JP2003269006A - 耐震構造及び耐震構造物 - Google Patents

耐震構造及び耐震構造物

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JP2003269006A
JP2003269006A JP2002069838A JP2002069838A JP2003269006A JP 2003269006 A JP2003269006 A JP 2003269006A JP 2002069838 A JP2002069838 A JP 2002069838A JP 2002069838 A JP2002069838 A JP 2002069838A JP 2003269006 A JP2003269006 A JP 2003269006A
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Mitsuo Sasaki
三男 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造体の横揺れを効果的に防止できるように
すること。 【解決手段】 耐震構造100は、ベース部材10と、
ベース部材10上に水平方向の全方位に転動可能に載置
されたボール20と、ベース部材10上にボール20を
介して水平方向の全方位に相対移動可能に載置されるこ
とによりベース部材10上に支持される載置部材30と
を備えている。載置部材30には構造体が支持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えば、立体駐車
場、倉庫、事務所、店舗、簡易宿泊施設、仮設住宅、イ
ベント用のステージ、その他の建物、などを含む構造
物、特にプレハブ式の構造物に好適に使用することがで
きる耐震構造及び該耐震構造を備えた耐震構造物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】地震の頻発する国、例えば日本国におい
ては、地上に構築されるあらゆる構造物において、優れ
た耐震性を有することが安全上、あるいは保管されてい
る器物を保全する上で強く望まれる。構造体が地中に埋
設された基礎上に設置されている場合には、地震発生に
より基礎と共に構造体が横揺れする。このため、震度の
高い地震が発生した場合には、構造体が損傷ないし損壊
する可能性が高い。また、構造体が損傷ないし損壊する
には至らないにしても、構造体に保管されている器物が
移動、散乱ないし落下することにより損傷ないし損壊す
るのをまぬがれることはできない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】他方、構造体が地面上
に載置されたベース部材上に支持されている場合には、
ベース部材を含む構造物全体として耐震性に優れている
ことが、いわゆる神戸地震において既に実証されてい
る。このような載置式の構造物においては、ベース部材
を含む構造物が地面に固定されていないことに起因し
て、震度の高い地震が発生した場合においても、地面の
横揺れが載置面において効果的に吸収されるので、構造
物が損傷ないし損壊することは、地面の陥没などがない
限り、効果的に防止される。しかしながら、震度の高い
地震が発生した場合において、構造物の横揺れはかなり
低減されるとはいうものの、構造物の横揺れを更に効果
的に低減することが可能であるならば、更に優れた耐震
性を確保することができ、したがって、構造体の損傷な
いし損壊の可能性は更に効果的に低減される。しかも構
造体に保管されている器物が移動、散乱ないし落下する
ことにより損傷ないし損壊することをも防止することが
可能になる。
【0004】本発明の目的は、震度の高い地震が発生し
ても、構造体の横揺れを効果的に防止することを可能に
する、改良された耐震構造及び耐震構造物を提供するこ
とである。
【0005】本発明の他の目的は、簡単な構成及び低コ
ストで、震度の高い地震が発生しても、構造体の横揺れ
を効果的に防止することを可能にする、改良された耐震
構造及び耐震構造物を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の一局面によれ
ば、地面上に直接載置されるか又は地中に埋設された基
礎上に設置されるベース部材と、ベース部材上に実質的
に水平方向の全方位に転動可能に載置されたボールと、
ベース部材上にボールを介して実質的に水平方向の全方
位に相対移動可能に載置されることによりベース部材上
