JP3144276U - 連結具 - Google Patents

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Abstract

【課題】扉の重なり部分を少なくし、摺動方向端部の負荷を縮小させ、かつ1種類の連結具で離間距離が異なる引き戸毎に対応可能な連結具を提供する。
【解決手段】第1扉の底部に固設された受け部4と、第2扉の扉面下部に固設された突部5とからなり、前記第1扉が、底部両端に受け部4が固設される溝を有し、受け部4が、開口底部と、開口部7と、対向部8とを有し、対向部8が、扉端部と面一に形成され、突部5が、基部15と、突起部17とを有し、基部15が、1または2以上の孔を有する位置決定機構を有し、開口部7が、突起部17と嵌合可能に形成されてなることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本考案は連結具に関する。さらに詳しくは、引き戸の下部に設置される連結具であって、第1扉と第2扉との重なりを少なくすることができるとともに、連結する際に第1扉と第2扉の連結部分にかかる負荷を軽減でき、さらに、基板に、第1扉と第2扉との間隙幅(離間距離)に応じて突起部の位置を調節するための孔が設けられた連結具に関する。
連動引き戸は、たとえば、複数本のレールに吊り下げられ、該レールに沿って摺動できるように取り付けられた複数枚の扉を備えた引き戸であり、連結具は、前記連動引き戸において、先頭にある1枚の扉を閉じれば、隣接する他の扉も連動して順次閉めることができ、一方、1枚の扉を開ければ、他の扉も順次開放することができるようにする複数の扉の連結部材である。
従来の連動引き戸は、隣接する2枚の扉の対向面において、一方の扉の下端付近に案内用の略L字形の突部が突設され、該略L字形突部の先端が隣接する他方の扉の下端縁に形成された溝に挿入され、該溝によって一方の扉は隣接する他方の扉に対して平行に摺動することができる。また、前記溝の端部には、ゴム製の受け部が配設されており、該受け部と該略L字形突部が連結具を構成しており、該受け部が該略L字形突部の先端を保持することによって、隣接する2枚の扉が連結されるとともに扉を閉じた状態にガタつきなく保持することができる。
しかし、従来の連動引き戸における受け部を扉の下端縁に設置する場合、端部と若干離間して取り付ける必要がある。また、略L字形突部の先端が受け部に挿入されて保持されるため、受け部の長さが突部の摺動方向幅よりも長くなる必要がある。そのため、受け部と略L字形突部が嵌合した状態において、扉の重なり部分が大きくなる(例えば少なくとも105ミリ)という問題がある。
また、該突部は、鉄板を折り曲げただけのプレス品であるため、摺動方向に平行する板状体となり、摺動方向端部に大きな負荷がかかり、扉の下溝に食い込み、端部を破損させる、かかる破損を防ぐために緩衝部材を設けた場合であっては、緩衝部材を磨耗させる、緩衝部材の磨耗を防ぐために硬い素材の緩衝部材を設けた場合は、衝突による異音が発生するという問題がある。そのため、これらを解消するために種々の引き戸装置が開発されている。
たとえば、特許文献1には、突部にローラーを用いて、受け部の形状をローラーの円周部に合わせて円弧形状にした連動引き戸装置の技術が開示されている。
特開2002−242536号公報
しかし、特許文献1記載の技術では、各扉の上部に連結機構が設けられているため、各扉の下部において、突部を受け部で保持するという思想がなく、扉の重なり部の幅を少なくするための課題が充分に解決されていないという問題がある。
また、上吊式の連動引き戸の場合、設置場所の鴨居の幅や種類によって、各扉の離間距離がさまざまである。そのため、一方の扉に設けられた受け部に他方の扉に設けられた基部が嵌合する際、離間距離に合わせて基部の大きさを変更しなければならないという問題がある。この問題を解決するために、基部の大きさを種々揃えることは、生産段階での鋳型を多数用意する必要があり、コスト面から適していない。また、在庫管理の面からも適していない。さらに、現場でかかる問題が生じたときには、基部そのものの変更が必要となり、利便性が悪いという問題がある。
本考案はかかる問題を解消するためになされたものであり、扉の重なり部分を少なくし、摺動方向端部の負荷を縮小させ、かつ1種類の連結具で離間距離が異なる引き戸毎に対応可能な連結具を提供することを目的とする。
