JP3146362B2 - カラー画像処理方法 - Google Patents
カラー画像処理方法Info
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- JP3146362B2 JP3146362B2 JP24866289A JP24866289A JP3146362B2 JP 3146362 B2 JP3146362 B2 JP 3146362B2 JP 24866289 A JP24866289 A JP 24866289A JP 24866289 A JP24866289 A JP 24866289A JP 3146362 B2 JP3146362 B2 JP 3146362B2
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、画像構成に適した配色をユーザに報知する
カラー画像処理方法に関するものである。
カラー画像処理方法に関するものである。
［従来の技術］ 近年、ディスクトップパブリシングといわれる文書作
成装置に関する提案が数多くなされている。
成装置に関する提案が数多くなされている。
そして、このような文書作成装置は、基本的構成要素
として、原稿を読み取って電気信号に変換する画像読み
取り装置と、イメージ情報や文字情報を印字する記録装
置と、イメージ情報や文字情報を表示する表示装置と、
各種情報を入力するための操作部とを有している。
として、原稿を読み取って電気信号に変換する画像読み
取り装置と、イメージ情報や文字情報を印字する記録装
置と、イメージ情報や文字情報を表示する表示装置と、
各種情報を入力するための操作部とを有している。
また、現在提供されている文書作成装置としては、白
黒画像情報を処理するものが殆んどであり、カラー画像
に関するものは極めて少ない。
黒画像情報を処理するものが殆んどであり、カラー画像
に関するものは極めて少ない。
［発明が解決しようとする課題］ ところで、このような文書作成装置において、操作者
がカラー文書を作成しようとすると、所望のカラー文書
を適確に得るためには、配色等に関する専門的な知識が
必要となり、処理が煩雑となる不都合を有していた。
がカラー文書を作成しようとすると、所望のカラー文書
を適確に得るためには、配色等に関する専門的な知識が
必要となり、処理が煩雑となる不都合を有していた。
本発明は、配色に関する知識を有することなく容易に
画像構成に適した配色を設定できるようにすることを目
的とする。
画像構成に適した配色を設定できるようにすることを目
的とする。
［課題を解決する手段］ 本発明は、背景画像に合成する所定の画像の色を決定
する画像処理方法であって、上記背景画像の色を判別
し、上記判別の結果に基づき、上記背景画像に対して上
記所定の画像を効果的に見せるために適した色を報知
し、ユーザの指示があれば、上記報知した色を上記所定
の画像の色として決定することを特徴とするカラー画像
処理方法である。
する画像処理方法であって、上記背景画像の色を判別
し、上記判別の結果に基づき、上記背景画像に対して上
記所定の画像を効果的に見せるために適した色を報知
し、ユーザの指示があれば、上記報知した色を上記所定
の画像の色として決定することを特徴とするカラー画像
処理方法である。
［作用］ 本発明は、背景画像に合成する所定の画像の色を決定
する画像処理方法であって、上記背景画像の色を判別
し、上記判別の結果に基づき、上記背景画像に対して上
記所定の画像を効果的に見せるために適した色を報知
し、ユーザの指示があれば、上記報知した色を上記所定
の画像の色として決定するので、ユーザが配色に関する
知識を持たない場合でも、容易に画像構成に適した配色
を設定することができる。
する画像処理方法であって、上記背景画像の色を判別
し、上記判別の結果に基づき、上記背景画像に対して上
記所定の画像を効果的に見せるために適した色を報知
し、ユーザの指示があれば、上記報知した色を上記所定
の画像の色として決定するので、ユーザが配色に関する
知識を持たない場合でも、容易に画像構成に適した配色
を設定することができる。
［実施例］ 第１図は、本発明の一実施例によるカラー文書作成装
置の構成を示す外観斜視図である。
置の構成を示す外観斜視図である。
カラー画像入力装置１は、カラー原稿をカラー読取り
素子（CCD）で読み取り、RGBのカラー画像信号として出
力するカラースキャナである。
素子（CCD）で読み取り、RGBのカラー画像信号として出
力するカラースキャナである。
カラー記録装置２は、静電方式を利用したカラープリ
ンタである。本実施例のカラー記録装置２は、画像情報
をシアン（Ｃ）、マゼンタ（Ｍ）、イエロー（Ｙ）、ブ
ラック（Ｋ）の情報として、編集装置より入力し、レー
ザにより感光体上に潜像を作り、これを上記４色のトナ
ーにより現像して用紙上に上記４色を順次転写し、定着
器により定着してカラープリントを得るものである。
ンタである。本実施例のカラー記録装置２は、画像情報
をシアン（Ｃ）、マゼンタ（Ｍ）、イエロー（Ｙ）、ブ
ラック（Ｋ）の情報として、編集装置より入力し、レー
ザにより感光体上に潜像を作り、これを上記４色のトナ
