JP3147204B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3147204B2
JP3147204B2 JP28416993A JP28416993A JP3147204B2 JP 3147204 B2 JP3147204 B2 JP 3147204B2 JP 28416993 A JP28416993 A JP 28416993A JP 28416993 A JP28416993 A JP 28416993A JP 3147204 B2 JP3147204 B2 JP 3147204B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やレーザープリ
ンターなどトナーを定着ローラを用いて転写紙に熱定着
させて画像を形成するような画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置、例えば、複写機で
は、転写紙に転写されたトナーを、ハロゲンランプなど
の発熱体を通電により発熱させ、その熱を用いて定着ロ
ーラによって熱定着させて画像形成を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記定
着ローラでは転写紙の分離不良などにより、定着ローラ
へ転写紙が巻き付いたまま紙詰まり(ジャム)になる場
合が存在した。そして、従来この巻き付き(ジャム)を
検知する手段がなかった。そのため、巻き付きジャムが
発生した場合に巻き付いた転写紙を取り除かなくてもジ
ャム処理完了と判断してしまう場合があった。これによ
り、巻き付きジャム発生時には、ジャム処理終了と判断
した場合でも定着ローラに転写紙が残留したまま画像形
成処理を再開してしまい問題となっていた
【0004】上記課題を解決するために、本発明では、
定着ローラへの転写シートの巻き付きの有無を判断し得
る画像形成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
【0006】上記目的を達成するために本発明にあって
は、転写シートに転写されたトナーを定着ローラを用い
て熱定着する画像形成装置において、上記転写シートの
搬送方向に対し上記定着ローラより以前にシート搬送路
上に配置された第1のシート検出手段と、上記転写シー
トの搬送方向に対し上記定着ローラより以後にシート搬
送路上に配置された第2のシート検出手段と、上記定着
ローラの表面の状態を検知する第3のシート検出手段
と、上記第3のシート検出手段を使用する場合の観測位
置と使用しない場合の待機位置との間で移動させるため
の第3のシート検出手段の駆動手段と、上記定着ローラ
を加熱するための通電を制御する通電制御手段と、上記
第1乃至第3のシート検出手段より上記通電制御手段の
動作を制御可能とする制御手段と、を備え、該制御手段
は、上記第1と第2のシート検出手段の検出結果に基づ
き、上記第3のシート検出手段を観測位置に移動させる
ことを特徴とする。
【0007】上記制御手段は、上記第1のシート検出手
段がシートを検出し、かつ、上記第2のシート検出手段
がシートを検出しなかったときに、上記第3のシート検
出手 段を観測位置に移動させるとよい
【0008】
【作用】
【0009】上記構成の本発明にあっては、第1乃至第
3のシート検出手段を配置した場合、定着ローラより以
後にシート搬送路上に配置された第2のシート検出手段
によるシート検出の遅延によってジャムが発生したこと
が検出される。そして、定着ローラより以前にシート搬
送路上に配置された第1のシート検出手段による検出結
果に基づいて、ジャムシートが取り除かれたか否か判断
される。また、定着ローラにジャムシートが巻き付いて
第1のシート検出手段に検出されない場合でも、定着ロ
ーラの表面の状態を検知する第3のシート検出手段を配
置したので、ジャムシートが取り除かれずにいることが
検知できる。
【0010】また、第1と第2のシート検出手段の検出
結果に基づき、定着ローラへの転写シートの巻き付きジ
ャムが発生している可能性のあるときだけ、第3のシー
ト検出手段を観測位置に移動させる
【0011】第1のシート検出手段がシートを検出し、
かつ、第2のシート検出手段がシートを検出しなかった
ときに、転写シートの巻き付きジャムが発生している可
能性が高い
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。尚、本実施例は、本発明を複写装置に応用
したときのものである。実施例の詳細な説明にあたり、
まずは複写装置の構成について説明し、次に参考例とし
て巻き付きジャムの検出手段の構成例を例示する。
【0013】(複写装置の構成)図2を参照してこの種
