JP3144206B2 - 分電盤用操作スイッチ - Google Patents

分電盤用操作スイッチ

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JP3144206B2
JP3144206B2 JP02576894A JP2576894A JP3144206B2 JP 3144206 B2 JP3144206 B2 JP 3144206B2 JP 02576894 A JP02576894 A JP 02576894A JP 2576894 A JP2576894 A JP 2576894A JP 3144206 B2 JP3144206 B2 JP 3144206B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分電盤等に遮断器とと
もに取り付けられる分電盤用操作スイッチの取付構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の操作スイッチは電気装置の制御
回路の切換、例えば空調,照明等の保守点検時において
制御回路の運転−切−試験のモード切換などに用いられ
るもので、分電盤等の表面に操作用の把手がくるように
配置される。図9は操作スイッチの取付構造の従来例を
示し、分電盤等に操作スイッチを取り付けたときの要部
断面図である。図9において、操作スイッチ1は開閉部
を内蔵する本体12と、この本体12の上面に設けられ
その周囲にねじが切られた頸部13と、この頸部の上端
面に設けられた把手14と、この把手14を取り付けた
本体12の背面側に設けられた接続端子11(11Aお
よび11B)と、この頸部13のねじと嵌合する締付ナ
ット15とからなっている。41は分電盤の凾の取付板
であり、この取付板41に両端部が外方向に開きその中
央部に貫通孔21が設けられた逆U字状の取付金具2
が、この外方向に開いた両端部に設けられた貫通孔22
を通してねじ3によって固定される。操作スイッチ1
は、その頸部13を下方からこの取付金具2の貫通孔2
1に挿入し、上方から締付ナット15で締め付けて装着
する。5は並置される遮断器であり、この遮断器5は開
閉部を内蔵する本体52と、この本体52の一側面より
突出する接続板55に接続された上方向の接続端子51
と、この本体52の上面に設けられた把手53とからな
っている。この遮断器5は、その本体52の下部左右方
向の両側面に設けられた凹部54Aおよび54Bを、取
付板41の上面に設けられた爪6の両端部6Aおよび6
Bにそれぞれ嵌合することにより取付板41に固定され
る。
【0003】なお、破線で示す42は分電盤の凾の中扉
であり、この中扉42を閉じたとき操作スイッチ1ある
いは遮断器5などの操作用の把手が露出する貫通部(図
9で42Aあるいは42Bで示す)が設けられている。
また、破線で示す43は分電盤の凾の表面扉である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の操作スイッチ
は、所謂埋込形操作スイッチであり、この種の埋込形操
作スイッチは各種電気装置の操作用として量産され、低
コストのものである。しかしながら、この操作スイッチ
を分電盤等に取り付けるには、この接続端子と把手とが
反対方向に設けられているため、予め接続端子に適当な
長さの接続線を取り付けておき、この接続線の取り付け
られた操作スイッチを取付金具に装着し、装着後この接
続線を所定の個所に接続することが必要であり、配線に
工数がかかる問題がある。特に配線替えを行うときは、
操作スイッチを取付板より取り外してから配線替え作業
を行うことになり非常に工数がかかる。ところで、分電
盤等でこの操作スイッチに並置される遮断器は規格によ
って形状,寸法等が定められているが、操作スイッチの
形状,寸法等と遮断器の形状,寸法等とが統一されてい
ないので分電盤等に取り付ける場合、これらの形状,寸
法等が異なるため分電盤等の構造が複雑になり、配線間
違いを起こしやすい問題がある。
【0005】本発明の目的は、各種電気装置の操作用と
して量産され、低コストの埋込形操作スイッチを分電盤
等に取り付けるときに、配線工数を低減するとともに、
その形状,寸法および取付方法を並置される遮断器のそ
れに整合させた分電盤用操作スイッチを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明は開閉部を内蔵する本体と、この本体の上