に支持されかつ構造体が支持される載置部材とを備えて
いる、ことを特徴とする耐震構造、が提供される。
【0007】ベース部材は、ボール載置上面と、ボール
載置上面の中心を囲むようボール載置上面から上方に延
びる環状壁とを備え、ベース部材のボール載置上面は、
ボール載置上面の中心から半径方向外方に向かうに従っ
て高さが徐々に高くなる球面からなり、ボールはボール
載置上面の中心部に載置され、載置部材は載置下面を有
し、載置下面は、載置下面の中心から半径方向外方に向
かうに従って高さが徐々に低くなる球面からなり、載置
部材は、載置下面の中心部がボール上に載置されること
によりベース部材上に支持される、ことが好ましい。ベ
ース部材の環状壁の上端は平面から見てボール載置上面
と共通の中心を有する円形をなし、環状壁の上端面はボ
ール載置上面の中心線に直交する共通の平面上に存在
し、載置部材の載置下面は下面から見て載置下面と共通
の中心を有する円形の周縁部を有し、該周縁部は、載置
下面の中心線に直交する共通の平面上に存在すると共
に、ベース部材の環状壁の上端面に対し、上方に隙間を
おいて対向する、ことが好ましい。載置部材は円板から
なり、ベース部材の環状壁の上端面の外径と円板の外径
はほぼ同じである、ことが好ましい。ベース部材の中心
部には、ボール載置上面に開口する貫通孔であって、ボ
ールの直径よりも小さな貫通孔が形成され、ボールは、
ボール載置上面において、貫通孔が開口する円形の周縁
に載置される、ことが好ましい。載置部材には構造体の
高さを調整しうるジャッキ手段が配設されている、こと
が好ましい。ジャッキ手段は、載置部材の中心部から上
方に延び出す雄ねじ部材と、雄ねじ部材に離脱自在にね
じ係合されかつ雄ねじ部材に対し相対的に回転させるこ
とにより雄ねじ部材に沿って昇降しうる昇降部材であっ
て、構造体が離脱自在に支持される昇降部材、とを備え
ている、ことが好ましい。
【0008】本発明の他の局面によれば、地面上に直接
載置されるか又は地中に埋設された基礎上に設置される
複数のベース部材と、ベース部材の各々上に実質的に水
平方向の全方位に転動可能に載置されたボールと、ベー
ス部材の各々上にボールを介して実質的に水平方向の全
方位に相対移動可能に載置されることによりベース部材
の各々上に支持される載置部材と、載置部材の各々及び
ボールの各々を介してベース部材の各々上に支持される
構造体とを備えている、ことを特徴とする耐震構造物、
が提供される。
【0009】ベース部材の各々は、ボール載置上面と、
ボール載置上面の中心を囲むようボール載置上面から上
方に延びる環状壁とを備え、ベース部材の各々におい
て、ボール載置上面は、ボール載置上面の中心から半径
方向外方に向かうに従って高さが徐々に高くなる球面か
らなり、また、ボールはボール載置上面の中心部に載置
され、載置部材の各々は載置下面を有し、載置部材の各
々の載置下面は、載置下面の中心から半径方向外方に向
かうに従って高さが徐々に低くなる球面からなり、載置
部材の各々は、載置部材の各々の載置下面の中心部が、
対応するボール上に載置されることにより、対応するベ
ース部材上に支持される、ことが好ましい。ベース部材
の各々において、環状壁の上端は平面から見てボール載
置上面と共通の中心を有する円形をなし、かつ、環状壁
の上端面はボール載置上面の中心線に直交する共通の平
面上に存在し、載置部材の各々の載置下面は下面から見
て載置下面と共通の中心を有する円形の周縁部を有し、
該周縁部の各々は、載置下面の中心線に直交する共通の
平面上に存在すると共に、対応するベース部材の環状壁
の上端面に対し、上方に隙間をおいて対向する、ことが
好ましい。載置部材の各々は円板からなり、環状壁の各
々の上端面の外径と円板の各々の外径はほぼ同じであ
る、ことが好ましい。ベース部材の各々の中心部には、
ボール載置上面に開口する貫通孔であって、ボールの直
径よりも小さな貫通孔が形成され、ボールの各々は、対
応するベース部材におけるボール載置上面において、貫
通孔が開口する円形の周縁に載置される、ことが好まし
い。構造体と載置部材の各々との間には構造体の高さを
調整しうるジャッキ手段が配設されている、ことが好ま
しい。ジャッキ手段の各々は、載置部材の中心部から上
方に延び出す雄ねじ部材と、雄ねじ部材に離脱自在にね
じ係合されかつ雄ねじ部材に対し相対的に回転させるこ
とにより雄ねじ部材に沿って昇降しうる昇降部材とを備
え、構造体は昇降部材の各々に離脱自在に支持される、
ことが好ましい。構造体は、載置部材の各々上に支持さ
