JP3145215U - 産業車両用の書類保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】結露が発生しても伝票などの書類が濡れることのない産業車両用の書類保持具を提供する。
【解決手段】書類Pを載せて保持するボード21を有し、リーチ式フォークリフトの運転室に設けられた設置スペースに載置して使用される産業車両用の書類保持具20であって、ボード21上に置かれた書類を覆うことが可能な保護カバー23を設け、該保護カバー23は、ボード21にヒンジ24を介して開閉自可能に連結されるとともに、閉じた状態においては書類P表面と当接して覆う平面部23aを備えている。
【選択図】図2

Description

本考案は、フォークリフト等、産業車両の運転席に載置して使用される書類保持具に関するものである。
特許文献1で開示された従来技術においては、リーチ式フォークリフトの運転席のトップパネルに書類収納スペースとなる凹部が形成され、該凹部の上面を覆う鋼板製のカバーが開閉自在に取り付けられている。また、その表面には書類を挟むバインダーが取り付けられており、バインダーを兼用する蓋として構成されている。トップパネル上におけるカバーの後方には、水抜き孔が設けられている。
従って、作業伝票等書類はトップパネルの凹部に収納でき、凹部にはカバーで蓋をするので雨風に対して書類は安全に保管される。また、カバーを閉じた状態では、カバーの表面に取り付けられたバインダーに書類を挟みとめることができる。なお、トップパネルやカバー上に溜まった雨や結露の水滴は、水抜き孔から排出される。
特開平11−335095号公報(第2頁、図1〜図2)
しかし、特許文献1で開示された従来技術においては、凹部に書類を収納してカバーで蓋をした場合には、トップパネルやカバー上に溜まった雨や結露の水滴は、直接書類に触れないので、書類が濡れることを防止できるが、書類の内容を確認するためにカバーをその都度開けて書類を外に出す必要があり手間がかかる。
一方、カバーを閉じてカバーの表面のバインダーに書類を挟んだ場合には、カバーを開けて書類を外に出す手間は省けるが、トップパネルやカバー上に溜まった雨や結露の水滴が水抜き孔から排出されたとしても、その前に書類が濡れてしまい内容が見にくくなる等の不具合が発生する恐れがある。
特に、冷蔵庫や冷凍庫での荷役作業においてカバーの表面のバインダーに書類を挟んで使用した場合に、フォークリフトが冷蔵庫や冷凍庫から外部に移動し外部の暖かい雰囲気に触れるとフォークリフトの機台付近の空気が冷やされて、空気中の水蒸気が結露し、機台に付着する。このため、カバーの表面のバインダーに挟んである書類には水滴が付着し、書類が濡れて使用できなくなる問題がある。
本考案は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本考案の目的は、結露が発生しても伝票などの書類が濡れることのない産業車両用の書類保持具の提供にある。
上記課題を達成するため、請求項1記載の考案は、書類を載せて保持するボードを有し、産業車両に設けられた設置スペースに載置して使用される産業車両用の書類保持具であって、前記ボード上に置かれた書類を覆うことが可能な保護カバーを設け、該保護カバーは、前記ボードに対して開閉可能に連結されるとともに、閉じた状態においては前記書類表面に当接して覆う平面部を備えていることを特徴とする。
請求項1記載の考案によれば、保護カバーを閉じた場合には、保護カバーの平面部は書類表面と当接し、書類をボードに押し付ける。このことにより、保護カバーの平面部と書類表面とは密着されて、平面部と書類表面間には空気が入り込まない。ところで、車両の設置スペースに書類保持具を載置し保護カバーを閉じた状態で、車両が外部の暖かいところより、冷蔵庫内などの寒いところに移動した場合には、もし、保護カバーの平面部と書類表面間に隙間があり空気が介在していると、空気中の水蒸気が結露し書類に付着してしまうが、保護カバーの平面部と書類表面とは密着されて、間には空気は介在しないので、空気中の水蒸気が結露することによって書類が濡れることが防止される。また、車両が冷蔵庫などの寒いところより外部の暖かいところに移動した場合には、車両の機台付近の空気が冷やされて空気中の水蒸気が結露し機台に付着するが、保護カバーによって書類は覆われているので、結露による水滴が書類に付着することが防止できる。