面に設けられその周囲にねじが切られた頸部と、この頸
部の上端面に設けられた把手と、この把手が設けられた
本体の背面側より接続可能な接続端子と、この頸部のね
じと嵌合する締付ナットとからなる埋込形操作スイッチ
の分電盤等への取付構造において、この操作スイッチ
を、操作スイッチの本体が収納される開口部を有する箱
状をなし、分電盤等の取付板に並置される遮断器の底面
から上面までの寸法とほぼ同一であり、この上面に前記
操作スイッチの頸部を下方から挿入し、上方からこの締
付ナットを締め付けてこの操作スイッチが装着される貫
通孔と、その一側面に前記操作スイッチの接続端子にそ
の一方が接続され、操作スイッチの把手側より接続可能
な接続端子と、分電盤等の取付部に設けた係止部と嵌合
する係止手段を有する取付ケースを介して、前記分電盤
等へ取り付けるようにする。
【0007】また、前記分電盤用操作スイッチにおい
て、この操作スイッチが取り付けられる取付ケースは、
操作スイッチの本体が収納される下面開口部を有する箱
状の上部取付ケースと、この上部取付ケースの下面開口
部に合致する上面開口部を有する箱状の下部取付ケース
とからなり、この上部取付ケースの上面に前記貫通孔を
設け、その一側面に前記接続端子を、前記貫通孔に挿入
された操作スイッチの接続端子の下部取付ケースの下面
からの寸法とほぼ同一寸法の位置に設け、これら接続端
子を両端部に締付部が設けられた平板状の接続片によっ
て接続し、前記下部取付ケースに前記係止手段を設ける
ようにする。
【0008】また、これら発明において、前記操作スイ
ッチが取り付けられるケースは、その側面の形状が並置
される遮断器の側面とほぼ同一で、その厚さがこの遮断
器の厚さの整数倍であることを特徴とする。更に、前記
取付ケースの下部両側面に取付部に設けられ、遮断器の
下部両側面に設けた凹部と嵌合する取付用爪の両端部と
嵌合可能な凹部を設けたことを特徴とする。また、前記
取付ケースの端部に取付部に設けた取付用ねじ孔に締め
付けされる取付ねじが貫通する複数個の上下方向の貫通
孔を設けたことを特徴とする。更に、前記取付ケースの
下面に取付部に設けられる支持レールを挟持する固定爪
と、爪付スライダとを有する取付装置を設けたことを特
徴とする。
【0009】
【作用】請求項1に記載の発明の分電盤用操作スイッチ
は、この操作スイッチを、操作スイッチの本体が収納さ
れる開口部を有する箱状をなし、その側面の形状は並置
される遮断器の側面とほぼ同一で、その厚さはこの遮断
器の厚さの整数倍であり、この上面に前記操作スイッチ
の頸部を下方から挿入し、上方からこの締付ナットで締
め付けてこの操作スイッチが装着される貫通孔と、その
一側面に前記操作スイッチの接続端子にその一方が接続
され、操作スイッチの把手側より接続可能な接続端子と
が設けられた取付ケースを介して前記分電盤等へ取り付
けるようにした。あるいは請求項2に記載の発明の分電
盤用操作スイッチは、この操作スイッチを、操作スイッ
チの本体が収納される下面開口部を有する箱状の上部取
付ケースと、この上部取付ケースの下面開口部に合致す
る上面開口部を有し、これら開口部を合致して上部取付
ケースに結合される箱状の下部取付ケースとからなり、
これら上部取付ケースと下部取付ケースとを結合したと
き、分電盤等の取付板に並置される遮断器の底面から上
面までの寸法とほぼ同一であり、この上部取付ケースの
上面に前記操作スイッチの頸部を下方から挿入し、上方
から前記締付ナットを締め付けてこの操作スイッチが装
着される貫通孔と、その一側面に前記操作スイッチの接
続端子にその一方が接続され、操作スイッチの把手側よ
り接続可能な接続端子を有し、この下部取付ケースに分
電盤等の取付板に設けた係止部と嵌合する係止手段を有
する取付ケースを介して、前記分電盤等へ取り付けるよ
うにしたので、この接続端子と把手とは同一方向となる
ので、分電盤等に取り付けて前面から配線を行うことが
でき、配線の工数が低減される。特に配線替えを行うと
きには、同様前面から配線替えを行えばよく、従来のよ
うに操作スイッチを取り外す必要がなくなり工数が低減
し、また操作スイッチの接続端子と上部取付ケースの接
続端子は、下部取付ケースの下面からほぼ同一寸法の位
置にあり、これら接続端子を両端部に締付部が設けられ
た平板状の接続片によって接続するようにしたので、接
続片の取付が容易で接続が簡単化される。
【0010】また、これら分電盤用操作スイッチにおい
て、取付ケースの下部の両側面に前記操作スイッチを取
