JP3145016B2 - セレクタ回路及びセレクタ装置 - Google Patents

セレクタ回路及びセレクタ装置

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JP3145016B2
JP3145016B2 JP23865995A JP23865995A JP3145016B2 JP 3145016 B2 JP3145016 B2 JP 3145016B2 JP 23865995 A JP23865995 A JP 23865995A JP 23865995 A JP23865995 A JP 23865995A JP 3145016 B2 JP3145016 B2 JP 3145016B2
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修一 松本
聡 ▲吉▼田
信介 山岡
隆士 太矢
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、可変遅
延方式のビット位相同期回路で使用される多段 のセ
レクタ回路に関する。また、この発明は、このセレクタ
回路と、その制御回路とを備えたセレクタ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、通信装置には、伝送路とのイン
タフェースをとる信号インタフェース部が設けられてい
る。この信号インタフェース部には、受信信号と基準信
号とのビット位相同期を確立するためのビット位相同期
回路が設けられている。
【0003】このビット位相同期回路としては、可変遅
延方式のビット位相同期回路が知られている。この可変
遅延方式のビット位相同期回路は、受信信号を遅延して
位相の異なるL(Lは2以上の自然数)個の信号を生成
し、このL個の信号を位相の遅れる方向あるいは進む方
向に順次1つずつ選択し、この被選択信号と基準信号と
の位相を比較することにより、ビット位相同期を確立す
るものである。
【0004】このビット位相同期回路を構成するために
は、L個の信号から1つの信号を選択するためのL:1
セレクタ回路が必要になる。このL:1セレクタ回路
は、L個の信号が入力されるL個の入力端子を有し、こ
のL個の入力端子に付与されたL個のアドレスの1つが
指定されると、このアドレスが付与された入力端子に入
力される信号を出力するようになっている。
【0005】ビット位相同期回路の場合、L:1セレク
タ回路の入力端子に付与されたアドレスを指定するため
の選択信号は、通常、アップダウンカウンタで生成され
る。これは、ビット位相同期回路の場合、上記のごと
く、L個の信号を位相が遅れる方向あるいは進む方向に
順次1つずつ選択する必要があるからである。
【0006】ところで、L:1セレクタ回路は、入力
号の数Lが少ない場合は、1つのセレクタ素子で構成す
ることができる。しかし、入力信号の数Lが多い場合、
例えば、信号の数Lが100もある場合は、1つのセレ
クタ素子で構成することは困難となる。したがって、こ
の場合は、多段構成のL:1セレクタ回路を用いる必要
がある。
【0007】この多段構成のL:1セレクタ回路は、
信号の数LがM×N(M,Nは共に2以上の自然数)
で表される場合は、例えば、N個のM:1セレクタと、
その後段に設けられた1個のN:1セレクタにより構成
することができる。
【0008】このような構成の場合、選択信号生成用の
アップダウンカウンタは、M:1セレクタとN:1セレ
クタで別々に設けられる。
【0009】また、M:1セレクタ側では、通常、1つ
のアップダウンカウンタがすべてのM:1セレクタで共
用される。これは、N個のM:1セレクタに選択信号を
供給するための信号線の数を少なくするためと、このア
ップダウンカウンタの回路規模を小さくするためであ
る。
【0010】1つのアップダウンカウンタをすべての
M:1セレクタで共用する構成の場合、すべてのM:1
セレクタで、同じアドレスが使用される。この場合、従
来は、L個の入力信号の並びに対し、M個のアドレスを
すべてのM:1セレクタで同じ方向に並べるようになっ
ていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、L個の
入力信号の並びに対し、M個のアドレスをすべてのM:
1セレクタで同じ方向に並べる構成では、その後段の
N:1セレクタにおいて、被選択信号を切り替える際
に、一時的に切替え先の信号以外の信号が出力される場
合があるという問題があった。
【0012】すなわち、上記構成においては、N:1セ
レクタにおいて、被選択信号を切り替えるとき、M:1
セレクタにおいても、被選択信号を切り替える必要があ
場合がある。これは、すべてのM:1セレクタで1つ
のアップダウンカウンタを共用しているため、N:1セ
レクタで被選択信号を切り替えるとき、切替え先のM:
1セレクタでは、切替え先の信号とは対極にある信号が
選択されているからである。
【0013】このとき、M:1セレクタの切り替えタイ
ミングがN:1セレクタの切り替えタイミングより遅れ
ると、N:1セレクタで被選択信号の切替えが行われた
とき、切替え先のM:1セレクタでは、未だ、切替え先
の信号と対極に位置する信号が選択されている。
【0014】これにより、この場合は、N:1セレクタ
で、一時的に、切替え先の信号と対極に位置する信号が
選択されてしまう。その結果、N:1セレクタの選択出
力に、いわゆるひげが発生してしまう。
【0015】この問題は、M:1セレクタの切替えタイ
ミングをN:1セレクタの切替えタイミングと同じにす
れば解決することができる。しかし、独立した2つのカ
ウンタを正確に同期させることは非常に困難である。し
たがって、従来とは異なる構成で、この問題を解決する
ことができる技術が望まれる。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1の発明は、(a)位相、振幅、情報内容などの
信号特徴が異なるL(=M×N、但し、M,Nは2以上
の自然数)個の信号の中から1個の信号を選択するセレ
クタ回路において、(b)前記L個の信号を、位相、振
幅、情報内容などの信号特徴面からの順序に従ってM個