また、保護カバーの平面部によって書類表面をボードに押し付けることができるので、書類をボードに挟持するためのクリップを新たに設けなくても良く、書類保持具の構成を簡略化できる。
請求項2記載の考案は、請求項1記載の産業車両用の書類保持具において、前記ボードの一端に前記書類を挟持するクリップ部を設け、前記保護カバーは、透明部材で形成されるとともに、前記保護カバー表面に設けられた突出部によって仕切られたペン置き部が形成されていることを特徴とする。
請求項2記載の考案によれば、ボードの一端に書類を挟持するクリップ部が設けられているので、保護カバーを開けた状態においても、書類をクリップ部によりボードに挟持させることが可能である。
また、保護カバーは、透明部材で形成されているので、保護カバーを閉じた状態においても書類内容を読み取ることができ、保護カバーをその都度開けなくてもよいので作業効率の向上を図れる。
また、保護カバー表面に設けられた突出部によって仕切られたペン置き部が形成されているので、ペン置き部に置かれたペンを使用することにより、伝票等の書類への書き込みなど伝票処理作業を迅速に行うことができる。
書類保持具に保護カバーを設け書類に密着させることにより、結露によって書類が濡れることを防止できる。
(本考案の実施形態)
以下、第1の実施形態における産業車両用の書類保持具について図1〜図5に基づいて説明する。
図1に示される斜視図は、産業車両としてのリーチ式フォークリフトにおける運転席の要部構成を示す図であり、運転室11の側方には駆動ユニット室12が配置され、運転室11の前方にはコントロールユニット室13が配置されている。なお、図1の左右方向がフォークリフトの左右方向とし、上下方向がフォークリフトの前後方向とする。そして、駆動ユニット室12を覆うステアリングプレート14が設けられ、ステアリングプレート14上には駆動ユニット室12に配設された図示しない駆動ユニットを操作するためのハンドル15が設けられている。また、コントロールユニット室13を覆うインスツルメントパネル16が設けられ、インスツルメントパネル16上にはコントロールユニット室13に配設された図示しないコントロールユニットを制御するための各種レバー17などが設けられている。
インスツルメントパネル16は運転室11前方部分に配設され、ステアリングプレート14は、運転室11左側方より車体前方まで覆うように設けられている。従って、図1に示すように、ステアリングプレート14上におけるハンドル15の設けられた部位より左側の領域は、平らで比較的面積も広く、伝票等の書類を保持する書類保持具20を載置する設置スペース18となっている。
書類保持具20は、図2に示すように、書類Pを載せて保持する矩形のボード21と、ボード21の一端に設けられボード21上に載せられている書類Pを挟持するクリップ22と、クリップ22及びクリップ22により挟持されている書類Pを覆うように設けられた保護カバー23と、保護カバー23とボード21の間に介装されて保護カバー23を開閉自在に支持するヒンジ24とにより構成されている。なお、図2(a)は、保護カバー23が開いた状態を示し、図2(b)は、保護カバー23が閉じた状態を示している。
図2(a)に示すように、ボード21は、フラットな載置部21aと、載置部21aの周囲の前後左右の四辺に立設され載置部21aを支える側板部21b、21c、21d、21eとで構成されている。なお、ボード21における長辺方向を前後方向とし、短辺方向を左右方向とする。
載置部21aは載置部21a上にA4サイズの書類を載せることができるようなサイズに設定されている。載置部21aと各側板部21b、21c、21d、21eとの間には、上方に向けて突出した凸部21fがそれぞれ形成されており、載置部21aは凸部21fを介して各側板部21b、21c、21d、21eと連結されている。(図4及び図5参照)
ボード21は樹脂材料で形成されている。
クリップ22は、ボード21の前端部の中央付近に取り付けられており、ボード21上に置かれている書類Pをバネ力によりボード21に押し付ける挟持具である。
図2(b)及び図3に示すように、保護カバー23は、平板状の透明な樹脂材料で形成され、フラットで矩形の平面部23aと、平面部23aの周囲の前後左右の四辺に下方に屈曲して形成された側板部23b、23c、23d、23eとを有する蓋状をした部材である。
