JP3145083U - 研削装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被加工体に高精度の研削加工を施し、多様な研削加工を容易に実現する研削加工装置を提供する。
【解決手段】研削用ホイールが着脱自在に取り付けられる回転駆動軸6を備える駆動モータ3と、回転駆動軸6に取り付けられて回転操作される研削用ホイールによって研削加工が施される被加工体が載置される加工用テーブル4と、加工用テーブル4を研削用ホイールの回転方向と平行な方向に移動操作可能に支持する移動操作整機構と、加工用テーブル4上に載置される被加工体を、加工用テーブル4が移動する第1の方向と平行な方向及び第1の方向に直交する第2の方向の位置決めをそれぞれ図る第1及び第2の位置決め支持部材と、加工用テーブル4の回転駆動軸6と平行な方向の位置調整を行う第1の位置調整機構25と、駆動モータ3の加工用テーブル4に対する高さ位置の調整を行う第2の位置調整機構28とを備える。
【選択図】図1

Description

本考案は、セラミックス粉又は金属粉、あるいはこれらの混合粉の圧粉体若しくは予備焼結体の如き被加工体の研削加工に用いて有用な研削加工装置に関する。
従来、セラミックス粉又は金属粉、あるいはこれらの混合粉の圧粉体、さらには、圧粉体の予備焼結体等の被加工体を所定形状に加工するための装置としてフライス盤や切断機が用いられている。
従来用いられているフライス盤は、加工テーブル上に載置された被加工体に対し、加工テーブルと平行な平面加工を施すための専用機である。また、切断機は、加工テーブル上に載置された被加工体に対し、加工テーブルに垂直な平面加工を施すための専用機である。
なお、板状の超硬合金を研削するための装置として、特開2001−198814号公報(特許文献1)に記載されるようなものがある。
特開2001−198814号公報
ところで、フライス盤や切断機にあっては、被加工体を容易に位置決めをして簡単な操作で研削等の加工を施すことが困難であった。
そこで、本考案は、簡単な構成で被加工体の位置決めを図り、容易に高精度の研削加工を可能とし、さらには、多様な研削加工を容易に実現することができる研削加工装置を提供することを技術課題とする。
上述したような技術課題を解決するために提案される本考案に係る研削加工装置は、研削用工具が着脱自在に取り付けられる回転駆動軸を備える駆動モータと、上記回転駆動軸に取り付けられて回転操作される上記研削用工具によって研削加工が施される被加工体が載置される加工用テーブルと、上記加工用テーブルを上記研削用工具の回転方向と平行な第1の方向に移動操作可能に支持する移動操作機構と、上記加工用テーブル上に載置される被加工体を、上記加工用テーブルが移動する第1の方向と平行な方向及び上記第1の方向に直交する第2の方向の位置決めをそれぞれ図る第1及び第2の位置決め支持部材と、上記加工用テーブルの上記回転駆動軸と平行な方向の位置調整を行う第1の位置調整機構と、上記駆動モータの上記加工用テーブルに対する高さ位置の調整を行う第2の位置調整機構とを備える。
本考案に係る研削加工装置においては、上記駆動モータの設置角度を調整し、上記回転駆動軸の上記加工用テーブルに対するあおり角度を調整する角度調整機構を設けることが望ましい。
この研削加工装置において、上記第1及び第2の位置決め支持部材は、上記加工用テーブルに互いに直交して形成された第1及び第2の位置決め溝に嵌合されて上記加工用テーブル上に位置決め配置されている。
ここで、上記第1及び第2の位置決め支持部材は、金属により形成され、電磁石により、上記第1及び第2の位置決め溝の位置決め基準面に圧接されて取付位置が位置決めされる。
本考案に係る研削加工に装置に用いられる研削用工具として、円盤状に形成され、周面を研削部となし、上記加工用テーブル上に載置され、上記加工用テーブルと共に移動する被加工体に直線状の溝加工を施すように構成されたものが用いられる。
また、本考案に係る研削加工装置に用いられる研削用工具として、一方の面を中心部に向かって縮径するように突出するテーパ面とし、このテーパ面を研削部となし、上記加工用テーブル上に載置され、上記加工用テーブルと共に移動する被加工体に面取り加工を施すように構成されたものが用いられる。
回転駆動軸に取り付けられる研削用工具は、中心部に形成した挿通孔を介して上記回転駆動軸に挿通され、上記回転駆動軸に設けられたフランジ部と上記回転駆動軸の先端側にネジ止めされる固定部材とにより挟持されて上記回転駆動軸と一体に回転可能に取り付けられる。
