JP3146667B2 - 負荷電源電圧監視装置 - Google Patents

負荷電源電圧監視装置

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JP3146667B2 JP23976392A JP23976392A JP3146667B2 JP 3146667 B2 JP3146667 B2 JP 3146667B2 JP 23976392 A JP23976392 A JP 23976392A JP 23976392 A JP23976392 A JP 23976392A JP 3146667 B2 JP3146667 B2 JP 3146667B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車輪がロック状態とな
ることを防止するいわゆるアンチロック・ブレーキ・シ
ステムなどで好適に用いられる負荷電源電圧監視装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】濡れた路面や雪道で急ブレーキをかける
と、車輪の回転が停止してロック状態に至る。このよう
に車輪がロック状態となると、制動距離が増大するばか
りでなく、タイヤの横方向へのグリップ力(以下「コー
ナリングフォース」という。)が失われて操舵不能に陥
り、極めて危険な状態となる。さらに、コーナリングフ
ォースが失われることで、車両が不安定になり、車両が
尻振りを起こして、スピンしそうになる場合もある。
【0003】そこで、従来から、ブレーキペダルを強く
踏み込んで急制動操作を行った場合でも、車輪がロック
状態となることを防ぐために、いわゆるアンチロック・
ブレーキ・システム(以下「ABS」という。)が車両
に搭載されて用いられている。ABSでは、実際の車両
の速さである車体速度と、車輪の回転に対応した車両の
速さである車輪速度とを検出し、下記第(1) 式で定義さ
れるスリップ率が、所定の制御目標値に近づくように各
車輪のブレーキ圧力を制御するようにしている。
【0004】
【数1】
【0005】すなわち、タイヤと路面との間の摩擦係数
が最大となるのは、スリップ率が100%のとき(車輪
速度が0の完全ロック状態)ではなく、スリップ率が2
0%のあたりであることが知られている。一方、コーナ
リングフォースは、スリップ率の増大に伴って減少し、
100%では0になる。そこで、ABSでは、急制動操
作時には、タイヤと路面との間の摩擦係数が最大となる
ように、スリップ率を20%あたりにすることを目標
に、ブレーキ圧力が制御される。
【0006】このようなアンチロック制御により、運転
者の運転技術によらずに、制動距離を最短にするととも
に車両の安定性および操舵性を確保した理想的なブレー
キングが実現される。ブレーキ圧力の制御は、ブレーキ
ペダルに接続したマスタシリンダからの液圧を液圧ユニ
ットで制御するようにして行われる。液圧ユニットに
は、前後の各車輪に対応したソレノイドバルブが設けら
れており、このソレノイドバルブが制御ユニット(EC
U)により駆動されて、各車輪のブレーキに伝達される
液圧が制御される。液圧の制御の結果として生じる余剰
液は、ポンプによってマスタシリンダに還元される。
【0007】ソレノイドバルブにはバッテリからの電力
が供給されているが、もしもバッテリ電圧の低下などの
ためにソレノイドバルブへの印加電圧が低下すると、ソ
レノイドバルブを良好に駆動することができなくなる。
これにより、各車輪のブレーキ圧力の制御が不良になる
から、このような状態でアンチロック制御を行わせるの
は危険である。そこで、従来から、ソレノイドバルブへ
の印加電圧を監視し、この印加電圧の低下が検知された
ときには、アンチロック制御を中止するとともに、イン
スツルメントパネルに設けたウォーニングランプを点灯
させ、ABSが不動作状態であることを運転者に通知す
るようにしている。
【0008】ソレノイドバルブへの印加電圧を監視する
ための先行技術は、図5に示されている。車両に搭載し
たバッテリ1からのバッテリ電圧VB は、ハーネスを通
ってイグニッション電圧VIGとして制御ユニット(EC
U)2に供給され、安定化電源回路3により、マイクロ
コンピュータ4の動作電圧などとなる電源電圧Vcc(5
V)が作成される。電圧VIGはまた、電源電圧監視回路
5にも与えられている。この電源電圧監視回路5は、電
