JP3144875B2 - 空気調和機の通信装置 - Google Patents

空気調和機の通信装置

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JP3144875B2
JP3144875B2 JP04674092A JP4674092A JP3144875B2 JP 3144875 B2 JP3144875 B2 JP 3144875B2 JP 04674092 A JP04674092 A JP 04674092A JP 4674092 A JP4674092 A JP 4674092A JP 3144875 B2 JP3144875 B2 JP 3144875B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は伝送線を媒体としてデー
タ伝送を行う空気調和機の通信装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、データ伝送技術を使用し複数台の
機器を制御する空気調和機の開発が進められている(例
えば特開昭62−196928号公報)。
【0003】以下、図面を参照しながら従来の空気調和
機の通信装置の一例について説明する。
【0004】図4は従来の空気調和機の通信装置の構成
を示すものである。図4において、1はデータ伝送を行
う伝送線、2は空気調和機、3は空気調和機2を制御し
監視する監視装置、そして空気調和機2及び監視装置3
はそれぞれ伝送線1上のデータの送受信を行う送受信回
路4A,4Bを有しており、さらに監視装置3は伝送線
1から受電し電源を得る受電装置5を有している。また
6は伝送線1に直流を給電する給電装置、7は負荷抵抗
ユニットであり、内部には送受信回路4A,4Bが送信
するときに負荷となる抵抗8と、伝送線1に給電された
直流を遮断するコンデンサ9を有している。
【0005】以上のように構成された空気調和機の通信
装置について、以下その動作について説明する。
【0006】まず監視装置3は給電装置6から伝送線1
に給電された直流を受電装置5で受電し電源を得る。そ
して送受信回路4Bを用いて空気調和機2を制御するた
めのデータを伝送線1上に送信する。送信されたデータ
は送受信回路4Aで解読され、空気調和機2は解読され
たデータに応じて機器の制御を行う。また空気調和機2
は送受信回路4Aを用いて運転状態を表すデータを伝送
線1上に送信する。監視装置3は送信されたデータを送
受信回路4Bで解読することにより空気調和機2を監視
する。
【0007】また、負荷抵抗ユニット7を接続すること
によって送受信回路4A,4Bが送信するときに抵抗8
が負荷となり、伝送データの波形歪を抑える。このとき
コンデンサ9は直流を遮断し信号成分だけを抵抗8に流
す働きをしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、伝送線1への空気調和機2及び監視装置
3の接続工事とは別に負荷抵抗ユニット7及び給電装置
6の接続工事を行わなければならないうえ、給電容量を
増加させる度に給電装置6を追加接続しなければなら
ず、工事ミスによる機器の誤動作の可能性があり、給電
装置6及び負荷抵抗ユニット7の設置スペースも確保し
なければならないという欠点を有していた。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、空気調和機設置時に接続工事を伴うこと無く負荷抵
抗ユニットと給電装置を伝送線上に接続し、接続工事の
簡易化及び工事期間の短縮化を図ると共に、給電装置及
び負荷抵抗ユニットの設置スペースを不要として省スペ
ース化を図ることができ、その上伝送線から受電する機
器の受電容量の合計が給電容量を越えた場合には給電容
量を増加させることができ、さらに給電容量を増加した
場合にも特定アドレスに設定された機器のみ負荷抵抗ユ
ニットが伝送線に接続され、負荷となる抵抗の複数接続
