JP3145842U - 釣り用錘 - Google Patents

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Abstract

【課題】岩場の隙間等に挟まりにくく、根掛かりを起こしにくい釣り用錘を提供する。
【解決手段】複数の可撓性突起22が、球状の錘本体11の表面に、外側に向かって放射状に伸びるよう設けられている。各可撓性突起22は、生分解性プラスチック製で、軟質でゴム弾性を有する。細長いレール部材13が、錘本体11の表面の一部に沿って、錘本体11の表面から所定の間隔を開けて設けられている。釣り糸1を留めるための糸留部が、レール部材13に沿って移動可能に設けられている。
【選択図】図1

Description

本考案は、釣り用錘に関する。
海釣りでは、岩礁帯や玉石底が格好の釣り場であることが多い。しかし、従来の一般的な釣り用錘では、錘が岩場等に挟まり、硬く噛み込んで固着し抜けなくなる根掛かりを頻繁に起こし、釣りの楽しさがそがれることが多い。根掛かりを起こしたときには、道糸や仕掛け糸を切断して対処する必要があり、錘や仕掛けが海底に残されることになる。このような根掛かりを防ぐため、おもり本体とストッパー受具と間にスプリングを設けた錘が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭57−132830号公報
しかしながら、特許文献1記載の釣り用の錘では、おもり本体やストッパー受具が岩場の隙間等に挟まって噛み込んだ場合には、この根掛かりを外すことはできないという課題があった。
本考案は、このような課題に着目してなされたもので、岩場の隙間等に挟まりにくく、根掛かりを起こしにくい釣り用錘を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係る釣り用錘は、錘本体と、前記錘本体の表面に放射状に伸びるよう設けられた、前記錘本体を支持可能な複数の可撓性突起と、前記錘本体の表面に沿って設けられたレール部材と、前記レール部材に沿って移動可能に設けられた、釣り糸を留めるための糸留部とを、有することを特徴とする。
本考案に係る釣り用錘は、特に、球状の錘本体と、前記錘本体の表面に、外側に向かって放射状に伸びるよう設けられた、前記錘本体を支持可能な複数の可撓性突起と、前記錘本体の表面の一部に沿って、前記錘本体の表面から所定の間隔を開けて設けられた細長いレール部材と、前記レール部材に沿って移動可能に設けられた釣り糸を留めるための糸留部とを、有することが好ましい。
本考案に係る釣り用錘は、複数の可撓性突起が、球状の錘本体の表面に放射状に伸びるよう設けられて前記錘本体を支持するため、海釣りのとき、岩場の隙間等の入口周辺に可撓性突起が接触して、岩場の隙間等に挟まりにくくなっている。各可撓性突起が軟質でゴム弾性を有する場合、岩場の隙間等に入ったときにも、可撓性突起がクッションになり、錘本体が直接、岩場の隙間等に挟まれるのを防ぐことができる。このように、軟らかい状態で挟まれるため、釣り糸を緩めたり引っ張ったりして、隙間等から外すことができる。
岩場の隙間等に挟まったとき、釣り糸を緩めたり引っ張ったりすることにより、錘本体の表面の一部に沿って設けられた細長いレール部材に沿って糸留部を移動させることができる。糸留部を移動させることにより、釣り糸を引っ張ったときの作用点を変えて、錘本体にかかる力の向きを変えたり、錘本体の動きに変化をつけたりすることができる。これにより、岩場の隙間等から外れる可能性を高めることができる。このように、本考案に係る釣り用錘は、根掛かりを起こしにくくなっている。
本考案によれば、岩場の隙間等に挟まりにくく、根掛かりを起こしにくい釣り用錘を提供することができる。
以下、図面に基づき本考案の実施の形態について説明する。
図1乃至図3は、本考案の実施の形態の釣り用錘を示している。
図1乃至図3に示すように、釣り用錘10は、錘本体11と2つのカバー12とレール部材13と糸留部14とを有している。
図1に示すように、錘本体11は、鉄を鋳込んで球状に形成されている。
各カバー12は、生分解性のプラスチック製で、半球状の表層部21と、表層部21の外側面から外側に向かって針状に突出した複数の可撓性突起22とを有している。表層部21は、内側面が球状の錘本体11の表面にぴったり接触するよう形成されている。各可撓性突起22は、軟質でゴム弾性を有し、錘本体11を支持可能である。各カバー12は、互いに重ならないよう、表層部21の内側面で錘本体11の表面に貼り付けられ、錘本体11の表面を覆っている。これにより、釣り用錘10は、各可撓性突起22が錘本体11の表面から外側に向かって放射状に伸びて、ウニ型あるいは栗のイガ型の形状を成している。