本考案に係る研削加工装置は、加工用テーブルを、移動操作機構を操作して、駆動モータによって回転駆動される研削用工具側に移動操作することにより、加工用テーブル上に第1及び第2の位置決め部材により位置決めされて載置された被加工体の研削加工が行われる。従って、加工用テーブルの移動操作により容易に被加工体に対し高精度の研削加工を行うことができる。
また、加工用テーブルが被加工体に対し研削加工を施す場合に移動操作される方向と直交する方向の位置調整が図られ、研削用工具を回転駆動する駆動モータの加工用テーブルに対する高さ位置が調整されるので、被加工体に対する加工位置を容易に制御でき、大きさや厚さを異にする被加工体に対し所望の研削加工を施すことができる。
さらに、研削用工具が取り付けられる回転駆動軸の加工用テーブルに対するあおり角の角度調整が行われることにより、被加工体に対する研削工具の研削角度を高精度に調整でき、高精度の研削加工が実現される。
さらに、被加工体を位置決めする第1及び第2の位置決め部材は、加工用テーブルに互いに直交して形成された第1及び第2の位置決め溝に嵌合されて加工用テーブル上に配置されるので、高精度な取り付けを容易に行うことができる。
そして、第1及び第2の位置決め溝に嵌合された第1及び第2の位置決め支持部材を、電磁石により、第1及び第2の位置決め溝の位置決め基準面に圧接支持するようにしているので、被加工体の加工時においても、高精度の取り付け位置の制御を行うことができ、被加工体の高精度の位置出しが実現される。
さらにまた、回転駆動軸に取り付けられる研削用工具を選択することにより、溝加工、C面加工、R面加工等を自在に選択して行うことができる。
そして、研削工具は、回転駆動軸の設けたフランジ部と回転駆動軸にネジ止めされる固定ネジより、回転駆動軸に対し固定されるので、交換作業が容易となり、各種の研削加工を迅速に行うことができる。
以下、本考案を適用した研削加工装置の実施の形態を、図面を参照して説明する。
本考案を適用した研削加工装置は、炭化タングステン粉と鉄属の金属粉であるコバルト粉の混合粉の圧粉体若しくはその予備焼結体等の超硬合金を被加工体とする研削加工に用いられる。特に、本考案に係る研削加工装置は、超硬合金の予備焼結体に用いて有用なものである。
この研削装置によって研削される予備焼結体は、炭化タングステン粉と鉄属の金属粉であるコバルト粉の混合粉をプレス成型して得られた所定形状の成型体を600℃〜1000℃の温度範囲で加熱処理し、研削等の加工を施しやすい硬さにしたものである。この予備焼結体は、多孔質状の形態を有する。
本考案に係る研削加工装置は、図1〜図4に示すように、上述したような圧粉体若しくは予備焼結体等の被加工体1に対し研削加工を施す研削工具である研削用ホイール2を回転操作するための駆動モータ3と、研削用ホイール2によって研削加工が施される被加工体1が位置決め載置される加工用テーブル4とを備える。これら駆動モータ3と加工用テーブル4とは、設置基台5上に配置されている。
そして、駆動モータ3には、図3に示すように、研削用ホイール2が着脱自在に取り付けられる回転駆動軸6が設けられている。駆動モータ3は、回転駆動軸6が水平になるようにして設置基台5上に配置される。
なお、図1及び図2は、回転駆動軸6から研削用ホイール2を外した状態を示している。また、被加工体1は、後述する図3に示すように位置決めされて加工用テーブル4上に載置される。
加工用テーブル4は、被加工体1が載置される上面側の被加工体載置面4aが水平になるようにして設置基台5上に配置されている。さらに具体的には、加工用テーブル4は、図1に示すように、設置基台5上に取り付けられた支持基盤7上に設けられた位置調整盤8上に構成された移動操作機構9を介して、研削用ホイール2の回転方向と平行な第1の方向である図1中矢印Y1方向及び矢印Y2方向に移動可能に支持されている。この移動操作機構9は、例えば、図4、図5に示すように、加工用テーブル4の下面側に、加工用テーブル4の移動方向と平行な方向に沿って設けられたラックギヤ10と、このラックギヤ10に噛合するピニオンギヤ11とを備える。ピニオンギヤ11は、位置調整盤8側に回転可能に取り付けられている。また、このピニオンギヤ11には、加工用テーブル4の側方に突出するようにして回転操作レバー12が連結されている。
そして、加工用テーブル4は、図4、図5に示すように、下面側に形成した支持フレーム13を位置調整盤8上に設けられたガイドレール14に支持させ、さらに、一方の側面に取り付けたガイド軸15を位置調整盤8側に設けた軸支持部16に挿通支持されることによって移動方向が規制され、研削用ホイール2の回転方向と平行な図2中矢印Y1方向及び矢印Y2方向に移動可能に支持されている。
