JP3146601U - 回転式墓誌 - Google Patents

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Abstract

【課題】摩擦抵抗を小さくして、より容易かつ円滑に回転させることができる回転式墓誌を提供する。
【解決手段】軸材11が、下端部で敷石に固定されて上方に伸びて設置されている。墓誌本体12が、円柱状で、下部に軸材11の突出する高さより短い深さの軸穴21を有している。墓誌本体12は、軸穴21の底部21aに、下方に向かって曲面状に突出した凸部22を有している。軸材11は、上端面11bが軸穴21の底部21aの凸部22に当たるよう軸穴21に挿入されている。墓誌本体12は、軸材11の上端面11bで支持されて軸材11の周りで回転可能である。
【選択図】図1

Description

本考案は、回転式墓誌に関する。
従来の一般的な墓誌は、石板の表側および裏側に、亡くなった人の氏名や戒名、事跡、経歴、没年月日等を記載してある。しかし、近年、特に地価が高い都市部においては、このような板状の墓誌を建てることができるスペースを有する墓地が少なくなっている。
この問題を解決するため、墓誌本体を板状のものよりも設置スペースが小さくて足りる柱状形に形成し、その長さ方向に沿った軸を中心として回転可能に立てて設置される墓誌が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この墓誌は、設置スペースを小さくするとともに、軸を中心として回転させることにより、側面に記載された戒名等を正面から見ることができるようになっている。
登録実用新案第3023798号公報
しかしながら、特許文献1記載の墓誌では、墓誌本体を回転させるとき、墓誌本体の下面側の円板形フランジ部とワッシャ、台石の上面側の円板形フランジ部とワッシャとが接触した状態で互いに相対運動するため、摩擦抵抗が大きく、回転させるのに力が必要で、回転させにくいという課題があった。
本考案は、このような課題に着目してなされたもので、摩擦抵抗を小さくして、より容易かつ円滑に回転させることができる回転式墓誌を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係る回転式墓誌は、支持台と軸材と墓誌本体とを有し、前記軸材は前記支持台に鉛直方向に立てて取り付けられ、前記墓誌本体は下部に軸穴を有し、前記軸穴に挿入された前記軸材の上端で軸材周りに回転可能に支持されていることを、特徴とする。
本考案に係る回転式墓誌は、墓誌本体の側面に、亡くなった人の氏名や戒名、事跡、経歴、没年月日等を記載して使用される。墓誌本体は軸穴の底部で軸材の上端により支持されているため、軸材周りに墓誌本体を回転させるときの摩擦抵抗が小さい。このため、容易かつ円滑に墓誌本体を回転させることができる。
墓誌本体は軸材の上端により支持されるため、墓誌本体の下部と支持台との間に隙間ができる。これにより、墓誌本体を回転させるとき、墓誌本体と固定部とがぶつかって破損するのを防ぐことができる。墓誌本体を回転させることにより、墓誌本体の周囲にある戒名等を正面側から見やすくすることができる。
本考案に係る回転式墓誌は、墓誌本体の軸穴の側部内壁と軸材の側面とが接しないよう、軸材の上端でバランスをとって墓誌本体を支持していることが好ましい。この場合、墓誌本体の回転により、軸材と墓誌本体とが擦れて破損するのを防ぐことができる。
本考案に係る回転式墓誌は、前記軸穴の底部または前記軸材の上端に円錐状、角錐状または曲面状に突出する凸部を有することが好ましい。この場合、軸材と墓誌本体との接触面積をより小さくすることができるため、墓誌本体を回転させるときの摩擦抵抗をより小さくすることができる。このため、より容易かつ円滑に墓誌本体を回転させることができる。
本考案によれば、摩擦抵抗を小さくして、より容易かつ円滑に回転させることができる回転式墓誌を提供することができる。
以下、図面に基づき本考案の実施の形態について説明する。
図1乃至図3は、本考案の実施の形態の回転式墓誌を示している。
図1に示すように、回転式墓誌10は、軸材11と墓誌本体12とを有している。
図1に示すように、軸材11は、細長いステンレス製の丸棒から成っている。図1(a)に示すように、軸材11は、敷石1の上で上方に鉛直方向に伸び、立てて取り付けられている。軸材11は、墓地の敷石1に設けられた孔2に下端部11aを挿入して固定されている。敷石1は、軸材11の支持台となっている。軸材11は、上端面11bが平坦を成している。