ずつに分けることにより得られるN個の信号ブロックの
それぞれに設けられ、それぞれ対応する信号ブロックに
属するM個の信号が入力されるM個の入力端子を有し、
このM個の入力端子のそれぞれに付与されたM個のアド
レスの1つが指定されると、この指定アドレスに対応す
る入力信号を出力するN個の第1のセレクタと、(c)
このN個の第1のセレクタから出力されるN個の信号が
入力されるN個の入力端子を有し、このN個の入力端子
のそれぞれに付与されたN個のアドレスの1つが指定さ
れると、このアドレスに対応する信号を出力する第2の
セレクタと、(d) 前記N個の第1のセレクタに共通に
設けられ、前記各第1のセレクタに対し、同一の入力端
子アドレスを指定する選択信号を生成するアップダウン
カウンタとを備え、(e)1番目の前記第1のセレクタ
の1番目の入力端子から、N番目の前記第1のセレクタ
のM番目の入力端子までの全L個の入力端子には、位
相、振幅、情報内容などの信号特徴面からの順序を保っ
て異なる入力信号を入力させると共に、前記各第1のセ
レクタのM個の入力端子に付与されたアドレスの並び
は、隣り合う前記第1のセレクタ間で逆向きに設定され
ていることを特徴とする。 また、第2の発明は、(a)
位相、振幅、情報内容などの信号特徴が異なるL(=M
×N、但し、M,Nは2以上の自然数)個の信号の中か
ら1個の信号を選択するセレクタ装置において、(b)
前記L個の信号を、位相、振幅、情報内容などの信号特
徴面からの順序に従ってM個ずつに分けることにより得
られるN個の信号ブロックのそれぞれに設けられ、対応
する信号ブロックに属するM個の信号が入力されるM個
の入力端子を有し、このM個の入力端子に付与されたM
個のアドレスの1つが指定されると、この指定アドレス
に対応する入力信号を出力するN個の第1のセレクタ
と、(c)このN個の第1のセレクタから出力されるN
個の信号が入力されるN個の入力端子を有し、このN個
の入力端子のそれぞれに付与されたN個のアドレスの1
つが指定されると、このアドレスに対応する信号を出力
する第2のセレクタと、(d)前記N個の第1のセレク
タに共通に設けられ、前記各第1のセレクタに対し、同
一の入力端子アドレスを指定する第1の選択信号を生成
するアップダウンカウンタを用いた第1の選択信号生成
手段と、(e)前記第2のセレクタの入力端子アドレス
を指定する第2の選択信号を生成する第2の選択信号生
成手段と、(f)外部からの出力信号順序変更要求に応
じ、前記第1及び第2の選択信号生成手段からの前記第
1及び第2の選択信号に係る入力端子アドレスの変更起
動及び変更方向を制御する制御手段とを備え、(g)1
番目の前記第1のセレクタの1番目の入力端子から、N
番目の前記第1のセレクタのM番目の入力端子までの全
L個の入力端子には、位相、振幅、情報内容などの信号
特徴面からの順序を保って異なる入力信号を入力させる
と共に、前記各第1のセレクタのM個の入力端子に付与
されたアドレスの並びは、隣り合う前記第1のセレクタ
間で逆向きに設定され、(h)前記制御手段は、外部か
らの出力 信号順序変更要求に応じ、前記第2のセレクタ
で選択される信号を、隣り合う前記第1のセレクタの出
力信号間で切り替える際には、外部からの出力信号順序
変更要求の変更方向が同じであっても、前記第1の選択
信号生成手段からの前記第1の選択信号に係る入力端子
アドレスの変更方向をも切り替えることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の説明
は、この発明を可変遅延方式のビット位相同期回路に設
けられるL:1セレクタ回路とL:1セレクタ装置に適
用する場合を代表として説明する。したがって、まず、
この発明の実施の形態を説明する前に、可変遅延方式の
ビット位相同期回路について説明する。
【0018】[可変遅延方式のビット位相同期回路] [構成] 図2は、可変遅延方式のビット位相同期回路の構成の一
例を示すブロック図である。
【0019】図示のビット位相同期回路は、可変遅延回
路10と、同期検出回路20を有する。
【0020】ここで、可変遅延回路10は、入力信号a
を異なる遅延量で遅延することにより、位相の異なるL
個の信号b(1)〜b(L)を生成し、これらL個の信
号b(1)〜b(L)を、ビット位相同期が確立するま
で、位相の進む方向あるいは遅れる方向に、順次1つず
つを選択する機能を有する。
【0021】同期検出回路20は、可変遅延回路10の
被選択信号cのビット位相が、基準信号のビット位相に
対して、進んでいるか、遅れているか、同期しているか
を判定する機能を有する。
【0022】可変遅延回路10は、遅延回路11と、
L:1セレクタ回路12と、制御回路13を有する。
【0023】ここで、遅延回路11は、入力信号aを異
なる複数の遅延量で遅延することにより、位相の異なる
L個の信号b(1)〜b(L)を生成する機能を有す
る。これらL個の信号b(1)〜b(L)の位相は、例
えば、b(1)→b(2)→…→b(L)の順に一定量
ずつ遅れている。
【0024】L:1セレクタ回路12は、これらL個の
信号b(1)〜b(L)を1つずつ選択する機能を有す
る。
【0025】制御回路13は、同期検出回路20の判定
結果に基づいて、L個の信号b(1)〜b(L)が、位
相の進む方向あるいは遅れる方向に、順次1つずつ選択
されるように、L:1セレクタ回路12の選択動作を制
御する機能を有する。
【0026】[動作] 上記構成を有するビット位相同期回路の動作を説明す
る。
【0027】入力信号aは、遅延回路11に供給され、
異なる複数の遅延量で遅延される。これにより、位相の
異なるL個の信号b(1)〜b(L)が得られる。この
L個の信号b(1)〜b(L)は、L:1セレクタ12
に供給され、いずれか1つ選択される。
【0028】この被選択信号cは、同期検出回路20に
供給され、基準信号と位相比較される。これにより、被
選択信号cのビット位相が基準信号のビット位相に対し
て、進んでいるか、遅れているか、同期しているかが判
定される。
【0029】この判定結果は、制御回路13に供給され
る。制御回路13は、位相が進んでいるとの判定結果が
得られると、現在選択中の信号より1単位分位相が遅れ
