JP3144049B2 - Av機器の編集制御方法 - Google Patents

Av機器の編集制御方法

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JP3144049B2
JP3144049B2 JP04129836A JP12983692A JP3144049B2 JP 3144049 B2 JP3144049 B2 JP 3144049B2 JP 04129836 A JP04129836 A JP 04129836A JP 12983692 A JP12983692 A JP 12983692A JP 3144049 B2 JP3144049 B2 JP 3144049B2
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータを用いて
ビデオ機器、オーディオ機器等(以下、AV機器とい
う)の編集を制御する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先にコンピュータを用いて
AV機器の編集制御を可能にする制御システムを提案し
た(特願平3−192640号)。この制御システムで
は、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)
とAV機器を双方向通信回線で接続し、VISCA(V
ideo SystemControl Archit
ecture:登録商標)と称される通信プロトコルに
基づいてパソコンからAV機器に対しAV機器の動作を
制御する制御信号を送出することにより、AV機器の編
集制御を行うものである。
【0003】この制御システムの特徴の一つは、パソコ
ンとAV機器とが同一時刻を有する時計を持っていて、
AV機器がパソコンに送出する応答信号にAV機器が備
えている時計の時刻情報を付加するように構成されてい
ることである。この制御システムで、例えば、再生VT
Rが出力したビデオ信号を記録VTRで記録する場合に
は、以下のようにして行う。
【0004】まず、パソコンは再生VTR及び記録VT
Rのそれぞれに対し、それぞれの編集点から所定の時間
T巻き戻し、ポーズモードに設定する制御信号を送出す
る。ポーズモードの設定が完了したら、次に、再生VT
R及び記録VTRのそれぞれに対し、所定の時刻に同時
に再生モードに設定する制御信号を送出する。再生モー
ドの設定が完了したら、次に、パソコンは再生VTR及
び記録VTRのそれぞれに対し、テープ位置を問い合わ
せる制御信号を送出し、再生VTR及び記録VTRから
送出されたテープ位置及びそれぞれの時刻情報から再生
VTR及び記録VTRのテープ位置のずれを計算する。
そして、テープ位置のずれがなければ記録VTRに対
し、再生モードに設定した時刻から前記所定の時間T経
過した時刻に記録VTRを記録モードに設定する制御信
号を送出する。テープ位置のずれがあれば調走を行った
後、同様にして、記録VTRを記録モードに設定する制
御信号を送出する。このようにして、記録VTRが編集
点以降の再生VTRの映像を記録する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記制
御システムでは、パソコンが再生VTR及び記録VTR
に対して、所定の時刻に同時に再生モードに設定する制
御信号を送出しても、再生VTR及び記録VTRが現実
に再生モードになる時刻は、それぞれのメカ系の立ち上
がり時間の分、遅れてしまう。
【0006】そのため、再生VTRと記録VTRのメカ
系の立ち上がり時間が異なる場合、所定の時刻に同時に
再生モードに設定しても、メカ系の立ち上がり時間の差
異によりテープ位置が異なってしまうため、調走が必要
になり、録画開始のタイミングが遅れてしまうことがあ
る。また、調走をしないで編集を行うと、再生テープの
編集点と記録テープの編集点がずれてしまうので、再生
テープの編集点の先頭の部分が記録されなかったり、記
録テープの既記録部分に重ねて記録してしまったりする
ものであった。
【0007】本発明は、前記問題点を解決して、再生V
TR及び記録VTRのメカ系の立ち上がり時間が異なっ
ていても、高精度な編集が行えるAV機器の編集制御方