による機器の誤動作を防止することのできる空気調和機
の通信装置を提供することを目的とする。
【0010】また、上記従来の構成では、伝送データの
波形歪が一つの負荷抵抗ユニット7で抑えきれなかった
場合には等価的に負荷となる抵抗8の値を変化させるた
めに伝送線1に負荷抵抗ユニット7を追加接続しなけれ
ばならず、工事上、高度な技術を要求されるばかりか、
工事ミスによる機器の誤動作の可能性があり、負荷抵抗
ユニット7の設置スペースも確保しなければならないと
いう欠点を有していた。
【0011】本発明のさらに他の目的は複数台の給電装
置が伝送線に接続されており、伝送データの波形歪が一
つの負荷抵抗ユニットで十分に抑えられなかった場合に
は、空気調和機設置時に接続工事を伴うこと無く伝送デ
ータの波形歪に対応でき、接続工事の簡易化及び工事期
間の短縮化を図ると共に、給電装置及び負荷抵抗ユニッ
トの設置スペースを不要として省スペース化の図ること
のできる空気調和機の通信装置を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の空気調和機の通信装置は、データ伝送を行う
1対の伝送線に直流を給電する給電装置と、送信回路の
負荷となる抵抗と前記伝送線に給電された直流を遮断す
るコンデンサとが直列に接続された負荷抵抗ユニット
と、前記給電装置に直列に接続された逆流阻止ダイオー
ドと、前記給電装置と前記負荷抵抗ユニットとを前記伝
送線に並列に同時に接続する第一の強制接続スイッチ
と、前記伝送線に接続される機器のアドレスを決定する
ためのアドレス設定スイッチと、前記アドレス設定スイ
ッチが特定のアドレスに設定されると接続信号を発生す
る接続信号発生手段と、前記接続信号が入力されると前
記伝送線に並列に前記負荷抵抗ユニットを接続する第一
のスイッチング回路とから構成されている。
【0013】また、前記第一の強制接続スイッチと並列
に接続される前記接続信号が入力されると前記給電装置
と前記負荷抵抗ユニットとを前記伝送線に並列に同時に
接続する第二のスイッチング回路を備えた構成となって
いる。
【0014】また、さらに、前記第一のスイッチング回
路と並列に接続される第二の強制接続スイッチとから構
成されている。
【0015】
【作用】本発明は上記構成によって、複数台の空気調和
機を伝送線に接続するときに、機器設置者が空気調和機
の第一の強制接続スイッチを投入するだけで伝送線に給
電装置が接続され、またその空気調和機のアドレス設定
スイッチで特定アドレスを設定するだけで接続信号発生
手段から出された接続信号を入力した第一のスイッチン
グ回路により自動的に伝送線に負荷抵抗ユニットが接続
されるので、接続工事の簡易化及び工事期間の短縮化を
図ると共に、省スペース化を図ることができ、さらに給
電容量が不足しているときは、他の空気調和機の第一の
強制接続スイッチを投入することで負荷抵抗ユニットが
複数台接続されたために伝送データの波形に影響をおよ
ぼし機器が誤動作することを防ぎ、逆流阻止ダイオード
により給電装置の保護を図りながら、給電容量を増加す
ることができる。
【0016】また、複数台の空気調和機を伝送線に接続
するときに、機器設置者が空気調和機のアドレス設定ス
イッチで特定アドレスを設定するだけで接続信号発生手
段から出された接続信号を入力した第一のスイッチング
回路により自動的に伝送線に負荷抵抗ユニットが接続さ
れ、同じく接続信号を入力した第二のスイッチング回路
により自動的に伝送線に給電装置が接続されるので、接
続工事の簡易化及び工事期間の短縮化を図ると共に、省
スペース化を図ることができ、さらに給電容量が不足し
ているときは、他の空気調和機の第一の強制接続スイッ
チを投入することで負荷抵抗ユニットが複数台接続され
たために伝送データの波形に影響をおよぼし機器が誤動
作することを防ぎ、逆流阻止ダイオードにより給電装置
の保護を図りながら、給電容量を増加することができ
る。
【0017】また、さらに、複数台の空気調和機を伝送