図1に示すように、レール部材13は、細長い針金から成っている。レール部材13は、両端部23が同じ方向にほぼ垂直に折り曲げられ、さらに両端部23の間の中間部24が、折り曲げた両端部23が内側になるよう円弧状に曲げられている。レール部材13は、中間部24が錘本体11の表面の一部に沿って、錘本体11の表面から所定の間隔を開けて配置されるよう、あらかじめ両端部23が錘本体11に鋳込まれている。レール部材13は、錘本体11の中心での中心角で90度から180度の範囲で設けられている。レール部材13は、各可撓性突起22に接しないよう設けられている。
図2および図3に示すように、糸留部14は、サルカンから成り、レール部材13が挿入されたリング状のスライド金具25と、釣り糸1を留めるリング状の糸留金具26とを有している。糸留部14は、スライド金具25の内径がレール部材13の太さよりかなり大きく形成されており、レール部材13に沿ってスムーズに移動可能になっている。
次に、作用について説明する。
釣り用錘10は、複数の可撓性突起22が、球状の錘本体11の表面に、外側に向かって放射状に伸びるよう設けられているため、海釣りのとき、岩場2の隙間3の入口周辺に可撓性突起22が接触して、岩場2の隙間3に挟まりにくくなっている。岩場2の隙間3に入った場合でも、各可撓性突起22が軟質でゴム弾性を有するため、可撓性突起22がクッションになり、錘本体11が直接、岩場2の隙間3に挟まれるのを防ぐことができる。このように、軟らかい状態で挟まれるため、釣り糸1を緩めたり引っ張ったりして、隙間3から外すことができる。
岩場2の隙間3に挟まったとき、釣り糸1を緩めたり引っ張ったりすることにより、錘本体11の表面の一部に沿って設けられた細長いレール部材13に沿って糸留部14を移動させることができる。糸留部14を移動させることにより、釣り糸1を引っ張ったときの作用点を変えて、錘本体11にかかる力の向きを変えたり、錘本体11の動きに変化をつけたりすることができる。これにより、岩場2の隙間3から外れる可能性を高めることができる。
例えば、図2に示すように、釣り用錘10は、針金から成るレール部材13が、糸留部14による引っ張り力の作用点を変えるため、その作用点の位置によって錘全体の重心が変化し、動きやすくすることができる。また、針状の可撓性突起22が作用することにより、その弾性力により岩場2から離れ、抜けやすくすることができる。図3に示すように、岩場2の隙間3に挟まったとき、釣り糸1を引っ張ると、針状の可撓性突起22が、その弾力性による反発力により、錘全体を隙間3の外側へ押し出すため、抜けやすくすることができる。また、糸留部14がレール部材13に沿って上下することにより、引っ張り力の作用点を変えることができ、錘全体を動きやすくすることができる。可撓性突起22による反発力と、錘全体の重心を上方に移動させる力とが合わさることにより、岩場2の隙間3から抜けやすくすることができる。このように、釣り用錘10は、岩場2の隙間3から抜けやすく、根掛かりを起こしにくい。
なお、釣り用錘10は、錘本体11およびレール部材13が鉄製であり、カバー12が生分解性のプラスチック製であるため、万が一海底に取り残されても、毒などの有害物質が溶出せず、その周辺の生物への悪影響を防ぐことができる。
本考案の実施の形態の釣り用錘を示す断面図である。 図1に示す釣り用錘の使用状態を示す断面図である。 図1に示す釣り用錘の使用状態を示す正面図である。
符号の説明
1 釣り糸
2 岩場
3 隙間
10 釣り用錘
11 錘本体
12 カバー
13 レール部材
14 糸留部
21 表層部
22 可撓性突起
23 両端部
24 中間部
25 スライド金具
26 糸留金具

Claims (1)

  1. 錘本体と、
    前記錘本体の表面に放射状に伸びるよう設けられた、前記錘本体を支持可能な複数の可撓性突起と、
    前記錘本体の表面に沿って設けられたレール部材と、
    前記レール部材に沿って移動可能に設けられた、釣り糸を留めるための糸留部とを、
    有することを特徴とする釣り用錘。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011177142A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Ki Bong Song 亡失防止用釣りおもり{Fishingsinker}

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