上述のように支持された加工用テーブル4は、回転操作レバー12が回転操作されピニオンギヤ11が回転されることにより、このピニオンギヤ11に噛合するラックギヤ10が移動することにより図2中矢印Y1方向又は矢印Y2方向に移動操作される。
そして、加工用テーブル4の被加工体載置面4a側には、図3に示すように、加工用テーブル4に載置される被加工体1を、加工用テーブル4が移動する第1の方向と平行な図3中矢印Y1方向の位置決めを図る第1の位置決め部材18と、上記第1の方向に直交する第2の方向の図3中矢印X1方向の位置決めを図る第2の位置決め部材19とが設けられている。第1及び第2の位置決め部材18,19は、鉄などの金属部材により形成され、少なくとも被加工体1を支持する支持面18a,19aを高精度に平滑化した板状に形成されている。
第1の位置決め部材18は、駆動モータ3に近接した側の加工用テーブル4の一方の側縁に沿って形成された第1の位置決め溝20に基端部側を嵌合させて取り付けられている。第2の位置決め部材19は、加工用テーブル4の先端側に位置して第1の位置決め溝20に直交するように形成された第2の位置決め溝21に基端部側を嵌合させて取り付けられている。これら第1の位置決め溝20は、加工用テーブル4が移動する第1の方向と平行な方向に高精度に位置出しが図られて形成され、第2の位置決め溝21は、上記第1の方向に直交する第2の方向に高精度に位置出しが図られて形成されている。また、第1及び第2の位置決め溝20,21の加工用テーブル4の内方側に位置する面は、第1及び第2の位置決め部材18,19の嵌合位置規制面20a,21aとされている。そして、第1及び第2の位置決め部材18,19は、支持面18a,19aを嵌合位置規制面20a,21aに当接させて第1及び第2の位置決め溝20,21に嵌合されることにより、取付位置が高精度に位置決めされて加工用テーブル4に取り付けられる。
なお、第1及び第2の及び位置決め部材20,21は、加工用テーブル4上に設けられた電磁石22,23の電磁力を利用して第1及び第2の位置決め溝20,21に嵌合位置規制面20a,21aに押し付けられることにより、移動が規制され、一層高精度な位置決めが図られて加工用テーブル4上に取り付けられる。
そして、被加工体1は、第1及び第2の位置決め部材18,19の支持面18a,19aに直交する2面を当接させることにより高精度の位置決めが図られて加工用テーブル4上に載置される。
また、本考案に係る研削加工装置には、加工用テーブル4を駆動モータ3の回転駆動軸6と平行な方向の図2中矢印X1方向又は矢印X2方向の位置調整を行う第1の位置調整機構25が設けられている。第1の位置調整機構25は、加工用テーブル4の位置を図2中矢印X1方向又は矢印X2方向に移動調整することにより、加工用テーブル4上に載置される被加工体1と研削用ホイール2との相対位置を調整し、研削用ホイール2による被加工体1に対する加工研削位置を調整するものである。この第1の位置調整機構25は、加工用テーブル4を支持した位置調整盤8を、支持基盤7上に形成されたスライドガイド部7aを介して図2中矢印X1方向及び矢印X2方向に移動可能に支持する機構と、位置調整盤8を図2、図5中矢印X1方向又は矢印X2方向に移動調整するボールネジ機構を用いた移動調整機構26とにより構成されている。この移動調整機構26は、図5に示すように、回転ハンドル27を回転操作し、ボールネジ機構を構成するネジ軸を回転することにより位置調整盤8を図2中矢印X1方向又は矢印X2方向に移動調整し、この位置調整盤8上に支持された加工用テーブル4を、位置調整盤8とともに図2中矢印X1方向又は矢印X2方向に移動調整する。
さらに、本考案に係る研削加工装置は、図2及び図6に示すように、駆動モータ3の加工用テーブル4に対する高さ位置の調整を行う第2の位置調整機構28が設けられている。この第2の位置調整機構28は、駆動モータ3が取り付けられたモータ取付基台29を加工用テーブル4の移動方向に直交する高さ方向の図2中矢印Z1方向又は矢印Z2方向に移動させるボールネジ機構を用いた高さ調整機構30とを備える。高さ調整機構30は、モータ取付基台29を図6中矢印Z1方向及び矢印Z2方向にガイドする円筒状のガイド体31と、このガイド体31内に配設されたボールネジ機構とを備える。このボールネジ機構を構成するネジ軸は、図6に示すように、ガイド体31の上端部側に設けられた回転ハンドル32を回転操作することによって回転される。そして、駆動モータ3は、モータ取付基台29がボールネジ機構のネジ軸に連結されることにより、回転ハンドル32を介してネジ軸が回転されることにより、加工用テーブル4に対する高さ位置の調整が行われる。