れる複数の被支持手段を備えている、ことが好ましい。
構造体は複数の支柱を備え、被支持手段の各々は少なく
とも該支柱からなる、ことが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に従って構成された耐震構造及び該耐震構造を備えた
耐震構造物の一実施形態を添付図面を参照して詳細に説
明する。
【0011】先ず、図1〜図3を参照して、本発明に従
って構成された耐震構造の実施形態について説明する。
耐震構造100は、地面G上に直接載置されるベース部
材10と、ベース部材10上に実質的に水平方向の全方
位に転動可能に載置されたボール20と、ベース部材1
0上にボール20を介して実質的に水平方向の全方位に
相対移動可能に載置されることによりベース部材10上
に支持されかつ、建物などの構造体が支持される載置部
材30とを備えている。
【0012】ベース部材10は、地面G上に直接載置さ
れる平板11と、平板11の上面に固定されたブロック
12とからなる。平板11は鋼板からなり、ブロック1
2は適宜の金属、例えば鋼材からなる。ブロック12に
は、ボール載置上面13と、ボール載置上面13の中心
を囲むようボール載置上面13から上方に延びる環状壁
14とが一体に形成されている。ボール載置上面13
は、ボール載置上面13の中心から半径方向外方に向か
うに従って高さが徐々に高くなる球面からなる。環状壁
14の上端は平面から見てボール載置上面13と共通の
中心を有する円形をなし、かつ一定の半径方向厚さを有
している。環状壁14の上端面は、ボール載置上面13
の中心線に直交する共通の平面上に存在する。環状壁1
4の上端の、平板11の上面からの高さは一定である。
ボール載置上面13の半径方向外側周縁と環状壁14の
内周面の下端との境界面15は、断面が全周にわたって
一定である円弧形状をなす。境界面15を規定する円弧
形状の半径はボール20の半径と同じである。
【0013】ベース部材10の中心部には、ボール載置
上面13に開口する貫通孔16が形成されている。貫通
孔16の直径はボール20の直径よりも相当小さい(一
例として、貫通孔16の直径はボール20の直径の1/
3強)。鋼球からなるボール20はボール載置上面13
の中心部に載置される。したがって、ボール20は、ボ
ール載置上面13において、貫通孔16が開口する円形
の周縁に載置される。このような構成により、ボール2
0は、ボール載置上面13の中心部に正確に位置決めさ
れかつ安定して載置される。貫通孔16は、水抜き孔と
しての機能をも有している。平板11には、貫通孔16
と共通の軸線を有する貫通孔17が形成されている。貫
通孔17は貫通孔16よりも大きな直径を有している。
貫通孔17は水抜き孔としての機能を有している。
【0014】鋼製の円板からなる載置部材30は載置下
面31を有している。この載置下面31は、載置下面3
1の中心から半径方向外方に向かうに従って高さが徐々
に低くなる球面からなる。載置下面31は下面から見て
載置下面31と共通の中心を有する円形の周縁部を有し
ている。載置下面31の該周縁部は、載置下面31の中
心線に直交する共通の平面上に存在すると共に、一定の
半径方向幅を有している。載置部材30を構成する円板
の外径(該周縁部の外径でもある)とブロック12の環
状壁14の上端面の外径とはほぼ同じである。載置部材
30の中心部には、該中心部から上方に延び出す雄ねじ
部材32が固定されている。雄ねじ部材32は、横断面
が円形をなす中空部材(例えば中空鋼管)の外周面に雄
ねじを形成することにより構成されている。
【0015】載置部材30の雄ねじ部材32には昇降部
材40が離脱自在にねじ係合されている。昇降部材40
は、横断面が円形をなす中空部材(例えば中空鋼管)の
内周面に雌ねじを形成することにより構成された雌ねじ
部材41と、雌ねじ部材41の上端に固定されて、該上
端の外周面から半径方向外方に延び出す環状フランジ4
2とからなる。鋼材からなる環状フランジ42には周方
向の間隔をおいて複数の取付孔42aが形成されてい
る。昇降部材40の雌ねじ部材41は、載置部材30の
雄ねじ部材32に離脱自在にねじ係合される。昇降部材
40は、雄ねじ部材32に対し相対的に回転させること
により雄ねじ部材32に沿って昇降させられる。
【0016】建物などの構造体に含まれる支柱50であ
って、横断面が円形をなす中空部材(例えば中空鋼管)
からなる支柱50の下端には、該下端の外周面から半径
方向外方に延び出す環状フランジ52が固定されてい
