JP3143166B2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP3143166B2 JP03274290A JP27429091A JP3143166B2 JP 3143166 B2 JP3143166 B2 JP 3143166B2 JP 03274290 A JP03274290 A JP 03274290A JP 27429091 A JP27429091 A JP 27429091A JP 3143166 B2 JP3143166 B2 JP 3143166B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の弯曲駒を備えて弯
曲自在な弯曲部を有する内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】体腔内等を観察したり、必要に応じて処
置具を用いることにより、治療処置等も行うことのでき
る内視鏡が医療分野において広く用いられ、また、工業
分野においても、ジェットエンジン内部あるいはプラン
ト内部等の検査に内視鏡が広く用いられている。
【0003】一般に、内視鏡は、操作部と、この操作部
に連結された挿入部とからなり、この挿入部は、可撓管
部の先端に弯曲部を介して先端部を連結して構成されて
いる。そして、上記挿入部の弯曲部は、上記操作部に設
けられたアングルノブを操作することにより、遠隔的に
弯曲操作可能になっている。
【0004】また、挿入部の弯曲部の弯曲方向は、例え
ば、上下2方向のみのものもあるが、上下左右4方向に
弯曲させることができるものが一般的である。
【0005】この上下左右4方向に弯曲させることが可
能な内視鏡では、図6および図7に示すように、挿入部
50の弯曲部51は、複数の弯曲駒(図示せず)を4方
向に弯曲自在に、互いに回動自在に枢支連結した弯曲管
52と、この弯曲管52を被覆する外皮53とを有し、
上記弯曲管52内の上下左右方向に沿って配設された4
本の操作ワイヤ(図示せず)を牽引・弛緩することによ
って、各方向に弯曲操作可能になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術の弯曲部51では、複数の弯曲駒を互いに回動自在に
枢支連結して弯曲管52を形成する際、各弯曲駒の連結
のはめあい寸法公差は、これら弯曲駒どうしが回動可能
なように設定しなければならない。このため、特に、操
作ワイヤの張力が最大となる最大弯曲時等においては、
各弯曲駒の連結によるはめあい寸法公差の合計が、曲げ
方向とは別方向に生じて、図6に示すように、目的とす
る方向とずれた方向に弯曲部が弯曲する、いわゆる、弯
曲そりあがりを生じるといった課題がある。
【0007】また、内視鏡観察を行なう体腔内等の内部
で、弯曲部に外力が作用した場合においても同様に、は
めあい寸法公差により、目的とする方向とずれた方向に
弯曲部が弯曲し、弯曲そりあがりを生じるといった課題
がある。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、弯曲そりあがりが生じることなく、確実に目的とす
る方向に挿入部の弯曲部を弯曲させることのできる内視
鏡を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明による内視鏡は、挿入部の湾曲部に、複数の湾曲
駒を互いに回動自在に枢支連結した湾曲管と、この湾曲
管を被覆する外皮とを有する内視鏡において、上記湾曲
管を被覆する外皮の少なくとも周方向の一部分の剛性を
軸方向に沿って変化させ、前記変化させた部分の剛性は
前記湾曲管の軸に対称な部分の剛性に対して変化させた
湾曲部を備えたことを特徴とする。
【0010】
【作 用】上記構成において、内視鏡挿入部を体腔内等
に挿入し、弯曲部を弯曲させて観察を行なう場合、複数