さらにまた、本考案に係る研削加工装置は、駆動モータ3の設置角度を調整し、回転駆動軸6の加工用テーブル4に対するあおり角度を調整する角度調整機構35が設けられている。角度調整機構35は、駆動モータ3を加工用テーブル4の被加工体載置面4aに対し直交する方向の設置角度を調整する機構であって、図6に示すように、駆動モータ3を回転駆動軸6に対し直交する方向に回転可能に支持する支持軸36と、駆動モータ3を、支持軸36を中心にして図6中矢印R1方向又は矢印R2方向に回転操作する回転操作機構37とを備える、回転操作機構37は、駆動モータ3の一側面に設けられた斜歯ギヤ38と(図5参照)、この斜歯ギヤ38に噛合するウオームギヤ39を先端部に設けた回転操作軸40とからなる。回転操作軸40は、基端部側に設けた回転ハンドル41を回転操作して回転される。
この角度調整機構35は、回転ハンドル41を操作して回転操作軸40が回転され、ウオームギヤ39が回転すると、このウオームギヤ39によって斜歯ギヤ38(図5参照)が回転され、駆動モータ3が支持軸36を中心にして図6中矢印R1方向又は矢印R2方向に回転操作される。駆動モータ3が、図6中矢印R1方向又は矢印R2方向に回転操作されることにより、回転駆動軸6の加工用テーブル4に対するあおり角度が調整され、回転駆動軸6に取り付けられる研削用ホイール2の被加工体1に対する接触角が調整される。研削用ホイール2の被加工体1に対する接触角が調整されることにより、例えば、研削用ホイール2を被加工体1に高精度に垂直に接触させることができ、被加工体1に形成される研削溝の加工精度を向上させることができる。
ところで、本考案に係る研削加工装置は、回転駆動軸6に取り付けられる研削用ホイール2を着脱自在としている。これは、研削用ホイール2を交換可能とするものであって、研削用ホイール2を交換することによって、被加工体1に対する研削加工方法を選択し得るようにしたものである。このように、研削用ホイール2を回転駆動軸6に対し着脱自体とし、交換可能とすることによって、研削加工装置の多機能化が実現される。
ここで、本考案に係る研削加工装置は、図3に示すように、円盤状に形成され、周面を研削部2aとした研削用ホイール2が回転駆動軸6に取り付けられたときには、加工用テーブル4上に載置され、加工用テーブル4と共に移動する被加工体1に直線状の溝加工を形成する溝研削加工装置として機能する。
また、図7に示すように、一方の側面を中心部に向かって縮径する突出するテーパ面とし、このテーパ面を研削部2bとした研削用ホイール2が回転駆動軸6に取り付けられたときには、加工用テーブル4上に載置され、加工用テーブル4と共に移動する被加工体2の角部を研削する面取り加工を施す面取り加工装置として機能する。
ところで、本考案に係る研削加工装置に用いられる研削用工具である研削用ホイール2は、は、中心部に形成した挿通孔を介して回転駆動軸6に挿通され、この回転駆動軸6に設けられたフランジ部42と回転駆動軸6の先端側にネジ止めされる固定部材43とにより挟持されて回転駆動軸6と一体に回転可能に取り付けられる。
上述したように構成された本考案に係る研削加工装置により、被加工体1に対し研削加工を施すには、被加工体1の互いに直交する2面を第1及び第2の位置決め部材18,19に当接させて設置位置の位置決めを図って被加工体1を加工用テーブル4上に設置する。このとき、被加工体1は、載置用基台45を介して加工用テーブル4上に載置され、研削用ホイール2に対する高さ位置が調整される。そして、加工用テーブル4上に位置決めした被加工体1は、手指により支持される。次いで、駆動モータ3を回転駆動し、この駆動モータ3によって回転駆動される回転駆動軸6に取り付けられた研削用ホイール2を回転させ、回転操作レバー12を操作して加工用テーブル4を図3中矢印Y1方向に移動させていく。加工用テーブル4が図3中矢印Y1方向に移動されていくと、駆動モータ3によって回転駆動される研削用ホイール2により、加工用テーブル4の移動方向と平行に被加工体1に溝1aが研削されている。
また、回転駆動軸6に、図7に示すような 研削部2bをテーパ状に形成した研削用ホイール2を取り付けた場合には、被加工体1を加工用テーブル4上に位置決めして載置し、この加工用テーブル4を図7中矢印Y1方向に移動されていくと、駆動モータ3によって回転駆動される研削用ホイール2により、加工用テーブル4の移動方向と平行に被加工体1の角部に面取りを施す面取り加工が施される。