る。支柱50の内径は、載置部材30の雄ねじ部材32
の外径よりも大きい。鋼材からなる環状フランジ52に
は、周方向の間隔をおいて複数の取付孔52aが形成さ
れている。この取付孔52aの各々は、昇降部材40の
環状フランジ42に形成された取付孔42aに対し、周
方向位置が整合するよう形成されている。支柱50の環
状フランジ52は、昇降部材40の環状フランジ42に
対し、環状フランジ52の取付孔52aの各々が環状フ
ランジ42の取付孔42aの各々に相互に整合するよう
上方から重合させられ、複数のボルト&ナット53によ
り離脱自在に連結される。支柱50は、昇降部材40、
載置部材30及びボール20を介してベース部材10の
載置上面13上に支持される。支柱50は、載置部材3
0の載置下面31の中心部が、ボール20上に載置され
ることにより、ベース部材10の載置上面13上にボー
ル20を介して実質的に水平方向の全方位に相対移動可
能に載置されることにより支持される。
【0017】上記載置部材30の雄ねじ部材32と昇降
部材40とは、支柱50と載置部材30との間に配設さ
れて、支柱50、したがって構造体の高さを調整しうる
ジャッキ手段を構成する。なお、載置部材30の載置下
面31の球面の半径と、ベース部材10の載置上面13
の球面の半径とは同じであり、該半径の各々はボール2
0の半径よりも相当大きい(一例として、該半径の各々
はボール20の半径の30倍程度)。
【0018】次に以上のように構成された耐震構造10
0の作用を、図3を参照して説明する。地震が発生した
場合、地面G上に載置されたベース部材10には、実質
的に水平方向である横方向の揺れ、すなわちいわゆる横
揺れが直接作用する。その結果、ボール20には、ベー
ス部材10に作用する横揺れの振動数及び振幅などに応
じて、ベース部材10の載置上面13と、静止した支柱
50の下端を規定する載置部材30の載置下面31との
間で相対的に回転させようとする回転トルクが働く。し
かしながら、ボール20には、載置部材30の載置下面
31を介して垂直方向の静止荷重(支柱50を含む構造
体の静止荷重)が作用し、ボール20は載置下面31に
おいて、貫通孔16が開口する円形の周縁に圧接されて
いるので、地震の震度が比較的低く(例えば震度3)、
したがってボール20に働く回転トルクが上記静止荷重
によりボール20の回転を阻止する力よりも小さい場合
には、ボール20は回転しないので、支柱50はベース
部材10と一体的に横揺れする。しかしながらこの場
合、地震の震度が比較的低いので、支柱50の横揺れ、
したがって支柱50を含む構造体の横揺れは小さく、横
揺れによる影響はない。
【0019】他方、震度の高い地震(例えば震度5以
上)が発生した場合には、ボール20に働く上記回転ト
ルクが、上記静止荷重によりボール20の回転を阻止す
る力を越えるので(このような設定は構造計算により可
能である)、ボール20は、ベース部材10の載置上面
13と、載置部材30の載置下面31との間で相対的に
回転(転動)、すなわち遊転させられる。その結果、ベ
ース部材10が横揺れするにもかかわらず、ベース部材
10の横揺れはボール20の遊転により吸収されて、支
柱50は実質的に不動の状態に維持されるので、支柱5
0の横揺れ、したがって構造体の横揺れは実質的に防止
される。ボール20の遊転は水平方向の全方位に対して
可能であるので、あらゆる方向の横揺れに対応すること
が可能である。
【0020】以上、耐震構造100の作用を、説明の便
宜上、一つの耐震構造100について説明したが、上記
した如き耐震構造100は、実用上、立体駐車場などの
構造体と地面Gとの間に複数箇所、一般的には支柱と同
じ数だけ、配設されることはいうまでもない。
【0021】上記説明から明らかなように、本発明によ
る耐震構造100によれば、震度の高い地震が発生して
も、地面Gの横揺れが上記した構成及び作用により吸収
されるので、地面Gの横揺れの、構造体への伝達が実質
的に遮断されるので、構造体の横揺れを効果的に防止す
ることを可能にする、との優れた耐震性が確保される。
したがって、構造体の損傷ないし損壊の可能性は従来よ
りも効果的に低減される。しかも構造体に保管されてい
る器物が移動、散乱ないし落下することにより損傷ない
し損壊することをも防止することが可能になる。本発明
による耐震構造100によれば、震度5以上の高い震度
の地震、例えば震度7の震度を有する地震に対しても、
構造体の横揺れを効果的に防止することができ、実用
上、きわめて有用である。また本発明による耐震構造1
