JP4324739B2 - スポーツ用首巻き - Google Patents

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本願発明は、例えばジョギングやウォーキングの際に首に掛けて若しくは巻いて使用するスポーツ用首巻きに関し、更に詳しくはボタンやスナップ等の留め具を用いることなく環状状態を長時間安定的に保持可能であり軽量なスポーツ用首巻きに関する。
ジョギングやウォーキング時に正方形のハンカチタオルをポケットに入れるか、或は長方形状のフェイスタオルを首にぶら下げ若しくは首に巻着して端部を結んで使用していた。しかしながら、従来の正方形若しくは長方形状タオルを用いる方法であると、使用者が運動中に身体から落下し、又、落下防止のために首に長方形状タオルを巻着するとタオルの縦幅が広いので、顎や首の付け根までタオルに覆われ邪魔であり、首を締め付け、更に重いという不具合があった。
上記不具合を解消するために、横方向に長いタオルの略中央部を両端方よりも細くし、運動時に首に掛けても落下しないようにしたもの(例えば、特許文献1参照)や、タオルにスナップボタンを設け、襟元でタオルを留めるようにしたもの(例えば、実用新案文献1参照)が提案されている。
しかし、上記特許文献1記載の発明であると首にぶら下げて使用するため、背を後方へ反らす運動や回転させる運動を行ったり或はジョギング等で身体が上下に揺れたりすると首から落下する事態が生じる。又、首の周囲に環状に配設する場合は左右に設けた面ファスナーを当接し閉じるようにしているため、面ファスナーを開いた状態では使用者の皮膚に面ファスナーが接触する場合が生じ異物感があって不快感を使用者に与え、又、面ファスナー縫着工程等を必要とし製品完成に時間を要し、部品点数と工程数の多さにより製品のコスト高を招来するという問題点があった。
又、実用新案文献1記載のタオルに関しても、スナップボタンを必要とするため使用時に異物感があり皮膚を損傷する虞があり、安全快適に使用できず、スナップボタン縫着工程や部品点数の増加により、結果的に製品のコスト高を招来するという問題点があった。
又、特許文献1記載の発明及び実用新案文献1記載の考案何れもタオルの大きさが大きく、部品を設けているので使用中重いという問題点があった。
特開平8−215097号公報
実用新案文献1
実開昭60−25497号公報
本願発明は、軽量で、留め具を用いることなく首の外周に使用者の好みに応じた径を以て環状に形成できるスポーツ用首巻きを提供するものである。
上記目的を達成するために、本願発明のうち請求項1記載の発明は、吸湿性、通気性、ソフトな触感及び速乾性を有する材質よりなる長方形状織物を、縦幅方向に2つ折りにし、対向する長尺縁部を重合し、左右両端から夫々所定位置まで縫着し、この縫着端から内方へ約10〜11cmの位置は縫着せず開口して差入れ口とし、該差入れ口の各内端間は縫着して中間部分とした一方向に著しく長い筒状に形成し、使用者の首全周囲を内側に配設して囲み、安定的な環状状態を保持可能に、前記中間部分の長さ方向略中央が使用者の頚椎に位置するように首に掛け、胸の正面側で一方の端部を他方端部側の差入れ口より首巻きの腔部に入れ、前記一方の端部を他方の端部の開口外側方へ引き出し可能に左右両端方は開口し、前記端部は繻子織にし前記中間部分よりも硬い触感にしたことを特徴とする。
本願発明は、スナップボタンや面ファスナー等の留め具を一切使用することなく、首の外周囲に使用者の好みの径を以て環状に形成可能であるので危険性がなく、取扱いに制限がなく、製品の低コスト化により経済的であるという効果がある。
縦幅が、首の長さに対応するようにした長い筒状に形成したので、軽量化を図り得ることができ、使用時、違和感を感じないという効果がある。
首の外周に使用者の好みに応じた径を以て環状に形成し、吸湿性、通気性、ソフトな触感及び速乾性を有する材質よりなるので、ジョギング中でも首に掛けた状態で容易に汗等を拭うことができる。
不使用時にはコンパクト化可能であるので、携帯場所をとらず便利である。
図1はスポーツ用首巻きの斜視図、図2は図1のA−A線拡大断面図、図3は使用状態を示す図である。これらの図において、首巻き1は両端方を開口した横方向に著しく長い筒状に形成され、端部2、3、中間部分4及び差入れ口5、6とより構成されている。首巻き1の中間部分4は、吸湿性、通気性、ソフトな触感及び速乾性を有する織物若しくは筒状編物を用いている。具体例として綿糸若しくはレーヨン糸若しくはこれらのうちの少なくとも一種と合成繊維との混紡糸やモール糸等の無撚糸を用いたタオル織物が好適で、タオル織物以外にも平織、朱子織等のあらゆる組織の織物、混用織物が含まれる。端部2、3は中間部分4よりも硬い触感の織物よりなる。