線に接続し、給電装置を複数台接続して給電容量を増加
させているときに、伝送データの波形歪が一台の負荷抵
抗ユニットでは抑えられないような場合には、機器設置
者が特定アドレスに設定されていない第一の強制接続ス
イッチの投入されている空気調和機の第二の強制接続ス
イッチを設定して複数の負荷抵抗ユニットを並列に接続
することで、接続工事の簡易化及び工事期間の短縮化を
図ると共に、省スペース化を図りながら、等価的に負荷
となる抵抗の値を変化させ適切な抵抗の値を設定するこ
とができる。
【0018】
【実施例】以下本発明の第1の実施例について、図面を
参照しながら説明する。なお、従来と同一構成について
は、同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0019】図1は本発明の第1の実施例における空気
調和機の通信装置の構成を示すものである。図1におい
て、2A,2Bは空気調和機本体、4A,4B,4Cは
送受信回路、6A,6Bは給電装置、7A,7Bは負荷
抵抗ユニット、8A,8Bは送受信回路4A,4Cが送
信するときに負荷となる抵抗、9A,9Bは伝送線1に
給電された直流を遮断するコンデンサ、10A,10B
は電源、11A,11Bは保護抵抗、12A,12Bは
プルダウン抵抗群、13A,13Bはグランド、14
A,14Bは空気調和機本体2A,2Bのアドレスを設
定するアドレス設定スイッチ、15A,15BはNOR
回路、16A,16Bはアナログスイッチ、17A,1
7Bは給電装置が複数台伝送線1に接続された場合に給
電装置を保護するための逆流阻止ダイオード、18A,
18Bは強制接続スイッチ、である。
【0020】以上のように構成された空気調和機の通信
装置について、以下その動作について説明する。
【0021】機器設置者が設置時に空気調和機本体2A
の強制接続スイッチ18Aを投入することにより、給電
装置6Aが伝送線1に並列に接続され、伝送線1に直流
が給電される。さらに、機器設置者が設置時に空気調和
機本体2Aのアドレスを”0”に設定すると、アドレス
設定スイッチ14Aは全てオープンとなるのでNOR回
路15Aへの入力信号は全て”L”となりNOR回路1
5Aの出力信号は”H”となる。そのためアナログスイ
ッチ16Aは導通し負荷抵抗ユニット7Aは伝送線1に
並列に接続される。
【0022】また、監視装置3の増設等により伝送線1
から受電する機器の受電容量の合計が給電装置6Aの給
電容量を越えた場合は、空気調和機2Bの強制接続スイ
ッチ18Bを接続することにより給電容量を増加するこ
とができる。さらに、空気調和機本体2Bのアドレス
を”0”以外に設定、例えば”1”に設定するとNOR
回路15Bへの入力信号は”LLLH”となりNOR回
路15Bの出力信号は”L”となる。そのためアナログ
スイッチ16Bは導通せず負荷抵抗ユニット7Bは伝送
線1に接続されない。
【0023】以上のように本実施例によれば、特別な接
続工事を伴うこと無く強制接続スイッチ18A,18B
を投入するだけで伝送線1に給電することができる。さ
らに、アドレス設定スイッチ14A,14Bのうち特定
のアドレスに設定された機器のみNOR回路15A,1
5Bの出力によりアナログスイッチ16A,16Bが導
通し、負荷抵抗ユニット7A,7Bが自動的に伝送線1
に接続され、給電容量を増加させた場合に誤って負荷抵
抗ユニットを複数台接続してしまうことによる伝送デー
タへの思わぬ影響を防ぐことができる。
【0024】次に、本発明の第2の実施例について、図
面を参照しながら説明する。なお、従来と同一構成につ
いては、同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0025】図2は本発明の第2の実施例における空気
調和機の通信装置の構成を示すものである。図2におい
て、2A,2Bは空気調和機本体、4A,4B,4Cは
送受信回路、6A,6Bは給電装置、7A,7Bは負荷
抵抗ユニット、8A,8Bは送受信回路4A,4Cが送
