JP3145431U - 箸入れ - Google Patents
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Abstract
【課題】見た目に美しく、箸を確実に収納保持し、使用時には簡単に箸を取り出すことができ、使い易い箸入れを提供する。
【解決手段】略長方形の長辺側を開口部とする袋状の箸収納部2と、その箸収納部2の袋部の開口端の片側に連接する、箸収納部2と同じ大きさの長方形の連結部4と、この連結部4にさらに連接する略扁平3角形の蓋部6とで折り畳み式の箸入れを構成する。連結部4を箸収納部2の袋部を内側にして箸収納部2の一面に重ね、さらに蓋部6を箸収納部2の他面に重ねるように折り畳んだとき互いに対面する蓋部6の内面と収納部の裏面に、互いに着脱自在に係合し合う面ファスナー3を設ける。
【選択図】図5
【解決手段】略長方形の長辺側を開口部とする袋状の箸収納部2と、その箸収納部2の袋部の開口端の片側に連接する、箸収納部2と同じ大きさの長方形の連結部4と、この連結部4にさらに連接する略扁平3角形の蓋部6とで折り畳み式の箸入れを構成する。連結部4を箸収納部2の袋部を内側にして箸収納部2の一面に重ね、さらに蓋部6を箸収納部2の他面に重ねるように折り畳んだとき互いに対面する蓋部6の内面と収納部の裏面に、互いに着脱自在に係合し合う面ファスナー3を設ける。
【選択図】図5
Description
本考案は、箸を携帯するための箸入れ、特に柔軟な材料で折り畳み式とした箸入れに関するものである。
従来の箸入れとしては、例えば二つ折りの硬質プラスチックの細長い箱体ケースに2本の箸全体を入れるようにしたものが一般的である。(特許文献1)
最近は、マイ箸と言って、環境保護のエコ精神から、職場や学校など外で食事する際にも、割箸などを消費しないで、自分の箸を使うようにすることが推奨されており、自分の箸を「マイ箸」として携帯することが見られるようになってきており、箸入れの形態もいろいろなものが現れている。例えば、布を折り畳んで、紐で縛るようにしたお洒落なものも現れている。
最近は、マイ箸と言って、環境保護のエコ精神から、職場や学校など外で食事する際にも、割箸などを消費しないで、自分の箸を使うようにすることが推奨されており、自分の箸を「マイ箸」として携帯することが見られるようになってきており、箸入れの形態もいろいろなものが現れている。例えば、布を折り畳んで、紐で縛るようにしたお洒落なものも現れている。
しかしながら、特許文献1のものでは、箱体ケースが嵩張り、見た目にも、旧式の感は否めない。また紐で縛るようにしたものでは、紐が外れやすく、外れにくいように固く縛れば開閉が面倒になる。
特開2002−209706号公報
マイ箸を携帯することが普及すると、お洒落の精神から見た目に綺麗で、かつ使い易いものが要望される。そこで、本考案は、単なる箱体の構造でなく、見た目に美しく、かつ使い易い箸入れを提供することを目的とするものである。
本考案の箸入れは、略長方形の長辺側を開口部とする袋状の箸収納部と、その箸収納部の袋部の開口端の片側に連接する、箸収納部と同じ大きさの長方形の連結部と、この連結部にさらに連接する略扁平3角形の蓋部とからなり、連結部を箸収納部の袋部を内側にして箸収納部の一面に重ね、さらに蓋部を箸収納部の他面に重ねるように折り畳んだとき互いに対面する蓋部の内面と収納部の他面に、互いに着脱自在に係合し合う面ファスナーを設けてなることを特徴とするものである。
前記略扁平3角形の蓋部は、その3角形の自由端頂点付近に、蓋部を開く際に摘むのに適するタブを備えたものとしてもよい。
また、少なくとも箸収納部の内面に防水コーティングが施されているものとすることが望ましい。
略長方形の長辺側を開口部とする袋状の箸収納部は、その開口部から箸が丁度入るような大きさとする。
本考案による箸入れは、連接する箸収納部、連結部、蓋部からなり、蓋部の内面と収納部の裏面に面ファスナーを設けてなるものであるから、単純に折り畳むだけで箸を確実に収納することができるし、折り畳んだ状態で面ファスナーが蓋部を確実に箸収納部に保持し、使用時には面ファスナーを外して簡単に箸を取り出すことができるという効果を奏するものである。
また、略扁平3角形の蓋部の自由端付近に蓋部開閉用のタブを備えたものにあっては、取り扱いが一層楽になる。
さらに、箸収納部の内面に防水コーティングを施したものでは、箸の汚れが袋に付着しにくく、付着しても、容易に払拭することができる。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本考案の一実施形態に係る箸入れの展開図、図2はその一部を折り畳んだ状態を示す正面図、図3はその完全に折り畳んだ状態を示す正面図、すなわち箸を収納して携帯する時の状態を示す正面図、図4はその背面図、図5はその箸収納時の状態を示す斜視図、図6は箸にキャップを付けた状態を示す斜視図である。
本考案の一実施形態に係る箸入れは、図1に示すように、略長方形の長辺側21を開口部とする袋状の箸収納部2と、該箸収納部2の袋部の開口端の片側に連接する該箸収納部と同じ大きさの長方形の連結部4と、該連結部4にさらに連接する略扁平3角形の蓋部6とを可撓性材料シートで構成してなるものである。