図1に示すように、墓誌本体12は、石製で、円柱状を成している。墓誌本体12は、下部12aに、長さ方向に沿って伸びた軸穴21を有している。軸穴21は、墓誌本体12の中心線上に位置している。軸穴21の深さは、軸材11の敷石1から突出する高さより短く、断面が軸材11の径より大きい径の円形状を成している。図1(b)に示すように、墓誌本体12は、軸穴21の底部21aに凸部22を有している。凸部22は、半球状の石製の部材から成り、球面22a側を下方に向け、球面22aの反対側の平坦面22bで軸穴21の底部21aに貼り付けられている。これにより、凸部22は、軸穴21の下方に向かって曲面状に突出している。なお、凸部22を軸穴21の底部21aに貼り付ける代わりに、軸材11の上端面11bに貼り付けてもよい。また、凸部22は、底部21aまたは上端面11bと一体的に設けられてもよい。
墓誌本体12は、軸材11の上端面11bが軸穴21の底部21aの凸部22に当たるよう、軸材11が軸穴21に挿入されている。このとき、軸穴21の深さが軸材11の敷石1から突出する高さより短いため、墓誌本体12の下部12aと敷石1との間に隙間ができている。墓誌本体12は、軸材11の上端面11bで支持されて、軸材11の周りに回転可能になっている。墓誌本体12は、軸穴21の側部内壁21bと軸材11の側面11cとが接しないよう、軸材11の上端面11bでバランスをとって支持されている。
次に、作用について説明する。
回転式墓誌10は、墓誌本体12の側面12bに、亡くなった人の氏名や戒名、事跡、経歴、没年月日等を記載して使用される。回転式墓誌10は、墓誌本体12が、軸穴21の底部21aに接する軸材11の上端面11bで支持されているため、軸材11の周りに墓誌本体12を回転させるときの摩擦抵抗が小さい。特に、軸穴21の下方に向かって曲面状に突出した凸部22と、軸材11の平坦な上端面11bとが接した状態で墓誌本体12が回転するため、軸材11と墓誌本体12との接触面積を極力小さくして、墓誌本体12を回転させるときの摩擦抵抗をより小さくすることができる。このため、より容易かつ円滑に墓誌本体12を回転させることができる。
墓誌本体12の下部12aと敷石1との間に隙間ができているため、墓誌本体12を回転させるとき、墓誌本体12と敷石1とがぶつかって破損するのを防ぐことができる。また、墓誌本体12の軸穴21の側部内壁21bと軸材11の側面11cとが接しないよう、軸材11の上端面11bでバランスをとって墓誌本体12が支持されているため、墓誌本体12の回転により、軸材11と墓誌本体12とが擦れて破損するのを防ぐことができる。
墓誌本体12を回転させることにより、墓誌本体12の周囲の側面12bにある戒名等を正面側から見やすくすることができる。なお、回転式墓誌10は、敷石1に限らず、他の物を支持台として、軸材11の下端部11aを固定してもよい。また、ベアリングなどの部材を使用しないため、比較的長期間にわたって故障することなく使用することができる。
図2に示すように、回転式墓誌10は、支持台31を有し、墓誌本体12の下部12aと支持台31との間に隙間をあけるよう、軸材11が支持台31の上に上方に伸びて立てられていてもよい。この場合、下台や敷石などに固定用の孔を開けることなく、墓地の所望の位置に設置することができる。
なお、図2および図3に示すように、墓誌本体12は、八角柱状や円錐状などいかなる形状を成していてもよい。
本考案の実施の形態の回転式墓誌の(a)使用状態を示す正面図、(b)上部を拡大した断面図である。 本考案の実施の形態の回転式墓誌の変形例を示す(a)斜視図、(b)正面図、(c)平面図である。 本考案の実施の形態の回転式墓誌の、墓誌本体の形状の変形例を示す正面図である。
符号の説明
1 敷石
2 孔
10 回転式墓誌
11 軸材
12 墓誌本体
21 軸穴
21a 底部
22 凸部


Claims (2)

  1. 支持台と軸材と墓誌本体とを有し、
    前記軸材は前記支持台に鉛直方向に立てて取り付けられ、
    前記墓誌本体は下部に軸穴を有し、前記軸穴に挿入された前記軸材の上端で軸材周りに回転可能に支持されていることを、
    特徴とする回転式墓誌。
  2. 前記軸穴の底部または前記軸材の上端に円錐状、角錐状または曲面状に突出する凸部を有することを、特徴とする請求項1記載の回転式墓誌。

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