JP6482041B1 - ショール - Google Patents

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【課題】簡易な構成で、防寒性、ファッション性などに優れたショールを提供する。【解決手段】全体が長方形の本体部1と、本体部1の長方形の一方側の長辺に一体的に設けられた、頭部を覆うためのフード部2と、を備え、本体部1の表側は、ボア1aまたはフェイクファー素材であるので、防寒性やファッション性に優れている。本体部1の裏面は、滑らかなポリエステル素材であり、本体部1のボタンホール3にボタン4を留めるので、着物等に慣れない着用者にとっても、両手があいて快適である。【選択図】図1

Description

本発明は、女性が和服や洋服の上から羽織るためなどに使用するショール(肩掛け)の改良に関する。
ショールは、女性が和服や洋服の上などから羽織る肩掛けであり、「ケープ」、「ストール」等とも称される。基本的には、全体的に四角形、三角形を呈しているが、これに対して様々な提案がなされている。
例えば、ショールの中にT字の切り込みを入れる事によって、体に巻き付け易くしたものが提案されていた。また、T字のカットの部分にフードをスナップボタンで取り付けることにより、降雨を避けることを可能としていた
(特許文献1参照。)。
また、長方形の生地の両方の短辺を接合することによって筒状に形成された生地の二つの挿通部のうちの一方の挿通部の中央部を接合し、その接合部の両側に人の頭が入る大きさの挿通部を設けた外衣も提案されていた。この外衣は、年代、性別にも関係せずに使用可能で、防寒性、携行性、ファッション性を高めることを課題としていた(特許文献2参照。)。
更に、特許文献3によって提案されていたのは、乳幼児用の「多目的おくるみ」である。この多目的おくるみは、全体が略四角形状の本体部の一辺から突出させその先端にボタンをつけた突出片と、一対の突出片の間に乳幼児の頭部を被せるキャップと、本体部の3辺に紐を挿入し、本体部の3辺を締め付け自在とした紐締付部とを備えた構成としている(特許文献3参照。)。この多目的おくるみによれば、シンプルな形状で複数の使用形態を確保することを可能としていた。
特開平8−158126号公報(第2−4頁、第1図) 特開2016−69735号公報(第2−4頁、第3図) 特開2015−45104(7―12頁、第1図)
ところで、図3の符号EMに示すように、通常、女性は和服を着る際に、衣紋を抜く。衣紋を抜くとは、衿の後ろ部分をずらして首元を開けるように着ることである。このため、和服(きもの)特有の衿元の寒さを防ぐべく、ショール等を羽織るのであるが、従来のショールでは防寒効果が期待通り得ることができないものが多い。
例えば、特許文献1、特許文献2にて提案されたショール、外衣にあっては、防寒効果には乏しい。また、特許文献3に記載の多目的おくるみによれば、乳幼児を確実にくるむために、本体部の一辺から突出させて先端にボタンをつけて1対の突出片等を設けるため、構造がシンプルではない。しかも、特許文献3に記載の多目的おくるみは、ファッション性が考慮されたものではない。
本発明は、かかる従来の課題を解決するためになされたもので、簡易な構成で、防寒性、ファッション性などに優れたショールを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、長方形の本体部と、
前記本体部の長辺の縁に一体的に設けられ、頭部を覆うためのフード部と、
前記本体部の両方の短辺同士を係止するための係止部と、を備え、
前記本体部の表側は、ポリエステルのボア素材、または、ポリエステルのフェイクファー素材であり、
前記係止部は、
前記本体部の裏側における一方の短辺近傍に1個のみ設けたボタンと、
前記ボタンに対応して他方の短辺近傍位置に形成された、当該ボタンを前記本体部の表側から係止するためのボタンホールと、を含んで成り、
前記ボタンは、その表面を、前記本体部の裏側の素材でくるんで成るくるみボタンであるショールである。