の従来の複写装置を説明する。図2において、100は
複写装置本体、200は原稿の自動給送を行う循環式自
動原稿送り装置(以下RDFと記す)、300は仕分け
装置即ちソータ、400は自動コンピューターフォーム
送り装置(以下CFFと記す)であり、これら自動原稿
送り装置200(以下RDFと記す)とソータ300と
CFF400は本体100に対して自在に組合わせ使用
出来るようになっている。
【0014】そこで図2を参照してこの種の複写装置を
説明する。
【0015】A.複写装置本体(100)図2におい
て、101は原稿載置台としての原稿台ガラスである。
また、102は画像読取り手段としての光学系であり、
原稿照明ランプ(露光ランプ)103と、走査ミラー
と、レンズと、モータ104等から構成されており、モ
ータ104により走査しつつ露光ランプ103で原稿を
照明し、原稿からの反射光を走査ミラーとレンズにより
感光体ドラム105に照射する。
【0016】前記感光体ドラム105の回りには、高圧
ユニット106と、ブランク露光ユニット107と、電
位センサ108と、現像器109と転写帯電器110
と、分離帯電器111と、クリーニング装置112とが
装備されていて、これら感光体ドラム105等により画
像記録手段が構成されている。
【0017】感光体ドラム105はメインモータ113
により図2に示す矢印の方向に回転するもので、高圧ユ
ニット106によりコロナ帯電されており、光学系10
2から原稿の反射光が照射されると、静電潜像が形成さ
れる。この静電潜像は、現像器109により現像されて
トナー像として可視化される。
【0018】一方、上段カセット114あるいは下段カ
セット115からピックアップローラ116,117を
介し、給紙ローラ118,119により本体100内に
送られた転写シートとしての転写紙が、レジストローラ
120によりトナー像の先端と転写紙の先端とが一致す
るようにタイミングがとられた後、感光体ドラム105
に給送され、転写帯電器110によりトナー像が転写さ
れる。
【0019】この転写後、転写紙は分離帯電器111に
より感光体ドラム105から分離され、搬送ベルト12
1により定着器122に導かれて加圧,加熱により定着
され、この後、排出ローラ123により本体100の外
に排出される。また、感光体ドラム105はクリーニン
グ装置112により、その表面が清掃される。
【0020】本体100には、例えば4000枚の転写
紙を収納し得るデッキ124が装備されている。デッキ
124のリフタ125は、給紙ローラ126に転写紙が
常に当接するように転写紙の量に応じて上昇する。
【0021】また、100枚の転写紙を収納し得るマル
チ手差し150が装備されている。
【0022】さらに、図2において、127は排紙フラ
ッパであり、両面記録側ないし多重記録側と排出側(ソ
ータ300)の経路を切り替える。排出ローラ123か
ら送り出された転写紙は、この排紙フラッパ127によ
り両面記録側ないし多重記録側に切り替えられる。ま
た、128は下搬送パスであり、排出ローラ123から
送り出された転写紙を反転パス129を介し転写紙を裏
返して再給紙トレイ130に導く。また、131は両面
記録と多重記録の経路を切り替える多重フラッパであ
り、これを左方向に倒す事により転写紙を反転パス12
9に介さず、直接下搬送パス128に導く。132は経
路133を通じて転写紙を感光体ドラム105側に給紙
する給紙ローラである。134は排紙フラッパ127の
近傍に配置されて、該排紙フラッパ127により排出側
に切り替えられた転写紙を機外に排出する排出ローラで
ある。
【0023】両面記録(両面複写)や多重記録(多重複
写)時には、排紙フラッパ127を上方に上げて、複写
済みの転写紙を搬送パス129,128を介して裏返し
た状態で再給紙トレイ130に格納する。このとき、両
面記録時には多重フラッパ131を右方向へ倒し、また
多重記録時には該多重フラッパ131を左方向へ倒して
おく。次に行う裏面記録時や多重記録時には、再給紙ト
レイ130に格納されている転写紙が、下から1枚づつ
給紙ローラ132により経路133を介して本体のレジ
ストローラ120に導かれる。
【0024】本体100から転写紙を反転して排出する
時には、排紙フラッパ127を上方へ上げ、フラッパ1
31を右方向へ倒し、複写済みの転写紙を搬送パス12
9側へ搬送し、転写紙の後端が第1の送りローラ140
を通過した後に反転ローラ142によって第2の送りロ
ーラ141側へ搬送し、排出ローラ134によって、転
写紙を裏返して機外へ排出される。
【0025】(参考例1)図1は参考例1を表す図面で
あり、10は定着器122の上定着ローラである。この
上定着ローラ10の内部にハロゲンランプ50が配置さ
れており、そのハロゲンランプ50に通電し発熱するこ