00は、構成が簡単で低コストで製造することが可能で
あり、構造体の下端部に容易に設置することができるの
で、実用上きわめて有用である。
【0022】本発明による耐震構造100において、ベ
ース部材10は、ボール載置上面13と、ボール載置上
面13の中心を囲むようボール載置上面13から上方に
延びる環状壁14とを備えている。ボール載置上面13
は、ボール載置上面13の中心から半径方向外方に向か
うに従って高さが徐々に高くなる球面からなる。ボール
20はボール載置上面13の中心部に載置される。載置
部材30は載置下面31を有し、載置下面31は、載置
下面31の中心から半径方向外方に向かうに従って高さ
が徐々に低くなる球面からなる。載置部材30は、載置
下面31の中心部がボール20上に載置されることによ
りベース部材10上に支持される。このような構成は、
所定の震度以上において、載置上面13と載置下面31
との間でボール20を相対的に遊転させることを実用
上、容易かつ確実にし、したがって地面Gの横揺れを確
実に吸収することができるので、構造体の横揺れを確実
に防止する。また、ボール20を、水平方向の全方位に
対して遊転させることができるので、あらゆる方向の横
揺れに対応することが可能である。また簡単な構成及び
低コストで、震度の高い地震が発生しても、構造体の横
揺れを効果的に防止することを可能にする。更にはま
た、地震のない平常状態における構造体の安定した支持
を確保することができる。更にはまた、環状壁14は、
ボール20の載置上面13上での遊転の範囲を規制する
ので、震度の著しく高い地震においても、構造体の安定
した支持を確保することを可能にする。
【0023】本発明による耐震構造100において、ベ
ース部材10の環状壁14の上端は平面から見てボール
載置上面13と共通の中心を有する円形をなし、環状壁
14の上端面はボール載置上面13の中心線に直交する
共通の平面上に存在する。載置部材30の載置下面31
は下面から見て載置下面31と共通の中心を有する円形
の周縁部を有し、該周縁部は、載置下面31の中心線に
直交する共通の平面上に存在すると共に、ベース部材1
0の環状壁14の上端面に対し、上方に隙間をおいて対
向する。この構成は、ボール20が遊転した際の、ベー
ス部材10と載置部材30との相対移動を容易に可能に
する。なお、載置部材30の載置下面31の周縁部とベ
ース部材10の環状壁14の上端とが、相対的にスライ
ド可能であれば、上記隙間を実質的にゼロとしてもよ
い。
【0024】本発明による耐震構造100において、載
置部材30は円板からなり、環状壁14の上端面の外径
と円板の外径はほぼ同じである。この構成は、耐震構造
100の構成をコンパクトにし、低コストで製造するこ
とに寄与する。
【0025】本発明による耐震構造100において、ベ
ース部材10の中心部には、ボール載置上面13に開口
する貫通孔16であって、ボール20の直径よりも小さ
な貫通孔16が形成されている。ボール20は、ボール
載置上面13において、貫通孔16が開口する円形の周
縁に載置される。この構成は、地震が発生しない平常時
において、ボール20の位置を最も安定した、ボール載
置上面13の中心部に位置決めすることを容易に可能に
し、平常時における構造物の安定した支持を確保するこ
とを可能にする。また、所定の震度よりも低い震度の地
震に対し、ボール20の遊転を防止し、構造物の安定し
た支持を確保することを可能にする。なお、ボール20
が遊転を開始する所定の震度は、構造計算により適宜に
設定することができる。
【0026】本発明による耐震構造100において、載
置部材30には構造体の高さを調整しうるジャッキ手段
が配設されている。この構成により、構造体を、耐震機
能を備えながら地面G上に実質的に水平に設置すること
を容易に可能にする。
【0027】本発明による耐震構造100において、ジ
ャッキ手段は、載置部材30の中心部から上方に延び出
す雄ねじ部材32と、雄ねじ部材32に離脱自在にねじ
係合されかつ雄ねじ部材32に対し相対的に回転させる
ことにより雄ねじ部材32に沿って昇降しうる昇降部材
40とを備えている。支柱50、したがって構造体は昇
降部材40に離脱自在に支持される。支柱50を昇降部
材40に連結するに際し、昇降部材40を雄ねじ部材3
2に対し相対的に回転させることにより昇降部材40の
高さを調整することができるので、支柱50、したがっ
て構造体の高さを容易に調整することができる。なお、
支柱50の下端を、載置部材30に対し、実質的に直接