法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めに、本発明は、制御装置と、制御装置と双方向通信回
線を介して接続され、制御装置と同一の時刻情報を有す
る1以上のAV機器を備え、制御装置はAV機器の動作
を制御する制御信号を送出し、AV機器は該制御信号に
応じて時刻情報を付加した応答信号を送出する制御シス
テムを用いて、制御装置が以下のステップ(a)〜
(d)にしたがって第1及び第2のAV機器を御する
ことによって、第1のAV機器の再生テープの再生信号
を第2のAV機器の記録テープに記録するものである。 (a) あらかじめ第1及び第2のAV機器のそれぞれを
ポーズ状態とし、ポーズ時の第1のテープ位置を示す応
答信号を受信し次に所定の時刻にポーズを解除し、再
する指令を与えた後に第2のテープ位置及び第2の
ープ位置を検出した時の時刻情報からなる応答信号を受
け取り、第1および第2のテープ位置、所定の時刻、時
刻情報に基づいて、第1及び第2のAV機器のそれぞれ
メカ系の立ち上がり時間D1及びD2を測定してお
き、(b) 第1及び第2のAV機器のテープをそれぞれの
集点A、Bから所定の時間T巻き戻して、第1及び第2
のAV機器をポーズ状態にし、(c) 第1及び第2のAV機器の再生開始時刻Xが指定
された時に、第1及び第2のAV機器がそれぞれ時刻X
−D1、X−D2で再生を開始するようにし、(d) 時刻X+Tで第2のAV機器が記録を開始するよ
うに制御する。
【0009】
【作用】本発明によれば、以上のようにAV機器の編集
制御方法を構成したので、制御装置はあらかじめ第1、
第2のAV機器のメカ系の立ち上がり時間を測定してお
き、編集時に第1、第2のAV機器の再生開始時刻Xが
指定された場合、第1、第2のAV機器が指定された再
生開始時刻Xよりもメカ系の立ち上がり時間だけ早く再
生動作を開始するように制御する。したがって、第1、
第2のAV機器のメカ系の立ち上がり時間に差があって
も、メカ系の動作が安定した状態では、立ち上がり時間
の差が吸収されるので、第1、第2のAV機器のテープ
位置のずれがなくなり、高精度な編集を実現することが
できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例を適用す
る制御システムの構成を示すブロック図である。この制
御システムは、パソコン等の制御装置1、第1のVTR
2、第2のVTR3、第1のモニタ装置4と、双方向通
信回線5,6,7から構成されている。制御装置1は双
方向通信回線5,6,7を介して第1のVTR2、第2
のVTR3、第1のモニタ装置4に各種制御信号を送出
し、第1のVTR2、第2のVTR3、第1のモニタ装
置4は制御装置1に制御信号に対する応答信号を送出す
る。これらの通信は前記したVISCAに基づいて行
う。
【0011】図2は図1に示した制御システムにおける
第1のVTRの制御系の構成を示すブロックである。第
1のVTR2は制御部11、メカ系12、時計部13、
通信インタフェース部14を備えている。制御部11は
マイクロコンピュータで構成されており、第1のVTR
2全体の制御を行う。メカ系12はテープのローディン
グ、走行、停止等を行う。時計部13は、水晶発振器と
その出力を分周するカウンタからなるハードウェア、あ
るいはソフトウェアで構成されており、時、分、秒及び
(1/300)秒のそれぞれの桁の時刻情報を発生す
る。通信インタフェース部14は制御部11と制御装置
1との間で通信を行うインタフェースである。第2のV
TR3及び第1のモニタ装置4も第1のVTR2と同様
の制御系を備えている。
【0012】各AV機器に備えられている時計部は、制
御装置1が送出するリセット信号により、各桁が0にリ
セットされ、制御装置1及び各AV機器の時計部が同時
刻を表示する状態に設定される。そして、各AV機器、
例えば、第1のVTR2は制御装置1から動作モードの
設定を指令する制御信号を受信した場合には、指定され
た動作モードの設定を行い、それが完了すると制御装置
1へ応答信号を送出する。テープの位置情報を問い合わ
せる制御信号を受信した場合には、メカ系12のテープ
位置を検出し、検出した時刻を時計部13から読み取
る。そして、テープ位置情報に時刻情報を付加して制御
