが満タンになる可能性があるので、吸湿剤を６ヵ月以上の余裕をもった量とし、吸湿容器タンクは溶液排水口を設け湿気の多い所でも防虫、防カビの効力期間まで使用可能とすることにより問題点を解決している。

１つの容器で防湿、防虫、防カビを行うので個々に設置する手間が省け、取替え時期が一致することで入れ忘れ等がなく衣料を安全に保管できるだけでなく個々に購入する経済的負担が軽減され衣料保管管理の時間的労働負担も軽減されるとともに廃棄する容器、包装材等のゴミの量を減らすことが期待できる。

容器の形態が直方体であるので、クロ−ゼットの床、洋服タンスの床や引き出し、押入れ等の隅に設置することができる。また、取り外し可能な吊り下げ用フックで洋服タンスの上部に掛けて使用することもできる。

以下添付図面に従って一つの実施例を説明する。構造体はポリ塩化ビニ−ル素材にて一体形式された本体で、吸湿部は透湿膜を、防虫剤、防カビ剤の蒸散部は透過性和紙を用いる。透湿部は網状の底で仕切られ、上部には吸湿剤、下部には吸湿溶液貯水タンクとなっている。タンク下部の溶液の貯水状況によって廃棄できるようネジ式蓋の排水口を設けてある。付属品として吊り下げ用ハンガ−をハンガ−用ボタン挿入穴に本体のハンガ−ボタンを挿入し吊り下げても使用することができる。

衣料の収納場所により下記サイズを用いる。

「一実施形態を示した平面図である。」 「一実施形態を示した正面図である。」 「一実施形態を示した側面図である。」 「付属品の吊り下げ用ハンガ−の斜視図である。」 本考案の防湿、防虫、防カビの一体型衣料保護剤入り容器の一つの実施例を示す図である。脚部中央の破線部は吸湿溶液を適宜廃棄するための本体と同素材の排水口でありネジ式の蓋を設けてある。

Claims (2)

1. 防湿剤、防虫剤、防カビ剤を一体化したことを特徴とする衣料用保護剤入り容器。
2. 防湿剤によって吸収した容液の排水口を設けることを特徴とする請求項１記載の衣料用保護剤入り容器。

Images