JP3142834B2 - 供給空気加熱温度を改善するためのヒートポンプ用装置及びその運転方法 - Google Patents

供給空気加熱温度を改善するためのヒートポンプ用装置及びその運転方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概ねヒートポンプ
システムに関し、より詳細には検出された蒸発器周囲空
気温度において、加熱モードにあるコンデンサエアフロ
ー温度を上昇させると共に加熱モードにあるコンデンサ
ダクトエアフロー速度を減少させるための装置及び方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】ヒートポンプは、加熱冷却の双方に用い
られる冷凍システムである。ヒートポンプシステムは、
冷媒を循環ループ内のコンプレッサにより冷媒が圧縮さ
れて冷媒温度が上昇する相対的に熱い側と冷媒が膨張し
て温度が低下する相対的に冷たい側の間において熱エネ
ルギーを伝達させる冷媒を用いる。熱エネルギーは、ル
ープの一方の側において冷媒に加えられ、別の側で冷媒
と室内あるいは室外空気との温度差によりこの冷媒から
それぞれ抽出されて、室外空気を熱源として用いるよう
にされている。
【0003】ヒートポンプは、双方向的に機能し、適切
なバルブ及び制御配置が選択的に室内熱交換機及び室外
熱交換機を通して選択的に流されることによって室内熱
交換機が加熱に際して冷媒循環ループの熱い側とされ、
冷却に際しては冷媒循環ループの冷たい側とされるよう
にされている。循環ファンは、室内空気を室内熱交換機
の上を通じて室内空間へと導入するためのダクトを通じ
て流している。リターンダクトは、通常では室内空間か
ら空気を抽出し室内熱交換機へと空気を戻すようにされ
ている。ファンは、同様に周囲空気を室外熱交換機に通
じ、開放空気へと熱を放出するか、又は開放空気から利
用できる熱を抽出させている。
【0004】これらのタイプのヒートポンプシステム
は、冷媒とそれぞれの熱交換機における空気との適切な
温度差があって熱エネルギーの移動が維持される場合に
運転可能となる。加熱モードにある蒸発器の周囲空気
(すなわち室外空気)温度が減少すると、コンデンサに
流入する冷媒温度は結果的に減少し、コンデンサによっ
て加熱されコンデンサから排出される空気の温度はこの
結果減少する。室外空気が50°F程度の場合には、コ
ンデンサから排出される空気の温度は、典型的には98
°F以下にまですでに減少されており、これは、室外空
気温度が減少するにつれて減少する。98°F以下で排
出される空気流に晒される人々は、不快感をおぼえ、排
出される空気温度が低下することによりこの不快感は一
層高められる。この不快感の現象は、通常“コールドブ
ロー”として参照される。このコールドブロー条件の間
に、排出空気の流速がより高くなると、一層コールドブ
ローによる不快感が高められることになる。
【0005】ヒートポンプシステムの通常の設計におい
ては、その加熱運転時にではなく主として冷却モードで
使用されるものとして設計がなされ、結果的に冷却運転
時の特性についてヒートポンプシステムの特性が最適化
がされている。特に従来のヒートポンプシステムの室内
熱交換ファン速度は、冷却モードにおける蒸発器ファン
速度の特性を最適化させるものであり、冷却モードにあ
る蒸発器ファン速度の加熱特性は、通常では、システム
設計における経済性及び容量特性のため加熱モードにお
いては許容できるものと考えられている。
【0006】冷却モードにある蒸発器ファンとしても用
いられる加熱モードにおけるコンデンサファン速度の最
適化は、概ね固定された速度とされて加熱モード運転に
際して必要とされるよりも大きなエアフローを生じさせ
る。従来のヒートポンプシステムの制御は、サーモスタ
ットを用いて行われ、全体のシステム(コンプレッサ及
びファン)が加熱のための要求に応じてオン・オフされ
ることにより室内の温度を所望するレベルに維持させて
いる。特に、相対的に低い室外温度における運転に際し
ては、これらのファン速度は、室内空気の循環を高速と
させ、空気が低いファン速度のコンデンサファンにより
得られるよりも低くされるか、コールドブローの影響を
悪化させるか、又はコールドブローの条件を生じさせて