とにより熱定着が可能となっている。20は上定着ロー
ラ10上に設けられた検出部である。本参考例1で検出
部20は、図1に示すように上定着ローラ10の紙搬送
の中心位置に位置し、上定着ローラ10の全周に渡るよ
うな構成を取っている。そして、主に白色の転写紙の巻
き付きを判断するために白色や周りの転写ローラと異な
る濃度を持つ検出部となっている。この検出部の状態を
監視するのが検出手段としてのセンサ30であり、セン
サ30は上記検出部20の濃度とそれ以外の濃度とを区
別できる。なお、定着ローラ10と検出部20とで定着
ローラ部50が構成される。
【0026】通常巻き付きジャムはジャム処理が完全に
行われない場合に起こ。この様なことを避けるため
に、巻き付きジャムの恐れがあるジャムをした場合や低
い温度からの加熱をする場合に、上定着ローラ10上
(特に下ローラとの接点部)に転写紙がないかを上記セ
ンサ30を用いて確認する。もし上定着ローラ10上に
転写紙があった場合はセンサ30の出力は1となり、利
用者に警告を発すると共に通電制御手段としての通電制
御装置40を用いて上定着ローラ10内部のハロゲンヒ
ータ50への加熱を遮断し、転写紙が残留したまま画像
形成処理を再開してしまうことを防止する。
【0027】本参考例1の手法を用いれば、定着ローラ
を回転させなくても転写紙の巻き付きを確認できる。ま
た、通常の巻き付きは紙搬送を中心として起こるのでこ
の様に定着ローラ全体の一部分でも充分に確認が可能で
ある。
【0028】(参考例2)上記参考例1と同等の効果を
上げるとして、本参考例2では図3に示す様な構造の
検出部20を用いて転写紙の巻き付きを判断している。
【0029】図3に示す検出部20は上定着ローラ10
上に等間隔で配置されており、その間隔は、本複写機が
搬送できる最小の転写紙の搬送方向の寸法より小さく配
置されている。これにより転写紙が巻き付いた場合には
少なくとも1つの検出部20を覆うことになる。
【0030】本参考例2では、参考例1と同様な巻き付
きジャムが発生する恐れがあるときに上定着ローラ10
を回転させ、そのときのセンサ30の出力をカウントす
る。この時一定時間内に得られたカウント数と、制御装
置800のメモリ内に蓄えた正常時のカウント数とを比
較する。もし、巻き付きジャムが発生しているときは少
なくとも1つの検出部20からの信号が入ってこないた
めパルス数が減少し、上記比較の結果が一致しない。こ
れにより転写紙の巻き付きが判断できる。
【0031】本参考例2では、参考例1よりも小さな検
出部を用いることにより定着性の安定化が計れる。ま
た、参考例1とことなり、検出部20からのパルス数の
みに着目しているので転写紙の濃度等に影響を受けない
などの利点がある。
【0032】(参考例3)本参考例では図4に示す様な
構造の検出部20を用いて転写紙の巻き付きを判断して
いる。
【0033】本参考例では、参考例1と同様な巻き付き
ジャムが発生する恐れがあるときに上定着ローラ10を
回転させ、参考例2と同様にセンサ30の出力より巻き
付きジャムを判断する。この際、センサ30を図4に示
すように上定着ローラ10の長手方向に移動させながら
センサ30の出力をカウントする。この移動でもカウン
トができるように上定着ローラ10上に検出部20を図
4に示すように一様に配置する。
【0034】本参考例では、参考例1や参考例2に示す
ような紙搬送の中心にて確認する方式に対し、紙搬送部
の全体をカバーする事により紙搬送から極端に外れて紙
詰まりを起こしたような特異な条件下でも、その紙詰ま
りを確実に確認できる利点がある。
【0035】[実施例]図5は本実施例の特徴をもっと
も良く表す図面であり、図5において矢印は転写紙の搬
送方向及び定着ローラの回転方向を示す。510は定着
器122の上定着ローラである。この上定着ローラ51
0の内部にハロゲンランプ550が配置されており、そ
のハロゲンランプ550に通電し発熱することにより熱
定着が可能となっている。511は下定着ローラであ
る。520,521は転写紙の搬送ガイドであり、53
0,531は転写紙の分離ヅメである。540は転写紙
の搬送路上で上定着ローラ510より前に配置される第
1のシート検出手段としての紙センサである。541は
転写紙の搬送路上で上定着ローラ510より後に配置さ
れる第2のシート検出手段としての紙センサである。一
般に紙センサ540,541はフォトセンサ等のマイク
ロセンサを用いて転写紙の有無を検出できる。542は
反射型フォトセンサの非接触型の紙センサ(第3のシー
ト検出手段)を用いて上定着ローラ510上の転写紙を
検出するもので、転写紙の紙搬送が中央を基準としてい
る場合には搬送路の中央に位置するような搬送される転