た信号が選択されるように、L:1セレクタ回路12の
選択動作を制御する。この制御は、ビット位相が同期し
ているという判定結果が得られるまで続けられる。
【0030】これに対し、位相が遅れているとの判定結
果が得られると、現在選択中の信号より1単位分位相が
進んだ信号が選択されるように、L:1セレクタ回路1
2の選択動作を制御する。この制御は、ビット位相が同
期しているという判定結果が得られるまで続けられる。
【0031】ビット位相が同期しているとの判定結果が
得られると、制御回路13は、現在選択中の信号がその
まま選択されるように、L:1セレクタ回路12の選択
動作を制御する。
【0032】この状態で、再び、位相が進んでいるとい
う判定結果や遅れているという判定結果が得られると、
制御回路13は、再び、上述したような制御を実行す
る。これにより、被選択信号cと基準信号とのビット位
相同期状態が保持される [一実施の形態] 次に、この発明の一実施の形態について説明する。
【0033】 [構成] 図1は、この発明の一実施の形態の構成を示すブロック
図である。
【0034】まず、L:1セレクタ回路12の構成を説
明する。
【0035】図示のL:1セレクタ回路12は、N個の
M:1セレクタ31(1)〜31(N)と1個のN:1
セレクタ32を有する。
【0036】図2の遅延回路11から出力されるL個の
信号b(1)〜b(L)(b(L)はb(NM)と表す
こともできる)は、その並びに従って、M個ずつN個の
信号ブロックX(1)〜X(N)に分けられている。図
は、位相の遅れる方向(b(1)→b(2)→…→b
(L))に従って分ける場合を示している
【0037】N個のM:1セレクタ31(1)〜31
(N)はそれぞれN個の信号ブロックX(1)〜X
(N)のそれぞれに1つずつ割り当てられている。各
M:1セレクタ31(n)(n=1〜N)は、対応する
信号ブロックX(n)に含まれるM個の信号b((n−
1)M+1)〜b(nM)の中から1つの信号b((n
−1)M+m)(m=1〜M)を選択する機能を有す
る。
【0038】すなわち、各M:1セレクタ31(n)
は、対応する信号ブロックX(n)に含まれるM個の信
号b((n−1)M+1)〜b(nM)が供給されるM
個の入力端子を有する。このM個の入力端子には、それ
ぞれM個のアドレスA1〜AMが1つずつ付与されてい
る。各M:1セレクタ31(n)は、このM個のアドレ
スA1〜AMの1つのアドレスAmが指定されると、こ
のアドレスAmが付与された入力端子に入力される信号
b((n−1)M+m)を出力する。
【0039】M個のアドレスA1〜AMは、すべての
M:1セレクタ31(1)〜31(N)で、同じ値のも
のが使用されている。これは、後述するように、すべて
のM:1セレクタ31(1)〜31(N)で、選択信号
生成用のアップダウンカウンタが兼用されるからであ
る。
【0040】また、M個のアドレスA1〜AMは、L個
の信号b(1)〜b(L)の並びに対し、隣接するM:
1セレクタ間で互いに逆向きになるように設定されてい
る。例えば、先頭のM:1セレクタ31(1)において
は、M個のアドレスA1〜AMは、L個の信号b(1)
〜b(L)の並びに対し、A1→A2→…→AMの並び
で設定されている。これに対し、2番目のM:1セレク
タ31(2)においては、AM→A(M−1)→…→A
1の並びで設定されている。
【0041】N:1セレクタ32は、N個のM:1セレ
クタ31(1)〜31(N)から出力される被選択信号
d(1)〜d(N)の中からいずれか1つの信号d
(n)を選択する機能を有する。
【0042】すなわち、N:1セレクタ32は、被選択
信号d(1)〜d(N)が供給されるN個の入力端子を
有する。これらN個の入力端子には、それぞれN個のア
ドレスA1〜ANが1つずつ付与されている。N:1セ
レクタ32は、これらN個のアドレスA1〜ANの中の
いずれか1つのアドレスAnが指定されると、このアド
レスAnが付与された入力端子に入力され信号を選択
出力する次に、制御回路13の構成を説明する。
【0043】図示の制御回路13は、第1のアップダウ
ンカウンタ41と、第2のアップダウンカウンタ42
と、制御部43とを有する。
【0044】第1のアップダウンカウンタ41は、M:
1セレクタ31(1)〜31(N)のアドレスA1〜A
Mを指定するための第1の選択信号eを生成する機能を
有する。このカウンタ41は、すべてのM:1セレクタ
31(1)〜31(N)で共用されている。
【0045】第2のアップダウンカウンタ42は、N:
1セレクタ32のアドレスA1〜ANを指定するための
第2の選択信号fを生成する機能を有する。
【0046】制御部43は、同期検出回路20の判定結
果と、カウンタ4142のカウント値(選択信号e
fの値)に基づいて、カウンタ4142のカウント動
作を制御する機能を有する。
【0047】図3は、制御部43による第1のアップダ
ウンカウンタ41の制御内容を示す説明図である。
【0048】カウンタ41に対する制御(第1の制御)
は、A1<e<AMの場合の制御と、e=A1の場合の
制御と、e=AMの場合の制御に分けられる。
【0049】また、カウンタ41に対する制御(第2の
制御)は、N:1セレクタ32で選択されているM:1
セレクタ(n)のnが奇数の場合の制御と、偶数の場合
の制御に分けられる。すなわち、第1のアップダウンカ
ウンタ41は、nが奇数の場合と偶数の場合で、同期検
出回路20の判定結果が同じであっても、カウント方向
を逆向きに設定される。
【0050】第1の制御の場合分けは、第1のアップダ
ウンカウンタ41のカウント値(第1の選択信号eの
値)に基づいて行われる。第2の制御の場合分けは、第
2のアップダウンカウンタ42のカウント値(第2の選
択信号fの値)に基づいて行われる。
【0051】図3(a)は、A1<e<AMの場合の制
御を示す。この場合、制御部43は、nが奇数であれ
ば、同期検出回路20から被選択信号cのビット位相が
進んでいるとの判定結果が得られると、カウンタ41に
アップ動作を行わせ、遅れているとの判定結果が得られ
ると、ダウン動作を行わせる。
【0052】これに対し、nが偶数であれば、ビット位
相が進んでいるとの判定結果が得られると、ダウン動作