本考案に係る研削加工装置は、被加工体1が載置される加工用テーブル4が、研削用ホイール2が取り付けられる回転駆動軸6に対し進退する方向に移動調整可能とされているので、加工用テーブル4上に載置される被加工体1と研削用ホイール2との相対位置の調整が可能となり、被加工体1に形成される溝の形成位置や、被加工体1の角部に施される面取りの研削料を調整することができる。
さらに、本考案に係る研削加工装置は、研削用ホイール2を回転操作する駆動モータ3の加工用テーブル4に対する高さを調整することができることから、厚さを異にする被加工体1に対しても溝加工等の研削加工を施すことができ、しかも、その加工量を自在に選択することができる。
本考案に係る研磨加工装置の概略構成を示す斜視図である。 本考案に係る研磨加工装置の他の方向から見た概略構成を示す斜視図である。 本考案に係る研磨加工装置を構成する加工用テーブルを示す斜視図である。 加工用テーブルを移動可能に支持する移動操作機構を示す斜視図である。 加工用テーブルの位置調整を行う位置調整機構を示す斜視図である。 駆動モータの高さ位置を調整する機構を示す斜視図である。 研削用ホイールの他の例を示す斜視図である。
符号の説明
1 被加工体
2 研削用ホイール
3 駆動モータ
4 加工用テーブル
6 回転駆動軸
8 位置調整機構
9 移動操作機構
18 第1の位置決め部材
19 第2の位置決め部材
25 第1の位置調整機構
28 第2の位置調整機構
30 高さ調整機構
35 角度調整機構

Claims (7)

  1. 研削用工具が着脱自在に取り付けられる回転駆動軸を備える駆動モータと、
    上記回転駆動軸に取り付けられて回転操作される上記研削用工具によって研削加工が施される被加工体が載置される加工用テーブルと、
    上記加工用テーブルを上記研削用工具の回転方向と平行な第1の方向に移動操作可能に支持する移動操作機構と、
    上記加工用テーブル上に載置される被加工体を、上記加工用テーブルが移動する第1の方向と平行な方向及び上記第1の方向に直交する第2の方向の位置決めをそれぞれ図る第1及び第2の位置決め支持部材と、
    上記加工用テーブルの上記回転駆動軸と平行な方向の位置調整を行う第1の位置調整機構と、
    上記駆動モータの上記加工用テーブルに対する高さ位置の調整を行う第2の位置調整機構と
    を備えることを特徴とする研削加工装置。
  2. さらに、上記駆動モータの設置角度を調整し、上記回転駆動軸の上記加工用テーブルに対するあおり角度を調整する角度調整機構を備えることを特徴とする請求項1記載の研削加工装置。
  3. 上記第1及び第2の位置決め支持部材は、上記加工用テーブルに互いに直交して形成された第1及び第2の位置決め溝に嵌合されて上記加工用テーブル上に位置決め配置されていることを特徴とする請求項1記載の研削加工装置。
  4. 上記第1及び第2の位置決め支持部材は、金属により形成され、電磁石により、上記第1及び第2の位置決め溝の位置決め基準面に圧接されて取付位置が位置決めされていることを特徴とする請求項3記載の研削加工装置。
  5. 上記研削用工具は、円盤状に形成され、周面を研削部となし、上記加工用テーブル上に載置され、上記加工用テーブルと共に移動する被加工体に直線状の溝加工を施すことを特徴とする請求項1記載の研削加工装置。
  6. 上記研削用工具が、一方の面を中心部に向かって縮径する突出するテーパ面とし、このテーパ面を研削部となし、上記加工用テーブル上に載置され、上記加工用テーブルと共に移動する被加工体に面取り加工を施すことを特徴とする請求項1記載の研削加工装置。
  7. 上記研削用工具は、中心部に形成した挿通孔を介して上記回転駆動軸に挿通され、上記回転駆動軸に設けられたフランジ部と上記回転駆動軸の先端側にネジ止めされる固定部材とにより挟持されて上記回転駆動軸と一体に回転可能に取り付けられることを特徴とする請求項1記載の研削加工装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102069437A (zh) * 2009-09-16 2011-05-25 萨特隆股份公司 对尤其是眼镜镜片的光学有效表面进行精加工的设备

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