JPH0510565A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JPH0510565A
JPH0510565A JP3162739A JP16273991A JPH0510565A JP H0510565 A JPH0510565 A JP H0510565A JP 3162739 A JP3162739 A JP 3162739A JP 16273991 A JP16273991 A JP 16273991A JP H0510565 A JPH0510565 A JP H0510565A
Authority
JP
Japan
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air
temperature
outlet temperature
compressor
air volume
Prior art date
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Pending
Application number
JP3162739A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Sekiguchi
友行 関口
Yasushi Kinoshita
康 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
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Publication of JPH0510565A publication Critical patent/JPH0510565A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被空調室に供給する風量を変化させて被空調
室を空調する空気調和機に関し、被空調室の空調負荷が
減少したときに被空調室の冷えすぎもしくは暖まりすぎ
を防止することを目的とする。 【構成】 風量検出器20で検出する風量が所定風量記
憶器21に記憶した風量以下となると、風量比較器22
からの信号により吹出温度変更器24は吹出温度記憶器
23に記憶した吹出温度を冷房時所定値上げ暖房時所定
値下げ、吹出温度設定器25はその変更された温度を吹
出温度設定値とし、吹出温度検出器4の検出温度と吹出
温度設定器25の設定温度とを吹出温度比較器26で比
較し、その比較結果に応じて吹出温度検出値が吹出温度
設定値に近づくように圧縮機能力制御器27が圧縮機6
の能力を増加もしくは減少させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吹出温度を一定に保つ
能力制御を行う空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の吹出温度一定制御を行う空気調和
機としては特開平2−122138号公報に示されてい
るものがある。
【0003】以下、図面を参照しながら上述した従来の
空気調和機の一例について説明を行う。図3は従来の空
気調和機を示す概略構成図で、1はダクト式の室内機本
体で内部に室内側熱交換器2、回転数制御式室内側送風
機3、回転数制御式室内側送風機3にて吹出された空気
温度を検出する吹出温度検出器4を有している。5は室
外機本体で、内部に能力可変式の圧縮機6、室外側熱交
換器7、室外側送風機8、圧縮機6の能力を制御する圧
縮機制御装置9を有している。
【0004】室内機本体1から被空調室10までダクト
11にて接続され、被空調室10に温風又は冷風を導
く。ダクト11の途中には可変風量ユニット12が具備
され通過風量を変化させることで、被空調室10の室温
制御を行っている。13はリターンダクトで、被空調室
10から室内機本体1に空気を導く。
【0005】14は吸気ダクト、15は排気ダクトで、
吸気ダクト14,排気ダクト15いずれもダクトの途中
に吸,排気装置としてのファン14a,15aをもちリ
ターンダクト13内の空気の一部を排気するとともに、
外気を吸気する。16は可変風量ユニット12用の風量
制御装置で、被空調室10内の室温調整器17に設けら
れた室温設定器18にて設定された設定温度T0と室温
検出器19にて検出された室温T1との差でもって、可
変風量ユニット12内のダンパー(図示せず),モータ
(図示せず)を制御しダクト11内の通過風量を制御す
る。
【0006】以上のように構成された空気調和機につい
て冷房運転時の動作を図4のフローチャートを参照しな
がら説明する。
【0007】室温調整器17内の室温設定器18にて設
定された設定温度T0と室温検出器19にて検出(ステ
ップa)された室温T1の差が、T1−T0>0の場合
(ステップbをYes側に分岐)ダクト11内の風量が
増加する様風量制御装置16は可変ユニットを制御する
(ステップc)。また逆にT1−T0<0の場合(ステッ
プbをNo側に分岐)ダクト11内の風量を減少させる
よう制御する(ステップd)。
【0008】このとき被空調室10の換気風量の確保の
為、可変風量ユニット12は、最低でもダクト11内の
通過風量をあらかじめ設定した風量以下にはならない。
このようにダクト11内の通過風量は変化するが、室内
機本体1内の吹出温度検出器4にて検出された吹出温度
が常に一定になるよう圧縮機制御装置9は圧縮機6の能