圧VIGが所定電圧(たとえば10V)未満となったこと
を検知したときに、マイクロコンピュータ4に所定の検
出出力を与える。
【0009】バッテリ電圧VB は、さらに、ABSが不
動作状態であることを運転者に通知するための上記のウ
ォーニングランプ6にも与えられ、またライン7を介し
て液圧ユニット内のソレノイドバルブ8にも供給されて
いる。マイクロコンピュータ4には、ソレノイドバルブ
8を駆動するための出力トランジスタ10が接続されて
いる。トランジスタ10のコレクタ電圧は、抵抗11,
12により分圧され、分圧点13の電圧がマイクロコン
ピュータ4の入力ポートP1に接続されている。マイク
ロコンピュータ4は、入力ポートP1からの信号を監視
することで、ソレノイドバルブ8の駆動状態を監視して
いる。
【0010】また、液圧制御の結果として生じた余剰液
をマスタシリンダに還元するためのポンプを駆動するた
めのモータ14には、バッテリ1からの電力が、リレー
19を介して供給されている。このリレー19は、マイ
クロコンピュータ4により制御されて導通/遮断制御さ
れる。モータ14の動作状態は、このモータ14とリレ
ー19との間の電位を、アナログ/ディジタル変換器な
どを含むモニタ回路20でモニタし、このモニタ回路2
0の出力をマイクロコンピュータ4の入力ポートP2に
入力するようにして達成されている。マイクロコンピュ
ータ4は、入力データの大小によって、リレー19やモ
ータ14などを含むモータ駆動系の動作が正常であるか
どうかを判断する。
【0011】電圧VIGが電源電圧監視回路5における所
定電圧未満となると、このことを表す信号が電源電圧監
視回路5からマイクロコンピュータ4に与えられる。こ
れに応答して、マイクロコンピュータ4は、ウォーニン
グランプ6を点灯させ、同時にアンチロック制御を禁止
する。これにより、ソレノイドバルブ8の駆動が不良に
なるおそれがあるほどバッテリ電圧VB が低下したとき
には、アンチロック制御が禁止されるから、制動動作に
不具合が生じることが防がれる。
【0012】ところが、この先行技術では、ソレノイド
バルブ8に印加される電圧を直接検知しているわけでは
なく、イグニッション電圧VIGを検出しているに過ぎな
い。すなわち、ソレノイドバルブ8に印加されるのはラ
イン7を経た電圧であり、このライン7はハーネスで構
成されるのであるが、このハーネスはイグニッション電
圧VIGを供給しているハーネスとは異なるため、電源電
圧監視回路5が監視している電圧VIGとソレノイドバル
ブ8に印加される電圧とが異なる可能性がある。したが
って、ソレノイドバルブ8に印加される電圧を正確に監
視することができない上記の先行技術では、ソレノイド
バルブ8への印加電圧が低下したときに、アンチロック
制御を確実に禁止させることができないおそれがある。
【0013】この不具合を解決するための他の先行技術
は、図6に示されている。この図6において、上記の図
5に示された各部に対応する部分には同一の参照符号を
付して示す。また、この図6では、図5におけるモータ
14に関連する構成は、図示が省略されている。この先
行技術では、ソレノイドバルブ8のライン7側の端子の
電圧を監視することで、ソレノイドバルブ8への印加電
圧を直接的に検出している。すなわち、ソレノイドバル
ブ8への印加電圧は、ライン15から制御ユニット2に
入力されている。この電圧は、抵抗16,17で分圧さ
れてマイクロコンピュータ4のアナログ/ディジタル変
換入力ポートA/Dに入力されている。
【0014】この構成により、マイクロコンピュータ4
では、入力ポートA/Dへの入力電圧を監視することに
より、印加電圧の低下を検知する。これ以後の動作は、
上記の第1の先行技術の場合と同様である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この第2の
先行技術では、ライン15に対応した新たな配線が必要
となるため、構成が複雑化し、コストの増大を招来する
ことになるという問題がある。この問題を解決するため
に本願出願人は、先に提出した特願平3−296983
号において、図5に示された第1の先行技術を改良し
て、接続点13の電位を、マイクロコンピュータ4が備
えるアナログ/ディジタル(A/D)変換入力ポートに
与える技術を提案している。この提案に係る技術では、
出力トランジスタ10が遮断されてソレノイドバルブ8