の弯曲駒を互いに回動自在に枢支連結した弯曲管を弯曲
させる。
【0011】ここで、上記弯曲管を被覆する外皮の少な
くとも周方向の一部分の剛性が軸方向に沿って変化させ
られているので、この外皮の剛性により、上記複数の弯
曲駒の連結のはめあい寸法公差が、目的とする弯曲方向
とは異なる方向に集中することなく、確実に目的とする
方向に上記弯曲部を弯曲させることができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0013】図1〜図5は本発明の一実施例を示し、図
1は内視鏡先端部および弯曲部の内部構造説明図、図2
は内視鏡全体の説明図、図3は最大弯曲時における弯曲
部の上面図、図4は図3の側面図、図5は図3のV−V
断面図である。
【0014】これらの図において、符号1は、内視鏡を
示し、この内視鏡1は観察手段を内蔵し、体腔内等に挿
入できるように細長で可撓性を有する挿入部2と、この
挿入部2の後端に連設され、上下アングルノブ、左右ア
ングルノブ、スイッチ部、吸引ボタン(以上図示せ
ず)、送水ボタン3および送気ボタン4等が配設された
太幅の操作部5と、この操作部5の側部から延出された
ライトガイドケーブル6とからなり、このライトガイド
ケーブル6の端部はコネクタ7を介し、光源装置8と着
脱自在に接続されている。
【0015】また、上記挿入部2は、先端側から硬質の
先端部9と、弯曲自在の弯曲部10と、可撓性の可撓管
部11とから構成されており、上記先端部9を構成する
先端部本体12には、第1の取付孔13と第2の取付孔
14と第3の取付孔15とが穿設されている。
【0016】上記第1の取付孔13には、対物レンズ系
16およびこの対物レンズ系16を通して得られた像を
電気信号に変換して送信するCCDユニット17が配設
されており、このCCDユニット17により送信された
信号は、図示しないプロセッサで処理され、テレビモニ
タ(図示せず)上に上記対物レンズ系16で得られた像
を映すことが可能になっている。
【0017】また、上記第2の取付孔14には、カバー
レンズ18が配設されており、このカバーレンズ18の
後方にはライトガイドファイバ19の先端部が臨まされ
ている。このライトガイドファイバ19は、上記挿入部
2内部および操作部5内部を挿通され、前記ライトガイ
ドケーブル6内部に導かれている。
【0018】上記第3の取付孔15には、上記対物レン
ズ系16の外側表面を洗浄するための水あるいは気体を
噴出可能なノズル20が配設されており、このノズル2
0の後端側は送水管路21および送気管路22の先端側
と連通されている。この送水管路21および送気管路2
2は、前記挿入部2内部、操作部5内部およびライトガ
イドケーブル6内部を挿通され、前記光源装置8に設け
られた送水タンク23と接続可能になっている。
【0019】また、上記弯曲部10は、中空に形成され
た弯曲管33に網管24を被嵌し、その外側にゴムある
いは合成樹脂材料よりなる外皮25を被覆して構成され
ている。
【0020】上記弯曲管33は、上下左右の各4方向に
弯曲自在になるよう、一定のはめあい寸法公差範囲内
で、上下方向に回動可能な複数の上下弯曲駒26と、左
右方向に回動可能な複数の左右弯曲駒27とを交互に枢
支連結して構成されている。
【0021】また、上記弯曲管33内側で、上記各弯曲
駒26、27内周面の上下方向と左右方向との弯曲方向
に対応する各部分には、それぞれ中空のワイヤガイド2
8が取着されており、各方向に対応する各組のワイヤガ
イド28には、それぞれ操作ワイヤ29が挿通されてい
る。これら4本の操作ワイヤ29の先端は、前記先端部
9の先端部本体12後部に設けられた、第一弯曲駒30
の内壁の一部を内側に突出形成した突片部31に銀ろう
等32で固定されている。
【0022】上記4本の操作ワイヤ29の基端側は、上
記挿入部2の可撓管部11内を挿通され、上記操作部5
内部に導入されており、上下弯曲用の一対の操作ワイヤ