平面部23aと各側板部23b、23c、23d、23eとの間には、上方に向けて湾曲した湾曲部が形成され、この湾曲部の裏面側にはそれぞれ凹部23fが形成されており、平面部23aは凹部23fを介して各側板部23b、23c、23d、23eと連結されている。(図4及び図5参照)
図4及び図5に示すように、保護カバー23の平面部23aは、ボード21の載置部21aに対向するように形成され、載置部21a上に置かれた書類Pと当接可能に配置されている。保護カバー23の四辺に設けられた凹部23fは、ボード21の四辺に設けられた凸部21fに嵌合するように形成されている。
なお、図3及び図4に示すように、平面部23aの後端側の凹部23fは、上方に大きく湾曲した取手部25となっている。また、取手部25より距離を置いてその前方には上方に突出する突出部26が左右方向に平行に形成され、中央付近で指を差し込める程度の離間部26aが形成されて左右2つの突出部26に分割されている。取手部25と突出部26によって仕切られることにより、ペンなどの筆記用具を置くためのペン置き部27が形成されている。
平面部23aの前端側の中央付近には、クリップ22との干渉を避けるために、上方に出っ張った出っ張り部28が形成されている。この出っ張り部28には、上方に屈曲した形状を有するストッパ29を介在してヒンジ24の一方の端部がネジ止めされている。ヒンジ24の他方の端部はボード21の前端部に固定されており、ヒンジ24を介して保護カバー23は開閉自在に連結されている。
保護カバー23を開くと、ストッパ29がヒンジ24の垂直部に前側から当接することで保護カバー23の回転角度が規制されて、保護カバー23は所定の角度に維持された状態となる。
また、保護カバー23を閉じると、保護カバー23の平面部23aがボード21の載置部21aに当接し、保護カバー23の四辺の凹部23fがボード21の四辺の凸部21fに嵌合した状態となる。(図4及び図5参照)
以上の構成を持つ産業車両用の書類保持具20についてその作用説明を行う。
先ず、書類保持具20の保護カバー23の取手部25を把持して、保護カバー23を開けると、保護カバー23はヒンジ24を支点として回転し、ストッパ29により回転角度が規制されて所定の角度に維持される。
次に、ボード21上の載置部21aに書類Pを載せ、クリップ22で書類P先端を挟持させる。
次に、保護カバー23の取手部25を把持して、保護カバー23を閉じると、保護カバー23はヒンジ24を支点として逆方向に回転し、保護カバー23の平面部23aがボード21上に置かれている書類Pと当接する。そして、図4及び図5に示すように、保護カバー23の自重により平面部23aは書類Pをボード21の載置部21aに押し付ける。このため、保護カバー23の平面部23aと書類P表面とは密着されて、平面部23aと書類P表面間には空気がほとんど介在しない状態となる。
このような状態にある書類保持具20をフォークリフトの設置スペース18に載置して、フォークリフトが外部の暖かいところより、冷蔵庫内などの寒いところに移動した場合を考える。
もし、保護カバー23の平面部23aと書類P表面間に隙間があり空気が介在していると、空気中の水蒸気が結露し書類Pに付着してしまうが、保護カバー23の平面部23aと書類P表面とは密着されて、平面部23aと書類P表面間には空気がほとんど介在しない状態なので、空気中の水蒸気が結露することによって書類Pが濡れることが防止される。
また、フォークリフトが冷蔵庫などの寒いところより外部の暖かいところに移動した場合には、フォークリフトの機台付近を覆う暖かい空気が機台によって冷やされて、空気中の水蒸気が結露し機台に付着するが、保護カバー23によって書類Pは覆われているので、結露による水滴が書類Pに直接付着することはなく、結露した水滴により書類Pが濡れることが防止される。
ところで、保護カバー23を閉じた状態においては、図4及び図5に示すように、保護カバー23の四辺の凹部23fがボード21の四辺の凸部21fに嵌合し、保護カバー23の各側板部23b、23c、23d、23eは、ボード21の各側板部21b、21c、21d、21eを外側より覆うように配置されている。
このことにより、保護カバー23の前後方向及び左右方向の位置ズレが防止されると共に、保護カバー23の各側板部23b、23c、23d、23eとボード21の各側板部21b、21c、21d、21eとの間の隙間より保護カバー23の平面部23aと書類P表面との間への水滴の侵入を防止できる。
