JP3146618B2 - 床面清掃車のダストボックス - Google Patents

床面清掃車のダストボックス

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JP3146618B2
JP3146618B2 JP11017392A JP11017392A JP3146618B2 JP 3146618 B2 JP3146618 B2 JP 3146618B2 JP 11017392 A JP11017392 A JP 11017392A JP 11017392 A JP11017392 A JP 11017392A JP 3146618 B2 JP3146618 B2 JP 3146618B2
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dust
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昇 野田
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Toyota Industries Corp
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は床面清掃車のダストボッ
クスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の床面清掃車は、図6〜図8に示す
ように、車両51とそのフロント側に設けられたダスト
ボックス52とから構成されている。又、ダストボック
ス52は車両に設けられた図示しない支持軸によって回
動可能に設けられている。そして、図示しない伸縮シリ
ンダが伸長動作を行うと、ダストボックス52は支持軸
を中心に回動しながら上昇する。そのため、ダストボッ
クス52内の塵埃を排出する排出位置に停止させること
ができる。又、逆に伸縮シリンダが収縮動作を行うと、
ダストボックス52は支持軸を中心に回動しながら降下
する。そのため、車両51の底部にて回転する図示しな
いメインブラシの回転により床面の塵埃をダストボック
ス52内に掃き上げて収集する収集位置に停止させるこ
とができる。
【0003】又、前記ダストボックス52は四角箱形状
となる箱部53と、前記箱部53の上部に四角箱形状と
なる連結部54とから構成されている。つまり、前記箱
部52には塵埃を収集するための開口部53aが形成さ
れている。又、前記箱部53と連結部54とは連通状態
にあり、連結部54には図示しない濾過装置が設けられ
ている。従って、連結部54に設けられた濾過装置によ
りダストボックス52内を負圧状態とし、塵埃をダスト
ボックス52内に収集するようになっている。
【0004】そして、図6は図示しないメインブラシの
掃き上げにより塵埃を箱部53に収集できる収集位置に
ダストボックス52が位置している。このとき、作業者
Sは車両51を走行させて床面を清掃し、更にはサイド
ブラシ55によって路肩の塵埃をメインブラシの作業領
域に掃き寄せている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、サイドブラ
シ55を路肩に接するように車両51を走行させる場
合、作業者Sはサイドブラシ55が路肩にどれだけ寄っ
ているかを確認しながら車両51を操作することにな
る。しかし、図6に示すように、ダストボックス52の
連結部54が四角箱形状となっているため、運転席から
作業者Sはサイドブラシ55を容易に視認することがで
きない。そのため、作業者Sは身を乗り出してサイドブ
ラシ55が路肩にどれだけ寄ったかを視認しなければな
らず、作業性が悪いという問題がある。
【0006】又、図7,図8は図示しない伸縮シリンダ
によってダストボックス52を排出位置に停止させ、ダ
ストボックス52内の塵埃を排出している図である。こ
の場合、ダストボックス52の連結部54が四角箱形状
となっているため、作業者Sは上昇している箱部53の
開口部53aが運転席から容易に視認することができな
い。つまり、ダストボックス52から排出される塵埃の
状態、塵埃が完全に排出されたか否かの確認を運転席か
ら容易に視認することができない。そのため、作業者S
は身を乗り出してダストボックス52の開口部53aを
視認しなければならず、作業性が悪いという問題があ
る。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は運転席からのサイドブラ
シの視認性及びダストボックスからの塵埃の排出状態の
視認性を向上させることができる床面清掃車のダストボ
ックスを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、床面清掃車における運転席の前側下方に配
設されるダストボックスを塵埃を収集する収容部と
収容部に対して運転席側方向に連結される支持部とから
構成すると共に、前記支持部の運転席側端部を中心に
回動可能に設けることにより床面の塵埃を収集する
ときの収集位置と収集された塵埃を排出するときの排出