本考案の連動引き戸用連結具は、建物の開口上縁部の長尺方向に沿って互いに並行に配設された第1レールおよび第2レール上をそれぞれ転動する第1ローラーおよび第2ローラーに、それぞれ垂下された第1扉と、第2扉とを連結する連結具であって、
前記連結具が、前記第1扉の底部摺動方向両端に固設された受け部と、第2扉の扉面下部摺動方向一端に固設された突部とからなり、
前記第1扉が、底部に、前記突部が摺動可能かつ、両端に前記受け部が設けられてなる溝を有し、
前記受け部が、床面に向かって開口した開口底部と、両端の受け部が互いに対向する向きに開口した開口部と、前記開口部と対向する開口されていない対向部とを有し、
前記対向部が、第1扉端部と面一に形成され、
前記突部が、基部と、基部に着脱自在に突設された突起部とを有し、
前記基部が、前記突起部と連結されてなる1または2以上の孔を有する位置決定機構を有し、
前記開口部が、前記突起部と嵌合可能に形成されてなることを特徴とする。
前記受け部に、前記突起部との嵌合を付勢する付勢手段が設けられてなることが好ましい。
本考案の引き違い用連結具は、建物の開口上縁部の長尺方向に沿って互いに並行に配設された第1レールおよび第2レール上をそれぞれ転動する第1ローラーおよび第2ローラーに、それぞれ垂下された第1扉と、第2扉とを連結する連結具であって、
前記連結具が、前記第1扉および第2扉の底部摺動方向両端に固設された受け部と、床に固設され、2つの突部を有する引き違いとからなり、
前記第1扉および第2扉が、底部に、前記2つの突部が摺動可能かつ、両端に前記受け部が設けられてなる溝を有し、
前記受け部が、床面に向かって開口した開口底部と、両端の受け部が互いに対向する向きに開口した開口部と、前記開口部と対向する開口されていない対向部とを有し、
前記対向部が、扉端部と面一に形成され、
前記引き違いが、平面状基部と、平面状基部に着脱自在に突設された取り付け部とを有し、
前記平板状基部が、前記取り付け部と連結されてなる1または2以上の孔を有する位置決定機構を有し、
前記開口部が、前記取り付け部と嵌合可能に形成されてなることを特徴とする。
本考案によれば、各扉の重なり部分を少なくし、摺動方向端部の負荷を縮小させ、かつ1種類の連結具で離間距離が異なる引き戸毎に対応可能な連結具を提供することができる。これにより、各扉の重なり部を約30ミリまで少なくできるとともに、突起の摺動方向端部にかかる負荷を分散することで、各扉の下溝への食い込みを防止することができ、端部の破損や磨耗を生じることがない。また、離間距離の異なる引き戸ごとに、大きさの異なる連結具を作成する必要がないのでコスト面、管理面での利便性を向上させることができる。
本考案の実施の形態にかかわる連結具について、添付図面に沿って、以下に詳細に説明する。
図1は、本考案の連結具の実施の形態1における連結具を設置した連動引き戸装置の斜視図である。図2は、本考案の連結具の実施の形態1における連動引き戸の上面断面図である。図3は、本考案の連結具の、実施の形態1における位置関係を説明するための説明図である。図4は、本考案の連結具の、実施の形態1における連結動作を説明するための上面図であり、図4(a)は、連結前の説明図、図4(b)は、連結中の状態の説明図、図4(c)は、連結後の説明図である。図5は、本考案の連結具の、実施の形態2における上面図であり、図5(a)は、突部を基板に装着する前の説明図、図5(b)は、突部が基板に装着した後の説明図である。
実施の形態1
図1に示されるように、連動引き戸Dは、複数枚の扉(図1では2枚の場合を例示)により構成されている。2枚の扉(外扉1および内扉2)は、柱(図1では柱が2本の場合を例示)P1および柱P2で仕切られ、壁Wを有する戸口において、柱P1および柱P2とのあいだの開口部の上端において固定レールAおよび固定レールBが設けられている固定レールAおよび固定レールBに、それぞれ外扉1および内扉2が摺動自在に取り付けられている。なお、連動機構は外扉1および内扉2の上端に設けられた固定レールAと固定レールBとが、転動ローラー(図示せず)を介して連結されているが、連動の機構はこれに限定されるものではなく、単に金属で形成された固定レール上を、摩擦抵抗が軽減された樹脂素材からなる部材(転動ローラーに相当)を摺動させてもよく、当業者に自明の各種手段を採用することができる。
図2、図3に示されるように、連結具3は、受け部4および突部5から構成されている。受け部4は、外扉1および内扉2に設けられた溝6の両側(図2における紙面の左右方向両側)の端部に、開口部7が互いに向き合うようにそれぞれ設けられている。受け部4において、開口部7に対向する面は、開口されていない対向部8が形成されており、その面は、外扉1および内扉2の端部と面一に形成されている。このように、受け部4の設置位置を、各扉の端部に設けることにより、壁Wと内扉2の重なり幅、および、外扉1と内扉2との重なり幅を最小限にできる。