また、請求項2に記載の発明は、前記本体部の裏面は、ポリエステル素材であることを特徴とする
本発明によれば、簡易な構成で、防寒性、ファッション性などに優れたショールを提供することができるという効果が得られる。
ショール10の表側および裏側の模式的構成図である。 図1におけるA−A‘断面の模式的説明図である。 従来の技術を説明するための模式的説明図である。 ショール10の使用方法の模式的説明図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。以下に説明する実施形態は、本発明のショール10の一例であり、これに対して様々な構成変更等を施すことができることは言うまでもない。また、本体部1の形状が長方形の場合の一例を説明するが、本体部1は、三角形、四角形、半円形(三日月型を含む)等の形状が提案される。また、楕円型は長方形の4つの直角の角部が丸まったものである。
(構成)
図1(a)は、本発明の実施形態であるショール10の表側の模式的平面図、図1(b)は、本発明の実施形態であるショール10の裏側の模式的平面図である。また、図2は、図1におけるA−A‘断面矢視図である。
図1(a)、図1(b)に示すように、ショール10は、全体が長方形の本体部1と、本体部1が呈する長方形の一方側の長辺の中央部付近に一体的に設けられた、頭部を覆うためのフード部2と、を備えている。ここで、本体部1が呈する長方形は、対辺同士が平行・同長である正確な長方形はもちろんのこと、長方形が多少歪に形成された場合も含む意味である。例えば、長方形の四隅が曲率を有している場合、長辺同士および/または短辺同士が平行から少しずれた場合などの様々な場合が含まれる。
本体部1は、表地の縁部と、裏地の縁部とを縫い合わせ、さらに、所要の箇所を線状、または、曲線状に縫い合わせている。また、フード部2は、別途製造した後に、本体部1の一方の長辺の中央部付近に縫い付けている。一例として、フード部2の表側は、本体部1の表地で製造するとともに、フード部2の裏側の一部は、本体部1の裏地で製造している。
また、図1(a)、図1(b)に示すように、本体部1が呈する長方形の一方側の短辺近傍には、ボタン4が設けられているとともに、このボタン4に対応する、他方側の短辺近傍には、ボタンホール3が形成されている。一例として、ボタン4は、くるみボタンで成る。ボタン4は、本体部1の裏側に設けられているとともに、本体部1の裏地である長襦袢で包まれているため、ボタン4が設けられたことにより、ショール10のファッション性が損なわれることはない。
図2に示すように、本体部1の表地は、ポリエステルのボア素材1aであり、本体部1の裏地は、滑らかなポリエステル素材1bで成っている。ポリエステルのボアは、ポリエステル素材で製造された毛足の長い又は短い生地で、クッション、ぬいぐるみ等の生地として使用され、フワフワ感の手触りのあるものであり、特に優れた保温性を有するため、防寒性に優れる。
一方、裏地のポリエステル素材1bは、手触りが滑らかで心地良さを与える素材であり、和服にフィットする。なお、これらの素材は一例であり、他に防寒性に優れた素材を用いることも可能である。例えば、ボア素材1aの替わりに、フェイクファー素材等を用いることも可能である。フェイクファー素材(fake fur)は、人工毛皮等とも称され、本物の毛皮を模したパイル織物であり、防寒性に優れる。他に、ボア素材1aを本物の毛皮、ベロア、ベルベッド等の生地を用いることも可能である。
また、ボア素材1a、フェイクファー素材等は表面の見た目においても、ゴージャス感があるため、ファッション性にも優れる。
以上の構成によれば、全体が略長方形の本体部1と、長方形の一方側の長辺の中央部に一体的に設けられた、頭部を覆うためのフード部2と、を備え、本体部1の表側は、ボアまたはフェイクファー素材である。このため、ショールを着用する着用者が、フード部2を用いて頭部を覆うとともに、ボアまたはフェイクファー素材の機能により、防寒性に優れるという効果を得ることができる。また、ボアまたはフェイクファー素材は、見た目にゴージャス感があり、ファッション性も有する。
また、裏地には、滑らかな手触りのポリエステル素材を用いているで、着用者にとって心地よく、和服の上に羽織っても滑りが良く、適切な位置にフィトさせることができる。