しまうことになる。ヒートポンプによって与えられる空
間を加熱するための加熱容量は充分であるが、相対的に
すきま風の感じを与える比較的低温の空気流速度を与え
る。室外温度が低下してもシステムが熱バランスポイン
トよりも上にあるので補助加熱が能力的に必要とはされ
ずに、この問題は悪化する。ヒートポンプシステムの容
量は減少し、一定の空気流量では供給される空気の温度
は、対応して低くなり、供給される空気によるコールド
ブロー効果も強くなる。
【0007】また、ヒートポンプシステムの熱交換機の
通常の設計では、少なくとも室内熱交換機ダクトエア抵
抗特性の範囲を少なくとも所望するエアフローとするよ
うに設計することが通常行われているので、設計上排出
される空気は抵抗の最大の排出空気抵抗にうち勝つ所望
する空気速度とされ、最終的に得られるエアフローは、
概ね所望する熱交換を行うために必要とされるよりも大
きくされる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、室外空気
温度がコールドブロー条件を生じさせるほどに低い場合
に、コンデンサから排出される空気温度を上昇させる
か、又はコンデンサから排出される空気の流速を低下さ
せるか又はそれら双方を行うことがこれまで必要とされ
てきた。
【0009】コールドブロー環境を補うための従来の手
段としては、ヒートポンプシステムの排出空気流路に配
設され、電気抵抗加熱を行う補助ヒータを挙げることが
できる。米国特許第4,141,408号は、排出空気
の温度を上昇させるための従来の手段を開示している。
上述の特許では、室内コイルに配置され、コイルから排
出される空気温度を検出するためのセンサを用いること
が提案されている。この加熱要素は、センサによって検
出された温度に応じてオン・オフされる。ヒートポンプ
システムに補助ヒータを設けることは不要なコストを加
えることになり、またヒートポンプシステムの複雑化を
生じさせることになる。さらに、コールドブロー条件下
において補助加熱を行う間には補助ヒータは著しくヒー
トポンプシステムのコストを上昇させ、エネルギー消費
を増大させることにより運転コストを上昇させることに
なる。
【0010】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明の目
的は、ヒートポンプにより最適な快適感を提供できるよ
うに室内空気移動手段を運動させるようにするととも
に、信頼性の有るコンプレッサ運転を維持するように制
御するシステムを提供することにより、上述した従来の
問題点を解決することにある。
【0011】簡単にいえば、本発明の目的は、コンデン
サエアフロー速度及びコンデンサから排出される空気の
温度を第1の実施例では蒸発器の周囲温度に応じて、ま
た第2の実施例では蒸発器周囲空気温度、又はこれとは
別にコンデンサエアフロー速度又はコンデンサから排出
される空気温度に基づいて制御するようにコンデンサの
エアフロー速度及びコンデンサから排出される空気温度
を制御するようにして加熱モードにおけるヒートポンプ
の運転を行わせることによって達成される。本発明の装
置及び方法では、蒸発器に近接して蒸発器の周囲温度を
検出するセンサを配置させ、この周囲温度がしきい値よ
りも低くコールドブロー条件を生じさせるような場合に
は、回路手段がコンデンサエアフロー速度を変更してエ
アフローをより低速とさせるとともにより高い空気温度
とすることでコールドブロー条件を終了させるように構
成される。この装置及び方法においては、これとは別に
ブロワーに対して所望するコンデンサエアフロー又はモ
ータタイプに応じた速度を決定するようにして目的とす
るコンデンサエアフロー又は目的とするコンデンサ排出
空気の温度が得られるようにされていても良い。
【0012】本発明の実施例の装置によれば、加熱モー
ドで運転されるヒートポンプは、室内空気交換機と、コ
ンデンサと、コンデンサ上に空気を供給するように運動
させる手段(概ね少なくとも1つのブロワを備える)
と、室外空気温度(より広い意味では、蒸発器の周囲温
度)を決定するための双方のセンサ手段を有するサーモ
スタット手段と、コンデンサ上に送られる空気の流速
(単位時間あたりの空気体積)を室外空気温度に応じて