ーにより現像して用紙上に上記４色を順次転写し、定着
器により定着してカラープリントを得るものである。
制御装置３は、本装置を全体的にコントロールする。
メモリ装置４は、磁気ディスクによる記憶装置であ
り、制御プログラム、各種文字フォントデータおよび画
像データを記憶する。
り、制御プログラム、各種文字フォントデータおよび画
像データを記憶する。
カラー表示装置５は、カラー画像を表示するためのカ
ラーCRTである。
ラーCRTである。
また、操作部６は、文字情報や画像処理を行うための
ものであり、特に本実施例では、後述する配色選択処理
のための、補色選択要求キー、選択キー、変更要求キー
が設けられている。
ものであり、特に本実施例では、後述する配色選択処理
のための、補色選択要求キー、選択キー、変更要求キー
が設けられている。
第２図は、上記制御装置３の内部構成を示すブロック
図である。
図である。
CPU200は、本システムを制御するマイクロコンピュー
タである。
タである。
プログラム用RAM201は、メモリ装置４のプログラムエ
リアから電源オン時および必要に応じて随時必要なプロ
グラムをロードして実行するものである。
リアから電源オン時および必要に応じて随時必要なプロ
グラムをロードして実行するものである。
外部インタフェース202は、本システムの制御装置２
に接続される各入出力装置をコントロールするためのイ
ンタフェース部である。
に接続される各入出力装置をコントロールするためのイ
ンタフェース部である。
ページメモリ208は、Ｒ、Ｇ、Ｂの３色で構成される
１ページ分のメモリで、このメモリ上に操作者が作成し
たい文書を構成する。
１ページ分のメモリで、このメモリ上に操作者が作成し
たい文書を構成する。
画像処理用ワークRAM203は、文字と画像を合成した
り、その他画像処理を行う時に利用され、その処理した
画像をページメモリ208へ転送する。
り、その他画像処理を行う時に利用され、その処理した
画像をページメモリ208へ転送する。
表示用RAM204は、ページメモリ208内の画像やその他
必要な情報を表示するための情報展開用のRAMである。
必要な情報を表示するための情報展開用のRAMである。
RGB/CMYK変換回路205は、本実施例のカラー記録装置
２が、CMYK情報を受けてプリントする装置であるので、
ページメモリ208のRGB情報をCMYK情報に変換して記録装
置２へ出力するものである。
２が、CMYK情報を受けてプリントする装置であるので、
ページメモリ208のRGB情報をCMYK情報に変換して記録装
置２へ出力するものである。
イメージ情報用RAM207は、カラー画像入力装置１やメ
モリ装置４よりインタフェース202を介して入力された
カラー画像信号を記憶するためのメモリで、必要部分を
ページメモリ208やインタフェース202を介してメモリ装
置４へ転送する。
モリ装置４よりインタフェース202を介して入力された
カラー画像信号を記憶するためのメモリで、必要部分を
ページメモリ208やインタフェース202を介してメモリ装
置４へ転送する。
第３図は、以上のような構成の装置によって作成した
文書例を示す模式図である。
文書例を示す模式図である。
背景となっている富士山の画像20は、カラー画像入力
装置１によってカラー原稿としての写真から入力した画
像である。そして、この画像20の上に、操作部６から入
力した文字「富士山」を彩色して合成し、カラー記録装
置２によってプリントアウトしたものである。
装置１によってカラー原稿としての写真から入力した画
像である。そして、この画像20の上に、操作部６から入
力した文字「富士山」を彩色して合成し、カラー記録装
置２によってプリントアウトしたものである。
さて、入力装置１によって読み取ったカラー画像と、
操作部６より入力された文字情報とを組み合わせてペー
ジメモリ208上へ展開した場合に、文字の色を決定する
ため、背景の補色が選択できれば、文字の目立つ文書が
作成できる。
操作部６より入力された文字情報とを組み合わせてペー
ジメモリ208上へ展開した場合に、文字の色を決定する
ため、背景の補色が選択できれば、文字の目立つ文書が
作成できる。
第４図は、このような操作例を説明するフローチャー
トである。
トである。
操作部６より、補色選択要求キーの押下によって補色
選択の操作がなされると（S1）、CPU200により、背景の
色相（原色RGBの構成比）を、必要部分の平均値を計算
することにより決定し、その補色を演算し（S2）、その
背景の成分比とともに補色を色によりカラー表示装置５
上に表示する（S3）。
選択の操作がなされると（S1）、CPU200により、背景の
色相（原色RGBの構成比）を、必要部分の平均値を計算
することにより決定し、その補色を演算し（S2）、その
背景の成分比とともに補色を色によりカラー表示装置５
上に表示する（S3）。
第５図は、この表示状態を示す模式図である。
この表示状態で、操作者が操作部６から選択キーを押
下すると、現在表示されている色情報23によって文字の
色が決定される（S5）。
下すると、現在表示されている色情報23によって文字の
色が決定される（S5）。
また、文字の色情報を変えたい場合は、操作部６の変