装置1へ送出する。
【0013】図3は本発明の実施例を適用する他の制御
システムの構成を示すブロック図である。図1に示した
制御システムでは、制御装置1と通信を行う機能及び同
一の時刻を有する時計部を第1,第2のVTR2,3及
び第1のモニタ装置4自身が備えているが、図3の制御
システムでは、第3,第4のVTR23,24及び第2
のモニタ装置25と制御装置1との間に設けた第1,第
2の制御ボックス21,22がこの機能を備えている。
第1の制御ボックス21と第3のVTR23との間は双
方向通信回線26により接続され、第2の制御ボックス
22と第4のVTR24及び第2のモニタ装置25との
間は双方向通信回線27,28により接続されている。
この制御システムでは、コンピュータとVISCAに基
づく通信機能を備えていない既存のAV機器の編集制御
を行うことができる。
【0014】図4は図3に示した制御システムにおける
第1の制御ボックス及び第3のVTRにおける制御系の
構成を示すブロック図である。図4において、図2と同
一の技術手段には同一の番号を付した。第1の制御ボッ
クス21はマイクロコンピュータで構成された制御部1
5、時計部13及び通信インタフェース部14を備えて
いる。制御部15は制御装置1と通信インタフェース部
14との間の通信プロトコルを第3のVTR23の通信
インタフェース部16と通信を行うための通信プロトコ
ル、例えば、LANC(Local Applicat
ion Control Bus System:登録
商標)に変換する。第2の制御ボックス22も、第1の
制御ボックス21と同じ制御系を備えている。
【0015】第3のVTR23は制御部11、メカ系1
2及び通信インタフェース部16を備えている。通信イ
ンタフェース部16は第1の制御ボックス20の制御部
15との間で通信を行うためのインタフェースである。
第4のVTR24及び第2のモニタ装置25も第3のV
TR23と同様の制御系を備えている。各制御ボックス
に備えられている時計部は、制御装置1が送出するリセ
ット信号により、各桁が0にリセットされ、制御装置1
及び各制御ボックスの時計部が同時刻を表示する状態に
設定される。そして、各制御ボックス、例えば、第1の
制御ボックス21は制御装置1から第3のVTR23の
テープの位置情報を問い合わせる制御信号を受信した場
合、通信プロトコルを変換して、第3のVTR23に転
送する。そして、第3のVTR23から送出されたテー
プ位置情報に自己の時計部13の時刻情報を付加して制
御装置1に送出する。
【0016】なお、図1〜図4は制御系のみを示したも
ので、第1のVTR2、第2のVTR3及び第1のモニ
タ装置4の間、及び第3のVTR23、第4のVTR2
4及び第2のモニタ装置25の間にはビデオ信号及びオ
ーディオ信号を伝送する信号線が設けられている。以
下、本発明の実施例に係る編集方法を、図1に示した制
御システムにおいて、第1のVTR2が再生したビデオ
信号を第2のVTR3で記録する場合について説明す
る。
【0017】図5は本発明の実施例における第1のVT
R2にセットしたテープ(以下、再生テープという)及
び第2のVTR3にセットしたテープ(以下、記録テー
プという)の編集点を示す説明図である。本実施例で
は、再生テープのテープ位置A以降の部分を、記録テー
プの記録済部分の終端のテープ位置B以降に記録する。
ここで、Taは再生テープの位置Aにおけるタイムコー
ド、Tbは記録テープの位置Bにおけるタイムコードで
ある。なお、このタイムコードとしては、RC(Rer
itable Consumer)タイムコード、VI
TC(Vertical Interval Time
Code)、コントロール信号(CTL)のカウント
値等を利用すれば、フレーム単位の編集が可能になる。
【0018】図6は本発明の実施例に係る編集制御方法
のフローチャート、図7は再生テープ及び記録テープの
動きを示す説明図である。以下、図1、図2及び図5〜
図7を参照しながら、本実施例について説明する。な
お、以下の説明では第1のVTRを再生機、第2のVT
Rを録画機、第1のモニタ装置を単にモニタ装置とい
う。
【0019】まず、ユーザは制御装置1を操作して再生
機2を再生モードに設定し、モニタ装置4を見ながら再