連結する他の実施形態もある。支柱50の高さの調整が
不要な場合には、この実施形態を使用すればよい。
【0028】次に、本発明による耐震構造100を使用
した耐震構造物の実施形態について説明する。図4及び
図5を参照して、耐震構造物である載置式立体駐車場
は、複数の上記耐震構造100を介して地面G上に載置
された構造体である立体駐車場組立体200と、複数の
上記耐震構造100を介して地面G上に載置された他の
構造体である連結路組立体300と、複数の上記耐震構
造100を介して地面G上に載置された更に他の構造体
である斜路組立体400とを備えている。斜路組立体4
00は、連結路組立体300を介して立体駐車場組立体
200と接続されている。
【0029】立体駐車場組立体200は、上記耐震構造
100の各々上にそれぞれ支持された複数の被支持手段
である上記支柱50と、支柱50の各々の上端間を連結
する梁手段202と、梁手段202の上面を覆うよう配
設されたフロア204とを備え、全体として矩形平面形
状をなしている。フロア204は、それぞれ矩形状をな
す複数のコンクリート製のフロアパネル204aからな
る。支柱50の各々の高さは実質的に同じであるので、
フロア204の上面は実質的に水平である。立体駐車場
組立体200の周縁であって、連結路組立体300との
接続部を除く周縁には、フェンス206が配設されてい
る。上記耐震構造100の各々の載置部材30上に支持
される支柱50の基本的構成は、図1〜図3に示されて
いる支柱50と実質的に同じである。なお、後に説明す
る連結路組立体300及び斜路組立体400における支
柱50の各々の基本的構成も、図1〜図3に示されてい
る支柱50と実質的に同じである。支柱50の各々を含
む構造体である立体駐車場組立体200それ自体の構成
は、本発明の特徴をなすものではないので、更なる説明
は省略する。
【0030】連結路組立体300は、立体駐車場組立体
200の一側部における角部に対し側方に隣接して配設
され、上記耐震構造100の各々上にそれぞれ支持され
た複数の被支持手段である上記支柱50と、支柱50の
各々の上端間を連結する梁手段302と、梁手段302
の上面を覆うよう配設された平坦なフロア304とを備
え、全体として矩形平面形状をなしている。フロア30
4は、それぞれ矩形状をなす複数のコンクリート製のフ
ロアパネル304aからなる。支柱50の各々の高さは
実質的に同じであるので、フロア304の上面は実質的
に水平である。連結路組立体300の周縁であって、立
体駐車場組立体200及び斜路組立体400との接続部
を除く周縁には、フェンス306が配設されている。支
柱50の各々を含む他の構造体である連結路組立体30
0それ自体の構成は、本発明の特徴をなすものではない
ので、更なる説明は省略する。
【0031】斜路組立体400は、上記耐震構造100
の各々上にそれぞれ支持された一対の被支持手段である
支柱50と、支柱50の各々の上端間及び支柱50の各
々の上端と連結路組立体300の、対応する支柱50の
上端間を連結する梁手段402と、梁手段402の上面
を覆うよう配設された平坦なフロア404とを備え、全
体として縦長の矩形平面形状をなしている。フロア40
4は、それぞれ矩形状をなす複数のコンクリート製のフ
ロアパネル404aからなる。支柱50の各々は、連結
路組立体300の支柱50よりも低いので、フロア40
4の上面は地面Gに対し傾斜している。支柱402の各
々の上端間と地面Gとの間には梁手段406が傾斜して
配設されている。梁手段406の上面は平坦なフロア4
08により覆われている。フロア408は、それぞれ矩
形状をなす複数のコンクリート製のフロアパネル408
aからなる。フロア408の上面は地面Gに対し傾斜し
ている。フロア408の下端と地面Gとの間には、フロ
ア408の下端と地面Gとの間の段差をなくすための段
差解消部材410が配設されている。段差解消部材41
0は、横断面が三角形をなす。斜路組立体400におけ
るフロア404及び408と段差解消部材410の傾斜
面は、連結路組立体300のフロア304の上面と地面
Gとの間を実質的に連続して接続する傾斜面をなす。斜
路組立体400の両側縁にはフェンス412が配設され
ている。支柱50の各々を含む更に他の構造体である斜
路組立体400それ自体の構成は、本発明の特徴をなす
ものではないので、更なる説明は省略する。
【0032】上記のように構成された載置式立体駐車場
が地面G上に設置された後、震度の高い地震が発生して