に電流が流れないときには、この出力トランジスタ10
のコレクタ電位はソレノイドバルブ8への印加電圧に等
しくなり、この印加電圧に対応する電圧が接続点13か
らマイクロコンピュータ4に与えられることを利用して
いる。すなわち、マイクロコンピュータ4は、出力トラ
ンジスタ10のオフ期間においてA/D変換入力ポート
の入力電圧を監視することによって、ソレノイドバルブ
8への印加電圧を監視する。
【0016】たとえば、液圧ユニットが車両の前後の4
個の車輪に対応して4個のソノイドバルブを有する4チ
ャンネル構成のものであるときには、各ソレノイドバル
ブ毎に出力トランジスタ10と抵抗11,12からなる
分圧回路とが設けられ、各分圧回路の分圧点の電位がそ
れぞれマイクロコンピュータ4のA/D変換入力ポート
に入力されることになる。
【0017】このような提案例の構成では、ソレノイド
バルブ8の印加電圧が直接検知できるばかりでなく、既
存の分圧回路11,12を用いて印加電圧の監視が達成
されるので、新たなハーネスなどが必要となることがな
く、したがって、構成が複雑化したりしないという利点
がある。しかしながら、この提案例では、ソレノイドバ
ルブ8が駆動されている期間には印加電圧が検出でき
ず、4チャンネル構成の場合でも全てのソレノイドバル
ブが駆動されている期間には印加電圧を監視できなくな
るという問題がある。したがって、もしもソレノイドバ
ルブ8の駆動期間にその印加電圧が低下したときには、
これを速やかに検知することができず、アンチロック制
御を即座に禁止することができない。
【0018】そこで、本発明の目的は、上述の技術的課
題を解決し、簡単な構成で、負荷へ正確な印加電圧を、
負荷の駆動期間であっても監視することができる負荷電
源電圧監視装置を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段および作用】上記の目的を
達成するための請求項1記載の負荷電源電圧監視装置
は、接地電位に対して一定の電位を有する電源と、この
電源からの電力が供給される第1の負荷と、上記第1の
負荷と接地電位との間に直列に接続され、この第1の負
荷への電力の供給を制御する第1のスイッチング手段
と、上記第1の負荷と上記第1のスイッチング手段との
間の電圧を監視して、この電圧に対応した信号を出力す
る第1の監視手段と、上記第1の負荷と並列に上記電源
に接続された第2の負荷と、この第2の負荷と上記電源
との間に直列に接続され、上記第1のスイッチング手段
と連動して第2の負荷への電力の供給を制御する第2の
スイッチング手段と、この第2のスイッチング手段と上
記第2の負荷との間の電圧を監視して、この電圧に対応
する信号を出力する第2の監視手段と、上記第1の監視
手段および第2の監視手段の各出力信号が与えられ、上
記第1の負荷が駆動されていない期間には上記第1の監
視手段の出力信号に基づいて上記第1の負荷への印加電
圧が正常か否かを判定し、上記第1の負荷が駆動されて
いる期間には上記第2の監視手段の出力信号に基づいて
上記第1の負荷への印加電圧が正常か否かを判定する判
定手段とを含むことを特徴とする。
【0020】上記の構成によれば、第1の負荷と接地電
位との間に第1のスイッチング手段が直列に接続されて
いるから、第1の負荷が非駆動状態であれば、第1の監
視手段で監視される第1の負荷と第1のスイッチング手
段との間の電圧は、第1の負荷への印加電圧に等しくな
る。一方、第1の負荷と並列に接続された第2の負荷と
電源との間には、第2のスイッチング手段が接続されて
いる。そして、この第2のスイッチング手段は第1のス
イッチング手段と連動し、第1のスイッチング手段が導
通するときには第2のスイッチング手段も導通する。し
たがって、第2の監視手段で監視される第2のスイッチ
ング手段と第2の負荷との間の電圧は、第1の負荷が駆
動状態であれば、第1の負荷および第2のスイッチング
手段に共通に供給されている電圧に等しくなる。すなわ
ち、第1の負荷の駆動期間における第2の監視手段の監
視電圧は、第1の負荷への印加電圧に等しい。
【0021】そこで、判定手段では、第1の負荷の印加
電圧を監視するに当たり、第1の負荷の非駆動期間には
第1の監視手段の出力を参照し、第1の負荷の駆動期間
には第2の監視手段の出力を参照することとしている。
これにより、第1の負荷の駆動期間および非駆動期間の
いずれの期間にも、第1の負荷への印加電圧を正確に監