写紙の種類を問わず、全ての転写紙を認識できる位置に
位置づけられている。
【0036】本実施例は、このような構成の装置によっ
て、従来判断がつきにくかった定着ローラへの用紙巻き
付きジャムの監視を行う。以下に、巻き付きジャムの発
生条件毎に、本実施例による監視システムについて述べ
る。
【0037】従来、巻き付きジャムは図6(a),
(b)のような場合に発生していた。転写紙が分離ヅメ
530で分離されずに上定着ローラ510に巻き付いて
図6(a)のようにジャム状態になった場合、センサ5
41に対する転写紙の遅延ジャムを検知してシーケンス
は停止し、上定着ローラ510に対する通電を制御装置
800が遮断する。そしてジャム処理後、通電を再開す
る。この際、図6(a)のような状態にある転写紙を取
り除かない時でも、それを検知するセンサがないためジ
ャム状態にある事が解らず通電を再開し転写紙の発煙を
引き起こす場合があった。この巻き付きジャムを判断す
るために本実施例では、上定着ローラ510の前の搬送
系路上に図5のセンサ540を設ける事により図6
(a)のようなジャム紙が取り除かれたか否かの判断を
行い、転写紙が取り除かれずに図6(a)の状態の間々
滞留していると判断された場合にはジャム表示を再度行
うと共に、上定着ローラ510への通電再開を停止する
制御を制御装置800により行う。このようにして図6
(a)のような巻き付きジャムに対する判断は、本実施
例のセンサ540を新たに設けることによりその検知を
行える。
【0038】しかし、図6(a)のような巻き付き状態
の他にも、転写紙の長さが短いかもしくは図6(a)の
ような状態にある転写紙をユーザーが上定着ローラ51
0を回転させてしまった場合など、図6(b)の様な巻
き付き状態も考えられる。この場合、上述のセンサ54
0,541では、巻き付く恐れのある転写紙が取り除か
れたのかまだ巻き付いているのかの判断ができない。そ
こで本実施例ではセンサ542により転写紙が巻き付い
ているか否かの判断を行っている。
【0039】図7は、本実施例における紙センサ542
の構成図である。550はセンサ542を駆動位置(位
置1)と待機位置(位置2)間を移動させるための駆動
手段としての駆動装置であり、制御装置800にて制御
される。センサ542は反射型のフォトセンサ等の半導
体を用いたセンサであるが、これらの半導体を用いたセ
ンサは周囲温度の上昇に伴いその寿命が激減する。ま
た、紙粉等のゴミが多く付くと誤動作の危険性もまして
くる。位置1の駆動位置は高熱の定着ローラの近くであ
り、紙搬送の近くでもあるので紙粉等のゴミが多く付着
するところでもある。よって本実施例ではこれらの危険
性を回避するために、駆動装置550を用いて定着ロー
ラ510からも充分遠く、紙搬送からも充分遠く紙粉等
を遮断する位置2へとセンサ542を使用しない場合に
待避させるものである。
【0040】図8のフローチャートを用いて、センサ5
42による巻き付きジャムの判断手順について詳細に説
明する。
【0041】ジャム発生時に転写紙の巻き付きの恐れが
ある状態とは、ジャム発生時にセンサ540に転写紙が
存在し、センサ541に転写紙が存在しない場合であ
る。転写紙全体が全て上定着ローラ510に巻き付く状
態は、センサ541に対する遅延を検知していれば起こ
りえず、また、センサ540,541共に転写紙が存在
した場合には上定着ローラ510に巻き付かれずに排出
される可能性が高い。よって61にてジャム発生を制御
装置800が認識した場合、62,63にてセンサ54
0,541に転写紙が存在するか否かを判断している。
本発明ではセンサの出力が1の場合に紙有り、センサの
出力が0の場合に紙無しと定義する。62,63にてセ
ンサ540に紙無しもしくはセンサ541に紙有りとし
た場合には巻き付きジャムの恐れが無いとしてフラグF
_MJAMに65にて0をセットした後に通常のジャム
処理シーケンス66へと移行する。本ジャム処理シーケ
ンス66では、定着器122への通電の遮断やユーザー
へジャム処理を促すメッセージを出力するなどの一連の
ジャム処理のためのシーケンスを行っている。また、6
2,63にてセンサ540に紙有り且つセンサ541に
紙無しとした場合には巻き付きジャムの恐れが有るとし
てフラグF_MJAMに64にて1をセットする。
【0042】ジャム処理後は68にて全てのジャム検知
センサ上に転写紙が存在しないことを確認する。そし
て、69にてジャム処理前に巻き付きジャムが発生する
可能性があった場合(つまり、F_MJAM=1の場
合)、センサ542を位置1へと移動するために制御装
置800により駆動装置550に対し待機位置(位置
2)から駆動位置(位置1)へのセンサ542の移動を
行う。これにより位置1へと移動したセンサ542によ