本実施例のスポーツ用首巻きを製造する一例を説明する。首巻き1は、平視四角形のタオル織物から製作される。タオル織物は、毛部分がレーヨンとナイロンを混紡したモール糸と綿糸とで表面側に毛とパイルが混在して表出し、両端部は100%の綿糸を用いて繻子織にし、さらにヘム縫いを施したものを用いる。このタオル織物の大きさは問わないが、一般的な成人男性用として縦幅が約15cm、横幅が約90cmの横長な長方形状のものを用いる。また、タオル織物は片面パイルであっても両面パイルであってもよいが、表面側にパイルが出ていることを必要とする。長方形状タオル織物を、表側面が当接重合するように縦方向に2つ折りにし、対向する長尺縁部を重合して左右両端から夫々約9〜10cm程度の位置まで縫着し、縫着端から内方へ約10〜11cmの位置は縫着せず開口して差入れ口5、6とし、この差入れ口5、6の各内端間は縫着する。このようにして得られた縫製品を裏返して、タオル織物の表面側を表側にしスポーツ用首巻きを得る。
次に使用方法について、図3を参照にして説明する。中間部分4の長さ方向略中央が頚椎に位置するように首に掛け、胸の正面側で、端部3を差入れ口5より中間部分4の内側に入れ、端部3を端部2の開口の外側方へ引き出し、首の外周を環状に配設するようにして使用する。首巻き1のうち差入れ口5から首巻き1の内側に挿入された部分は、差入れ口5から端部2に亘たる部分の内周面に当接し、当接する繊維どうしの摩擦により位置擦れが生じることなく、環状状態を安定的に保持する。又、汗を拭う場合は、差入れ口5から中間部分4を、首巻き1の長さ方向中央位置方向に引っ張って引き出し、首巻き1を端部2、3が左右に離れて肩から垂れている状態にし、首巻き1のうち使用者の好みの部分で汗を拭うものである。又、不使用時には、丸めるか若しくは折り畳んでコンパクト化し、ポケット等に収納する。
図4に示される実施例について説明する。説明を簡単にするために図1〜図3と同様の作用をなす部分は同一符号で説明する。首巻き1には端部3側に差入れ口7、8を設けている。端部2を差入れ口7、8のいずれか一方を選択することにより、首巻き1の首の周囲に環状に配設する場合の径の調整や端部3からの端部2の露出度合を、使用者の好みに自由に合わせることができる。
図5に示される実施例について説明する。首巻き1の端部2、3側は開口している。端部2、3の両側方に差入れ口9、10、11、12を開設している。端部2を差入れ口11、12のいずれかに挿入し端部3の開口外側より引っ張り出したり、或は端部3を差入れ口9、10のいずれかに挿入し端部2の開口外側より引っ張り出す等、種々の用い方が可能である。
尚、本願発明の実施例1〜3については、両端部2、3がヘム縫いをしているものを例に説明したが、ヘム縫いをしていないものも本願発明に含まれる。
首巻き1の長さや径を変えることにより、活動時や就寝時の喉保護や保温保持のための首巻き、マフラー、ペット用マフラー、鉢巻き又はヘアバンドとして適応できる
スポーツ用首巻きの斜視図である。(実施例1) 図1のA−A線拡大断面図である。(実施例1) 使用状態を示す図である。(実施例1) スポーツ用首巻きの背面図である。(実施例2) スポーツ用首巻きの斜視図である。(実施例3)
1 首巻き
2、3 端部
4 中間部分
5、6、7、8、9、10、11、12 差入れ口

Claims (1)

  1. 吸湿性、通気性、ソフトな触感及び速乾性を有する材質よりなる長方形状織物を、縦幅方向に2つ折りにし、対向する長尺縁部を重合し、左右両端から夫々所定位置まで縫着し、この縫着端から内方へ約10〜11cmの位置は縫着せず開口して差入れ口とし、該差入れ口の各内端間は縫着して中間部分とした一方向に著しく長い筒状に形成し、
    使用者の首全周囲を内側に配設して囲み、安定的な環状状態を保持可能に、前記中間部分の長さ方向略中央が使用者の頚椎に位置するように首に掛け、胸の正面側で一方の端部を他方端部側の差入れ口より首巻きの腔部に入れ、前記一方の端部を他方の端部の開口外側方へ引き出し可能に左右両端方は開口し、
    前記端部は繻子織にし前記中間部分よりも硬い触感にしたことを特徴とするスポーツ用首巻き。
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