29は上下アングルノブに係わるように、左右弯曲用の
一対の操作ワイヤ29は左右アングルノブに係わるよう
に、それぞれ連結されている。このため、上下アングル
ノブあるいは左右アングルノブを操作することにより、
上記上下弯曲用の一対の操作ワイヤ29あるいは左右弯
曲用の一対の操作ワイヤ29を牽引・弛緩して、上記弯
曲部10を上下左右の各方向に遠隔的に弯曲操作可能に
なっている。
【0023】また、前記外皮25は、厚肉部25aと薄
肉部25bとからなる偏肉状に形成されており、上記厚
肉部25aは、均一な肉厚の外皮を使用した状態におい
て弯曲そりあがりを生ずる方向とは略反対の部分であっ
て、軸方向に、前記先端部9側から操作部5側にかけて
徐々に肉厚が厚く形成されている。すなわち、上記厚肉
部25aにより、弯曲そりあがりを生ずる方向とは略反
対の部分の弯曲抵抗の方が大きくなる。
【0024】また、上記内視鏡1には、処置具等を挿通
して治療処置等を行なうことが可能にするために、図示
しないチャンネル等が設けられている。
【0025】このように内視鏡1を構成することによ
り、内視鏡挿入部2を体腔内等に挿入し、観察対象物に
向けて、上記挿入部2の弯曲部10を弯曲させるには、
例えば、上下左右の4方向の内、上方向に弯曲させる場
合、まず、上下アングルノブを上方向側に操作する。
【0026】すると、上下弯曲用の一対の操作ワイヤ2
9の上側が牽引されるとともに、下側が弛緩されるた
め、上記操作ワイヤ29の上側は、第一弯曲駒30の突
片部31を介して、内視鏡先端部9を上方向に牽引す
る。この結果、複数の弯曲駒26、27を回動自在に枢
支連結して構成される弯曲管33が、網管24および外
皮25とともに上方向に弯曲(弯曲部10が上方向に弯
曲)し、上記先端部9は上方向に指向させられる。
【0027】また、上記挿入部2の弯曲部10を下方向
に弯曲させるには、上記上下アングルノブを下方向側に
操作し、上下弯曲用の一対の操作ワイヤ29の下側を牽
引させ、上側を弛緩させることにより、上述の上方向に
弯曲させる場合と同様にして行なう。
【0028】さらに、上記挿入部2の弯曲部10を左あ
るいは右方向に弯曲させる場合も、左右アングルノブを
左あるいは右方向に操作し、左右弯曲用の一対の操作ワ
イヤ29の左あるいは右側を牽引させ、弯曲させる側と
は反対側を弛緩させることにより、上述の上方向に弯曲
させる場合と同様にして行なう。
【0029】ここで、例えば、体腔内の種々の内蔵物の
硬さのアンバランス等により、上記弯曲部10に外力が
作用して、上記各弯曲駒26、27の連結によるはめあ
い寸法公差の合計が、曲げ方向(上方向)とは異なる方
向に集中して、目的とする方向(上方向)とずれた方向
に上記弯曲部10が弯曲する、弯曲そりあがりを生じよ
うとした場合、上記弯曲部10の外皮25に厚肉部25
aが形成されているため、この厚肉部25aの抵抗によ
り、上記弯曲そりあがりが生じることを効果的に防止す
ることができる。
【0030】また、下方向および左右方向に弯曲させる
場合においても同様の作用効果を得ることができる。
【0031】このように、本実施例の内視鏡では、挿入
部の弯曲部を目的とする方向に正確かつ確実に弯曲させ
ることができる。
【0032】また、弯曲部の外皮の厚肉部は、部分的
に、軸方向で、先端部側から操作部側にかけて徐々に肉
厚が厚く形成されているので、挿入性に影響を与えるこ
とはない。
【0033】尚、気管支用内視鏡等の細径内視鏡では、
2方向の弯曲機構を有しているのが一般的であるが、こ
の2方向の弯曲機構を有する内視鏡においても、弯曲駒
の連結による寸法公差あるいは内蔵物の影響等により、
弯曲そりあがりを生ずるものがある。このような内視鏡
においても本願を適用すれば、弯曲そりあがりを効果的
に防止することが可能である。
【0034】また、弯曲部の外皮の厚肉部を明確にする
ために、外皮の軸方向に微小な切れ目を入れる等して印