も、上記した耐震構造物100が、地面Gの横揺れを効
果的に吸収するので、それぞれ構造体である立体駐車場
組立体200、連結路組立体300及び斜路組立体40
0の横揺れは先に述べたとおりにして効果的に防止され
る。その結果、立体駐車場組立体200、連結路組立体
300及び斜路組立体400が損傷ないし損壊する可能
性はきわめて低くなる。また、立体駐車場組立体200
に駐車中の車両が移動したり落下することにより損傷な
いし損壊は一層確実に防止される。
【0033】以上、本発明による耐震構造及び耐震構造
物の一実施形態について説明したが、本発明は前記実施
形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱す
ることなく種々の変形あるいは修正が可能である。例え
ば上記実施形態において、ベース部材10は地面G上に
直接載置されているが、ベース部材10を、地面G中に
埋設された基礎上に設置しても、本発明による上記作用
効果を達成することができる。また、構造体、例えば上
記立体駐車場組立体200においては、被支持手段であ
る上記支柱50の各々が、対応する上記耐震構造100
の載置部材30上に支持されているが、上記支柱50の
各々と共に、特定された支柱50の各々の下端部間に配
設された図示しない横梁を、図示しない他の耐震構造1
00の載置部材30上に支持してもよい。要するに、構
造体は、載置部材30の各々上に支持される複数の被支
持手段を備え、被支持手段の各々は、支柱であっても、
支柱及び横梁であっても、他の部材であってもよい。更
にはまた、上記実施形態において、本発明による耐震構
造100を使用した構造物の実施形態として載置式立体
駐車場を開示したが、本発明が適用可能な構造物はこれ
に限定されるものではなく、倉庫、事務所、店舗、簡易
宿泊施設、仮設住宅、イベント用のステージ、その他の
建物などを含む構造物、特にプレハブ式の構造物など
に、広く適用可能であることはいうまでもない。
【0034】
【発明の効果】本発明に従って構成された耐震構造物及
び耐震構造によれば、震度の高い地震が発生しても、構
造体の横揺れを効果的に防止することを可能にする。ま
た、簡単な構成及び低コストで、震度の高い地震が発生
しても、構造体の横揺れを効果的に防止することを可能
にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された耐震構造の一実施形
態を示す縦断面図。
【図2】図1に示されている耐震構造を分解しかつ縮小
して示す正面図。
【図3】図1に示されている耐震構造を分解しかつ縮小
して示す斜視図。
【図4】図1に示されている耐震構造を備えた耐震構造
物の一実施形態である載置式立体駐車場を示す斜視図。
【図5】図4に示されている載置式立体駐車場の一つの
角部であって、図1に示されている耐震構造を備えた一
つの角部を示す側面図。
【符号の説明】
10 ベース部材 11 平板 12 ブロック 13 ボール載置上面 14 環状壁 20 ボール 30 載置部材 31 載置下面 32 雄ねじ部材 40 昇降部材 50 支柱 100 耐震構造 200 立体駐車場組立体 300 連結路組立体 400 斜路組立体

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地面上に直接載置されるか又は地中に埋
    設された基礎上に設置されるベース部材と、ベース部材
    上に実質的に水平方向の全方位に転動可能に載置された
    ボールと、ベース部材上にボールを介して実質的に水平
    方向の全方位に相対移動可能に載置されることによりベ
    ース部材上に支持されかつ構造体が支持される載置部材
    とを備えている、ことを特徴とする耐震構造。
  2. 【請求項2】 ベース部材は、ボール載置上面と、ボー
    ル載置上面の中心を囲むようボール載置上面から上方に
    延びる環状壁とを備え、 ベース部材のボール載置上面は、ボール載置上面の中心
    から半径方向外方に向かうに従って高さが徐々に高くな
    る球面からなり、ボールはボール載置上面の中心部に載
    置され、 載置部材は載置下面を有し、載置下面は、載置下面の中
    心から半径方向外方に向かうに従って高さが徐々に低く
    なる球面からなり、載置部材は、載置下面の中心部がボ
    ール上に載置されることによりベース部材上に支持され
    る、請求項1記載の耐震構造。
  3. 【請求項3】 ベース部材の環状壁の上端は平面から見