位置とにそれぞれ位置するように構成し、さらに前記ダ
ストボックスにおける支持部の外郭形状前記収容部
の連結部位に向かうほど拡開するように形成したことを
その要旨とする。
【0009】
【作用】ダストボックスが収集位置にある状態において
は、支持部の外郭形状が収容部との連結部位に向かうほ
ど拡開するようになっているため、床面清掃車の運転席
からサイドブラシが容易に視認することができる。又、
ダストボックスが排出位置にある状態においては、収容
部が四角箱形状となり支持部の外郭形状が収容部との連
結部位に向かうほど拡開するようになっているため、ダ
ストボックスの収容部を運転席から容易に視認すること
ができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図5に基づいて説明する。図1,図2に示すように、床
面清掃車1は車両2とそのフロント側に設けられたダス
トボックス3とから構成されている。前記ダストボック
ス3は床面清掃車1のフロントフェンダー4間に配置さ
れる収容部5と、該収容部5の上面に設けられた支持部
6とから構成されている。そして、前記収容部5と支持
部6との内部はそれぞれ連通された状態となっている。
左側のフロントフェンダー4にはサイドブラシ4aが設
けられ、該サイドブラシ4aの回転によって後述するメ
インブラシ20の幅よりも外側にある塵埃を床面清掃車
1の清掃領域内に掃き寄せることができるようになって
いる前記収容部5は略四角箱形状に形成され、該収容
部5の車両側側面には開口(入口)部7が形成されてい
る。又、図2に示すように、前記支持部6の正面幅S1
は収容部5の正面幅S2より大きくなるように形成さ
れ、この支持部6は前記フロントフェンダー4の上面と
当接支持されるようになっている。そして、前記支持部
6は上面に向かうほど狭まくなり、床面清掃車1の正面
から見て台形形状となるように形成されている。即ち、
前記支持部6の外郭形状は前記収容部5との連結部位に
向かうほど拡開するように形成されている。
【0011】前記ダストボックス3における収容部5の
開口部7付近にはフラップ板8が回動可能に設けられ、
このフラップ板8の開閉動作によって開口部7を開放し
たり閉塞したりする。そのため、ダストボックス3の収
容部5に収集した塵埃をこぼしたりすることを防止す
る。
【0012】又、前記ダストボックス3における支持部
6の前面には四角形状となる窓部9が形成されている。
そして、前記支持部6の内部における窓部9の周縁に沿
って四角枠形状となる支持ブラケット10が固着され、
この支持ブラケット10によってフィルタ11が着脱可
能に取り付けられている。又、フィルタ11の前面には
シェーカモータ12が当接されるように取り付けられ、
該シェーカモータ12の振動によりフィルタ11の目詰
まりを防止するようになっている。
【0013】前記支持部6の幅方向両側には支持片13
が突出形成されている。そして、前記支持片13は車両
2の支持部材14に対して挿通支持された支持軸15に
回動可能に支持されている。又、前記支持片13には床
面清掃車1に支持された電磁式の伸縮シンリンダ16の
ロッド16aが接続されている。前記支持軸15には支
持部6の前面を覆うフード17が回動可能に設けられて
いる。このフード17は前記支持部6と同様にフロント
フェンダ4の上面に当接支持されるようになっていると
ともに、上面に向かうほど狭まるように床面清掃車1を
正面から見て台形形状となるように形成されている。
尚、フード17の前面には前記シェーカモータ12を回
避する膨出部18が形成されている。
【0014】又、前記床面清掃車1の底部中央には車両
2の幅方向(図1において紙面と直交する方向)にはダ
ストカバー19が配設されている。このダストカバー1
9は前記ダストボックス3における収容部5の開口部7
と離間可能な状態で接続されている。又、このダストカ
バー19は床面側と前記収容部5の開口部7側とがそれ
ぞれ開口するように形成されている。
【0015】更に、前記ダストカバー19内にはメイン
ブラシ20が回転可能に配設されている。従って、メイ
ンブラシ20により掃き上げられた塵埃を開口部7を介
してダストボックス3の収容部5に掃き上げられるよう
になっている。
【0016】従って、前記伸縮シリンダ16を動作させ
てロッド16aを伸長させると、ダストボックス3及び
フード17は支持軸15を中心に回動して上昇するよう
になっている。そして、図4の二点鎖線にて示す排出位
置にダストボックス3及びフード17を停止させ、メイ
ンブラシ20により掃き上げられて収集された塵埃を排
出することができる。
【0017】又、逆に伸縮シリンダ16を動作させてロ
ッド16aを収縮させると、ダストボックス3及びフー
ド17は支持軸15を中心に回動して下降するようにな
っている。そして、図4の実線にて示す収集位置にダス
トボックス3及びフード17を停止させ、メインブラシ
20により掃き上げられる塵埃を収集することができ
る。
【0018】従って、ダストボックス3が収集位置に停
止している場合、メインブラシ20の掃き上げによって