をつけてもよい。
【0035】また、本実施例では、弯曲部の一定方向の
弯曲抵抗を大きくするために、外皮の肉厚を部分的に厚
くしているが、肉厚を厚くすることなく、外皮に、例え
ば、炭素繊維等、別の材料を部分的に埋設しても、同様
の作用効果を得ることができる。さらに、別の材料を埋
設するのではなく、外皮を形成するゴムあるいは合成樹
脂等を部分的に剛性を変えて成型し、弯曲部の一定方向
の弯曲抵抗を大きくしてもよい。
【0036】また、弯曲管を被覆している外皮は、弯曲
角が最大となる方向の反対側は、薄肉に形成し、弯曲角
を最大にかけた時のアングルノブにかかる力量を軽減す
るようにしてもよい。
【0037】ところで、本実施例の内視鏡先端部9の先
端部本体12の第3の取付孔15に配設されているノズ
ル20には、電気的安全性を確保するために絶縁部材か
らなるノズルホゴ40が周設されている。
【0038】一般的に、ノズルホゴは、樹脂の切削ある
いは射出成形等により成形されているため、コストが高
く、また、ノズルホゴ自体が厚肉であったために、内視
鏡の細径化を図るには不利であった。
【0039】そこで、本実施例では、上記ノズル20
に、予め所定の長さに切断した熱収縮チューブを挿入
し、加熱して、上記ノズル20のノズルホゴ40を密着
させて形成した。尚、長めの熱収縮チューブを上記ノズ
ル20に挿入し、加熱して密着させた後、所定の寸法に
切断してノズルホゴ40を形成してもよい。
【0040】このようにノズルホゴ40を形成すること
により、従来のノズルホゴよりもコストを低く抑えるこ
とができ、また、ノズルホゴ40の熱収縮チューブの肉
厚は、従来のノズルホゴに比べて、かなり薄くすること
ができるので、内視鏡の細径化を図ることができる。
【0041】また、本実施例では、対物レンズ系16の
外側表面の水切れ性を向上させるために、光源装置8内
にある送気管路22の途中に電磁弁41が設けられてお
り、この電磁弁41と送気ポンプ42とは、操作部5の
送水ボタン3に電気的に接続されている。また、上記電
磁弁41は、上記操作部5の送気ボタン4と電気的に接
続されている。
【0042】そして、送水後は、送水終了の信号が、上
記電磁弁41と送気ポンプ42に送られ、上記電磁弁4
1は閉じ、上記送気ポンプ42による圧力は、上記光源
装置8に設けられた送水タンク23内の水面を押さない
程度に高く維持される。
【0043】また、上記送気ボタン4を押すと、信号が
上記電磁弁41に伝送され、この電磁弁41が開くよう
になっている。
【0044】このため、送水後、送気を行なう時の、ノ
ズル20から噴出される空気は、圧力が、ある程度高い
状態から噴出されるので、前記対物レンズ系16の外側
表面に付着した水滴の排除能力を向上させることがで
き、この対物レンズ系16の外側表面の水切れ性を向上
させることが可能となる。
【0045】また、電磁弁の開閉は、2〜3回繰り返す
と開いたままの定常状態になるように制御し、高圧送気
は、2〜3回行なうようにしておき、さらなる水切れ性
の向上を図るようにしてもよい。
【0046】一方、従来の細径ビデオ内視鏡では、CC
DユニットのCCD自体の発熱、あるいは、このCCD
近傍に配設されたICの発熱等により、上記CCDが高
温にさらされる環境にあった。このようにCCDが高温
にさらされると、画像に悪影響を及ぼす可能性がある。
【0047】そこで、図8に示すように、細径内視鏡6
0は送気を使用していないので、内視鏡挿入部61が太
くなる影響が出ない、ぎりぎりの部位まで冷却用管路6
2を上記挿入部61内部に挿入し、上記冷却用管路62
はコネクタ63を介して光源装置64内に配設されてい
る送気ポンプ65まで連通させる。
【0048】そして、この送気ポンプ65から冷却用の
空気を送気することにより、冷たい空気は冷却用管路6
2から放出され、この冷却風は、CCD66が配設され
ている上記挿入部61先端まで送られる。