連結部4を箸収納部2の袋部を内側にして箸収納部2の一面22に重ねた状態を図2に示す。さらに蓋部6を箸収納部2の他面23に重ねるように、図1の破線に沿って折り畳むと、図3に示す収納状態となる。このときに互いに対面する蓋部6の内面61と箸収納部2の他面23には、互いに着脱自在に係合し合う面ファスナー3,5が設けられており(図2)、この面ファスナー3,5により蓋部6を箸収納部2の他面23に固定し、箸の収納状態を安定して維持することができる。この収納状態の背面を図4に示す。
図5は、箸10を箸収納部2に入れて、箸入れを折り畳んで収納するときの状況を示すもので、端10は箸収納部2の袋部に鎖線で示すように入れて収納される。このとき、箸10の汚れが袋部に付着しないように、箸10には図6に示すようなキャップ11を被せて収納するようにしてもよい。
上記実施形態においては、略扁平3角形の蓋部6の自由端付近に蓋部開閉用のタブ8が設けられ、蓋部6の開閉時にこれを指で摘んで開閉するようにすることができ、取り扱いを一層楽にしている。
本考案の好ましい実施形態では、少なくとも箸収納部2の内面に防水コーティングが施され、箸の汚れが袋に付着しにくいようにしている。これにより、汚れが付着しても容易に払拭することができる。防水コーティングは、より好ましくは、箸収納部2の内面だけでなく、連結部4、あるいはさらに蓋部6の内面にも施される。
本考案の箸入れによれば、連接する箸収納部2、連結部4、蓋部6を折り畳み式に構成し、蓋部の内面61と収納部のそれに対面する面23に面ファスナー3,5を設けたから、単純に折り畳むだけで箸を確実に収納することができ、折り畳んだ状態で面ファスナー3.5が蓋部6を確実に箸収納部2に保持し、使用時には面ファスナー3、5を外して簡単に箸を取り出すことができる。
また、図3に示すように、この箸入れは、略3角形の蓋部6が長方形の箸収納部2の上に折り畳まれ、外には見えない面ファスナー3、5によって固定されるので、使い勝手が良いだけでなく、見た目にもスッキリとしてスマートである。
なお、上記実施形態では蓋部6は3角形となっているが、その形状は正確な3角形でなくてもよく、機能的に面ファスナーを取り付けた部分を摘みやすい形状であれば、多少の丸みがついていてもよいし、縁部は波型に形成されていてもよい。本明細書では、これらを総称して、略3角形ということにする。
本考案は、外食時に自分の箸を携帯する箸入れの普及を促進することにより、箸入れという製品の製造、販売業を促進することができる。また、本考案に箸入れは見た目美しく使いやすいものであるため、自宅以外で食事するときにも自分の箸を使うことを促進し、環境保護を促進することができる。
2 箸収納部
3 面ファスナー
4 連結部
5 面ファスナー
6 蓋部
8 タブ
10 箸
3 面ファスナー
4 連結部
5 面ファスナー
6 蓋部
8 タブ
10 箸
Claims (4)
- 略長方形の長辺側を開口部とする袋状の箸収納部2と、該箸収納部の袋部の開口端の片側に連接する該箸収納部と同じ大きさの長方形の連結部4と、該連結部にさらに連接する略扁平3角形の蓋部6とを可撓性材料シートで構成してなり、
前記連結部4を前記箸収納部の袋部を内側にして該箸収納部の一面22に重ね、さらに前記蓋部6を前記箸収納部2の他面23に重ねるように折り畳んだ状態において互いに対面する前記蓋部の内面61と前記収納部の前記他面23に、互いに着脱自在に係合し合う面ファスナー3,5を設けてなることを特徴とする箸入れ。 - 前記略扁平3角形の蓋部6が、該3角形の自由端頂点付近に、該蓋部を開く際に摘むのに適するタブ8を備えていることを特徴とする請求項1記載の箸入れ。
- 少なくとも前記箸収納部の内面に防水コーティングが施されていることを特徴とする請求項1または2記載の箸入れ。
- 前記箸収納部2、連結部4および蓋部6の内面に防水コーティングが施されていることを特徴とする請求項1または2記載の箸入れ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008005125U JP3145431U (ja) | 2008-07-25 | 2008-07-25 | 箸入れ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008005125U JP3145431U (ja) | 2008-07-25 | 2008-07-25 | 箸入れ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3145431U true JP3145431U (ja) | 2008-10-09 |
Family
ID=43295213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008005125U Expired - Fee Related JP3145431U (ja) | 2008-07-25 | 2008-07-25 | 箸入れ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3145431U (ja) |
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2008
- 2008-07-25 JP JP2008005125U patent/JP3145431U/ja not_active Expired - Fee Related
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