制御してコールドブロー条件とならないようにするため
の手段とを備えている。
【0013】本発明の方法は、蒸発器周囲温度を検出す
る検出ステップと、所定の蒸発器周囲温度においてコー
ルドブロー供給空気温度ではなくするか又はコールドブ
ロー条件を軽減するように供給空気流速を低減させるべ
くブロワ供給空気特性を決定する決定ステップと、この
決定されたブロワ供給エアフロー特性をブロワに送る伝
達ステップとを有する。用語“ブロワ供給エアフロー特
性”とは、可変速度ブロワのモータの制御を行う特性を
意味するか、又はこれとは別にモータタイプに応じたモ
ータ速度コマンドを意味するか、又は目的とする供給エ
アフロー速度又は速度を目的のフローレートに応じて調
節するブロワモータのことを意味する。
【0014】本発明の上述した特徴、効果及びそれ以外
の特徴及び効果については添付の図面を持ってする本発
明の詳細な説明により明らかとなろう。図面中には、同
一の要素には同様の参照符号を用いている。
【0015】従来では、ヒートポンプの室内熱交換機の
ブロワ速度は、冷却モードにおける必要と空気ダクトの
典型的な抵抗よりも高くするような速度として運転する
双方に見合うようにされており、これらは双方とも効率
よくコンデンサ熱交換を行うよに必要とされるよりも大
きなブロワ速度を与える結果となる。さらには、コール
ドブロー及び別の条件下の双方で運転される典型的なヒ
ートポンプの加熱モードにおける運転は、コンデンサ熱
交換機を横切るエアフローを遅くすることによる高い冷
媒温度を冷媒温度及び圧力制限を越えることなく得るこ
とが可能となる。
【0016】従来のヒートポンプシステムは、室内熱交
換機ブロワ速度がコールドブローが発生するような室外
空気温度に対応するようにされておらず、コールドブロ
ー条件の間にコンデンサエアフローを低下させるように
はされていないが、低いエアフローが双方とも安全運転
限界の上限内で適切な効率となり、概ね許容可能となっ
ている。従来の室内熱交換のブロワ速度を、コールドブ
ロー条件下で低下させ、より快適なより低いエアフロー
又はより暖かいエアフローを提供することで、効率的に
コールドブローの問題を解決するようにできると共に、
同時にコンデンサにおける効率よい熱交換を達成し、加
熱される空間に熱を供給することが可能とされている。
【0017】本発明は、コールドブローを生じさせるよ
うな低い温度の室外空気温度をモニタして、加熱モード
のブロワ速度を低減させてより高温のより冷たくないエ
アフローを供給させるとともに、コールドブロー条件を
終了させるに充分な高い温度をもたらす装置及び方法を
提供するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、典型的なヒー
トポンプのコンプレッサ運転カーブのプロットがx−軸
に沿って許容可能なコンプレッサ飽和サクション温度を
y−軸に沿って許容可能なコンプレッサ飽和吐出温度に
対してプロットしてエンベロープ102を示している。
吐出温度とは、コンプレッサの高圧側における飽和冷媒
の温度であり、サクション温度とは、コンプレッサの低
圧側における飽和冷媒の温度をいう。エンベロープ10
2は、典型的な冷媒とコンプレッサについてのものであ
り、飽和サクション温度と吐出温度とは、適切にコンプ
レッサ内部における気体冷媒を保持し、この結果コンプ
レッサが安全運転限界以下で運転されるようにさせてい
る。
【0019】エンベロープ102内にプロットされてい
るのは、典型的なヒートポンプシステムが従来の典型的
なコンデンサブロワ速度で加熱運転を行っている際の典
型的な従来のヒートポンプ冷媒のサクション温度の吐出
温度に対する曲線である。その速度は425CFM/t
onの空気流速の場合につき、104として示されてい
る。当業界において知られているように、加熱モードに
おけるコンデンサファン速度を制限範囲内で上昇させる
とコンデンサから排出される冷媒温度が低減し、この結
果冷媒サクション温度及び吐出温度が低下することが知
られている。ファン速度を低下させると、冷媒のサクシ
ョン温度及び吐出温度に対するプロットは、所定の室外
温度については双方ともより高い吐出温度及びより高い
サクション温度となり、冷媒サクション温度の吐出温度
に対するプロットは、各吐出温度に対してより高いサク