また、突部5は、1つは、内扉2と壁Wの離間部において、壁W側に固着部材を介して設けられている。また、もう1つは、外扉1と内扉2の離間部において、内扉2側に固着部材を介して設けられている。突部5は、突部5の先端が溝6内で摺動可能となるように配設されている。これらはそれぞれ、壁Wと内扉2の対向面の下部に設けられており、壁Wに設けられた突部5は、内扉2に設けられた受け部4と嵌合し、内扉2に設けられた突部5は、外扉1に設けられた受け部4と嵌合する。突部5は、前述のように、壁Wと内扉2の重なり幅、および、外扉1と内扉2との重なり幅を最小限にするため、端部に形成されていることが好ましい。
本実施の形態では、各扉の摺動方向両端に、開口部7が互いに対向するように2個の受け部(たとえば、外扉1における開位置保持用突起部4dおよび閉位置保持用突起部4c)が配設されている例をあげて説明したが、本考案はこれに限定されるものではなく、閉位置保持用受け部4aおよび閉位置保持用受け部4cのみが配置されていてもよい。もしくは、開位置保持用受け部4bおよび開位置保持用受け部4dが、保持力が脆弱な受け部にされていてもよい。このように、開位置を保持するための受け部(4bおよび4d)を設けない、または保持力が脆弱なものに代替した場合であっても、扉閉鎖時の連動機能に実質的な差異を生じることはなく、利便性に影響を及ぼすこともない。しかし、開位置を保持するための受け部(4bおよび4d)を設けた場合は、扉を閉鎖した状態で仮保持が可能であるため、幼い子供が不用意に開け閉めし、家庭内事故の原因となることを防ぐことができる。また、開位置を保持するための受け部(4bおよび4d)がなければ、勢いよく外扉1だけを操作すると、仮保持されていない内扉2が、操作者の意思とは無関係に動くこととなり、閉鎖動作をしている側と、扉を介して反対側に人がいた場合、事故につながるおそれがあるが、開位置を保持するための受け部(4bおよび4d)を設けることにより、内扉2の動きを外扉1の動きと連動させることができるため、そのような事故の発生を防ぐことができる。
また、受け部4a〜4dに対して突部5が嵌合するように配設される限りであるならば、受け部4a〜4dおよび突部5の配置は逆であってもよい。これにより、受け部4a〜4dおよび突部5に制限されることなく、各扉に適した連結具3の配置が可能になる。
次に、図3、図4に沿って、本考案の連結具3の連結の機構について説明する。
図3に示されるように、受け部4は、開口部7と、床面に向けて開口する開口底部を有するケース9と、ケース9内部にねじ10を介して連結される板ばね11と、ケース9内奥部に嵌め込んで固設される弾性部材12とから構成されており、ケース9の上部の複数のねじ孔13とねじ(図示せず)を介して、受け部4が各扉に固設されている。なお、本実施の形態では、板ばね11を用いているが、板ばね11は、片側に形成されていてもよい。また、板ばね11以外の付勢手段(たとえば弾性を有するエラストマーなど)を用いてもよく、当業者に自明の各種素材を用いることができる。
前記突部5は、複数のねじ14を介して内扉2および壁Wに配設されるL字形基部15と、L字形基部15とねじ16を介して着脱自在に突設される突起部17とからなる。前記突起部17は、ねじ16を介して着脱自在に突設され、L字形基部15の底部に配設される複数のねじ孔(図示せず)に対応して取り付けることで、内扉2および外扉1の離間距離が異なる場合、現場で即座に対応することができる。前記突起部17は、ローラー18と取り付け部材19とからなり、前記ローラー18は、円柱状ローラーで形成される。なお、本実施の形態ではローラー18が円柱状のものについて説明したが、本考案はこれに限定されるものではなく、たとえば球状のベアリング素材などを用いてもよく、当業者に自明の各種形状の突起を採用することができる。
本考案における実施の形態では、前述のように、前記ケース9の対向部8が、各扉の摺動方向端部と面一に形成されていることから各扉の摺動方向端部において余分な重なり幅を生じず、かつ、前記ローラー18がL字形基部15の幅よりも小さく形成されていることから、前記受け部4自体の長尺を短くすることができるので、重なり幅を約30ミリまで縮小させることができる。なお、この重なり幅は目安であり、ローラーの径や設置位置、受け部の長尺方向の長さによって、さらに小さくすることも可能である。
