JP3144625U - 手指運動具 - Google Patents

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三芳 松本
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株式会社カネキチ
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Abstract

【課題】加工が容易で飽きにくい手指運動具を提供する。
【解決手段】手指運動具10は、立方体形状をして各面が交差する角部にアールが形成されるとともに6つの各面の中心から偏った位置に円柱状孔が途中までの深さでそれぞれ穿設されたブロック11と、円柱状孔に一部が挿入可能な円柱形をした6本のピン13との組み合わせからなる。この手指運動具10を用いれば、使用者はブロック11を片方の掌内に持ち、このブロック11を握った状態でブロック11を持っている同じ手の親指と人差指でピン13を1本取り、残る他の指を使ってブロック11を動かしながらそのピン13を任意の円柱状孔に挿入すれば、多少の困難さを伴って努力しながら、ゲーム感覚を持って複数の手指を同時に異なった動きをさせる複雑な手指の運動をすることができ、これにより楽しみながら脳を活性化させることができる。
【選択図】図2

Description

本考案は、高齢者等を対象として手の指の運動をすることで脳を活性化させる手指運動具に関する。
従来、高齢者等が手の指の運動をする器具が種々考案され、実用化されており、例えば特許文献1及び2に記載されている。特許文献1の手指健康器具は、略球形状の一対の握り部材が円柱形状の間隔子により所定間隔を空けて相互に回転可能に連結され、これら握り部材に複数の円柱形状の押し圧部材が圧入固定されて、突起部が形成されている。この手指健康器具では、一方の握り部材を片方の手で保持した状態で他方の握り部材をもう片方の手で握って回転させるときに、複数の押し圧部材が指や掌のつぼを刺激する効果が得られる。
特許文献2の木製健康器具は、直方体形状をして各面の角部にアールを形成した複数の木製ブロックからなり、これらの木製ブロックを掌内で回転させたり、互いに移動させたりして、手指の運動を行うものである。
特開平10−137320号公報 特開2004−242723号公報
上記の特許文献1の手指健康器具は、手指の運動を積極的にするものでなく複数の押し圧部により指や掌のつぼを刺激するものであるために、手指の運動によって脳を充分に活性化させることができなかった。また、この手指健康器具の握り部材を木製部材で生産したときには、球形状に加工するのに手間がかかる問題があった。
また、上記の特許文献2の木製健康器具は、直方体形状をして各面の角部にアールを形成した複数の木製ブロックであるので、加工するのにあまり手間がかからないが、複数の木製ブロックを掌内で回転または互いに移動させて手指の運動を行うものであるので、操作が簡単すぎて達成感に乏しく、娯楽性を欠いて手指の運動をしていても飽きやすい問題があった。本考案は、これらの各問題を解決することを目的とする。
この考案による手指運動具は、立方体形状または直方体形状をして各面が交差する角部にアールが形成されるともに各面の中心から偏よった位置に円柱状孔が途中までの深さで穿設されたブロックと、円柱状孔に一部が挿入可能な円柱形をした複数本のピンとの組み合わせからなる。
この考案による手指運動具を用いた手指の運動の一例として、使用者はブロックを片方の掌内に持ち、このブロックを握った状態でブロックを持っている同じ手の指を使ってピンを1本取り、残る他の指を使って掌の中でブロックを動かしながらそのピンを任意の円柱状孔に挿入するようにすれば、多少の困難さを伴って努力をしながら、ゲーム感覚を持って複数の手指を同時に異なった動きをさせる複雑な手指の運動をさせることができ、これにより楽しみながら脳を活性化させることができる。また、ブロックの各円柱状孔は、各面の中心から偏った位置に形成されているので、全部の円柱状孔を中心に形成したものと比べてピンを挿入させにくくなって、飽きにくくなる。また、本考案のブロックは、各面が交差する角部にアールが形成されているので、ブロックを掌内で回転させたり動かしたりしても角部が刺さって痛くなることがない。
以下、本考案の一実施形態を図面を用いて説明する。図1及び図2は、本考案に係る手指運動具の一実施形態を示しており、この手指運動具10は、図1に示すように、一つのブロック11と、6本のピン13,13・・・とから構成されている。
図1に示すように、この実施形態のブロック11は、人の片方の掌内に保持できる大きさの立方体形状の木製ブロックであり、一例としては、一辺の長さが36mmとなっている。考案者の試作によると、一辺の長さは25mm〜40mmの範囲が適当であった。ブロック11は、各面が交差する角部にアールが形成されており、この角部のアールにより掌内で動かしても痛くならない。ブロック11の6つの各面には、中心から偏った位置に各面に対して垂直に延びる円柱状孔12がそれぞれ穿設されており、本実施形態の各円柱状孔12は直径8mmで深さ15mmとなっている。なお、6個の円柱状孔12のうち1〜2個は、その面の中心から偏っていなくてもよい。
