JP3143678U - かい巻き - Google Patents

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久美子 森田
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株式会社タクトコーポレーション
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Abstract

【課題】寝具として使用した時に衿で口元が覆われないようにした、かい巻きを提供する。
【解決手段】かい巻き10は、衿14において特に後ろ衿ぐりを肩山16のラインよりも内側へと凹ませた凹部17を備えており、前身頃と後身頃を反対にして肩山16で両肩を覆うようにして身体に掛けた時に凹部17が使用者の首に嵌まるようになっている。
【選択図】図3

Description

本考案は、防寒用寝具として使用されるかい巻き(「夜着」、「丹前」、「どてら」等とも呼ばれる)について、特に就寝時の快適性を向上させた形状に関する。
一般に、かい巻きは袖の付いた防寒用寝具として知られており、防寒着としてだけでなく寝具としても使用することができる便利なものである。図5に示すように、従来のかい巻き1は、袖丈の短い長着のような形状をしており、防寒着として使用する場合には袖2に手を通して着物のように羽織って使用する。また、寝具として使用する場合には、かい巻き1の前と後ろを反対にして、かい巻き1を掛け布団のように身体に掛けて使用するようになっている。
ところで、従来のかい巻き1には首周りの寒さを防ぐために衿3が設けられており、この衿3が肩山4のラインよりも高い位置にはみ出している。このため、寝具として使用した時に、図6(a)のように両肩を包むようにして身体に掛けると、衿3で口元が覆われてしまうので、息苦しくて寝付きが悪くなるという問題があった。また、図6(b)のように衿3が邪魔にならないように下にずらすと両肩が袖2よりも上に出てしまうので、両肩が冷えて寒さを防げないという問題があった。
本考案はこのような問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、特に寝具として使用する場合に、身体に掛けた時でも衿で口元が覆われることがなく、しかも寒さを防いで快適な睡眠を取ることができるかい巻きを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本考案は、かい巻きの衿の形状を工夫したものであり、本考案に係るかい巻きは、全体が長着形状であり、後ろ衿ぐりが肩山のラインよりも内側へ凹んだ形状になっていることを特徴とする。このような形状にすると、両肩を包むようにして身体に掛けた時に後ろ衿ぐりの部分が顎よりも下側に位置するので、衿で口元が覆われることがなく快適な睡眠が確保される。
また、本考案に係るかい巻きは、全体が長着形状であり、後ろ衿ぐりが肩山のラインよりも内側へ凹んだ形状になっており、衿の周囲にループが設けられ、衿カバーの取付紐をループに通して結び付けることにより衿カバーが取り外し可能に取り付けられていることを特徴とする。このような構造によれば、かい巻きの特に汚れやすい衿の部分だけを衿カバーで覆うことにより、衿カバーが汚れてもかい巻きから取り外して丸ごと洗濯することが可能になり、いつでも清潔な状態でかい巻きを使用することができる。
本考案のかい巻きによると、寝具として使用した時に後ろ衿ぐりの凹んだ部分が使用者の首に嵌まるようになっているため、口元が衿で覆われず息苦しくなくなるので、心地良い眠りに就くことが可能になる。また、肩山で両肩を包み込むようにして掛けると両肩が外に出ることがなく、しかも首周りの肌が衿で覆われるので寒さを防いで一晩中快適な睡眠を取ることができる。さらに、取り外し可能な衿カバーを設けたことにより、汚れた衿カバーだけを取り外して洗濯することができ、いつでも清潔な状態でかい巻きを使用することができる。
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本考案のかい巻きの構成を示す外観図、図2は衿カバーの構成とその取付時の状態を示す説明図、図3は本考案のかい巻きの使用時の状態を示す説明図、図4は本考案のかい巻きの他の構成例を示す外観図である。