なお、本実施の形態で、前記突起部17はローラー18と取り付け部材19に分離されているが、ローラー18に相当する突起は必ずしも回転可能である必要はなく、一体成型されていてもよい。これにより、部材点数を減らすことができる。
さらに、本実施の形態では、突部5にL字形基部15を用いた例をあげて説明したが、本考案はこれに限定されるものではなく、平板状基部(図示なし)を用いてもよい。これにより、各扉の離間距離が極端に小さい場合でも対応可能になる。
また、前記ローラー18と開口部7は互いに嵌合するように形成されており、板ばね11は、かかる嵌合動作に適度な負荷を与える。嵌合すると、板ばね11により突部5が受け部4に仮保持され、板ばね11の付勢力を調節することで仮保持力が調節される。
次に、図4(a)〜(c)を用いて、受け部4と突部5の嵌合動作を説明する。
図4(a)に示されるように、摺動により、突起部17が、受け部4の開口部7に招き入れられる。図4(b)に示されるように、ローラー18が板ばね11に接触したのち、内扉2を摺動させる力によって、板ばね11を変形させる。図4(c)に示されるように、板ばね11の形状が元に戻り、ローラー18が受け部4に保持される。
実施の形態2
本実施の形態の連結具は、実施の形態1の連結具のL字形基部15に、突起部17の位置決定機構(複数のパターン)が設けられているほかは、実施の形態1の連結具と同じ構成である。
図5(a)、図5(b)に示されるように、L字形基部15は、底部に複数のねじ孔20を有し、取り付け部19は、前記ねじ孔20に対応する複数のねじ孔21を有する。これにより、ねじ孔20およびねじ孔21の組み合わせの数だけ突起部17の位置が調節可能になる。このように、複数のねじ孔を設けることにより、基部の大きさを種々揃える必要は皆無である。つまり、生産段階での型を多数用意する必要も皆無となり、コスト面、在庫管理面で利点がある。また、現場での作業において、扉の離間距離が想定されていたものと異なる場合であっても、基部そのものを変更することなく、複数のねじ孔20およびねじ孔21のうちからそれぞれ一つを選択し、ねじ22を介して連結され、位置の変更が可能になる。簡単な操作で突部5の設置位置を調節することにより、即座に対応することができる。本実施の形態では、突起部17の位置を決定する位置決定機構として、L字形基部15を扉に固設して、該L字形基部15における突起部17の位置を決定する機構を例にあげて説明したが、本考案は、これに限定されるものではなく、突部5が一体的に形成され、基部(たとえば平板状基部)の扉への取り付け位置を変化させた機構を用いてもよい。これにより、各扉の離間距離がほぼない場合であっても取り付けができる。
実施の形態3
本実施の形態の連結具は、実施の形態1の受け部4の代わりに、扉の摺動方向両端部を残したスリット状の溝(図示せず)の摺動方向両端部に補強金具23が固設されているほかは、実施の形態1の連結具と同じ構成である。
図6(a)、図6(b)に示されるように、前記補強金具23は、基板23aと、座23bとからなり、前記スリット状の溝に固設する際に互いに対向する開口部24を有している。本実施の形態では、座23bを介して扉の両端部が受け部4として用いられる。これにより、受け部4の形成に複数の部材を用いる必要がなくなり、部材点数を減らすことができる。
なお、補強部材23は、ポリマー系樹脂等の合成樹脂で作成されてもよく、また座23bに合成樹脂などの弾性部材を取り付けてもよい。これにより、突部と連結する際の衝撃を軽減することができ、各扉の溝下への食い込みが防止でき、端部の破損や磨耗を防止できる。
実施の形態4
本実施の形態の連結具は、扉面に固設された連結用の突部5の代わりに、床面に固設された引き違い用の突部25を用い、該突部25が、平板状基部26と、突起部27とからなり、位置決定機構を有するほかは、実施の形態1と同じ構成である。
図7(a)、図7(b)に示されるように、平板状基部26は、ローラー28と、位置調節用のねじ孔29とを有し、複数のねじ30を介して床面に固設される。突起部27は、ローラー31と、ねじ孔29に対応する複数のねじ孔32とを有し、ねじ孔29とねじ孔32とを介してねじ33で着脱自在に突設される。このように、複数のねじ孔を設けることにより、1種類の引き違い用突部25で、離間距離が異なる複数種類の扉の摺動範囲を調整可能となる。