図1に示すように、各ピン13は、円柱形の木製ピンであり、本実施形態の各ピン13は、直径8mmで長さ40mmの大きさとなっている。各ピン13の軸線方向の両端には、各円柱状孔12に挿入しやすいように面取りがされている。図2に示すように、各ピン13は、各円柱状孔12の深さより長い長さとなっているので、その一部を抓んだ状態で各円柱状孔12に挿入可能となっている。また、ピン13の太さは、円柱状孔12にきつ過ぎずゆる過ぎず滑らかに入る程度に、円柱状孔12の直径よりごく僅かに細い寸法となっている。
以上のように構成した手指運動具10を用いた手指の運動方法の一例を説明する。先ず、ブロック11を片方の掌内に持ち、このブロック11を握った状態でブロック11を持っている同じ手の親指と人差指でピン13を1本摘み取り、残る他の指を使って掌の中でブロック11の向きを変えながらこのピン13を任意の円柱状孔12に合わせて挿入する。次にこの一本のピン13を円柱状孔12に挿入した状態で、ブロック11を持っている同じ手の親指と人差指で再び別のピン13を1本取り、残る他の指を使って掌の中でこのピン13が他の円柱状孔12に挿入しやすい位置にブロック11を回転させて、このピン13を他の任意の円柱状孔12に合わせて挿入する。これを繰り返して図2に示すように6本のピン13,13・・・を6つの円柱状孔12,12・・・に挿入する。
また、他の手指の運動方法としては、ブロック11の6つの円柱状孔12,12・・・に6本のピン13,13・・・を挿入した状態から、ブロック11を持っている同じ手の指でピン13を1本ずつ全て抜いていく運動方法がある。
また、上述した手指運動具10を用いた手指の運動方法では、各ピン13を各円柱状孔12に挿入または各ピン13を各円柱状孔12から抜き取る時間を計測して、各ピン13を円柱状孔12に挿入または各ピン13を各円柱状孔12から抜き取るのに要する時間を他の使用者と競うこともできる。
上述したように、本考案による手指運動具10を用いた手指の運動の一例として、使用者はブロック11を片方の掌内に持ち、このブロック11を握った状態でブロック11を持っている同じ手の指でピン13を1本取り、残る他の指でブロック11を動かしながらこのピン13を任意の円柱状孔12に挿入していくと、手の指と掌との微妙な位置関係の調節を行うために、複数の手指を同時に異なった動きをさせる複雑な手指の運動をさせることになるので、手の指に関連した脳の働きを大いに活性化させることになり、また、簡単でない作業に挑戦し、達成感を味わうことができるので、飽きることなく楽しみながら脳を活性化させることができる。また、ブロック11の各円柱状孔12は、ブロック11の各面の中心から偏った位置に形成されているので、全部の円柱状孔をブロック11の各面の中心に穿設したものと比べてピン13を挿入させにくくなって飽きにくくなる。さらに、本考案のブロック11は各面が交差する角部にアールが形成されているので、ブロック11を掌内で回転させたり動かしたりしても角部が刺さって痛くなることがない。また、ブロック11は、掌内で保持できる程度の大きさの木製ブロックであるので、家具等の木製品を生産したときに余る端材により生産することが可能であり、生産コストを低く押さえることができる。さらに、ブロック11は、各面の交差する角部にアールを形成し、各面に円柱状孔12を穿設するだけであるので、複雑な加工をせずに生産することができる。
本実施形態のブロック11は立方体形状をしているが、本考案はこれに限られるものでなく、直方体形状をしたものでも同様の作用効果を得ることができる。
また、本実施形態のブロック11、円柱状孔12及びピン13の各寸法は上記に記載されたとおりであるが、本考案はこれに限られるものでなく、ブロック11は片手の掌内に保持できる程度の大きさのものであり、これに形成された円柱状孔12及びピン13は、このブロック11を片方の掌内に握って持った状態でブロック11を持った方の手の指でピン13を円柱状孔12に挿入することができる程度の大きさであればよい。
本考案の手指運動具のブロックとピンとをそれぞれ分けて表した斜視図である。 図1のブロックの円柱状孔にピンを挿入した状態を示す斜視図である。
符号の説明
10…手指運動具、11…ブロック、12…円柱状孔、13…ピン。

Claims (1)

  1. 立方体形状または直方体形状をして各面が交差する角部にアールが形成されるともに前記各面の中心から偏よった位置に円柱状孔が途中までの深さで穿設されたブロックと、前記円柱状孔に一部が挿入可能な円柱形をした複数本のピンとの組み合わせからなる手指運動具。
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