り上定着ローラ510上での転写紙の巻き付きの有無を
判断する。このセンサ542は反射型のフォトセンサで
あり、適切な距離で白を検出した場合に1を出力する。
よって71にてセンサ542の出力が0であった場合、
転写紙の巻き付きがないものとして72にて再びセンサ
542を位置2へと待機させた後にジャム処理シーケン
スを抜ける。71にてセンサ542=1が出力された場
合、転写紙が上定着ローラ510に巻き付いていると判
断して73にて再びジャム処理シーケンスへと移行す
る。
【0043】この様にセンサ540,541,542を
用いることにより上定着ローラ510への転写用紙の巻
き付きを検知可能となる。本実施例ではジャム処理時に
ユーザーが巻き付かせてしまった巻き付きジャムも、そ
のジャム処理の遂行の如何により判断可能となってい
る。さらに本実施例では駆動装置550によりセンサ5
42の寿命の劣化防止及び誤動作の低減を可能としてい
る。
【0044】
【発明の効果】本発明は、複写機やレーザープリンター
などトナーを定着ローラを用いて転写シートに熱定着さ
せて画像を形成するような画像形成装置において、定着
ローラへの転写シートの巻き付きジャムに関してその監
視を行うことにより、定着ローラに転写紙が残留したま
ま画像形成処理を再開してしまうことを防止することが
できる
【0045】更に、第1乃至第3のシート検出手段を配
置した場合にあっては、シートの巻き付きの状態として
ユーザーがジャム処理時に巻き付かせた場合も考慮して
いる。
【0046】また、定着ローラへの巻き付きジャムが発
生している可能性のあるときだけ、第3のシート検出手
段を観測位置に移動させるので、シート検出手段の劣化
防止及び誤動作の低減を可能としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】参考例1に係る画像形成装置に関し、(a)は
同装置の要部構成図、(b)は同装置のブロック図であ
る。
【図2】(a)は同装置の概略構成図、(b)は同装置
本体に組み合わされる自動コンピュータフォーム送り装
置を示す図である。
【図3】参考例2に係る画像形成装置の要部概略構成図
である。
【図4】参考例3に係る画像形成装置の要部概略構成図
である。
【図5】本発明の実施例に係る画像形成装置に関し、
(a)は同装置の要部概略構成図、(b)は同装置のブ
ロック図である。
【図6】(a),(b)は定着器への転写シートの巻き
付き状態を説明する図である。
【図7】同装置における紙センサ542の構成図であ
る。
【図8】同装置での巻き付きジャム判断のフローチャー
トである。
【符号の説明】
10 定着ローラ 20 検出部 30 センサ(検出手段) 40 通電制御装置(通電制御手段) 50 定着ローラ部 800 制御装置(制御手段) 510,511 定着ローラ 540 紙センサ(第1のシート検出手段) 541 紙センサ(第2のシート検出手段) 542 紙センサ(第3のシート検出手段) 550 駆動装置(駆動手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/20 G03G 15/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】転写シートに転写されたトナーを定着ロー
    ラを用いて熱定着する画像形成装置において、上記転写シートの搬送方向に対し上記定着ローラより以
    前にシート搬送路上に配置された第1のシート検出手段
    と、 上記転写シートの搬送方向に対し上記定着ローラより以
    後にシート搬送路上に配置された第2のシート検出手段
    と、 上記定着ローラの表面の状態を検知する第3のシート検
    出手段と、 上記第3のシート検出手段を使用する場合の観測位置と
    使用しない場合の待機位置との間で移動させるための第
    3のシート検出手段の駆動手段と、 上記定着ローラを加熱するための通電を制御する通電制
    御手段と、上記第1乃至第3のシート検出手段より上記通電制御手
    段の動作を制御可能とする 制御手段と、を備え、該制御手段は、上記第1と第2のシート検出手段の検出
    結果に基づき、上記第3のシート検出手段を観測位置に
    移動させる ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】上記制御手段は、上記第1のシート検出手
    段がシートを検出し、かつ、上記第2のシート検出手段
    がシートを検出しなかったときに、上記第3のシート検
    出手段を観測位置に移動させる請求項1に記載の画像形
    成装置。
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