り付ける個所に設けられた取付用爪の両端部と嵌合する
凹部を設ける、あるいはこの端部に前記操作スイッチを
取り付ける個所に設けられた取付用ねじ孔と締付される
取付ねじが貫通する複数個の上下方向の貫通孔を設け
る、更にあるいはこの下面に設けられた前記操作スイッ
チを取り付ける支持レールを挟持する固定爪と爪付スラ
イダとを有する取付装置により、複数の方法で分電盤等
へ取り付けることができ、これらによってこの操作スイ
ッチの形状,寸法,取付方法は並置遮断器のそれに整合
されるので、分電盤等の構造が簡素化し配線間違いが起
こしにくくなる。
【0011】
【実施例】図1および図2は本発明の分電盤用操作スイ
ッチの取付構造の一実施例を示し、図1は分電盤等に取
り付けたときの要部断面図、図2は図1の平面図であ
る。図1および図2に示す本発明の分電盤用操作スイッ
チの取付構造は、図9に示す従来例の操作スイッチの取
付構造の取付金具2に換えて取付ケース7が用いられた
ものである。この取付ケース7は、操作スイッチの本体
12が収納される開口部を有する箱状をなし、その高さ
は並置される遮断器5の高さとほぼ同一で、その縦方向
の側面の形状は並置される遮断器5の縦方向の側面の形
状とほぼ同一で、横方向の厚さはこの遮断器5の横方向
の厚さの整数倍となっている。
【0012】この取付ケース7の上面には貫通孔71
と、この横方向の一側面には上方向の接続端子76(7
6Aおよび76B)と、この下部横方向の両側面に取付
板41の取付用爪6と嵌合可能な凹部72Aおよび72
Bと、この取付ケース7の端部に上下方向の複数個の貫
通孔73(図2参照)がそれぞれ設けられ、更に後述す
るレール取付のための孔74と、切り込み75とがこの
下部縦方向の両側面に設けられている。
【0013】この取付ケース7を用いて操作スイッチ1
を分電盤等に取り付けるときは、予め操作スイッチ1の
頸部13を下方からこの取付ケース7の貫通孔71に挿
入し、上方からこの締付ナット15で締め付けて操作ス
イッチ1を取付ケース7に装着する。そして、操作スイ
ッチ1の下方向の接続端子11(11Aおよび11B)
と、取付ケース7の一側面の上方向の接続端子76(7
6Aおよび76B)を、接続端子76に接続された端子
板78と、接続端子11に接続された接続板79とを取
付ねじ77を取付ケース7の内側に設けた取付孔に取り
付けることにより接続する。
【0014】このように取付ケース7に装着された操作
スイッチ1は、接続端子(この場合、取付ケース7の接
続端子76となる)と把手14とが同一方向となるの
で、分電盤等に取り付けて前面から配線を行うことがで
き、配線の工数が低減される。特に配線替えを行うとき
は、前面から配線替えを行えばよく従来例のように操作
スイッチを取り外す必要がなく、より工数が低減する。
この操作スイッチ1は並置される遮断器5と同様に、こ
の取付ケース7の下部横方向の両側面に設けられた凹部
72Aおよび72Bを、取付板41の上面に設けた取付
用爪6の両端部6Aおよび6Bにそれぞれ嵌合すること
により取付板41に固定される。また、この操作スイッ
チは、取付ケース7の端部に設けた複数個の上下方向の
貫通孔73(図2参照)に取付ねじを通し、取付板41
に設けたこの取付ねじに嵌合する取付用ねじ孔との間で
締め付けることによって、図9に示す従来の取付金具2
と同様に固定することもできる。
【0015】更にまた、通常この種の電気器具の取り付
けに用いられるUチャンネル形の支持レールに対しても
取り付けが可能である。図3は、この操作スイッチの取
付構造をUチャンネル形の支持レール44に固定する方
法を示す要部断面図である。図3において、まず取付ケ
ース7の下面に取付装置8を、この取付装置8に設けら
れている図示しない横方向に移動可能な突起を取付ケー
ス7の孔74に嵌合させて装着する。この取付装置8の
下面には、固定爪81とばね82で付勢される爪付スラ
イダ83とが設けられており、この固定爪81と爪付ス
ライダ83との間に横方向に配置されたUチャンネル形
支持レール44を挟持して固定する。なお、取付ケース
7の切り込み75は支持レール44の逃げを構成する。
このようにして、並置される遮断器5の取付方法が異な
るとき、この同じ取付方法のものを選択できる。
【0016】また、この操作スイッチの取付構造では図
1および図2に示すように、操作スイッチ1の取付ケー
ス7の横方向の一方の側面に接続端子76を設けるよう
にしたので、この接続端子76を並置される遮断器5の
