JP3135802U - 法名碑 - Google Patents

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JP3135802U
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直道 片平
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Abstract

【課題】法名碑を垂直軸周りに回動できるようにして、碑の周りに刻んである中の特定の戒名を正面に向けられるようにする。
【解決手段】台石2の上面中央に垂直に孔2aを穿ち、その中に金属製の支軸5を立てる。略同じ大きさの2枚の金属板(例えばステンレス板)8、9、を支軸5に通す。上側の金属板8には、同一円周上に間隔を設けて小孔10が穿設してあり、各孔の中に金属ボール11を遊動自在に嵌め込む。石碑3には下面中央に孔3aを穿設しておき、この孔に支軸5が収まるように石碑を台石の上に載せる。
【選択図】図2

Description

本考案は、垂直軸周りに回転できる法名碑に関する。
法名碑は墓の傍らに設置され、その表面には埋葬されている故人の戒名が刻まれる。従来のものは平板状であって、埋葬される人が増えるにしたがい、正面だけでは足りなくなって側面や裏面にまで戒名を刻むことになる。しかし、小さな敷地に造られた墓所では、中に人が立ち入ることが難しいので、正面に刻まれた戒名以外のものは簡単に読み取ることができない。
この考案は、法名碑のどこに刻まれた戒名でも、墓参の人が普通に読めるようにすることを課題とする。
この考案の法名碑は、台石の上に支軸を垂直に立て、支軸の周りに回動可能なよう、底面に穿設してある孔をその支軸に挿通して石碑を台石の上に載せ、台石と石碑の間にベアリングを置く(請求項1)。
このように、石碑が垂直軸周りに回動できるので、石碑の周囲に幾つも刻まれた戒名の中からお目当ての戒名をみんなに見えるように正面に向けることができ、例えば、命日にあたる人の戒名を正面に向けて法要を行うといったことが可能になる。台石と石碑の間にはベアリングを設けて、石碑が手で軽く回るようにする。
五輪塔も設置したいが敷地が狭くて設置できないという場合は、この法名塔の上に五輪塔を載置するようにしてもよい。この場合、法名塔を回転した場合、五輪塔もいっしょに回ってしまい五輪塔の正面がずれてしまう。そこで、五輪塔も独立して回転できるように、石碑の上に支軸を垂直に立て、支軸の周りに回動可能なよう、底面に穿設してある孔をその支軸に挿通して五輪塔を石碑の上に載せ、五輪塔と石碑の間にベアリングを置く(請求項2)。
台石と石碑の間および石碑と五輪塔の間に置くベアリンは、支軸が貫く金属板に支軸を中心とする円周上に間隔を存して孔があけられていて、それら各孔に金属ボールを転動自在にはめ込んで構成することができる(請求項3)。こうすれば、石碑(または五輪塔)が回るとき、ボールが転動するので摩擦が小さく、容易に回すことができる。
金属板の下に、もう1枚の金属板を敷くこともできる(請求項4)。長年の間にボールが磨り減った場合、2枚の金属板同士が互に摺動するようになり、金属板同士はボールほどではないが摩擦が比較的小さいので、引き続き、石碑を人の手で回すことができる。
図1に示すのは、五輪塔4が上に載った法名碑であり、いずれも石材製である。法名碑1は台石2と、その上の柱状の石碑3からなり、この石碑の周りに埋葬した人の戒名を刻む。石碑の大きさは、30cm角、高さ1mほどである。もちろんこの考案は、この大きさに限定されるわけではない。
図2は法名碑1の組立図である。台石2の上面中央に垂直に孔2aを穿ち、その中に金属製の支軸5を立てる。この支軸に後述するベアリング6を通す。石碑3には下面中央に孔3aを穿設しておき、この孔に支軸5が収まるように石碑を台石の上に載せる。石碑の下面は平滑に仕上げておく。最後に石碑3の上に五輪塔4を載せて固定する。
上記ベアリング6であるが、中心孔7を有する略同じ大きさの2枚の金属板(例えばステンレス板)8、9、を支軸5に通す。上側の金属板8には、同一円周上に間隔を設けて小孔10が穿設してあり、各孔の中に、直径5mmほどの金属ボール(例えばステンレスボール)11を遊動自在に嵌め込む。ボールは、図3に示すよう、下側の金属板9で支えられ、ボールの頭は孔10から少し上に突出する格好になる。したがって、石碑3の重量はボール11を介して下の金属板9、さらには台石2へと伝えられる。
このものでは、石碑3に手を掛けて廻そうとすると、ボール11が下側の金属板9の上を転動し、石碑が回転する。このように石碑(およびその上の五輪塔)の重量をボールで支承するので、摩擦が少なく、小さな力で回すことができる。
年月が経ってボール11が磨耗して上側金属板の板厚より小さくなると、石碑3は直に上側金属板8に当接し、これが下側金属板9と摺動するようになる。しかし、金属板同士の摩擦抵抗は比較的小さいので、力はいるがなんとか石碑を回転させることができる。
図1に示すように、五輪塔4も独立して回転できるようにする場合は、台石と石碑の間に設けたのと同じ支軸5とベアリング6を石碑3と五輪塔4の間にも設ける。こうすれば、石碑を回転させたときに五輪塔の正面がずれてしまっても、簡単に元に戻すことができる。
法名塔の全体図である。 同じく組立図である。 要部断面図である。
符号の説明
1 法名碑
2 台石
3 石碑
5 支軸
6 ベアリング
8 金属板
9 金属板
11 ボール

Claims (4)

  1. 台石と、該台石の上に垂直に支持された支軸と、底面に穿った孔を該支軸に挿通するようにして該台石の上に載せた、該支軸の周りに回動可能な石碑と、該台石と該石碑の間に置かれたベアリングからなる法名塔。
  2. 該石碑の上に垂直に支持された支軸と、底面に穿った孔を該支軸に挿通するようにして該石碑の上に載せた、該支軸の周りに回動可能な五輪塔と、該石碑と該五輪塔の間に置かれたベアリングを備えた請求項1に記載の法名塔。
  3. 該ベアリンが、該支軸が貫く金属板と、該金属板に該支軸を中心とする円周上に間隔を存して孔があけられていて、それら各孔に転動自在にはめ込まれた金属ボールからなる請求項1または2に記載の法名塔。
  4. 該金属板の下に、もう1枚の金属板を敷いた請求項3に記載の法名塔。
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