また、保護カバー23は、透明部材で形成されているので、保護カバー23を閉じた状態においても書類Pの内容を読み取ることができ、保護カバー23をその都度開けなくてもよいので作業効率の向上を図れる。
そして、書類Pに書き込みが必要な場合には、保護カバー23表面のペン置き部27に置かれている筆記用具を手にとって、保護カバー23を開けてボード21上の書類Pに書き込みを行うことができる。このとき、左右の突出部26間に形成されている離間部26aに指を差し込んでペン置き部27に置かれている筆記用具を簡単に取り出すことができる。
ペン置き部27は、突出部26、取手部25及び側板部23d、23eによって囲まれているので、車両の走行によりペンがころがり落ちることがなく、また、書類保持具20に併設することで伝票等の書類Pへの書き込みなど伝票処理作業を迅速に行うことができる。
この実施形態に係る産業車両用の書類保持具20によれば以下の効果を奏する。
(1)書類保持具20は保護カバー23を備え、保護カバー23を閉じた状態においては、保護カバー23の平面部23aがボード21上に置かれている書類Pと当接することにより、保護カバー23の平面部23aと書類P表面とは密着されて、平面部23aと書類P表面間には空気がほとんど介在しない状態となる。このような状態にある書類保持具20を車両の設置スペース18に載置して、フォークリフトが外部の暖かいところより、冷蔵庫内などの寒いところに移動した場合を考えると、もし、保護カバー23の平面部23aと書類P表面間に隙間があり空気が介在していると、空気中の水蒸気が結露し書類Pに付着してしまうが、保護カバー23の平面部23aと書類P表面とは密着されて、平面部23aと書類P表面間には空気がほとんど介在しない状態なので、空気中の水蒸気が結露することによって書類Pが濡れることが防止される。
(2)フォークリフトが冷蔵庫などの寒いところより外部の暖かいところに移動した場合には、フォークリフトの機台付近を覆う暖かい空気が機台によって冷やされて、空気中の水蒸気が結露し機台に付着するが、保護カバー23によって書類Pは覆われているので、結露による水滴が書類Pに直接付着することはなく、結露した水滴により書類Pが濡れることが防止される。
(3)保護カバー23は、透明部材で形成されているので、保護カバー23を閉じた状態においても書類Pの内容を読み取ることができ、保護カバー23をその都度開けなくてもよいので作業効率の向上を図れる。
(4)保護カバー23表面にペン置き部27が設けられているので、ペン置き部27に置かれた筆記用具を使用することにより、伝票等の書類Pへの書き込みを行うことができる。このとき、左右の突出部26間に形成されている離間部26aに指を差し込んでペン置き部27に置かれている筆記用具を簡単に取り出すことができる。
(5)ペン置き部27は、突出部26、取手部25及び側板部23d、23eによって囲まれているので、車両の走行によりペンがころがり落ちることがなく、また、書類保持具20に併設することで伝票等の書類Pへの書き込みなど伝票処理作業を迅速に行うことができる。
(6)保護カバー23には取手部25が設けられているので、取手部25を把持して保護カバー23の開閉動作を簡単に行うことができる。
(7)ボード21の載置部21aは凸部21fを介して各側板部21b、21c、21d、21eと連結され、保護カバー23の平面部23aは凹部23fを介して各側板部23b、23c、23d、23eと連結されている。よって、保護カバー23が閉じた状態においては、保護カバー23の四辺の凹部23fがボード21の四辺の凸部21fに嵌合し、保護カバー23の各側板部23b、23c、23d、23eは、ボード21の各側板部21b、21c、21d、21eを外側より覆うように配置される。従って、保護カバー23の前後方向及び左右方向の位置ズレが防止されると共に、保護カバー23の各側板部23b、23c、23d、23eとボード21の各側板部21b、21c、21d、21eとの間の隙間より保護カバー23の平面部23aと書類P表面との間への水滴の侵入を防止できる。
(変形例)
本考案の実施形態における産業車両用の書類保持具20の変形例を図6に基づき説明を行う。