生テープを所望の位置A(編集点)で停止させ、タイム
コードTaを制御装置1の記憶装置(図示せず)に登録
する。同様に、録画機3を再生モードに設定し、モニタ
装置4を見ながら記録テープを所望の位置B(編集点)
で停止させ、タイムコードTbを制御装置1の記憶装置
に登録する(図6のステップS1)。
【0020】タイムコードTa,Tbの登録が済むと、
制御装置1は再生機2のテープ位置を編集点Aの例えば
5秒前、すなわちタイムコードがTa−5秒の位置へ巻
き戻し、次に、録画機3のテープ位置を編集点Bの5秒
前、すなわちタイムコードがTb−5秒の位置へ巻き戻
す(図6のステップS2、図7のP:サーチ及びR:サ
ーチ)。再生機2及び録画機3のメカ系12はポーズモ
ードで待機する。なお、再生機2と録画機3を順次に巻
き戻しているのは、図1の制御システムでは制御装置1
と再生機2及び録画機3がシリアルな通信回線で接続さ
れているので、同時に制御できないためである。制御装
置1と再生機2及び録画機3をバス型の通信回線で接続
すれば、同時に制御することができる。
【0021】ここで、この時の再生機2における制御系
の動作を図1及び図2を参照しながら、簡単に説明して
おく。制御装置1が再生機2に対し再生テープをTa−
5秒の位置で停止させる制御信号を送出すると、制御信
号は双方向通信回線5、通信インタフェース部14を通
って制御部11に入力される。制御部11は制御信号を
解析し、メカ系12に走行指令を送出し、メカ系12が
出力するタイムコードがTa−5秒になったら、メカ系
12にポーズ指令を送出するとともに、再生テープがT
a−5秒で停止したことを示す応答信号に時計部13の
時刻情報を付加して制御装置1に送出する。録画機3に
おける制御系の動作も同様である。
【0022】次に、制御装置1は再生機2と録画機3に
それぞれの時計部の時刻を0にする制御信号(リセット
信号)を送出する(ステップS3、時計:Rese
t)。次に、ユーザは制御装置1を操作して再生機2及
び録画機3を再生モードに設定する時刻Xを指定する
(ステップS4、P:XでPB、R:XでPB)。時刻
Xは、制御装置1と再生機2及び録画機3との間の制御
信号、応答信号の伝送遅延時間、再生機2及び録画機3
のメカ系12の立ち上がり時間よりも長い時間に設定す
る。
【0023】ここで、再生機2及び録画機3のメカ系1
2の立ち上がり時間について説明する。図8はメカ系の
立ち上がり時間の説明図であり、(a)は理想的な立ち
上がりの特性図、(b)は立ち上がりの遅い場合の特性
図である。図8(a)に示すような理想的な立ち上がり
特性の場合、時刻0に再生を開始する指令が与えられる
と、時刻0以後の経過時間とテープの移動量とは直線的
な関係になる。
【0024】これに対して、図8(b)に示すような立
ち上がりの遅い場合、時刻0に再生を開始する指令が与
えられても、再生を開始してからテープが安定に走行す
るまでには所定の立ち上がり時間Dが必要であり、その
時間を経過するまでは経過時間とテープの移動量とは直
線的な関係にならない。時刻0以後の経過時間とテープ
の移動量とを図8(a)の理想的な立ち上がり特性と同
じにするためには、時刻0よりも立ち上がり時間D(図
では1/30秒程度)早く再生を開始させることが必要
である。
【0025】本実施例においても、前述したように再生
機2と録画機3のメカ系12の立ち上がり時間D1とD
2が異なる場合、時刻Xで同時にメカ系12を動作させ
ても、立ち上がり時間の差異によりテープ位置が異なっ
てしまうため、調走が必要となってしまい、録画開始の
タイミングが遅れてしまうことがある。また、調走をし
ないで編集を行うと、再生テープの編集点Aと記録テー
プの編集点Bがずれてしまうので、再生テープの先頭の
部分が記録されなかったり、記録テープの記録済部分に
重ねて記録してしまうことになる。
【0026】そこで、本実施例では、あらかじめ制御装
置1により再生機2及び録画機3のそれぞれのメカ系1
2の立ち上がり時間D1,D2を測定しておき、ユーザ
が時刻Xを指定すると、制御装置1が時刻Xよりもそれ
ぞれ立ち上がり時間D1またはD2前に再生を開始する
制御信号を送出するように構成した。このようにすれ
ば、立ち上がり時間が長い場合には、その分早くポーズ