視することができる。
【0022】しかも、第2の監視手段として、第2の負
荷の駆動状態を監視するための既存のモニタ回路などを
流用することとすれば、余分な回路や配線を用いずに装
置を構成することもできる。なお、上記第1の負荷と第
1のスイッチング手段との複数の直列回路が電源に対し
て並列に接続されている場合には、各第1の負荷に対応
して上記第1の監視手段を設け、上記判定手段に、複数
の第1の負荷のうちの少なくとも1つが駆動されていな
い期間には、当該非駆動状態の第1の負荷に対応する上
記第1の監視手段の出力信号に基づいて上記複数の第1
の負荷への印加電圧が正常か否かを判定させ、上記複数
の第1の負荷の全てが駆動されている期間には上記第2
の監視手段の出力信号に基づいて上記複数の第1の負荷
への印加電圧が正常か否かを判定させることとすればよ
い。
【0023】また、上記第1の負荷と第1のスイッチン
グ手段との複数の回路が電源に対して並列に接続されて
いる場合に、各第1の負荷に対応して上記第1の監視手
段を設け、上記判定手段に、複数の第1の負荷の全てが
駆動されていない期間には上記第1の監視手段の出力信
号に基づいて上記複数の第1の負荷への印加電圧が正常
か否かを判定させ、上記複数の第1の負荷のうちの少な
くとも1つが駆動されている期間には上記第2の監視手
段の出力信号に基づいて上記複数の第1の負荷への印加
電圧が正常か否かを判定させることとしてもよい。
【0024】
【実施例】以下では、本発明の実施例を、添付図面を参
照して詳細に説明する。図2は本発明の一実施例の負荷
電源電圧監視装置が適用されるアンチロック・ブレーキ
・システム(以下「ABS」という。)の概要を示す概
念図である。ABSは、各車輪に設けた車輪速センサ2
1の出力に基づき、各車輪のブレーキ22のブレーキ圧
力を電子的に制御することによって、急制動操作時にお
ける車輪のロックを回避し、最適なスリップ率を実現す
る装置である。すなわち、ブレーキペダル23を強く踏
み込むと、マスタシリンダ24からの液圧は、液圧ユニ
ット25で制御されて各車輪のブレーキ22に伝達され
る。この液圧ユニット25内には、各車輪ごとの液圧を
個別に制御するためのチャンネルがたとえば4個設けら
れており、各チャンネルに対応して液圧を制御するソレ
ノイドバルブが少なくとも1個ずつ設けられている。こ
のソレノイドバルブの駆動制御が、車輪速センサ21の
出力をモニタしている制御ユニット(ECU)26によ
り行われることになる。27は、ソレノイドバルブへの
印加電圧の低下のために、その制御が不良となるおそれ
があり、したがってアンチロック制御を禁止したときな
どに、このことを運転者に通知するためのウォーニング
ランプである。
【0025】図1はソレノイドバルブの駆動に関連する
電気的構成を示すブロック図である。バッテリ31(た
とえば定格出力電圧は12V)からの電力は、イグニッ
ションスイッチ32を介して制御ユニット26に供給さ
れているとともに、液圧ユニット25内のソレノイドバ
ルブ33への給電を制御するリレー34のリレーコイル
34bに与えられている。リレー34は、ライン35か
らライン36を介して与えられるバッテリ31からの電
力をスイッチングする。また、イグニッションスイッチ
32を介した電力は、上記のウォーニングランプ27に
与えられている。
【0026】さらに、バッテリ31からの電力は、ライ
ン35からリレー39の接点39aを通って、液圧ユニ
ット25内のモータ40に供給されている。このモータ
40は、液圧の制御のために液圧ユニット25内で生じ
た余剰液をマスタシリンダ24に還元するポンプ(図示
せず。)を駆動するものである。なお、リレー39のリ
レーコイル39bには、リレー34の接点34aを介し
たバッテリ31からの電力が供給されている。リレー3
9の動作状態やモータ40の動作状態は、ライン47を
介して制御ユニット26において監視されている。
【0027】41は、ブレーキペダル23の操作により
導通するスイッチ42を介する電力が与えられて点灯す
るストップランプである。ブレーキペダル23の操作状
態は、ライン43を介して制御ユニット26において監
視されている。ウォーニングランプ27は、制御ユニッ
ト26がライン44を接地させることで点灯する。ま
た、リレー34の接点34aが接地側に接続されたとき
には、ライン45からダイオード46を介して電流が流