信するときに負荷となる抵抗、9A,9Bは伝送線1に
給電された直流を遮断するコンデンサ、10A,10B
は電源、11A,11Bは保護抵抗、12A,12Bは
プルダウン抵抗群、13A,13Bはグランド、14
A,14Bは空気調和機本体2A,2Bのアドレスを設
定するアドレス設定スイッチ、15A,15BはNOR
回路、16A,16Bは第一のアナログスイッチ、17
A,17Bは給電装置が複数台伝送線1に接続された場
合に給電装置を保護するための逆流阻止ダイオード、1
8A,18Bは強制接続スイッチ、19A,19Bは第
二のアナログスイッチである。
【0026】以上のように構成された空気調和機の通信
装置について、以下その動作について説明する。
【0027】機器設置者が設置時に空気調和機本体2A
のアドレスを”0”に設定するとアドレス設定スイッチ
14Aは全てオープンとなるのでNOR回路15Aへの
入力信号は全て”L”となりNOR回路15Aの出力信
号は”H”となる。そのため第一のアナログスイッチ1
6A、及び第二のアナログスイッチ19Aは共に導通
し、負荷抵抗ユニット7A、及び給電装置6Aは伝送線
1に並列に接続される。
【0028】また、空気調和機2Bのアドレスを”0”
以外に設定、例えば”1”に設定するとNOR回路15
Bへの入力信号は”LLLH”となりNOR回路15B
の出力信号は”L”となる。そのため第一のアナログス
イッチ16B、及び第二のアナログスイッチ19Bは共
に導通せず、負荷抵抗ユニット7B及び給電装置6Bは
伝送線1に接続されない。
【0029】しかし、監視装置3の増設等により伝送線
1から受電する機器の受電容量の合計が給電装置6Aの
給電容量を越えた場合は、強制接続スイッチ18Bを投
入することで給電装置6Bは伝送線1に並列に接続さ
れ、給電容量を増加することができる。
【0030】以上のように本実施例によれば、特別な接
続工事を伴うこと無く、アドレス設定スイッチ14A,
14Bのうち特定のアドレスに設定された空気調和機の
みNOR回路15A,15Bの出力により第一のアナロ
グスイッチ16A,16B及び第二のアナログスイッチ
19A,19Bが導通し、負荷抵抗ユニット7A,7B
及び給電装置6A,6Bが自動的に伝送線1に接続さ
れ、また、アドレス設定スイッチ14A,14Bを特定
のアドレス以外に設定しても強制接続スイッチ18A,
18Bにより給電装置6A,6Bが接続されるので、給
電容量を増加させることができ、また、給電容量を増加
させた場合に誤って負荷抵抗ユニットを複数台接続して
しまうことによる伝送データへの思わぬ影響を防ぐこと
ができる。
【0031】次に、本発明の第3の実施例について、図
面を参照しながら説明する。なお、従来と同一構成につ
いては、同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0032】図3は本発明の第3の実施例における空気
調和機の通信装置の構成を示すものである。図3におい
て、2A,2Bは空気調和機本体、4A,4B,4Cは
送受信回路、6A,6Bは給電装置、7A,7Bは負荷
抵抗ユニット、8A,8Bは送受信回路4A,4Cが送
信するときに負荷となる抵抗、9A,9Bは伝送線1に
給電された直流を遮断するコンデンサ、10A,10B
は電源、11A,11Bは保護抵抗、12A,12Bは
プルダウン抵抗群、13A,13Bはグランド、14
A,14Bは空気調和機本体2A,2Bのアドレスを設
定するアドレス設定スイッチ、15A,15BはNOR
回路、16A,16Bはアナログスイッチ、17A,1
7Bは給電装置が複数台伝送線1に接続された場合に給
電装置を保護するための逆流阻止ダイオード、18A,
18Bは第一の強制接続スイッチ、20A,20Bは第
二の強制接続スイッチである。
【0033】機器設置者が設置時に空気調和機本体2A
の強制接続スイッチ18Aを投入することにより、給電
装置6Aが伝送線1に並列に接続され、伝送線1に直流