力を可変する(ステップe)。
【0009】以上のように室内機本体1から常に一定の
吹出温度にて空気を吹き出し、可変風量ユニット12に
て被空調室10内に供給する風量を変化させて被空調室
10を空調するものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、被空調室の空調負荷が減少しても、換気
風量を確保する為一定風量以下には供給風量を減少させ
ることができず、冷房時被空調室が冷えすぎ、暖房時に
は逆に暖まりすぎる、つまり空気調和機の能力が下がら
ないという欠点を有していた。
【0011】本発明は上記課題に鑑み、被空調室の空調
負荷が減少したとき、被空調室を冷房時冷えすぎたり、
暖房時暖まりすぎにさせず快適な屋内環境を維持する空
気調和機を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の空気調和機は、従来に加えて、室内機本体の
風量を検出する風量検出器を設け、室内機本体の風量が
所定値以下に低下した場合、吹出温度の設定温度を冷房
運転時所定値上げ、暖房運転時所定値下げるよう圧縮機
制御装置に制御させるものである。
【0013】
【作用】本発明は上記した構成によって、被空調室の空
調負荷が減少し、室内機本体の風量があらかじめ設定し
た風量以下に低下した場合、冷房運転時吹出温度が所定
値上がり(暖房時所定値下がる)ので、換気風量を確保
しながら空気調和機の能力を低下させることかでき、被
空調室の冷房運転時の冷えすぎや暖房運転時の暖まりす
ぎを防止し、快適な室内環境を維持させることができ
る。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例の空気調和機について
図面を参照しながら説明するが、従来と同一構成につい
ては同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0015】図1は本発明の一実施例の空気調和機にお
ける圧縮機制御のブロック図で、図2は同実施例の空気
調和機の冷房時の圧縮機制御のフローチャートである。
【0016】図2において、20は風量検出器であり、
ダクト11内に設けられ、室内側送風機3から吹き出さ
れた風量を検出する。圧縮機制御装置9′は、所定風量
記憶器21と、風量比較器22と、吹出温度記憶器23
と、吹出温度変更器24と、吹出温度設定器25と、吹
出温度比較器26と、圧縮機能力制御器27とを有す
る。
【0017】所定風量記憶器21は所定風量を記憶して
いる。風量比較器22は風量検出器20で検出した風量
と所定風量記憶器21に記憶した風量とを比較し、風量
検出器20で検出した風量が所定風量記憶器21に記憶
した風量以下の場合には吹出温度変更器24に信号を送
出する。
【0018】吹出温度記憶器23は暖房時,冷房時の吹
出温度t0を記憶している。吹出温度変更器24は風量
比較器22からの信号を受けていないときは空気調和機
の運転モードに応じて吹出温度記憶器23に記憶してい
る吹出温度t0のデータをそのまま吹出温度設定器25
に出力する。
【0019】また、吹出温度変更器24は風量比較器2
2からの信号を受けているときは、冷房時は吹出温度記
憶器23に記憶している冷房時の吹出温度t0より所定
温度高い温度を新しい吹出温度t0としてそのデータを
吹出温度設定器25に出力し、暖房時は吹出温度記憶器
23に記憶している暖房時の吹出温度t0より所定温度
低い温度を新しい吹出温度t0としてそのデータを吹出
温度設定器25に出力する。
【0020】吹出温度設定器25は吹出温度変更器24
から送られたデータより吹出温度t 0を設定する。吹出
温度比較器26は吹出温度検出器4で検出した吹出温度
1と吹出温度設定器25で設定した吹出温度t0とを比
較し、その比較結果を圧縮機能力制御器27に出力す
る。
【0021】圧縮機能力制御器27は吹出温度t1が吹
出温度t0より高い場合は冷房時圧縮機6の能力を増加
させ暖房時圧縮機6の能力を減少させる。逆に吹出温度
1が吹出温度t0より低い場合は冷房時圧縮機6の能力
を減少させ暖房時圧縮機6の能力を増加させる。
【0022】以上のように構成された本実施例の空気調
和機について以下その冷房時の圧縮機制御の動作を図2
を参照しながら説明する。
【0023】まず、ステップ1で風量比較器22が風量
検出器20で検出した風量を入力し、次のステップ2で
風量検出器20で検出した風量が所定風量記憶器21に
記憶している所定風量以下であるかどうかを判定する。
【0024】ステップ2での判定の結果所定風量以下で
あればステップ3に進み、吹出温度設定器25が吹出温
度記憶器23に記憶している冷房時の吹出温度t0=1
5℃より3℃高い18℃を新しい吹出温度t0として設
定し次のステップ4に進む。ステップ2での判定の結果
所定風量を超えていればステップ5に進み、吹出温度設
定器25が吹出温度記憶器23に記憶している冷房時の
吹出温度t0=15℃を吹出温度t0として設定して次の
ステップ4に進む。
【0025】ステップ4では吹出温度比較器26が吹出
温度検出器4で検出した吹出温度t 1を入力し、次のス
テップ6で吹出温度検出器4で検出した吹出温度t1
吹出温度設定器25で設定した吹出温度t0と同じであ
るかどうかを判定し、同じであればステップ1に戻り、
同じでなければ次のステップ7で吹出温度t1が吹出温
度t0より高いかどうかを判定する。