れ、このときにもウォーニングランプが点灯することに
なる。制御ユニット26は、イグニッションスイッチ3
2が導通状態となった直後の期間には、リレーコイル3
4bを消磁して、接点34aを接地側に接続させ、ウォ
ーニングランプ27を点灯させる。その後、リレーコイ
ル34bを励磁する。これにより、ソレノイドバルブ3
3およびリレーコイル39bへの電力の供給が可能な状
態となる。そして、図外の発電機による発電が開始され
たときに、このことを表す信号ALT−Lが与えられる
と、ウォーニングランプ27が消灯される。
【0028】制御ユニット26は、内部に判定手段とし
て機能するマイクロコンピュータ51を有し、第1の負
荷であるソレノイドバルブ33を駆動するための第1の
スイッチング手段である出力トランジスタ52を備えて
いる。このトランジスタ52と、ソレノイドバルブ33
と接地電位との間に直列に接続されている。マイクロコ
ンピュータ51への動作電圧Vccは、安定化電源回路5
5で作成される。マイクロコンピュータ51は、トラン
ジスタ52を導通/遮断することでソレノイドバルブ3
3を励磁/消磁する。この出力トランジスタ52および
これに関連した回路は、各ソレノイドバルブ33ごとに
個別に設けられているが、図1では、1チャンネル分の
回路構成のみが示されており、他のチャンネルに対応し
たソレノイドバルブ33に関連する回路構成は図示が省
略されている。
【0029】トランジスタ52のコレクタ電圧は、第1
監視回路61を構成する抵抗R1,R2により分圧さ
れ、分圧点53に現れる電位が、マイクロコンピュータ
51のアナログ/ディジタル変換入力ポートAD1に与
えられている。トランジスタ52のコレクタには、ソレ
ノイドバルブ33で生じる逆起電力のためにアナログ/
ディジタル変換入力ポートAD1に過電圧が印加される
ことを防ぐツェナダイオード54が接続されている。
【0030】抵抗R1,R2は、トランジスタ52のコ
レクタ電圧が最大となるときでも、分圧点53の電位が
アナログ/ディジタル変換のリファレンス電圧である電
圧Vcc(たとえば5V)以下となるように、各抵抗値が
設定されている。なお、他のチャンネルに対応する第1
監視回路61と同様な回路の出力は、それぞれマイクロ
コンピュータ51のA/D変換入力ポートAD2〜AD
4に与えられている。
【0031】一方、制御ユニット26内にはさらに、ラ
イン47からの電圧を監視する第2監視回路62が設け
られている。この第2監視回路62はA/D変換器など
で構成され、ライン47に導出された電圧に対応するデ
ータをマイクロコンピュータ51の入力ポートPに入力
する。なお、ソレノイドバルブ33が駆動されて液圧の
制御が行われるときには、これに連動して第2のスイッ
チング手段となるリレー39が閉成され、第2の負荷で
あるモータ40が付勢されて液圧の制御の結果として生
じた余剰液をマスタシリンダ24に還元するための図外
のポンプが起動される。リレー39が閉成したときのラ
イン47の電圧は、リレー34を介してソレノイドバル
ブ33に印加される電圧に等しい。
【0032】図3は、ソレノイドバルブ33への印加電
圧の監視に関連するマイクロコンピュータ51の動作を
説明するためのフローチャートである。ステップS1で
は、A/D変換入力ポートAD1〜AD4の入力値が参
照され、4チャンネルのソレノイドバルブ33の全てが
駆動状態であるかどうかが調べられる。すなわち、出力
トランジスタ52が導通すると、第1監視回路61の接
続点53の電位が下がるから、マイクロコンピュータ5
1では、入力値が所定値以下であるかどうかを調べるこ
とによって、ソレノイドバルブ33が駆動状態であるか
否かを検知することができる。
【0033】このような処理の結果として、少なくとも
1つのソレノイドバルブ33が非駆動状態であると判断
されると、ステップS2に進む。このステップS2で
は、入力ポートAD1〜AD4の入力値のうちの最大の
値が選択され、この最大値が負荷電源電圧データとされ
る。すなわち、少なくとも1つのソレノイドバルブ33
が非駆動状態であれば、入力ポートAD1〜AD4の入
力値の最大値は、非駆動状態のソレノイドバルブ33に
対応した第1監視回路61からの入力値となる。上述の
ように、ソレノイドバルブ33が非駆動状態であれば、
この非駆動状態のソレノイドバルブ33に対応した第1
監視回路61の出力はソレノイドバルブ33への印加電