を行わせ、遅れているとの判定結果が得られると、アッ
プ動作を行わせる。
【0053】図3(b)は、e=A1の場合の制御を示
す。この場合、nが奇数であれば、ビット位相が進んで
いるとの判定結果が得られると、アップ動作を行わせ、
遅れているとの判定結果が得られると、現在の状態を保
持させる。
【0054】これに対し、nが偶数であれば、ビット位
相が進んでいるとの判定結果が得られると、現在の状態
を保持させ、遅れているとの判定結果が得られると、ア
ップ動作を行わせる。
【0055】図3(c)は、e=AMの場合の制御を示
す。この場合、nが奇数であれば、ビット位相が進んで
いるとの判定結果が得られると、現在の状態を保持さ
せ、遅れているとの判定結果が得られると、ダウン動作
を行わせる。
【0056】これに対し、nが偶数の場合は、ビット位
相が進んでいるとの判定結果が得られると、ダウン動作
を行わせ、遅れているとの判定結果が得られると、現在
の状態を保持させる図4は、制御部43による第2の
アップダウンカウンタ42の制御内容を示す説明図であ
る。
【0057】カウンタ42に対する制御も、A1<e<
AMの場合の制御と、e=A1の場合の制御と、e=A
Mの場合の制御に分けられるとともに、nが奇数の場合
の制御と、偶数の場合の制御に分けられる。
【0058】図4(a)は、A1<e<AMの場合の制
御を示す。この場合は、制御部43は、nが奇数か偶数
かに関係なく、また、同期検出回路20の判定結果に関
係なく、常に、カウンタ42に現在の状態を保持させ
る。
【0059】図4(b)は、e=A1の場合の制御を示
す。この場合、制御部43は、nが奇数であれば、ビッ
ト位相が進んでいるとの判定結果が得られると、カウン
タ42に現在の状態を保持させ、遅れているとの判定結
果が得られると、ダウン動作を行わせる。但し、遅れて
いるとの判定結果が得られた場合において、fがA1の
場合は、fをANに切り替える。
【0060】これに対し、nが偶数の場合は、ビット位
相が進んでいるとの判定結果が得られると、アップ動作
を行わせ、遅れているとの判定結果が得られると、現在
の状態を保持させる。但し、進んでいるとの判定結果が
得られた場合において、fがANの場合は、fをA1に
切り替える。
【0061】図4(c)は、e=AMの場合の制御を示
す。この場合、制御部43は、nが奇数であれば、ビッ
ト位相が進んでいるとの判定結果が得られると、アップ
動作を行わせ、遅れているとの判定結果が得られると、
現在の状態を保持させる。但し、進んでいるとの判定結
果が得られた場合において、fがANの場合は、fをA
1に切り替える。
【0062】これに対し、nが偶数の場合は、ビット位
相が進んでいるとの判定結果が得られると、現在の状態
を保持させ、遅れているとの判定結果が得られると、ダ
ウン動作を行わせる。但し、遅れているとの判定結果が
得られた場合において、fがA1の場合は、fをANに
切り替える図5は、M:1セレクタ31(n)の具体
的構成の一例を示す回路図である。
【0063】図示のM:1セレクタ31(n)は、M個
の2入力アンド回路311(1)〜311(M)と、
の後段に設けられた1個のM入力オア回路312を有す
る。
【0064】M個の2入力アンド回路311(1)〜3
11(M)は、それぞれアドレスA1〜AMに対応す
る。すなわち、各2入力アンド回路311(m)の一方
の入力端子には、信号b((n−1)M+m)が供給さ
れる。また、他方の入力端子には、アドレスAmを指定
する選択信号eが供給される。
【0065】2入力アンド回路311(1)〜311
(M)の出力信号は、M入力オア回路312に供給され
る。このオア回路312の出力は、被選択信号d(n)
として、N:1セレクタ32に供給される。
【0066】なお、詳細な説明は省略するが、N:1セ
レクタ32も、2入力アンド回路がN個設けられる点
と、オア回路として、N入力オア回路が設けられる点を
除けば、M:1セレクタ31(n)と同じように構成さ
ている。
【0067】[動作] ず、図1に示すセレクタ装置の動作を説明する。
【0068】各信号ブロックX(n)に含まれるM個の
信号b((n−1)M+1)〜b(nM)は、対応する
M:1セレクタ31(n)に供給される。各M:1セレ
クタ31(n)に供給されたM個の信号b((n−1)
M+1)〜b(nM)は、第1のアップダウンカウンタ
41から出力され第1の選択信号eに従って、いずれ
か1つ選択される。
【0069】この選択により得られたN個の被選択信号
d(1)〜d(N)は、セレクタ32に供給され、第2
のアップダウンカウンタ34から出力され第2の選択
信号fに従って、いずれか1つ選択される。
【0070】この選択により得られた被選択信号cは、
同期検出回路20に供給され、基準信号と位相比較され
る。これにより、被選択信号cのビット位相が基準信号
のビット位相より進んでいるか、遅れているか、基準信
号のビット位相と同期状態にあるかが判定される。
【0071】進んでいるとの判定結果が得られると、被
選択信号cが1単位分位相の遅れた信号に切り替えられ
る。これに対し、遅れているとの判定結果が得られる
と、被選択信号cが1単位分位相の進んだ信号に切り替
えられる。また、同期状態にあるとの判定結果が得られ
ると、被選択信号cは、現在の信号に保持される。
【0072】以下、この切替え動作を具体例を使って説
明する。
【0073】いま、第1のアップダウンカウンタ41か
ら出力される第1の選択信号eの値がA(M−1)に設
定され、第2のアップダウンカウンタ42から出力され
る第2の選択信号fの値がA1に設定されているものと
する。
【0074】この場合、N個のM:1セレクタ31
(1)〜31(N)においては、アドレスA(M−1)
が指定される。その結果、各M:1セレクタ31(n)
においては、指定アドレスA(M−1)に対応する信号
が選択される。
【0075】各M:1セレクタ31(n)からの出力
号は、M:1セレクタ31(n)のnが奇数であれば、
b(nM−1)で表され、偶数であれば、b((n−
1)M+2)で表される。その結果、例えば、M:1セ
レクタ31(1)においては、信号b(M−1)が選択
される。また、M:1セレクタ31(2)では、信号b
(M+2)が選択される。