更要求キーの操作により、S2に戻って補色の演算をやり
直す。これは、たとえば演算係数を変化させることによ
って行い、色情報23を順次変化させていく。このように
して、操作者６の選択の幅を広げることができる。な
お、22は、背景色の色成分データを示したものである。
このデータに応じて第１図操作部６により所望の色情報
を入力してもよい。
更要求キーの操作により、S2に戻って補色の演算をやり
直す。これは、たとえば演算係数を変化させることによ
って行い、色情報23を順次変化させていく。このように
して、操作者６の選択の幅を広げることができる。な
お、22は、背景色の色成分データを示したものである。
このデータに応じて第１図操作部６により所望の色情報
を入力してもよい。
以上説明したように、本実施例によれば、背景の色相
を読み取り、効果的な配色である補色を計算し、表示し
て操作者に選択させる構成によって、配色等、カラー情
報の知識の少ない操作者も容易な操作で効果的な文書作
成が可能となる。
を読み取り、効果的な配色である補色を計算し、表示し
て操作者に選択させる構成によって、配色等、カラー情
報の知識の少ない操作者も容易な操作で効果的な文書作
成が可能となる。
なお、上記実施例では、配色用の情報として、背景の
補色を装置により自動的に演算して操作者に知らせるよ
うにしたが、その他の配色情報としては、例えば色の組
合せで色相や彩度、明度がずれてみえる場合があるの
で、操作者が選択した色がどのくらいずれてみえるかを
装置が演算して数値化して表示するようにしてもよい。
補色を装置により自動的に演算して操作者に知らせるよ
うにしたが、その他の配色情報としては、例えば色の組
合せで色相や彩度、明度がずれてみえる場合があるの
で、操作者が選択した色がどのくらいずれてみえるかを
装置が演算して数値化して表示するようにしてもよい。
また、上記実施例では、文字の色を背景に合わせて変
えるようにしたが、背景と文字の色を互いに変化させる
ようにして文字をより効果的に見せるようにすることも
可能である。
えるようにしたが、背景と文字の色を互いに変化させる
ようにして文字をより効果的に見せるようにすることも
可能である。
さらに、出力された文書は、それをポスター等で使用
する場合、照明の光の色により見える色合いが異ってく
る場合がある。そこで、操作者が照明の種類を選択でき
るようにし、それによって見える色合を表示できるよう
にすることも可能である。
する場合、照明の光の色により見える色合いが異ってく
る場合がある。そこで、操作者が照明の種類を選択でき
るようにし、それによって見える色合を表示できるよう
にすることも可能である。
また、上記実施例では、画像情報はカラースキャナよ
り入力できるようにしたが、操作部によりイラストを書
いて入力できるようにすることも可能である。
り入力できるようにしたが、操作部によりイラストを書
いて入力できるようにすることも可能である。
さらに、出力された文書の配置を順次記憶していき、
同様な配色の時にイラストや文字に効果的な色づけをす
る学習効果を付加することも可能である。
同様な配色の時にイラストや文字に効果的な色づけをす
る学習効果を付加することも可能である。
なお、上記実施例においては、カラー記録手段として
電子写真プリンタを用いたが、インクジェットプリン
タ、熱転写プリンタなどの記録装置を用いてもよいのは
勿論である。
電子写真プリンタを用いたが、インクジェットプリン
タ、熱転写プリンタなどの記録装置を用いてもよいのは
勿論である。
また、補色のみを表示するのではなく、補色に近い何
段階かの色を表示し、好みの色をセレクトできるように
してもよい。
段階かの色を表示し、好みの色をセレクトできるように
してもよい。
また、補色演算をリアルタイムに行うほかに、あらか
じめ所定の色に対する補色データを記憶したROMにより
補色を得てもよい。
じめ所定の色に対する補色データを記憶したROMにより
補色を得てもよい。
［発明の効果］ 本発明によれば、背景画像の色を判別し、上記判別の
結果に基づき、上記背景画像に対して上記所定の画像を
効果的に見せるために適した色を報知し、ユーザの指示
があれば、上記報知した色を上記所定の画像の色として
決定するので、ユーザが配色に関する知識を持たない場
合でも、容易に画像構成に適した配色を設定することが
できるという効果を奏する。
結果に基づき、上記背景画像に対して上記所定の画像を
効果的に見せるために適した色を報知し、ユーザの指示
があれば、上記報知した色を上記所定の画像の色として
決定するので、ユーザが配色に関する知識を持たない場
合でも、容易に画像構成に適した配色を設定することが
できるという効果を奏する。
第１図は、本発明の一実施例によるカラー文書作成装置
の構成を示す外観斜視図である。 第２図は、同実施例に設けられる制御装置の内部構成を
示すブロック図である。 第３図は、同実施例のカラー文書作成装置によって作成
した文章例を示す模式図である。 第４図は、同実施例における配色選択時の操作例を説明
するフローチャートである。 第５図は、上記配色選択時における表示装置の表示例を
示す模式図である。 １……カラー原稿読取り装置、 ２……カラー記録装置、 ３……制御装置、 ４……カラー記録装置、 ５……カラー表示装置、 ６……操作部。