図8に示されるように、突部25は、二枚の扉(扉1、扉2)の摺動範囲を調節するのに用いられる。突部が床に固設されているので、扉1および扉2は、互いに独立に摺動する。
図9に示されるように、平板状基部26のローラー28は、扉2の溝6と嵌合し、扉2が、所定の摺動範囲においてのみ摺動できるように連結される。突起部27のローラー31は、扉1の溝6と嵌合し、扉1が、所定の摺動範囲においてのみ摺動できるように連結される。
本考案の実施の形態では、扉が2枚の場合について詳述したが、本考案はこれに限定されることはなく、扉が3枚以上であってもよい。また、壁が設けられている必要もない。
また、実施の形態1において、開位置を保持するための受け部(4bおよび4d)の有無について詳述したが、これら部材の有無により、仮保持力に差異を設ける場合のほか、板ばねの離間距離に対してローラー径を若干小さく形成することにより、仮保持力に差異を設けることができることは言うまでもない。
本考案の連結具の実施の形態1における連結具を設置した連動引き戸装置の斜視図である。 本考案の連結具の実施の形態1における連結具の上面断面図である。 本考案の連結具の実施の形態1における連結具の連結を説明するための説明図である。 本考案の連結具の実施の形態1における連結具の連結を説明するための上面図である。 本考案の連結具の実施の形態2における連結具の上面図である。 本考案の連結具の実施の形態3における受け部の他態様にかかる補強金具の斜視図である。 本考案の連結具の実施の形態4における連結具の連結を説明するための上面図である。 本考案の連結具の実施の形態4における連結具の上面断面図である。 本考案の連結具の実施の形態4における突部の側面図である。
符号の説明
D 連動引き戸
P1、P2 柱
W 壁
1 外扉
2 内扉
3 連結具
4、4a、4b、4c、4d 受け部
5、25 突部
6 溝
7、24 開口部
8 対向部
9 ケース
10、14、16、22、30、33 ねじ
11 板ばね
12 弾性部材
13、20、21、29、32 ねじ孔
15 基部
17、27 突起部
18、28、31 ローラー
19 取り付け部材
23 補強金具
23a 基板
23b 座
26 平板状基部

Claims (3)

  1. 建物の開口上縁部の長尺方向に沿って互いに並行に配設された第1レールおよび第2レール上をそれぞれ転動する第1ローラーおよび第2ローラーに、それぞれ垂下された第1扉と、第2扉とを連結する連結具であって、
    前記連結具が、前記第1扉の底部摺動方向両端に固設された受け部と、第2扉の扉面下部摺動方向一端に固設された突部とからなり、
    前記第1扉が、底部に、前記突部が摺動可能かつ、両端に前記受け部が設けられてなる溝を有し、
    前記受け部が、床面に向かって開口した開口底部と、両端の受け部が互いに対向する向きに開口した開口部と、前記開口部と対向する開口されていない対向部とを有し、
    前記対向部が、扉端部と面一に形成され、
    前記突部が、基部と、基部に着脱自在に突設された突起部とを有し、
    前記基部が、前記突起部と連結されてなる1または2以上の孔を有する位置決定機構を有し、
    前記開口部が、前記突起部と嵌合可能に形成されてなる連動引き戸用連結具。
  2. 前記受け部に、前記突起部との嵌合を付勢する付勢手段が設けられてなる請求項1記載の連結具。
  3. 建物の開口上縁部の長尺方向に沿って互いに並行に配設された第1レールおよび第2レール上をそれぞれ転動する第1ローラーおよび第2ローラーに、それぞれ垂下された第1扉と、第2扉とを連結する連結具であって、
    前記連結具が、前記第1扉および第2扉の底部摺動方向両端に固設された受け部と、床に固設され、2つの突部を有する引き違いとからなり、
    前記第1扉および第2扉が、底部に、前記2つの突部が摺動可能かつ、両端に前記受け部が設けられてなる溝を有し、
    前記受け部が、床面に向かって開口した開口底部と、両端の受け部が互いに対向する向きに開口した開口部と、前記開口部と対向する開口されていない対向部とを有し、
    前記対向部が、扉端部と面一に形成され、
    前記引き違いが、平面状基部と、平面状基部に着脱自在に突設された取り付け部とを有し、
    前記平板状基部が、前記取り付け部と連結されてなる1または2以上の孔を有する位置決定機構を有し、
    前記開口部が、前記取り付け部と嵌合可能に形成されてなる引き違い用連結具。
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