圧(すなわち負荷電源電圧)に対応することになるか
ら、結局、入力ポートAD1〜AD4の入力値の最大値
が負荷電源電圧に相当する。
【0034】ステップS1において全てのソレノイドバ
ルブ33が駆動されているものと判断されると、処理は
ステップS3に移る。このステップS3では、入力ポー
トPからの入力値が参照され、この入力ポートPの入力
値が負荷電源電圧データとされる。上述のように、ソレ
ノイドバルブ33が駆動されて液圧ユニット25におけ
る液圧の制御が行われるときには、リレー39が閉成さ
れてモータ40が駆動され、マスタシリンダ24に余剰
液が還元される。したがって、ソレノイドバルブ33が
駆動されるときには、電源であるバッテリ31に関して
リレー39よりも下流側であるライン47には、ソレノ
イドバルブ33に印加されている電圧に等しい電圧が導
出されることになる。このため、ソレノイドバルブ33
の駆動時にはライン47の電圧を監視すれば、ソレノイ
ドバルブ33への印加電圧を知ることができる。
【0035】ステップS3での処理はこのような意義を
有しており、ライン47に導出された電圧に対応したデ
ータを第2監視回路62から入力ポートPを介して読み
込むことにより、ソレノイドバルブ33への印加電圧が
検知される。ステップS4では、負荷電源電圧データと
所定値V1とが比較される。もしも、負荷電源電圧デー
タが所定値V1未満であるときには、マイクロコンピュ
ータ51は、ステップS5においてウォーニングランプ
27を点灯させるとともに、ステップS6でアンチロッ
ク制御を禁止する。負荷電源電圧データが所定値V1以
上であるときには、ソレノイドバルブ33への印加電圧
が十分に高いものとして、ステップS1に戻る。なお、
所定値V1は、ソレノイドバルブ33を駆動するのに要
する印加電圧の最小値に対応する分圧点53の電位に相
当する。具体的には、トランジスタ52のコレクタ電圧
がたとえば10Vであるときの分圧点53の電圧(たと
えば1V)に対応する値とされる。
【0036】このようにして、本実施例によれば、ソレ
ノイドバルブ33の全てが駆動状態であるときには、ラ
イン47に導出されている電圧を監視することにより、
ソレノイドバルブ33への印加電圧を監視することがで
きる。これにより、全てのソレノイドバルブ33が駆動
状態であっても、ソレノイドバルブ33への印加電圧を
監視できることになるから、アンチロック制御を行って
いる全期間にわたって、ソレノイドバルブ33への印加
電圧を直接に検知することができることになる。この結
果、たとえソレノイドバルブ33の駆動期間において、
このソレノイドバルブ33への印加電圧が低下したとし
ても、このことを確実に検知して、直ちにアンチロック
制御を禁止することができる。これによって、ABSの
安全性を一層向上することができる。
【0037】しかも、上述の図5に示されているよう
に、液圧ユニットで生じた余剰液を還元するためのポン
プを駆動するモータの動作を監視するための構成は従来
から備えられており、本実施例はこのような既存の構成
を利用して、ソレノイドバルブ33の駆動期間における
ソレノイドバルブ33への印加電圧の監視を達成した点
に大きな特徴を有している。このような構成では、図6
の先行技術のように新たな配線が必要となることもない
ので、構成が複雑化することもコストの増加を招来する
こともない。
【0038】図4は、本発明の他の実施例の動作を説明
するためのフローチャートである。この図4において、
上記の図5に示された各ステップと同様な処理が行われ
るステップには同一の参照符号を付して示す。本実施例
では、ステップS10において、4チャンネルのソレノ
イドバルブ33のうち少なくともいずれか1チャンネル
のソレノイドバルブ33が駆動されているかどうかが判
断される。そして、少なくとも1チャンネルのソレノイ
ドバルブ33が駆動されているときには、ステップS3
で入力ポートPからの値が負荷電源電圧データに代入さ
れる。また、いずれのチャンネルのソレノイドバルブ3
3も駆動されていないときには、ステップS2におい
て、A/D変換入力ポートAD1〜AD4からの入力値
のうちの最大値が負荷電源電圧データとされる。この後
の処理は、上記の実施例の場合と同様である。
【0039】このように本実施例では、少なくとも1つ
のソレノイドバルブ33が駆動されたときには、モータ
駆動系からライン47を介する電圧を参照している点に