【0049】この結果、上記CCD66は冷却されて、
高温になるのを効果的に防止することができる。
【0050】また、冷却用空気の循環を良くするため、
上記コネクタ63の部分に空気排出孔を設けると、この
空気排出孔から上記CCD66を冷却した後の空気が放
出されるので、上記内視鏡60内で、空気は環流し、常
にCCD66に冷たい空気を送ることができ、冷却効果
の向上を図ることができる。
【0051】さらに、乾燥した冷却風を送るようにして
やることにより、CCD66まわりの湿気を除去するこ
とができるため、上記CCD66の耐久性の向上を図る
ことができる。
【0052】ところで、従来、内視鏡において、対物レ
ンズ系の外側表面に付着した汚物等の除去は、術者が認
識して、内視鏡操作部に設けられている送水ボタンを押
し、上記対物レンズ系の外側表面に送水して、汚物等の
除去を行なっていた。
【0053】しかしながら、内視鏡は本来、体腔内に挿
入して使用するため、体腔内での観察時、処置時には、
体液等の汚物等が、上記対物レンズ系の外側表面に付着
し易い環境にあり、この汚物等を除去する作業は、術者
にとって煩雑なものとなっていた。
【0054】そこで、図9に示すように、内視鏡70に
接続されたプロセッサにCCD71から送られた信号
で、不動の被写体を検出する回路72を内蔵し、この不
動の被写体を検出すると、信号を送水ポンプ73に送
り、この送水ポンプ73のバルブを開放して、上記送水
ポンプ73による水は、送水管路74を通り、内視鏡先
端部に設けられたノズル75から、対物レンズ系の外側
表面76に向けて噴出されるようにする。
【0055】このような構成にすると、術者がわざわざ
送水しなければならないといったことがなくなり、操作
性を向上させることができる。
【0056】また、写真撮影時は被写体を静止させるの
で、操作部77に自動送水切換スイッチ78を設けてお
けば、この自動送水切換スイッチ78を押すことによ
り、自動送水は行なえなくなるので、写真撮影時に勝手
に送水することはない。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、挿
入部の弯曲部に、複数の弯曲駒を互いに回動自在に枢支
連結した弯曲管と、この弯曲管を被覆する外皮とを有す
る内視鏡において、上記弯曲管を被覆する外皮の少なく
とも周方向の一部分の剛性を軸方向に沿って変化させた
弯曲部を備えたので、弯曲そりあがりが生じることな
く、確実に目的とする方向に挿入部の弯曲部を弯曲させ
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による内視鏡先端部および弯
曲部の内部構造説明図
【図2】本発明の一実施例による内視鏡全体の説明図
【図3】本発明の一実施例による最大弯曲時における弯
曲部の上面図
【図4】図3の側面図
【図5】図3のV−V断面図
【図6】従来技術による最大弯曲時における弯曲部の上
面図
【図7】図6の側面図
【図8】細径内視鏡のCCDの冷却技術の概略説明図
【図9】自動送水手段を備えた電子内視鏡の概略説明図
【符号の説明】
1 内視鏡 2 挿入部 10 弯曲部 25 外皮 25a 厚肉部 25b 薄肉部 26 上下弯曲駒 27 左右弯曲駒33 弯曲管

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入部の湾曲部に、複数の湾曲駒を互い
    に回動自在に枢支連結した湾曲管と、 この湾曲管を被覆する外皮とを有する内視鏡において、 上記湾曲管を被覆する外皮の少なくとも周方向の一部分
    の剛性を軸方向に沿って変化させ、前記変化させた部分
    の剛性は前記湾曲管の軸に対称な部分の剛性に対して変
    化させた湾曲部を備えたことを特徴とする内視鏡。
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