この変形例においては、書類保持具20は、トレー30に収容して使用される。トレー30は、矩形をした上面開放型の箱であり、底板31と、底板31の四辺に立設された側壁32と、各側壁32の内壁面にそれぞれ設けられた内側に突出する凸部33とで構成されている。
書類保持具20は、トレー30の上方よりトレー30内に収容することができ、各側壁32の内壁面に設けられた凸部33上に配置される。このとき、書類保持具20のボード21の各側板部21b、21c、21d、21eは凸部33にそれぞれ当接した状態にある。
書類保持具20がトレー30内に収容された状態においては、書類保持具20のボード21とトレー30の底板31との間には、空間が形成され、この空間を書類などの収納スペースとして利用可能である。
このように、フォークリフトの設置スペース18にトレー30が設置されている場合には、書類保持具20をトレー30に収容させて使用することができる。この場合には、上記本考案の実施形態によって得られる作用効果に加えて、書類保持具20のボード21とトレー30の底板31との間に形成される空間を書類などの収納スペースとして利用可能であり、例えば、処理済みの書類をこの収納スペースに収容し、未処理のもの或いは処理中のものは書類保持具20に保持するなどの書類の分別使用を行うことができ、フォークリフトにおける伝票処理作業を一層便利にできる。
なお、本考案は、上記した実施形態に限定されるものではなく発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、例えば、次のように変更してもよい。
○ 本考案の実施形態では、フォークリフトの運転室11側方に産業車両用の書類保持具20を載置させる設置スペース18が配置されているとしたが、カウンター式フォークリフトにおいてはインスツルメントパネル上或いは、エンジンフード上に設置スペースがあってもよく、その他運転席近傍であればどの場所に設置スペースがあっても良い。
○ 本考案の実施形態では、書類保持具20にはボード21上に置かれた書類Pを挟持するクリップ22が備わっているとしたが、クリップ22がなくても構わない。この場合には、保護カバーの平面部によって書類表面をボードに押し付けることができ、クリップを省略できるので、書類保持具の構成を簡略化できる。
○ 本考案の実施形態では、書類保持具20のボード21は、載置部21aと各側板部21b、21c、21d、21e及び凸部21fにより構成されているとしたが、このような複雑な構成を有するものではなくても構わず、例えば、所定サイズの平板のみで形成され側板部がないものであっても良い。また、書類を保持する載置部さえ確保されておればどのような形状のものでも構わない。
○ 本考案の実施形態では、ボード21上の前端部にクリップ22を設けるとして説明したが、ボード上の左右の側端部にクリップを設けても良い。
本考案の実施形態に係る産業車両用の書類保持具が設置されたリーチ式フォークリフトにおける運転席の要部構成を示す斜視図である。 本考案の実施形態に係る書類保持具の全体構成を示す斜視図である。(a)保護カバーを開いた状態を示す、(b)保護カバーを閉じた状態を示す。 本考案の実施形態に係る書類保持具の平面図を示す。 図3のA−A線断面図を示す。 図3のB−B線断面図を示す。 変形例に係る産業車両用の書類保持具とトレーとを示す斜視図である。
符号の説明
11 運転室
18 設置スペース
20 書類保持具
21 ボード
21a 載置部
22 クリップ
23 保護カバー
23a 平面部
24 ヒンジ
P 書類

Claims (2)

  1. 書類を載せて保持するボードを有し、産業車両に設けられた設置スペースに載置して使用される産業車両用の書類保持具であって、
    前記ボード上に置かれた書類を覆うことが可能な保護カバーを設け、
    該保護カバーは、前記ボードに対して開閉可能に連結されるとともに、閉じた状態においては前記書類表面に当接して覆う平面部を備えていることを特徴とする産業車両用の書類保持具。
  2. 前記ボードの一端に前記書類を挟持するクリップ部を設け、前記保護カバーは、透明部材で形成されるとともに、前記保護カバー表面に設けられた突出部によって仕切られたペン置き部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の産業車両用の書類保持具。
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