接続端子51と反対方向に配置するようにすると、これ
ら接続端子間の距離が延長され絶縁性、あるいは配置の
スペース効率が向上する効果がある。
【0017】この実施例では、取付板41への取付ケー
ス7の取付方法として3通りの取付方法、すなわちこの
取付ケース7の下部横方向の両側面に設けた凹部72A
および72Bと、取付板41の上面に設けられた取付用
爪6の両端部6Aおよび6Bとを嵌合させることにより
固定する方法と、取付ケース7の端部に設けた複数個の
上下方向の貫通孔73に取付ねじを通し、取付板41に
設けたこの取付ねじに嵌合するねじ孔との間で締め付け
ることにより固定する方法と、この取付ケース7の下面
に取付装置8を装着し、この取付装置8の下面の固定爪
81とばね82で付勢される爪付スライダ83との間に
Uチャンネル形支持レール44を挟持して固定する方法
を設けたが、いずれか1通りあるいは2通りの取付方法
を取付ケースに設けるようにしても勿論差支えはない。
【0018】図4および図5は、本発明の分電盤用操作
スイッチの取付構造の異なる実施例を示し、図4は分電
盤等に取り付けたときの要部断面図、図5は図4の下部
取付ケースを取り外した分電盤用操作スイッチの下面図
である。なお、この実施例では操作スイッチの接続端子
11は11A,11B.11C,11Dの4個が設けら
れている(図1および図2の実施例では11A,11B
の2個)。
【0019】図4および図5に示す本発明の分電盤用操
作スイッチの取付構造は、図9に示す従来例の操作スイ
ッチの取付金具2に換えて取付ケース9が用いられたも
のである。この取付ケース9は、その下面に操作スイッ
チの本体12が収納される開口部を有する箱状の上部取
付ケース9Aと、その上面にこの上部取付ケース9Aの
開口部に合致する開口部を有する箱状の下部取付ケース
9Bとからなり、これら上部取付ケース9Aと下部取付
ケース9Bは嵌合部90によって組み付けられる。この
取付ケース9はその高さが並置される遮断器5の高さと
ほぼ同一で、その縦方向の側面の形状は遮断器の縦方向
の側面の形状とほぼ同一で、横方向の厚さはこの遮断器
5の横方向の厚さの整数倍となっている。
【0020】この上部取付ケース9Aの上面には貫通孔
91と、この横方向の一側面には上方向の接続端子96
(96A,96B,96C,96D)が設けられ、この
下部取付ケース9Bの下部横方向の両側面に取付板41
の取付用爪6と嵌合可能な凹部92Aおよび92Bと、
図示していないが、この取付ケース9の端部に上下方向
の複数個の貫通孔がそれぞれ設けられ、更にこの下面に
支持レール取付のための固定爪81とばね82で付勢さ
れる爪付スライダ83とからなる取付装置8が設けられ
る。
【0021】この取付ケース9を用いて操作スイッチ1
を分電盤等に取り付けるときは、予め操作スイッチ1の
頸部13を下方からこの上部取付ケース9Aの貫通孔9
1に挿入し、上方から締付ナット15で締め付けて操作
スイッチ1を上部取付ケース9Aに装着する。そして、
操作スイッチ1の下方向の接続端子11(11A,11
B,11C,11D)と、上部取付ケース9Aの一側面
の上方向の接続端子96(96A,96B,96C,9
6D)とをそれぞれ接続片97(97A,97B,97
C,97D)で接続する。この接続方法を図6ないし図
8を参照して説明する。
【0022】図6はこれら接続片97の平面図であり、
それぞれ一対の接続片97A(97C)および97B
(97D)で構成され、それぞれその一方の端部に操作
スイッチの接続端子11A(11C)および11B(1
1D)に接続されるU字形の締付部971と、その他方
の端部に上部取付ケース9Aの横方向の一側面の接続端
子96A(96C)および96B(96D)に接続され
るリング形の締付部972とを備え、接続片97A(9
7C)は、これら締付部971と締付部972とが接続
部973により操作スイッチ1の接続端子11A,11
B(11C,11D)の外側を通して連結され、接続片
97B(97D)はこれら締付部971と締付部972
とが接続部973により直接に連結された構造となって
いる。そして、これら接続部973の締付部972の近
くに折り曲げ部974がそれぞれ設けられている。
【0023】図7は上部取付ケース9Aの断面図であ
り、この上部取付ケース9Aの一側面にそれぞれ接続端
子96(96A,96B,96C,96D)の各ナット
962を収納し、保持する各ナット穴951と、このナ
ットを貫通する各ねじの逃し穴952と、各接続片97