ション温度を与える。
【0020】従来のヒートポンプシステムの加熱モード
でのコンデンサ速度は、典型的には冷媒温度を許容でき
なくするほどの高温とさせないようなしきい値速度より
も高くする速度とされており、これは従来のコンデンサ
ブロワ速度が冷却モードおける空気流速の要求とブロワ
速度が室内ダクト形状による高い抵抗に対抗する必要の
双方により決定されるためである。したがって、従来の
ヒートポンプにおける加熱モードのコンデンサブロワ速
度は、概ねそお冷媒温度と圧力限界とを超えないように
低減できる。
【0021】より低いコンデンサファン速度の同一の典
型的なヒートポンプシステムにおける冷凍曲線が106
としてプロットされており、ここでは、ファン速度は、
283CFM/tonとされ、サクション温度が22°
F〜38°Fとされており、108には、同一の典型的
なヒートポンプシステムのヒートポンプ冷凍曲線がより
低い速度、ここでは212CFM/tonとされ、サク
ション温度範囲が−3°Fから23°Fとされたヒート
ポンプ冷凍曲線が示されている。これらの低い流速にお
けるプロットは、飽和吐出温度軸に沿ってそれぞれ10
6から108へと上昇しているが、典型的な従来のヒー
トポンプは、加熱モードにおけるコンデンサファン速度
を低下させる際に余裕があるとともに、ヒートポンプシ
ステムは、従来の曲線104のエンベロープ内にある飽
和吐出温度以上で運転され、これらは、コンプレッサの
安全運転限界内である。
【0022】図2を参照すると、本発明のヒートポンプ
システム200は、室外空気温度センサ(又はより一般
には、周囲温度センサ)205を備えており、このセン
サは、ヒートポンプ215(加熱モードにおける蒸発
器)の室外熱交換機225の周囲温度を検出する位置と
されている。室外空気温度センサ205は、さらに検出
された室外温度をサーモスタット210に送るようにさ
せており、このサーモスタット210は、プログラム可
能なコンピュータ(図示せず)を含む計算デバイスと、
コンピュータメモリ手段(図示せず)と、メモリデバイ
ス中に記憶され、プログラム可能なコンピュータによっ
て実行されるプログラムを備えていることが好ましい。
このサーモスタットは、室内空気交換機ブロワモータに
対して記憶されたプログラムにしたがって上述の排出空
気フローを発生させるようにさせている。
【0023】この室外空気温度センサ205は、プログ
ラム可能なコンピュータに必要な入力に直接用いられる
ディジタル信号に検出された温度を変換させるようにさ
れているのが好ましいが、本発明のヒートポンプシステ
ムはまた、プログラム可能なコンピュータに用いられる
信号に温度センサ205の電気的出力信号を変換させる
ための従来の装置を備えていても良い。
【0024】このプログラムは、1)室外検出温度を読
みとり、2)少なくとも1つの温度しきい値に対して検
出された空気温度を比較し、3)温度しきい値にしたが
って検出された空気温度が含まれる温度範囲を決定し、
4)前述のステップで決定された温度範囲に基づいてコ
ンデンサエアフローを決定されたコンデンサブロワ速度
とし、5)上述のステップで得られたコンデンサエアフ
ロー又はブロワ速度を示した出力コマンド信号を発生さ
せるという順序で実行されるプログラムステップを有す
るアプリケーションプログラムを有していることが好ま
しい。
【0025】本発明の実施例では、計算デバイスではな
く、室外空気温度信号を検出し、決定されたコンデンサ
空気温度フロー又はブロワ速度を示す出力コマンド信号
を検出された室外空気温度信号及び温度しきい値に基づ
いて発生させる従来の回路を用いることもできる。この
ような非計算型のデバイスは、入力された室外検出空気
温度信号をしきい値と比較させ、検出された空気温度信
号とディジタル化されたしきい値とをディジタル的に減
じるようなディジタルコンパレータといったコンパレー
タ回路手段を備えていても良い。コンパレータ手段は、
特定の所定の出力コマンドを出力するようにされていて
も良く、例えばそれぞれ不揮発性メモリアドレスのアド
レスラインに沿ってコマンドされた出力信号のディジタ
ル値を各メモリアドレスから読み出し開始させ、各メモ
リアドレスが特定コマンドを保持しているようにされて
いても良い。