解除動作が始まるので、メカ系12の動作が安定した状
態では、立ち上がり時間の差が吸収され、その結果、図
8(a)に示した理想的な立ち上がり特性と同じ直線上
にのる。したがって、調走の必要は殆どなくなるので、
録画開始タイミングの遅れや編集点のずれは少なくな
る。
【0027】以下に、図9を参照しながら、図1に示し
た制御システムを用いて再生機2のメカ系12の立ち上
がり時間D1を計算する方法を説明する。まず、再生機
2を再生ポーズ状態に設定する制御信号を送出する(ス
テップS11)。そして、再生機2が再生ポーズ状態に
設定されたことを示す応答信号を受信する(ステップS
12)。
【0028】次に、再生機2に対してテープ位置を問い
合わせる制御信号を送出する(ステップS13)。そし
て、再生機2のテープ位置がT0であることを示す応答
信号を受信する(ステップS14)。次に、再生機2に
対して時刻Xで再生を開始する制御信号を送出する(ス
テップS15)。次に、再生機2に動作モードを問い合
わせる制御信号を送出する(ステップS16)。そし
て、再生機2の動作モードを示す応答信号を受信する
(ステップS17)。再生機2の動作モードが再生モー
ドであるかどうか判断する(ステップS18)。ステッ
プS16〜S18に代えて一定時間待つ処理を行っても
よい。
【0029】再生機2の動作モードが再生モードであれ
ば、テープ位置を問い合わせる制御信号を送出する(ス
テップS19)。テープ位置T1及びテープ位置を検出
した時の時計部13の時刻情報X+t1を示す応答信号
を受信する(ステップS20)。次に、T1−T0が0
かどうかを判断し(ステップS21)、0でなければD
1=t1−T1+T0の計算式から再生機2のメカ系1
2の立ち上がり時間D1を計算する(ステップS2
2)。録画機3のメカ系12の立ち上がり時間D2も同
様にして計算することができる。
【0030】以上で、再生機2及び録画機3のメカ系1
2の立ち上がり時間D1、D2の測定方法の説明を終わ
り、本実施例の説明に戻る。ステップS4で編集開始指
令を行った後、制御装置1は再生機2及び録画機3のメ
カ系12が安定状態になるまで待ち、安定状態になった
ら再生機2及び録画機3にテープ位置を問い合わせる
(ステップS5,S6)。再生機2はテープ位置を問い
合わせる制御信号を受信すると、メカ系12からタイム
コードを読み取り、時計部13の時刻情報を付加して制
御装置1に送出する。同様に、録画機3はテープ位置を
問い合わせる制御信号を受信すると、メカ系12からタ
イムコードを読み取り、時計部13の時刻情報を付加し
て制御装置1に送出する。
【0031】制御装置1は再生機2から送出されたタイ
ムコードと時刻情報及び録画機3から送出されたタイム
コードと時刻情報を比較し、テープ位置が合っているか
どうかを判断する(ステップS7)。ここで、再生機2
が送出したタイムコードがTa−T2、時計情報がt2
であり、録画機3が送出したタイムコードがTa−T
3、時計情報がt3であったとする。再生機2及び録画
機3のテープ走行速度をVとすると、時刻t2からt3
の間に再生機2のテープはV×(t3−t2)だけ走行
する。したがって、時刻t3における再生テープのテー
プ位置はTa−T2+V×(t3−t2)になるから、
これがTa−T3に等しければ、再生機2と録画機3の
テープ位置が合っていることになる。
【0032】制御装置1は再生機2と録画機3のテープ
位置が合っていれば、録画開始時刻をX+Tに設定し
(ステップS8、R:X+TでREC)、録画機3に時
刻X+5秒で録画動作を開始する制御信号を送出する
(ステップS9)。一方、テープ位置が合っていなけれ
ば、調走を行った後、再び、テープ位置を問い合わせる
(ステップS10)。
【0033】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能で
あり、それらを本発明の範囲から排除するものではな
い。例えば、本発明はVTRの編集だけでなく、DA
T、PCMプロセッサ、テープレコーダ等のテープを用
いたAV機器一般に適用することができる。また、本発
明はレーザーディスクプレーヤ、CDプレーヤ、電子楽
器、チューナ等のAV機器の出力信号を記録する場合に
も適用することができる。これらのAV機器にはメカ系