図1において、本実施形態のかい巻き10は、中綿に羊毛を使用したキルティング生地を使用し、このキルティング生地を所要形状に裁断して縫製することによって構成されている。このかい巻き10は前身頃11と後身頃12とからなり、袖13の丈を短くした長着形状をしている点では従来のかい巻き1と同じであるが、衿14の形状が従来のものと異なっている。
すなわち、衿14は、後ろ衿ぐり15を肩山16のラインよりも内側(後身頃12側)へと凹ませた略「コ」の字形状の凹部17を備えている。この凹部17は、使用者の首が嵌まる程度の幅と深さを有しており、着用した時に首周りを覆うようになっている。なお、衿14は首周りの肌に直接触れる部分であるので、肌触りの柔らかい綿起毛(綿別珍)の素材を縫い付けることにより構成されている。
また、衿14の周囲には、図2に示す衿カバー20を取り付けるための小さなループ18が設けられており、本実施形態では衿14の内側と外側に合計6個のループ18,18,…がかい巻き本体と衿部分の間に縫い込まれている。これに対して、衿カバー20は、衿14の上半分を覆う大きさの綿ニット素材で構成されており、カバー本体21の両側縁部に沿って同じく6箇所に綿製の取付紐22,22,…が縫い付けられている。そして図2に示すように、それぞれの取付紐22をループ18に通して結び付けることにより、かい巻き10の衿14に衿カバー20を取り付けることができる。
本考案のかい巻き10は以上のように構成されており、これを寝具として使用する場合には、図3に示すように前身頃11と後身頃12を反対にしてかい巻き10を掛け布団のように身体に掛け、肩山16で両肩を包み込むようにして使用する。ここで、衿14には凹部17が設けられており、この凹部17が使用者の首にちょうど嵌まるようになっている。このため、従来のように衿14で口元が覆われることがなく心地良い眠りに就くことが可能になる。また、肩山16が両肩を覆うので両肩が外に出ることがなく肩口から冷たい空気が入るのを遮断することができ、しかも首周りが衿14によって覆われているので、寒さを防いで一晩中快適な睡眠を取ることができる。
また、従来のかい巻きにはカバーを付けたタイプがあったが、かい巻き全体を覆うカバーや、胸の位置よりも上の袖を含む部分まで覆うカバーが一般的であり、取り付けが面倒であり、しかも折角かい巻きの素材を暖かいものにしても冷えたカバーが身体に触れてしまい必ずしも快適なものとはいえなかった。それに対して、本実施形態の衿カバー20は従来のカバーと違って衿14の上半分だけを覆うようになっているので、身体全体に触れる部分が羊毛入りのキルティング素材になり、かい巻き10全体が冷たく感じることもない。また、衿カバー20は綿ニット素材で構成されているため、肌触りが良く、寝ている間にかいた汗を効率良く吸収することができる。しかもこの衿カバー20は取付紐22をほどけば衿14から簡単に取り外すことが可能であり、汚れても衿カバー20だけを丸ごと洗濯することができ、常に清潔な状態でかい巻き10を使用することができる。
なお、上述した実施形態では、かい巻き10の後ろ衿ぐり15に略「コ」字形状の凹部17を形成したが、後ろ衿ぐり15が肩山16のラインよりも内側へと凹んでいれば、凹部17の形状については特に限定されない。例えば、図4(a)に示すような半円形状の凹部17aや、同図(b)に示すようなV字形状の凹部17bなど、様々なバリエーションを採用することも可能である。
本考案のかい巻きの構成を示す外観図。 衿カバーの構成とその取付時の状態を示す説明図。 本考案のかい巻きの使用時の状態を示す説明図 本考案のかい巻きの他の構成例を示す外観図。 従来のかい巻きの構成を示す外観図。 従来のかい巻きの使用時の状態を示す説明図。
符号の説明
10 かい巻き
11 前身頃
12 後身頃
13 袖
14 衿
15 後ろ衿ぐり
16 肩山
17 凹部
18 ループ
20 衿カバー
21 カバー本体
22 取付紐

Claims (2)

  1. 全体が長着形状であり、後ろ衿ぐりが肩山のラインよりも内側へ凹んだ形状になっていることを特徴とするかい巻き。
  2. 全体が長着形状であり、後ろ衿ぐりが肩山のラインよりも内側へ凹んだ形状になっており、衿の周囲にループが設けられ、衿カバーの取付紐をループに通して結び付けることにより衿カバーが取り外し可能に取り付けられていることを特徴とするかい巻き。
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