JP3146966U - 子守帯 - Google Patents

Abstract

【課題】幼児を抱く際の負担を軽減し、且つ使い勝手よく、又デザイン性があり、実用性のある子守帯を提供する。
【解決手段】子守帯は、ショルダーベルトＡ’の幅が広く、幼児を抱いた際、体重が分散され、使用者の負担を軽減できる。又、極力無駄な装飾・複雑なサイズ調整を省き、主に使用する女性の体型に合わせたサイズを構成し、シンプルに仕上げ、軽量化を図っている。子守帯を構成する生地は多種・多色で、使用者の好みに合わせて選ぶことができ、未使用時には付属の収納袋Ｂに収納でき、コンパクトに持ち運びの出来るデザインになっている。
【選択図】図１

Description

本考案は、幼児を抱き抱える時に幼児を保持する為の用具に関するものである。

従来この種の子守帯としては、万人の体型に合うようサイズ調整が出来、その為複雑な金具と調整紐があり装着が困難で、色は黒か紺のデザイン性に欠けている子守帯が知られている。また、サイズ調整不可で生地の色・種類が選択でき肩紐の幅も広く、コンパクトに折り畳みの出来る子守帯が知られている。
幼児の安定性を重視した為に、重量が嵩み持ち運びに困難で、抱き下ろしの際に不便な子守帯も知られている。

本考案は、従来の技術を有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、幼児を抱く際の負担を軽減し、且つ使い勝手よく、又デザイン性があり、実用性のある子守帯を提供しようというものである。

本考案における子守帯は、ショルダーベルトの幅が広く、幼児を抱いた際、体重が分散され、使用者の負担を軽減できる。又、極力無駄な装飾・複雑なサイズ調整を省き、主に使用する女性の体型に合わせたサイズを構成し、シンプルに仕上げ、軽量化を計っている。子守帯を構成する生地は多種・多色で、使用者の好みに合わせて選ぶことができ、未使用時には付属のバックに収納でき、コンパクトに持ち運びの出来るデザインになっている。

幼児の体重を保持する為に、ショルダー部先端を台座内部まで入れ込み接続することによって、加重によって生じる台座の変形・型崩れ・生地の伸びを防止している。又、台座部を六角形にすることで、幼児の足が当たるのを防ぎ、さらに、背に当たる部分にある調整金具（プラスチックバッケル）は、クッションで覆われていて、幼児への心遣いを徹底している。

子守帯と収納袋は着脱が可能で、子守帯未使用時には、収納して簡単に持ち歩くことが出来、小さく折り畳めるため便利である。

以下、添付図面に従って一実施例を説明する。

図１は、本考案の斜視図である。この子守帯は、子守帯部Ａと収納袋Ｂで構成されている。子守帯部Ａの左右のショルダーベルトＡ´には、使用者の体に沿うように一ひねりが加えられており、背当てベルトＣが接続されている。背当てベルトＣには調整金具（プラスチックバッケル）が付いており、幼児の体が当たり、怪我や痛みを防ぐために、クッションＤで覆い隠している。このクッションＤは、図では釦になっているが、どんな釦でも良い。又、ショルダーベルトＡ´と背当てベルトＣの接続部は、幼児の加重により縫製のほつれを防止する為、連結部に別布を縫製し補強している。収納袋Ｂは子守帯を装着の際には、小物を収納できるポケットとして、未使用時には子守帯の収納袋として使用できる。

図２は台座部である。台座部Ｅは、子守帯使用時に幼児の足が当たるのを防ぐ為六角形になっている。又、台座部ＥにはショルダーベルトＡ´の先端部４本を内部まで入れ込み、接続することで、幼児の加重によって生じる台座の変形・型崩れ・生地の伸び・縫製のほつれを防いでいる。さらに、台座部Ｅの六辺に、別布テープＦを縫製することで台座部をより丈夫に補強している。

斜視図である。 台座部である。

符号の説明

［Ａ］子守帯部
［Ａ´］ショルダーベルト部
［Ｂ］収納袋
［Ｃ］背当てベルト部
［Ｄ］クッション部
［Ｅ］台座部
［Ｆ］別布テープ

Claims (1)

1. 本考案は、一ひねりの入った２本の帯が六角形状の台座に接続しており、該帯の前面側中間部にプラスチックバッケルを設ける背当てベルトを２本の帯に渡して、そのプラスチックバッケル部分をクッションで覆い、プラスチックバッケル部分を覆う釦で取り外し可能なクッションを設け、さらに、該背当てベルトから垂下する、小物入れにもなる収納袋が釦で着脱可能に設けられている子守帯である。

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