【0026】図3を参照すると、好適な実施例で示した
アプリケーションプログラムを用いたポイントによっ
て、ヒートポンプ加熱モードのコンデンサが出力する空
気温度を、キャリアコーポレイション、ファーミント
ン、コネチカット州のキャリア社製モデル38YRA024300/
FK4CNF001000AFAAヒートポンプについて室外空気温度に
対してプロットした図が示されている。曲線302は、
室外温度範囲が0°F〜60°Fの範囲にある場合のコ
ンデンサ排出エアフロー速度が425CFM/tonに
おけるプロットを示したものである。425CFM/t
onの流速は、従来のヒートポンプシステムの流速とさ
れているものである。曲線302に沿って、約50°F
の室外温度において、コンデンサ空気温度(又は供給空
気温度)は、98°Fとされ、これはコールドブローの
が生じるしきい値であり、また50°F以下のすべての
室外温度ではコールドブロー条件が発生する。室外空気
温度が30°Fでは、コンデンサ空気温度は、90°F
であり、室外空気温度が下がり続けるにつれ、コンデン
サ空気温度は室外空気温度の低下すると共に低下するの
が示されている。
【0027】曲線304は、室外空気温度範囲が40°
F〜60°Fにおけるコンデンサ供給空気流速が283
CFM/tonでのプロットを示した図であり、曲線3
06は、室外空気温度範囲が10°F〜40°Fにおけ
るコンデンサ供給空気流速が212CFM/tonでの
プロットを示した図である。空気流速が低下した曲線3
04によれば、曲線302の従来の空気速度とは対照的
に、約20°Fコンデンサ空気排出温度が各室外温度に
ついて増加しており、さらに空気流速が低下された曲線
306によれば、約28°Fコンデンサ空気排出温度が
各室外温度について増加しているのが示されている。約
40°F以上の室外空気温度範囲では、283CFM/
tonのコンデンサ排出空気流速については全くコール
ドブロー条件が発生せず、10°F〜40°Fの室外空
気温度範囲では212CFM/tonのコンデンサ排出
空気速度では全くコールドブロー条件が存在しない。
【0028】再度図2を参照すると、キャリア社製のモ
デル38YRA024300/FK4CNF001000AFAAに対する好適な温度
しきい値は、12°F〜40°Fである。40°F以上
では、空気速度の低下は、コールドブロー条件を防止す
るために用いられ、図3の曲線304に示されているよ
うに決定されるコンデンサ空気流速は、283CFM/
tonとされ、これは、少なくとも約110°F(図3
の曲線304を参照)の適切なエアフロー温度を与える
とともに、283CFM/tonの空気流速を示す出力
コマンド信号がプログラムされたコンピュータにより与
えられる。40°F〜12°Fまでは、決定されたコン
デンサ空気流速度は、212CFM/tonの空気流速
度とされ、これは図3の曲線306に示されており、少
なくとも約100°Fの適切なエアフロー温度(図3の
曲線306を参照)とされ、212CFM/tonのエ
アフロー速度を示す出力コマンド信号がプログラムされ
たコンピュータにより与えられる。約12°Fよりも低
い室外空気温度では、エアフロー速度は、212CFM
/tonよりも高いエアフロー速度とされる。少なくと
も12°F以下では、空気流温度がコールドブロー温度
に近づくものの、室外空気温度がヒートポンプ装置の際
の熱バランスポイントに近づくか又はそれ以下となるの
で補助電気加熱手段を用いることが好ましいためであ
る。
【0029】サーモスタット210は、適切且つ従来の
信号条件とされたコマンド化されたコンデンサエアフロ
ー速度を示した出力信号を、室内空気交換機ブロワモー
タシステム220に送り、供給空気温度の適切な制御を
行っている。このブロワモータシステム及びそれに伴う
可変速度モータは、米国特許第4,987,896号、
米国特許第5,492,273号に開示された種類とす
ることが好ましく、これらのモータは、予め選択された
空気流速度を静圧に拘わらずにモータに通じられる電流
に応じて可変ブロワモータの速度を制御するものであ
る。関連する米国特許第4,978,896号、第5,
492,272号の開示は、本発明においても参照する
ことができる。
【0030】したがって、コマンド化された供給空気流