が貫通できる横溝953および各接続片97の折り曲げ
部974を折り曲げたとき、この折り曲げ部974が収
納される縦溝954が設けられている。
【0024】また、図8は操作スイッチ1の下方向の接
続端子11(11A,11B,11C,11D)と、上
部取付ケース9Aの一側面の上方向の接続端子96(9
6A,96B,96C,96D)とを接続片97(97
A,97B,97C,97D)により接続する方法の説
明図である。まず、上部取付ケース9Aの各ナット穴9
51にナット962(図4を参照)を挿入し、接続片9
7A,97Cを内部から、接続片97B,97Dを外部
より横溝953を通し、これら接続端子の各リング形の
締付部972の中心がそれぞれナット962の中心にく
るように位置させ、これら接続片97A,97B,97
C,97Dの各U字形の締付部971を操作スイッチ1
の接続端子11A,11B,11C,11Dに締め付け
て接続し、更にこれら接続片の各折り曲げ部974をこ
の上部取付ケース9Aの縦溝954に入るように折り曲
げて固定するとより望ましい。そして、上部取付ケース
9Aの各ナット穴951に挿入した各ナット962に、
接続片97A,97B,97C,97Dの締付部972
の穴を通して、各締付ねじ962をねじ込んで接続端子
96A,96B,96C,96Dを形成する。
【0025】この操作スイッチの取付構造において、操
作スイッチ1の接続端子11(11A,11B,11
C,11D)と、この上部取付ケース9Aの接続端子9
6(96A,96B,96C,96D)は、下部取付ケ
ース9Bの下面からほぼ同一寸法の位置になるようにす
ることで、前述したようにこれらの間を接続する接続片
97(97A,97B,97C,97D)は平板状とな
り、接続片の取付が容易で接続が簡単化される。
【0026】また、この操作スイッチの取付構造では、
取付板41への取付ケース9の取付方法は図1および図
2に示す操作スイッチの取付構造と同様であるが、この
操作スイッチの取付構造では下部取付ケース9Bは、上
部取付ケース9Aへの操作スイッチ1の取付および操作
スイッチ1の接続端子11と上部取付ケース9Aの接続
端子96との間の接続が終わってから、上部取付ケース
9Aに結合するので、支持レール42の取付装置8は予
め下部取付ケース9Bの下面に設けることができ好便で
ある。
【0027】なお、この操作スイッチの取付構造では、
図4に示すように取付ケース9の接続端子96を並置さ
れる遮断器5の接続端子51と同じ方向に配置した例を
示しているが、図1および図2に示す操作スイッチの取
付構造のように遮断器5の接続端子51と反対方向に配
置し、これら接続端子間の距離を延長することも勿論で
きる。
【0028】前述の各操作スイッチの取付構造によれ
ば、操作スイッチは取付,配線の工数が低減されるとと
もに、その形状,寸法,取付方法および接続端子の方向
は並置される遮断器に整合されるので、分電盤等の構造
が簡素化し配線間違いを起こしにくくなる、更に配置の
スペース効率が向上し外観もよくなる。
【0029】
【発明の効果】本発明の分電盤用操作スイッチは各種電
気装置の操作用として量産され、低コストの埋込形操作
スイッチを分電盤等に取り付けるときに、この操作スイ
ッチの把手と接続端子を同一方向とする、あるいはその
形状,寸法および取付方法が並置される遮断器のそれと
整合するので、分電盤等の構造が簡素化し配線間違いを
起こしにくくなる、更に配線のスペース効率が向上し外
観もよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分電盤用操作スイッチの取付構造の一
実施例を示す分電盤等に取り付けたときの要部断面図
【図2】図1の平面図
【図3】図1に示す分電盤用操作スイッチの取付構造を
支持レールに固定する方法を示す要部断面図
【図4】本発明の分電盤用操作スイッチの取付構造の異
なる実施例を示す分電盤等に取り付けたときの要部断面
【図5】図4の下部取付ケースを取り外した分電盤用操
作スイッチの下面図
【図6】図4あるいは図5の接続片の平面図
【図7】図4の上部取付ケースの断面図
【図8】図4および図5に示す本発明の分電盤用操作ス
イッチの取付構造において、接続片の取付方法を示す説
明図
【図9】従来の操作スイッチの取付構造の一例を示す分
電盤等に取り付けたときの要部断面図
【符号の説明】