が給電される。さらに、機器設置者が設置時に空気調和
機本体2Aのアドレスを”0”に設定するとアドレス設
定スイッチ14Aは全てオープンとなるのでNOR回路
15Aへの入力信号は全て”L”となりNOR回路15
Aの出力信号は”H”となる。そのためアナログスイッ
チ16Aは導通し負荷抵抗ユニット7Aは伝送線1に並
列に接続される。
【0034】また、監視装置3の増設等により伝送線1
から受電する機器の受電容量の合計が給電装置6Aの給
電容量を越えた場合は、空気調和機2Bの強制接続スイ
ッチ18Bを接続することにより給電容量を増加するこ
とができる。さらに、空気調和機本体2Bのアドレス
を”0”以外に設定、例えば”1”に設定するとNOR
回路15Bへの入力信号は”LLLH”となりNOR回
路15Bの出力信号は”L”となる。そのためアナログ
スイッチ16Bは導通せず負荷抵抗ユニット7Bは伝送
線1に接続されない。しかし、第二の強制接続スイッチ
20Bを投入することにより負荷抵抗ユニット7Bが伝
送線1に並列に接続され、伝送線1には負荷となる抵抗
8Aと8Bとが並列に接続されたことになり、伝送線1
の負荷となる抵抗は等価的に(抵抗8A×抵抗8B)/
(抵抗8A+抵抗8B)と可変できる。
【0035】以上のように本実施例によれば、特別な接
続工事を伴うこと無く第一の強制接続スイッチ18A,
18Bを投入するだけで伝送線1に給電することができ
る。さらに、アドレス設定スイッチ14A,14Bのう
ち特定のアドレスに設定された機器のみNOR回路15
A,15Bの出力によりアナログスイッチ16A,16
Bが導通し、負荷抵抗ユニット7A,7Bが自動的に伝
送線1に接続され、また、アドレス設定スイッチ14
A,14Bが特定のアドレス以外の設定となっていて
も、第二の強制接続スイッチ20A,20Bにより負荷
抵抗ユニット7A,7Bが接続されるので、負荷抵抗ユ
ニットが1台だけでは伝送データの波形の歪を十分に抑
えきれないときに、等価的に負荷となる抵抗の値を変化
させて、適切な値を設定することができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明は、伝送線に直流を
給電する給電装置と、送信回路の負荷となる抵抗と前記
伝送線に給電された直流を遮断するコンデンサとが直列
に接続された負荷抵抗ユニットと、前記給電装置に直列
に接続された逆流阻止ダイオードと、前記給電装置と前
記負荷抵抗ユニットとを前記伝送線に並列に同時に接続
する第一の強制接続スイッチと、前記伝送線に接続され
る機器のアドレスを決定するためのアドレス設定スイッ
チと、前記アドレス設定スイッチが特定のアドレスに設
定されると接続信号を発生する接続信号発生手段と、前
記接続信号が入力されると前記伝送線に並列に前記負荷
抵抗ユニットを接続する第一のスイッチング回路とを設
けることにより、複数台の空気調和機を伝送線に接続す
るときに、機器設置者が空気調和機の第一の強制接続ス
イッチを投入するだけで伝送線に給電装置が接続され、
またその空気調和機のアドレス設定スイッチであらかじ
め設定されたアドレスを設定するだけで自動的に伝送線
に負荷抵抗ユニットが接続されるので、接続工事の簡易
化及び工事期間の短縮化を図ると共に、省スペース化を
図ることができ、さらに給電容量が不足しているとき
は、他の空気調和機の第一の強制接続スイッチを投入す
ることで負荷抵抗ユニットが複数台接続されたために伝
送データの波形に影響をおよぼし機器が誤動作すること
を防ぎ、逆流阻止ダイオードにより給電装置の保護を図
りながら、給電容量を増加することができる。
【0037】また、前記第一の強制接続スイッチと並列
に接続される前記接続信号が入力されると前記給電装置
と前記負荷抵抗ユニットとを前記伝送線に並列に同時に
接続する第二のスイッチング回路を設けることにより、
複数台の空気調和機を伝送線に接続するときに、機器設
置者が空気調和機のアドレス設定スイッチであらかじめ
設定されたアドレスを設定するだけで自動的に伝送線に