しかも、ボタン4をボタンホール3に通すことによって、本体部1の両短辺近傍同士を係止させることができるので、風の吹き込み等を完全に阻止することができるので、一層の防寒性を確保することができる。また、ボタン留めすることにより、ショール10を手で押さえなくてもよくなるので、慣れない和服等を着用する場合であっても、両手が自由となり安全性などが向上する。
(寸法)
試作品の一例は、本体部1の長辺が約「1340(mm)」、短辺が約「374 (mm)」である。この寸法によれば、ショール10を着用すると、短辺が一般的な女性の両肩まで届くとともに、首、衿元を覆うことができるため、十分な防寒性を得ることができる。
(使用例)
図4は、ショール10の使用例を示す模式的図面である。着用者は、本体部1を首に巻き、フード部2で頭部を覆っている。ボタン4を、ボタンホール3に(図4では不図示)通して、両方の短辺近傍同士を係止している。着用者の両肩SH付近までショール10の両端部が覆うとともに、着用者の首、背、衿元等を覆っている。
また、外側からは、着用者の顔を把握することができる。かくして、本発明のショール10を着用することによって、全体的に子供のような愛らしさを演出することができるので、優れたファッション性を奏することが可能となる。
なお、着用者が和服用の髪を結い、結った髪にお飾り等を付けたとしても、図4に示すように、外側から、着用者の顔を把握する程度のフード部2の寸法、取り付け位置とすることが好ましい。
なお、本体部1の形状は長方形に限られず、三角形、四角形、半円形(三日月型を含む)等としても良い。また、楕円形は、長方形の4つの隅を丸めたものと実質的に同じ形状である。本体部1が「三角形」の場合には、例えば、いずれか一辺の中点部にフード部2を設ける。また、本体部1が「四角形」の場合には、例えば、短辺または長辺の中点部にフード部2を設ける。また、本体部1が「半円形」の場合には、例えば、外縁が直線の中央部にフード部2を設ける。
ボタン留めにおいて、本体部1が「三角形」の場合、「両端を係止する」とは、例えば、1つの角部と隣り合う角部とを留めることを指し、また、本体部1が「四角形」の場合、「両端を係止する」とは、例えば、隣り合う頂点近傍同士を留めることを指す。さらに、本体部1が「半円形」の場合、「両端を係止する」とは、例えば、外縁の半円の円弧と直線との2交点の近傍同士を留めることを指す。
(変形例)
以上は、本発明の実施形態の一例であるが、適宜以下のような変形を施すことが可能である。
「(1)本体部1の短辺、長辺の長さを適宜のものとすること。
(2)ボタン、ボタンホールの位置、数等を適宜のものとすること。
(3)ボタンで留めることに加えて、または、替えて、面チャックを用いること、
(4)フード部2の深さ等の寸法を適宜のものとすること。
(5)フード部2をスナップボタンで着脱可能とすること。
(6)裏地の素材を適宜のものとすることができる。」 等の変形例が挙げられるが、他にも様々な変形例が提案される。
以上説明してきたように、女性が和服や洋服の上から羽織るのに利用することができる。
1 本体部
1a (ポリエステル)ボア
1b ポリエステル
2 フード部
3 ボタンホール
4 ボタン
10 ショール

Claims (2)

  1. 長方形の本体部と、
    前記本体部の長辺の縁に一体的に設けられ、頭部を覆うためのフード部と、
    前記本体部の両方の短辺同士を係止するための係止部と、を備え、
    前記本体部の表側は、ポリエステルのボア素材、または、ポリエステルのフェイクファー素材であり、
    前記係止部は、
    前記本体部の裏側における一方の短辺近傍に1個のみ設けたボタンと、
    前記ボタンに対応して他方の短辺近傍位置に形成された、当該ボタンを前記本体部の表側から係止するためのボタンホールと、を含んで成り、
    前記ボタンは、その表面を、前記本体部の裏側の素材でくるんで成るくるみボタンである、ショール。
  2. 請求項1に記載のショールであって、
    前記本体部の裏面は、ポリエステル素材であることを特徴とするショール。
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