【0076】また、N:1セレクタ32においては、ア
ドレスA1が指定されている。これにより、このN:1
セレクタ32においては、M:1セレクタ31(1)か
ら出力される被選択信号d(1)(=b(M−1))
選択される。その結果、このN:1セレクタ32から
は、信号b(M−1)が出力される。
【0077】この信号b(M−1)は、同期検出回路2
0に供給され、基準信号と位相比較される。この比較の
結果、信号b(M−1)のビット位相が基準信号のビッ
ト位相より進んでいるとの判定結果が得られると、制御
部43は、第1のアップダウンカウンタ41に対して
は、アップ動作を行わせる(図3(a)のn=奇数、位
相=進み参照)。また、第2のアップダウンカウンタ4
2に対しては、現在の状態をそのまま保持させる(図4
(a)のn=奇数、位相=進み参照)。
【0078】これにより、第1の選択信号eの値は、A
(M−1)からAMに切り替えられる。その結果、各
M:1セレクタ31(n)の指定アドレスは、A(M−
1)からAMに切り替えられる。これにより、例えば、
M:1セレクタ31(1)においては、被選択信号d
(1)が信号b(M−1)から信号b(M)に切り替え
られる。また、M:1セレクタ31(2)においては、
被選択信号d(2)が信号b(M+2)から信号b(M
+1)に切り替えられる。
【0079】これに対し、第2の選択信号fの値はA1
に保持される。これにより、N:1セレクタ32の指定
アドレスは、A1に保持される。その結果、このN:1
セレクタ32の被選択信号cは、M:1セレクタ31
(1)の被選択信号d(1)に保持される。これによ
り、このN:1セレクタ32からは、今度は、信号b
(M)が出力される。
【0080】この信号b(M)は、同期検出回路20に
供給され、基準信号と位相比較される。この比較の結
果、信号b(M)のビット位相が基準信号のビット位相
より進んでいるとの判定結果が得られると、制御部43
は、第1のアップダウンカウンタ41に対しては、現在
の状態をそのまま保持させる(図3(c)のn=奇数、
位相=進み参照)。第2のアップダウンカウンタ42に
対しては、アップ動作を行わせる(図4(c)のn=奇
数、位相=進み参照)。
【0081】これにより、第1の選択信号eの値は、A
Mに保持される。その結果、M:1セレクタ31
(1)31(2)の被選択信号d(1)d(2)
は、それぞれ信号b(M)b(M+1)に保持され
る。
【0082】これに対し、第2の選択信号fの値は、A
1からA2に切り替えられる。これにより、N:1セレ
クタ32の被選択信号cは、M:1セレクタ31(1)
の被選択信号d(1)からM:1セレクタ31(2)の
被選択信号d(2)に切り替えられる。その結果、N:
1セレクタ32の被選択信号cは、信号b(M)から信
号b(M+1)に切り替えられる。
【0083】この信号b(M+1)は、同期検出回路2
0に供給され、基準信号と位相比較される。この比較の
結果、信号b(M+1)のビット位相が基準信号のビッ
ト位相より進んでいるとの判定結果が得られると、制御
部43は、第1のアップダウンカウンタ41に対して
は、ダウン動作を行わせる(図3(c)のn=偶数、位
相=進み参照)。第2のアップダウンカウンタ42に対
しては、現在の状態をそのまま保持させる(図4(c)
のn=偶数、位相=進み参照)。
【0084】これにより、第1の選択信号eの値は、A
(M)からA(M−1)に切り替えられる。その結果、
M:1セレクタ(1)においては、被選択信号d(1)
が信号b(M)から信号b(M−1)に切り替えられ、
M:1セレクタ31(2)においては、被選択信号d
(2)が信号b(M+1)から信号b(M+2)に切り
替えられる。
【0085】これに対し、第2の選択信号fの値はA2
に保持される。これにより、N:1セレクタ32の被選
択信号cは、被選択信号d(2)に保持される。これに
より、このN:1セレクタ32からは、今度は、信号b
(M+2)が出力される。
【0086】以下、同様に、同期検出回路20からビッ
ト位相が同期しているとの判定結果が得られるまで、上
述した動作が実行される。そして、ビット位相が同期し
ているとの判定結果が得られると、カウンタ4142
の状態が現在の状態に保持される。
【0087】なお、詳細な説明は省略するが、ビット位
相が遅れているという判定結果が得られた場合も、同じ
ような動作がなされる。
【0088】以上の説明から明らかように、この実施の
形態では、N:1セレクタ32の被選択信号cを切り替
える際、M:1セレクタ31(n)においては被選択信
号d(n)を切り替える必要がない。これにより、この
実施の形態では、N:1セレクタ32の被選択信号cを
切り替えるときに、一時的に切替え先の信号以外の信号
が選択されるのを防止することができる。すなわち、被
選択信号cにひげが発生するのを防止することができ
る。
【0089】以下、このことを図面を参照しながら説明
する。
【0090】図6は、N:1セレクタ32の被選択信号
cを、M:1セレクタ31(1)の被選択信号d(1)
からM:1セレクタ31(2)の被選択信号d(2)に
切り替える場合の動作を示すタイミングチャートであ
る。すなわち、被選択信号cを信号b(M)から信号b
(M+1)に切り替える場合の動作を示すタイミングチ
ャートである。
【0091】図おいて、(a)は、M:1セレクタ3
1(1)に入力されるM個の信号b(1)〜b(2)を
示し、(b)は、M:1セレクタ31(1)の被選択信
号d(1)を示す。(c)は、M:1セレクタ31
(2)に入力されるM個の信号b(M+1)〜b(2
M)を示し、(d)は、M:1セレクタ31(2)の被
選択信号d(2)を示す。(e)(f)は、それぞれ
選択信号efを示し、(g)は、N:1セレクタ32
の被選択信号cを示す。
【0092】また、t1〜t7は、被選択信号cの切替
えタイミングとその前後のタイミングを示す。ここで、
t4は、被選択信号cの切り替えタイミングを示す。
【0093】図6(e)に示すごとく、被選択信号cの
切替え前は、第1の選択信号eの値がAMに設定されて
いる。これにより、M:1セレクタ31(1)では、信
号b(M)が選択され、M:1セレクタ31(2)で
は、信号b(M+1)が選択されている。