塵埃をダストボックス3における収容部5に収集可能と
なる。この状態において、作業者Sが床面清掃車1を走
行させて清掃作業を行う。そして、塵埃をサイドブラシ
4aの回転により掃き寄せたい場合、作業者Sは床面清
掃車1を操作して路肩に寄せる。
【0019】このとき、サイドブラシ4aが路肩に寄る
ように作業者Sは床面清掃車1を操作したり、サイドブ
ラシ4aが路肩に寄り過ぎないように作業者Sは床面清
掃車1を操作したりする必要がる。そのため、作業者
Sはサイドブラシ4aを視認する必要がある。ここで、
図2に示すように、ダストボックス3における支持部5
が上部へ向かうほど狭まるように床面清掃車1を正面か
ら見て台形状に形成されているため、運転席からサイド
ブラシ4aを容易に視認することができる。この結果、
作業者Sは運転席から身を乗り出してサイドブラシ4a
を視認しながら床面清掃車1の操作する必要が無くな
り、操作性を向上させることができる。
【0020】又、ダストボックス3内の塵埃を排出する
には伸縮シリンダ16を動作させてロッド16aを伸長
させること、図4の2点鎖線にて示す排出位置にダスト
ボックス3及びフード17が停止する。このため、ダス
トボックス3内の塵埃を排出することができる。
【0021】このとき、作業者Sはダストボックス3内
の塵埃の排出状態を確認したり、塵埃が完全に排出され
たか否かを確認するため、ダストボックス3における収
容部5の開口部7を視認する必要がある。ここで、図5
に示すように、ダストボックス3における支持部6が上
部へ向かうほど狭まるように台形状に形成されているた
め、ダストボックス3が排出位置に停止しているとき、
作業者Sは運転席から収容部5の開口部7を容易に視認
することができる。この結果、作業者Sは運転席から身
を乗り出して収容部5の開口部7を視認する必要がなく
なり、作業性を向上させることができる。
【0022】本実施例においては、ダストボックス3の
支持部6を台形形状としたが、この他に支持部6を、曲
面形状、楕円形状及び半円形状にしたり、三角形状にし
たりすることも可能である。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、運
転席からのサイドブラシの視認性及びダストボックスか
らの塵埃の排出状態の視認性を向上させることができる
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】床面清掃車の構成を示す概要図である。
【図2】床面清掃車の正面図である。
【図3】床面清掃車の側面図である。
【図4】床面清掃車のダストボックス及びフードを排出
位置に停止させたことを示す側面図である。
【図5】床面清掃車のダストボックス及びフードを排出
位置に停止させたことを示す背面図である。
【図6】従来の床面清掃車の正面図である。
【図7】従来の床面清掃車の背面図である。
【図8】従来の床面清掃車の側面図である。
【符号の説明】
1…床面清掃車、3…ダストボックス、5…収容部、6
…支持部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面清掃車における運転席の前側下方に
    配設されるダストボックスを塵埃を収集する収容部と
    収容部に対して運転席側方向に連結される支持部とか
    ら構成すると共に、記支持部の運転席側端部を中心に
    して回動可能に設けることにより床面の塵埃を収集す
    ときの収集位置と収集された塵埃を排出するときの
    出位置とにそれぞれ位置するように構成し、さらに前記
    ダストボックスにおける支持部の外郭形状前記収容部
    との連結部位に向かうほど拡開するように形成した床面
    清掃車のダストボックス。
JP11017392A 1992-04-28 1992-04-28 床面清掃車のダストボックス Expired - Lifetime JP3146618B2 (ja)

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JPH05300863A JPH05300863A (ja) 1993-11-16
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6419761B1 (en) 1998-03-04 2002-07-16 Nippon Steel Corporation Steels for cold forging and process for producing the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6419761B1 (en) 1998-03-04 2002-07-16 Nippon Steel Corporation Steels for cold forging and process for producing the same

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