速は、上述したように本発明のサーモスタットにより決
定される流速によりブロワモータを用いて維持される。
【0031】これとは別に、本発明のサーモスタット
は、ブロワモータへのブロワモータディジタル速度信号
コマンドを出力させるようにされて供給空気流速を制限
するようにされていても良い。コマンド化された出力
は、電圧、変調モータのためのパルスのデューティー
比、周波数、タップされたモータ入力の制御スイッチコ
マンド、又は特定のブロワモータに一致した通常ではモ
ータの入力特性に一致するレベルに変換されるいかなる
別の出力とされても良く、指令されたモータ速度が解析
的な機能又はルックアップテーブルといった手段により
静的な空気流速に関連づけられるようにされていても良
い。
【0032】さらに、本発明のヒートポンプは、コンデ
ンサダクトの排出部に空気流速や温度をそれぞれ検出す
るための供給(コンデンサ)空気センサ230を有して
いても良く、これとは別に供給空気流速センサ又は供給
空気温度センサを有していても良い。コンデンサ空気セ
ンサ230信号は、サーモスタットに入力され、検出さ
れた供給空気特性及び目標空気流速に基づいてモータ速
度の従来の閉ループにおける決定を行う。
【図面の簡単な説明】
【図1】飽和吐出温度と飽和サクション温度とを所定の
冷凍及び加熱モードのコンデンサ空気フロー速度につい
てプロットしたヒートポンプ運転曲線の図。
【図2】室外空気温度センサと、室外温度に応じてエア
フローを調節するコンデンサ空気移動手段に信号を与え
る電気的サーモスタットを備える本発明のヒートポンプ
システムの飽和吐出温度と飽和サクション温度とを所定
の冷凍及び加熱モードのコンデンサ空気フロー速度につ
いてプロットしたヒートポンプ運転曲線の図。
【図3】コンデンサ空気流速の関数として室外空気温度
とコンデンサ供給オン土井とをプロットした図。
【符号の説明】
200…ヒートポンプシステム 205…室外空気温度センサ 210…サーモスタット 215…ヒートポンプ 225…室外空気交換機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラジェンドラ ケイ.シャー アメリカ合衆国,インディアナ,インデ ィアナポリス,ダップル トレイス 5809 (56)参考文献 特開 昭59−189246(JP,A) 実開 昭59−16926(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/053 F24F 11/04

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内空気交換機とヒートポンプが加熱モ
    ードで運転されている場合に供給空気温度を制御するた
    めの装置とを備え、該装置は、 前記室内空気交換機上に空気を供給するように移動させ
    るためのエアフロー手段と、 室外空気温度を検出するセンサ手段及び前記室外空気温
    度に応じて前記室内空気交換機上に供給される空気の流
    速を規制するための規制手段を備えたサーモスタット手
    段とを備えており、前記規制手段は、プログラム可能な
    コンピュータと該プログラム可能なコンピュータに前記
    規制を行わせるためのプログラムとを有しコールドブロ
    ー条件が生じないようにされていることを特徴とする装
    置。
  2. 【請求項2】 室内空気交換機とヒートポンプが加熱モ
    ードで運転されている場合に供給空気温度を制御するた
    めの装置とを備え、該装置は、 前記室内空気交換機上に空気を供給するように移動させ
    るためのエアフロー手段と、 室外空気温度を検出するセンサ手段及び前記室外空気温
    度に応じて前記室内空気交換機上に供給される空気の流
    速を規制するための規制手段を備えたサーモスタット手
    段とを備えており、 前記室外空気温度は、少なくとも1
    つの温度範囲を有し、前記規制手段は、各特定空気流速
    度範囲を決定するための手段を有していて、コールドブ
    ロー条件が生じないようにされていることを特徴とする
    請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記エアフロー手段は、ブロワを備え、