特徴がある。なお、本実施例において、ステップS2で
の処理の代わりに、入力ポートAD1〜AD4の入力値
の平均値を負荷電源電圧データとするようにしてもよ
い。すなわち、本実施例では、入力ポートAD1〜AD
4への入力が参照されるのはいずれのチャンネルのソレ
ノイドバルブ33も駆動されない場合であるので、この
ときの入力ポートAD1〜AD4の入力値は、いずれも
ソレノイドバルブ33への印加電圧に対応している。こ
のため、これらの平均をとることによって、一層正確に
ソレノイドバルブ33への印加電圧を検知できることに
なる。
【0040】なお、本発明は上記の実施例に限定される
ものではない。たとえば、上記の実施例では、第2監視
回路62をA/D変換器などで構成することとしている
が、この第2監視回路62は比較器を用いて構成するこ
ともできる。すなわち、ライン47の電圧を或る一定の
閾値電圧でレベル弁別して「0」または「1」の信号を
比較結果としてマイクロコンピュータ51に入力させる
ようにしてもよい。この場合に、上記の閾値電圧をソレ
ノイドバルブ33の駆動に要する最低印加電圧に設定し
ておけば、マイクロコンピュータ51は上記の比較結果
に基づいて、即座に印加電圧が十分であるか否かを判定
することができる。
【0041】また、上記の実施例では、第1の負荷であ
るソレノイドバルブが複数個備えられている構成につい
て説明したが、第1の負荷は1個であってもよいことは
言うまでもない。さらに、上記の実施例では、ABSに
利用される場合を例に採ったが、本発明の負荷電源電圧
監視装置は、ABS以外にも負荷への印加電圧を直接的
に監視する必要がある場合に広く適用することができる
ものである。また、ソレノイド以外の任意の負荷にも適
用できることは言うまでもない。その他、本発明の要旨
を変更しない範囲で種々の設計変更を施すことが可能で
ある。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明の負荷電源電圧監視
装置によれば、第1の負荷が駆動されて第1の監視手段
では負荷電源電圧を監視することができない期間には、
第1のスイッチング手段と連動して第2の負荷への電力
を供給する第2のスイッチング手段に関連して設けた第
2の監視手段において負荷電源電圧が監視される。この
結果、いずれの期間においても、負荷電源電圧が正常か
否かを良好に監視することができる。
【0043】しかも、第2の負荷と第2のスイッチング
手段との間の電圧を監視する第2の監視手段には、第2
の負荷の駆動状態を監視するための既存のモニタ回路な
どをそのまま用いてもよく、このため、余分な回路や配
線を必要とすることがない。これにより、構成を簡素化
することができ、コストの増加を抑制することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の負荷電源電圧監視装置を適
用したアンチロック・ブレーキ・システムの電気的構成
を示すブロック図である。
【図2】アンチロック・ブレーキ・システムの概要を示
す概念図である。
【図3】マイクロコンピュータにおけるソレノイドバル
ブへの印加電圧の監視に関連する処理を説明するための
フローチャートである。
【図4】本発明の他の実施例での処理を説明するための
フローチャートである。
【図5】先行技術の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図6】他の先行技術の電気的構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
25 液圧ユニット 26 制御ユニット 31 バッテリ(電源) 33 ソレノイドバルブ(第1の負荷) 39 リレー(第2のスイッチング手段) 40 モータ(第2の負荷) 51 マイクロコンピュータ(判定手段) 52 出力トランジスタ(第1のスイッチング手段) 53 分圧点 61 第1監視回路 62 第2監視回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60T 8/00 - 17/18

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接地電位に対して一定の電位を有する電源
    と、 この電源からの電力が供給される第1の負荷と、 上記第1の負荷と接地電位との間に直列に接続され、こ