がないか、もしくはあっても立ち上がり時間は無視でき
るので、VTR、DAT等、記録する側のメカ系の立ち
上がり時間のみを測定しておけばよい。
【0034】さらに、上記実施例では第1のモニタ装置
4上で再生テープと記録テープの編集点を決定している
が、制御装置1にビデオボードを設けて第1、第2のV
TRの出力するビデオ信号を入力し、制御装置1のディ
スプレイ画面上で編集点を決定するように構成してもよ
い。また、上記実施例ではNTSC方式を映像信号の編
集を行っているが、本発明はPAL方式等、他方式の映
像信号の編集にも適用できる。
【0035】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、あらかじめ第1、第2のAV機器のメカ系の立
ち上がり時間を測定しておき、編集時に第1、第2のA
V機器の再生開始時刻Xが指定された時に、第1、第2
のAV機器が指定された再生開始時刻Xよりもメカ系の
立ち上がり時間だけ早く再生動作を開始するように制御
するので、第1、第2のAV機器のメカ系の立ち上がり
時間に差があっても、指定された時刻丁度に指定された
動作を行なわせることができる。したがって、高精度な
編集やタイマー予約等が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を適用する制御システムの構成
を示すブロック図である。
【図2】図1に示した制御システムにおける第1のVT
Rの制御系の構成を示すブロックである。
【図3】本発明の実施例を適用する他の制御システムの
構成を示すブロック図である。
【図4】図3に示した制御システムにおける第1の制御
ボックス及び第3のVTRにおける制御系の構成を示す
ブロックである。
【図5】本発明の実施例における再生テープ及び記録テ
ープの編集点を示す説明図である。
【図6】本発明の実施例に係る編集制御方法のフローチ
ャートである。
【図7】本発明の実施例における再生テープ及び記録テ
ープの動きを示す説明図である。
【図8】メカ系の立ち上がり時間の説明図である。
【図9】本発明の実施例におけるメカ系の立ち上がり時
間測定方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 制御装置 2,3,23,24 VTR 4,25 モニタ装置 13 時計部 21,22 制御ボックス

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御装置と、該制御装置と双方向通信回
    線を介して接続され、該制御装置と同一の時刻情報を有
    する1以上のAV機器を備え、該制御装置は該AV機器
    の動作を制御する制御信号を送出し、該AV機器は該制
    御信号に応じて時刻情報を付加した応答信号を送出する
    制御システムを用いて、前記制御装置が以下のステップにしたがって前記第1及
    び第2のAV機器を御することによって、第1のAV
    機器の再生テープの再生信号を第2のAV機器の記録テ
    ープに記録するAV機器の編集制御方法。 (a)あらかじめ前記第1及び第2のAV機器のそれぞ
    れをポーズ状態とし、ポーズ時の第1のテープ位置を示
    す応答信号を受信し次に所定の時刻にポーズを解除
    し、再生する指令を与えた後に第2のテープ位置及び該
    第2のテープ位置を検出した時の時刻情報からなる応答
    信号を受け取り、前記第1および第2のテープ位置、前
    記所定の時刻、前記時刻情報に基づいて、前記第1及び
    第2のAV機器のそれぞれのメカ系の立ち上がり時間D
    及びD2を測定しておき、 (b)前記第1及び第2のAV機器のテープをそれぞれ
    編集点A、Bから所定の時間T巻き戻して、前記第1
    及び第2のAV機器をポーズ状態にし、 (c)前記第1及び第2のAV機器の再生開始時刻Xが
    指定された時に、前記第1及び第2のAV機器がそれぞ
    れ時刻X−D1、X−D2で再生を開始するようにし、 (d)時刻X+Tで前記第2のAV機器が記録を開始す
    るように制御する。
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