    前記規制手段は、前記ブロワの速度を前記室外空気温度
    から決定し、さらに前記ブロワの前記速度を示す値の信
    号を出力するための出力手段とを有することを特徴とす
    る請求項2の装置。
  4. 【請求項4】 前記センサ手段は、1つの供給空気温度
    と供給空気速度を含む供給空気フロー特性を決定し、前
    記エアフロー手段は、ブロワを含み、前記規制手段は、
    前記供給空気フロー特性に応じて前記流速を規制するこ
    とを特徴とする請求項2に記載の装置。
  5. 【請求項5】 加熱モードでヒートポンプを運転する方
    法であって、前記ヒートポンプは、可変速度の加熱モー
    ドコンデンサ可変速度ブロワと、蒸発器周囲温度センサ
    とを備えており、 前記蒸発器周囲空気温度を検出する検出ステップと、 得られた蒸発器周囲温度における少なくとも1つのコー
    ルドブローを生じさせないようなコンデンサ排出温度又
    はコールドブロー条件を弱めるようにブロワ供給エアフ
    ロー特性を決定する決定ステップと、 検出された前記ブロワ供給エアフロー特性を前記ブロワ
    に伝達させる伝達ステップとを有しており、決定された
    前記ブロワ供給エアフロー特性は、供給空気流速度及び
    ブロワ速度の1つを含んでいて、前記コールドブロー条
    件が停止されるか又は弱められるようにされていること
    を特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 加熱モードでヒートポンプを運転する方
    法であって、前記ヒートポンプは、可変速度の加熱モー
    ドコンデンサ可変速度ブロワと、蒸発器周囲温度センサ
    とを備えており、 前記蒸発器周囲空気温度を検出する検出ステップと、 得られた蒸発器周囲温度における少なくとも1つのコー
    ルドブローを生じさせないようなコンデンサ排出温度又
    はコールドブロー条件を弱めるようにブロワ供給エアフ
    ロー特性を決定する決定ステップと、 検出された前記ブロワ供給エアフロー特性を前記ブロワ
    に伝達させる伝達ステップとを有しており、 前記決定ス
    テップは、少なくとも1つの温度しきい値を決定するス
    テップと、前記各しきい値の上下で運転を行わせるため
    のブロワ供給エアフロー特性を決定するステップとを
    し、前記コールドブロー条件が停止されるか又は弱めら
    れるようにされていることを特徴とする請求項5に記載
    の方法。
  7. 【請求項7】 前記ヒートポンプは、プログラム可能な
    コンピュータと前記コンピュータが実行するプログラム
    とを備え、前記決定ステップは、前記プログラムを実行
    させて前記ブロワ供給エアフロー特性を決定することを
    特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記ブロワ供給エアフロー特性は、ブロ
    ワ速度とされ、前記ヒートポンプは、さらに前記加熱モ
    ードにあるコンデンサ出力空気温度を検出するための供
    給空気温度センサを備え、さらに、 供給空気温度を検出するための空気温度検出ステップを
    有しており、 前記決定ステップは、プログラムを実行して前記供給空
    気温度及び前記蒸発器周囲温度に基づいて前記ブロワの
    速度を決定するステップを有していることを特徴とする
    請求項6に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記ブロワ供給エアフロー特性は、ブロ
    ワ速度とされ、前記ヒートポンプは、さらに前記加熱モ
    ードにあるコンデンサ出力空気温度を検出するための供
    給空気温度センサを備え、さらに、 供給エアフロー速度を検出する空気速度検出ステップ
    と、 プログラムを実行して供給空気温度及び前記蒸発器周囲
    温度に基づいて前記ブロワの速度を決定するステップを
    有していることを特徴とする請求項6に記載の方法。
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