の構成を示す外観斜視図である。 第２図は、同実施例に設けられる制御装置の内部構成を
示すブロック図である。 第３図は、同実施例のカラー文書作成装置によって作成
した文章例を示す模式図である。 第４図は、同実施例における配色選択時の操作例を説明
するフローチャートである。 第５図は、上記配色選択時における表示装置の表示例を
示す模式図である。 １……カラー原稿読取り装置、 ２……カラー記録装置、 ３……制御装置、 ４……カラー記録装置、 ５……カラー表示装置、 ６……操作部。
Claims (2)
- 【請求項１】背景画像に合成する所定の画像の色を決定
する画像処理方法であって、 上記背景画像の色を判別し、 上記判別の結果に基づき、上記背景画像に対して上記所
定の画像を効果的に見せるために適した色を報知し、 ユーザの指示があれば、上記報知した色を上記所定の画
像の色として決定することを特徴とするカラー画像処理
方法。 - 【請求項２】背景画像に合成する所定の画像の色を決定
する画像処理方法であって、 上記背景画像の色を判別し、 上記判別の結果に基づき、上記背景画像に対して上記所
定の画像を効果的に見せるために適した複数の色を報知
し、 上記複数の色の中からユーザが所望する色を示す選択信
号を入力し、上記複数の色の中からユーザが所望した色
を、上記所定の画像の色として決定することを特徴とす
るカラー画像処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24866289A JP3146362B2 (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | カラー画像処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24866289A JP3146362B2 (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | カラー画像処理方法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08274031A Division JP3096246B2 (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | カラー画像処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03109874A JPH03109874A (ja) | 1991-05-09 |
| JP3146362B2 true JP3146362B2 (ja) | 2001-03-12 |
Family
ID=17181472
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24866289A Expired - Fee Related JP3146362B2 (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | カラー画像処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3146362B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5671429A (en) * | 1992-06-02 | 1997-09-23 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Document processing system providing facilitated modification of document images |
| US5701500A (en) * | 1992-06-02 | 1997-12-23 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Document processor |
| JP2800672B2 (ja) * | 1994-01-31 | 1998-09-21 | 富士ゼロックス株式会社 | 文書処理装置 |
| JP3068131B2 (ja) * | 1995-02-03 | 2000-07-24 | 富士ゼロックス株式会社 | 文書処理装置 |
| JP3109421B2 (ja) * | 1995-09-08 | 2000-11-13 | 富士ゼロックス株式会社 | 図表処理装置 |
| JP6646492B2 (ja) * | 2016-03-25 | 2020-02-14 | ローランドディー．ジー．株式会社 | プリンタ |
-
1989
- 1989-09-25 JP JP24866289A patent/JP3146362B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03109874A (ja) | 1991-05-09 |
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