    てボール載置上面と共通の中心を有する円形をなし、環
    状壁の上端面はボール載置上面の中心線に直交する共通
    の平面上に存在し、載置部材の載置下面は下面から見て
    載置下面と共通の中心を有する円形の周縁部を有し、該
    周縁部は、載置下面の中心線に直交する共通の平面上に
    存在すると共に、ベース部材の環状壁の上端面に対し、
    上方に隙間をおいて対向する、請求項2記載の耐震構
    造。
  4. 【請求項4】 ベース部材の中心部には、ボール載置上
    面に開口する貫通孔であって、ボールの直径よりも小さ
    な貫通孔が形成され、ボールは、ボール載置上面におい
    て、貫通孔が開口する円形の周縁に載置される、請求項
    2又は請求項3に記載の耐震構造。
  5. 【請求項5】 載置部材には構造体の高さを調整しうる
    ジャッキ手段が配設されている、請求項2〜4のいずれ
    か1項に記載の耐震構造。
  6. 【請求項6】 ジャッキ手段は、載置部材の中心部から
    上方に延び出す雄ねじ部材と、雄ねじ部材に離脱自在に
    ねじ係合されかつ雄ねじ部材に対し相対的に回転させる
    ことにより雄ねじ部材に沿って昇降しうる昇降部材であ
    って、構造体が離脱自在に支持される昇降部材、とを備
    えている、請求項5記載の耐震構造。
  7. 【請求項7】 地面上に直接載置されるか又は地中に埋
    設された基礎上に設置される複数のベース部材と、ベー
    ス部材の各々上に実質的に水平方向の全方位に転動可能
    に載置されたボールと、ベース部材の各々上にボールを
    介して実質的に水平方向の全方位に相対移動可能に載置
    されることによりベース部材の各々上に支持される載置
    部材と、載置部材の各々及びボールの各々を介してベー
    ス部材の各々上に支持される構造体とを備えている、こ
    とを特徴とする耐震構造物。
  8. 【請求項8】 ベース部材の各々は、ボール載置上面
    と、ボール載置上面の中心を囲むようボール載置上面か
    ら上方に延びる環状壁とを備え、 ベース部材の各々において、ボール載置上面は、ボール
    載置上面の中心から半径方向外方に向かうに従って高さ
    が徐々に高くなる球面からなり、また、ボールはボール
    載置上面の中心部に載置され、 載置部材の各々は載置下面を有し、載置部材の各々の載
    置下面は、載置下面の中心から半径方向外方に向かうに
    従って高さが徐々に低くなる球面からなり、載置部材の
    各々は、載置部材の各々の載置下面の中心部が、対応す
    るボール上に載置されることにより、対応するベース部
    材上に支持される、請求項7記載の耐震構造物。
  9. 【請求項9】 ベース部材の各々において、環状壁の上
    端は平面から見てボール載置上面と共通の中心を有する
    円形をなし、かつ、環状壁の上端面はボール載置上面の
    中心線に直交する共通の平面上に存在し、載置部材の各
    々の載置下面は下面から見て載置下面と共通の中心を有
    する円形の周縁部を有し、該周縁部の各々は、載置下面
    の中心線に直交する共通の平面上に存在すると共に、対
    応するベース部材の環状壁の上端面に対し、上方に隙間
    をおいて対向する、請求項8記載の耐震構造物。
  10. 【請求項10】 ベース部材の各々の中心部には、ボー
    ル載置上面に開口する貫通孔であって、ボールの直径よ
    りも小さな貫通孔が形成され、ボールの各々は、対応す
    るベース部材におけるボール載置上面において、貫通孔
    が開口する円形の周縁に載置される、請求項8又は請求
    項9に記載の耐震構造物。
  11. 【請求項11】 構造体と載置部材の各々との間には構
    造体の高さを調整しうるジャッキ手段が配設されてい
    る、請求項8〜10のいずれか1項に記載の耐震構造
    物。
  12. 【請求項12】 ジャッキ手段の各々は、載置部材の中
    心部から上方に延び出す雄ねじ部材と、雄ねじ部材に離
    脱自在にねじ係合されかつ雄ねじ部材に対し相対的に回
    転させることにより雄ねじ部材に沿って昇降しうる昇降
    部材とを備え、構造体は昇降部材の各々に離脱自在に支
    持される、請求項11記載の耐震構造物。
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