負荷抵抗ユニットと給電装置が接続されるので、接続工
事の簡易化及び工事期間の短縮化を図ると共に、省スペ
ース化を図ることができ、さらに給電容量が不足してい
るときは、特定のアドレス以外に設定されている空気調
和機の第一の強制接続スイッチを投入することで負荷抵
抗ユニットが複数台接続されたために伝送データの波形
に影響をおよぼし機器が誤動作することを防ぎ、逆流阻
止ダイオードにより給電装置の保護を図りながら、給電
容量を増加することができる。
【0038】また、さらに、前記第一のスイッチング回
路と並列に接続される第二の強制接続スイッチを設ける
ことにより、複数台の空気調和機を伝送線に接続し、給
電装置を複数台接続して給電容量を増加させているとき
に、伝送データの波形歪が一台の負荷抵抗ユニットでは
抑えられないような場合には、機器設置者が特定アドレ
スに設定されていない第一の強制接続スイッチの投入さ
れている空気調和機の第二の強制接続スイッチを設定し
て複数の負荷抵抗ユニットを並列に接続することで、接
続工事の簡易化及び工事期間の短縮化を図ると共に、省
スペース化を図りながら、等価的に負荷となる抵抗の値
を変化させ適切な抵抗の値を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の通信装置の第1の実
施例のブロック図
【図2】本発明による空気調和機の通信装置の第2の実
施例のブロック図
【図3】本発明による空気調和機の通信装置の第3の実
施例のブロック図
【図4】従来の空気調和機の通信装置のブロック図
【符号の説明】
1 伝送線 6A,6B 給電装置 7A,7B 負荷抵抗ユニット 8A,8B 抵抗 9A,9B コンデンサ 14A,14B アドレス設定用スイッチ 15A,15B 接続信号発生手段 16A,16B 第一のスイッチング回路 17A,17B 逆流阻止ダイオード 18A,18B 第一の強制接続スイッチ 19A,19B 第二のスイッチング回路 20A,20B 第二の強制接続スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−274989(JP,A) 特開 平3−26095(JP,A) 特開 昭56−19255(JP,A) 特開 平4−187932(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 - 9/16 F24H 11/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ伝送を行う1対の伝送線に直流を
    給電する給電装置と、送信回路の負荷となる抵抗と前記
    伝送線に給電された直流を遮断するコンデンサとが直列
    に接続された負荷抵抗ユニットと、前記給電装置に直列
    に接続された逆流阻止ダイオードと、前記給電装置と前
    記負荷抵抗ユニットとを前記伝送線に並列に同時に接続
    する第一の強制接続スイッチと、前記伝送線に接続され
    る機器のアドレスを決定するためのアドレス設定スイッ
    チと、前記アドレス設定スイッチが特定のアドレスに設
    定されると接続信号を発生する接続信号発生手段と、前
    記接続信号が入力されると前記伝送線に並列に前記負荷
    抵抗ユニットを接続する第一のスイッチング回路とを備
    えた空気調和機の通信装置。
  2. 【請求項2】 第一の強制接続スイッチと並列に接続さ
    れる前記接続信号が入力されると前記給電装置と前記負
    荷抵抗ユニットとを前記伝送線に並列に同時に接続する
    第二のスイッチング回路を備えた請求項1の空気調和機
    の通信装置。
  3. 【請求項3】 第一のスイッチング回路と並列に接続さ
    れる第二の強制接続スイッチを備えた請求項1の空気調
    和機の通信装置。
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