【0094】これは、切替え先のM:1セレクタ31
(2)では、切替えを行う前に、すでに、切替え先の信
号b(M+1)が選択されていることを意味する。これ
により、この実施の形態では、図6(d)(e)に示
すように、M:1セレクタ31(2)の被選択信号d
(2)を切り替えることなく、図6(f)(g)に示
すように、N:1セレクタ32の被選択信号cを切り替
えるだけで、被選択信号cを信号b(M)から信号b
(M+1)に切り替えることができる。
【0095】図7は、各タイミングt1〜t7における
信号e、d(1)、d(2)、f、cの変化の様子を表
にしたものである。
【0096】これに対し、従来は、図8に示すように、
すべてのM:1セレクタ31(1)Q〜31(N)Qの
アドレスA1〜AMを、信号b(1)〜b(L)の並び
に対し、同じ向きに設定しているため、制御部43Q
は、N:1セレクタ32Qの被選択信号cを切り替える
際に、M:1セレクタ31(n)の被選択信号d(n)
を切り替える必要があった。
【0097】なお、図8においては、図1との重複説明
を避けるために、図1と同じような機能を果たす部分に
は、図1の符号にアルファベットQを付して、詳細な説
明を省略する。
【0098】
【0108】図9は、従来の構成において、被選択信号
cを切り替える場合の動作を示すタイミングチャートで
ある。なお、図8には、図5と同様に、被選択信号cを
被選択信号d(1)からd(2)に切り替える場合の動
作を示す。
【0099】図9(e)に示すごとく、被選択信号cの
切替え前は、第1の選択信号eの値はAMに設定されて
いる。これにより、M:1セレクタ31(1)では、
この実施の形態と同様に、信号b(M)が選択されてい
る。
【0100】これに対し、M:1セレクタ31(2)
では、切替え先の信号b(M+1)ではなく、これとは
対極にある信号b(2M)が選択されている。したがっ
て、従来の構成においては、被選択信号cを切り替える
場合は、被選択信号d(2)も切り替える必要がある。
【0101】しかし、被選択信号d(2)の切替えタイ
ミングt5が、図9(e)(f)に示すように、被選
択信号cの切替えタイミングt4より遅れると、図9
(g)に示すように、t4からt5までの間、被選択信
号cに被選択信号b(2M)が現れる。これにより、被
選択信号cの品質が低下する。
【0102】図10は、図7と同様に、図9中の各タイ
ミングt1〜t6における信号e、d(1)、d
(2)、f、cの変化の様子を表にしたものである
に、図5に示すM:1セレクタ31(n)の具体的構成
の動作を説明する。
【0103】第1の選択信号eの値がAmに設定される
と、アドレスAmに対応するアンド回路311(m)の
みがアクティブ状態に設定される。これにより、M個の
信号b((n−1)M+1)〜b(nM)のうち、信号
b((n−1)M+m)のみがアンド回路311(m)
を介してオア回路312に供給される。その結果、信号
b((n−1)M+m)が被選択信号d(n)として出
力される [効果] 以上詳述したこの実施の形態によれば、次のような効果
が得られる。
【0104】(1)この実施の形態のL:1セレクタ回
路によれば、M:1セレクタ31(n)のアドレスA1
〜AMを、信号b(1)〜b(L)の並びに対し、隣接
するM:1セレクタ間で逆向き並ぶように設定したの
で、N:1セレクタ32の被選択信号cを切り替えると
き、M:1セレクタ31(n)の被選択信号d(n)を
切り替える必要がない。これにより、被選択信号cを切
り替えるとき、この被選択信号cに一時的に切替え先の
信号以外の現れるのを防止することができる。
【0105】(2)また、この実施の形態のL:1セレ
クタ装置によれば、N:1セレクタ32の被選択信号c
を切り替えるたびに、M:1セレクタ31(n)の被選
択信号d(n)の切替え要求(ビット位相が進んでいる
という判定結果や遅れているという判定結果)に対する
アップダウンカウンタ41のカウント方向を切り替える
ようにしたので、M:1セレクタ31(n)のアドレス
A1〜AMを隣接するセレクタ間で、互いに逆向きとな
るように設定したにもかかわらず、信号b(1)〜b
(L)をその順番に従って順次1つずつ選択することが
できる。
【0106】すなわち、図1の例では、N:1セレクタ
32によりnが奇数のM:1セレクタ回路31(n)が
選択された場合は、ビット位相が進んでいるとの判定結
果が得られると、アップダウンカウンタ41にアップ動
作を行わせ、遅れているとの判定結果が得られると、ダ
ウン動作を行わせ、nが偶数のM:1セレクタ回路31
(n)が選択された場合は、ビット位相が進んでいると
の判定結果が得られると、ダウン動作を行わせ、遅れて
いるとの判定結果が得られると、アップ動作を行わせる
ようにしたので、nが奇数のM:1セレクタ31(n)
とnが偶数のM:1セレクタ31(n)との間で、アド
レスA1〜AMを逆向きに設定しているにもかかわら
ず、信号b(1)〜b(L)をその順序に従って順次1
つずつ選択することができる。
【0107】[そのほかの実施の形態] (1)先の実施の形態では、この発明のセレクタ回路
を、ビット位相同期回路のセレクタ回路に適用する場合
を説明した。しかし、この発明のセレクタ回路は、ビッ
ト位相同期回路以外の回路のセレクタ回路にも適用する
ことができる。これは、この発明のセレクタ装置でも同
様である。
【0108】(2)また、先の実施の形態では、この発
明のセレクタ回路を、ディジタル信号を選択するセレク
タ回路に適用する場合を説明した。しかし、この発明
は、アナログ信号を選択するセレクタ回路にも適用する
ことができる。
【0109】図11は、この場合のM:1セレクタ31
(n)の具体的構成の一例を示す回路図である。
【0110】図示のM:1セレクタ31(n)は、M個
のアナログスイッチ313(1)〜313(M)を有す
る。アナログスイッチ313(1)〜313(M)は、
それぞれアドレスA1〜AMに対応する。すなわち、各
アナログスイッチ313(m)の入力端子には、信号b
((n−1)M+m)が供給される。また、制御端子に
は、アドレスAmを指定する選択信号eが供給される。
【0111】アナログスイッチ313(1)〜313