    の第1の負荷への電力の供給を制御する第1のスイッチ
    ング手段と、 上記第1の負荷と上記第1のスイッチング手段との間の
    電圧を監視して、この電圧に対応した信号を出力する第
    1の監視手段と、 上記第1の負荷と並列に上記電源に接続された第2の負
    荷と、 この第2の負荷と上記電源との間に直列に接続され、上
    記第1のスイッチング手段と連動して第2の負荷への電
    力の供給を制御する第2のスイッチング手段と、 この第2のスイッチング手段と上記第2の負荷との間の
    電圧を監視して、この電圧に対応する信号を出力する第
    2の監視手段と、 上記第1の監視手段および第2の監視手段の各出力信号
    が与えられ、上記第1の負荷が駆動されていない期間に
    は上記第1の監視手段の出力信号に基づいて上記第1の
    負荷への印加電圧が正常か否かを判定し、上記第1の負
    荷が駆動されている期間には上記第2の監視手段の出力
    信号に基づいて上記第1の負荷への印加電圧が正常か否
    かを判定する判定手段とを含むことを特徴とする負荷電
    源電圧監視装置。
  2. 【請求項2】接地電位に対して一定の電位を有する電源
    と、 この電源に対して並列に接続された複数の第1の負荷
    と、 各第1の負荷と接地電位との間に直列に接続され、各第
    1の負荷への電力の供給を個別に制御する複数の第1の
    スイッチング手段と、 各第1の負荷に対応して設けられ、上記第1の負荷と上
    記第1のスイッチング手段との間の電圧をそれぞれ監視
    して、この電圧に対応した信号を出力する複数の第1の
    監視手段と、 上記第1の負荷と並列に上記電源に接続された第2の負
    荷と、 この第2の負荷と上記電源との間に直列に接続され、上
    記第1のスイッチング手段と連動して第2の負荷への電
    力の供給を制御する第2のスイッチング手段と、 この第2のスイッチング手段と上記第2の負荷との間の
    電圧を監視して、この電圧に対応する信号を出力する第
    2の監視手段と、 上記複数の第1の監視手段および第2の監視手段の各出
    力信号が与えられ、上記複数の第1の負荷のうちの少な
    くとも1つが駆動されていない期間には、この非駆動状
    態の第1の負荷に対応する上記第1の監視手段の出力信
    号に基づいて上記複数の第1の負荷への印加電圧が正常
    か否かを判定し、上記複数の第1の負荷の全てが駆動さ
    れている期間には上記第2の監視手段の出力信号に基づ
    いて上記複数の第1の負荷への印加電圧が正常か否かを
    判定する判定手段とを含むことを特徴とする負荷電源電
    圧監視装置。
  3. 【請求項3】接地電位に対して一定の電位を有する電源
    と、 この電源に対して並列に接続された複数の第1の負荷
    と、 各第1の負荷と接地電位との間に直列に接続され、各第
    1の負荷への電力の供給を個別に制御する複数の第1の
    スイッチング手段と、 各第1の負荷に対応して設けられ、上記第1の負荷と上
    記第1のスイッチング手段との間の電圧をそれぞれ監視
    して、この電圧に対応した信号を出力する複数の第1の
    監視手段と、 上記第1の負荷と並列に上記電源に接続された第2の負
    荷と、 この第2の負荷と上記電源との間に直列に接続され、上
    記第1のスイッチング手段と連動して第2の負荷への電
    力の供給を制御する第2のスイッチング手段と、 この第2のスイッチング手段と上記第2の負荷との間の
    電圧を監視して、この電圧に対応する信号を出力する第
    2の監視手段と、 上記複数の第1の監視手段および第2の監視手段の各出
    力信号が与えられ、上記複数の第1の負荷の全てが駆動
    されていない期間には上記第1の監視手段の出力信号に
    基づいて上記複数の第1の負荷への印加電圧が正常か否
    かを判定し、上記複数の第1の負荷のうちの少なくとも
    1つが駆動されている期間には上記第2の監視手段の出
    力信号に基づいて上記複数の第1の負荷への印加電圧が
    正常か否かを判定する判定手段とを含むことを特徴とす
    る負荷電源電圧監視装置。
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