【0026】ステップ7での判定の結果吹出温度t1
吹出温度t0より高ければ、次のステップ8で圧縮機能
力制御器27が圧縮機6の能力を増加させてステップ1
に戻る。またステップ7での判定の結果吹出温度t1
吹出温度t0より低ければ、次のステップ9で圧縮機能
力制御器27が圧縮機6の能力を減少させてステップ1
に戻る。
【0027】具体的に説明すると、冷房運転時一定吹出
温度t0を15℃被空調室10への最大風量を50m3/m
inとすると、風量検出器20が25m3/minを検出した
場合、一定吹出温度を18℃に変化させる。このとき、
被空調室10への所定風量(換気必要風量)が20m3
minとすると、一定吹出温度が15℃のままであると、
能力は最大能力の40%までしか減少させることができ
ず、前述した課題である被空調室10の冷房負荷が40
%以下になった場合、室内の冷えすぎが発生する。本実
施例のように吹出風量が最小風量以下になった場合、一
定吹出温度を18℃に変化させると、室内機1の吸込温
度が仮に26とすると、約29%まで制御することがで
きる。また暖房の場合も、冷房の場合と同様に、暖房の
能力制御範囲を、最小風量を確保しながら拡げることが
できる。
【0028】以上のように、一定吹出温度制御において
吹出風量が所定値以下になった場合、一定吹出設定温度
を冷房時所定値上げ、暖房時所定値下げることにより、
最低換気風量を確保しながら、能力制御範囲を拡げるこ
とができ、被空調室の空調負荷が減少した場合の室内の
冷えすぎ,暖まりすぎを防止することができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によると、一定吹出
温度制御を行う空気調和機において吹出風量が所定値以
下になった時、一定吹出設定温度を冷房時所定値上げ、
暖房時所定値下げることにより、被空調室の空調負荷が
低負荷時においても換気風量を確保しながら十分能力制
御を行うことができ、被空調室の冷えすぎや、暖房時の
暖まりすぎを防止でき、快適な室内環境を維持すること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における空気調和機の圧縮機
制御のブロック図
【図2】同実施例の冷房時の圧縮機制御のフローチャー
【図3】従来の空気調和機の概略構成図
【図4】従来の空気調和機の冷房時の動作フローチャー
【符号の説明】
4 吹出温度検出器 6 圧縮機 9 圧縮機制御装置 20 風量検出器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 内部に室内側熱交換器、回転数制御式の
    室内側送風機を有する室内機本体と、内部に能力可変式
    の圧縮機,室外側熱交換器,室外側送風機を有する室外
    機本体と、前記室内機本体の吹出空気温度を検出する吹
    出温度検出器と、前記室内側送風機の回転数を制御する
    室内側送風機制御器と、前記室内機本体から吹出風量を
    検出する風量検出器と、前記圧縮機の運転を制御する圧
    縮機制御装置を具備し、前記圧縮機制御装置は、前記吹
    出温度検出器にて検出した吹出空気温度があらかじめ設
    定された設定温度になるよう前記圧縮機の能力制御を行
    うとともに、前記風量検出器が、あらかじめ設定された
    所定風量以下の風量を検出した場合、前記吹出空気温度
    の設定温度を冷房運転時所定値上げ、暖房運転時所定値
    下げることを特徴とした空気調和機。
JP3162739A 1991-07-03 1991-07-03 空気調和機 Pending JPH0510565A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3162739A JPH0510565A (ja) 1991-07-03 1991-07-03 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

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JPH0510565A true JPH0510565A (ja) 1993-01-19

Family

ID=15760343

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JP3162739A Pending JPH0510565A (ja) 1991-07-03 1991-07-03 空気調和機

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JP (1) JPH0510565A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009250553A (ja) * 2008-04-08 2009-10-29 Daikin Ind Ltd 空調制御の仲介装置、空調制御システムおよび空調制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009250553A (ja) * 2008-04-08 2009-10-29 Daikin Ind Ltd 空調制御の仲介装置、空調制御システムおよび空調制御方法

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