(M)の出力端子は、ワイヤードオアで接続されてい
る。この接続点は、N:1セレクタ32において、アド
レスAnが付与された入力端子に接続されている。
【0112】各アナログスイッチ313(m)は、例え
ば、CMOS(相補形MOS)スイッチにより構成され
ている。このCMOSスイッチとしては、例えば、図1
2に示すようなスイッチや図13に示すようなスイッチ
を用いることができる。
【0113】図12に示すCMOSスイッチは、Nチャ
ネルのMOSFET(絶縁ゲート形電解効果トランジス
タ)1aと、PチャネルのMOSFET2aと、インバ
ータ3aを有する。
【0114】MOSFET1a2aは並列接続され、
ソースの共通接続点には、入力端子が設定され、ソース
の共通接続点には、出力端子が設定されている。Nチャ
ネルMOSFET1aのゲートには、アドレスAmを指
定するための選択信号eが供給される。PチャネルMO
SFET2aのゲートには、アドレスAmを指定するた
めの選択信号eがインバータ3aを介して供給される。
【0115】図13に示すCMOSスイッチは、Pチャ
ネルMOSFET1b2bと、NチャネルMOSFE
T3b4bと、インバータ5bを有する。
【0116】MOSFET1b、2b、3b、4bは直
列接続されている。MOSFET1b4bのゲート
は、共通接続され、この接続点には、入力端子が設定さ
れている。MOSFET2b3bのドレインは、共通
接続され、この接続点には、出力端子が設定されてい
る。
【0117】NチャネルMOSFET3bのゲートに
は、アドレスAmを指定するための選択信号eが供給さ
れる。PチャネルMOSFET2bのゲートには、アド
レスAmを指定するための選択信号eがインバータ5b
を介して供給される。
【0118】上記構成においては、アドレスAmを指定
する選択信号eがアクティブ状態になると、アナログス
イッチ313(m)がオープン状態(アクティブ状態)
になる。これにより、信号b((n−1)M+m)がこ
のアナログスイッチ313(m)を介してN:1セレク
タ32に供給される。
【0119】なお、詳細な説明は省略するが、N:1セ
レクタ32においても、アナログスイッチがN個設けら
れる点を除けば、M:1セレクタ31(n)と同じよう
に構成される。
【0120】(3)また、先の実施の形態では、この発
明のセレクタ回路を、位相が連続的に変化するL個の信
号をその変化方向(位相が進む方向あるいは遅れる方
向)に従って、順次1つずつ選択するのに使用されるセ
レクタ回路に適用する場合を説明した。
【0121】しかし、この発明は、信号に含まれる情報
であって、位相以外の情報、例えば、振幅が連続的に変
化するL個の信号をその変化方向(振幅が増大する方向
あるいは振幅が減少する方向)に従って、順次1つずつ
選択するのに使用されるセレクタ回路にも適用すること
ができる。これは、この発明のセレクタ装置でも同様で
ある。
【0122】(4)また、先の実施の形態では、この発
明のセレクタ回路を、L個の信号をその情報が変化する
2つの方向(情報が位相である場合は、進む方向と遅れ
る方向、振幅である場合は、増大する方向と減少する方
向)に従って、順次1つずつ選択するのに使用されるセ
レクタ回路に適用する場合を説明した。
【0123】しかし、この発明は、情報が変化する2つ
の方向のうち、予め定めた1つの方向にのみ従って、L
個の信号を順次1つずつ選択するのに使用されるセレク
タ回路にも適用することができる。
【0124】これは、この発明のセレクタ装置でも同様
である。この場合、M:1セレクタのアドレス指定用の
カウンタはアップダウンカウンタである必要がある。し
かし、N:1セレクタのアドレス指定用のカウンタは、
アップカウンタあるいはダウンカウンタであればよい。
【0125】(5)また、先の実施の形態では、この発
明のセレクタ回路を、位相等の所定の情報が連続的に変
化するL個の信号を1つずつ選択するのに使用されるセ
レクタ回路に適用する場合を説明した。
【0126】しかし、この発明は、情報が連続的に変化
するか否かに関係なく、L個の信号を予め定めた順序で
1つずつ選択するのに使用されるセレクタ回路にも適用
することができる。これは、この発明のセレクタ装置で
も同様である。
【0127】(6)また、先の実施の形態では、この発
明のセレクタ回路を、L個の信号を予め定めた順序に従
って順次1つずつ選択するのに使用されるセレクタ回路
に適用する場合を説明した。
【0128】しかし、この発明は、L個の信号をランダ
ムに1つずつ選択するのに使用されるセレクタ回路にも
適用することができる。
【0129】(7)また、先の実施の形態では、この発
明のセレクタ回路を単独で用いる場合を説明した。しか
し、この発明のセレクタ回路は、図14に示すように、
複数組み合わせて用いるようにしてもよい。図14の例
では、P1P2P3の部分にこの発明を適用するこ
とができる(8)このほかにも、この発明は、その要
旨を逸脱しない範囲で、種々様々変形実施可能なことは
勿論である。
【0130】
【発明の効果】以上詳述したように第1の発明のセレク
タ回路によれば、第1のセレクタのアドレスを、L個の
信号の並びに対し、隣接する第1のセレクタ間で逆向き
となるように設定したので、第2のセレクタの被選択信
号を切り替えるとき、第1のセレクタの被選択信号を切
り替える必要をなくすことができる。これにより、第2
セレクタの被選択信号を切り替えるとき、この被選択
信号に一時的に切替え先の信号以外の信号が現れるのを
防止することができる。
【0131】また、第2のセレクタ装置によれば、第2
セレクタの被選択信号を切り替えるたびに、第1の
レクタの被選択信号の切替え要求に対する第1のセレク
タのアドレス指定方向を切り替えるようにしたので、
1のセレクタのアドレスを隣接するセレクタ間で、互い
に逆向きとなるように設定したにもかかわらず、L個の
信号をその順序に従って順次1つずつ選択するようなこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の構成を示すブロック
図である。
【図2】可変遅延方式のビット位相同期回路の構成を示
すブロック図である。
【図3】第1のアップダウンカウンタの制御内容を示す
図である。