1 操作スイッチ 11 接続端子 12 本体 13 頸部 14 把手 15 締付ナット 41 取付板 44 支持レール 5 遮断器 51 接続端子 6 取付用爪 7 取付ケース 71 貫通孔 72A 凹部 72B 凹部 73 貫通孔 8 取付装置 81 固定爪 83 爪付スライダ 9 取付ケース 9A 上部取付ケース 9B 下部取付ケース 91 貫通孔 92A 凹部 92B 凹部 96 接続端子 97 接続片
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−181497(JP,A) 特開 平2−121223(JP,A) 実開 昭58−57206(JP,U) 実開 昭59−179404(JP,U) 実開 昭61−126710(JP,U) 実開 平1−148618(JP,U) 実開 昭60−156804(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 9/02 H02B 1/04 H02B 9/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉部を内蔵する本体と、この本体の上面
    に設けられその周囲にねじが切られた頸部と、この頸部
    の上端面に設けられた把手と、この把手を取り付けた本
    体の背面側に設けられた接続端子と、この頸部のねじと
    嵌合する締付ナットとからなる埋込形操作スイッチにお
    いて、この操作スイッチを、操作スイッチの本体が収納
    される開口部を有する箱状をなし、分電盤等の取付板に
    並置される遮断器の底面から上面までの寸法とほぼ同一
    であり、この上面に前記操作スイッチの頸部を下方から
    挿入し、上方から前記締付ナットを締め付けてこの操作
    スイッチが装着される貫通孔と、その一側面に前記操作
    スイッチの接続端子にその一方が接続され、操作スイッ
    チの把手側より接続可能な接続端子と、分電盤等の取付
    板に設けた係止部と嵌合する係止手段を有する取付ケー
    スを介して、前記分電盤等へ取り付けることを特徴とす
    る分電盤用操作スイッチ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の分電盤用操作スイッチにお
    いて、操作スイッチが取り付けられる取付ケースは、操
    作スイッチの本体が収納される下面開口部を有する箱状
    の上部取付ケースと、この上部取付ケースの下面開口部
    に合致する上面開口部を有する箱状の下部取付ケースと
    からなり、この上部取付ケースの上面に前記貫通孔を設
    け、その一側面に前記接続端子を、前記貫通孔に挿入さ
    れた操作スイッチの接続端子の下部取付ケースの下面か
    らの寸法とほぼ同一寸法の位置に設け、これら接続端子
    を両端部に締付部が設けられた平板状の接続片によって
    接続し、前記下部取付ケースに前記係止手段を設けたこ
    とを特徴とする分電盤用操作スイッチ。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の分電盤用操作ス
    イッチにおいて、操作スイッチが取り付けられる取付ケ
    ースは、その側面の形状が並置される遮断器の側面とほ
    ぼ同一で、その厚さがこの遮断器の厚さの整数倍である
    ことを特徴とする分電盤用操作スイッチ。
  4. 【請求項4】請求項1または2に記載の分電盤用操作ス
    イッチにおいて、操作スイッチが取り付けられる取付ケ
    ースの下部両側面に、取付板に設けられた遮断器の下部
    両側面に設けた凹部と嵌合する取付用爪の両端部と嵌合
    可能な凹部を設けたことを特徴とする分電盤用操作スイ
    ッチ。
  5. 【請求項5】請求項1または2に記載の分電盤用操作ス
    イッチにおいて、操作スイッチが取り付けられる取付ケ
    ースの端部に、取付板に設けた取付用ねじ孔に締め付け
    される取付ねじが貫通する複数個の上下方向の貫通孔を
    設けたことを特徴とする分電盤用操作スイッチ。
  6. 【請求項6】請求項1または2に記載の分電盤用操作ス
    イッチにおいて、操作スイッチが取り付けられる取付ケ
    ースの下面に、取付板に設けられる支持レールを挟持す
    る固定爪と、爪付スライダとを有する取付装置を設けた
    ことを特徴とする分電盤用操作スイッチ。
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