【図4】第2のアップダウンカウンタの制御内容を示す
図である。
【図5】M:1セレクタの具体的構成の一例を示す回路
図である。
【図6】一実施の形態の被選択信号の切替え動作を示す
タイミングチャートである。
【図7】一実施の形態の被選択信号の切替え動作を示す
表図である。
【図8】従来の構成を示すブロック図である。
【図9】従来の被選択信号の切替え動作を示すタイミン
グチャートである。
【図10】従来の被選択信号の切替え動作を示す表図で
ある。
【図11】M:1セレクタの具体的構成の他の例を示す
回路図である。
【図12】図11に示すアナログスイッチの具体的構成
の一例を示す回路図である。
【図13】図11に示すアナログスイッチの具体的構成
の他の例を示す回路図である。
【図14】この発明のセレクタ回路を複数の組み合わせ
る場合の構成の一例を示す回路図である。
【符号の説明】
12…セレクタ回路 13…制御回路 31(1)〜31(N)…M:1セレクタ 32…N:1セレクタ 41…第1のアップダウンカウンタ 42…第2のアップダウンカウンタ 43…制御部 311(1)〜311(M)…2入力アンド回路 312…M入力オア回路 313(1)〜313(M)…アナログスイッチ 1a,3b,4b…NチャネルMOSFET 2a,1b,2b…PチャネルMOSFET 3a,5b…インバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太矢 隆士 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−268197(JP,A) 特開 昭63−105512(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 7/02 H03K 5/00 H03K 17/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位相、振幅、情報内容などの信号特徴が
    異なるL(=M×N、但し、M,Nは2以上の自然数)
    個の信号の中から1個の信号を選択するセレクタ回路に
    おいて、 前記L個の信号を、位相、振幅、情報内容などの信号特
    徴面からの順序に従ってM個ずつ分けることにより得
    られるN個の信号ブロックのそれぞれに設けられ、それ
    ぞれ対応する信号ブロックに属するM個の信号が入力さ
    れるM個の入力端子を有し、このM個の入力端子のそれ
    ぞれに付与されたM個のアドレスの1つが指定される
    と、この指定アドレスに対応する入力信号を出力するN
    個の第1のセレクタと、 このN個の第1のセレクタから出力されるN個の信号が
    入力されるN個の入力端子を有し、このN個の入力端子
    のそれぞれに付与されたN個のアドレスの1つが指定さ
    れると、このアドレスに対応する信号を出力する第2の
    セレクタと 前記N個の第1のセレクタに共通に設けられ、前記各第
    1のセレクタに対し、同一の入力端子アドレスを指定す
    る選択信号を生成するアップダウンカウンタとを備え、 1番目の前記第1のセレクタの1番目の入力端子から、
    N番目の前記第1のセレクタのM番目の入力端子までの
    全L個の入力端子には、位相、振幅、情報内容などの信
    号特徴面からの順序を保って異なる入力信号を入力させ
    ると共に、 前記各第1のセレクタのM個の入力端子に付与されたア
    ドレスの並びは、隣り合う前記第1のセレクタ間で逆向
    きに設定されている ことを特徴とするセレクタ回路。
  2. 【請求項2】 位相、振幅、情報内容などの信号特徴が
    異なるL(=M×N、但し、M,Nは2以上の自然数)
    個の信号の中から1個の信号を選択するセレクタ装置に
    おいて、 前記L個の信号を、位相、振幅、情報内容などの信号特
    徴面からの順序に従ってM個ずつ分けることにより得
    られるN個の信号ブロックのそれぞれに設けられ、対応
    する信号ブロックに属するM個の信号が入力されるM個
    の入力端子を有し、このM個の入力端子に付与されたM
    個のアドレスの1つが指定されると、この指定アドレス
    に対応する入力信号を出力するN個の第1のセレクタ
    と、 このN個の第1のセレクタから出力されるN個の信号が
    入力されるN個の入力端子を有し、このN個の入力端子
    のそれぞれに付与されたN個のアドレスの1つが指定さ
    れると、このアドレスに対応する信号を出力する第2の
    セレクタと、前記N個の第1のセレクタに共通に設けられ、前記各第
    1のセレクタに対し、同一の入力端子アドレスを指定す
    る第1の選択信号を生成するアップダウンカウンタを用
    いた 第1の選択信号生成手段と、 前記第2のセレクタの入力端子アドレスを指定する第2
    の選択信号を生成する第2の選択信号生成手段と、外部からの出力信号順序変更要求に応じ、前記第1及び
    第2の選択信号生成手段からの前記第1及び第2の選択
    信号に係る入力端子アドレスの変更起動及び変更方向を
    制御する 制御手段とを備え、1番目の前記第1のセレクタの1番目の入力端子から、
    N番目の前記第1のセレクタのM番目の入力端子までの
    全L個の入力端子には、位相、振幅、情報内容などの信
    号特徴面からの順序を保って異なる入力信号を入力させ
    ると共に、前記各第1のセレクタのM個の入力端子に付
    与されたアドレスの並びは、隣り合う前記第1のセレク
    タ間で逆向きに設定され、 前記制御手段は、外部からの出力信号順序変更要求に応
    じ、前記第2のセレクタで選択される信号を、隣り合う
    前記第1のセレクタの出力信号間で切り替える際には、
    外部からの出力信号順序変更要求の変更方向が同じであ
    っても、前記第1の選択信号生成手段からの前記第1の
    選択信号に係る入力端子アドレスの変更方向をも切り替
    える ことを特徴とするセレクタ装置。
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